JP2008020804A - 撮影装置用清掃器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影装置に設けられた様々な部材を効率的に清掃でき、かつ粘着性部材を確実に保護する撮影装置用清掃器具を提供する。
【解決手段】清掃器具10は、粘着性部材12、本体部14、第1および第2の突起部16、26を含む。粘着性部材12の先端には、異物を粘着させるための粘着面12Sが設けられている。粘着面12Sは、円弧領域12Cと矩形領域12Rを含む。第2の突起部26は、粘着面12Sに平行な板状部材であり、粘着性部材12よりも本体部14の径方向に突出している。保護キャップ18の先端面18Sと、第2の突起部26の輪郭26Oは、粘着面12Sの相似形であって粘着面12Sと同じ形状を有する。従って、清掃器具10の使用時に保護キャップ18が第2の突起部26に取付けられると、保護キャップ18により、粘着面12Sの形状と向きとが本体部14の後端側に示される。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮影装置用清掃器具に関し、特に、レンズ交換式デジタルカメラ等の部材に付着する異物を取り除く清掃器具に関する。
近年、レンズ交換式のデジタルカメラが普及しつつある。レンズ交換式デジタルカメラにおいては、レンズ交換等により混入する埃などの異物が、内蔵された撮像素子の表面に付着する場合がある。このため、異物が撮像素子に付着することによる画質の低下を防ぐために、撮像素子表面から異物を取り除くことが必要とされる。また、デジタルカメラ等の撮影装置においては、ファインダ、接眼レンズ等の清掃が必要となることもある。
一方、精密機械、電子部品等の清掃のために用いられる掃除具であって、被清掃面上にある異物を粘着させる粘着性部材を取付けた掃除具が知られている(例えば特許文献1〜6)。
特開2005−334525号公報 特開2006−134号公報 特開2006−6690号公報 登録実用新案第3022843号公報 登録実用新案第3042014号公報 実開平6−63183号公報
粘着性部材を用いた従来の掃除具は、必ずしもデジタルカメラ等の撮影装置の清掃を前提としていないため、通常、撮像素子等の清掃には適してはいない。例えば、円柱形の粘着性部材を用いる場合、撮像素子等、矩形状の被清掃面の清掃には不適当である。また、撮像素子等の清掃に用いることを前提として掃除具等を用意する場合であっても、撮像素子等とは形状の異なる円形のファインダ窓、接眼レンズ等については、清掃作業が困難である。特にレンズ交換式カメラの場合、撮像素子がカメラ本体の奥に位置しているため、掃除具の使用中は清掃部位が視認できず、清掃作業が困難であるという問題がある。
そして、粘着性部材による掃除具においては、粘着性部材の粘着性低下等が問題となる。特に、粘着性部材は露出した状態で使用されることから、清掃の作業中に掃除具が作業台の上等に置かれ、回転すると、粘着性部材には台上の埃等の異物が多く付着し、粘着性が大幅に低下してしまうおそれがある。さらにこの場合、粘着性部材に付着した異物が被清掃面に付着してしまい、却って清掃に悪影響を及ぼす可能性もある。
本発明は、撮影装置に設けられた様々な部材を効率的に清掃でき、かつ粘着性部材を確実に保護する撮影装置用清掃器具を提供することを目的とする。
本発明の第1の清掃器具は、撮影装置の被清掃面上にある異物を除去する撮影装置用清掃器具であって、異物を粘着させる粘着面を有する粘着性部材と、粘着性部材が先端に取付けられている本体部と、粘着性部材を覆うための保護部材とを備え、粘着面が円形以外の形状を有し、粘着性部材を覆う所定の位置にある保護部材の輪郭の形状と向きが、粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであることを特徴とする。粘着面は、円弧状の輪郭を含む円弧領域と矩形状の矩形領域とを有することが好ましい。
第1の清掃器具は、本体部から、本体部の径方向に粘着性部材よりも突出している突起部であって、粘着性部材の近傍に設けられた第1の突起部をさらに有し、保護部材が粘着性部材を覆うように第1の突起部に着脱自在に取付けられることが好ましい。そしてこの場合、第1の突起部の輪郭の形状が、粘着面の形状と同じであることがより好ましい。
第1の清掃器具は、本体部における粘着性部材側とは反対側の端部に設けられた第2の突起部をさらに有し、保護部材が第2の突起部に着脱自在に取付けられることが好ましい。そしてこの場合、保護部材の輪郭の形状と向きが、粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであるように、保護部材が第2の突起部に取付けられることがより好ましい。また、第2の突起部の輪郭の形状が、粘着面の形状と同じであることが好ましい。
