JP2008025403A - エンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低油温時等、潤滑油の粘度が高い状態のときにオイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制し、エンジンの暖機促進を図ることができるコンパクトな潤滑油供給装置を提供することを課題とする。
【解決手段】潤滑油供給装置(1)は、エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリ(2)、オイルジェット(4)を備えている。各オイルジェット(4)は、メインギャラリ(2)から分岐点(2A)で分岐したオイルジェットギャラリ(5)と接続され、潤滑油が供給される。分岐点(2A)とオイルジェット(4)との間にはオイルコントロールバルブ(12)が配置されている。このオイルコントロールバルブ(12)は、吸気弁及び排気弁の開閉作動特性を切り替える機能を有する。このオイルコントロールバルブ(12)を減圧状態とすることによってオイルジェットギャラリ(5)内の油圧を低下させ、オイルジェット(4)からの潤滑油の噴射を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの潤滑油供給装置の改良に関する。
従来、熱負荷の高いエンジンにおけるピストンの加熱を回避するため、ピストンの裏側へ潤滑油を噴射するいわゆるオイルジェットを備えた潤滑油供給装置が採用されている。オイルジェットは、一般的にシリンダブロック内のクランクケース側にノズルが位置しており、このノズルからピストンの背面に潤滑油を噴射してピストンを冷却する。ノズルに通じるオイルギャラリには所定油圧で開弁するチェックバルブが備えつけられており、潤滑油の圧力がこのチェックバルブの開弁圧を越えるとノズルから潤滑油が噴射される。このような潤滑油供給装置により、エンジンの高負荷・高回転時等に効率よくピストンの冷却を行うことができる。
ところが、冷間時等、潤滑油の粘度が高い状態では、エンジンの回転数が低く、オイルジェットによるピストンの冷却は不要である状況においても潤滑油の油圧が上昇し、チェックバルブを開放しピストンに向けた潤滑油の噴射が行われてしまうことがある。これでは、暖機が完了していない状態でさらなる冷却が行われてしまうこととなり、燃料の不十分な霧化、HC(炭化水素)の排出等、エミッションの悪化、燃費の悪化等の問題が発生する。
このような不都合を解消することを目的とした種々の提案がされている。例えば、特許文献1には、潤滑部にオイルを供給するメインギャラリと、ピストンにオイルを噴出させるオイルジェットにオイルを供給するオイルジェットギャラリとにメインラインとオイルジェットラインを連通し、両ラインにオイルコントロールバルブを配設したエンジンのオイル供給装置が提案されている。このオイル供給装置では、低回転・高負荷運転領域では、前記オイルジェットを開放してメインラインを絞り、オイルジェットギャラリへの油量比を増加させる。また、高回転・低負荷運転領域では、オイルジェットギャラリとメインギャラリとに供給する油量比を等しくする構成となっている。
特開2005−105886号公報
特許文献1で開示されたエンジンのオイル供給装置では、オイルジェットギャラリ及びメインギャラリへ供給されるオイルはいずれもオイルコントロールバルブを通過する。このため、各ギャラリに供給されるオイルにポンプロスが生じることが考えられる。メインギャラリからは、エンジン内の潤滑部にオイルが供給されることとなるが、オイルコントロールバルブを通過させなければならないことからメインギャラリへのオイル供給が制限を受けることが懸念される。オイルコントロールバルブを大型化すればこのようなオイル供給に関する制限を緩和することが可能と考えられるが、オイルコントロールバルブの大型化は望ましくない。
そこで、本発明は、低油温時等、潤滑油の粘度が高い状態のときにオイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制し、エンジンの暖機促進を図ることができるコンパクトな潤滑油供給装置を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するための、本発明のエンジンンの潤滑油供給装置は、エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリと、油圧に応じて開閉する弁機構を備え、高油圧時に当該弁機構が開弁状態となってピストンへ向かう潤滑油の噴射を行うオイルジェットと、前記メインギャラリから分岐し、前記オイルジェットへ潤滑油を供給するオイルジェットギャラリと、当該オイルジェットギャラリ及び前記メインギャラリに潤滑油を供給するオイルポンプと、前記オイルジェットギャラリの分岐点と前記オイルジェットとの間に配置される潤滑油減圧手段と、を備えたことを特徴とする(請求項1)。
