JPH1155326A - 移動ip通信システム、移動ip通信方法、ルータ、端末管理サーバ - Google Patents

移動ip通信システム、移動ip通信方法、ルータ、端末管理サーバ

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Publication number
JPH1155326A
JPH1155326A JP21029497A JP21029497A JPH1155326A JP H1155326 A JPH1155326 A JP H1155326A JP 21029497 A JP21029497 A JP 21029497A JP 21029497 A JP21029497 A JP 21029497A JP H1155326 A JPH1155326 A JP H1155326A
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JP
Japan
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terminal
address
packet
network
wide area
Prior art date
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Application number
JP21029497A
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English (en)
Inventor
Shiyuuhei Kotoya
秀平 琴屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH1155326A publication Critical patent/JPH1155326A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動IP対応となっていない端末を移動して
通信可能とする。 【解決手段】 広域ネットワーク1と、ホームエージェ
ント2と、ダイヤルアップルータ3とを有し、端末5を
ホームネットワーク6と公衆網4とのいずれにも移動さ
せて通信を可能とする。ダイヤルアップルータ3により
当該端末5に広域ネットワーク1における新たなアドレ
スを割り当て、前記ホームエージェント2は、前記広域
ネットワーク1を介して到来する前記端末5の元のアド
レスを持つパケットを通知された新たなアドレスを宛先
とするパケットに変えて前記広域ネットワーク1に転送
し、前記ダイヤルアップルータ3は、転送されてくる新
たなアドレスを持つパケットを受けて、このパケットを
前記端末5の元のアドレスを宛先とするパケットに変え
て公衆網4を介して前記端末5へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動IP(イン
ターネットワーキング・プロトコル)通信システム、移
動IP通信方法、ルータ、端末管理サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意のネットワークに接続された
パーソナルコンピュータ等の計算機端末を、別のネット
ワークに移動して、元のネットワークに接続されていた
ときと同様に通信を行えるようにする要望が強い。これ
に対応するために、IETF(インターネット・エンジ
ニアリング・タスク・フォース)により移動IP(Mobi
le-IP)と称されるプロトコルが規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のプロトコルによ
り移動端末を移動させて使用する場合には、移動する端
末のソフトウエアを移動IP対応のものに変更すること
が必要である。従って、現状において移動IP対応とな
っていない端末は、移動して用いることはできない問題
点がある。
【0004】本発明は上記のような従来の移動IP通信
システムの問題点を解決せんとしてなされたもので、そ
の目的は、移動IP対応となっていない端末を移動して
通信可能とする移動IP通信システムを提供することで
ある。また、他の目的は、移動IP対応となっている端
末に対しても移動して通信可能とする移動IP通信シス
テムを提供することである。また、IP移動通信方法、
ルータ、端末管理サーバを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
移動IP通信システムは、各種機器間における通信を可
能とする広域ネットワークと、この広域ネットワーク及
び第1のローカルネットワークに接続され、第1のロー
カルネットワークに接続される端末が前記広域ネットワ
ークを介して通信を可能とする端末管理サーバと、前記
広域ネットワーク及び第2のネットワークに接続され、
前記第2のネットワークに接続される端末が前記広域ネ
ットワークを介して通信を可能とする通信中継手段とを
有する移動IP通信システムであって、前記通信中継手
段は、第2のネットワークに接続された端末から当該端
末のアドレス及び端末管理サーバのアドレスが与えられ
ると、当該端末に前記広域ネットワークにおける新たな
アドレスを割り当てるアドレス割当手段と、このアドレ
ス割当手段により割り当てられたアドレス及び前記端末
の元のアドレスと共に端末の移動を前記端末管理サーバ
に通知する移動通知手段とを具備し、前記端末管理サー
バは、前記移動通知手段の通知を受けると、前記広域ネ
ットワークを介して到来する前記端末の元のアドレスを
