JP2000228679A - 無線通信システム、及び無線通信システムにおけるゲートウェイ切り替え方法 - Google Patents

無線通信システム、及び無線通信システムにおけるゲートウェイ切り替え方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートウェイを介して無線情報端末とサーバ
との通信を確立する通信システムにおいて、何らかの理
由で本来使用すべきゲートウェイを切替える必要が発生
したときに、切替先ゲートウェイのアドレスを非通信中
あるいは停止中の無線情報端末に通知する。 【解決手段】 オペレータから入力されるゲートウェイ
の切替指示に基づき、無線情報端末に対して切替先ゲー
トウェイのアドレス通知を送信するアドレス通知手段を
設ける。そして非通信中の無線情報端末に対しては上記
切替指示が入力されたとき、また停止中の無線情報端末
に対してはこの端末が通信を開始したとき、上記アドレ
ス通知手段が上記アドレス通知を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特に、無線通信システムのゲートウェイ切替え
に関する方法と、この方法に使用するゲートウェイ、無
線情報端末、及び通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW(World Wide Web)等、いわ
ゆるインターネット・サービスの急速な普及により、コ
ンピュータネットワークの規模の拡大と接続形態の多様
化が進んでいる。
【0003】それに合わせて、情報端末やサーバ等をネ
ットワーク接続するゲートウェイも処理能力向上や機能
の増加が求められている。
【0004】接続形態の多様化の一例として、情報端末
に無線通信能力を付加し、携帯電話網などの移動体通信
網を利用することで、移動中やコンピュータネットワー
クに直接接続できない場所で使用できる無線ネットワー
ク、いわゆるモバイル・コンピューティングが挙げられ
る。図1、図2は上記無線ネットワークを使用した通信
形態を示す概念図である。
【0005】図1は公衆網もしくは構内網を使った無線
ネットワークの構成を示す。
【0006】ユーザが端末1の持つアプリケーションを
実行しようとするとき、端末1は無線基地局2、網3と
ゲートウェイ4またはゲートウェイ5を経由してサーバ
6と接続され、このサーバとの間で通信を行いアプリケ
ーションを実行するようになっている。
【0007】図2はゲートウェイ自体にサーバ機能を持
たせ、例えば事務所内等、図1に比較して狭い範囲で運
用される網を介さない無線ネットワークの形態を示す。
すなわち、端末1とゲートウェイ4またはゲートウェイ
5が無線基地局2を経由して通信を行いアプリケーショ
ンを実行するようになっている。
【0008】上記した無線ネットワークではネットワー
クの変化に応じてゲートウェイの機能増設を行ったり、
定期的な保守等のためにゲートウェイの運用を一時的に
停止することが必要とされる。このようにゲートウェイ
が停止した時にもネットワーク運用を継続するために、
図1や図2に示すように、複数のゲートウェイを用意し
ておき、例えば一方のゲートウェイ4が停止した時には
他方のゲートウェイ5を経由して端末とサーバが通信で
きるようにする、ゲートウェイ切替機能がネットワーク
に要求される。
【0009】ここで端末とゲートウェイの通信プロトコ
ルの概要について図7を用いて説明する。
【0010】端末側のアプリケーション71は、例えば
WWWブラウザ等、ユーザが直接操作するプログラムで
あり、また、ゲートウェイ側のアプリケーション75
(ここではサーバ機能がゲートウェイに内蔵されている
図2に示す場合を例にしている)は、例えばWWWサー
バソフト等、端末側アプリケーションと情報のやり取り
を行うプログラムである。
【0011】セッション層プロトコル手段72は、様々
なアプリケーション71、75に対して共通の転送制御
機能、例えば転送データの区切り、区切り単位での転送
処理といった手段を提供するためのプロトコルである。
また、セッション層マネジメントエンティティ手段73
は、端末とサーバ間のデータ通信によって発生する複数
のセッションプロセス等が使用するシステムリソース
(例えばメモリ)や、システム全体にわたる処理の管理
(例えばゲートウェイ切替タイミングの通知)を行うプ
ログラムである。更に、下位レイヤプロトコル74は通
信制御を行うプログラム及び装置である。
【0012】図31は図2の通信形態を示すシーケンス
図である。
【0013】端末1のセッション層プロトコル手段31
02はアプリケーション3101を実行するために、ゲ
ートウェイ4のセッション層プロトコル手段3104と
通信中3103である。このとき、ゲートウェイ4のマ
ネジメントエンティティ手段3105に、オペレータか
らゲートウェイ切替の指示3108が入力されると、マ
ネジメントエンティティ手段3105、セッション層プ
ロトコル手段3104を経て、端末1のセッション層プ
ロトコル手段3102に切断通知3109を発行する。
これによって、端末1のセッション層プロトコル手段3
102がアプリケーション3101に切断表示3110
を行うか、もしくは表示しないで、アプリケーション3
101は実行を中断する。
【0014】ゲートウェイ4は切断通知3109を発行
すると、オペレータの操作またはゲートウェイ4の機能
によって、運用を停止する。この後、端末1は中断した
アプリケーション3101を再実行するために、自機の
内部に持っているゲートウェイのアドレス情報により、
ゲートウェイ5への再接続3111をセッション層プロ
トコル手段3102に要求する。
【0015】そして、セッション層プロトコル手段31
02とゲートウェイ5のセッション層プロトコル手段3
106との間にセッション3112が確立した後、通信
中3113となり、中断していたアプリケーション31
01の再実行が可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、ゲートウェイの停止によるゲートウェイ接続切替を
行うためには、切替先となる複数のゲートウェイのアド
レス情報を予め端末のメモリに記憶させておく必要があ
るが、ゲートウェイの接続を切替えるときだけに必要な
情報を常に端末に記憶しておくという冗長なメモリの使
用は、小型多機能を要求される端末にとっては好ましく
ない。
【0017】また、サーバやゲートウェイの追加削除等
ネットワーク構成の変化が起こる度に、端末が持つ上記
ゲートウェイのアドレス情報を更新しなければならない
という問題がある。
【0018】このような問題を解決するための技術とし
て、本出願人は特願平11−198675により、ゲー
トウェイが停止する際に、このゲートウェイと通信中の
各端末に対して切替先ゲートウェイのアドレスを通知す
る方法を提案している。
【0019】しかし、以下に述べる非通信中の端末や停
止中の端末に対しては、この方法は適用できない。
【0020】端末が「非通信中」であるとは、端末の電
源は投入されているが、セッション(論理コネクショ
ン)が確立されておらず、他端末からの着信は何時でも
可能な状態、即ち「待機中」である状態をいう。また端
末が「停止中」であるとは、端末の電源が切断されてい
るか、あるいは電源が投入されていても無線基地局の圏
外にあって、ゲートウェイとの通信が行えない状態をい
う。
【0021】即ち、非通信中あるいは停止中の端末に対
しては、上記のような切替先ゲートウェイのアドレスを
通知する方法がなかった。このため端末の非通信中や停
止中にゲートウェイの切替えが行われた場合には、上記
特願平11−198675の方法では、この端末は切替
先ゲートウェイのアドレスを知り得ず、以後上記停止し
たゲートウェイの運用が再開されるまでアプリケーショ
ンの実行ができなくなる。
【0022】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、オペレータからゲートウェイ切替えが入力さ