ここで、前記潤滑油減圧手段は、オイルジェットギャラリに供給される潤滑油の油圧をコントロールするものである。この潤滑油減圧手段が作動すると、前記弁機構が閉弁状態となりオイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制する。本発明の構成によれば、メインギャラリに供給される潤滑油は潤滑油減圧手段を通過することなくオイルポンプから直接供給される。この結果、潤滑油減圧手段がメインギャラリへ供給される潤滑油の油量、油圧等に与える影響は限られたものとなる。このため、潤滑油減圧手段の仕様決定に際し、メインギャラリへ供給される潤滑油への影響を考慮する必要性は低く、装置の大型化を回避することができる。
このようなエンジンの潤滑油供給装置では、前記潤滑油減圧手段は、制御手段と接続された電動バルブである構成とすることができる(請求項2)。電動バルブとしては、例えばソレノイドによって開度調整を行うことができるものを採用することができる。さらに、前記潤滑油減圧手段は、油圧によって吸気弁又は排気弁の開閉作動特性を切り替えるオイルコントロールバルブであって、オイル導入口、第一オイル排出口、第二オイル排出口、進角用オイル吐出口及び遅角用オイル吐出口が設けられたケースと、制御手段と接続され、前記ケース内で作動して前記各口の開閉を行う弁部を設けたスプールと、を備えた構成とすることができる(請求項3)。近年のエンジンには、吸気弁や排気弁の開閉時期等の開閉動作特性を適切なものに変更することができるいわゆる可変弁機構を備えたものがある。この可変弁機構には開閉動作特性の変更を潤滑油の油圧を用いて行う形式の物がある。本発明は、このような可変弁機構を構成するオイルコントロールバルブを前記潤滑油減圧手段として利用しようとするものである。このような構成とすることにより、新たなハード構成を追加することなく低油温時におけるオイルジェットからの潤滑油噴射を回避することができる。
なお、可変弁機構を構成するオイルコントロールバルブを前記潤滑油減圧手段として利用しようとする場合、このオイルコントロールバルブの設置位置は限定されない。すなわち、エンジンの潤滑油供給装置は、エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリと、油圧に応じて開閉する弁機構を備え、高油圧時に前記弁機構が開弁状態となってピストンへ向かう潤滑油の噴射を行うオイルジェットと、当該オイルジェットへ潤滑油を供給するオイルジェットギャラリと、当該オイルジェットギャラリ及び前記メインギャラリに潤滑油を供給するオイルポンプと、前記オイルジェットに供給される潤滑油の油圧を減圧する潤滑油減圧手段と、を備え、当該潤滑油減圧手段は、油圧によって吸気弁又は排気弁の開閉作動特性を切り替えるオイルコントロールバルブであって、オイル導入口、第一オイル排出口、第二オイル排出口、進角用オイル吐出口及び遅角用オイル吐出口が設けられたケースと、制御手段と接続され、前記ケース内で作動して前記各口の開閉を行う弁部を設けたスプールと、を備えた構成とすることができる(請求項4)。
本発明によれば、潤滑油減圧手段をオイルジェットギャラリのメインギャラリからの分岐点とオイルジェットとの間に配置したり、可変弁機構を構成するオイルコントロールバルブを潤滑油減圧手段として用いたりしたので、低温時等にオイルジェットからの潤滑油の噴射を抑制する装置をコンパクトに構成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明の潤滑油供給装置1の概略構成を示した説明図である。
潤滑油供給装置1は、エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリ2、ピストン3(図2参照)へ向かう潤滑油の噴射を行うオイルジェット4を備えている。オイルジェット4は気筒毎に備えている。各オイルジェット4は、メインギャラリ2から図中、2Aで示した分岐点で分岐したオイルジェットギャラリ5と接続され、このオイルジェットギャラリ5から潤滑油が供給される。図2は、オイルジェット4の構成を示した説明図である。オイルジェット4は、オイルジェットギャラリ5と潤滑油通路6を介して連通する弁室7、当該弁室7内に配置されたチェックボール8及びスプリング9からなる弁機構を備えている。弁室7からはノズル10が延びている。この弁機構は図2においてB部を拡大して示したように、オイルジェットギャラリ5内の潤滑油の油圧が低いときは、スプリング9の付勢されたチェックボール8によって潤滑油通路6を閉塞しノズル10からの潤滑油の噴射を停止させる。一方、オイルジェットギャラリ5内の潤滑油の油圧が高くなるとチェックボール8がスプリング9の付勢力に抗して押し下げられ、弁室7内に潤滑油が流入し、ノズル10から潤滑油を噴射させる。
メインギャラリ2の上流にはオイルポンプ11が配置されている。メインギャラリ2と、このメインギャラリ2から分岐したオイルジェットギャラリ5にはこのオイルポンプ11によって潤滑油が供給される。
