JP2008017359A - 通信装置、管理装置、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、管理装置、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008017359A
JP2008017359A JP2006188665A JP2006188665A JP2008017359A JP 2008017359 A JP2008017359 A JP 2008017359A JP 2006188665 A JP2006188665 A JP 2006188665A JP 2006188665 A JP2006188665 A JP 2006188665A JP 2008017359 A JP2008017359 A JP 2008017359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
identification information
information
transfer
transfer information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006188665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4880387B2 (ja
Inventor
Toshimitsu Hayashi
俊光 林
Yosuke Saso
洋介 佐相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd filed Critical Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd
Priority to JP2006188665A priority Critical patent/JP4880387B2/ja
Publication of JP2008017359A publication Critical patent/JP2008017359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880387B2 publication Critical patent/JP4880387B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】携帯電話と同じ電話番号でIP電話による通話を行う。
【解決手段】IP電話機31又は36は他の携帯電話機で用いられるUIMカード125が着脱可能なインタフェースを備える。IP電話機31又は36は他の携帯電話機の代わりにUIMカード125が装着されると、UIMカード125が装着された旨の通知とUIMカード125に格納された情報とをIP電話管理サーバ35に送信する。IP電話管理サーバ35は受信した情報を携帯電話管理サーバ23に送信する。携帯電話管理サーバ23は受信した情報をUIMカード125に格納された携帯電話番号の転送先番号として記憶する。UIMカード125に格納された携帯電話番号に発呼があると、携帯電話管理サーバ23はIP電話管理サーバ35に転送呼び出しを通知し、IP電話管理サーバ35はUIMカード125が装着されたIP電話機31又は36を発呼し通話を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の電話番号でIP電話による通話を行うために好適な通信装置、管理装置、及び、プログラムに関する。
現在広く普及している携帯電話機にはUIM(User Identity Module)カードと呼ばれるメモリカードが装着されている。UIMカードには電話番号等の契約者情報、ユーザの作成した電話帳、クレジットカード決済用情報などが記憶される。UIMカードをある携帯電話機から別の携帯電話機に差し替えることにより、差し替え後の携帯電話機で、UIMカードに記録された電話番号によって発呼及び着呼が可能である。
また、近年、通話元と通話先との間の通信経路の一部にインターネットを利用したいわゆるIP(Internet Protocol)電話が普及してきている。IP電話は携帯電話網や一般電話網の代わりに音声をIPで伝送するVoIP(Voice over IP)技術を利用し、できるだけIPネットワークを経由して通信を行うため、比較的安い接続料金で通話することできる。そして、IP電話を用いた様々な通信サービスが可能になってきている。例えば、特許文献1には、UMIカードを用いた転送機能付きの電話システムが開示されている。
特許文献1に開示された電話システムでは、メモリカードを転送先IP電話機に装着すると、メモリカード内の転送元IP電話機に関する情報が読み取られ、転送元及び転送先(UMIカードが装着されたIP電話機)に係る転送情報が生成され、電話サーバと転送元IP電話機に登録される。その後、第3のIP電話機から転送元IP電話機に電話がかかると、転送元IP電話機から、転送依頼付きの呼制御データが発信元の第3のIP電話機に返送され、これを受けて発信元の第3のIP電話機は、転送先IP電話機を発呼先とする呼制御データを生成し、転送先IP電話機に送信する。
特開2005−217643号公報
特許文献1に開示された構成によれば、メモリカードを用いて固定電話機であるIP電話機同士で転送して通話することはできても、UMIカードを用いて携帯電話機からIP電話機に転送して通話することはできない。
また、第3のIP電話機から転送元IP電話機に電話がかかると、一旦、転送元IP電話機から呼制御データを発信元の第3のIP電話機に返送し、これを受けて第3のIP電話機が、転送先IP電話機を発呼先とする呼制御データを生成し、転送先IP電話機に送信するという転送スキームであるため、転送に時間がかかる。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、携帯電話と同じ電話番号でIP電話による通話を行うために好適な通信装置、管理装置、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信装置は、
第1の識別情報が割り当てられており、該第1の識別情報に基づいて相手端末と通信を行う通信手段と、
前記第1の識別情報とは異なる第2の識別情報を記憶する記憶媒体の着脱を判別する判別手段と、
前記判別手段により前記記憶媒体が装着されたと判別された場合、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を、通信の発着信を管理する管理装置に送信する通信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記判別手段により前記記憶媒体が取り外されたと判別された場合、前記通信制御手段は、前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される通信端送信に転送させることを停止させるための転送停止情報を前記管理装置に送信する、ようにしてもよい。
例えば、前記通信手段はインターネットを介した通信が可能であり、前記通信装置はIP移動電話装置である。
例えば、前記通信手段はインターネットを介した通信が可能であり、前記通信装置はIP固定電話装置である。
例えば、前記通信手段は、第1の通信方式に基づいて、前記第1の識別情報が割り当てられており、第1の通信方式で基地局を介して相手端末と通信を行う第1の通信手段と、記録媒体に記録されている第2の識別情報が割り当てられ、第2の通信方式で基地局を介して相手端末と通信を行う第2の通信手段と、を備え、前記第2の通信手段による基地局との通信が途絶えたときに、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される自装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を発着信を管理する管理装置に送信する、ように構成してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る管理装置は、
第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワークに接続された第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置であって、
前記第2の通信ネットワーク上の装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段と、
前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信が発信されたときに、前記転送情報記憶手段に記憶された転送情報を検索し、対応する転送情報が記憶されているときには、該転送情報に従って、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置宛に通信を転送し、対応する転送情報が記憶されていないときには、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置に通信を接続する通信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る管理装置は、