れたときに非通信中あるいは停止中であった端末に対し
て、この端末が通信を開始する際に切替先ゲートウェイ
のアドレスを通知すること等により、上記の冗長なメモ
リの使用を回避するとともに、ネットワーク構成の変化
にも容易に対応でき、アプリケーションの実行を常に可
能にする無線通信システムを提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で採用した手段について、図8を用いて説明す
る。
【0024】本発明は、ゲートウェイを介して無線情報
端末とサーバとの通信を確立する通信システムにおい
て、何らかの理由で本来使用されるべきゲートウェイ
(以下、「切替元ゲートウェイ」あるいは「常用ゲート
ウェイ」と呼ぶ)の運用を停止して、他のゲートウェイ
に切替える必要が発生したときに適用される。
【0025】そこで先ず、オペレータ100からゲート
ウェイ切替えの指示が入力された際に、無線情報端末3
00に対して切替先ゲートウェイのアドレス(IPアド
レス)を通知するアドレス通知手段201をゲートウェ
イ200に設ける。これは、具体的にはゲートウェイ2
00のセッション層マネジメントエンティティ手段73
とセッション層プロトコル手段72によって構成され
る。
【0026】そしてこのアドレス通知手段201は、図
8(b)に示すような、ヘッダに切替通知信号、フッタ
に切替先ゲートウェイのアドレスが書き込まれたアドレ
ス通知を、ゲートウェイ200の通信手段202により
上記無線情報端末300に対して送信する。ここで通信
手段202とは、具体的にはセッション層マネジメント
エンティティ手段73、セッション層プロトコル手段7
2、及び、下位レイヤプロトコル74を指す。
【0027】上記アドレス通知手段201は上記ゲート
ウェイ200と同一のアドレス(IPアドレス)を持つ
ことになるが、ゲートウェイ200がサーバとの接続機
能の運用を停止した後でも、このアドレス通知手段20
1は引き続き作動する。
【0028】以上の構成の下に、非通信中の無線情報端
末に対しては、オペレータ100からゲートウェイ切替
えの指示が入力された際に、上記アドレス通知手段20
1が上記アドレス通知を送信する。一方、停止中の無線
情報端末に対しては、上記切替え指示が入力された後、
この無線情報端末がゲートウェイ200との通信を開始
するときに、ゲートウェイ200と同一のアドレスを持
つ上記アドレス通知手段201が上記アドレス通知を送
信する。
【0029】次に、無線情報端末300に、上記アドレ
ス通知に基づいて、自機のメモリ301に記憶された常
用ゲートウェイであるゲートウェイ200のアドレス
を、切替先ゲートウェイのアドレスに変更するアドレス
変更手段302を設ける。これは、具体的には端末のセ
ッション層マネジメントエンティティ手段73とセッシ
ョン層プロトコル手段72によって構成される。
【0030】そしてこのアドレス変更手段は通信手段3
03(セッション層マネジメントエンティティ手段7
3、セッション層プロトコル手段72、及び、下位レイ
ヤプロトコル74)の受信した上記アドレス通知のヘッ
ダに書き込まれた切替通知信号により起動し、自機のメ
モリ301に記憶されているゲートウェイ200のアド
レスを、上記アドレス通知のフッタに書き込まれた切替
先ゲートウェイのアドレスに変更する。
【0031】以上により、非通信中あるいは停止中の無
線情報端末に対して、切替先ゲートウェイのアドレスを
通知することができる。
【0032】なお、上記アドレス通知手段201を、図
8(c)に示すように、上記ゲートウェイ200とは別
体のアドレス通知装置210として設けることも可能で
ある。この場合上記アドレス通知装置210は通信手段
211(セッション層マネジメントエンティティ手段7
3、セッション層プロトコル72、及び、下位レイヤプ
ロトコル74)と、切替先ゲートウェイのアドレスを登
録するメモリ212より構成される。
【0033】更に、このアドレス通知装置210は上記
ゲートウェイ200と同一のアドレス(IPアドレス)
を持つ。そして上記ゲートウェイ200が運用を停止す
る際には、先ず切替先ゲートウェイのアドレスを上記通
信手段202、212を介して上記メモリ212に登録
する。その後ゲートウェイ200が運用を停止し、通信
システムへの接続が解除されると、上記アドレス通知装
置210がこの通信システムに接続される。従って、通
信システム全体でゲートウェイ200とアドレス通知装
置210のアドレスが重複することはない。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。実施の形態1及び実施の形態2では無線情
報端末が非通信中の場合を、実施の形態3及び実施の形
態4では無線情報端末が停止中の場合を、それぞれ扱っ
ている。
【0035】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1によるサーバを共有するゲートウェイの公衆網を介
した無線ネットワークの構成を示す。
【0036】無線情報端末(以下単に端末という)1は
例えば携帯電話を接続したノートブックPCのような無
線情報端末であり、また、基地局2は例えば携帯電話基
地局であり、更に、網3は例えば携帯電話公衆網であ
る。
【0037】ゲートウェイ4および5はサーバ6を共有
しており、網3とサーバ6を接続する。また端末1は、
基地局2と網3、ゲートウェイ4もしくは5を経由して
サーバ6と接続して、サーバ6が持つ情報7を利用し
て、アプリケーションを実行する。
【0038】実施の形態1では、端末1のユーザが自機
のWWWブラウザを起動して、サーバ6のWWWサーバ
ソフトと通信を行う場合を例として説明する。また端末
1はゲートウェイ4を常用ゲートウェイ(切替元ゲート
ウェイ)とし、このため端末1のメモリには、ゲートウ
ェイ4のアドレスが登録されているものとする。更に、
以下に説明する「非通信中」とは、端末の電源は投入さ
れているが、セッション(論理コネクション)が確立さ
れておらず、他端末からの着信は何時でも可能な状態、
即ち「待機中」である状態をいう。
【0039】上記のような構成において、ゲートウェイ
4を何らかの理由で停止する必要が生じたとき、非通信
中の端末1に、切替先ゲートウェイ5のアドレスを通知
するシーケンスを図9を参照しながら説明する。
【0040】ゲートウェイ4に対してオペレータからゲ
ートウェイの切替指示が入力されると、ゲートウェイ4
のセッション層プロトコル手段903は、端末1のセッ
ション層プロトコル手段902に接続要求912を送信
して後述する簡易セッションの確立要求を行う。そして
接続要求912を受信した端末1のセッション層プロト
コル手段902は、接続確認913を送信して簡易セッ
ションを確立する。
【0041】簡易セッションとは、例えば通信メッセー
ジ数やデータ長などが固定というような、通信内容が予
め取り決めされているメッセージを送受信するために使
用されるセッションであり、後に説明するデータを送信
するために確立する論理コネクションである通常セッシ
ョンとは、確立する際の手順が異なっている。
【0042】即ち、簡易セッションの確立の場合には図
10に示すように、先ずゲートウェイ4のセッション層
プロトコル手段1003から端末1のセッション層プロ
トコル手段1002へ接続要求1006を送信する。こ
の接続要求1006は図12に示すようなデータ構造を
持っており、先頭に簡易セッションの接続要求であるこ
とを示すフラグを含んでいる。セッション層プロトコル
手段1002はこのフラグを参照して、簡易セッション
の確立のために接続確認1007をゲートウェイ4のセ
ッション層プロトコル手段1003に送信し、簡易セッ
ションが確立される。
【0043】このように簡易セッションは、端末とゲー
トウェイの間において、上記接続要求と接続確認の情報
交換のみで確立されるため、後に説明する通常セッショ
ンに比較して簡素なプロトコルで高速な処理を行うこと
が可能である。