持つパケットを通知された新たなアドレスを宛先とする
パケットに変えて前記広域ネットワークに転送する転送
手段を具備し、前記通信中継手段には、更に、前記転送
手段から転送された新たなアドレスを持つパケットを受
けて、このパケットを前記端末の元のアドレスを宛先と
するパケットに変えて第2のネットワークを介して前記
端末へ送信する送信手段が備えられていることを特徴と
する。これにより、端末が第2のネットワークに移動し
て接続を行い、端末のアドレス及び端末管理サーバのア
ドレスを与えるだけで、端末管理サーバがパケットのア
ドレス変換を行って転送するので、適切に通信を行うこ
とができる。
【0006】本発明の請求項2に係る移動IP通信シス
テムでは、通信中継手段に、アドレス割当手段が割り当
てを行った対象の端末が第2のネットワークに接続され
ているかを監視する接続監視手段と、この接続監視手段
が該当端末が接続されていないことを検出した場合に、
該当する端末管理サーバに対して当該端末の移動状態の
終了を通知する移動終了通知手段とが備えられ、前記端
末管理サーバには、前記移動終了通知手段からの通知を
受けて転送手段による転送を終了させる転送制御手段が
備えられていることを特徴とする。これによって、端末
が第2のネットワークに接続しなくなると、パケットの
転送が停止され好適である。
【0007】本発明の請求項3に係る移動IP通信シス
テムでは、通信中継手段が、第2のネットワークに接続
された端末から当該端末のアドレス及び端末管理サーバ
のアドレスによる当該端末管理サーバに対する通知が求
められない接続の場合には、当該端末に新たなアドレス
を通知する端末アドレス通知手段と、この端末アドレス
通知手段が通知したアドレスに対して広域ネットワーク
と前記第2のネットワークとの間でのルーティングを行
うルーティング手段とを具備することを特徴とする。こ
れにより、第2のネットワークに接続された端末に対し
て新たにアドレスを通知して通信を可能とする処理も行
われることになる。
【0008】本発明の請求項4に係る移動IP通信シス
テムでは、端末管理サーバが、端末から新たなアドレス
の通知を受けると、前記広域ネットワークを介して到来
する前記端末の元のアドレスを持つパケットを通知され
た新たなアドレスを宛先とするパケットに変えて前記広
域ネットワークに転送する第2の転送手段を具備するこ
とを特徴とする。これにより、第2のネットワークに接
続された端末に対して端末管理サーバから上記アドレス
を用いてパケットの転送が行われるようになる。
【0009】本発明の請求項8に係る移動IP通信方法
は、各種機器間における通信を可能とする広域ネットワ
ークと、この広域ネットワーク及び第1のローカルネッ
トワークに接続され、第1のローカルネットワークに接
続される端末が前記広域ネットワークを介して通信を可
能とする端末管理サーバと、前記広域ネットワーク及び
第2のネットワークに接続され、前記第2のネットワー
クに接続される端末が前記広域ネットワークを介して通
信を可能とする通信中継手段とを有し、端末を前記第1
のローカルネットワークと前記第2のネットワークとの
いずれにも移動させて通信を可能とする移動IP通信方
法であって、第2のネットワークに移動した端末から当
該端末のアドレス及び端末管理サーバのアドレスを前記
通信中継手段に送信し、通信中継手段により当該端末に
前記広域ネットワークにおける新たなアドレスを割り当
て、この割り当てられたアドレス及び前記端末の元のア
ドレスと共に端末の移動を前記端末管理サーバに通知
し、前記端末管理サーバは、前記通知を受けると、前記
広域ネットワークを介して到来する前記端末の元のアド
レスを持つパケットを通知された新たなアドレスを宛先
とするパケットに変えて前記広域ネットワークに転送
し、前記通信中継手段は、転送されてくる新たなアドレ
スを持つパケットを受けて、このパケットを前記端末の
元のアドレスを宛先とするパケットに変えて第2のネッ
トワークを介して前記端末へ送信することを特徴とす
る。これによって、端末が第2のネットワークに移動し
て接続を行い、端末のアドレス及び端末管理サーバのア
ドレスを与えるだけで、端末管理サーバがパケットのア
ドレス変換を行って転送するので、適切に通信を行うこ
とができる。
【0010】本発明の請求項10に係るルータは、端末
が接続される第1のローカルネットワークに端末管理サ
ーバを介して接続され各種機器間における通信を可能と
する広域ネットワークと、前記端末が移動して接続され
る第2のネットワークとの間に接続され、ルーティング
を行うルータであって、前記第2のネットワークに接続
された端末から当該端末のアドレス及び端末管理サーバ
のアドレスが与えられると、当該端末に前記広域ネット
ワークにおける新たなアドレスを割り当てるアドレス割
当手段と、このアドレス割当手段により割り当てられた
アドレス及び前記端末の元のアドレスと共に端末の移動
を前記端末管理サーバに通知する移動通知手段と、前記
端末管理サーバが上記移動通知手段による通知に応じて
前記端末に送るパケットに通知した新たなアドレスを付
して前記広域ネットワークへ送出した場合に、当該パケ
ットを取り込み、このパケットを前記端末の元のアドレ
スを宛先とするパケットに変えて第2のネットワークを
介して前記端末へ送信する送信手段とを具備することを
特徴とする。これによって、端末が第2のネットワーク
に移動して接続を行い、端末のアドレス及び端末管理サ
ーバのアドレスを与えるだけで、ルータからは端末管理
サーバの下で動作していたときと同様に下のアドレスを
持つパケットが送られて来ることから、元のままで適切