第1の突起部は、本体部における粘着性部材側とは反対側の端部まで、本体部に沿って移動可能であることが望ましい。そしてこの場合、保護部材の輪郭の形状と向きが、粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであるように、保護部材が第1の突起部に取付けられることがより望ましい。また、本体部の表面に係合溝が設けられており、第1の突起部が、係合溝に係合する係合部を有することが望ましい。
本発明の第2の清掃器具は、撮影装置の被清掃面上にある異物を除去する撮影装置用清掃器具であって、異物を粘着させる粘着面を有する粘着性部材と、粘着性部材が先端に取付けられている本体部と、本体部から、本体部の径方向に粘着性部材よりも突出している突起部とを備え、粘着面が円形以外の形状を有し、突起部の輪郭の形状が粘着面の形状と同じであることを特徴とする。
本発明によれば、撮影装置に設けられた様々な部材を効率的に清掃でき、かつ粘着性部材を確実に保護する撮影装置用清掃器具を実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。図2は、本実施形態の清掃器具を示す斜視図である。図3は、保護キャップが取付けられた状態の本実施形態における清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。
清掃器具10は、撮像素子、ローパスフィルタ、保護フィルタの受光面、ファインダ、接眼レンズ等(いずれも図示せず)の撮影装置の部材に付着した埃などの異物を除去し、撮像素子等を清掃するために使用される。清掃器具10は、ブチルゴムで形成され、異物を粘着させる粘着性部材12と、樹脂等で形成された細長い円柱形の本体部14とを含む。粘着性部材12は、本体部14の先端面14Fに取付けられている(図1(b)の側面図および図2参照)。粘着性部材12は、本体部14と同一の中心軸を有する円柱形である。
粘着性部材12の先端には、異物を粘着させるための粘着面12Sが設けられている。粘着面12Sは、矢印Aの示す本体部14が延びる方向に対して垂直であり、円弧状の輪郭を含む円弧領域12Cと、円弧領域12Cに隣接する矩形状の矩形領域12Rとを含む(図1(a)の正面図および図2参照)。円弧領域12Cは半円状であり、粘着面12Sは、円弧領域12Cの輪郭における直線部分と、矩形領域12Rの一辺とが一致(図中の破線)する形状を有する。
また、粘着性部材12の近傍には、本体部14の径方向に粘着性部材12よりも突出している第1の突起部16が設けられている。第1の突起部16は、矢印Aの示す本体部14が延びる方向に対して垂直であり、粘着面12Sと平行な板状部材である。第1の突起部16の輪郭16Oは、粘着面12Sの相似形である(図1(a)の正面図と図1(c)の背面図参照)。すなわち第1の突起部16においては、輪郭16Oが粘着面12Sと同じ形状を有する。
清掃器具10には、粘着性部材12を覆い、保護するための保護キャップ18(保護部材)が含まれる(図3参照)。保護キャップ18は、第1の突起部16に着脱自在に取付けられ、清掃器具10の使用時には第1の突起部16から取外される。保護キャップ18は、半透明な樹脂で形成されており、第1の突起部16に取付けられた保護キャップ18により覆われた粘着性部材12は外部から視認できる(図3(a)の正面図および図3(b)の側面図参照)。
図4は、清掃器具10による清掃の対象となるデジタル一眼レフカメラを示す正面図である。
清掃器具10は、例えばデジタル一眼レフカメラ(撮影装置)30の撮像素子ユニットに設けられたローパスフィルタ(以下、LPFという)32の清掃に用いられる。この場合、被清掃面であるLPF32の表面32Sは矩形状であるので、LPF表面32Sの周辺部の清掃においては粘着面12Sの矩形領域12Rが用いられる。
一方、例えばデジタル一眼レフカメラ30に設けられた円形のファインダ窓(図示せず)の清掃においては、粘着面12Sの円弧領域12Cが主に使用される。以上のように、粘着面12Sにおいて用いられる領域を使い分けることにより、効率的な清掃動作が可能となる。
さらに、清掃器具10の使用時に本体部14を保持するユーザは、LPF表面32S等の被清掃面の周辺が暗いにも関わらず、粘着面12Sと同じ形状の輪郭16Oを有し、本体部14の径方向において粘着面12Sよりも大きい第1の突起部16を視認することにより、粘着性部材12の向きを容易に把握できる。従って、粘着面12Sを清掃に適した位置および向きで被清掃面に押し当てる操作は容易である。
以上のように本実施形態によれば、円弧領域12Cと矩形領域12Rとを有し、輪郭が円形の従来の粘着面とは異なる形状の粘着面12Sを設け、さらに第1の突起部16において粘着面12Sの形状と向きを示すことにより、清掃器具10は操作性に優れ、デジタル一眼レフカメラ30に設けられた様々な部材を効率的に清掃できる。また、保護キャップ18により、粘着性部材12を保護し、清掃の対象である異物以外の物の付着による粘着性部材12の粘着性低下を防止できる。
さらに、粘着性部材12の近傍に、本体部14の径方向に粘着性部材12よりも突出した第1の突起部16を設けることにより、保護キャップ18が取り外れている使用中の清掃器具10が作業台等の上に置かれた場合にあっても、粘着性部材12が作業台等に接触し、台上の異物が付着することが防止される。
以下、第2の実施形態につき、第1に実施形態との相違点を中心に説明する。図5は、保護キャップ18が本体部14の先端部に取付けられた状態における第2の実施形態の清掃器具10を示す正面図、側面図および背面図である。図6は、保護キャップ18が本体部14の後端部に取付けられた状態における本実施形態の清掃器具10を示す正面図、側面図および背面図である。
本実施形態は、本体部14の後端部、すなわち本体部14における粘着性部材12側とは反対側に、第2の突起部26が設けられている点が第1の実施形態と異なる。第2の突起部26は、第1の突起部16と同じ形状を有する。すなわち第2の突起部26は、第1の突起部16と同様に粘着面12Sに平行な板状部材であり、粘着性部材12よりも本体部14の径方向に突出している。従って、第2の突起部26の輪郭26Oは、粘着面12Sの相似形であって粘着面12Sと同じ形状を有する(図5(a)の正面図および図5(c)の背面図参照)。
第2の突起部26には、保護キャップ18が着脱自在に取付け可能であり、保護キャップ18は、清掃器具10の使用時に第2の突起部26に取付けられる(図6参照)。保護キャップ18には、第1もしくは第2の突起部16、26に取付けられたときに粘着面12Sと平行になる先端面18Sが設けられている。
先端面18Sは、第1および第2の突起部16、26の輪郭16O、26Oと同様に粘着面12Sの相似形であり、これらはいずれも同一の形状を有している。また、保護キャップ18には、第1および第2の突起部16、26が嵌合するための開口18Mが設けられている(図6(b)の側面図参照)。開口18Mは、保護キャップ18の端部18Eによって囲まれており、端部18Eの輪郭も、第1および第2の突起部16、26の輪郭16O、26Oと同じ形状を有する。
以上のことから明らかであるように、保護キャップ18は、所定の方向を向くように、すなわち、本体部14の中心軸を中心として回転することなく、第1もしくは第2の突起部16、26に取付けられる。そして保護キャップ18は、先端面18Sと粘着面12Sとが同じ方向を向くように、すなわち保護キャップ18の底面18Bと粘着面12Sの直線12Lとが平行であるように、第1もしくは第2の突起部16、26に取付けられる(図5(a)の正面図、図5(c)の背面図、図6(a)の正面図および図6(c)の背面図参照)。
このように、清掃器具10の使用時においては、保護キャップ18の先端面18Sの形状と向き、すなわち本体部14の延びる方向における保護キャップ18の輪郭の形状と向きが、粘着面12Sの形状と向きとそれぞれ同じとなるように、保護キャップ18が第2の突起部26に取付けられる。
以上のように本実施形態によれば、粘着性部材12の形状と向きを示すように本体部14の後端部側に保護キャップ18を取付け可能とすることにより、円弧領域12Cと矩形領域12Rとを有する粘着面12Sの形状と向きが、被清掃面の周囲が暗い場合にあっても、清掃器具10を使用中のユーザにより容易に把握される。このとき、本体部14の後端部側、すなわち清掃器具10を操作するユーザにとっての手前側において粘着性部材12の形状と向きが示されるため、本実施形態の清掃器具10は、第1の実施形態に比べてより操作性に優れている。
以下、第3の実施形態につき、これまでの実施形態との相違点を中心に説明する。図7は、第1の突起部16が本体部14の先端部側にある状態における第3の実施形態の清掃器具10を示す側面図である。図8は、図7のVIII−VIII線に沿った本実施形態の本体部14と第1の突起部16の断面図である。図9は、第1の突起部16が移動している状態における本実施形態の清掃器具10を示す側面図である。図10は、第1の突起部16が本体部14の後端部側にある状態における本実施形態の清掃器具10を示す側面図である。
本実施形態は、第1の突起部16が本体部14に沿って移動可能であり、第2の突起部26が設けられていない点等がこれまでの実施形態と異なる。第1の突起部16は、本体部14の先端部側であって粘着性部材12の近傍にある位置(以下、第1の位置という)と、本体部14の後端部の位置(以下、第2の位置という)との間で移動可能である。本体部14の後端部には、第1の突起部16が本体部14から脱離することを防止するためのストッパ20が設けられている。
本体部14の側面14Sにおいては、第1の突起部16が係合するための係合溝14Gが設けられており、第1の突起部16の内面16Iには、係合部16Pが設けられている(図8参照)。第1の突起部16は、矢印Bの示すように、ユーザの操作によって実線で示す第1の位置と、破線で示す第2の位置との間で移動される(図9参照)。そして第1の突起部16は、係合部16Pを含む内面16Iと、係合溝14Gを含む側面14Sとの間で生じる適度な摩擦力により所定の位置で保持されるため、外力が加えられない限り移動しない。