【0044】また簡易セッションにおいては、端末1の
セッション層プロトコル手段1002の上位プロトコル
(アプリケーション)に、簡易セッションが確立したこ
とは通知しない。
【0045】なお、簡易セッションを示すフラグの代わ
りに、簡易セッションを確立するための接続要求と通常
セッションを確立するための接続要求とで、データ内に
含まれる識別子を異なるものにしても同様の機能が実現
できる。
【0046】以上の手順で図9において簡易セッション
が確立すると、ゲートウェイ4のセッション層プロトコ
ル手段903からアドレス通知914を端末1のセッシ
ョン層プロトコル手段902へ送信する。
【0047】端末1のアドレス変更手段はこのアドレス
通知914に基づき、メモリに記憶していたゲートウエ
イ4のアドレスをゲートウェイ5のアドレスへ書き換え
る。
【0048】上記アドレス通知914の送信に続いて、
ゲートウェイ4のセッション層プロトコル手段903
は、端末1のセッション層プロトコル手段902に切断
要求915を送信し、この切断要求915を受信した端
末1のセッション層プロトコル手段902は切断確認9
16をゲートウェイ4のセッション層プロトコル手段9
03へ送信する。
【0049】そして、この切断確認916を受信後、上
記簡易セッションは切断され、ゲートウェイ4は運用を
停止する。ここでゲートウェイ4は上記切断確認916
の受信を待たずに運用を停止することもできる。
【0050】なお、以上説明した図9のシーケンスにお
いて、簡易セッションの代わりに通常セッションの確立
を行ってもよい。
【0051】この通常セッションの確立の場合には、図
11に示すように、ゲートウェイ4のセッション層プロ
トコル手段1103から端末1のセッション層プロトコ
ル手段1102へ接続要求1106を送信する。このと
き、端末とサーバ間で送受信するデータの最大データ長
やウィンドウサイズ(確認メッセージを受け取らずに送
信できるメッセージ数)など、データ送信を行うための
情報(ケィパビリティ)のネゴシエーション(情報交
換)が行われる。
【0052】即ち、まず端末1のセッション層プロトコ
ル手段1102からゲートウェイ4のセッション層プロ
トコル手段1103へ、ケィパビリティ要求1108が
送信される。次にゲートウェイ4のセッション層プロト
コル手段1103から端末1のセッション層プロトコル
手段1102へ、ケィパビリティ確認1109が送信さ
れ、ケィパビリティのネゴシエーションが成立する。そ
してこのケィパビリティのネゴシエーションが成立する
と、端末1のセッション層プロトコル手段1102は、
接続確認1107でゲートウェイ4のセッション層プロ
トコル手段1103にセッションが正常に確立されたこ
とを通知し通常セッションが確立される。
【0053】一方、上記ケィパビリティのネゴシエーシ
ョンが成立しなかった場合には、端末1のセッション層
プロトコル手段1102は、接続確認1107でセッシ
ョンの確立の拒否をゲートウェイ4のセッション層プロ
トコル手段1103へ通知する。
【0054】なお、ケィパビリティ確認1109とケィ
パビリティ要求1108を、それぞれ接続要求1106
と接続確認1107とに結合して、1つのデータとして
同時に送信しても同様の機能が実現できる。
【0055】更に、上記シーケンス中のアドレスの通知
に関しては他にも種々の方式があるが、これらについて
は本実施の形態3において説明する。
【0056】上記のようにゲートウェイ5のアドレスが
端末1のメモリに登録された状態で、端末1のユーザが
WWWブラウザを操作(923)して、サーバ6の//
WWW.xxx/xyz.htmというファイルにアク
セスしようとした場合に行われる処理について説明す
る。
【0057】先ず、端末1のセッション層プロトコル手
段902は、メモリに登録されているアドレスを使用し
てゲートウェイ5のセッション層プロトコル手段906
へ接続要求917を送信する。続いて、ゲートウェイ5
のセッション層プロトコル手段906が接続確認918
を送信して、以上説明した手順により端末1とゲートウ
ェイ5との間で通常セッションが確立する。
【0058】この時、ゲートウェイ4からゲートウェイ
5へ切替えられたことを、例えばブラウザにメッセージ
を表示することにより端末1のセッション層プロトコル
手段902から端末1のユーザに通知(924)するこ
ともできる。
【0059】次に、端末1のセッション層プロトコル手
段902は、無線通信プロトコルのコマンドINVOK
E<REQUEST(get,//www.xxx/x
yz.htm)>919をゲートウェイ5のセッション
層プロトコル手段906へ送信する。
【0060】この無線通信プロトコルのコマンドINV
OKE<REQUEST(get,//www.xxx
/xyz.htm)>919は、ゲートウェイ5のプロ
トコル変換手段907でHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)のコマンドREQUEST(get,//w
ww.xxx/xyz.htm)920に変換され、サ
ーバ6へ送信される。
【0061】そしてサーバ6のWWWサーバソフト90
9は上記コマンドREQUEST(get,//ww
w.xxx/xyz.htm)920を受信すると、/
/www.xxx/xyz.htmというファイルのデ
ータをHTTPのRESPONSE(データ)921に
よって送信する。
【0062】上記RESPONSE(データ)921は
ゲートウェイ5のプロトコル変換手段907で無線通信
プロトコルのレスポンスREPLY<RESPONSE
(データ)>922に変換され、端末1へ送信される。
【0063】これによって端末1とサーバ6の通信が可
能となり、ユーザはWWWブラウザ909の持つファイ
ル//www.xxx/xyz.htmを閲覧すること
ができる。
【0064】なお、非通信中の端末が複数ある場合、ゲ
ートウェイ4はすべての非通信中の端末へ切替先ゲート
ウェイのアドレスを通知してから運用を停止する。図1
3はこの複数端末へのアドレス通知のタイミングを示し
たものであり、ゲートウェイ4は、非通信中の端末1、
17、15に対して、順次図9に示したシーケンスに従
って切替先ゲートウェイ5のアドレスを通知してから停
止する。
【0065】これに対して、全ての端末1、17、15
に対して、一斉にアドレス通知を行うブロードキャスト
方式と呼ばれる通知方法も可能である。この場合ゲート
ウェイ4は上記アドレス通知に続いて、全ての端末1、
17、15に対する切断要求を送信した後、上記全ての
端末1、17、15からの切断確認を受信した後、ある
いはこの切断確認の受信を待たずに、運用を停止する。
【0066】なお、図2のような、例えば事務所内等図
1に比較して狭い範囲で運用される、網を介さない無線
ネットワークにおいても、上記と同様の手順によって、
ゲートウェイの切替えが実現できる。
【0067】また、図3に示すように端末アプリケーシ
ョンを実行するための情報をもつサーバが常用ゲートウ
ェイ4と切替先ゲートウェイ5で異なる場合や、図4に
示すように端末アプリケーションを実行するための情報
をゲートウェイ自身がもつ場合においても、端末アプリ
ケーションを実行するための情報が共通である場合に
は、上記と同様の手順によって、ゲートウェイの切替え
が行える。
【0068】以上説明したシーケンスによって、常用ゲ
ートウェイが簡易セッションにより切替先ゲートウェイ
のアドレスを非通信中の端末に通知することが可能とな
るため、端末が停止中にゲートウェイの切替が発生して
も、端末は切替先ゲートウェイを通してサーバとアクセ
スしアプリケーションを実行することができる。
【0069】(実施の形態2)図5に本発明の実施の形
態2によるサーバを共有するゲートウェイの公衆網を介
した無線ネットワークの構成を示す。
【0070】端末1は例えば簡易携帯電話を内蔵したP
DA(Personal Degital Assistant)のような無線情報
端末であり、また基地局2は例えば簡易携帯電話基地局