に通信を行うことができる。
【0011】本発明の請求項12に係る端末管理サーバ
は、各種機器間における通信を可能とする広域ネットワ
ークと端末が接続される第1のローカルネットワークと
の間に接続され、当該広域ネットワーク側から送られる
パケットを前記端末に送出し、当該端末から送出される
パケットを前記広域ネットワーク側に送出する端末管理
サーバであって、前記端末が移動して接続される第2の
ネットワークと前記広域ネットワークの間に接続され、
パケットの中継を行う通信中継手段から新たに割り当て
られたアドレス及び前記端末の元のアドレスと共に端末
の移動の通知を受けると、前記広域ネットワークを介し
て到来する前記端末の元のアドレスを持つパケットを通
知された新たなアドレスを宛先とするパケットに変えて
前記広域ネットワークに転送する転送手段を具備するこ
とを特徴とする。これにより、端末が移動して第2のネ
ットワークに接続した場合には、端末管理サーバがパケ
ットのアドレス変換を行って転送するので、各ネットワ
ークにおいては新たなアドレスを用いて上記第2のネッ
トワークに接続された端末に対するパケットの伝送が可
能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係る移動IP通信システム及び移動IP通
信方法を説明する。各図において同一の構成要素には、
同一の符号を付し重複する説明を省略する。図1には、
本発明の実施の形態に係る移動IP通信システムが示さ
れている。このシステムにおいては、広域ネットワーク
1に対して端末管理サーバであるホームエージェント
2、通信中継手段であるダイヤルアップルータ3及び
(電子)計算機7が接続されている。ホームエージェン
ト2はホームネットワーク(第1のローカルネットワー
ク)6に接続されている端末5等が広域ネットワーク1
を介して計算機7等との間で通信が可能となるように処
理を行っている。
【0013】ダイヤルアップルータ3は第2のネットワ
ークであるダイヤルアップ回線の公衆網4に接続されて
いる。この公衆網4に対しては、端末5を移動させて接
続することが可能である。ダイヤルアップルータ3は、
端末5が公衆網4から広域ネットワーク1を介して通信
を行い得るようにルーティング処理を行うものである。
【0014】上記ダイヤルアップルータ3は、例えば、
図2に示されるように構成されている。即ち、コンピュ
ータの構成による中央制御装置11を中心として構成さ
れ、広域ネットワーク1に接続するための広域ネットワ
ーク用インタフェース12及び公衆網4に接続するため
の公衆網側インタフェース13が設けられた構成となっ
ている。また、ホームエージェント2は、図示はしない
が、上記図1に示されたダイヤルアップルータ3と同様
に、コンピュータの構成による中央制御装置を中心とし
て構成され、広域ネットワーク1に接続するための広域
ネットワーク用インタフェース及びホームネットワーク
に接続するためのインタフェースを備える構成となって
いる。
【0015】更に、端末5は例えば図3に示されるよう
に構成されている。つまり、装置全体を統括制御するC
PU14を中心として構成されており、CPU14に
は、ホームネットワーク6及び公衆網4に接続を行うた
めのインタフェース15、キーボードやマウス等の情報
を入力するための入力装置16、情報を表示するための
表示装置17が接続されている。CPU14には、移動
端末として、公衆網4を介してダイヤルアップルータ3
に接続するためのダイヤルアップ接続手段18が具備さ
れている。
【0016】また、ダイヤルアップルータ3には、図1
に示されるような各手段がプログラムとして備えられて
いる。ダイヤルアップルータ3には、公衆網4に接続さ
れた端末5から当該端末5のアドレス及びホームエージ
ェント2のアドレスが与えられると、当該端末5に上記
広域ネットワーク1における新たなアドレスを割り当て
るアドレス割当手段31と、このアドレス割当手段31
により割り当てられたアドレス及び上記端末5の元のア
ドレス(原アドレス)と共に端末5の移動を上記ホーム
エージェント2に通知する移動通知手段33とを具備す
る。また、対照テーブル32を有する。
【0017】対照テーブル32は、例えば、図4に示さ
れるように構成されている。つまり、移動端末に対して
新たに割り当てるべき割当用アドレスが、k、j、h、
・・・のように予め記憶されており、これに対応して、
移動してきた端末の原アドレスと、当該端末が接続され
ていたホームネットワークのホームエイジェントのアド
レスとを書き込み可能なエリアが設けられている。
【0018】一方、ホームエージェント2には、上記移
動通知手段33の通知を受けると、上記広域ネットワー
ク1を介して到来する上記端末5の元のアドレスを持つ
パケットを、通知された新たなアドレスを宛先とするパ
ケットに変えて上記広域ネットワーク1に転送する転送
手段21が具備されている。
【0019】更に、ダイヤルアップルータ3には、上記
ホームエージェント2の転送手段21から転送された新
たなアドレスを持つパケットを受けて、このパケットを
上記端末5の元のアドレスを宛先とするパケットに変え
て、公衆網4を介して上記端末5へ送信する送信手段3
4が備えられている。
【0020】図3に示した端末5のダイヤルアップ接続
手段18は、図6に示される端末5の動作を示すフロー
チャートの内、ステップS1〜S3の動作に相当するの
で、これを説明する。端末5を移動させたユーザは、端
末5を公衆網に接続して、ダイヤルアップルータ3に対
するアクセスを指示する。端末5のCPU14は、ダイ
