JP2008024352A - 手提げ孔付き米袋 - Google Patents

手提げ孔付き米袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2008024352A
JP2008024352A JP2006200694A JP2006200694A JP2008024352A JP 2008024352 A JP2008024352 A JP 2008024352A JP 2006200694 A JP2006200694 A JP 2006200694A JP 2006200694 A JP2006200694 A JP 2006200694A JP 2008024352 A JP2008024352 A JP 2008024352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
hole
hand
rice
hand hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006200694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4618514B2 (ja
Inventor
Isao Fujita
勲 藤田
Masayoshi Hibino
雅良 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJITA KIKAI KK
TOMEI SHOKAI KK
Original Assignee
FUJITA KIKAI KK
TOMEI SHOKAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJITA KIKAI KK, TOMEI SHOKAI KK filed Critical FUJITA KIKAI KK
Priority to JP2006200694A priority Critical patent/JP4618514B2/ja
Publication of JP2008024352A publication Critical patent/JP2008024352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618514B2 publication Critical patent/JP4618514B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】 従来の手提げ孔付米袋は、ラミネートフィルムからなるシートに手提げ孔を加工しただけのものであり、手提げしたときに5kg〜10kgもある米の重量により発生する応力を4本の手指で支えるため手提げ孔部が変形し、手提げ孔の上部周縁における人差し指と小指近辺に集中するため、その部分が延びて変形し易く、フィルムに亀裂が入って裂けやすくなる問題があった。
【解決手段】 袋を構成する前パネルと後パネルの間にそのパネルに設けられた第一の手提げ孔を塞ぐ大きさに切断された補強シートを挟み込んで熱シールし、かつその補強シートには前後のパネルに設けられた第一の手提げ孔よりも小さく形成された第二の手提げ孔を前後のパネルの手提げ孔の内側に配置して設けることにより、手指が前後のパネルの手提げ孔周縁に直接接触しないようにすることにより袋の破損を防止できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、手提げ孔が設けられたラミネートフィルム製の米袋において、袋の前後面を形成する前パネルと後パネルの間に、ポリエチレン製フィルム又は不織布シートからなる補強シートを挟み込むことによって、手提げ孔部における強度を向上させるとともに、手触りを優しくした手提げ孔付き米袋に関する。
一般的な米袋の材質は、プラスチック製ラミネートフィルムが主流であり、スーパーマーケットや米販売店で購入して持ち帰るために、手提げ用の孔が設けられたものがある。
ラミネートフィルム製で手提げ孔が設けられた米袋の一例として、特許3487317号の公報に記載されたものが知られている。
特許3487317号公報
前記特許3487317号公報に記載された米袋51は、ラミネートフィルムからなり、図4に示すように一端に把手52が形成され、口元シール53と把手シール54の間に手提げ孔55が設けられている。この米袋51は、手提げ孔55が設けられているので手提げして持ち帰ることができるが、手提げしたときに5kg〜10kgもある米の重量により発生する応力を手指で支えるため図5に示すように手提げ孔55が変形し、手提げ孔55の上部周縁における手指の人差し指近辺のX部及び小指近辺のY部に集中するため、その部分が延びて変形し易く、フィルムに亀裂Zが入って裂けやすくなる欠点があった。
また、上記手提げ孔55周辺のフィルムが延びることを防止するために、手提げ孔55の周囲を5〜10mm幅で熱シールして強化する方法も試みられているが、フィルムが熱シールされるとそのシール部分が硬化するため、重い米袋を手提げして歩くときに硬化部分が手指に強く当たり、痛くなることがあった。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、米が充填された重い袋を手提げして歩いても、手提げ孔部の変形が少なく、しかも手に優しく痛くならない米袋を提供することにある。