であって、網3は例えば簡易携帯電話公衆網である。
【0071】ゲートウェイ4および5はサーバ6を共有
しており、網3とサーバ6を接続する。そしてゲートウ
ェイ4およびゲートウェイ5はゲートウェイ間ネゴシエ
ーションを行う接続手段13を持つ。この接続手段13
は有線、無線どちらでもよく、或いはゲートウェイ4お
よび5とサーバ6の接続手段14もしくは網3経由での
接続を利用してもよい。
【0072】端末1は、基地局2と網3、ゲートウェイ
4もしくは5を経由してサーバ6と接続して、サーバ6
が持つ情報7を利用してアプリケーションを実行する。
ここでも上記実施の形態1と同様に、端末1はゲートウ
ェイ4を常用ゲートウェイとし、このため端末1のメモ
リには、ゲートウェイ4のアドレスが登録されているも
のとする。
【0073】上記のような構成において、ゲートウェイ
4の停止にあたり、非通信中の端末1に、ゲートウェイ
5への切替えを通知するシーケンスを図14を参照しな
がら説明する。
【0074】ゲートウェイ4に対してオペレータからゲ
ートウェイ切替えの指示が入力されると、ゲートウェイ
4のマネジメントエンティティ手段1405は先ず、ゲ
ートウェイ5のマネジメントエンティティ手段1408
へ端末1と通信が可能であるか否かの問い合わせをする
ために、接続手段13を介して端末1のデータ伝送速度
等の通信能力をデータとして含む(データとして結合さ
れている)切替要求1412を送信する。
【0075】この切替要求1412を受信すると、ゲー
トウェイ5のマネジメントエンティティ手段1408
は、上記端末1の通信能力と、このゲートウェイ5の通
信能力、通信ポートの残数等から端末1と通信が可能か
否かを判断し、可能であれば「切替可能」の判断結果を
含めて切替確認1413をゲートウェイ4のマネジメン
トエンティティ手段1405へ送信する。
【0076】ここでゲートウェイ5が切替を拒否する場
合には、切替確認1413に上記ゲートウェイ5の通信
能力、通信ポートの残数等も含めて「切替拒否」の通知
を送信する。
【0077】上記「切替拒否」の切替確認1413を受
信したゲートウェイ4のマネジメントエンティティ手段
1405は、ゲートウェイ4と上記接続手段13と同様
な接続手段により接続されている、ゲートウェイ16の
マネジメントエンティティ手段1411へ切替要求14
14を送信する。そして、ゲートウェイ16のマネジメ
ントエンティティ手段1411は上記と同様に、端末1
と通信が可能か否かを判断し、判断結果を含めて切替確
認1415をゲートウェイ4のマネジメントエンティテ
ィ手段1405へ送信する。
【0078】この切替確認1415により端末1との通
信が可能であることを通知された場合には、ゲートウェ
イ4のマネジメントエンティティ手段1405は、ゲー
トウェイ4のセッション層プロトコル手段1403へ、
端末1のセッション層プロトコル手段1402に対して
接続要求1416を送信するよう指示する。
【0079】この接続要求1416送信以降のシーケン
スは、図9と同様なので説明を省略する。
【0080】ここで、ゲートウェイ4が切替先候補であ
る全てのゲートウェイへ切替要求を送信した結果、上記
全てのゲートウェイから端末との通信を拒否された場合
には、ゲートウェイ4のマネジメントエンティティ手段
1405は、各ゲートウェイからの切替確認に含められ
た各ゲートウェイの通信能力、通信ポートの残数等を参
照する。そしてこれら通信能力、通信ポートの残数等か
ら、接続できる可能性の高いゲートウェイを選択する。
【0081】即ち、例えばゲートウェイ4を常用ゲート
ウェイとしている端末が5台であり、ゲートウェイ5、
16の通信ポートの残数がそれぞれ2、4であった場
合、ゲートウェイ4のマネジメントエンティティ手段1
405は、通信ポートの残数の多いゲートウェイ16を
最も接続できる可能性の高いゲートウェイとして選択す
る。そしてゲートウェイ4のマネジメントエンティティ
手段1405は、各端末のセッション層プロトコル手段
1402へゲートウェイ16のアドレスを含む接続要求
1416を送信し、ゲートウェイ4は運用を停止する。
【0082】あるいは上記5台の端末のうち、各端末及
び各切替先候補であるゲートウェイの通信能力を比較し
て、例えば3台に対してはゲートウェイ16を、残りの
2台についてはゲートウェイ5をそれぞれ切替先ゲート
ウェイとして、端末ごとに異なるゲートウェイのアドレ
スを通知してもよい。
【0083】なお、図16のような、例えば事務所内等
図5に比較して狭い範囲で運用される、網を介さない無
線ネットワークにおいても、上記と同様の手順によりゲ
ートウェイの切替えが実現できる。
【0084】また、図6に示すように端末アプリケーシ
ョンを実行するための情報をもつサーバが切替元ゲート
ウェイと切替先ゲートウェイで異なる場合や、図14に
示すように端末アプリケーションを実行するための情報
をゲートウェイ自身がもつ場合においても、端末アプリ
ケーションを実行するための情報が共通である場合に
は、上記と同様の手順によりゲートウェイの切替えが行
える。
【0085】以上説明したシーケンスによって、常用ゲ
ートウェイと切替先ゲートウェイが接続手段により接続
されている場合には、ゲートウェイの切替時に、常用ゲ
ートウェイが切替先ゲートウェイへ端末と通信が可能か
否かの問い合わせを行うことができる。このため、切替
先ゲートウェイのシステムが停止していたり端末との通
信能力がない場合にも、他のゲートウェイと問い合わせ
を行って、端末へ切替可能なゲートウェイのアドレスを
通知することができる。また、切替先ゲートウェイの通
信能力や、通信ポートの残数等を把握した上で、接続の
可能性の高い切替先ゲートウェイのアドレスを端末へ通
知することもできる。
【0086】なお、以上説明した実施の形態1および2
では、常用ゲートウェイはゲートウェイ切替後停止する
としているが、停止することは必須ではなくもちろん継
続動作しても構わない。これは常用ゲートウェイの利用
状況等に応じて、特定の端末の接続を他のゲートウェイ
へ切替えるときなどに有効な技術である。
【0087】(実施の形態3)図17に本発明の実施の
形態3によるサーバを共有するゲートウェイの公衆網を
介した無線ネットワークの構成を示す。
【0088】端末1、基地局2、網3、ゲートウェイ4
および5、並びにサーバ6については本実施の形態1と
同様であるので説明を省略する。なお、以下で説明する
「停止中」とは、端末の電源が切断されているか、ある
いは電源が投入されていても無線基地局の圏外にあっ
て、ゲートウェイとの通信が行えない状態をいう。
【0089】本実施の形態3では本実施の形態1および
2におけるアドレス通知手段を、ゲートウェイと別体の
アドレス通知装置18として設けている。このアドレス
通知装置18は、例えば通信機能を持つパーソナルコン
ピュータ等であって、実施の形態1および2におけるア
ドレス通知を実行させるプログラムをメモリに記憶して
いる。更に、上記プログラムがCD−ROMやリムーバ
ブルディスク等の可搬媒体に記録されており、上記パー
ソナルコンピュータがこのプログラムを上記可搬媒体か
ら読み取って、自機のメモリに記憶する構成としてもよ
い。
【0090】この構成において、停止中であった端末1
が、既に運用を停止しているゲートウェイ4に対して通
信を開始したときに、上記アドレス通知装置18がこの
端末1に対して、切替先ゲートウェイのアドレスを通知
するシーケンスを図23を使って説明する。
【0091】オペレータからゲートウェイ切替の指示が
入力された場合、ゲートウェイ4は切替先ゲートウェイ
5のアドレスを、アドレス通知装置18に設定する。こ
の設定は具体的には、先ずゲートウェイ4のセッション
層プロトコル手段がアドレス通知装置18のセッション
層プロトコル手段に図8(b)に示すようなアドレス通
知を送信する。そしてこのアドレス通知に基づいて、ア
ドレス通知装置18のセッション層マネジメントエンテ
ィティ手段がアドレス通知装置18のメモリに上記ゲー