ヤル指示の有無を検出しており(S1)、上記ユーザに
よる入力装置16からのアクセスの指示によりYESへ
分岐する。そして、ダイヤルアップ接続手段18は、ダ
イヤルアップルータ3に対する発信(ダイヤル信号送
出)を行い、且つ、当該端末5の原アドレス(例えば、
b)と共に、ホームエージェント2のアドレス(例え
ば、P)を通知し、ホームエージェント2に対する通知
要求を行い(S2)、その後、当該端末5のユーザから
通信要求の入力がなされたか、又は公衆網4からデータ
(パケット)が到来したかを監視する(S3)。
【0021】上記に対して、ダイヤルアップルータ3で
は、前述のアドレス割当手段31、移動通知手段33及
び送信手段34が、図5に示すフローチャートに対応す
る動作を行う。つまり、ダイヤル着信を待っており(S
11)、端末5からの着信に応えてステップS12へ進
み、端末及びホームエージェントのアドレスが送られて
ホームエージェントに対する通知要求がなされたのかを
検出する(S12)。端末5からは、そのアドレス及び
ホームエージェント2のアドレスが送られホームエージ
ェントに対する通知要求がきているので、YESへ分岐
し、新規アドレスを割り当て、ホームエージェント2に
対し当該端末5の新規アドレス及び端末5が移動した旨
を通知し、ルーティングを開始する(S13)。例え
ば、対照テーブル32においては、未だ端末に割り当て
られていない割当用アドレスに対応する原アドレス及び
ホームエージェントアドレスが記憶されていない。この
ような未だ端末に割り当てられていない割当用アドレス
を選択して端末5に割り当てる。ここでは、割当アドレ
スkが割り当てられていなかったので、端末5に割り当
てることにより、対照アドレス32の内容が図4のよう
に書き換えられる。
【0022】ホームエージェント2には、図7に示され
るような対照テーブルが備えられている。ホームエージ
ェント2は図8に示されるフローチャートの動作を行
う。つまり、ルータまたは端末から移動の通知が到来す
るのを監視しており(S15)、ダイヤルアップルータ
3から(または、端末から)当該端末5の新規アドレス
k及び端末5が移動した旨を通知されると、上記図7の
対照テーブルの端末アドレス(原アドレス)に対応して
通知アドレスjを記憶する(S16)。
【0023】以上のようにダイヤルアップルータ3によ
り端末5の移動が通知された後には、ホームエージェン
ト2における転送手段21は、図9に示されるフローチ
ャートに従って動作する。まず、計算機7が端末5に対
して情報を送出する場合には、計算機7から当該情報の
パケットが図1に示されるように宛先アドレスbを付さ
れて広域ネットワーク1へ送出される。これをホームエ
ージェント2が受け取る(S21)。すると、図7に示
す対照テーブルを参照して(S22)、宛先アドレス
(アドレスb)が登録されているのかを検出する(S2
3)。登録されていなければ、パケットを廃棄するが
(S24)、ここでは登録されているので、当該端末ア
ドレスbに対応する通知アドレスが登録されているのか
を検出する(S25)。ここでは、登録されているの
で、上記パケットの宛先アドレスbを通知アドレスkに
変えて図1のように広域ネットワーク1へ送出する(S
26)。なお、端末5がホームネットワーク6に接続さ
れている場合には、当該パケットをホームネットワーク
6へ送出し(S27)、ホームネットワーク6に接続さ
れている端末5(端末5のアドレスb)が取り込むよう
になる。
【0024】上記対応して、ダイヤルアップルータ3の
送信手段34は、図10に示されるフローチャートに従
って動作する。前述のように、ホームエージェント2が
広域ネットワーク1に対してアドレスkのパケットを図
1に示されるように送出すると、これをダイヤルアップ
ルータ3が受け取る(S31)。すると、図4に示す対
照テーブル32を参照して(S32)、当該パケットの
宛先アドレス(アドレスk)が割当アドレスとして登録
されているのかを検出する(S33)。登録されていな
ければ、パケットを廃棄するが(S34)、ここでは登
録されているので、当該割当アドレスkを既に端末5に
通知しているかを検出する(S35)。ここでは、図5
のステップS13において端末5ではなく、ホームエー
ジェント2に通知をおこなっているので、上記パケット
の宛先アドレスkを原アドレスbに変えて図1のように
公衆網4から端末5へ転送する(S36)。斯して、端
末5は、ホームネットワーク6に接続されていたときと
同じように、宛先アドレスがbであるパケットを受け取
ることができ、移動先における通信であることに対応す
る処理が不要である。
【0025】更に、図1に示されるように、ダイヤルア
ップルータ3には、アドレス割当手段31が割り当てを
行った対象の端末が公衆網4に接続されているかを監視
する接続監視手段35と、この接続監視手段35が該当
端末が接続されていないことを検出した場合に、該当す
るホームエージェントに対して移動状態の終了を通知す
る移動終了通知手段36とが備えられ、上記ホームエー
ジェント2には、上記移動終了通知手段36からの通知
を受けて転送手段21による転送を終了させる転送制御
手段22が備えられている。
【0026】上記接続監視手段35と移動終了通知手段
36による動作の例が図11のフローチャートに示され
ているのでこれを説明する。ダイヤルアップルータ3の
中央処理装置11は、接続監視用の所定時間でタイムア
ップするタイマを有してり、これに起動をかけ(S4
1)、タイムアップしたか否かを監視する(S42)。
上記タイマがタイムアップとなると、監視用のパケット