上記目的を達成するために、米が充填された袋を持ち下げた時に作用する力を分散するための補強シートを袋の前パネルと後パネルの間に挟み込んで熱シールし、かつその補強シートには前パネルと後パネルに設けられた手提げ孔よりも小さく形成された手提げ孔を設けたことを特徴とするものである。
さらに具体的には、
プラスチック製ラミネートフィルムからなり、かつ袋を構成する前パネルと後パネルに共通の第一の手提げ孔が形成された米袋であって、
前パネルと後パネルとの間に、ポリエチレン製フィルム又は不織布シートからなる補強シートが第一の手提げ孔を塞ぐ大きさに切断されて挿入されており、
その補強シートには第一の手提げ孔よりも小さな第二の手提げ孔が形成され、その手提げ孔は第一の手提げ孔の内側に配置され、
第一の手提げ孔を挟むように袋の両側縁に直交する2本の口元シールが行われることにより補強シートが前パネルと後パネルに融着されていることを特徴とする手提げ孔付米袋である。
また、前パネルと後パネルに形成された手提げ孔の内周の上縁部と、補強シートに形成された手提げ孔の内周の上縁部との距離が5ないし20mm離れるように手提げ孔が手提げ孔よりも小さく形成されて配置されていることを特徴とする手提げ孔付米袋である。
上記の構成とすることにより、米が充填された袋の手提げ孔に手を挿入して持ち下げた時、補強シートの手提げ孔の内周の上縁部は掌と反対側、即ち指先側へL字状に折れ曲がって手指に当たることとなる。この時、前パネルと後パネルの手提げ孔の上縁には米の重量による応力は直接作用しないため掌手提げ孔の内周の上縁部のいずれも掌に強く当たらない。
補強シートの手提げ孔を前後のパネルの手提げ孔よりも小さく形成することにより、補強シートが折れ曲がって手の指腹に所定の幅を持って接触する手に優しい米袋とすることができる。
補強シートが前後のパネルの間に介在することにより、米の重量による応力は補強シートに分散し、パネルの手提げ孔の周辺に集中せず、よって手提げ孔部の破損を防ぐ米袋となる。
以下、この発明の実施例を図1ないし図3に示す図面に基づいて説明する。
袋1は2枚のシートが重ね合わされており、前パネル2に米の銘柄、後パネル3に精米所名等々が印刷されている。重ね合わされた前パネル2と後パネル3の所定位置に、第一の手提げ孔4と手提げ孔5を刃物で打ち抜いて同時加工する。この手提げ孔4、5は従来の手提げ孔よりも大きく形成されるものである。
前パネル2と後パネル3を一旦上下に分離し、その間へ第一の手提げ孔4、5を塞ぐ大きさに切断されたに補強シート6を挿入して後パネル3の内面にに重ねた後、位置ズレを防ぐための仮止めを行う。仮止めの方法は、熱によるポイントシール、接着等々あまり強度を必要としない手段でよい。補強シート6の材質は、手に直接触れても痛さを感じにくいポリエチレンや不織布からなる。
続いて補強シート6に前記前パネル2と後パネル3に加工された手提げ孔4、5よりも一回り小さく形成された第二の手提げ孔7を刃物で打ち抜く。
第一の手提げ孔4、5の下部周縁4a、5aと第二の手提げ孔7の下部周縁7aはその位置が一致しているが、第二の手提げ孔7の上部周縁7bは第一の手提げ孔4、5の上部周縁4b、5bから所定距離だけ下方へ離れた内側に位置している。補強シート6における手提げ孔7の上部周縁7bと前後のパネル2、3における手提げ孔4、5の上部周縁4b、5bとの距離Xは、5mmから20mmぐらいが好ましい。
上記距離Xが小さいと、袋1が米の重量で変形したときに前後のパネル2、3における手提げ孔4、5の上部周縁4b、5bが手指の腹に直接当たって痛さを感ずるようになる。
手提げ孔4、5が一致するように前パネル2と後パネル3を再び重ね合わせ、フィルムの流れ方向の両側縁に直線状の側縁シール8を行う。続いてフィルムの流れ方向に直角方向に直線状に手提げ孔を挟んで上下に下口元シール9と上口元シール10を行う。上口元シール10と若干の距離を保って補強シール11を行う。補強シール11は手提げ孔4、5の上部に形成された把手部12を幅広く取るために行うが、必要としない場合もある。
下口元シール9と上口元シール10が行われた袋体は、ギロチンカッターで一枚ずつカットして単葉の米袋に仕上げるか、もしくは連続してロール状に巻取る。
単葉の袋の場合は、米を充填した後で底シールを行って密封し、ロール状に巻き取られたものでは、米を充填する際にカットして米を充填し、底シールを行って密封する。
米が充填された袋1において、手提げ孔4、5、7に手指を通してぶら下げると(図3)、補強シート6の手提げ孔上部周縁6aが掌と反対側へほぼL字状に折れ曲って、その部分が手指に当たり、前後のパネル2、3の手提げ孔4、5の上部周縁4b、5bが直接当たることはない。
補強シート6に不織布を採用した場合、不織布には小さな空隙が内在しているので、袋内の米収容部13と手提げ孔7との間に下口元シール9を行っても空気は流通可能であり、空気抜きの通路として利用することができる。米袋を平らに積み重ねるとき、袋内に空気が充満していると積み重ねたときに不安定となるが、手提げ孔4、5を通して空気抜きができれば安定した状態で積み重ねることが出来る。
は、この発明の実施の形態に係る米袋の構成を示す正面図である。 は、同米袋の一部を破断した正面図である。 は、同米袋に米を充填した使用状態における断面図である。 は、従来の米袋の斜視図である。 は、同米袋に米を充填した状態の正面図である。。
符号の説明
1・・・米袋
2・・・前パネル
3・・・後パネル
4・・・手提げ孔
5・・・手提げ孔
6・・・補強シート
7・・・手提げ孔
8・・・側縁シール
9・・・下口元シール
10・・上口元シール