トウェイ5のアドレスを登録することによって行われ
る。
【0092】この設定は、公衆網や無線通信または専用
インタフェースを使用して行ってもよいし、あるいはオ
ペレータが手動で行ってもよい。また、切替先ゲートウ
ェイアドレスは複数設定してもよい。
【0093】そして切替先ゲートウェイ5のアドレスが
アドレス通知装置18へ設定された後、ゲートウェイ4
は運用を停止する。
【0094】ゲートウェイ4が停止して通信システムへ
の接続が解除されると、ゲートウェイ4と同一のアドレ
スを持つアドレス通知装置18が、この通信システムに
接続され、動作を開始する。
【0095】あるいは、上記アドレス通知装置18は、
ゲートウェイ4の動作中はゲートウェイ4と異なるアド
レスで動作し、ゲートウェイ4が停止した後、例えばオ
ペレータが手動でアドレス通知装置18のアドレスをゲ
ートウェイ4のアドレスに変更するように構成すること
も可能である。これはゲートウェイ4と別体である上記
アドレス通知装置18が、この無線通信システム内にお
いて、切替先ゲートウェイのアドレスの通知以外の機能
も果たしている場合などに有効な方法である。
【0096】ここで、停止中であった端末1が電源の投
入や基地局2の通信圏内に移動した等の理由で通信を行
える状態になり、端末1のユーザが、常用ゲートウェイ
4を経由してサーバ6の//WWW.xxx/xyz.
htmというファイルにアクセスするためWWWブラウ
ザを起動、操作すると、端末1は通信を開始する。
【0097】このとき端末1のセッション層プロトコル
手段2302は、メモリに登録されているアドレスに基
づいてゲートウェイ4へ接続要求2312を送信する
が、この接続要求2312はゲートウェイ4と同一のア
ドレスを持つアドレス通知装置18が受信する。
【0098】アドレス通知装置18のセッション層プロ
トコル手段2330は、上記接続要求2312を受信す
ると、接続確認2313を端末1へ送信する。これによ
り端末1とアドレス通知装置との間でセッションが確立
されるが、このセッションは実施の形態1と同様に簡易
セッション、通常セッションの何れでもよい。
【0099】そしてアドレス通知装置18のセッション
層プロトコル手段2330は、アドレス通知2314を
送信することにより、切替先ゲートウェイであるゲート
ウェイ5のアドレスを端末1へ通知する。端末1のアド
レス変更手段は、このアドレス通知2314に基づい
て、メモリに登録していたゲートウエイ4のアドレスを
ゲートウェイ5のアドレスへ変更する。
【0100】続いて端末1のセッション層プロトコル手
段2302は、切断要求2315をアドレス通知装置1
8へ送信し、この切断要求2315を受信したアドレス
通知装置18のセッション層プロトコル手段2330
は、切断確認2316を端末1のセッション層プロトコ
ル手段2302へ送信し、通信を切断する。なお、上記
切断要求2315をもって上記切断確認2316に代え
てもよく、また上記切断要求2315と切断確認231
6の双方を省略してもよい。
【0101】また、切断要求2315をアドレス通知装
置18から端末1へ、切断確認2316を端末1からア
ドレス通知装置18へと、上記の説明とは逆方向に通知
してもよい。
【0102】以上のようにして端末1のメモリにゲート
ウェイ5のアドレスが登録される。
【0103】以降、端末1のユーザがゲートウェイ5を
経由してサーバ6のWWWサーバソフトのファイルを閲
覧するシーケンスは、本実施の形態1と同様であるので
説明を省略する。
【0104】以上説明した図23のシーケンス中、アド
レスの通知に関しては他にも種々の方式があるので、以
下、これらについて説明する。
【0105】まず図24に示すシーケンスにおいて、端
末1のセッション層プロトコル手段2402が接続要求
2412を送信し、この接続要求2412をゲートウェ
イ4と同一のアドレスを持つアドレス通知装置18が受
信するまでは、図23のシーケンスと同様である。
【0106】アドレス通知装置18のセッション層プロ
トコル手段2430は、接続要求2412を受信する
と、接続確認を行わずにセッションが確立され、続いて
アドレス通知2414により切替先ゲートウェイである
ゲートウェイ5のアドレスを端末1へ通知する。
【0107】続いて端末1のアドレス変更手段は、上記
アドレス通知2414に基づいて、メモリに登録してい
たゲートウエイ4のアドレスをゲートウェイ5のアドレ
スへ変更する。そして端末1のセッション層プロトコル
手段2402は切断要求2415をアドレス通知装置1
8へ送信する。その後、アドレス通知装置18のセッシ
ョン層プロトコル手段が切断確認を送信することなく、
セッションが切断される。
【0108】ここで図23に示したシーケンスと同様
に、上記切断要求2415はアドレス通知2414に対
する確認を通知する意味も兼ねているが、更にこの切断
要求2415の通知を行わずにセッションを切断しても
よい。あるいは、上記切断要求2415に代えてアドレ
ス通知確認を端末1のセッション層プロトコル手段24
02からアドレス通知装置18のセッション層プロトコ
ル手段2430へ通知してもよい。上記切断要求241
5及びアドレス通知確認を行わない場合のシーケンス
を、図25に示す。なお、図24、25において確立さ
れるセッションは、本実施の形態1において説明した簡
易セッション、通常セッションの何れでもよい。
【0109】次に図26に示すシーケンスを説明する。
【0110】端末1のセッション層プロトコル手段26
02から送信された接続要求2612が、アドレス通知
装置18のセッション層プロトコル手段2630によっ
て受信されるまでは、上記図23、24、25と同様で
ある。上記セッション層プロトコル手段2630は、接
続要求2612を受信すると切替先ゲートウェイである
ゲートウェイ5のアドレスを接続拒否2614に含めて
端末1へ通知する。
【0111】その後、端末1は、上記接続拒否2614
に基づき、メモリに登録していたゲートウェイ4のアド
レスをゲートウェイ5のアドレスへ変更する。即ち、図
26のシーケンスにおいては端末1とアドレス通知装置
18の間にセッションを確立せずに上記アドレスの変更
を行っている。
【0112】上記図26のシーケンスを更に簡素化し
て、上記接続要求2612と上記接続拒否2614とを
省略して、直接アドレス通知を端末に対して送信するコ
ネクションレス形式によるアドレス通知の方法も考えら
れる。
【0113】また本実施の形態1で述べたように、上記
アドレス通知を全ての端末に対して、ブロードキャスト
方式で送信する方法も考えられる。この方法では、停止
中であった各端末が通信を開始する度に、各々の端末に
ついてアドレス通知を送信する必要がない。そしてアド
レス通知をブロードキャスト方式によって、1回だけで
なく繰り返し送信すれば、通信を開始する全ての端末に
切替先ゲートウェイアドレスを通知することが出来る。
【0114】この場合においては、ゲートウェイ4が、
切替先ゲートウェイのアドレスをアドレス通知装置18
に設定するときに、上記全ての端末のアドレス(IPア
ドレス)を併せて設定すると、後述するようにこの全て
の端末に対するアドレス通知が終了したことを確認した
後に、ブロードキャストを終了することができる。
【0115】即ち、アドレス通知を受信した端末が、切
替先ゲートウェイ5に接続したときに、切替先ゲートウ
ェイ5がアドレス通知装置18にこの端末の接続を通知
する。この接続の通知に基づいてアドレス通知装置18
はこの端末へのアドレス通知を停止する。
【0116】図27を使って上記コネクションレスのア
ドレス通知のシーケンスを説明する。
【0117】ゲートウェイ4は、アドレス通知装置18
に切替先ゲートウェイ5のアドレスと、ゲートウェイ4
を常用ゲートウェイとする端末のアドレスの設定を行
い、既に停止しており、またゲートウェイ4を常用ゲー
トウェイとする端末1は停止中である。
【0118】この端末1を含め、ゲートウェイ4を常用
ゲートウェイとする端末に対して、アドレス通知装置1