を端末(例えば、上記端末5)へ送出し(S43)、応
答パケットが返送されてくるのかを検出する(S4
4)。
【0027】上記に対し、端末5は図6に示すフローチ
ャートのステップS3以降により動作を行っており、デ
ータ(パケット)の到来を検出すると、データの取り込
みを行い(S4)、また、ユーザからの通信要求の入力
があると対応する処理を行っている(S4)。そして、
回線接続の断の要求が端末5のユーザから入力されたの
かを検出し(S5)、断の要求があると、回線接続断の
処理を行って(S8)、エンドとなる。回線接続の断の
要求がなければ、監視パケットが到来したのかを監視
し、到来の場合には、返送を行う(S7)。以上のよう
に動作している結果、回線接続を絶たない限り、監視パ
ケットが送られてくることに対応して応答パケットが返
される。
【0028】このため、ダイヤルアップルータ3におい
ては、図11のフローチャートのステップS44からY
ESへ分岐しステップS41へ戻って動作を継続する。
これに対し、端末5が回線接続を絶ってしまうと、応答
パケットの返送がなされなくなるので、図11のステッ
プS44にてNOへ分岐し、対照テーブル32から当該
端末5の原アドレスbとホームエージェントアドレスP
の登録を削除すると共に、上記ホームエージェントアド
レスPに基づきホームエージェント2へ端末5の移動が
終了した旨を通知する(S45)。これに応えて、ホー
ムエージェント2では対照テーブル(図7)の端末アド
レスbに対応する通知アドレスkが削除される。
【0029】図12には、フォーリンエージェント19
を有する端末8の構成図が示されている。この端末8
は、装置全体を統括制御するCPU9を中心として構成
されており、CPU9には、ホームネットワーク6及び
公衆網4に接続を行うためのインタフェース15、キー
ボードやマウス等の情報を入力するための入力装置1
6、情報を表示するための表示装置17が接続されてい
る。CPU9には、ダイヤルアップルータ3に備えられ
た移動通知手段33や送信手段34等の機能を行うため
にフォーリンエージェント19が具備されている。
【0030】図13には、上記フォーリンエージェント
19の動作に対応するフローチャートが示されている。
図14に示されるように、端末8が移動して公衆網4に
接続され、通信要求が発生すると、ダイヤルアップルー
タ3に対してダイヤル発信を行う(S51)。フォーリ
ンエージェント19は端末8の原アドレス(例えば、
a)及びホームエージェント2のアドレスによる当該ホ
ームエージェント2に対する通知をダイヤルアップルー
タ3に対して求めないので、図5のフローチャートにお
けるステップ12においてNOへ分岐し、新規アドレス
(例えば、j)を割り当てて端末8に対して割当用アド
レスjを通知して、ルーティング手段38によるルーテ
ィング動作を開始する(S14)。このように、ダイヤ
ルアップルータ3には、公衆網4に接続された端末8か
ら当該端末8のアドレス及びホームエージェントのアド
レスによる当該ホームエージェントに対する通知が求め
られない接続の場合には、当該端末8に新たなアドレス
(割当アドレス)を通知する端末アドレス通知手段37
と、この端末アドレス通知手段37が通知したアドレス
に対して広域ネットワーク1と公衆網4との間でのルー
ティングを行うルーティング手段38とを具備する。
【0031】上記に対応して、端末8は図13に示され
るように、新規アドレスjを受け取り保持すると共に、
ホームエージェント2に当該端末8自身が通知する(S
51)。そして、パケットの送受時であるか否かを検出
し(S52)、パケットを送受する場合には、着パケッ
トについてはその着信先アドレスjを元のアドレスaに
戻して通信プログラムに渡し、逆に通信プログラムから
渡された発パケットについてはその発信元アドレスaを
上記で割り当てられたアドレスjに変えて発信を行う
(S53)。また、回線接続の断要求を検出しており
(S54)、当該要求があると回線接続を断とする処理
を行う(S55)。
【0032】ホームエージェント2には、図14に示さ
れるように、端末8から新たなアドレスjの通知を受け
ると、広域ネットワーク1を介して到来する端末8の元
のアドレスaを持つパケットを、通知された新たなアド
レスjを宛先とするパケットに変えて広域ネットワーク
1に転送する第2の転送手段23を具備する。この第2
の転送手段23による動作は図8、図9により説明した
動作と同様である。
【0033】以上の通りに構成されているため、計算機
7が端末8に対して情報を送出すると、計算機7からア
ドレスaのパケットが図14に示されるように送出され
る。これをホームエージェント2が受け取ると、図7に
示す対照テーブルを参照してアドレス(アドレスa)が
登録されているのかを検出する。登録されていなけれ
ば、パケットを廃棄するが、ここでは登録されているの
で、当該端末アドレスaに対応する通知アドレスが登録
されているのかを検出する。ここでは、登録されている
ので、上記パケットのアドレスaを通知アドレスjに変
えて図14のように広域ネットワーク1へ送出する。な
お、端末8がホームネットワーク6に接続されている場
合には、当該パケットをホームネットワーク6へ送出
し、ホームネットワーク6に接続されている端末8が取
り込むようになる。
【0034】上記対応して、ダイヤルアップルータ3の
ルーティング手段38は次のように動作する。上記のよ
うに、ホームエージェント2が広域ネットワーク1に対
して宛先アドレスjのパケットを図14に示されるよう
に送出すると、これをダイヤルアップルータ3が受け取