Claims (2)

  1. プラスチック製ラミネートフィルムからなり、かつ袋を構成する前パネルと後パネルに共通の第一の手提げ孔が形成された袋であって、
    前パネルと後パネルとの間に、ポリエチレン製フィルム又は不織布シートからなる補強シートが第一の手提げ孔を塞ぐ大きさに切断されて挿入されており、
    その補強シートには第一の手提げ孔よりも小さな第二の手提げ孔が形成されるとともに、第一の手提げ孔の内側に配置され、
    第一の手提げ孔を両側から挟むように袋の両側縁に直交する口元シールが行われることにより補強シートが前パネルと後パネルの間に融着されていることを特徴とする手提げ孔付米袋。
  2. 前パネルと後パネルに形成された手提げ孔の内周の上縁と、補強シートに形成された手提げ孔の内周の上縁との距離が5ないし20mm離れるように手提げ孔が手提げ孔よりも小さく形成されて配置されている請求項1記載の手提げ孔付米袋。
JP2006200694A 2006-07-24 2006-07-24 手提げ孔付米袋 Expired - Fee Related JP4618514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006200694A JP4618514B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 手提げ孔付米袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006200694A JP4618514B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 手提げ孔付米袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008024352A true JP2008024352A (ja) 2008-02-07
JP4618514B2 JP4618514B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39115406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006200694A Expired - Fee Related JP4618514B2 (ja) 2006-07-24 2006-07-24 手提げ孔付米袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4618514B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173334A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Fujita Kikai:Kk 手提げ孔付き袋
JP2010202252A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Oji Nepia Co Ltd 包装袋及び包装体
JP2010269808A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Meiwa Pax Co Ltd 持ち手付き包装袋

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319279A (en) * 1976-08-04 1978-02-22 Fuji Densei Kk Plastic portable bag
JPS6287038U (ja) * 1985-11-16 1987-06-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319279A (en) * 1976-08-04 1978-02-22 Fuji Densei Kk Plastic portable bag
JPS6287038U (ja) * 1985-11-16 1987-06-03

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173334A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Fujita Kikai:Kk 手提げ孔付き袋
JP2010202252A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Oji Nepia Co Ltd 包装袋及び包装体
JP2010269808A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Meiwa Pax Co Ltd 持ち手付き包装袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP4618514B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4793761B2 (ja) 手提げ孔付き米袋
US10071833B2 (en) Tear-open pouch for fragile thin materials
KR101864148B1 (ko) 롤 형태의 일회용 위생장갑
JP2005289396A (ja) 包装袋
JP2008024352A (ja) 手提げ孔付き米袋
JP5761438B2 (ja) パウチ
JP5509804B2 (ja) 易開封性包装袋
JP2005289407A (ja) 包装袋
JP2009173334A (ja) 手提げ孔付き袋
JP2002029548A (ja) 軟包装容器
US8915370B2 (en) Blister-type packaging unit having a weakened region to be torn
JP2017030761A (ja) ピロー包装体
JP3916296B2 (ja) 包装体の開封構造
JP2003160142A (ja) サンドイッチ用包装袋
JP6948362B2 (ja) 開封構造および包装体
JP3186661U (ja) 手帳カバー
JP6806206B1 (ja) 包装体
JP2014061948A (ja) 包装体
KR102037803B1 (ko) 물티슈 포장팩 및 이의 제조방법
JP2002019857A (ja) ティシュペーパー用カートン
JP3054653B2 (ja) 合成樹脂製の重袋の開封機構およびそれを用いた重袋
JP7366686B2 (ja) 包装袋
JP5054173B2 (ja) マスク
JP2012153391A (ja) 包装袋
JP3200475U (ja) カードケース

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20091022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees