JP2010216266A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃費悪化の抑制、PM粒子数増加の抑制を図ること。
【解決手段】本発明は、内燃機関10の気筒12内を往復動するピストン20へ向かって潤滑油を噴射するオイルジェット46と、気筒12内に燃料を噴射する燃料噴射弁38から噴射された燃料の、内燃機関10始動からの総噴射量を算出する噴射量算出手段72と、潤滑油の油温を計測する油温計測手段としての油温センサ60と、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域Aを決定する作動油温領域決定手段74と、油温センサ60によって計測された油温が、噴射量算出手段72で算出された総噴射量における作動油温領域Aに属するか否かを判定し、当該判定の結果に応じてオイルジェット46の動作を制御するオイルジェット制御手段76と、を有する内燃機関の制御装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
昨今の内燃機関にはピストンの加熱を抑制するため、ピストンの裏側へ潤滑油を噴射するオイルジェットを備えるものがある。オイルジェットの制御については種々の提案がなされている。例えば、エンジンが低回転・低負荷の場合であっても油温が高温の場合には、オイルジェットから潤滑油を噴射するよう制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。また、例えば、エンジンが高回転・高負荷の場合に、オイルジェットから潤滑油を噴射するよう制御する方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
ピストンとシリンダブロックとの間には潤滑油による油膜が形成される。しかしながら、燃焼室内の混合気の一部が、ピストンとシリンダブロックとの間隙からクランクケース側に吹き抜け、この混合気に含まれる燃料が潤滑油に混入する場合がある。例えば、筒内噴射型内燃機関の場合は、潤滑油への燃料の混入が生じ易い。
燃料が潤滑油に混入すると、潤滑油は希釈され、潤滑油の基本性能が著しく低下してしまう。このため、潤滑油の希釈率を把握する方法が提案されており、例えば、内燃機関始動後からの経過時間と燃料噴射量の積算とに基づいて、潤滑油の希釈の度合いを推定する方法が提案されている(例えば、特許文献3)
特開2007−107485号公報 特開2008−38757号公報 特開2006−183539号公報
潤滑油に混入した燃料が気化したブローバイガスは、多量のHC(炭化水素)を含んでいるため、大気に放出させずに、吸気管に導き、新たな混合気と共に再燃焼させる方法が用いられている。混合気を燃焼させるには、空気と燃料との比率(空燃比)が所定の範囲内であることが求められる。したがって、混合気の空燃比を所定範囲内にするため、吸気管に戻ったブローバイガス量を考慮したフィードバック制御が行われる。
ここで、内燃機関の暖機が完了し、潤滑油の油温が高温である場合は、潤滑油に燃料が混入したとしても、すぐに蒸発して吸気管に導かれるため、吸気管に戻るブローバイガス量が急増することはない。しかしながら、内燃機関の冷間時のような潤滑油の油温が低温の場合は、潤滑油に燃料が混入すると、すぐには蒸発がされないため、潤滑油の希釈が進む。潤滑油の希釈率が高くなった後、潤滑油の油温が上昇すると、吸気管には多量のブローバイガスがまとまって流入してしまう。吸気管に多量のブローバイガスがまとまって流入すると、ブローバイガス量を考慮したフィードバック制御の許容範囲を超えてしまうという課題が生じる。
そこで、潤滑油の希釈率が高くならないようにするため、潤滑油の油温に基づき、オイルジェットからの潤滑油の噴射を制御する方法が考えられる。オイルジェットから潤滑油を噴射することで、潤滑油はピストンの熱により油温が上昇し、潤滑油に混入した燃料の蒸発が始まる。これにより、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制できる。
しかしながら、潤滑油の油温と潤滑油の希釈率とは一対一で定まるものではない。図1を用いて、具体的に説明する。図1は、内燃機関の冷間始動時に関するものであり、図1の上側グラフと下側グラフとの横軸は共に、内燃機関始動からの燃料の総噴射量である。上側グラフの縦軸は、潤滑油の希釈率であり、下側グラフの縦軸は、潤滑油の油温である。図1に示すように、内燃機関始動時の潤滑油の油温や始動後の走り方等により制御切換油温に到達するまでに噴射される燃料の量が異なる。制御切換油温に到達するまでに多量の燃料が噴射されている場合は、潤滑油の希釈率が高くなっている。このような状態で、潤滑油の油温が制御切換油温に到達すれば、多量のブローバイガスが吸気管にまとまって流れ込むことになり、フィードバック制御の許容範囲を超えてしまう。