り、図4に示す対照テーブル32を参照して、宛先アド
レス(アドレスj)が割当アドレスとして登録されてい
るのかを検出する(図10のS33)。登録されていな
ければ、パケットを廃棄するが(S34)、ここでは登
録されているので、当該割当アドレスjを既に端末8に
通知しているかを検出する(S35)。ここでは、図5
のステップS13において端末8に通知をおこなってい
るので、上記パケットの宛先アドレスjを変えることな
く図14のように公衆網4から端末8へ転送する(S3
7)。斯して端末8では、ホームネットワーク6に接続
されていたときと異なり、フォーリンエージェント19
が図13のフローチャートにより宛先アドレスjのパケ
ットを受け取り、その宛先アドレスjを原アドレスaに
変えて通信プログラムに通知する。このように、本実施
の形態に係るシステムは、端末8がアドレスの変換を行
う機能であるフォーリンエージェント19を備える場合
にも、適切な移動IP通信を保証する。
【0035】なお、本実施例では、フォーリンエージェ
ント19を備える端末にも対応可能としたが、他の実施
の形態では、フォーリンエージェント19を備える端末
に対応となっていない。このような実施の形態において
も、端末が移動してルータに自身のアドレスとホームエ
ージェントのアドレスとを通知するだけで、恰も、ホー
ムネットワークに接続されている場合と同様の動作を行
うことができ、極めて便利である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る移動IP通信システムによれば、端末が第2のネ
ットワークに移動して接続を行い、端末のアドレス及び
端末管理サーバのアドレスを与えるだけで、端末管理サ
ーバがパケットのアドレス変換を行って転送するので、
端末が移動した場合にも適切に通信を行うことができ
る。
【0037】以上説明したように、本発明の請求項2に
係る移動IP通信システムによれば、端末が第2のネッ
トワークに接続しなくなると、パケットの転送が停止さ
れ適切に端末に対するパケット転送を行うことができ
る。
【0038】以上説明したように、本発明の請求項3に
係る移動IP通信システムによれば、第2のネットワー
クに接続された端末に対して新たにアドレスを通知して
通信を可能とする処理も行われるので、このタイプの端
末が移動した場合にも適切に通信を行うことができる。
【0039】以上説明したように、本発明の請求項4に
係る移動IP通信システムによれば、第2のネットワー
クに接続された端末に対して端末管理サーバから端末に
通知したアドレスを用いてパケットの転送が行われるよ
うになる。
【0040】以上説明したように、本発明の請求項5に
係る移動IP通信システムによれば、第2のネットワー
クがダイヤルアップ回線であるので、ダイヤルアップ接
続による移動IP通信が可能となる。
【0041】以上説明したように、本発明の請求項8に
係る移動IP通信方法によれば、端末が第2のネットワ
ークに移動して接続を行い、端末のアドレス及び端末管
理サーバのアドレスを与えるだけで、端末管理サーバが
パケットのアドレス変換を行って転送するので、適切に
通信を行うことができる。
【0042】以上説明したように、本発明の請求項9に
係る移動IP通信方法によれば、第2のネットワークが
ダイヤルアップ回線であるため、ダイヤルアップ接続に
よる移動IP通信が可能となる。
【0043】以上説明したように、本発明の請求項10
に係るルータによれば、移動した端末へ転送するパケッ
トの送受を、ネットワーク内では新たなアドレスを用い
て行い、端末に対しては元のアドレスを付して送出を行
うので、端末の構成を大きく変更することなく対応でき
る利点がある。
【0044】以上説明したように、本発明の請求項11
に係るルータによれば、端末が第2のネットワークに接
続されていないことを検出した場合に、該当する端末管
理サーバに対して当該端末の移動状態の終了を通知する
ので、端末が第2のネットワークに接続しなくなると、
パケットの転送が停止され適切に端末に対するパケット
転送を行うことができる。
【0045】以上説明したように、本発明の請求項12
に係る端末管理サーバによれば、端末が移動して第2の
ネットワークに接続した場合には、パケットのアドレス
変換を行ってネットワークに転送するので、各ネットワ
ークにおいては新たなアドレスを用いて上記第2のネッ
トワークに対するパケットの伝送が可能となり、当該端
末へ向けられたパケットが適切に移動先に係る第2のネ
ットワークへ転送されることが保証される。
【0046】以上説明したように、本発明の請求項13
に係る端末管理サーバによれば、端末の移動状態の終了
を通知を受けると、新たなアドレスによる転送を終了さ
せるので、端末が第2のネットワークに接続しなくなる
と、新たなアドレスを用いたパケットの転送が停止され
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムの構成図。
【図2】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるダイヤルアップルータの構成図。
【図3】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられる第1の端末の構成図。
【図4】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるダイヤルアップルータに備えられている
対照テーブルの構成図。
【図5】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるダイヤルアップルータの動作を説明する
フローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられる端末の動作を説明するフローチャート。
【図7】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるホームエージェントに備えられている対
照テーブルの構成図。
【図8】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるホームエージェントの動作を説明するフ
ローチャート。
【図9】本発明の実施の形態に係る移動IP通信システ
ムに用いられるホームエージェントの動作を説明するフ
ローチャート。
【図10】本発明の実施の形態に係る移動IP通信シス
テムに用いられるダイヤルアップルータの動作を説明す
るフローチャート。
【図11】本発明の実施の形態に係る移動IP通信シス
テムに用いられるダイヤルアップルータの動作を説明す
るフローチャート。
【図12】本発明の実施の形態に係る移動IP通信シス
テムに用いられる第2の端末の構成図。
【図13】本発明の実施の形態に係る移動IP通信シス
テムに用いられる端末の動作を説明するフローチャー
ト。
【図14】本発明の実施の形態に係る移動IP通信シス
テムの構成及び動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 広域ネットワーク 2 ホームエ
ージェント 3 ダイヤルアップルータ 4 公衆網 5、8 端末 21 転送手
段 22 転送制御手段 23 第2の
転送手段 31 アドレス割当手段 32 対照テ
ーブル 33 移動通知手段 34 送信手
段 35 接続監視手段 36 移動終
了通知手段 37 端末アドレス通知手段 38 ルーテ
ィング手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種機器間における通信を可能とする広
    域ネットワークと、 この広域ネットワーク及び第1のローカルネットワーク
    に接続され、第1のローカルネットワークに接続される
    端末が前記広域ネットワークを介して通信を可能とする
    端末管理サーバと、 前記広域ネットワーク及び第2のネットワークに接続さ
    れ、前記第2のネットワークに接続される端末が前記広
    域ネットワークを介して通信を可能とする通信中継手段
    とを有する移動IP通信システムであって、 前記通信中継手段は、 第2のネットワークに接続された端末から当該端末のア
    ドレス及び端末管理サーバのアドレスが与えられると、
    当該端末に前記広域ネットワークにおける新たなアドレ
    スを割り当てるアドレス割当手段と、 このアドレス割当手段により割り当てられたアドレス及
    び前記端末の元のアドレスと共に端末の移動を前記端末
    管理サーバに通知する移動通知手段とを具備し、 前記端末管理サーバは、 前記移動通知手段の通知を受けると、前記広域ネットワ
    ークを介して到来する前記端末の元のアドレスを持つパ
    ケットを通知された新たなアドレスを宛先とするパケッ
    トに変えて前記広域ネットワークに転送する転送手段を
    具備し、 前記通信中継手段には、前記転送手段から転送された新
    たなアドレスを持つパケットを受けて、このパケットを
    前記端末の元のアドレスを宛先とするパケットに変えて
    第2のネットワークを介して前記端末へ送信する送信手
    段と備えられていることを特徴とする移動IP通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 通信中継手段には、アドレス割当手段が
    割り当てを行った対象の端末が第2のネットワークに接
    続されているかを監視する接続監視手段と、 この接続監視手段が該当端末が接続されていないことを
    検出した場合に、該当する端末管理サーバに対して当該
    端末の移動状態の終了を通知する移動終了通知手段とが
    備えられ、 前記端末管理サーバには、前記移動終了通知手段からの
    通知を受けて転送手段による転送を終了させる転送制御
    手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載
    の移動IP通信システム。
  3. 【請求項3】 通信中継手段は、第2のネットワークに
    接続された端末から当該端末のアドレス及び端末管理サ
    ーバのアドレスによる当該端末管理サーバに対する通知
    が求められない接続の場合には、当該端末に新たなアド
    レスを通知する端末アドレス通知手段と、 この端末アドレス通知手段が通知したアドレスに対して
    広域ネットワークと前記第2のネットワークとの間での
    ルーティングを行うルーティング手段とを具備すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の移動IP通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 端末管理サーバは、 端末から新たなアドレスの通知を受けると、前記広域ネ
    ットワークを介して到来する前記端末の元のアドレスを
    持つパケットを通知された新たなアドレスを宛先とする
    パケットに変えて前記広域ネットワークに転送する第2
    の転送手段を具備することを特徴とする請求項3に記載
    の移動IP通信システム。