第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワークに接続された第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置であって、
前記第2の通信ネットワーク上の通信装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段と、
前記第1の通信ネットワークから転送されてきた、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報に従って、対応する前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に接続する通信制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
第1の識別情報が割り当てられており、該第1の識別情報に基づいて相手端末と通信を行う通信手段、
前記第1の識別情報とは異なる第2の識別情報を記憶する記憶媒体の着脱を判別する判別手段、
前記判別手段により前記記憶媒体が装着されたと判別された場合、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を、通信の発着信を管理する管理装置に送信する通信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るプログラムは、
第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワークに接続された第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置を制御するためのコンピュータを、
前記第2の通信ネットワーク上の装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段、
前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信が発信されたときに、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報を検索し、対応する転送情報が記憶されているときには、該転送情報に従って、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置宛に通信を転送し、対応する転送情報が記憶されていないときには、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置に通信を接続する通信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るプログラムは、
第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワークに接続された第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置を制御するためのコンピュータを、
前記第2の通信ネットワーク上の通信装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶させる転送情報記憶手段、
前記第1の通信ネットワークから転送されてきた、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報に従って、対応する前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に接続する通信制御手段、
として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、携帯電話宛ての着信等をIP電話で受信する等、第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を第1の識別情報で特定される自装置に転送することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る通信システム1について説明する。
図1に示すように、この通信システム1は、通常の移動通信網2とインターネット(IP網)3と、電話機24,31,36から構成される。
移動通信網2は、携帯電話サービスを提供するための通信網である。移動通信網2には、交換機21と携帯電話管理サーバ23とが接続されている。交換機21は移動通信網2に接続され、携帯電話機24同士の接続や携帯電話機24と他の通信網との接続を行う。交換機21には、基地局22が接続されている。基地局22は、携帯電話機24と直接無線交信する装置である。基地局22は、自己の担当エリアに存在する携帯電話機24を登録する。基地局22は、登録している携帯電話機24から送信される所定の周波数の電波を受信し、あるいは、登録している携帯電話機24に所定の周波数の電波を送信する。なお、設置される交換機21及び基地局22の数、及び、用いられる携帯電話機24の数は任意である。携帯電話管理サーバ23は、携帯電話システムの全体を管理するサーバ装置であり、例えば移動通信網2の加入者に関する情報(加入者番号、メールアドレスなど)を記憶する。
移動通信網2はVoIP(Voice over IP)ゲートウェイ4を経由してインターネット3に接続される。VoIPゲートウェイ4は、両通信網間でプロトコル変換を行って通信を可能とするもので、移動通信網2から入力された音声を符号化してIPパケットに変換してインターネット3上に提供したり、インターネット3上のIPパケットを復号化して音声に変換したりすることにより、移動通信網2とインターネット3とを接続する。
インターネット3には、他の様々な装置と共にIP固定電話機31や基地局32がVoIPルータ33、34を介しても接続される。また、インターネット3には、IP電話管理サーバ35が接続されている。
IP固定電話機31は、音声をIPで伝送するVoIP技術を利用して通話ができる固定電話機である。
基地局32は、無線LAN等を用いてIP移動電話機36に接続するための装置である。
VoIPルータ33,34は、VoIP技術に基づいて、音声信号を伝送するルータ装置である。
IP電話管理サーバ35は、IP電話システムの全体を管理するサーバであり、例えばIP電話サービスの加入者に関する情報(IP加入者番号、IPアドレスなど)を記憶し管理する。
なお、通信システム1には、携帯電話網2及びインターネット3のほかに一般電話網(図示せず)などの他の通信網が互いに接続されており通話を行うことができる。
次に、IP移動電話機36の構成について説明する。IP移動電話機36は、図2に示すように、無線通信部101と、操作部102と、表示部103と、音声処理部104と、制御部105と、カードI/F(InterFace)106と、記憶部107と、バス110とを備える。
無線通信部101は、制御部105から提供される音声信号(ベースバンド信号)を変調し、アンテナ111を介して送信する。また、無線通信部101は、アンテナ111を介して特定周波数の信号を受信し、これを復調して、音声信号(ベースバンド信号)を復調して、バス110を介して制御部105に供給する。
操作部102は、キーボード等を備え、キー操作を受け付けて、キー操作に対応するキーコード信号を制御部105に供給する。
表示部103は、液晶表示素子、表示ドライバ、フレームバッファなどを備え、ユーザへのメッセージやメニューなどの各種の画像を表示する。
音声処理部104には、マイクロフォン112とスピーカ113とが接続されている。マイクロフォン112は、ユーザの発声音等を集音し、アナログ音声信号を音声処理部104に供給する。音声処理部104は、アナログ音声信号をA/D(アナログ・デジタル)変換して、ディジタル音声信号に変換して制御部105に供給する。また、音声処理部104は、制御部105から供給されるディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ113に供給し、放音させる。
カードI/F106は、着脱可能なUIMカード125との接続を行いデータの入出力を行う。
UIMカード125は、図3(a−1)に示すように、ユーザ識別情報、事業者情報、携帯電話番号、携帯メールアドレスなどの情報を格納している。ユーザ識別情報は、このUIMカード125の所有者を識別するための情報である。事業者情報は、このUIMカード125を発行した通信事業者を特定するための情報である。携帯電話番号は、このUIMカード125が装着された携帯電話機24の電話番号である。携帯メールアドレスは、このUIMカード125が装着された携帯電話機24が受信する電子メールの受信アドレスである。図3(a−2)にUIM記憶情報の一例を示す。この例では、ユーザ識別情報は、「ykuz23456」、事業者情報は、「通信事業者A」,携帯電話番号は、「090−8765―4321」、携帯メールアドレスは「urs2@keitai.ne.jp」である。
記憶部107は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などから構成され、IP電話番号情報格納領域107a、UIM記憶情報格納領域107b、転送情報格納領域107c、プログラム格納領域107dなどを備える。
IP電話番号情報格納領域107aは、このIP移動電話機36に固有のIP電話番号及びIPメールアドレスを記憶する。
UIM記憶情報格納領域107bは、カードI/F106に装着されたUIMカード125に格納されている情報の写しを格納する。
転送情報格納領域107cは、UIMカード125に格納されている携帯電話番号及び携帯メールアドレス宛の通信(呼)及び電子メールを、このIP移動電話機36に転送させるための情報(転送情報)を格納する。転送情報は、図3(b−1)に示すように、このIP移動電話機36のIP電話番号及びIPメールアドレス、カードI/F106に装着されたUIMカード125に格納されているユーザ識別情報、事業者情報、携帯電話番号、携帯メールアドレスなどの情報を含む。転送情報の具体例を図3(b−2)に示す。この例では、転送先のIP電話番号は「050−2345−6789」、転送先のIPメールアドレスは「usr2@ipdenwa.ne.jp」、転送元のユーザ識別情報は「ykuz23456」、事業者情報は「通信事業者A」、携帯電話番号は「090−8765−4321」、携帯メールアドレスは「usr2@keitai.ne.jp」である。
プログラム格納領域107dは、制御部105の動作プログラムを格納する。制御部105は、記憶部107のプログラム格納領域107dに記憶された動作プログラムに従って、IP電話機31全体の制御を行う。制御部105が実行する処理の詳細は後述する。
IP固定電話機31も図2に示すIP移動電話機36と同様の構成を有する。ただし、無線通信部101とアンテナ111とは、有線の通信部に置き換えられる。
携帯電話機24の回路構成も、基本的に図2に示す回路構成と同一である。ただし、送受信される信号のプロトコルは、インターネットプロトコルではなく、移動通信網2用のプロトコルである。
次に、携帯電話管理サーバ23の構成について図4(a)を参照して説明する。
携帯電話管理サーバ23は、携帯電話システムの全体を管理するサーバ装置であり、メインフレームやワークステーションなどといった情報処理装置から構成される。
携帯電話管理サーバ23は、制御部301、通信部302、記憶部303を備える。
制御部301は、例えば、CPUやワークエリアとなる所定の記憶装置(RAMなど)から構成され、記憶部303に記憶されているOSやプログラム等に従って携帯電話管理サーバ23の各部を制御するとともに、後述する各種の処理を実行する。
通信部302は、NIC(Network Interface Card)やルータ、モデム、などといった所定の通信装置から構成される。
記憶部303は、ハードディスク装置などから構成され、携帯電話管理情報格納領域303a、転送情報格納領域303b、プログラム格納領域303cを備える。
携帯電話管理情報格納領域303aは、移動通信網2上で使用される携帯電話機24の携帯電話番号、現在位置、等の情報を格納する。
転送情報格納領域303bは、UIMカード125が装着されたIP電話機31又は36毎に、UIMカード125に格納されている携帯電話番号宛の通信(呼)及び携帯メールアドレス宛の電子メールをこのIP移動電話機31又は36に転送させるための情報(転送情報)を格納する。転送情報は、図4(b)に例示するように、IP電話機31又は36に装着されたUIMカード125に格納されている携帯電話番号及び携帯メールアドレスと、その携帯電話番号宛の通信(呼)及び携帯メールアドレス宛の電子メールを転送するIP移動電話機31又は36のIP電話番号(IPアドレスでもよい)及びIPメールアドレスとを対応づけて記憶する。
プログラム格納領域303cは、携帯電話管理サーバ23の全体を制御するためのOSやプログラムを格納している。
このように構成される携帯電話管理サーバ23は、例えば、IP電話管理サーバ35からの通知に応答して、あるUIMカード125に格納されている携帯電話番号と、そのUIMカード125が装着されたIP電話機(移動、固定)の電話番号とを対応付けて転送情報格納領域303bに登録し、以後、その携帯電話番号宛の通信を対応するIP電話番号宛に転送する処理を実行する。また、携帯電話管理サーバ23は、任意のIP電話管理サーバ35から、あるUIMカード125に係る携帯電話番号に対応するIP電話に関する情報を削除する旨の要求を受け付けて、記憶部303の転送情報格納領域303bに記憶された転送情報を削除する。
次に、IP電話管理サーバ35の構成について、図5を参照して説明する。
IP電話管理サーバ35は、IP電話システムの全体を管理するサーバであり、メインフレームやワークステーションなどといった情報処理装置から構成される。IP電話管理サーバ35は、図5に示すように、制御部401と、通信部402と、記憶部403とを備える。
制御部401は、例えば、CPUやワークエリアとなる所定の記憶装置(RAMなど)から構成され、記憶部403に記憶されるOSやプログラム等に従ってIP電話管理サーバ35の各部を制御するとともに、後述する各種の処理を実行する。
通信部402は、NICやルータ、モデム、などといった所定の通信装置から構成される。
記憶部403は、ハードディスク装置などから構成され、IP電話管理情報格納領域403a、転送情報格納領域403b、プログラム格納領域403cを備える。
IP電話管理情報格納領域403aは、インターネット3上で使用されるIP電話機31又は36のIP電話番号、IPアドレス、ユーザ識別情報、等の情報が登録されている。
転送情報格納領域403bには、図4(b)に示すような転送情報が格納されている。
プログラム格納領域403cには、IP電話管理サーバ35の全体を制御するためのOSやプログラムが格納されている。
このように構成されるIP電話管理サーバ35は、例えば、IP電話機31、36から、そのIP電話からの登録要求を受け付けて、そのIP電話機に装着されたUIMカード125に格納された携帯電話番号とIP電話に関する情報とを対応づけて記憶部403に記憶する。また、IP電話機31,36からUIMカード125が取り外された際に送信されてくる削除要求を受け付けて、記憶部403に記憶された転送情報を削除する。なお、詳細については後述する。
(動作)
次に、本実施形態に係る通信システム1の動作について説明する。
なお、以下では、理解を容易にするため、IP固定電話機31とIP移動電話機36のうち、IP固定電話機31を例に動作を説明する。
本通信システム1は、IP電話機31にUIMカード125が装着された際に、そのUIMカード125に格納されている携帯電話番号宛ての電話及び携帯メールアドレス宛の電子メールが、そのIP固定電話機31に転送される点に特徴を有する。以下、この特徴点を中心に説明する。
このような転送機能を実現するため、IP固定電話機31にUIMカード125が装着されと、通信システム1は、電話及び電子メールを転送するための転送情報をIP固定電話機31とIP電話管理サーバ35と携帯電話管理サーバ23に登録する処理を行う。この転送情報登録処理を、図6を参照して説明する。
(転送情報登録処理)
まず、IP固定電話機31にUIMカード125が装着される(ステップS101)と、制御部105は、UIMカード125に格納されている内容を読み取って、IP固定電話機31のUIM記憶情報格納領域107bに格納する(ステップS102)。
続いて、制御部105は、転送元の情報(即ち、UIMカード125に格納されている携帯電話番号と携帯メールアドレス)と、転送先の情報(即ち、このIP固定電話機31のIP電話番号とIPメールアドレス)とを含む転送情報を生成して、記憶部107の転送情報格納領域107cに格納する(ステップS103)。
制御部105は、転送情報をIP固定電話機31からIP電話管理サーバ35に転送する(ステップS104)。
IP電話管理サーバ35の制御部401は、受信した転送情報を記憶部403の転送情報格納領域403bに格納する(ステップS105)。制御部401は、転送情報を携帯電話管理サーバ23に転送する(ステップS106)。
携帯電話管理サーバ23の制御部301は、受信した転送情報を記憶部303の転送情報格納領域303bに格納する(ステップS107)。
続いて、制御部301は、転送情報の登録が完了したことを示す登録完了通知をIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS108)。IP電話管理サーバ35の制御部401は、登録完了通知に応答して、携帯電話管理サーバ23とIP電話サーバ35への転送情報の登録が終了したことを示す登録完了通知をIP固定電話機31に送信する。
以上の処理により、携帯電話及び電子メールの転送が可能となる。
以後、転送情報の転送元で特定される携帯電話機24宛ての電話や電子メールは転送先で特定されるIP固定電話機31に転送される。この動作を、図7を参照して説明する。
(着信処理)
携帯電話管理サーバ23の制御部301は、携帯電話機24への呼び出し要求又は電子メールの着信を検出する(ステップS201)と、記憶部303の転送情報格納領域303bを検索し、呼び出す対象の携帯電話番号又は送信先の携帯メールアドレスが、転送元として転送情報格納領域303bに登録されているか否かを判別する(ステップS202)。
制御部301は、該当する携帯電話番号又は携帯メールアドレスが、転送元として転送情報格納領域303bに登録されていると判別された場合、該当する携帯電話番号又は携帯メールアドレスに対応づけられた転送先のIP電話番号又はIPメールアドレスを取得する(ステップS203)。