そこで、潤滑油の油温が上昇し易いような制御を行えば、潤滑油に混入した燃料の蒸発が早く始まり、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制できる。例えば、オイルジェットからの潤滑油の噴射を内燃機関始動時から行うことで、潤滑油の油温はピストンの熱によって早く上昇する。しかしながら、内燃機関の冷間時にオイルジェットから潤滑油の噴射を行うと、ピストン等が冷やされるため、暖機完了までの時間が長くなり、燃費の悪化やPM粒子数の増加等を招くという課題が生じる。しかしながら、特許文献1から3には、潤滑油の希釈率が高くなることの抑制と、燃費の悪化やPM粒子数の増加の抑制と、を両立させることができる技術は開示されていない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃費悪化の抑制、PM粒子数増加の抑制を図ることを目的とする。
上記目的は、内燃機関の気筒内を往復動するピストンへ向かって潤滑油を噴射するオイルジェットと、前記気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁から噴射された燃料の、前記内燃機関始動からの総噴射量を算出する噴射量算出手段と、前記潤滑油の油温を計測する油温計測手段と、前記内燃機関始動からの燃料の総噴射量に応じた前記オイルジェットの作動油温領域を決定する作動油温領域決定手段と、前記油温計測手段によって計測された油温が、前記噴射量算出手段で算出された総噴射量における前記作動油温領域に属するか否かを判定し、当該判定の結果に応じて前記オイルジェットの動作を制御するオイルジェット制御手段と、を有することを特徴とする内燃機関の制御装置によって達成することができる。
これによれば、潤滑油の油温が作動油温領域に属する場合に、オイルジェットから潤滑油を噴射させることで、潤滑油の油温を上昇させて潤滑油の希釈率が高くなることが抑制できる。また、潤滑油の油温が作動油温領域に属さない場合に、オイルジェットからの潤滑油の噴射を中止することで、過剰な潤滑油の希釈率低減を行わず、燃費の悪化やPM粒子数増加の抑制ができる。このように、潤滑油の油温が作動油温領域に属するか否かにより、オイルジェットの動作の制御を行うことで、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃費悪化の抑制、PM粒子数増加の抑制を図ることができる。
上記構成において、前記オイルジェット制御手段は、前記油温計測手段によって計測された油温が、前記作動油温領域に属すると判定した場合に、減筒運転手段により減筒運転に切り換えた休止気筒にのみ前記オイルジェットから潤滑油を噴射させる構成とすることができる。この構成によれば、休止気筒は、圧縮工程によりピストン等の温度は上昇しているが、燃焼行程は行われていない。このため、休止気筒にのみ潤滑油を噴射することで、潤滑油の油温の上昇により潤滑油の希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃焼の悪化に伴う燃費の悪化やPM粒子数の増加を抑制できる。
上記構成において、前記潤滑油の油温が燃料の蒸発温度に達する前に、前記内燃機関が停止した場合、前記内燃機関の始動から停止までの燃料の総噴射量を記憶する記憶手段を更に有し、前記噴射量算出手段は、前記内燃機関の再始動からの燃料の総噴射量に、前記記憶手段に記憶された総噴射量を加算した噴射量を、前記内燃機関始動からの燃料の総噴射量として算出する構成とすることができる。この構成によれば、内燃機関が、潤滑油の油温が燃料の蒸発温度に達する前に停止し、その後再始動したような、潤滑油の希釈率がある程度高い状態で内燃機関が再始動した場合でも、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制できる。
本発明によれば、潤滑油の油温が作動油温領域に属するか否かにより、オイルジェットの動作の制御を行うことで、潤滑油の希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃費悪化の抑制、PM粒子数増加の抑制を図ることができる。
図1は潤滑油の油温と潤滑油の希釈率との関係を説明する図である。 図2は実施例1に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置の全体構成を示す模式図である。 図3は実施例1に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、オイルジェットの制御方法を説明するフローチャートである。 図4は実施例1に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、作動油温領域の決定方法を説明する図である。 図5は実施例2に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、オイルジェットの制御方法を説明するフローチャートである。 図6は潤滑油の油温が燃料蒸発温度に達する前に、内燃機関が停止した場合の課題を説明する図である。 