本実施形態においても、後述するように保護キャップ18が用いられる。そして清掃器具10が使用されないときには、第1の突起部16は第1の位置にあり、清掃器具10の使用時においては、第1の突起部16は第2の位置に移動される(図10参照)。
図11は、第1の突起部16が第1の位置にある状態における本実施形態の清掃器具10を示す側面図である。図12は、第1の突起部16が第2の位置にある状態における本実施形態の清掃器具10を示す側面図である。
清掃器具10が使用されていないとき、保護キャップ18は、図11に示されるように、第1の位置にある第1の突起部16に取付けられ、粘着性部材12を覆っている。このため、粘着性部材12が保護される。一方、清掃器具10の使用時においては、まず保護キャップ18が第1の突起部16から取外され、第1の突起部16が第2の位置まで移動される。そして保護キャップ18は、第2の位置にある第1の突起部16に取付けられる(図12参照)。
この状態で清掃器具10が使用されると、粘着面12Sの形状と向きとが、ストッパ20のある本体部14の後端部側にある保護キャップ18により示される。これは、第1の突起部16および保護キャップ18が第2の実施形態と同様の形状を有しており、第2の位置にある第1の突起部16に取付けられた保護キャップ18の輪郭の形状と向きが、粘着面12Sの形状と向きとそれぞれ同じだからである。このように、被清掃面および粘着性部材12が暗部にあって直接視認できない状態においても、粘着面12Sの形状と向きとが、ユーザにより容易に把握できる。
以上のように本実施形態によれば、本体部14に沿って移動可能な単一の突起部16を設けることにより、清掃器具10は、簡素化された構造を有するとともに操作性に優れている。
なお、第1の突起部16が、本体部14に沿って移動可能であり、かつ本体部14の側面14Sとの適度な摩擦力により所定の位置で保持される限り、溝を第1の突起部16側に設け、係合部を本体部側面14S側に設けても良く、係合溝14Gと係合部16Pとが設けられていなくても良い。
図13は、従来例の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。
従来例の清掃器具40においては、円柱形の粘着性部材22が本体部24に取付けられている。従って、粘着面22Sは円形であり(図13(a)の正面図および図13(c)の背面図参照)、矩形状のLPF表面32S(図4参照)の周辺部等を清掃する場合においては、上述の各実施形態における清掃器具10とは異なり、異物を除去する操作は困難である。
また、保護キャップおよび粘着性部材22よりも本体部24の径方向に突出した突起部が設けられていないことから、従来例の清掃器具40においては、粘着性部材22を保護することはできず、粘着性部材22の粘着性が速やかに低下するおそれがある。なお、従来例の清掃器具40においては、粘着面22Sが円形であり、本体部24の回転に関わらず粘着面22Sの形状と向きとは常に一定であることから、粘着面22Sの形状と向きと本体部24の後端部側で示すことは有意義ではない。
粘着性部材12、本体部14、第1、第2の突起部16、26および保護キャップ18の形状、材質等は、上述のいずれの実施形態にも限定されない。例えば、粘着面12Sにおいて、円弧領域12Cは半円、四分円以外の扇形、もしくは楕円弧の一部等であっても良い。矩形領域12Rについても、正方形、もしくは互いに直交する2辺を有する四角形等であっても良い。矩形領域12Rの辺が、円弧領域12Cの輪郭における直線部分の一部とだけ重なり合っていても良い。
粘着面12Sの形状は、第1の突起部16、もしくは突起部に取付けられた保護キャップ18により粘着面12Sの形状と向きが示されるように、線対称形であることが好ましいが、これには限定されない。第1、第2の突起部16、26および保護キャップ18の形状についても同様である。
また、例えば、第1の実施形態における第1の突起部16の位置を、本体部14の中心付近までずらし、ユーザによる視認性を向上させても良い。粘着性部材12は、ブチルゴムの他、粘着性を有するウレタン系樹脂、あるいはスチレンゴム系樹脂等で形成されていても良い。
第1の実施形態の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。 第1の実施形態の清掃器具を示す斜視図である。 保護キャップが取付けられた状態の第1の実施形態における清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。 清掃器具による清掃の対象となるデジタル一眼レフカメラを示す正面図である。 保護キャップが本体部の先端部に取付けられた状態における第2の実施形態の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。 保護キャップが本体部の後端部に取付けられた状態における第2の実施形態の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。 第1の突起部が本体部の先端部側にある状態における第3の実施形態の清掃器具を示す側面図である。 図7のVIII−VIII線に沿った第3の実施形態の本体部と第1の突起部の断面図である。 第1の突起部が移動している状態における第3の実施形態の清掃器具を示す側面図である。 第1の突起部が本体部の後端部側にある状態における第3の実施形態の清掃器具10を示す側面図である。 第1の突起部が第1の位置にある状態における第3の実施形態の清掃器具を示す側面図である。 第1の突起部が第2の位置にある状態における第3の実施形態の清掃器具を示す側面図である。 従来例の清掃器具を示す正面図、側面図および背面図である。
符号の説明
10 清掃器具(撮影装置用清掃器具)
12 粘着性部材
12C 円弧領域
12R 矩形領域
12S 粘着面
14 本体部
14G 係合溝
16 第1の突起部(突起部)
16P 係合部
18 保護キャップ(保護部材)
26 第2の突起部(突起部)
30 デジタル一眼レフカメラ(撮影装置)
32S LPF表面(被清掃面)

Claims (11)

  1. 撮影装置の被清掃面上にある異物を除去する撮影装置用清掃器具であって、
    前記異物を粘着させる粘着面を有する粘着性部材と、
    前記粘着性部材が先端に取付けられている本体部と、
    前記粘着性部材を覆うための保護部材とを備え、
    前記粘着面が円形以外の形状を有し、前記粘着性部材を覆う所定の位置にある前記保護部材の輪郭の形状と向きが、前記粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであることを特徴とする撮影装置用清掃器具。
  2. 前記粘着面が、円弧状の輪郭を含む円弧領域と矩形状の矩形領域とを有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置用清掃器具。
  3. 前記本体部から、前記本体部の径方向に前記粘着性部材よりも突出している突起部であって、前記粘着性部材の近傍に設けられた第1の突起部をさらに有し、前記保護部材が前記粘着性部材を覆うように前記第1の突起部に着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置用清掃器具。
  4. 前記第1の突起部の輪郭の形状が、前記粘着面の形状と同じであることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置用清掃器具。
  5. 前記本体部における前記粘着性部材側とは反対側の端部に設けられた第2の突起部をさらに有し、前記保護部材が前記第2の突起部に着脱自在に取付けられることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置用清掃器具。
  6. 前記保護部材の輪郭の形状と向きが、前記粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであるように、前記保護部材が前記第2の突起部に取付けられることを特徴とする請求項5に記載の撮影装置用清掃器具。
  7. 前記第2の突起部の輪郭の形状が、前記粘着面の形状と同じであることを特徴とする請求項5に記載の撮影装置用清掃器具。
  8. 前記第1の突起部が、前記本体部における前記粘着性部材側とは反対側の端部まで、前記本体部に沿って移動可能であることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置用清掃器具。
  9. 前記保護部材の輪郭の形状と向きが、前記粘着面の形状と向きとそれぞれ同じであるように、前記保護部材が前記第1の突起部に取付けられることを特徴とする請求項8に記載の撮影装置用清掃器具。
  10. 前記本体部の表面に係合溝が設けられており、前記第1の突起部が、前記係合溝に係合する係合部を有することを特徴とする請求項8に記載の撮影装置用清掃器具。
  11. 撮影装置の被清掃面上にある異物を除去する撮影装置用清掃器具であって、
    前記異物を粘着させる粘着面を有する粘着性部材と、
    前記粘着性部材が先端に取付けられている本体部と、
    前記本体部から、前記本体部の径方向に前記粘着性部材よりも突出している突起部とを備え、
    前記粘着面が円形以外の形状を有し、前記突起部の輪郭の形状が前記粘着面の形状と同じであることを特徴とする撮影装置用清掃器具。
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