なお、記憶部303に記憶された情報を検索した結果、該当する携帯電話番号が存在しない場合、制御部301は通常の呼び出しを行う。
制御部301は、通信部302を制御して、転送先の電話(すなわち、UIMカード125が装着されたIP固定電話機31)への呼び出し要求をIP電話管理サーバ35に送信し、又は、電子メールを転送する(ステップS204)。
IP電話管理サーバ35の制御部401は、転送先のIP固定電話機31に呼び出し要求(発呼)を行い又は電子メールの転送を行う(ステップS205)。
なお、制御部401は、転送先のIP固定電話機31のIP電話番号又はIPメールアドレスが、記憶部403の転送情報格納領域403bに記憶されているか否かを判別し、正しく登録されていれば呼び出し又は転送を行い、それ以外の場合には呼び出し又は転送ができない旨の通知を携帯電話管理サーバ23に送信するように構成してもよい。
IP固定電話機31の制御部105は、自端末への呼び出しがあった旨を検出し(ステップS206)、ユーザに通知する。例えば、制御部105は、音声処理部104を制御してスピーカ113から着信音を出力させたり、表示部103を制御して着信メッセージを表示させたりする。
そして、制御部105は、例えばユーザにより操作部102が操作されて通話を開始する指示を受け取ると、無線通信部101、音声処理部104などを制御して、通話を行う(ステップS207)。
このように、IP固定電話機31又は36は、UIMカード125が装着されると、UIMカード125に格納されている携帯電話番号への呼び出を受けることができる。すなわち、IP固定電話機31は、UIMカード125が装着されれば、UIMカード125に格納されている情報で特定される携帯電話機24の転送先電話及びIP固定電話機として機能し、UIMカード125が装着されなければ通常のIP固定電話機として機能する。
(転送情報削除処理)
IP固定電話機31からUIMカード125が取り外された場合、電話及び電子メールの転送を中止する必要がある。このため、通信システム1は、図8に示す転送情報削除処理を実行する。
まず、UIMカード125が装着されていたIP固定電話機31の制御部105は、UIMカード125が取り外されたことを検出すると(ステップS301)、転送情報を特定する情報とその転送情報を削除する旨の要求とを、IP電話管理サーバ35に送信する(ステップS302)。IP電話管理サーバ35の制御部401は、IP固定電話機31から送信された要求に応答して、転送情報を特定する情報とその転送情報を削除する旨の要求とを、携帯電話管理サーバ23に転送する(ステップS303)。
携帯電話管理サーバ23の制御部301は、IP電話管理サーバ35から送信された要求に応答して、記憶部303の転送情報格納領域303bに格納している転送情報のうち、要求されたものを削除する(ステップS304)。続いて、制御部301は、携帯電話管理サーバ23の要求された転送情報の削除が完了したことを示す削除完了通知をIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS305)。
次に、IP電話管理サーバ35の制御部401は、携帯電話管理サーバ23から送信された削除完了通知を受け、記憶部403の転送情報格納領域403bに格納している転送情報のうち、ステップS302で要求されたものを削除する(ステップS306)。続いて、携帯電話サーバ23とIP電話サーバ35の要求された転送情報の削除が終了したことを示す削除完了通知をIP固定電話機31に送信する(ステップS307)。
IP固定電話機31の制御部105は、IP電話管理サーバ35から送信された削除完了通知を受け、UIM記憶情報格納領域107bに記憶されているUIM記憶情報を削除する(ステップS308)。続いて、転送情報格納領域107cに格納されている転送情報を削除する(ステップS309)。
以上の処理により、携帯電話及び電子メールの転送のために登録されていた転送情報が削除され、電話及び電子メールの転送が停止する。
次に、図6及び図8で参照した個々の動作について、図9〜図14のフローチャートを参照してより詳細に説明する。
(IP固定電話機31のUIM情報及び転送情報の登録処理:S102〜S104、S109)
この処理は、IP固定電話機31のカードI/F106にUIMカード125が装着されたときに制御部105が実行する処理である。以下、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、前提として、IP固定電話機31のカードI/F106にUIMカード125が装着されると、カードI/F106は、制御部105に、UIMカード125が装着された旨の割込信号を送信する。制御部105は、この割込信号に応答して、図9のフローチャートに示す処理を開始する。
まず、制御部105は、装着されたUIMカード125から、携帯電話番号、携帯メールアドレス、ユーザ名など携帯電話サービスに関する情報を読み出し、記憶部107のUIM記憶情報格納領域107bに格納する(ステップS501)。
次に、制御部105は、UIM記憶情報に基づいて、転送情報を生成する。即ち、装着されたUIMカード125に格納されている携帯電話番号や携帯メールアドレス宛に着信や電子メールの受信があったときに、その呼又は電子メールをこのIP固定電話機31に転送させるための図3(b−1)、(b−2)に示すような転送情報を生成し、これを記憶部107の転送情報格納領域107cに格納する(ステップS502)。
次に、制御部105は、無線通信部101を制御して、生成した転送情報をIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS503)。なお、制御部105は、無線通信部101を制御して、転送情報を送信する旨の通知をIP電話管理サーバ35に送信し、IP電話管理サーバ35から転送情報の送信要求を受信したときにステップS503の処理を行い、送信要求を受信しない(あるいは送信が許可されない)ときにはこの登録処理を終了するように構成してもよい。
IP電話管理サーバ35の制御部401は、後述する「IP電話管理サーバ35への登録処理」を実行して処理が正常に終了すると、通信部402を制御して、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23側の登録処理が完了した旨の通知(登録完了通知)、あるいは登録できなかった旨の通知(登録不可通知)をIP固定電話機31に送信する(ステップS109)。IP固定電話機31の無線通信部101は、IP電話管理サーバ35からの通知を受信すると、制御部105にこの通知を供給する。制御部105は、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したか否かを判別する(ステップS504)。
IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了していないと判別された場合(ステップS504;NO)、制御部105は、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23側の登録処理が完了した旨の通知を受け取るまで待機する(ステップS504を繰り返す)。なお、制御部105は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの登録処理を終了してもよい。この場合、制御部105は、所定回数(例えば3回など)、登録処理をリトライすることが望ましい。
一方、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したと判別された場合(ステップS504;YES)、制御部105は、この登録処理を終了する。
(IP電話管理サーバ35への登録処理:S104〜S106、S108、S109)
この処理は、ステップS104で、図3(b−1)、(b−2)に示すような転送情報がIP固定電話機31からIP電話管理サーバ35に送信されたときに、制御部401が実行する処理である。以下、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、通信部402は、情報を受信すると、これを制御部401に提供する。制御部401は、受信した情報が転送情報であるか否かを判別する(ステップS601)。
受信した情報が転送情報でないと判別された場合(ステップS601;NO)、制御部401は、受信した情報に対応する他の処理を行う(ステップS606)。
一方、受信した情報が転送情報であると判別された場合(ステップS601;YES)、制御部401は、受信した転送情報を記憶部403の転送情報格納領域403bに追加して格納する(ステップS602)。この結果、例えば、図4(b)に示すように、転送情報格納領域403bは、IP電話番号、IPメールアドレス、携帯電話番号、携帯メールアドレスなどを対応づけて記憶する。なお、転送情報格納領域403bは、この他にIPアドレス、ユーザ名、パスワードなどの情報も一緒に対応づけて記憶することができる。