図7は実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置の全体構成を示す模式図である。 図8は実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、内燃機関の始動から停止までの燃料の総噴射量の記憶方法を説明するフローチャートである。 図9は実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、オイルジェットの制御方法を説明するフローチャートである。 図10は実施例4に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置における、作動油温領域の決定方法を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置について説明する。なお、実施例では、筒内噴射型内燃機関の場合を例に示しているが、これに限られず、例えば、ポート噴射型の内燃機関の場合にも、本発明を適用することができる。また、ガソリンエンジンの場合でもディーゼルエンジンの場合でも、本発明を適用することができる。
図2は、実施例1に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置100の全体構成を示す模式図である。図2に示すように、筒内噴射型内燃機関の制御装置100は、内燃機関10と、油温計測手段としての油温センサ60と、ECU70と、を備える。内燃機関10は、複数の気筒12(図2では1つのみ図示)を有するシリンダブロック14と、シリンダブロック14上に配置されたシリンダヘッド16と、シリンダブロック14下に配置されたオイルパン18と、気筒12内を往復動するピストン20と、を備えている。気筒12内のピストン20の頂面とシリンダヘッド16の下面とで区画された領域には、燃焼室22が形成されている。
燃焼室22には、吸気弁24によって開閉される吸気ポート26と排気弁28によって開閉される排気ポート30とが形成されている。吸気ポート26には、吸気管32が接続され、吸気管32には、ブローバイガス通路34が接続されている。吸気管32の上流には、スロットルバルブが設けられている。スロットルバルブは、吸気管32を通って燃焼室22に供給される空気量を調整する。つまり、燃焼室22には、スロットルバルブを介して取り込まれた空気とブローバイガス通路34から流れ込んだブローバイガスとが流入する。燃焼室22から排出される排気は、排気管36を通って内燃機関10の外部へ排出される。
燃焼室22の吸気ポート26側の側部には、燃焼室22内に燃料(例えば、ガソリン)を直接噴射する燃料噴射弁38が配置されている。燃料噴射弁38から噴射された燃料は噴霧状となる。燃焼室22の上部略中心には、燃焼室22内の燃料混合気に点火するための点火プラグ40が配置されている。
ピストン20は、コネクティングロッド42を介してクランクシャフトに連結されている。内燃機関10には、ピストン20の裏側(燃焼室22の反対側)に向けて潤滑油(以下、オイルと称する)を噴射するためのオイルジェット46が設けられている。オイルジェット46はECU70の指示により、オイルポンプ48によりオイルパン18から吸い上げられたオイルを噴射する。
油温センサ60は、オイルパン18に滞留するオイルの油温を計測する。油温センサ60で計測された油温はECU70に入力される。
ECU70は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成され、燃料噴射弁38や点火プラグ40等の制御を行う周知の電子制御ユニット(Electronic Control Unit)である。また、ECU70は、噴射量算出手段72、作動油温領域決定手段74、オイルジェット制御手段76を備える。
噴射量算出手段72は、燃料噴射弁38より噴射された燃料の、内燃機関10始動からの総噴射量を算出する。具体的には、噴射量算出手段72は、ECU70から燃料噴射弁38への燃料噴射量の指示に基づき、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量を算出する。
作動油温領域決定手段74は、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域を決定する。具体的な決定方法については後述する。
オイルジェット制御手段76は、油温センサ60で計測された油温が、噴射量算出手段72で算出された総噴射量で作動油温領域に属するか否かを判定し、この判定結果に応じて、オイルジェット46の動作を制御する。具体的な制御方法については後述する。
図3は、冷間始動後のECU70によるオイルジェット46の制御を示すフローチャートである。図3に示すように、ECU70は、内燃機関10始動から現在までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量m0を算出する(ステップS10)。また、ECU70は、現在のオイルの油温t0を、油温センサ60から取得する(ステップS11)。