8のセッション層プロトコル手段2703は周期的にア
ドレス通知を送信する。これらのアドレス通知のうち、
端末1の停止中に送信したアドレス通知2710及び2
711は端末1に受信されず、この端末1が通信可能と
なったとき、初めてアドレス通知2712が受信され
る。
【0119】端末1のアドレス変更手段は、このアドレ
ス通知2712に基づいてメモリに登録していたゲート
ウエイ4のアドレスを切替先ゲートウェイ5のアドレス
へ変更する。そして端末1のセッション層プロトコル手
段2702は、ゲートウェイ5と接続するため、接続要
求2713をゲートウェイ5へ送信する。そして端末1
のセッション層プロトコル手段2702は、これ以降に
受信するアドレス通知2715、2717を無視する。
【0120】ゲートウェイ5のセッション層プロトコル
手段2706は上記接続要求2713を受信すると、端
末1に対して接続確認2714を送信し、端末1とゲー
トウェイ5の間で通常セッションが確立されて、通信中
となる。
【0121】このときゲートウェイ5のセッション層プ
ロトコル手段2706は、端末1と通信中となったこと
を自機のマネジメントエンティティ手段2708に通知
する。そして、マネジメントエンティティ手段2708
は、アドレス通知装置18のマネジメントエンティティ
手段2705に対して、端末1のアドレスを含む端末接
続切替通知2716を送信して、端末1がゲートウェイ
切替えを行ったことを通知する。
【0122】アドレス通知装置18のマネジメントエン
ティティ手段2705は上記端末接続切替通知2716
を受信すると、端末接続切替確認2718をゲートウェ
イ5のマネジメントエンティティ手段2708に送信す
るとともに、アドレス通知装置18ののセッション層プ
ロトコル手段2703の端末1に対するアドレス通知を
終了させる。
【0123】このようにアドレス通知をコネクションレ
スで行えば、端末1からアドレス通知装置18への接続
要求手順が不要となり、より簡素なシーケンスとなる。
【0124】また、アドレス通知を有料サービスで提供
するなどの目的で特定の端末のみに通知することも、コ
ネクションレスで実現できる。
【0125】なお、図18のような、例えば事務所内等
図1に比較して狭い範囲で運用される、網を介さない無
線ネットワークにおいても同様の手順が実現できる。
【0126】また、図19に示すように端末アプリケー
ションを実行するための情報をもつサーバが常用ゲート
ウェイと切替先ゲートウェイで異なる場合や、図20に
示すように端末アプリケーションを実行するための情報
をゲートウェイ自身がもつ場合においても、常用ゲート
ウェイと切替先ゲートウェイとで上記端末アプリケーシ
ョンを実行するための情報が共通である場合には、上記
のシーケンスと同様の手順が行える。
【0127】以上説明したシーケンスによって、端末が
停止中にゲートウェイの切替えが発生しゲートウェイが
運用を停止しても、アドレス通知装置が端末との接続を
行い、端末が登録している常用ゲートウェイのアドレス
を、切替先ゲートウェイのアドレスに変更することがで
きるため、端末は切替先ゲートウェイを通してサーバと
アクセスしアプリケーションを実行することが可能であ
る。
【0128】(実施の形態4)図21に本発明の実施の
形態4によるサーバを共有するゲートウェイの公衆網を
介した無線ネットワークの構成を示す。
【0129】端末1、基地局2、網3、ゲートウェイ4
および5、サーバ6、並びに接続手段13については実
施の形態2と同様であるので、説明を省略する。
【0130】この構成において、停止中であった端末1
が、既に運用を停止しているゲートウェイ4に対して通
信を開始したときに、上記アドレス通知装置18がこの
端末1に対して、切替先ゲートウェイのアドレスを通知
するシーケンスを図28を使って説明する。
【0131】ゲートウェイ4に対してオペレータからゲ
ートウェイの切替指示が入力されると、ゲートウェイ5
のマネジメントエンティティ手段2806が端末1との
通信が可能か否かを判断し、ここで不可と判断され、次
いでゲートウェイ16のマネジメントエンティティ手段
2811がゲートウェイ4のマネジメントエンティティ
手段2805へ切替確認2815を送信するまでのシー
ケンスは、本実施の形態2と同様なので、説明を省略す
る。なお本実施の形態4の場合は、ゲートウェイ16と
のネゴシエーションは、アドレス通知装置18が行って
もよい。
【0132】上記切替確認2815で端末1とゲートウ
ェイ16との通信が可能であることを通知された場合に
は、ゲートウェイ4はゲートウェイ16のアドレスを切
替先ゲートウェイアドレスとして、アドレス通知装置1
8に設定する。
【0133】切替先ゲートウェイのアドレスの、アドレ
ス通知装置18への設定は、実施の形態3と同様に、ネ
ットワークや無線通信または専用インタフェースを使用
して行ってもよいし、あるいはゲートウェイ4の管理者
が手動で行ってもよい。この切替先ゲートウェイアドレ
スの設定がなされると、ゲートウェイ4は運用を停止す
る。
【0134】ゲートウェイ4の停止後、ゲートウェイ4
と同一のアドレスを持つアドレス通知装置18が動作を
開始し、端末1に切替先ゲートウェイ(今の場合はゲー
トウェイ16である)のアドレスが登録されるまでのシ
ーケンスは、本実施の形態3(図23)と同様であるの
で説明を省略する。
【0135】また、ゲートウェイ4が切替先候補である
全てのゲートウェイへ切替要求を行い、各ゲートウェイ
からの切替確認に含められた各ゲートウェイの通信能
力、通信ポートの残数等から後に接続できる可能性の高
いゲートウェイを選択し、その選択したゲートウェイの
アドレスをアドレス通知装置18に設定する過程につい
ては実施の形態2と同様なので、説明を省略する。
【0136】なお、図30のような、例えば事務所内等
図21に比較して狭い範囲で運用される、網を介さない
無線ネットワークにおいても同様の手順が実現できる。
【0137】また、図22に示すように端末アプリケー
ションを実行するための情報をもつサーバが常用ゲート
ウェイと切替先ゲートウェイで異なる場合や、図29に
示すように端末アプリケーションを実行するための情報
をゲートウェイ自身が持つ場合においても、端末アプリ
ケーションを実行するための情報が共通である場合に
は、上記のシーケンスと同様の手順が行える。
【0138】以上説明したシーケンスによって、本実施
の形態2と同様にゲートウェイの切替に際して、他のゲ
ートウェイと問い合わせを行って、端末へ接続の可能性
の高い切替先ゲートウェイのアドレスを通知することな
どが可能である。
【0139】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無線通信
システムにおいて、ゲートウェイ切替えを行うときに非
通信中や停止中であった端末に対して、切替先ゲートウ
ェイのアドレスを適切に通知することができる。このた
め、ユーザはゲートウェイの切替えを意識することな
く、切替先ゲートウェイを通じて随時アプリケーション
を実行することが可能である。また、端末に過剰なゲー
トウェイのアドレスを記憶させることも回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるサーバを共有するゲ
ートウェイの公衆網または構内網を介した無線通信シス
テムの構成図。
【図2】本発明の実施の形態による情報を保持するゲー
トウェイの公衆網または構内網を介さない無線通信シス
テムの構成図。
【図3】本発明の実施の形態による異なるサーバに接続
されたゲートウェイの公衆網または構内網を介した無線
通信システムの構成図。
【図4】本発明の実施の形態による情報を保持するゲー
トウェイの公衆網または構内網を介した無線通信システ
ムの構成図。
【図5】本発明の実施の形態によるサーバを共有し、接
続手段を備えるゲートウェイの公衆網または構内網を介
した無線通信システムの構成図。
【図6】本発明の実施の形態による異なるサーバに接続
され、接続手段を備えるゲートウェイの公衆網または構