さらに、制御部401は、通信部402を制御して、転送情報を携帯電話管理サーバ23に送信する(ステップS603)。なお、制御部401は、通信部402を制御して、転送情報を送信する旨の通知を携帯電話管理サーバ23に送信し、携帯電話管理サーバ23からこの情報の送信要求を受信したときにステップS603処理を行い、この情報の送信要求を受信しない(あるいは送信が許可されない)ときにはこの登録処理を終了するように構成してもよい。
携帯電話管理サーバ23の制御部301は、後述する「携帯電話管理サーバ23へ登録処理」を実行して処理が正常に終了すると、通信部302を制御して、携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了した旨の通知、あるいは登録できなかった旨の通知をIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS108)。
IP電話管理サーバ35の通信部402は、携帯電話管理サーバ23からの通知を受信すると、制御部401にこの通知を入力する。制御部401は、携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したか否かを判別する(ステップS604)。
携帯電話管理サーバ23側の登録処理が完了していないと判別された場合(ステップS604;NO)、制御部401は、携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了した旨の通知を受け取るまで待機する(ステップS604を繰り返す)。なお、制御部401は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの登録処理を終了してもよい。この場合、制御部401は、所定回数(例えば3回など)このIP電話管理サーバ35への登録処理をリトライすることが望ましい。
一方、携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したと判別された場合(ステップS604;YES)、制御部401は、通信部402を制御して、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したことをIP固定電話機31に通知し(ステップS605)、この登録処理を終了する。
(携帯電話管理サーバ23への登録処理:S106〜S108)
転送情報がIP電話管理サーバ35から携帯電話管理サーバ23に送信されたときに、制御部301は、図11に示す処理を行う。
まず、通信部302は、情報を受信すると、これを制御部301に提供する。制御部301は、受信した情報が転送情報であるか否かを判別する(ステップS701)。
受信した情報が転送情報ではないと判別された場合(ステップS701;NO)、制御部301は、受信した情報に対応する処理を行う(ステップS705)。
一方、受信した情報が転送情報であると判別された場合(ステップS701;YES)、制御部301は、受信した転送情報を記憶部303の転送情報格納領域303bに格納する(ステップS702)。
制御部301は、転送情報を、記憶部303に正常に登録できたか否かを判別する(ステップS703)。
登録できていないと判別された場合(ステップS703;NO)、制御部301は、正常に登録が終わるまで待機する(ステップS703を繰り返す)。なお、制御部301は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの登録処理を終了してもよい。この場合、制御部301は、通信部302を制御して、IP電話管理サーバ35に再度携帯電話番号などの情報を送信するように要求し、「IP電話管理サーバ35側の登録処理」及び「携帯電話管理サーバ23側の登録処理」をリトライするように構成することが望ましい。
一方、登録できたと判別された場合(ステップS703;YES)、制御部301は、通信部302を制御して、携帯電話管理サーバ23への登録処理が完了したことをIP電話管理サーバ35に通知し(ステップS704)、この登録処理を終了する。
このように、IP固定電話機31にUIMカード125が装着されると、IP固定電話機31、IP電話管理サーバ35、及び、携帯電話管理サーバ23がそれぞれの登録処理を行うことにより、呼及び電子メールを転送するための転送情報がIP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23に登録される。そして、前述したように、転送情報に基づいてIP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23が連携して動作することにより、UIMカード125に格納された携帯電話番号への呼又は電子メールをUIMカード125が装着されたIP固定電話機31に転送することが可能になる。
(IP固定電話機31の削除処理:ステップS302、S307〜S309)
IP固定電話機31のカードI/F106に装着されたUIMカード125が取り外されたときに、制御部105は、図12のフローチャートに示す削除処理を実行する。
まず、カードI/F106からUIMカード125が取り外されると、カードI/F106は、その旨の信号(割り込み信号)を制御部105に送信する。
制御部105は、この信号(割り込み信号)に応答して、図12の処理を開始する。
まず、制御部105は、転送情報の削除要求を、転送情報を特定してIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS801)。
ステップS801で送信された転送情報の削除要求に応答して、IP電話管理サーバ35の制御部401は、転送情報削除処理を行う。IP電話管理サーバ35の制御部401は、この処理を行って、処理が正常に終了すると、通信部402を制御して、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了した旨の通知、あるいは削除できなかった旨の通知をIP固定電話機31に送信する。制御部105は、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したか否かを判別する(ステップS802)。
IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23側の削除処理が完了していないと判別された場合(ステップS802;NO)、制御部105は、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23での転送情報の削除が完了した旨の通知を受け取るまで待機する(ステップS802を繰り返す)。なお、制御部105は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの登録処理を終了してもよい。この場合、制御部105は、所定回数(例えば3回など)このIP固定電話機31の削除処理をリトライすることが望ましい。
一方、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したと判別された場合(ステップS802;YES)、制御部105は、UIM記憶情報格納領域107bに格納されているUIM記憶情報及び転送情報格納領域107cに格納されている転送情報を削除して(ステップS803)、この削除処理を終了する。
(IP電話管理サーバ35での転送情報削除処理:S302,S303、S305〜S307)
次に、IP電話管理サーバ35は、転送情報の削除要求が、転送情報を特定してIP電話31から送信されたときに、図13に示す転送情報削除処理を実行する。
まず、通信部402は外部装置からの通信を受信すると、受信した情報を制御部401に提供する。制御部401は、提供された内容を解析し、受信した情報が、転送情報の削除要求であるか否かを判別する(ステップS901)。
受信情報が転送情報の削除要求でないと判別された場合(ステップS901;NO)、制御部401は、受信した情報に対応する処理を実行する(ステップS906)。
一方、受信した情報が転送情報の削除要求であると判別された場合(ステップS901;YES)、制御部401は、通信部402を介して、この転送情報の削除要求を、転送情報を特定して携帯電話管理サーバ23に送信する(ステップS902)。
なお、制御部401は、転送情報の削除を要求する通知を携帯電話管理サーバ23に送信し、携帯電話管理サーバ23から削除対象の転送情報を特定する情報の送信要求を受信したときにステップS903の処理を行い、この送信要求を受信しない(あるいは送信が許可されない)ときにはこの削除処理を終了するように構成してもよい。この場合、制御部401は、所定回数(例えば3回など)このIP電話管理サーバ35での転送情報削除処理をリトライすることが望ましい。
携帯電話管理サーバ23の制御部301は、後述する携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理を実行して処理が正常に終了すると、通信部302を制御して、携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了した旨の通知、あるいは削除できなかった旨の通知をIP電話管理サーバ35に送信する(ステップS305)。制御部401は、携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したか否かを判別する(ステップS903)。