次に、ECU70は、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を基準にして、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域と非作動油温領域とを決定する(ステップS12)。図4を用いて、作動油温領域と非作動油温領域との決定について説明する。図4は内燃機関10の冷間始動時に関するものであり、図4の上側のグラフと下側のグラフの横軸は共に、内燃機関10始動からの燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量mである。上側のグラフの縦軸は、オイルの希釈率であり、下側のグラフの縦軸は、オイルの油温tである。図4に示すように、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)は、例えば、一次関数である。
所定関数t=oil(m)の下側領域は、オイルの油温tが低いか、若しくは、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mが多く、オイル希釈率が高くなる恐れが大きい領域である。つまり、早急にオイルの油温を上昇させたい領域である。このことから、ECU70は、所定関数t=oil(m)の下側領域を、オイルジェット46の作動油温領域Aと決定する。所定関数t=oil(m)の上側領域は、オイルの油温tが既に高いか、若しくは、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mがまだ少なく、オイル希釈率が高くなる恐れが小さい領域である。つまり、オイルの油温を早急に上昇させなくても大丈夫な領域である。したがって、ECU70は、所定関数t=oil(m)の上側領域を、オイルジェット46の非作動油温領域Bと決定する。
図3に戻り、ステップS12でオイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを決定した後、ECU70は、オイルの油温t0が、燃料の総噴射量m0での作動油温領域Aに属するか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13で作動油温領域Aに属すると判定された場合(Yesの場合)、ECU70は、オイルジェット46からのオイルの噴射を行う(ステップS14)。ステップS13で非作動油温領域Bに属していて、作動油温領域Aに属していないと判定された場合(Noの場合)、ECU70は、オイルジェット46からのオイルの噴射を中止する(ステップS15)。
以上説明したように、実施例1によれば、図4に示すように、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを決定する。そして、油温センサ60で計測されたオイルの油温t0が、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量m0における作動油温領域Aに属するか非作動油温領域Bに属するかを判定し、その判定結果に応じて、オイルジェット46の動作の制御を行う。
即ち、オイルの油温t0が作動油温領域Aに属する場合は、作動油温領域Aはオイル希釈率が高くなる恐れが大きい領域であるため、オイルジェット46からオイルを噴射させる。これにより、オイルは熱を有するピストン20等に触れることになり、オイルの油温の上昇が促進される。したがって、オイルに混入した燃料の気化が促進され、オイルの希釈率が高くなることを抑制できる。
これにより、多量のブローバイガスがブローバイガス通路34を介して吸気管32にまとまって流れ込むことを抑制でき、フィードバック制御の許容範囲を超えてしまうことを抑制できる。
また、オイルの油温t0が非作動油温領域Bに属する場合は、非作動油温領域Bはオイル希釈率が高くなる恐れの小さい領域であるため、オイルジェット46からのオイルの噴射を中止させる。これにより、オイルの油温の上昇は促進されないが、ピストン20等が冷却されなくなるため、内燃機関10の暖機を促進させることができる。したがって、燃費の悪化やPM粒子数の増加を抑制できる。
このように、実施例1によれば、オイル希釈率が高くなる恐れが大きい作動油温領域Aでは、オイルの油温上昇を優先した制御を行ってオイル希釈率が高くなることを抑制し、オイル希釈率が高くなる恐れが小さい非作動油温領域Bでは、過剰なオイル希釈率の低減を図らずに燃費の悪化抑制やPM粒子数の増加の抑制を優先した制御を行う。これにより、オイルの希釈率が高くなることを抑制しつつ、燃費の悪化の抑制、PM粒子数の増加の抑制を図ることができる。
実施例1において、作動油温領域Aと非作動油温領域Bとは、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を基準にして決定する場合を例に示した。しかしながら、これに限られるわけではなく、オイル希釈率が高くなる恐れが大きい領域と高くなる恐れが小さい領域とを画定する方法であれば、その他の方法を用いて、作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを決定してもよい。
