JP2008025396A - エアクリーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースの側方から導入されたエアを効率よく浄化することが可能で、かつ吸気脈動による騒音を効果的に低減することのできるエアクリーナを提供する。
【解決手段】フィルタエレメント26の上流側に略矩形状の空間からなるダスティ室16を形成するケース12の内部に、その導入口部20の設置部から略連続して延びる導入樋部42と、この導入樋部42を通じて導入されたエアをその導入方向と直交しかつ上記フィルタエレメント26と平行な方向に分散させつつフィルタエレメント26側に誘導する誘導樋部44とを有したエア流動案内部材40を設け、このエア流動案内部材40を、その外周縁部と上記ケース12の内壁とを離間させた状態で設置する。
【選択図】図4
【解決手段】フィルタエレメント26の上流側に略矩形状の空間からなるダスティ室16を形成するケース12の内部に、その導入口部20の設置部から略連続して延びる導入樋部42と、この導入樋部42を通じて導入されたエアをその導入方向と直交しかつ上記フィルタエレメント26と平行な方向に分散させつつフィルタエレメント26側に誘導する誘導樋部44とを有したエア流動案内部材40を設け、このエア流動案内部材40を、その外周縁部と上記ケース12の内壁とを離間させた状態で設置する。
【選択図】図4
Description
本発明は、外部から自動車のエンジン等に供給されるエアをフィルタエレメントにより濾過して浄化するエアクリーナに関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、外部からのエアが取り込まれる第1エア室を形成するエア導入ケース部材と、上記第1エア室と対向する第2エア室を形成するとともに、その内部に導入されたエアをエンジンの吸気側に導出するエア導出ケース部材と、上記エア導入ケース部材とエア導出ケース部材との間に設置され、これら両部材間を流通するエアを濾過するフィルタエレメント(エレメント)とを備えたエアクリーナにおいて、上記フィルタエレメントの設置部から上流側に向かって延び、上記第1エア室を複数個に区画するガイド壁部を設けることにより、この第1エア室に導入されたエアを複数に分流することが行われている。この特許文献1記載のエアクリーナによれば、第1エア室内で分流されたエアをフィルタエレメントに対し略均一に吹き付けることができるため、エアの浄化効率を向上させることができる。
実開平6−49757号公報
ところで、エンジンの吸気系には、その吸気マニホールドから上流側に伝達される吸気脈動による振動エネルギーが発生する。この振動エネルギーは、エアクリーナを通過してその上流のフレッシュエアダクトの先端部(吸気取込口)から放出されることによって騒音を発生させるが、この騒音は、上記振動エネルギーがエアクリーナを通過する際にその内部の空間中で拡散して減衰することによりある程度低減される。したがって、このような騒音をより低減させる点からは、エアクリーナの内部空間をできるだけ広く確保することが好ましい。ところが、上記特許文献1記載のエアクリーナでは、そのケースの壁面形状がエアの流通経路に沿って部分的に絞られているため、エアクリーナの内部空間がその分だけ狭くなり、充分な騒音低減効果を得ることができないという問題があった。
一方、最近の自動車では、より冷たい空気をエンジンに吸入させるために、フレッシュエアダクト先端の吸気取込口をエンジンルームの前端部付近に設けることが行われている。このような自動車では、エアクリーナの内部に効率よくエアを導入するために、上記吸気取込口の設置部から後方に延びるフレッシュエアダクトをケース(エア導入ケース部材)の前方側の側壁に接続することが望ましい。これにより、上記吸気取込口から取り込まれたエアを大きく迂回させずにエアクリーナ内に導入することができる。