携帯電話管理サーバ23での転送情報登削除処理が完了していないと判別された場合(ステップS903;NO)、制御部401は、携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了した旨の通知を受け取るまで待機する(ステップS903を繰り返す)。なお、制御部401は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの登録処理を終了してもよい。この場合、制御部401は、所定回数(例えば3回など)このIP電話管理サーバ35での転送情報削除処理をリトライすることが望ましい。
一方、携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したと判別された場合(ステップS903;YES)、制御部401は、記憶部403の転送情報格納領域403bに格納されている転送情報のうち、特定された転送情報を選択的に削除する(ステップS904)。制御部401は、通信部402を制御して、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したことをIP固定電話機31に通知し(ステップS905)、この削除処理を終了する。
(携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理:S303〜S305)
この処理は、転送情報の削除要求が、転送情報を特定してIP電話管理サーバ35から携帯電話管理サーバ23に送信されたときに、制御部301が実行する処理である。以下、図14のフローチャートを用いて説明する。
まず、通信部302は外部装置からの通信を受信すると、受信した情報を制御部301に提供する。制御部301は、提供された情報を解析し、受信した情報が、転送情報の削除要求であるか否かを判別する(ステップS1001)。
受信情報が転送情報の削除要求でないと判別された場合(ステップS1001;NO)、制御部301は、受信した情報に対応する処理を実行する(ステップS1005)。
一方、受信した情報が転送情報の削除要求であると判別された場合(ステップS1001;YES)、制御部301は、記憶部303の転送情報格納領域303bに格納されている転送情報のうち、特定された転送情報を選択的に削除する(ステップS1002)。
制御部301は、削除を完了したか否かを判別する(ステップS1003)。
削除されていないと判別された場合(ステップS1003;NO)、制御部301は、正常に削除が終わるまで待機する(ステップS1003を繰り返す)。なお、制御部301は、このステップの処理を開始してからの経過時間を計時し、所定のタイムアウト値以上の時間が経過したらこの削除処理を終了してもよい。この場合、制御部301は、通信部302を制御して、IP電話管理サーバ35に削除指令を再送信するように要求し、削除処理をリトライするように構成することが望ましい。
一方、削除されたと判別された場合(ステップS1003;YES)、制御部301は、通信部302を制御して、携帯電話管理サーバ23での転送情報削除処理が完了したことをIP電話管理サーバ35に通知し(ステップS1004)、この削除処理を終了する。
以上説明したように、IP固定電話機31は、UIMカード125が装着されると、UIMカード125に格納されている携帯電話番号及び携帯メールアドレスで特定される携帯電話機の転送先の電話機として用いることができる。すなわち、IP固定電話機31は、UIMカード125が装着されれば、他の携帯電話機の転送先電話及びIP固定電話機として、UIMカード125が装着されなければ通常のIP固定電話機として、使い分けることができる。そして、ユーザは、帯電話機と同じ携帯電話番号でIP電話による通話を行うことができる。
IP移動電話機36にUIMカード125にUIMカード125が装着されたときの動作は、基本的に上述の動作と同一である。この場合には、IP移動電話機36は、UIMカード125が装着されると、UIMカード125に格納されている携帯電話番号及び携帯メールアドレスで特定される携帯電話機の転送先の電話機として用いることができる。すなわち、IP移動電話機36は、UIMカード125が装着されれば、他の携帯電話機の転送先電話及びIP移動電話機として、UIMカード125が装着されなければ通常のIP移動電話機として、使い分けることができる。そして、ユーザは、帯電話機と同じ携帯電話番号でIP電話による通話を行うことができる。
また、以上の説明では、UIM記憶情報や転送情報をIP固定電話機31又はIP移動電話機36の記憶部107に格納するように説明したが、VOIPルータ33,34に格納するようにしてもよい。
即ち、UIMカード125がIP電話機31又は36に装着された段階で、UIM記憶情報や転送情報をVoIPルータ33又は34に送信し、これらに登録する。以後、VoIPルータは、上述と同様の処理を行って、IP電話管理サーバ35と形態電話管理サーバ23に転送情報を登録する。VoIPルータ33,34は、自己の配下のIP電話宛に着信或いは転送があった場合には、対応するIP電話に通話を接続する。IP電話機31又は36からUIMカード125が取り外された場合には、UIM情報及び/又は転送情報を特定して、その旨がVoIPルータ33又は34に通知される。VoIPルータ33,34は、上述と同様の削除処理を行う。このような構成によっても、上述と同様の転送機能を達成することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、電話や電子メールを転送するための具体的な構成は任意に変更可能である。例えば、転送情報の内容や構造を適宜変更してもよい。また、記憶する装置毎に転送情報の内容や構造を適宜変更してもよい。例えば、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23の記憶部403及び303に図3(b)に例示するような転送情報の群を記憶しておき、さらに、各転送情報にデータが有効か無効かを示すフラグが対応づけられ、上述の各登録処理を行うときにはこのフラグに有効であることを示す所定値をセットし、上述の各削除処理を行うときにはこのフラグに無効であることを示す所定値をセットするように構成してもよい。これにより、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23間で行われる通信のデータ量を少なくでき、上述した登録・削除処理を高速化することができる。
他の変形例として、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23は、記憶部403及び303に記憶された転送先の情報を所定のタイミング(例えば1時間ごとなど)で同期するように構成してもよい。これにより、記憶部403及び303に記憶される情報の整合性を確保することができ、この通信システムの信頼性が増す。
他の変形例として、転送情報を記憶する別の共有サーバを設置し、IP電話管理サーバ35及び携帯電話管理サーバ23はこの共有サーバを記憶部403又は303として共用するように構成してもよい。これにより、記憶部403及び303にデータを記憶する処理を簡略化することができ、上述した登録・削除処理を高速化することができる。
また、図15に示すように、IP移動電話機36を、移動通信網2及びインターネット網3に接続可能なように構成してもよい。このような構成とすれば、移動通信網2に接続されている場合、インターネットに接続されている場合、のいずれの場合においても、UIMカード125に格納された携帯電話番号に発呼されるとIP移動電話機36により通話を行うことができる。
この場合、例えば、図16に示すように、移動通信網2用の無線通信部101A(UIMカード125に格納された携帯電話番号と携帯メールアドレスに応答する)とインターネット網3用の無線通信部101Bとを配置し、いずれの無線通信部101A,101Bの両方が通信可能な状態にあるときには、携帯電話管理サーバ23及びIP電話管理サーバ35上の転送情報を削除(又はオフ)しておき、移動通信網2用の無線通信部101Aと基地局22との間の通信が途絶えた時に、上述の転送情報登録処理を実行し、通信が復活したときに、転送情報削除処理を実行するようにしてもよい。