潤滑油供給装置1は、オイルジェットギャラリ5の分岐点2Aとオイルジェット4との間に本発明の潤滑油減圧手段に相当するオイルコントロールバルブ12が配置されている。このオイルコントロールバルブ12は、電動バルブの一種であり、接続されたECU(Electronic control unit)13からの指令に基づいてソレノイド12aが駆動されて作動する。なお、ECU13は本発明における制御手段に相当する。ECU13は、図示しない水温センサやエアーフロメータから水温や吸入空気量のデータを取得する。
ここで、オイルコントロールバルブ12の具体的な構成について説明する。オイルコントロールバルブ12は、シリンダヘッド14内に配置された吸気弁及び排気弁の開閉作動特性を切り替える機能を有する。オイルコントロールバルブ12は、ケース12bと、このケース12b内で移動するスプール12cを備えている。ケース12bは、図1においてA部を拡大して断面として示したように、オイル導入口12b1、第一オイル排出口12b2、第二オイル排出口12b3、進角用オイル吐出口12b4及び遅角用オイル吐出口12b5が設けられている。オイル導入口12b1は、オイルジェットギャラリ5と接続されておりオイルジェットギャラリ5から潤滑油をケース12b内に導入する。第一オイル排出口12b2及び第二オイル排出口12b3は何らの配管とも接続されておらず、開放状態とされることによってケース12b内の潤滑油を図示しないオイルパン内に放出する。また、進角用オイル吐出口12b4は、吸気弁及び排気弁を進角側に調整するときにケース12b内の潤滑油を吐出する口であり、遅角用オイル吐出口12b5は、吸気弁及び排気弁を遅角側に調整するときにケース12b内の潤滑油を吐出する口である。
一方、スプール12cは3つの弁部、第一弁部12c1、第二弁部12c2、第三弁部12c3が設けられており、ソレノイド12aが駆動されることによって作動する。スプール12cがケース12b内で移動し、各弁部12c1〜12c3の位置が変わるとケース12bに設けられた各口12b1〜12b5の開閉を行って、ケース12bにおける種々の連通状態を創出する。
ここで、吸気弁及び排気弁を進角側に調整した場合、吸気弁及び排気弁を遅角側に調整した場合のオイルコントロールバルブ12の状態について説明する。図3(a)は、スプール12cを進角側に調整した状態を示している。第一弁部12c1と第二弁部12c2との間を通ってオイル導入口12b1から進角用オイル吐出口12b4へ抜ける経路と、第二弁部12c2と第三弁部12c3との間を通って遅角用オイル吐出口12b5から第二オイル排出口12b3へ抜ける経路が形成されている。このような状態になることによりオイルジェットギャラリ5から供給された潤滑油の油圧により吸気弁及び排気弁を進角側に調整する。その後の潤滑油は第二オイル排出口12b3からオイルパンへ排出される。
図3(b)は、スプール12cを遅角側に調整した状態を示している。第二弁部12c2と第三弁部12c3との間を通ってオイル導入口12b1から遅角用オイル吐出口12b5へ抜ける経路と、第一弁部12c1と第二弁部12c2との間を通って進角用オイル吐出口12b4から第一オイル排出口12b2へ抜ける経路が形成されている。このような状態になることによりオイルジェットギャラリ5から供給された潤滑油の油圧により吸気弁及び排気弁を遅角側に調整する。その後の潤滑油は第一オイル排出口12b2からオイルパンへ排出される。
なお、このようなスプール12cの動作はECU13からの指令により行われる。
以上説明したように、オイルコントロールバルブ12によって吸気弁及び排気弁の開閉作動特性が切り替えられる。本実施例では、このようなオイルコントロールバルブ12の状態を制御することによってオイルジェットギャラリ5内の油圧を減圧する。図4は、オイルジェットギャラリ5内の油圧を減圧させるオイルコントロールバルブ12の状態を示している。すなわち、オイル導入口12b1と進角用オイル吐出口12b4が連通し、この進角用オイル吐出口12b4と第一オイル排出口12b2とが連通した状態となっている。また、同時に、オイル導入口12b1と遅角用オイル吐出口12b5が連通し、この遅角用オイル吐出口12b5と第二オイル排出口12b3とが連通した状態となっている。スプール12cをこのような位置状態とすることによりオイルジェットギャラリ5からオイル導入口12b1を通じてケース12b内に導入された潤滑油は即座に第一オイル排出口12b4及び第二オイル排出口12b5から放出される。このため、ケース12b内、さらにはオイルジェットギャラリ5内の油圧は減圧される。この結果、オイルジェットギャラリ5内の油圧を、潤滑油がオイルジェット4から噴射される圧力を規定しているチェックボール8を押し下げる圧力以下とすることができ、オイルジェット4からの潤滑油の噴射を停止させることができる。