しかしながら、上記特許文献1においてエアを案内するガイド壁部は、ケースの底部から導入されたエアを案内するためのものとして設置されているため、上記のようにケースの側方から導入されたエアを効率よくフィルタエレメントに誘導することができなかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ケースの側方から導入されたエアを効率よく浄化することが可能で、かつ吸気脈動による騒音を効果的に低減することのできるエアクリーナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、外部から供給されるエアをフィルタエレメントにより濾過して浄化するエアクリーナであって、上記フィルタエレメントの上流側に略矩形状の空間からなるダスティ室を形成するとともに、その側壁に設けられた導入口部を通じて上記ダスティ室内にエアを取り込むケースと、上記フィルタエレメントの下流側に上記ダスティ室と対向するクリーン室を形成するとともに、その外壁に設けられた導出口部を通じて上記クリーン室内のエアをエンジンの吸気ダクトに導出するカバーとを備え、上記ケースの内部には、上記導入口部の設置部から略連続して延びる導入樋部と、この導入樋部を通じて導入されたエアをその導入方向と直交しかつ上記フィルタエレメントと平行な方向に分散させつつ上記フィルタエレメント側に誘導する誘導樋部とを有したエア流動案内部材が設けられており、該エア流動案内部材は、その外周縁部が上記ケースの内壁から離間した状態で設置されていることを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、フィルタエレメントよりも上流側のダスティ室を形成するケースの側壁にエア導入用の導入口部を設けるとともに、このケース側壁の導入口部を通じて上記ダスティ室内に導入されたエアを、上記ケースの内部に設けられたエア流動案内部材によって案内することにより、上記エアをその導入方向と直交しかつフィルタエレメントと平行な方向に分散させつつ上記フィルタエレメント側に誘導するようにしたため、上記のようにケースの側方から導入されたエアが上方のフィルタエレメントに向かって略均一に吹き付けられるようにエアの流れを制御することができ、これに応じて効率よくエアを浄化することができる。しかも、上記ケースの内部のダスティ室を略矩形状の空間に形成したことにより、このダスティ室の容積をエンジンルーム内の限られた設置スペース内で比較的大きく確保できるとともに、ケース内に収容されるエア流動案内部材の外周縁部と上記ケースの内壁とを離間させ、ダスティ室を仕切らない状態で上記エア流動案内部材を設置したことにより、上記ケースの内部により広範で連続的な空間を形成することができるため、エンジンの吸気脈動に起因した振動エネルギーを比較的大容量のケース内の全体へ拡散させてこれを効果的に減衰させることができる。この結果、上記振動エネルギーが上流側のフレッシュエアダクトから放出されることにより発生する騒音のレベルを効果的に抑制することができ、乗員の乗車環境等をより快適に維持することができる。
上記ケースは、平面視で長方形の長辺を構成する側壁と短辺を構成する側壁とを有し、このうちの長辺側の側壁の長手方向中央部付近に上記導入口部が設けられ、上記エア流動案内部材は、上記導入口部の設置部からケースの短辺方向に沿って延びる導入樋部と、ケースの長辺方向に沿って延び、その中間部付近に上記導入樋部が連結される誘導樋部とを有することが好ましい(請求項2)。
このように、長辺と短辺とを有する平面視長方形状のケースの側壁のうち、長辺側の側壁の長手方向中央部付近に上記導入口部を設けるとともに、この導入口部からケースの短辺方向に沿って延びる導入樋部を通じて導入されたエアを、ケースの長辺方向に沿って延びる誘導樋部によって分散させつつフィルタエレメント側に誘導するようにした場合には、例えばケースの短辺側の側壁に導入口部を設けた場合と異なり、より効果的にエアを分散させてこれをフィルタエレメント側に誘導させることができるため、エアの浄化効率をより効果的に向上させることができるという利点がある。
上記エア流動案内部材は、上記ケースの底壁に着脱自在に取り付けられていることが好ましい(請求項3)。
このようにすれば、例えばケースとエア流動案内部材とを一体化させた場合と異なり、これら各部材をそれぞれ容易に成形することができるとともに、その組み立てや分解を容易に行うことができるため、エアクリーナの製造やメンテナンスを効果的に簡便化できるという利点がある。