実施例2は、可変気筒運転の可能な筒内噴射型内燃機関の場合の例である。実施例2に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置の全体構成は、ECU70に減筒運転手段を有している点以外は、実施例1と同じであり、図2に示しているので、ここでは説明を省略する。
図5は、冷間始動後のECU70によるオイルジェット46の制御を示すフローチャートである。図5に示すように、ECU70は、内燃機関10始動から現在までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量m0を算出する(ステップS20)。また、ECU70は、現在のオイルの油温t0を、油温センサ60から取得する(ステップS21)。
次に、ECU70は、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を基準にして、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを決定する(ステップS22)。作動油温領域Aと非作動油温領域Bとの決定方法は、実施例1と同じ方法を用いることができ、図4に示しているので、ここでは、説明を省略する。
次に、ECU70は、オイルの油温t0が、燃料の総噴射量m0での作動油温領域Aに属するか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23で作動油温領域Aに属すると判定された場合(Yesの場合)、ECU70は、減筒運転手段により減筒運転に切り換え(ステップS24)、運転が休止された休止気筒にのみオイルジェット46からオイルの噴射を行う(ステップS25)。ステップS23で非作動油温領域Bに属していて、作動油温領域Aに属していないと判定された場合(Noの場合)、ECU70は、全気筒運転を続行させたまま(ステップS26)、オイルジェット46からのオイルの噴射を中止する(ステップS27)。
このように、実施例2によれば、オイルの油温t0がオイルジェット46の作動油温領域Aに属する場合に、減筒運転手段により減筒運転に切り換え、運転が休止された休止気筒にのみオイルジェット46からオイルの噴射を行う。
休止気筒は燃焼を伴っていないが、圧縮工程により温度は上昇している。したがって、オイルジェット46から休止気筒にのみオイルを噴射させた場合でも、オイルの油温の上昇を促進させることができ、オイル希釈率が高くなることを抑制できる。
また、燃焼を伴う運転をしている気筒に、オイルジェット46からオイルを噴射すると、ピストン20や燃焼室22等が冷却されることで、燃焼の悪化を引き起こし、燃費の悪化等を招く場合がある。しかしながら、実施例2のように、燃焼を伴っていない休止気筒にのみオイルジェット46からオイルを噴射することで、燃焼の悪化やPM粒子数の増加を引き起こすことも抑制できる。
図6は、図4で説明した方法により、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を基準にして、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを示した図である。
ここで、図6を用い、オイルの油温が燃料の蒸発温度に達する前に、内燃機関10が停止し、その後、内燃機関10が再始動した場合について説明する。
図6に示すように、オイルの油温が燃料蒸発温度に達する前に、内燃機関10が停止した場合、内燃機関10の停止時aまでに、燃料噴射弁38から総噴射量m1の燃料が噴射される。オイルの油温が燃料の蒸発温度に達していないため、オイルに混入した燃料が蒸発することはなく、内燃機関10の停止時aのオイルの希釈率は上昇する。
その後、内燃機関10が再始動した場合、再始動時bのオイルの希釈率は上昇した状態のままである。つまり、内燃機関10の再始動は、オイルの希釈率がある程度高い状態から開始することになる。したがって、内燃機関10再始動からの燃料の総噴射量により、実施例1及び2で説明したオイルジェット46の制御を行った場合、オイルの希釈率が高くなってしまう場合があり得る。そこで、実施例3では、オイルの油温が燃料の蒸発温度に達する前に内燃機関10が停止し、その後、内燃機関10を再始動させた場合でも、オイルの希釈率が高くなることの抑制が可能な例を説明する。
図7は、実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置300の全体構成を示す図である。図7に示すように、実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置300が備えるECU70は、噴射量算出手段72、作動油温領域決定手段74、オイルジェット制御手段76に加えて、記憶手段78と油温比較手段80とを備えている。