次に、オイルジェット4からの潤滑油の噴射を停止させるためのオイルコントロールバルブ12の制御について図5に示したフロー図を参照しつつ説明する。オイルジェット4からの潤滑油の噴射を停止させたいのは、エンジン始動後の低油温時である。このため、ECU13は、ステップS01で水温が基準値Twよりも低いか否かを判断する。ステップS01でYesと判断されたときはステップS02へ進み積算吸入空気量が基準値Qaよりも少ないか否かを判断する。ステップS02でYesと判断されたときは、暖機が完了しておらず、ピストン3は冷却すべきではないから、オイルジェット4からの潤滑油の噴射を停止すべきである。このため、ECU13は、ステップS03へ進み、ソレノイド12aへ指令を出してオイルコントロールバルブ12を図4に示したような減圧状態に調整する。なお、ステップS01、ステップS02でNoと判断されたときは、減圧制御は行わない。従って、オイルコントロールバルブ12は、エンジンの運転状態に応じて吸気弁及び排気弁の開閉作動特性を切り替えるために制御される。また、オイルジェット4は、オイルジェットギャラリ5内の油圧に応じて動作するチェックボール8の動きに伴って潤滑油の噴射が制御される。
以上説明したようにオイルコントロールバルブ12が動作することによって、低油温状態のときにはオイルジェット4からの潤滑油の噴射が停止されるので、エンジンの暖機を妨げることがない。この結果、燃料の不十分な霧化、HCの排出等、エミッションの悪化、燃費の悪化等の問題を回避することができる。また、潤滑油減圧手段として、可変弁機構を構成するオイルコントロールバルブ12を利用しているので、潤滑油減圧手段として新たな構成を追加していないことから潤滑油供給装置1はコンパクトに構成されている。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
潤滑油供給装置の概略構成を示した説明図である。 オイルジェットの構成を示した説明図である。 オイルコントロールバルブの説明図であり、(a)はスプールを進角側に調整した状態を示した図、(b)はスプールを遅角側に調整した状態を示した図である。 オイルコントロールバルブの説明図であり、減圧状態を示した図である。 オイルコントロールバルブの制御について示したフロー図である。
符号の説明
1 潤滑油供給装置
2 メインギャラリ
3 ピストン
4 オイルジェット
5 オイルジェットギャラリ
6 潤滑油通路
7 弁室
8 チェックボール
9 スプリング
10 ノズル
11 オイルポンプ
12 オイルコントロールバルブ
12a ソレノイド
12b ケース
12b1 オイル導入口
12b2 第一オイル排出口
12b3 第二オイル排出口
12b4 進角用オイル吐出口
12b5 遅角用オイル吐出
12c スプール
12c1 第一弁部
12c2 第二弁部
12c3 第三弁部
13 ECU
14 シリンダヘッド

Claims (4)

  1. エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリと、
    油圧に応じて開閉する弁機構を備え、高油圧時に当該弁機構が開弁状態となってピストンへ向かう潤滑油の噴射を行うオイルジェットと、
    前記メインギャラリから分岐し、前記オイルジェットへ潤滑油を供給するオイルジェットギャラリと、
    当該オイルジェットギャラリ及び前記メインギャラリに潤滑油を供給するオイルポンプと、
    前記オイルジェットギャラリの分岐点と前記オイルジェットとの間に配置される潤滑油減圧手段と、
    を備えたことを特徴とするエンジンの潤滑油供給装置。
  2. 請求項1記載のエンジンの潤滑油供給装置において、
    前記潤滑油減圧手段は、制御手段と接続された電動バルブであることを特徴としたエンジンの潤滑油供給装置。
  3. 請求項1記載のエンジンの潤滑油供給装置において、
    前記潤滑油減圧手段は、油圧によって吸気弁又は排気弁の開閉作動特性を切り替えるオイルコントロールバルブであって、
    オイル導入口、第一オイル排出口、第二オイル排出口、進角用オイル吐出口及び遅角用オイル吐出口が設けられたケースと、
    制御手段と接続され、前記ケース内で作動して前記各口の開閉を行う弁部を設けたスプールと、
    を備えたことを特徴とするエンジンの潤滑油供給装置。
  4. エンジン潤滑各部へ潤滑油を供給するメインギャラリと、
    油圧に応じて開閉する弁機構を備え、高油圧時に前記弁機構が開弁状態となってピストンへ向かう潤滑油の噴射を行うオイルジェットと、
    当該オイルジェットへ潤滑油を供給するオイルジェットギャラリと、
    当該オイルジェットギャラリ及び前記メインギャラリに潤滑油を供給するオイルポンプと、
    前記オイルジェットに供給される潤滑油の油圧を減圧する潤滑油減圧手段と、
    を備え、
    当該潤滑油減圧手段は、油圧によって吸気弁又は排気弁の開閉作動特性を切り替えるオイルコントロールバルブであって、
    オイル導入口、第一オイル排出口、第二オイル排出口、進角用オイル吐出口及び遅角用オイル吐出口が設けられたケースと、
    制御手段と接続され、前記ケース内で作動して前記各口の開閉を行う弁部を設けたスプールと、
    を備えたことを特徴とするエンジンの潤滑油供給装置。
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