以上説明したように、本発明によれば、ケースの側方から導入されたエアを効率よく浄化することが可能で、かつ吸気脈動による騒音を効果的に低減することのできるエアクリーナを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるエアクリーナ10がエンジンルーム1の内部に取り付けられた状況を示している。本図に示すエアクリーナ10は、車体前部の左右両側辺部に沿って前後方向に延びる一対のエプロンアッパメンバ8,8と、これらエプロンアッパメンバ8,8の前端部どうしを連結するように車幅方向に延び、図略のラジエータの上端部が取り付けられるシュラウドアッパメンバ7とによって囲まれるように形成されたエンジンルーム1の内部に取り付けられている。そして、エアクリーナ10は、上記シュラウドアッパメンバ7の上面部側方寄りに設置された吸気取込口4から車両の後方側に延びるフレッシュエアダクト5と、エンジン2の吸気マニホールド3から延びる吸気ダクト6との間に介在することにより、上記フレッシュエアダクト5を通じて内部に導入されたエアを、内蔵するフィルタエレメント(詳細は後述する)により濾過し、この浄化されたエアを上記吸気ダクト6を通じてその下流側の吸気マニホールド3に導出するように構成されている。
図2および図3は、上記エアクリーナ10を正面および側面から見た図をそれぞれ示している。これら図2および図3に示すように、エアクリーナ10は、その外壁を構成する中空状の枠体11と、この枠体11の内部に設置されたフィルタエレメント26とから構成されている。上記枠体11は、下側のケース12と上側のカバー14とからなる2分割構造となっており、これらケース12とカバー14とが、それぞれの部材の上端および下端に形成されて互いに締結固定されるフランジ部24および25を介して接続されるようになっている。上記フィルタエレメント26は、エアを濾過するための不織布等からなる濾材と、これを支持するフレーム等からなり、このフレームの周縁部が上記フランジ部24,25の間で挟持された状態で上記枠体11内に支持されている。
上記ケース12は、上面が開口した容器状の部材からなり、このケース12の内部に、上記フィルタエレメント26の上流側(図中では下側)に配置された略矩形状の空間からなるダスティ室16が形成されている。このケース12の車両前側の側壁30には、図1に示したフレッシュエアダクト5の後端部が接続される導入口部20が設けられており、この導入口部20を通じてケース12内のダスティ室16に導入されたエアが、上記フィルタエレメント26を通過してその上方のカバー14側に流通するようになっている。また、上記ケース12の底壁34には、エンジンルーム1内に設置された図略の車体側部材と係合する支持脚28が設けられており、この支持脚28を介してエアクリーナ10が車体に固定されるようになっている。
一方、上記カバー14は、下面が開口した容器状の部材からなり、このカバー14の内部に、上記ダスティ室16と対向するようにフィルタエレメント26の下流側(図中では上側)に配置されたクリーン室18が形成されている。また、このカバー14には、その外壁の一部を階段状に凹ませた凹入部23が形成されており、この凹入部23に、図1に示した吸気ダクト6の上流側端部が接続される導出口部22が設けられている。そして、上記ケース12側からフィルタエレメント26を通過して上記クリーン室18内に導入されたエアが、この導出口部22を通じて吸気ダクト6に導出されるようになっている。
図4は、上記ケース12を上方から見た平面図であり、図5〜図7は、この図4のV−V断面、VI−VI断面、VII−VII断面をそれぞれ示している。これら図4〜図7に示すように、ケース12は、底壁34の四周に立設された側壁30〜33を有する平面視略長方形状の部材であり、このうちの前後の側壁30,31が長方形の長辺を構成し、左右の側壁32,33が長方形の短辺を構成するように形成されている。そして、この長方形の長辺の一つを構成する前側の側壁30の長手方向中央部付近に、内部のダスティ室16内にエアを導入するための上記導入口部20が設けられている。
上記ケース12の内部(ダスティ室16)には、上面が開口した平面視略T字型の樋状体からなるエア流動案内部材40が設けられている。このエア流動案内部材40は、上記導入口部20からダスティ室16内に導入されたエアを左右に分散させつつ上方のフィルタエレメント26側に誘導するためのものであり、上記導入口部20の設置部からケース12の短辺方向に沿って延びる(左右の側壁32,33と平行に延びる)導入樋部42と、この導入樋部42に対してT字状に交差するようにケース12の長辺方向に沿って延びる(前後の側壁30,31と平行に延びる)誘導樋部44とから構成されている。
