JP2008023597A - 刻印加工装置、及び画像形成装置 - Google Patents

刻印加工装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008023597A
JP2008023597A JP2007133040A JP2007133040A JP2008023597A JP 2008023597 A JP2008023597 A JP 2008023597A JP 2007133040 A JP2007133040 A JP 2007133040A JP 2007133040 A JP2007133040 A JP 2007133040A JP 2008023597 A JP2008023597 A JP 2008023597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
sheet
image forming
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007133040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5441317B2 (ja
Inventor
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
Masahiko Yokota
理彦 横田
Wataru Kawada
渡 川田
Toshiro Tomono
俊郎 友野
Akihiro Shimizu
昭博 清水
Ryuichi Kojima
児島  隆一
Shoji Takeda
庄司 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007133040A priority Critical patent/JP5441317B2/ja
Priority to US11/762,602 priority patent/US8520265B2/en
Publication of JP2008023597A publication Critical patent/JP2008023597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441317B2 publication Critical patent/JP5441317B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/44Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using single radiation source per colour, e.g. lighting beams or shutter arrangements
    • B41J2/442Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using single radiation source per colour, e.g. lighting beams or shutter arrangements using lasers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 画像形成済みのシートに対して、レーザ刻印手段を用いて複製の真偽判定の機能を付加する刻印加工装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 レーザ刻印ユニット18によって刻印情報を、画像形成されたシートの画像形成面SSとは反対側の面SRに凹部として刻印加工する。これにより、画像形成面SSの平滑性を維持しつつ、目視による真偽判定が可能な原本となる印刷物を作成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、刻印加工装置及び画像形成装置に関し、特に画像形成済みのシートに対して、レーザ刻印手段を用いて刻印加工する刻印加工装置及び画像形成装置に関する。
従来、チケットやサービス券など、有価価値を持つ印刷物を、例えば電子写真装置等の画像形成装置で少数部印刷する場合、印刷物が原本であることを示す原本証明等の真偽判定の機能を付加し、複写されても原本証明は複製されないようにする技術がある。
特許文献1には、レーザ照射にてシート面を選択的に削り取り、コピーによる偽造を困難とする文字や数字などからなる可変情報を形成する装置が開示されている。
特開平10−272874号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、印字面側に刻印加工するのみであり、種々のシートに臨機応変な対応ができない。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、レーザ刻印によりシートに凹部を形成し、目視による真偽判定が可能な原本となる印刷物を作成する刻印加工装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
また、原本を証明する刻印を選択自在に付加するとともに、シートの厚さや光透過性に応じて確実に刻印加工が可能な刻印加工装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、レーザ光を照射してシートに凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段を備えた刻印加工装置であって、前記レーザ刻印手段は、画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施すことを特徴とする。
また本発明は、レーザ光を照射してシートに凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段と、前記レーザ刻印ユニットの刻印加工動作を制御する制御手段と、を備えた刻印加工装置であって、前記制御手段は、刻印作成モードとして、画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施す第一の刻印作成モードと、画像形成面側に刻印加工を施す第二の刻印作成モードと、シートの両面に刻印加工を施す第三の刻印作成モードとのうち少なくとも二つを有することを特徴とする。