記憶手段78は、オイルの油温が燃料蒸発温度に達する前に内燃機関10が停止した場合に、内燃機関10の始動から停止までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量を記憶する。また、記憶手段78は、オイルの油温が燃料蒸発温度に達した後に内燃機関10が停止した場合、燃料の総噴射量は0と記憶する。
油温比較手段80は、内燃機関10停止時のオイルの油温が、燃料蒸発温度より低いか判定する。実施例3に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置300のその他の構成は、実施例1に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置100と同じであり、図2に示しているので、説明を省略する。
図8は、ECU70による内燃機関10の始動から停止までの燃料の総噴射量の記憶制御を説明するフローチャートであり、図9は、内燃機関10の再始動後のECU70によるオイルジェット46の制御を示すフローチャートである。
図8に示すように、内燃機関10が停止すると(ステップS30)、ECU70は、油温センサ60から取得した内燃機関10停止時のオイルの油温t0が、燃料蒸発温度teより低いか判定する(ステップS31)。ステップ31でオイルの油温t0が燃料蒸発温度teより低いと判定された場合(Yesの場合)、ECU70は、内燃機関10の始動から停止までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量m1を記憶する(ステップS32)。
ステップS31でオイルの油温t0が燃料蒸発温度teより高いと判定された場合(Noの場合)、ECU70は、燃料の総噴射量を0として記憶する(ステップS33)。
図9を参照に、内燃機関10が再始動した後、ECU70は、内燃機関10再始動から現在までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量m2に、ECU70に記憶された総噴射量を加算した噴射量を、内燃機関10始動から現在までの燃料の総噴射量m3として算出する(ステップS40)。つまり、内燃機関10の再始動前、オイルの油温が燃料蒸発温度に達する前に内燃機関10が停止されていた場合は、ECU70は、m2+m1=m3として、内燃機関10始動から現在までの燃料の総噴射量m3を算出する。また、内燃機関10の再始動前、オイルの油温が燃料蒸発温度に達した後に内燃機関10が停止されていた場合は、ECU70は、m2+0=m3として、内燃機関10始動から現在までの燃料の総噴射量m3を算出する。
次に、ECU70は、現在のオイルの油温t0を、油温センサ60から取得する(ステップS41)。
次に、ECU70は、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を基準にして、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量に応じたオイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを決定する(ステップS42)。作動油温領域Aと非作動油温領域Bとの決定方法は、実施例1と同じ方法を用いることができ、図4に示しているので、ここでは、説明を省略する。
次に、ECU70は、オイルの油温t0が、燃料の総噴射量m3での作動油温領域Aに属するか否かを判定する(ステップS43)。ステップS43で作動油温領域Aに属すると判定された場合(Yesの場合)、ECU70は、オイルジェット46からのオイルの噴射を行う(ステップS44)。ステップS43で非作動油温領域Bに属していて、作動油温領域Aに属していないと判定された場合(Noの場合)、ECU70は、オイルジェット46からのオイルの噴射を中止する(ステップS45)。
以上説明したように、実施例3によれば、オイルの油温が燃料の蒸発温度に達する前に、内燃機関10が停止した場合、内燃機関10始動から停止までに燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量を記憶する。その後、内燃機関10が再始動した場合、再始動から現在までの燃料の総噴射量m2に、記憶していた燃料の総噴射量を加算した噴射量を、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量m3として算出する。そして、油温センサ60で計測されたオイルの油温t0が、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量m3での作動油温領域Aに属するか非作動油温領域Bに属するかを判定し、その判定結果に応じて、オイルジェット46の動作の制御を行う。
これによれば、オイルの油温が燃料蒸発温度に達する前に、内燃機関10が停止し、オイルの希釈率がある程度上昇した状態で、内燃機関10が再始動した場合でも、オイルの希釈率が高くなることを抑制できる。
実施例4は、例えば、FFV(フレキシブル・フューエル・ビークル)対応のような、エタノール混合燃料を用いる場合の例である。実施例4に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置の全体構成は、実施例1と同じであり、図2に示しているので、ここでは説明を省略する。
一般的に、エタノールはガソリンよりも蒸発温度が高い特性を有する。このため、オイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとの画定基準を、エタノール混合燃料とガソリン燃料とで同じに行うと、エタノール混合燃料では、燃料の蒸発がされずに、オイルの希釈率が高くなってしまう場合が考えられる。そこで、実施例4では、エタノール混合燃料を用いる場合でも、オイルの希釈率が高くなることの抑制が可能な例を説明する。
図10は、実施例4に係る筒内噴射型内燃機関の制御装置の場合の、オイルジェット46の作動油温領域Aと非作動油温領域Bとを説明する図である。図10は内燃機関10の冷間始動時に関するものであり、図10の上側のグラフと下側のグラフの横軸は共に、内燃機関10始動からの燃料噴射弁38から噴射された燃料の総噴射量mである。上側のグラフの縦軸は、オイルの希釈率であり、下側のグラフの縦軸は、オイルの油温tである。
図10に示すように、エタノールはガソリンに比べて蒸発温度が高いため、エタノール混合燃料とガソリン燃料とで同じ基準でオイルジェット46の制御を行うと、エタノール混合燃料の方がガソリンに比べてオイルの希釈率が高くなる。そこで、エタノール混合燃料の場合は、エタノール混合燃料に含まれるエタノール濃度に応じて、内燃機関10始動からの燃料の総噴射量mとオイルの油温tとの相関関係を示す所定関数t=oil(m)を変化させる。つまり、エタノール濃度に応じて、オイルジェット46の作動油温領域Aを変化させて、ガソリンの場合に比べて、オイルの油温上昇制御をより早く行うようにする。
このように、実施例4によれば、エタノール混合燃料に含まれるエタノールの濃度に応じて作動油温領域Aを変化させて、オイルの油温上昇制御をより早く行うことで、蒸発温度の高いエタノールを含むエタノール混合燃料を用いた場合でも、オイルの希釈率が高くなることを抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 内燃機関
12 気筒
14 シリンダブロック
16 シリンダヘッド
18 オイルパン
20 ピストン
22 燃焼室
24 吸気弁
26 吸気ポート
28 排気弁
30 排気ポート
32 吸気管
34 ブローバイガス通路
36 排気管
38 燃料噴射弁
40 点火プラグ
42 コネクティングロッド
46 オイルジェット
48 オイルポンプ
60 油温センサ
70 ECU
72 噴射量算出手段
74 作動油温領域決定手段
76 オイルジェット制御手段
78 記憶手段
80 油温比較手段
100、300 筒内噴射型内燃機関の制御装置

Claims (3)

  1. 内燃機関の気筒内を往復動するピストンへ向かって潤滑油を噴射するオイルジェットと、
    前記気筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁から噴射された燃料の、前記内燃機関始動からの総噴射量を算出する噴射量算出手段と、
    前記潤滑油の油温を計測する油温計測手段と、
    前記内燃機関始動からの燃料の総噴射量に応じた前記オイルジェットの作動油温領域を決定する作動油温領域決定手段と、
    前記油温計測手段によって計測された油温が、前記噴射量算出手段で算出された総噴射量における前記作動油温領域に属するか否かを判定し、当該判定の結果に応じて前記オイルジェットの動作を制御するオイルジェット制御手段と、を有することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記オイルジェット制御手段は、前記油温計測手段によって計測された油温が、前記作動油温領域に属すると判定した場合に、減筒運転手段により減筒運転に切り換えられた休止気筒にのみ前記オイルジェットから潤滑油を噴射させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記潤滑油の油温が燃料の蒸発温度に達する前に、前記内燃機関が停止した場合、前記内燃機関の始動から停止までに前記燃料噴射弁から噴射された燃料の総噴射量を記憶する記憶手段を更に有し、
    前記噴射量算出手段は、前記内燃機関の再始動からの燃料の総噴射量に、前記記憶手段に記憶された総噴射量を加算した噴射量を、前記内燃機関始動からの燃料の総噴射量として算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
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