内網を介した無線通信システムの構成図。
【図7】端末とゲートウェイのプロトコルスタックにお
けるセッション層プロトコル手段とセッション層マネジ
メント手段の位置付けを示す図。
【図8】本発明の実施の形態によるアドレス通知手段を
備える無線通信システムのブロック図。
【図9】図1の構成における本発明の実施の形態による
アドレス通知のシーケンス図。
【図10】本発明の実施の形態における簡易セッション
を確立する場合のシーケンス図。
【図11】本発明の実施の形態における通常セッション
を確立する場合のシーケンス図。
【図12】本発明の実施の形態における簡易セッション
を確立する場合に送信される接続要求のデータ構造。
【図13】本発明の実施の形態による複数の端末にアド
レス通知を送信するタイミングを示すシーケンス図。
【図14】本発明の実施の形態によるゲートウェイの切
替えを示すシーケンス図。
【図15】本発明の実施の形態による情報を保持し、接
続手段を備えるゲートウェイの公衆網または構内網を介
した無線通信システムの構成図。
【図16】本発明の実施の形態による情報を保持し、接
続手段を備えるゲートウェイの公衆網または構内網を介
さない無線通信システムの構成図。
【図17】図1の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図18】図2の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図19】図3の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図20】図4の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図21】図5の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図22】図6の構成においてアドレス通知手段をゲー
トウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図23】図17の構成における本発明の実施の形態に
よるアドレス通知のシーケンス図。
【図24】本発明の実施の形態におけるアドレス通知の
方式の一例。
【図25】本発明の実施の形態におけるアドレス通知の
方式の一例。
【図26】本発明の実施の形態におけるアドレス通知の
方式の一例。
【図27】本発明の実施の形態におけるアドレス通知の
方式の一例。
【図28】本発明の実施の形態によるゲートウェイの切
替えを示すシーケンス図。
【図29】図15の構成においてアドレス通知手段をゲ
ートウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図30】図16の構成においてアドレス通知手段をゲ
ートウェイと別体にした場合の無線通信システムの構成
図。
【図31】図2の構成における従来のゲートウェイ切替
シーケンス図。
【符号の説明】
1、15、17、300 無線情報端末 2、10 無線基地局 3 公衆網 4、5、16、200 ゲートウェイ 6、9 サーバ 7、8 端末アプリケーションを実行するための情報 13 接続手段 18、210 アドレス通知装置 100 オペレータ 201 アドレス通知手段 202、211、303 通信手段 302 アドレス変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/22 H04Q 7/04 A 7/24 7/26 7/30

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートウェイを介して無線情報端末とサ
    ーバとの通信を確立する、通信方法において、 オペレータから、上記無線情報端末の利用する切替元ゲ
    ートウェイに対して、ゲートウェイの切替指示を入力さ
    れる入力処理と、 上記切替元ゲートウェイが、通信可能であって通信して
    いない状態(以下「非通信中という)の該無線情報端末
    に対し、切替先ゲートウェイのアドレスを通知するアド
    レス通知処理とからなることを特徴とする、通信方法。
  2. 【請求項2】 上記アドレス通知処理が、非通信中の上
    記無線情報端末に既に登録されているゲートウェイのア
    ドレスを、上記切替先ゲートウェイのアドレスに変更す
    るアドレス変更処理を含む、請求項1に記載の通信方
    法。
  3. 【請求項3】 無線情報端末と該無線情報端末にサービ
    スを提供するサーバとの通信を中継する、ゲートウェイ
    において、 オペレータから、上記無線情報端末の利用する切替元ゲ
    ートウェイに対して、ゲートウェイの切替指示が入力さ
    れた場合に、非通信中の該無線情報端末に対し、切替先
    ゲートウェイのアドレスを通知するアドレス通知手段を
    備えることを特徴とする、ゲートウェイ。
  4. 【請求項4】 ゲートウェイを介してサービスを提供す
    るサーバとの通信を確立する、無線情報端末において、 非通信中に上記ゲートウェイから送信される切替先ゲー
    トウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録されてい
    るゲートウェイのアドレスを、該記切替先ゲートウェイ
    のアドレスに変更するアドレス変更手段を備えることを
    特徴とする、無線情報端末。
  5. 【請求項5】 上記アドレスの変更を、ユーザが上記無
    線情報端末を操作したときに、該ユーザに対して通知す
    る、請求項4に記載の無線情報端末。
  6. 【請求項6】 ゲートウェイを介して無線情報端末と該
    無線情報端末にサービスを提供するサーバとの通信を確
    立する、通信システムにおいて、 上記無線情報端末の利用する切替元ゲートウェイに:オ
    ペレータから、ゲートウェイの切替指示が入力された場
    合に、非通信中の該無線情報端末に対し、切替先ゲート
    ウェイのアドレスを通知するアドレス通知手段を備え、 上記無線情報端末に:非通信中に送信された上記切替先
    ゲートウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録され
    ているゲートウェイのアドレスを、該切替先ゲートウェ
    イのアドレスに変更するアドレス変更手段を備えること
    を特徴とする、通信システム。
  7. 【請求項7】 ゲートウェイを介して無線情報端末と該
    無線情報端末にサービスを提供するサーバとの通信を確
    立する、通信システムにおいて、 切替元ゲートウェイと切替先ゲートウェイとの間に情報
    交換手段を備え、 上記無線情報端末の利用する切替元ゲートウェイに:オ
    ペレータから、切替元ゲートウェイに対してゲートウェ
    イの切替指示が入力された場合に、非通信中の該無線情
    報端末に対し、切替先ゲートウェイのアドレスを通知す
    るアドレス通知手段を備え、 上記無線情報端末に:非通信中に通知された上記切替先
    ゲートウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録され
    ているゲートウェイのアドレスを、該切替先ゲートウェ
    イのアドレスに変更するアドレス変更手段を備えること
    を特徴とする、通信システム。
  8. 【請求項8】 ゲートウェイを介して無線情報端末とサ
    ーバとの通信を確立する、通信方法において、 オペレータから、上記無線情報端末の利用する切替元ゲ
    ートウェイに対して、ゲートウェイの切替指示が入力さ
    れる入力処理と、 上記切替元ゲートウェイが通信が不可能な状態(以下
    「停止中」という)の該無線情報端末に対し、該無線情
    報端末が通信を開始したときに、切替先ゲートウェイの
    アドレスを通知するアドレス通知処理とからなることを
    特徴とする、通信方法。
  9. 【請求項9】 上記アドレス通知処理が、通信を開始し
    た上記無線情報端末に既に登録されているゲートウェイ
    のアドレスを変更するアドレス変更処理を含む、請求項
    8に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 無線情報端末と該無線情報端末にサー
    ビスを提供するサーバとの通信を中継する、ゲートウェ
    イにおいて、 オペレータから、上記無線情報端末の利用する切替元ゲ
    ートウェイに対して、ゲートウェイの切替指示が入力さ
    れた場合に、停止中の無線情報端末に対し、該停止中の
    無線情報端末が通信を開始したときに、切替先ゲートウ
    ェイのアドレスを通知するアドレス通知手段を備えるこ
    とを特徴とする、ゲートウェイ。
  11. 【請求項11】 ゲートウェイを介してサービスを提供
    するサーバとの通信を確立する、無線情報端末におい
    て、 通信開始時に上記ゲートウェイから送信される切替先ゲ
    ートウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録されて
    いるゲートウェイのアドレスを、上記切替先ゲートウェ
    イのアドレスに変更するアドレス変更手段を備えること
    を特徴とする、無線情報端末。
  12. 【請求項12】 上記アドレスの変更を、ユーザが上記
    無線情報端末による通信を開始した時に、該ユーザに対
    して通知する、請求項11に記載の無線情報端末。
  13. 【請求項13】 ゲートウェイを介して無線情報端末と
    該無線情報端末にサービスを提供するサーバとの通信を
    確立する、通信システムにおいて、 上記無線情報端末の利用する切替元ゲートウェイに:オ
    ペレータから、ゲートウェイの切替指示が入力された場
    合に、停止中の無線情報端末に対し、該停止中の無線情
    報端末が通信を開始したときに、切替先ゲートウェイの
    アドレスを通知するアドレス通知手段を備え、 上記無線情報端末に:通信開始時に通知された上記切替
    先ゲートウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録さ
    れているゲートウェイのアドレスを、該切替先ゲートウ
    ェイのアドレスに変更するアドレス変更手段を備えるこ
    とを特徴とする、通信システム。
  14. 【請求項14】 ゲートウェイを介して無線情報端末と
    該無線情報端末にサービスを提供するサーバとの通信を
    確立する、通信システムにおいて、 切替元ゲートウェイと切替先ゲートウェイとの間に情報
    交換手段を備え、 上記無線情報端末の利用する切替元ゲートウェイに:オ
    ペレータから、ゲートウェイの切替指示が入力された場
    合に、停止中の無線情報端末に対し、該停止中の無線情
    報端末が通信を開始したときに、切替先ゲートウェイの
    アドレスを通知するアドレス通知手段を備え、 上記無線情報端末に:通信開始時に通知された上記切替
    先ゲートウェイのアドレスの通知に基づき、既に登録さ
    れているゲートウェイのアドレスを、該切替先ゲートウ
    ェイのアドレスに変更するアドレス変更手段を備えるこ
    とを特徴とする、通信システム。
  15. 【請求項15】 上記アドレス通知手段が、上記無線情
    報端末の通信能力に応じた切替先ゲートウェイのアドレ
    スを通知する、請求項3または10に記載のゲートウェ
    イ。
  16. 【請求項16】 上記アドレス通知手段が上記切替先ゲ
    ートウェイのアドレスを、複数の上記無線端末に対して
    一斉に通知する、請求項3または10に記載のゲートウ
    ェイ。
  17. 【請求項17】 上記アドレス通知手段が上記切替先ゲ
    ートウェイのアドレスを、コネクションレス形式により
    上記無線情報端末に通知する、請求項3または10に記
    載のゲートウェイ。
  18. 【請求項18】 上記アドレス通知手段が、上記無線情
    報端末の通信能力に応じた切替先ゲートウェイのアドレ
    スを通知する、請求項6、7、13、14のいずれかに
    記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 上記アドレス通知手段が上記切替先ゲ
    ートウェイのアドレスを、複数の上記無線端末に対して
    一斉に通知する、請求項6、7、13、14のいずれか
    に記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 上記アドレス通知手段が上記切替先ゲ
    ートウェイのアドレスを、コネクションレス形式で上記
    無線情報端末に通知する、請求項6、7、13、14の
    いずれかに記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 上記アドレス通知手段が上記ゲートウ
    ェイとは別体であり、オペレータから、上記ゲートウェ
    イを切替える指示が入力された場合に、切替先ゲートウ
    ェイのアドレスを上記ゲートウェイにより公衆網を経由
    して設定される、請求項6、7、13、14のいずれか
    に記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 上記アドレス通知手段が上記ゲートウ
    ェイとは別体であり、オペレータから、上記ゲートウェ
    イを切替える指示が入力された場合に、切替先ゲートウ
    ェイのアドレスを上記ゲートウェイにより専用インター
    フェースを経由して設定される、請求項6、7、13、
    14のいずれかに記載の通信システム。
  23. 【請求項23】 ゲートウェイを介してサービスを提供
    するサーバとの通信を確立する無線情報端末に対して、
    該無線情報端末の非通信中に、オペレータから、該無線
    情報端末の利用するゲートウェイを切替える指示が入力
    された場合に、切替先ゲートウェイのアドレスを通知す
    るプログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 ゲートウェイを介してサービスを提供
    するサーバとの通信を確立する無線情報端末に対して、
    該無線情報端末の停止中にゲートウェイの切替え指示が
    あった場合に、該無線情報端末が通信を開始したとき
    に、切替先ゲートウェイのアドレスを通知するプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  25. 【請求項25】 上記アドレス通知手段が、接続要求と
    接続確認の情報交換のみにより確立される論理コネクシ
    ョンによって、上記切替先ゲートウェイのアドレスを上
    記無線情報端末に通知する、請求項3または10に記載
    のゲートウェイ。
  26. 【請求項26】 上記アドレス変更手段が、接続要求と
    接続確認の情報交換のみにより確立される論理コネクシ
    ョンによって通知される、上記切替先ゲートウェイのア
    ドレスの通知に基づき、既に登録されているゲートウェ
    イのアドレスを、該記切替先ゲートウェイのアドレスに
    変更する、請求項4または11に記載の無線情報端末。
  27. 【請求項27】 送信機と受信機との間で通信を行う際
    の論理コネクション確立方法において、 上記通信に係るデータのサイズが一定である場合、上記
    送信機と受信機との間で、接続要求と接続確認の情報交
    換のみにより論理コネクションを確立することを特徴と
    する、論理コネクション確立方法。
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