本発明によれば、刻印情報を画像形成面の裏面に凹部として加工するため、画像形成面の平滑性を維持しつつ成果物が原本であることを証明することができる。また、種々のシートに対応して原本を証明する刻印を選択自在に付加するとともに、シートの厚さや光透過性に応じて確実に刻印加工することができる。これにより、複製時には光の透過によりシートの凹凸を複製することなく、印刷物が原本であることを証明することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る刻印加工装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。図1において、7は画像形成装置、18は画像形成装置7で画像形成されたシートに刻印加工処理を行うレーザ刻印手段であるレーザ刻印ユニットである。
シート給送手段を構成するピックアップローラ1によりシートカセット2A〜2Dのいずれかから適宜選択的に繰り出されたシートは、分離手段3により分離されて1枚ずつ給送される。給送されたシートはレジストローラ対4(4a,4b)まで搬送され、先端をレジストローラ対4に突き当ててループを形成することによって斜行が矯正される。レジストローラ対4は後述するように、紙厚検知ローラとして兼用される。12はレジストローラ対4のシート搬送方向上流側に設けられ、先端をレジストローラ対4に突き当てた状態のシートを透過する光量を検知する透明シート検知手段である。シートによって遮られる光量の変化により透明シートであるか否かを判断する。
次に、シートはレジストローラ対4によって感光体ドラム5とこれに対向する転写装置(不図示)との間に、感光体ドラム5の回転に同期して搬送される。この際、不図示の露光部、現像部により感光体ドラム5上に形成されたトナー画像が転写装置の作用によってシートに転写される。感光体ドラム5、転写装置、露光部、現像部は画像形成部を構成する。
その後、シートは定着ローラ対6に導かれ、加熱及び加圧処理されてシートに転写されたトナー画像が定着される。定着されたシートは排出ローラ対8により画像形成装置7の外部へ搬送され、排紙トレイ10上に排出積載される。
本実施の形態において、電子写真方式の画像形成装置を例として説明するが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式の画像形成装置であってもよい。
シートに刻印加工処理を施す場合は、定着ローラ対6で画像定着された後、排出ローラ対8からスイッチバックで反転搬送部9に搬送され、反転搬送部9に配置されたレーザ刻印手段としてのレーザ刻印ユニット18により刻印加工される。レーザ刻印ユニット18では、画像形成面と反対側のシート表面(裏面)に25〜120W程度のレーザを照射して刻印情報の凹部を形成するようになっている。また、レーザ刻印ユニット18は刻印凹部におけるシートの厚さが30μm程度になるように予めシートの厚さ、材質等によってレーザ出力が設定されている。画像形成面の裏面にレーザ刻印加工がなされたシートは反転搬送部9から画像形成装置7の外部へと搬出される。
さらに、両面画像形成の設定がされている場合、シートは反転搬送部9を通過して両面搬送部11に送られ、再度レジストローラ対4、感光体ドラム5及び転写装置を経由して2面目の画像が転写される。
次に、本実施の形態におけるシート刻印部である反転搬送部9にてシートに刻印加工を施すレーザ刻印ユニット18に関して詳細に説明する。
図2(a)はレーザ刻印ユニット18の平面図、図2(b)はレーザ刻印ユニット18の断面図である。15はポリゴンミラー、16はポリゴンミラー15を回転駆動するポリゴンモータ、17は光源であるところのレーザダイオード、19はBDセンサ、そして20、21はレンズを示す。
多面鏡であるポリゴンミラー15は、本実施の形態において4面のものが用いられている。ここで、ポリゴンミラー15の面数は適宜変更可能であり、本実施の形態に限定されるものではない。
レーザダイオード17は図示しない駆動回路により信号(刻印情報)に応じて点灯又は消灯し、発振したレーザ光はポリゴンミラー15に向けて照射される。ポリゴンミラー15は矢印方向に回転しており、照射されたレーザ光はその反射面で連続的に角度を変える偏向ビームとして反射される。
この反射光はレンズ20、21により歪曲収差の補正等を受け、シート刻印部である反転搬送部9のシート表面を主走査方向に走査する。また、反転搬送部9は副走査方向にシートを搬送する。ポリゴンミラー15の1つの面は1ラインの走査に対応し、レーザダイオード17から発せられたレーザ光は、ポリゴンミラー15の回転と反転搬送部9のシート搬送方向の送りによって1ラインずつシートの表面を走査する。
ここで、シートの側端部における走査開始位置Stの近傍には、BDセンサ19が配置されている。ポリゴンミラー15の各反射面で反射されたレーザ光は各々1ラインの走査に先立ってBDセンサ19により検知される。検知されたBD信号は主走査方向の走査開始基準信号として用いられ、この信号を基準として各ラインにおける主走査方向の走査開始位置Stの同期が取られる。走査開始位置Stから走査中心Scを経て走査終了位置Seまでの幅W1が刻印加工領域となる。
レーザ刻印ユニット18は、ポリゴンミラー15の反射面が反転搬送部9のシートの搬送面と平行になるように取り付けられている。このような構成においてレーザ光が照射されると、シートには1ラインの走査幅で、所定の深さの凹部が形成される。本実施の形態においては、レーザ光のスポット径は長径90μm、短径60μmの楕円形をなしており、短径方向が走査方向と同一方向となっているため1ラインの幅を90μmとしている。
複数ライン走査する場合、隣り合うライン同士はオーバーラップさせる必要があり、本実施の形態においてはオーバーラップ量を30μmとしたので、例えば3ライン走査時の凹部の幅は210μm、すなわち幅210μmの刻印を形成することができる。上記オーバーラップ量、およびレーザ光の長短径の数値は適宜変更可能であり、本実施の形態に限定されるものではない。
次に、画像形成装置全体の制御を司るコントローラ22の構成について図4を参照しながら説明する。
制御手段としてのコントローラ22は、CPU回路部150を有している。CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,153,201,202,251,261,301を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、又、制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、不図示のスキャナユニット、イメージセンサ等に対する駆動制御を行い、イメージセンサから出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサからのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、PC端末260から外部I/F259を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき不図示の露光制御部を駆動して感光体ドラム5を露光する。