上記実施形態では、動作プログラムが各装置に予め記憶されているものとして説明した。しかし、コンピュータを、上記各装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。また、携帯電話機を使用したものとして説明したが、PDA(Personal Digital Assistance)などの他の携帯端末に適用することも可能である。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話と同じ電話番号でIP電話による通話を行うために好適な通信装置、管理装置、及び、プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態の通信システムの構成を説明するための図である。 IP電話機の構成を説明するための図である。 IP電話機の記憶部に格納される情報の例を示す図であり、(a−1)と(a−2)は、UIM記憶情報の例を示し、(b−1)と(b−2)は、転送情報の例を示す。 携帯電話管理サーバの構成と転送情報の構成例を説明するための図である。 IP電話管理サーバの構成を説明するための図である。 転送処理を実現するための転送情報登録処理を説明するための図である。 着信処理を説明するための図である。 転送情報を削除するための転送情報削除処理を説明するための図である。 IP電話機で実行される転送情報登録処理を説明するためのフローチャートである。 IP電話管理サーバで実行される転送情報登録処理を説明するためのフローチャートである。 携帯電話管理サーバで実行される転送情報登録処理を説明するためのフローチャートである。 IP電話機で実行される転送情報削除処理を説明するためのフローチャートである。 IP電話管理サーバで実行される転送情報削除処理を説明するためのフローチャートである。 携帯電話管理サーバで実行される転送情報削除処理を説明するためのフローチャートである。 移動電話機が移動通信網とインターネットの両方に接続可能な構成を有する場合の構成を説明するための図である。 移動通信網とインターネットの両方に接続可能な移動電話機の構成例を示す図である。
符号の説明
1・・・通信システム、2・・・携帯電話網、3・・・インターネット、4・・・ゲートウェイ、21・・・交換機、22・・・基地局、23・・・携帯電話管理サーバ、31・・・IP固定電話機、32・・・基地局、33・・・VoIPルータ、34・・・VoIPルータ、35・・・IP電話管理サーバ、36・・・IP移動電話機

Claims (10)

  1. 第1の識別情報が割り当てられており、該第1の識別情報に基づいて相手端末と通信を行う通信手段と、
    前記第1の識別情報とは異なる第2の識別情報を記憶する記憶媒体の着脱を判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記記憶媒体が装着されたと判別された場合、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を、通信の発着信を管理する管理装置に送信する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別手段により前記記憶媒体が取り外されたと判別された場合、前記通信制御手段は、前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される通信装置に転送させることを停止させるための転送停止情報を前記管理装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信手段はインターネットを介した通信が可能であり、前記通信装置はIP(Internet Protocol)移動電話装置である、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信手段はインターネットを介した通信が可能であり、前記通信装置はIP(Internet Protocol)固定電話装置である、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記通信手段は、第1の通信方式に基づいて、前記第1の識別情報が割り当てられており、第1の通信方式で基地局を介して相手端末と通信を行う第1の通信手段と、記録媒体に記録されている第2の識別情報が割り当てられ、第2の通信方式で基地局を介して相手端末と通信を行う第2の通信手段と、を備え、
    前記第2の通信手段による基地局との通信が途絶えたときに、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される自装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を、発着信を管理する管理装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワークに接続された第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置であって、
    前記第2の通信ネットワーク上の装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段と、
    前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信が発信されたときに、前記転送情報記憶手段に記憶された転送情報を検索し、対応する転送情報が記憶されているときには、該転送情報に従って、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置宛に通信を転送し、対応する転送情報が記憶されていないときには、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置に通信を接続する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  7. 第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワークに接続された第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置であって、
    前記第2の通信ネットワーク上の通信装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段と、
    前記第1の通信ネットワークから転送されてきた、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報に従って、対応する前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に接続する通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
  8. コンピュータを、
    第1の識別情報が割り当てられており、該第1の識別情報に基づいて相手端末と通信を行う通信手段、
    前記第1の識別情報とは異なる第2の識別情報を記憶する記憶媒体の着脱を判別する判別手段、
    前記判別手段により前記記憶媒体が装着されたと判別された場合、前記記憶媒体に記憶されている前記第2の識別情報で特定される通信装置宛の通信を前記第1の識別情報で特定される自装置に転送させるための転送情報を生成し、生成した転送情報を、通信の発着信を管理する管理装置に送信する通信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワークに接続された第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置を制御するためのコンピュータを、
    前記第2の通信ネットワーク上の装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶する転送情報記憶手段、
    前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信が発信されたときに、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報を検索し、対応する転送情報が記憶されているときには、該転送情報に従って、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置宛に通信を転送し、対応する転送情報が記憶されていないときには、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置に通信を接続する通信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 第1の通信方式で通信を行う第1の通信ネットワークに接続された第2の通信方式で通信を行う第2の通信ネットワーク上での通信を管理する管理装置を制御するためのコンピュータを、
    前記第2の通信ネットワーク上の通信装置からの要求に応じて、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に転送させるための転送情報を記憶させる転送情報記憶手段、
    前記第1の通信ネットワークから転送されてきた、前記第1の通信方式用の所定の識別情報で特定される前記第1の通信ネットワーク上の通信装置宛の通信を、前記転送情報記憶手段により記憶された転送情報に従って、対応する前記第2の通信方式用の特定の識別情報で特定される前記第2の通信ネットワーク上の通信装置に接続する通信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2006188665A 2006-07-07 2006-07-07 通信装置、管理装置、及び、プログラム Expired - Fee Related JP4880387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188665A JP4880387B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 通信装置、管理装置、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006188665A JP4880387B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 通信装置、管理装置、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008017359A true JP2008017359A (ja) 2008-01-24