上記導入口部20を通じてケース12内に導入されたエアは、上記導入口部20と略連続した経路を形成する導入樋部42を通ってその先に拡がる誘導樋部44内に到達した後に、この誘導樋部44の内壁面に沿って左右に分散しつつ上方に移動するように案内される。より具体的に、上記誘導樋部44内に導入されたエアは、まず図4に示すように、その導入方向と直交する左右方向に延びてエアの進路を妨げるように設置された対向壁面48に沿って左右に分散する(つまり、エアの導入方向に直交しかつ上記フィルタエレメント26と平行な方向に分散する)。そして、このようにして分散されたエアが、図5および図7に示すように、上記誘導樋部44の周囲に形成された上拡がりに湾曲する湾曲面50に沿って上方に移動することにより、フィルタエレメント26に向かって略均一な状態でエアが吹き付けられるようになっている。
図4〜図7を見ると分かるように、上記エア流動案内部材40の外周縁部と上記ケース12の内壁(つまり各側壁30〜33の内面)との間には、例えば図5や図7において寸法Sで示すような間隙が設けられている。すなわち、上記エア流動案内部材40は、ケース12内のダスティ室16を完全に仕切らない状態で上記ケース12内に設置されている。
また、上記エア流動案内部材40には、その誘導樋部44の下面部から突出してケース12の底壁34と係合する4個の脚部52が設けられており、上記エア流動案内部材40がこの脚部52を介してケース12に対し着脱自在に取り付けられるようになっている。具体的に、上記脚部52は、図8および図9に示すように、周囲よりも突出する係合爪54を下端部に有しており、この係合爪54がケース12の底壁34に形成された係合孔36に挿通されてその周縁部と係合することにより、上記エア流動案内部材40がケース12に対して相対移動することを規制するように構成されている。
以上説明したように、上記実施形態によれば、フィルタエレメント26よりも上流側のダスティ室16を形成するケース12の側壁30にエア導入用の導入口部20を設け、この側壁30の導入口部20を通じて上記ダスティ室16内に導入されたエアを、上記ケース12の内部に設けられたエア流動案内部材40によって案内することにより、上記エアをダスティ室16内で左右に(エアの導入方向と直交しかつ上記フィルタエレメントと平行な方向に)分散させつつ上記フィルタエレメント26側に誘導するようにしたため、上記のようにケース12の側方から導入されたエアが上方のフィルタエレメント26に向かって略均一に吹き付けられるようにエアの流れを制御することができ、これに応じて効率よくエアを浄化することができる。
しかも、上記ケース12の内部のダスティ室16を略矩形状の空間に形成したことにより、このダスティ室16の容積をエンジンルーム1内の限られた設置スペース内で比較的大きく確保できるとともに、ケース12内に収容されるエア流動案内部材40の外周縁部とケース12の内壁とを離間させ、ダスティ室16を仕切らない状態で上記エア流動案内部材40を設置したことにより、上記ケース12の内部により広範で連続的な空間を形成することができるため、エンジン2の吸気脈動に起因した振動エネルギー(エンジン2の吸気マニホールド3から吸気ダクト6等を介して上流側に伝達される振動エネルギー)を比較的大容量のケース12内の全体へ拡散させてこれを効果的に減衰させることができる。すなわち、エア流動案内部材40の外周縁部とケース12の内壁との間に間隙を設けなければ、図5〜図7に示すエア流動案内部材40下方の空間Aが、他のダスティ室16内の空間と仕切られてしまい、上記のような吸気脈動による振動エネルギーを減衰させる空間として上記下方空間Aを有効に利用することができなくなる。これに対し、上記構成のように、エア流動案内部材40の外周縁部とケース12の内壁との間に隙間を設けるようにすれば、上記下方空間Aが他のダスティ室16内の空間と連続した空間を形成することとなるため、この連続空間内で上記振動エネルギーをより効果的に減衰させることが可能になる。この結果、上記振動エネルギーが上流側のフレッシュエアダクト5から放出されることにより発生する騒音のレベルを効果的に抑制することができ、乗員の乗車環境等をより快適に維持することができる。
また、上記実施形態のように、長辺と短辺とを有する平面視長方形状のケース12の側壁30〜33のうち、長辺側の側壁の一つである側壁30の長手方向中央部付近に上記導入口部20を設けるとともに、この導入口部20からケース12の短辺方向に沿って延びる導入樋部42を通じて導入されたエアを、ケース12の長辺方向に沿って延びる誘導樋部44によって分散させつつフィルタエレメント26側に誘導するようにした場合には、例えばケース12の短辺側の側壁に導入口部20を設けた場合と異なり、より効果的にエアを分散させてこれをフィルタエレメント26側に誘導させることができるため、エアの浄化効率をより効果的に向上させることができるという利点がある。すなわち、例えばケース12の短辺側の側壁(32または33)に上記導入口部20を設けた場合には、この導入口部20の設置部と、これに対向する誘導樋部44の内壁(図4では誘導樋部44の左右部の内壁のいずれか)との間の距離が長くなり、上記導入口部20から導入されたエアを効率よく分散させることが困難になるが、上記実施形態のように長辺側の側壁30に導入口部20を設けた場合には、この導入口部20の設置部に近接した位置に上記誘導樋部44の対向壁面48を設置することができるため、この対向壁面48に沿って上記エアを効率よく分散させることができ、これに応じてエアの浄化効率をより向上させることが可能になる。
また、上記実施形態のように、ケース12の底壁34に着脱自在に上記エア流動案内部材40を取り付けるようにした場合には、例えばケース12とエア流動案内部材40とを一体化させた場合と異なり、これら各部材をそれぞれ容易に成形することができるとともに、その組み立てや分解を容易に行うことができるため、エアクリーナ10の製造やメンテナンスを効果的に簡便化できるという利点がある。
なお、以上説明したようなエアクリーナ10は、本発明の一実施形態であって、その具体的な構成等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記実施形態ではケース12を平面視で略長方形となるように形成したが、例えばケース12の各側壁30〜33の長さを略同一とすることにより、ケース12を略正方形に形成してもよい。
2 エンジン
6 吸気ダクト
10 エアクリーナ
12 ケース
14 カバー
16 ダスティ室
18 クリーン室
20 導入口部
22 導出口部
26 フィルタエレメント
30〜33 (ケースの)側壁
34 (ケースの)底壁
40 エア流動案内部材
42 導入樋部
44 誘導樋部
6 吸気ダクト
10 エアクリーナ
12 ケース
14 カバー
16 ダスティ室
18 クリーン室
20 導入口部
22 導出口部
26 フィルタエレメント
30〜33 (ケースの)側壁
34 (ケースの)底壁
40 エア流動案内部材
42 導入樋部
44 誘導樋部
Claims (3)
- 外部から供給されるエアをフィルタエレメントにより濾過して浄化するエアクリーナであって、
上記フィルタエレメントの上流側に略矩形状の空間からなるダスティ室を形成するとともに、その側壁に設けられた導入口部を通じて上記ダスティ室内にエアを取り込むケースと、
上記フィルタエレメントの下流側に上記ダスティ室と対向するクリーン室を形成するとともに、その外壁に設けられた導出口部を通じて上記クリーン室内のエアをエンジンの吸気ダクトに導出するカバーとを備え、
上記ケースの内部には、上記導入口部の設置部から略連続して延びる導入樋部と、この導入樋部を通じて導入されたエアをその導入方向と直交しかつ上記フィルタエレメントと平行な方向に分散させつつ上記フィルタエレメント側に誘導する誘導樋部とを有したエア流動案内部材が設けられており、
該エア流動案内部材は、その外周縁部が上記ケースの内壁から離間した状態で設置されていることを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項1記載のエアクリーナにおいて、
上記ケースは、平面視で長方形の長辺を構成する側壁と短辺を構成する側壁とを有し、このうちの長辺側の側壁の長手方向中央部付近に上記導入口部が設けられ、
上記エア流動案内部材は、上記導入口部の設置部からケースの短辺方向に沿って延びる導入樋部と、この導入樋部に対してT字状に交差するようにケースの長辺方向に沿って延びる誘導樋部とを有することを特徴とするエアクリーナ。 - 請求項1または2記載のエアクリーナにおいて、
上記エア流動案内部材は、上記ケースの底壁に着脱自在に取り付けられていることを特徴とするエアクリーナ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006196720A JP2008025396A (ja) | 2006-07-19 | 2006-07-19 | エアクリーナ |
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-
2006
- 2006-07-19 JP JP2006196720A patent/JP2008025396A/ja active Pending
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