入力部としての操作部153は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部等を有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づいて、対応する情報を表示部に表示する。刻印作成モードが選択された場合には、画像形成イメージをプレビュー表示されるようになっており、表示に従って刻印情報として刻印文字又は画像、位置、サイズを入力する。刻印情報は、操作部153からの入力によるもの以外に、イメージリーダ制御部201からの読み込み、及び外部I/F259を介して接続されたPC端末260からの入力が可能になっている。また、前記プレビュー表示した画像イメージの一部を領域指定して刻印情報とすることもできるようになっている。
画像処理手段としての刻印信号制御部251は、PC端末260から外部I/F259を介して刻印情報として入力されたデジタル刻印信号、又は操作部153から刻印情報として入力されたデジタル刻印信号に各種処理を施す。このデジタル刻印信号をビデオ信号に変換して刻印ユニット駆動制御部261に出力すると共に、紙厚検知部400での紙厚検知結果を基にレーザの焦点位置をシート厚分だけ修正を加える。さらに、シートの材質によってはレーザ出力を調整するように刻印ユニット駆動制御部261に出力するようになっている。この刻印信号制御部251による処理動作は、CPU回路部150により制御され、入力されたビデオ信号に基づき刻印ユニット駆動制御部261を制御する。
本実施の形態ではレーザ刻印ユニット18が画像形成装置7に設けられた構成について説明したが、レーザ刻印ユニット18を独立した刻印加工装置として、あるいは他のシート処理機能を備えたシート処理装置に組み込んで、画像形成装置7に外部接続してもよい。その場合、刻印加工処理の制御を行う刻印信号制御部251、及び刻印ユニット駆動制御部261をシート処理装置側のシート処理制御部に組み込んでレーザ刻印ユニット18を制御してもよいし、画像形成装置7のコントローラ22から直接制御してもよい。
図3は、前述の紙厚検知部400の内部構成を示す図である。
紙厚検知部400は、変位量検知手段401と、紙厚検知ローラとして兼用されるレジストローラ4a,4bとを備えている。変位量検知手段401における発光ダイオード402からの照射光Liは、上側レジストローラ(紙厚検知ローラ)4aの外周(反射)面で反射され、反射光Lrが受光位置センサ403に入射される。下側レジストローラ4bは固定されており、上側レジストローラ4aはフリーの状態に設置されているため、シートPが上下のレジストローラ4a,4bに挟まれると、シートPの厚さに応じて上側レジストローラ4aが上下方向に移動する構成になっている。したがって、変位量検知手段401は、シートPの厚さに対応して移動する上側レジストローラ4aの反射面の高さ4afを検知することになる。反射面の高さ4afは、シートPが厚い場合には上方に移動して発光ダイオード402に近寄り、薄い場合には、下方に移動して発光ダイオード402から離れるようになっている。この結果、シートPの厚さに応じて受光位置センサ403に入射する光の角度が受光位置センサ403の受光面において変化し、シートPの厚さに応じて変化するアナログ信号としてA/D変換器404に入力される。この信号がすなわち、シートPの厚さ信号となる。
ここで、発光ダイオード402の明滅タイミング、および光量は、コントローラ22からの制御信号に基づいてセンサLED制御部405から出力される信号によって制御されている。また、この制御信号はA/D変換器404のA/D変換タイミングをも制御しており、A/D変換器404からシートの厚さに対応したデジタル信号がコントローラに送られ、ここで、CPU回路部150(図4)によりシートの厚さが演算される。
本発明の実施の形態において、シート厚さ検知を画像形成の前に行うようにしているが、紙厚検知部400をシート刻印部である反転搬送部9に配設してレーザ刻印ユニット18と一体のユニットとして構成するようにしてもよい。また、刻印加工が施されるシートの厚さは、画像形成装置7の操作部153、あるいは外部PC端末260からユーザが予め入力するようにしてもよい。
図1に示されるように、レジストローラ4a,4bのシート搬送方向上流側には、シートによって遮られる光量の変化により透明シートであるか否かを判断する透明シート検知部12が配設されている。透明シート検知手段12は、レジストローラ4a,4bにシートの先端が突き当てられ、ループを形成することによって斜行を矯正しているタイミングで光量を検知する。通常、レジストローラ対4に先端を突き当てたシートによって光が遮られるが、このタイミングで光量が低下しないとき、光を透過するOHPシート等の透明シートであると判断される。
このような構成において、シート上に刻印加工したい場合には、画像形成装置7の操作部153(図4)、あるいは外部PC端末260(図4)から形状/サイズ/位置等に関する刻印情報を入力する。そして、例えば刻印作成モード実行のための実行命令と一緒に画像形成のためのプリント情報とを一緒に画像形成装置7に伝達させる。この時に入力する刻印情報は、プリント情報とは異なるものでも、プリント情報の一部でもよく、本実施の形態に限定されるものではない。
この実行命令を受けた画像形成装置7は、給紙手段によってシートを給紙し、レジストローラ対4近傍に配置されたシート厚検知部400(図3)でシートの厚さが検知される。厚さ検知の結果、刻印加工条件を満たす場合は、規定の画像形成プロセスを経て画像形成されたシートが反転搬送部9に送られ、レーザ刻印ユニット18により、片面、あるいは両面に刻印が形成される。刻印信号制御部251は判別手段としてプリント情報に含まれる画像形成されるシート面に関する情報を判別し、判別された画像形成面を基準として刻印が形成されるシート面が決定される。刻印加工するための条件を満足しない場合は、画像形成動作を停止し、刻印情報が修正されるまでの所定時間、シートはレジストローラ対4で待機する。
ここで、刻印加工するための条件としてシートの厚さを規定しているのは、目視による真偽判定を可能とするために必要な刻印凹部の加工深さを確保するためである。刻印凹部の加工深さが不十分である場合、目視による真偽判定は困難である。また、十分な深さの刻印加工が施された後の刻印凹部におけるシートの厚さが規定よりも薄くなってしまった場合には、シートの強度が低下し、破損につながる。規定の厚さを満たさない薄紙に刻印加工を施こした場合、レーザ光が突き通って成果物に穴が開いてしまう可能性もある。さらに、刻印凹部におけるシートの厚さが不足していると、日常の可視光線の下で画像形成面に形成されたトナー画像と重なって見にくくなる。以上のような理由から、刻印加工するための条件としてシートの厚みを規定する必要がある。