  5. 【請求項5】 第2のネットワークはダイヤルアップ回
    線であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載の移動IP通信システム。
  6. 【請求項6】 通信中継手段は、ルータであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動IP通信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 端末管理サーバは、端末と広域ネットワ
    ークとの間でパケットの送受を行うホームエージェント
    であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の移動IP通信システム。
  8. 【請求項8】 各種機器間における通信を可能とする広
    域ネットワークと、この広域ネットワーク及び第1のロ
    ーカルネットワークに接続され、第1のローカルネット
    ワークに接続される端末が前記広域ネットワークを介し
    て通信を可能とする端末管理サーバと、前記広域ネット
    ワーク及び第2のネットワークに接続され、前記第2の
    ネットワークに接続される端末が前記広域ネットワーク
    を介して通信を可能とする通信中継手段とを有し、端末
    を前記第1のローカルネットワークと前記第2のネット
    ワークとのいずれにも移動させて通信を可能とする移動
    IP通信方法であって、 第2のネットワークに移動した端末から当該端末のアド
    レス及び端末管理サーバのアドレスを前記通信中継手段
    に送信し、 通信中継手段により当該端末に前記広域ネットワークに
    おける新たなアドレスを割り当て、 この割り当てられたアドレス及び前記端末の元のアドレ
    スと共に端末の移動を前記端末管理サーバに通知し、 前記端末管理サーバは、前記通知を受けると、前記広域
    ネットワークを介して到来する前記端末の元のアドレス
    を持つパケットを通知された新たなアドレスを宛先とす
    るパケットに変えて前記広域ネットワークに転送し、 前記通信中継手段は、転送されてくる新たなアドレスを
    持つパケットを受けて、このパケットを前記端末の元の
    アドレスを宛先とするパケットに変えて第2のネットワ
    ークを介して前記端末へ送信することを特徴とする移動
    IP通信方法。
  9. 【請求項9】 第2のネットワークはダイヤルアップ回
    線であることを特徴とする請求項8に記載の移動IP通
    信方法。
  10. 【請求項10】 端末が接続される第1のローカルネッ
    トワークに端末管理サーバを介して接続され各種機器間
    における通信を可能とする広域ネットワークと、前記端
    末が移動して接続される第2のネットワークとの間に接
    続され、ルーティングを行うルータにおいて、 前記第2のネットワークに接続された端末から当該端末
    のアドレス及び端末管理サーバのアドレスが与えられる
    と、当該端末に前記広域ネットワークにおける新たなア
    ドレスを割り当てるアドレス割当手段と、 このアドレス割当手段により割り当てられたアドレス及
    び前記端末の元のアドレスと共に端末の移動を前記端末
    管理サーバに通知する移動通知手段と、 前記端末管理サーバが上記移動通知手段による通知に応
    じて前記端末に送るパケットに通知した新たなアドレス
    を付して前記広域ネットワークへ送出した場合に、当該
    パケットを取り込み、このパケットを前記端末の元のア
    ドレスを宛先とするパケットに変えて第2のネットワー
    クを介して前記端末へ送信する送信手段とを具備するこ
    とを特徴とするルータ。
  11. 【請求項11】 アドレス割当手段が割り当てを行った
    対象の端末が第2のネットワークに接続されているかを
    監視する接続監視手段と、 この接続監視手段が該当端末が接続されていないことを
    検出した場合に、該当する端末管理サーバに対して当該
    端末の移動状態の終了を通知する移動終了通知手段とを
    具備することを特徴とする請求項10に記載のルータ。
  12. 【請求項12】 各種機器間における通信を可能とする
    広域ネットワークと端末が接続される第1のローカルネ
    ットワークとの間に接続され、当該広域ネットワーク側
    から送られるパケットを前記端末に送出し、当該端末か
    ら送出されるパケットを前記広域ネットワーク側に送出
    する端末管理サーバであって、 前記端末が移動して接続される第2のネットワークと前
    記広域ネットワークの間に接続され、パケットの中継を
    行う通信中継手段から新たに割り当てられたアドレス及
    び前記端末の元のアドレスと共に端末の移動の通知を受
    けると、前記広域ネットワークを介して到来する前記端
    末の元のアドレスを持つパケットを通知された新たなア
    ドレスを宛先とするパケットに変えて前記広域ネットワ
    ークに転送する転送手段を具備することを特徴とする端
    末管理サーバ。
  13. 【請求項13】 通信中継手段から端末の移動状態の終
    了を通知を受けて転送手段による転送を終了させる転送
    制御手段が備えられていることを特徴とする請求項12
    に記載の端末管理サーバ。
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