JP4880387B2 JP4880387B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=39073946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006188665A Expired - Fee Related JP4880387B2 (ja) 2006-07-07 2006-07-07 通信装置、管理装置、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4880387B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225399A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Nec Corp 通信制御システム、通信制御方法、代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラム
JP2014103440A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Pbx加入者データ登録方法およびpbxシステム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04180495A (ja) * 1990-11-15 1992-06-26 Seiko Epson Corp 構内電話システム
JP2006005772A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Fujitsu Ltd 移動体端末装置、移動体端末装置制御プログラム、通話管理サーバプログラム、及び通話管理方法
JP2006080706A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nec Corp デュアル通信システム、携帯通信端末及びそれらに用いるデュアル通信方法
WO2006054980A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-26 Cingular Wireless Ii, Llc Programming and/or activating of a subscriber identity module (sim) for an analog telephone adapter (ata) device
JP2006140694A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 情報処理装置、利用者管理システム及びプログラム
JP2006180174A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fujitsu Ltd 移動体端末制御プログラムおよび移動体端末装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04180495A (ja) * 1990-11-15 1992-06-26 Seiko Epson Corp 構内電話システム
JP2006005772A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Fujitsu Ltd 移動体端末装置、移動体端末装置制御プログラム、通話管理サーバプログラム、及び通話管理方法
JP2006080706A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Nec Corp デュアル通信システム、携帯通信端末及びそれらに用いるデュアル通信方法
JP2006140694A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 情報処理装置、利用者管理システム及びプログラム
WO2006054980A1 (en) * 2004-11-15 2006-05-26 Cingular Wireless Ii, Llc Programming and/or activating of a subscriber identity module (sim) for an analog telephone adapter (ata) device
JP2006180174A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fujitsu Ltd 移動体端末制御プログラムおよび移動体端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225399A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Nec Corp 通信制御システム、通信制御方法、代理登録装置および代理登録装置のためのコンピュータプログラム
JP2014103440A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Pbx加入者データ登録方法およびpbxシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4880387B2 (ja) 2012-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4809035B2 (ja) 無線インスタントメッセージング中にマルチメディアデータファイルを共有する方法及びマルチメディアデータファイルの送受信をサポートする携帯端末機
JP5161244B2 (ja) 通信デバイス間で共通のロケーション関連情報を共有するためのシステム及び方法
JP2002057807A (ja) 携帯電話の電話帳管理システム
WO2008095097A1 (en) System and method for sharing event-triggered, location-related information between communication devices
EP2116033B1 (en) Method and apparatus for event-based synchronization of information between communication devices
US20090041213A1 (en) System and method for transferring voice messages
JP2005197777A (ja) 携帯電話機からip電話機への着信転送方法
JP2007251332A (ja) 移動体通信端末、着信管理装置、および、プログラム
JP4880387B2 (ja) 通信装置、管理装置、及び、プログラム
JP5442409B2 (ja) 呼接続制御装置、発信者識別情報通知システム、及びプログラム
JP5573076B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および発信制御方法
KR101007738B1 (ko) 이동 단말의 벨소리 상태 원격 제어 장치 및 그 방법
CN101682652B (zh) 用于创建归因于来自外部源的触发事件的动态电话页面的方法和装置
KR20040046338A (ko) 이동 전화의 통화 대기 또는 연결 중에서 착신자홈페이지를 제공하는 시스템 및 이를 이용한 착신자홈페이지 제공 방법
JP2004328525A (ja) Ip電話システム及びその着信未応答時メッセージ報知方法
JP2010187048A (ja) 情報通知方法、携帯電話機
KR100625662B1 (ko) 메시지 서비스 시스템 및 방법
EP2587779A1 (en) Mobile communications system
JP4313684B2 (ja) ゲートウェイ装置
JP5652006B2 (ja) 中継システム、端末装置、およびショートメッセージ中継方法、およびコンピュータプログラム
JP2000228679A (ja) 無線通信システム、及び無線通信システムにおけるゲートウェイ切り替え方法
JP2010074345A (ja) 無線基地局、及びホームゲートウェイ装置
JPWO2004062252A1 (ja) 携帯端末接続システムおよび携帯端末接続装置
JP2005198166A (ja) 電子メール転送方法および装置
JP2007194898A (ja) 通信装置、通信方法及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090312

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees