JP2008023307A - 洗濯ハンガー - Google Patents
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Abstract
【目的】洗濯物を洗濯ハンガーの中から偏らせて吊り下げても、ハンガーが殆ど傾かない様にすること。
【構成】クリップ1を有する枠3と、桿やロープ等に掛けるフック5と、枠3とフック5とを連結する連結部材4とを備えた洗濯ハンガーにおいて、枠3を四角形又は略四角形状に形成し、洗濯ハンガーを側方から見て枠3と連結部材4との為す角度θを45°以上とする。
更に洗濯ハンガーを上方から見て枠と連結部材4との連結部位8を結ぶ線の外側の極く近傍範囲を、クリップの枠3に連結する連結部位が外側へ越えない様にクリップ1を配置する様にする。
【選択図】図1
【構成】クリップ1を有する枠3と、桿やロープ等に掛けるフック5と、枠3とフック5とを連結する連結部材4とを備えた洗濯ハンガーにおいて、枠3を四角形又は略四角形状に形成し、洗濯ハンガーを側方から見て枠3と連結部材4との為す角度θを45°以上とする。
更に洗濯ハンガーを上方から見て枠と連結部材4との連結部位8を結ぶ線の外側の極く近傍範囲を、クリップの枠3に連結する連結部位が外側へ越えない様にクリップ1を配置する様にする。
【選択図】図1
Description
本発明は洗濯物を洗濯ハンガーの中心から偏らせて吊り下げても、ハンガーが殆ど傾かない構造の洗濯ハンガーに関するものである。
一般に洗濯ハンガーはクリップを有する枠と、桿やロープ等に掛けるフックと、枠とフックとを連結する連結部材とを備えているが(図1参照)、洗濯物を洗濯ハンガーの中心から偏らせて吊り下げるとハンガーが大きく傾き、次の洗濯物をクリップに挟む時に挟み難い。この為、常に洗濯ハンガーがほぼ水平状態となる様にクリップを選択しながら洗濯物を吊り下げなければならず、これが結構面倒なものであった。
本発明の目的は、洗濯物を洗濯ハンガーの中心から偏らせて吊り下げても、ハンガーが殆ど傾かない構造のものを提供するところにある。
本発明は上記目的を達成する為、クリップを有する枠と、桿やロープ等に掛けるフックと、枠とフックとを連結する連結部材とを備えた洗濯ハンガーにおいて、枠を四角形又は略四角形に形成し、洗濯ハンガーを側方から見て枠と連結部材との、為す角度を45°以上とし、更に洗濯ハンガーを上方から見て枠と連結部材との連結部位を結ぶ線の外側の極く近傍範囲を、クリップの枠に連結する連結部位が外側へ越えない様にクリップを配置する様に構成した。
図1(イ)は本発明による洗濯ハンガーの一実施例で、クリップ1(洗濯バサミ)を有する枠3と、桿、ロープ等に掛けるフック5と、枠3とフック5とを連結する連結部材4とを備えており、枠3は図1(イ)を上方から見た図1(ロ)の如く四角形又は略四角形状に形成されている(枠3は大形のものではB−B′線を中心に折り畳む事ができる構造とするのが良い)。連結部材4は枠3とフック5とを連結するもので、通常は鎖状のものであるが、柔軟な棒状のもの(紐の様なもの)でも良く、更には容易には曲らない棒状のものでも良い。7はフック5に回転自在に備えられた回転体で、この回転体7に連結部材4を連結する事により、フック5が桿やロープに掛けられていても枠3は自由に回転する事ができる(もちろん図3(ニ)の様に連結部材4を直接フック5に連結させても良い)。連結部材4の両端部にはフック状のものがあり、これが枠3や回転体7に形成された穴にひっかかる(嵌り込む)事によって互いに連結する様になっている。6は握り部で、桿やロープ等に掛ける時は、この部分を持って掛ける様にする。図1(イ)において洗濯物をクリップに挟む場合、枠3の中心から離れたクリップに挟むほど枠3の傾き(水平からの傾き)が大きくなる事は明らかである。そこで本発明では、図1(ロ)の如く洗濯ハンガーを上方から見て枠3と連結部材4との連結部位8(通状は連結部材4の端部にあるフック状のものが嵌り込む穴)を結ぶ線の外側の極く近傍範囲(前記線の2cm――望ましくは1cm位――外側の範囲内)を、クリップ1の枠3に連結する連結部位(通常は柔軟な紐2によりクリップ1は枠3に連結しているから、この紐2と枠3との連結部位)が外側へ越えない様にクリップ1を配置する様に構成した(通常は最も外側にあるクリップ1の枠3に連結する連結部位でもほぼ連結部位8を結ぶ線上にある様にするのが望ましい)、更に本発明では、図1(イ)の如く洗濯ハンガーを側方から見て枠3と連結部材4との為す角度θも重要な要素で、図2はこの角度θとαとの関係を示す実験結果で、αは最も端部にあるクリップ1に500gの重りを吊り下げた時の枠3の水平状態からの傾き角度を示すものである。図から角度αを30°以下に抑えるには(実用上、問題とならない程度の角度α)、角度θを45°以上にする必要がある事が判る(45°以下ではαは急増する)。そこで本発明では角度θを45°以上とし、これはA方向から見ても同様とする。但し、角度αは小さい方が扱い易く、望ましくは角度θは50°以上が良い。角度θを大きくするには図3(イ)の如く枠3に枠突出部9を備え、ここに枠3と連結部材4との連結部位(通常は穴で、この連結部位は枠3を下方側へ越えたところにある)を形成し、この連結部位に連結部材4を連結させるのが良い。更には図3(ロ)の如く回転体7を上方へ移し、この下方に握り部6を配置する様に構成する事も考えられる(図1(イ)では握り部6は回転体7の上方にある)。以上の図3(イ)、(ロ)の構造は洗濯ハンガー全体の高さを減少させる効果がある。フック5が図3(ハ)の如く桿を掴む如く構成されたレバー10を備えている場合は、通常は二点鎖線示の様な形状となっているが、これでは連結部材4が邪魔になるので、レバー10は支点11においてフック5を乗り越えて反対側へ延びる構成である様にすると良い。支点11にはレバー10を閉じるバネが内蔵されている。レバー10を開くには、レバー10とフック突出部12とを握って互いに接近させる様にする。
図4(イ)はクリップ14を保持部材13の両端部に備えて、タオルやおむつ、更にはTシャツ、Yシャツなどの肩の付いた上着類の洗濯物を干す為の洗濯物用ハンガーを示し、C方向から見た図4(ロ)の如く保持部材13を多数(6〜8個位)支持部材15に取り付けた多連装構造であり、少なくとも2個(多くても3個が良い)のフック16により桿に吊り下げる様に構成してある(保持部材13とクリップ14とは一体成形の構造としても良い)。C方向から見たクリップ14の拡大図を図4(ハ)に示すが、挟み部17を有する第1の枠体18と回動自在に備えられた可動挟み片23を有する第2の枠体21とを互いに対向させて備えると共に、各々の枠体18、21を連結体19によりしっかりと連結させ、かつ可動挟み片23をバネ24により挟み部17に接近する様に回動自在に備える様に構成してある。バネ24は極く弱いもので十分である。20はクリップ14を保持部材13に取り付ける為の保持穴である。使い方は簡単で、洗濯物を両手でピンと張って可動挟み片23に当てて押し上げるとバネ24は極く弱いものなので、簡単に押し上げられ、挟み部17と可動挟み片23の先端部間に挟まれ、保持される様になる。この時、挟まれた洗濯物を下方へ引っ張るとますます可動挟み片23が食い込む様に作用するので(自己倍力機構)、バネ24は弱いものでも重い洗濯物を保持する事ができる(従来のクリップの様にこれを片手で開きながらもう一方の手で洗濯物を持って挟む必要はない)。挟んだ洗濯物を取り外す場合は突起22に親指を当て、下方から人差し指を可動挟み片23に当てて押す様にすると、可動挟み片23を開く事ができる。以上の如く洗濯物を両手でピンと張ってクリップに押し込むだけで両手を離してもそのまま保持されるので、簡単で便利である。次に図4(イ)、(ロ)に戻って洗濯物をクリップ14に挟む時は可動挟み片23を押し上る訳であるが、最も端にあるクリップの場合でもハンガー全体のほぼ半分の重量が下向きに押し下げているので、洗濯物をクリップに押し込む事ができるのである(中央にあるクリップの場合はハンガー全体の重量が下向きに押し下げる力となる)。しかしながらハンガー全体の重量が軽い場合はハンガーが持ち上ってしまい、洗濯物をクリップに押し込む事ができない事が起る。この様な場合は、フック16に図4(ニ)の如く持ち上り防止ストッパー部25を備えておけば良い。こうするとハンガー全体が軽くて持ち上ろうとしても、桿が持ち上り防止ストッパー部25に当り、桿の重量が下向きに押し下げる力として加わるので、確実に洗濯物をクリップに押し込む事ができる。この場合、クリップ16は全体のコンパクト化の為に根本部で横に倒れる構造となっている事が多いが、容易には横に倒れない様に(少し力を入れると倒れる)回動する部分に適度なマサツ力などの抵抗力を与える構造とする事が望ましい。図4(ホ)の如くクリップが桿を掴む構造のキャッチ式の場合は、レバー部26が持ち上り防止ストッパー部に相当するものとなる。
本発明は以上の如く構成されているので、洗濯物を洗濯ハンガーの中心から偏らせて吊り下げてもハンガーは殆ど傾かない。従って、沢山の洗濯物を吊り下げる場合、従来の様にハンガーがほぼ水平状態となる様に1回1回クリップを選択しながら使う必要がないので、非常に便利になる。
1はクリップ、2は紐、3は枠、4は連結部材、5はフック、6は握り部、7は回転体、8は枠と連結部材との連結部位、9は枠突出部、10はレバー、11は支点、12はフック突出部、13は保持部材、14はクリップ、15は支持部材、16はフック、17は挟み部、18は第1の枠体、19は連結体、20は保持穴、21は第2の枠体、22は突起、23は可動挟み片、24はバネ、25は持ち上り防止ストッパー部、26はレバー部、αは枠の水平状態からの傾斜角度である。
Claims (5)
- クリップを有する枠と、桿、ロープ等に掛けるフックと、前記枠とフックとを連結する連結部材とを備えた洗濯ハンガーにおいて、前記枠を四角形又は略四角形状に形成し、洗濯ハンガーを側方から見て前記枠と連結部材との為す角度を45°以上とし、更に洗濯ハンガーを上方から見て前記枠と連結部材との連結部位を結ぶ線の外側の極く近傍範囲を、前記クリップの枠に連結する連結部位が外側へ越えない様にクリップを配置する様に構成した事を特徴とする洗濯ハンガー。
- フックに回転自在に備えられた回転体に連結部材を連結する様にした請求項1記載の洗濯ハンガー。
- 枠を下方側へ越えたところにある枠と連結部材との連結部位を有する枠突出部を枠に備え、この連結部位に連結部材を連結する様にした請求項1又は2記載の洗濯ハンガー。
- フックの握り部を回転体の下方に配置した請求項2又は3記載の洗濯ハンガー。
- フックに桿を掴む如く構成されたレバーを備え、前記レバーは支点においてフックを越えて反対側へ延びる構成である様にされた請求項4記載の洗濯ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006232781A JP2008023307A (ja) | 2006-07-22 | 2006-07-22 | 洗濯ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006232781A JP2008023307A (ja) | 2006-07-22 | 2006-07-22 | 洗濯ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008023307A true JP2008023307A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39114540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006232781A Withdrawn JP2008023307A (ja) | 2006-07-22 | 2006-07-22 | 洗濯ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008023307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112914337A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-08 | 王琴 | 一种防缠绕自动展开式裤架 |
-
2006
- 2006-07-22 JP JP2006232781A patent/JP2008023307A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112914337A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-08 | 王琴 | 一种防缠绕自动展开式裤架 |
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Legal Events
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