(第一の実施形態)
第一の実施の形態に係る裏面刻印作成モード(第一の刻印作成モード)のフローを図5のフローチャートを用いて説明する。刻印作成モードが選択されると、画像形成装置7のCPU回路部150において、以下に示すステップS1〜ステップS18のフローにしたがった刻印加工処理が制御される。
ステップS1;片面、あるいは両面等の画像形成モードの入力する。入力されたモード(GM値、片面;GM=2、両面;GM=1)が記録される。
ステップS2;刻印作成モードの選択がユーザによりなされたかどうかを判定する。ここで刻印作成モードが選択されるとステップS3に進む。また、刻印作成モードが選択されない場合はステップS4に進む。
ステップS3;裏面刻印(画像形成面の裏面のみに刻印)する刻印作成モードを入力する。入力された裏面刻印作成モード(LM値;LM=5)が記録される。
ステップS4;刻印作成モードが選択されない場合、“LM=0“が記録されてステップS6に進む。
ステップS5;刻印形状、位置、サイズ、画像形成の指定領域等の刻印情報を操作部153、又は接続されたPC端末260から入力する。また、ステップS9の紙厚検知部400で所定のシートの厚さ未満であることが検知された場合にはこのステップでの入力値が規制される。
ステップS6;操作部153、又は接続されたPC端末260から画像形成装置7のスタートボタンをONにする。
ステップS7;ピックアップローラ1が回転し、給紙が開始されてレジローラ対4の紙厚検知部400までシートを搬送する。
ステップS8;“LM=0“が記録されている(刻印作成モードが選択されていない)場合はステップS10に進む。記録されていない(刻印作成モードが選択されている)場合にはステップS9に進む。
ステップS9;紙厚検知部400で検出されたシート厚が所定の厚さ以上、t≧50μmの場合、ステップS10に進む。所定の厚さ未満、t<50μmの場合はステップS11に進む。
ステップS10;画像形成を行い、シートにトナー画像を転写して定着ローラ対6で定着する。
ステップS11;シート厚が所定の厚さ未満であった場合、刻印不能と表示部(操作部153のモニター又は、接続されたPC端末260のモニター)に表示し、ステップS18に進む。
ステップS12;記録されたLM値、及びGM値が“LM=0”かつ“GM=2”である場合、ステップS18に進む。そうでない場合はステップS13に進む。
ステップS13;記録されたLM値、及びGM値が“LM=0”かつ“GM=1”である場合、ステップS14に進む。そうでない場合はステップS15に進む。
ステップS14;GM値を“GM=GM+1”に書き換えて記録し、ステップS10に進む。
ステップS15;記録されたLM値、及びGM値が“LM=5””(裏面刻印作成モード)かつ“GM=1”である場合、ステップS16に進む。そうでない場合はステップS17に進む。
ステップS16;LM値を“LM=LM+1”に書き換え内部記録し、ステップS10に進む。
ステップS17;レーザ刻印ユニット18によって入力された刻印情報の反転画像(鏡像)を画像形成面の裏面に刻印し、ステップS18に進む。
ステップS18;シートを排紙トレイ10上に排出して終了する。
図6(a)、図6(b)は本実施の形態に係る刻印加工を施されたシート(成果物)の断面図を示しており、図6(a)に示すように、シートの画像形成面SSにトナー画像Tが形成され、裏面SRにレーザ刻印(凹)部Kが形成されている。図6(b)において701はイメージリーダ201の原稿台ガラスである。
複写機で複写しようとした場合、図6(b)に示すように、画像形成面SS側に照射された光のうち、トナー画像Tのない刻印凹部Kに照射された光は、刻印部Kにおけるシートの厚さが薄いため刻印部Kを透過する。透過した光はそのまま原稿圧板700の裏面で反射されるため、結果として刻印凹部Kは複写できないようになっている。
図7(a)には本実施の形態に係る成果物としての画像形成面SS、図7(b)にはその裏面(刻印面)SRがそれぞれ示されている。裏面SRには刻印信号制御部251によって反転処理された刻印情報が図示のように鏡像としてレーザ刻印され、画像形成面SS側から透かして刻印情報が目視できるようになっている。この刻印情報は、画像形成面の裏面に加工された凹部であるため、画像形成面の平滑性を維持しつつ成果物が原本であることを証明することができる。
(第二の実施形態)
第二の実施の形態に係る片面刻印作成モード・両面刻印作成モードのフローを図8のフローチャートを用いて説明する。刻印作成モードが選択されると、画像形成装置7のCPU回路部150において、以下に示すステップS101〜ステップS128のフローにしたがった刻印加工処理が制御される。
ステップS101;片面、あるいは両面等の画像形成モードを入力する。入力された画像形成モード(GM値、片面;GM=2、両面;GM=1)が記録される。
ステップS102;刻印作成モードの選択、ここで刻印作成モードが選択されるとステップS103に進む。また、刻印作成モードが選択されない場合はステップS104に進む。
ステップS103;片面に刻印するか、両面に刻印するか、の刻印作成モードを入力する。入力された刻印作成モード(LM値、片面;LM=2、両面;LM=1)が記録される。
ステップS104;刻印作成モードが選択されない場合、“LM=0“が記録されてステップS106に進む。
ステップS105;刻印面、刻印形状、位置、サイズ、画像形成の指定領域等の刻印情報を操作部153、又は接続されたPC端末260から入力する。また、ステップS111の紙厚検知部400で所定のシートの厚さ(第一の厚さ)未満であることが検知された場合にはこのステップでの入力値が規制される。
ステップS106;操作部153、又は接続されたPC端末260より画像形成装置7のスタートボタンをONにする。
ステップS107;ピックアップローラ1が回転し、給紙が開始されてレジローラ部4の紙厚検知部400までシートを搬送する。
ステップS108;“LM=0“が記録されている(刻印作成モードが選択されていない)場合はステップS117に進む。記録されていない(刻印作成モードが選択されている)場合にはステップS109に進む。
ステップS109;透明シート検知部12で透明シート(OHPシート等)が検知されるとステップS110に進む。検知されない場合はステップS111に進む。
ステップS110;刻印作成モードが片面(LM=2)の場合はステップS111に進む。両面(LM=1)の場合はステップS112に進む。
ステップS111;紙厚検知部400で検知されたシートの厚さがt≧50μm(第一の厚さ)の場合、ステップS114に進む。t<50μmの場合はステップS115に進む。
ステップS112;透明シートの両面刻印は、刻印情報入力不備として表示部(操作部153のモニター、又は接続されたPC端末260のモニター)に刻印情報の再設定指示を表示し、ステップS113に進む。
ステップS113;刻印情報の再設定キーが選択された場合はステップS103に戻る。また、選択されなかった場合にはステップS128に進む。
ステップS114;刻印作成モードが両面(LM=1)の場合はステップS116に進む。刻印作成モードが両面でない(LM≠1)場合はステップS117に進む。
ステップS115;刻印不能と表示部(操作部153のモニター、又は接続されたPC端末260のモニター)に表示し、ステップS128に進む。
ステップS116;紙厚検知部400で検知されたシートの厚さがt≧100μm(第二の厚さ)の場合、ステップS117に進む。また、紙厚検知部400で検知されたシートの厚さがt<100μmの場合、ステップS118に進む。
ステップS117;画像情報がある場合には画像形成を行い、シートにトナー画像を転写して定着ローラ対6で定着する。
ステップS118;第一面SSと第二面SRの各々のレーザ刻印部K1、K2のオフセット距離L(ズレ)がL≧100μmの場合、ステップS117に進む。一方、L<100μmの場合はステップS112に進む。
ステップS119;記録されたLM値、及びGM値が“LM=0(刻印作成モード選択なし)又はLM=3(片面刻印完了)”、かつ“GM=2(片面画像形成)”である場合、ステップS128に進む。そうでない場合はステップS120に進む。
ステップS120;記録されたLM値、及びGM値が“LM=0”かつ“GM=1”である場合、ステップS122に進む。そうでない場合はステップS121に進む。
ステップS121;レーザ刻印ユニット18においてシートに刻印加工をし、ステップS123に進む。
ステップS122;GM値を“GM=GM+1”に書き換えて記録し、ステップS117に進む。
ステップS123;記録されたLM値が“LM=2”である場合、ステップS124に進む。そうでない場合はステップS125に進む。
ステップS24;記録されたGM値が“GM=2”を満足する場合、ステップS128に進む。満足しない場合は、ステップS126に進む。
ステップS125;記録されたGM値が“GM=1”を満足する場合、ステップS126に進む。満足しない場合にはステップS127に進む。
ステップS126;LM値を“LM=LM+1”、GM値を“GM=GM+1”に書き換えて記録し、ステップS117に進む。
ステップS127;LM値を“LM=LM+1”に書き換えて記録し、ステップS121に進む。
ステップS128;シートをトレイ10上に排出して終了する。
図9(a)は、シート厚さt≧50μmの場合で、片面に刻印した成果物を示した断面図であり、前述したように、本実施の形態において刻印凹部におけるシートの厚さは30μm程度になるように設定されているため、シートの強度を考慮したシート厚さtは最低50μm必要である。片面刻印作成モードには第一の実施の形態において説明した裏面刻印作成モード(第一の刻印作成モード)と、図9(a)に示す表面刻印作成モード(第二の刻印作成モード)とが含まれる。裏面刻印作成モードでは画像形成されたシートを排出ローラ対8からスイッチバックで反転搬送部9に搬送するに対し、表面刻印作成モードでは、画像形成されたシートをそのまま反転搬送部9に搬送して、レーザ刻印ユニット18により刻印加工する。
図9(b)は、両面刻印作成モード(第三の刻印作成モード)が選択され、両面に刻印した成果物を示した断面図であり、シート厚さtが50≦t<100μmの場合、第一面SSと第二面SRとで刻印位置のオフセット距離L(ズレ)が100μm以上となるように各々のレーザ刻印部Kが形成されている。画像形成面SSと裏面SRとで刻印位置がオーバーラップする場合、目視による真偽判定を可能とするために必要な刻印凹部の加工深さを確保しつつ、刻印凹部におけるシートの厚さを30μm程度にするのは難しくなる。シートの表裏で刻印位置をずらすことにより、シートの充分な強度が得られる。
また、シート厚さt≧100μmで両面刻印する場合には、オフセット刻印加工に関して規制がかからないようになっている。
OHPシートのように透明なシートは刻印情報が透過して裏面側から視認できるため片側の面のみに刻印可能にしている。透明シート検知部12において透明シートであることが検知され、かつ透明シートの両面刻印が設定されている場合には、入力エラーとしてユーザに再設定を促す表示をする。
本実施の形態においては第一乃至第三の刻印作成モードを有し、刻印加工処理を行う制御について説明したが、上述した第一乃至第三の刻印作成モードのうち少なくとも2つを有し、選択的に実行可能としてもよい。例えば、裏面刻印作成モード(第一の刻印作成モード)と、両面刻印作成モード(第三の刻印作成モード)のうちいずれかを選択して刻印加工処理が可能な構成においても、本発明は有効である。すなわち、原本を証明する刻印を種々のシートに対応して選択自在に付加するとともに、シートの厚さや光透過性に応じて確実に刻印加工することができる。
(第三の実施形態)
図10は第三の実施の形態に係る成果物を示しており、両面刻印作成モード(第三の刻印作成モード)で作成されたものである。図10(a)は成果物の表面を、図10(b)は成果物の裏面を示している。図10において、“PpQRSTU“及び”OK“で示される部分がレーザ刻印である。前述したように、刻印信号制御部251によって反転処理された刻印情報が鏡像として画像形成面と反対側の面にレーザ刻印され、画像形成面側から透かして刻印情報が目視できるようになっている。表面、裏面にそれぞれ形成されたレーザ刻印が各々反対側の画像形成面のトナー画像と重ならない位置に形成されている。つまり、画像形成面側から透かしてトナー画像Tとレーザ刻印が重ならないで目視できるようになっている。このレーザ刻印の刻印情報は、シートの厚さ、及びトナー画像データに応じてレーザ刻印の可否(片面或いは両面)、位置、サイズによって目視可能な任意形状の凹部を選択自在に付与される。これにより、成果物が原本であることを証明するための刻印情報を適正かつ確実に付与できる。この刻印加工処理は、第一の実施の形態に係る裏面刻印作成モード(第一の刻印作成モード)、あるいは表面刻印モード(第二の刻印作成モード)においても有効であることは言うまでもない。
なお、上述したシート厚さ、オフセット距離等に関する数値はあくまでも参考値であり、シートの材質等で適宜変更可能である。
本発明に係る刻印加工装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 上記刻印加工装置に設けられたレーザ刻印ユニットの概略構成を示す図。 上記画像形成装置に設けられた紙厚検知部の詳細を説明する図。 上記画像形成装置の制御ブロック図 第一の実施の形態のレーザ刻印ユニットの刻印加工制御を説明するフローチャート。 第一の実施の形態のレーザ刻印ユニットによる刻印加工を説明する第1の図。 第一の実施の形態のレーザ刻印ユニットによる刻印加工を説明する第2の図。 第二の実施の形態のレーザ刻印ユニットの刻印加工制御を説明するフローチャート 第二の実施の形態のレーザ刻印ユニットによる刻印加工を説明する図。 第三の実施の形態のレーザ刻印ユニットによる刻印加工を説明する図。
符号の説明
4 レジストローラ対
5 ドラム
6 定着ローラ対
7 画像形成装置
8 排紙ローラ
9 反転搬送部
10 排紙トレイ
18 レーザ刻印ユニット
19 ポリゴンミラー
20 ポリゴンミラー駆動モータ
21 レーザダイオード
22 レンズ
23 レンズ
24 BDセンサ

Claims (29)

  1. レーザ光を照射してシートに凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段を備え、
    前記レーザ刻印手段は、画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施すことを特徴とする刻印加工装置。
  2. 前記レーザ刻印手段の刻印加工動作を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、画像形成面の画像と重ならないように刻印加工を施すよう前記レーザ刻印手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の刻印加工装置。
  3. 前記制御手段は、凹部が形成されるシートの厚さに基づいて前記レーザ刻印手段の刻印加工動作を制御することを特徴とする請求項2に記載の刻印加工装置。
  4. シートの厚さが所定の厚さ以下である場合、前記制御手段は、前記レーザ刻印手段を動作させないことを特徴とする請求項2又は3に記載の刻印加工装置。
  5. 前記制御手段は、刻印加工の刻印情報に基づいて反転像に変換する画像処理手段を有し、前記レーザ刻印手段は、反転像に変換された前記刻印情報を画像形成面の裏面に刻印することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の刻印加工装置。
  6. 前記制御手段は、画像形成されるシート面を判別する判別手段を有し、前記判別手段によって判別された画像形成面に基づいて刻印されるシート面を決定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の刻印加工装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施す請求項1乃至6のいずれかに記載の刻印加工装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、
    レーザ光を照射してシートに凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段と、を備え、
    前記レーザ刻印手段は、前記画像形成部により画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施すことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記レーザ刻印手段を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、画像形成面の画像と重ならないように刻印加工を施すよう前記レーザ刻印手段を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、凹部が形成されるシートの厚さに基づいて前記レーザ刻印手段の刻印加工動作を制御することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. シートの厚さが所定の厚さ以下である場合、前記制御手段は、前記レーザ刻印手段を動作させないことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、刻印加工の刻印情報に基づいて反転像に変換する画像処理手段を有し、前記レーザ刻印手段は、反転像に変換された前記刻印情報を画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印することを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記制御手段は、画像形成されるシート面を判別する判別手段を有し、前記判別手段によって判別された画像形成面に基づいて刻印されるシート面を決定することを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 請求項8乃至13のいずれかに記載の画像形成装置と、シートに刻印する刻印情報を入力する入力手段と、を備え、
    前記入力手段は、前記画像形成部による出力画像のプレビュー表示部を有し、前記プレビュー表示部に表示された表示に従って刻印文字又は画像、位置、サイズを入力可能であることを特徴とする画像形成システム。
  15. 請求項8乃至13のいずれかに記載の画像形成装置と、シートに刻印する刻印情報を入力する入力手段と、を備え、
    前記入力手段は、前記画像形成部による出力画像のプレビュー表示部と、前記プレビュー表示手段から入力された刻印情報を反転像に変換する画像処理手段と、を有し、前記刻印手段は前記画像処理手段で反転像に変換された刻印情報をシートの裏面に刻印することを特徴とする画像形成システム。
  16. レーザ光を照射してシートに凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段と、前記レーザ刻印手段の刻印加工動作を制御する制御手段、とを備え、
    前記制御手段は、刻印作成モードとして、画像形成されたシートの画像形成面の裏面に刻印加工を施す第一の刻印作成モードと、画像形成面側に刻印加工を施す第二の刻印作成モードと、シートの両面に刻印加工を施す第三の刻印作成モードとのうち少なくとも二つを有することを特徴とする刻印加工装置。
  17. 前記制御手段は、凹部を形成されるシートの厚さに基づいて前記レーザ刻印手段が実行する刻印作成モードを規制することを特徴とする請求項16に記載の刻印加工装置。
  18. シートの厚さが予め設定された第一の厚さ以上の場合、前記制御手段は、前記第一及び第二の刻印作成モードによる刻印加工を許可することを特徴とする請求項17に記載の刻印加工装置。
  19. シートの厚さが前記第一の厚さよりも厚い第二の厚さ以上の場合、前記制御手段は、前記第三の刻印作成モードによる刻印加工を許可することを特徴とする請求項18に記載の刻印加工装置。
  20. シートの厚さが前記第一の厚さ以上で前記第二の厚さ未満である場合、前記制御手段は、シートの表裏の刻印位置が所定距離以上ずれていることを条件に、前記レーザ刻印手段の前記第三の刻印作成モードによる刻印加工を許可することを特徴とする請求項19に記載の刻印加工装置。
  21. シートの厚さが前記第一の厚さ未満である場合、前記制御手段は、前記レーザ刻印ユニットを動作させないことを特徴とする請求項18乃至20のいずれかに記載の刻印加工装置。
  22. 前記制御手段は、画像形成面の画像と重ならないように刻印加工を施すよう前記レーザ刻印手段を制御することを特徴とする請求項16乃至21のいずれかに記載の刻印加工装置。
  23. 透明シートを検知する透明シート検知手段を有し、透明シートが検知された場合、前記制御手段は、前記レーザ刻印手段の前記第三の刻印作成モードによる刻印加工を許可しないことを特徴とする請求項16乃至22のいずれかに記載の刻印加工装置。
  24. 前記制御手段は、画像形成されるシート面を判別する判別手段を有し、前記判別手段によって判別された画像形成面を基準として刻印されるシート面を決定することを特徴とする請求項16乃至23のいずれかに記載の刻印加工装置。
  25. シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像形成されたシートに刻印加工を施す請求項16乃至24のいずれかに記載の刻印加工装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  26. シートに画像を形成する画像形成部と、
    シートにレーザ光を照射して凹部を形成する刻印加工を行うレーザ刻印手段と、
    前記レーザ刻印手段の刻印加工動作を制御する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、刻印作成モードとして、画像形成されたシートの画像形成面の裏面にレーザ刻印を行う第一の刻印作成モードと、画像形成面側にレーザ刻印を行う第二の刻印作成モードと、シートの両面に刻印加工を施す第三の刻印作成モードのうち少なくとも二つを有することを特徴とする画像形成装置。
  27. 前記制御手段は、凹部が形成されるシートの厚さに基づいて前記レーザ刻印手段が実行する刻印作成モードを規制することを特徴とする請求項26に記載の画像形成装置。
  28. 前記制御手段は、画像形成面の画像と重ならないように刻印加工を施すよう前記レーザ刻印手段を制御することを特徴とする請求項26又は27に記載の画像形成装置。
  29. 前記制御手段は、画像形成されるシート面を判別する判別手段を有し、前記判別手段によって判別された画像形成面に基づいて刻印されるシート面を決定することを特徴とする請求項26乃至28のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2007133040A 2006-06-20 2007-05-18 刻印加工装置、及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5441317B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007133040A JP5441317B2 (ja) 2006-06-20 2007-05-18 刻印加工装置、及び画像形成装置
US11/762,602 US8520265B2 (en) 2006-06-20 2007-06-13 Engraving processing apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006170252 2006-06-20
JP2006170252 2006-06-20
JP2006170253 2006-06-20
JP2006170253 2006-06-20
JP2007133040A JP5441317B2 (ja) 2006-06-20 2007-05-18 刻印加工装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008023597A true JP2008023597A (ja) 2008-02-07
JP5441317B2 JP5441317B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=38861122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007133040A Expired - Fee Related JP5441317B2 (ja) 2006-06-20 2007-05-18 刻印加工装置、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8520265B2 (ja)
JP (1) JP5441317B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009042439A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2015197590A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10272874A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Toppan Forms Co Ltd 可変情報を有した帳票および可変情報の形成方法
JP2000094865A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan 光学的読取用紙及びその光学的読取装置
JP2000094869A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan ラミネートフィルムで保護された貴重印刷物及びその製造方法
JP2000514741A (ja) * 1996-07-23 2000-11-07 リーン ベスローテン フェンノートシャップ 銀行券もしくは同一性確認書類を保護する方法
JP2001062573A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Keyence Corp レーザマーカ
JP2002144059A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2003209032A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 窒化ガリウムウエハおよび窒化ガリウムウエハのマーキング方法
JP2006005187A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Hitachi Ltd プリント基板の識別子印字方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050103977A (ko) * 2003-03-06 2005-11-01 디지맥 코포레이션 카메라 및 디지털 워터마킹 시스템들 및 방법들

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000514741A (ja) * 1996-07-23 2000-11-07 リーン ベスローテン フェンノートシャップ 銀行券もしくは同一性確認書類を保護する方法
JPH10272874A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Toppan Forms Co Ltd 可変情報を有した帳票および可変情報の形成方法
JP2000094865A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan 光学的読取用紙及びその光学的読取装置
JP2000094869A (ja) * 1998-09-25 2000-04-04 Printing Bureau Ministry Of Finance Japan ラミネートフィルムで保護された貴重印刷物及びその製造方法
JP2001062573A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Keyence Corp レーザマーカ
JP2002144059A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP2003209032A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Sumitomo Electric Ind Ltd 窒化ガリウムウエハおよび窒化ガリウムウエハのマーキング方法
JP2006005187A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Hitachi Ltd プリント基板の識別子印字方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009042439A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2015197590A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20070291102A1 (en) 2007-12-20
JP5441317B2 (ja) 2014-03-12
US8520265B2 (en) 2013-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5578958B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
US7627282B2 (en) Image forming apparatus for designating sheet post-processing functions
JP5760684B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5773725B2 (ja) 画像形成装置
US8406681B2 (en) Sheet processing apparatus capable of performing a punch process and image forming system having same
JP2007168975A (ja) 用紙位置検出装置、該用紙位置検出装置を有する用紙搬送装置、及び該用紙搬送装置を具備する画像形成装置
JP4678292B2 (ja) 画像形成装置
JP5747662B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2009177310A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2008063122A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2017118255A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5441317B2 (ja) 刻印加工装置、及び画像形成装置
JP2009186798A (ja) 画像形成装置
JP2006036493A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2017108322A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP5309099B2 (ja) 画像形成装置
JP2019176342A (ja) 画像形成装置
JP2007096662A (ja) 画像読取装置及び画像処理装置
JP4309387B2 (ja) 用紙処理装置
JP2007153592A (ja) 画像形成装置、及び、画像形成装置におけるパンチ穴位置調整方法
JP4375433B2 (ja) 複写装置
JPS60263965A (ja) 画像処理装置
JP2017011322A (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP2008028782A (ja) 原稿仕分装置及び原稿仕分方法
JP6405896B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100513

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees