JP2008016545A - アニール装置およびアニール方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱の影響による発光量の低下や、屈折率に起因する光エネルギー効率が低いという問題が生じずに安定した性能を維持することができるアニール装置を提供すること。
【解決手段】ウエハWが収容されるチャンバー1と、ウエハWに光を照射する複数のLED素子を有する加熱源7a,7bと、加熱源7a,7bが収容されるハウジング6a,6bと、ハウジング6a,6b内に、絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体21を供給する冷却媒体供給機構20と、チャンバー1とハウジング6a,6bの間に設けられた光透過部材5a,5bとを具備し、ハウジング6a,6b内において冷却媒体21はLED素子に直接接触するように充填される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハ等に対してLEDからの光を照射することによりアニールを行うアニール装置およびアニール方法に関する。
半導体デバイスの製造においては、被処理基板である半導体ウエハ(以下単にウエハと記す)に対して、成膜処理、酸化拡散処理、改質処理、アニール処理等の各種熱処理が存在するが、半導体デバイスの高速化、高集積化の要求にともない、特にイオンインプランテーション後のアニールは、拡散を最小限に抑えるために、より高速での昇降温が指向されている。このような高速昇降温が可能なアニール装置としてLED(発光ダイオード)を熱源として用いたものが提案されている(例えば特許文献1)。
ところで、上記アニール装置の熱源としてLEDを用いる場合には、急速加熱に対応して多大な光エネルギーを発生させる必要があり、そのためにLEDを高密度実装する必要がある。
しかしながら、LEDは熱により発光量が低下することが知られており、LEDを高密度実装することにより、LED自体の発熱(投入エネルギーのうち、光として取り出せなかったもの)等の影響が大きくなるとLEDから十分な発光量を得られなくなるおそれがある。また、LEDを構成する材料として例えばGaNを用いる場合には、その屈折率が2.5と大きいため、光を屈折率が1の空気中(真空中)に取り出す際に全反射する光が多く存在し、効率良く光エネルギーを取り出すことが困難である。このように、LEDを適用したアニール装置においては、発熱の問題および屈折率の問題により安定した性能を発揮するものが未だ得られていない。
一方、LEDを用いてウェハを高速加熱冷却するにあたり、短時間で高温まで昇温する際にはLEDユニットに莫大なパワー密度が要求され、そのために、給電系においては短時間ではあるが200kVA以上という極めて大きな電力が必要となる。このため、給電系のケーブル、ブレーカー、マグネットコンタクターには極めて高容量のものが求められ、高価であったり、入手が困難であったり、取り扱いが難しい等の問題がある。
特表2005−536045号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、熱源としてLEDを用いたアニール装置において、熱の影響による発光量の低下や、屈折率に起因する光エネルギー効率が低いという問題が生じずに安定した性能を維持することができるアニール装置およびアニール方法を提供することを目的とする。
また、熱源としてLEDを用いたアニール装置において、大きな電力を供給することなく所望の高速加熱を行うことができるアニール装置およびアニール方法を提供することを目的とする。
さらに上記アニール方法を実行するためのコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、被処理体が収容される処理容器と、被処理体に対して光を照射する複数のLED素子を有する加熱源と、前記加熱源が収容されるハウジングと、前記ハウジング内に、絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体を供給する冷却媒体供給機構と、前記処理容器と前記ハウジングの間に設けられた光透過部材とを具備し、前記ハウジング内において冷却媒体はLED素子に直接接触するように充填されることを特徴とするアニール装置を提供する。
本発明の第2の観点では、被処理体が収容される処理容器と、被処理体に対して光を照射する複数のLED素子を有する加熱源と、前記複数のLED素子に給電する給電機構とを有し、前記給電機構は、LED素子を点灯するための電気エネルギーを蓄積する電気二重層コンデンサモジュールと、前記電気二重層コンデンサモジュールに充電する充電電源と、充電された前記電気二重層コンデンサモジュールから所望の電流値で前記LED素子に給電する給電回路とを有することを特徴とするアニール装置を提供する。
上記第1の観点において、前記冷却媒体としては、フッ素系不活性液体を用いることができる。また、前記加熱源および前記ハウジングは、前記処理容器の両側に設けられている構成とすることができる。さらに、処理容器内の被処理体と前記加熱源との間に設けられた、前記LED素子から射出される光を透過し、波長が1μm以上の赤外線を吸収する赤外線吸収部材をさらに具備することができる。
上記第2の観点において、前記充電電源としては定電流源を用いることができる。この場合に、前記定電流源は電圧制御機能を有することが好ましい。また、前記給電回路は、充電された前記電気二重層コンデンサモジュールから前記LED素子への給電電圧を、前記LED素子への電流値が所定値になるように調整するDC−DCコンバータを有するものとすることができる。さらに、前記加熱源は、複数のゾーンに分かれており、前記給電機構は、各ゾーンごとに給電するように構成することができる。さらにまた、前記給電機構は、前記複数のゾーンに対応して複数の電気二重層コンデンサモジュールと給電回路とを有しており、前記充電回路は前記複数の電気二重層コンデンサモジュールに充電するように構成することができる。さらにまた、前記給電機構は、前記二重層コンデンサモジュールへの充電および前記二重層コンデンサモジュールから前記LED素子への給電を制御するコントローラをさらに有する構成とすることができる。
上記第1または第2の観点において、前記加熱源は、複数のLED素子が搭載されたLEDアレイを有する光源を複数備える構成とすることができる。また、前記処理容器は、その中に処理ガスを導入する処理ガス導入口と、処理容器内を排気する排気口とを有する構成とすることができる。
本発明の第3の観点では、処理容器に被処理体を収容させ、LED素子に給電して点灯させ、その光により被処理体をアニールするアニール方法であって、絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体をLED素子に直接接触した状態とし、その状態でLED素子を点灯させることを特徴とするアニール方法を提供する。この場合に、前記冷却媒体として、フッ素系不活性液体を用いることができる。
本発明の第4の観点では、処理容器に被処理体を収容させ、LED素子に給電して点灯させ、その光により被処理体をアニールするアニール方法であって、電気二重層コンデンサモジュールに充電し、充電された電気二重層コンデンサモジュールから前記LED素子に給電し、LED素子を点灯させることを特徴とするアニール方法を提供する。
本発明の第5の観点では、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、上記第3または第4の観点の方法が行われるようにアニール装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
本発明の第1および第3の観点によれば、ハウジング内に、絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体を供給し、この冷却媒体をLED素子に直接接触するように充填するので、漏電等の電気的な問題や光の減衰による効率低下を招くことなく、LED素子の熱の影響による発光量の低下や、屈折率に起因する光エネルギー効率が低いという問題を生じさせずに安定した性能を維持することができる。また、処理容器内の被処理体と前記加熱源との間に波長が1μm以上の赤外線を吸収する赤外線吸収部材を設けることにより、被処理体からの放射熱がLED素子に達することを防止することができ、LED素子の熱の影響による発光量の低下をより一層効果的に防止することができる。
本発明の第2および第4の観点によれば、電気二重層コンデンサモジュールに充電し、LED素子を点灯する際には電気二重層コンデンサモジュールからLED素子に給電するが、電気二重層コンデンサは、十分大きなパワー密度を有し、かつ比較的大きなエネルギー密度を有しているため、中程度の電源で充電した後、蓄積された電力を極めて短時間で放電することができ、用力部に大電力を供給することなくLED素子を用いてウエハWを急速にアニールすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。ここでは、表面に不純物が注入されたウエハをアニールするためのアニール装置を例にとって説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るアニール装置の概略構成を示す断面図である。このアニール装置100は、気密に構成され、ウエハWが搬入されるチャンバー(処理容器)1を有している。
チャンバー1の底部からは支持柱2が立設しており支持柱2の上端から内側に延びるようにウエハWを水平に支持する支持部材3が設けられている。チャンバー1の天壁および底壁のウエハWに対応する部分には、それぞれ開口部1a,1bが形成されており、開口部1a,1bを覆うように光透過部材5a,5bが気密に取り付けられている。また、チャンバー1の側壁には、図示しない処理ガス供給機構から所定の処理ガスが導入される処理ガス導入口22と図示しない排気装置が接続された排気口23が設けられている。さらに、チャンバー1の側壁には、チャンバー1に対するウエハWの搬入出を行うための搬入出口24が設けられており、この搬入出口24はゲートバルブ25により開閉可能となっている。チャンバー1の内部には、支持部材3上に載置されたウエハWの温度を測定するための温度センサー26が設けられている。また、温度センサー26はチャンバー1の外側の計測部27に接続されており、この計測部27から後述するプロセスコントローラ60、コントローラ56(図6参照)に温度検出信号が出力されるようになっている。
チャンバー1の天壁の上には、光透過部材5aを囲繞するように第1ハウジング6aが設けられており、またチャンバー1の底壁の下には光透過部材5bを囲繞するように第2ハウジング6bが設けられている。
第1ハウジング6aの内部には、複数のLED素子を有し、全体としてウエハWに対向して水平に設けられた加熱源7aを有しており、第2ハウジング6bの内部にも、同様に複数のLED素子を有し、全体としてウエハWに対向して設けられた加熱源7bを有している。これら加熱源7a,7bのLED素子には、給電部10から電力が給電されるようになっている。そして、LED素子に給電することによりLED素子が発光して、その光によりウエハWが表裏面から加熱される。
加熱源7a,7bは、図2に拡大して示すように、棒状部材16に複数のLED素子15が取り付けられたLEDアレイ17を有する光源18が複数配列されて構成されている。また、各光源18は、LEDアレイ17の背面側にリフレクタ19を有している。加熱源7a(7b)は、複数の光源18が、図3の底面図に示すように、それぞれ例えば同心円状に複数、図では3つのゾーン31a,32a,33a(31b,32b,33b)に分かれて配置されており、各ゾーンごとに給電されるようになっている。
LED素子15としては、射出される光の波長が紫外光〜近赤外光の範囲、好ましくは0.36〜1.0μmの範囲である。このような0.36〜1.0μmの範囲の光を射出する材料としてはGaN、GaAs等が例示される。
また、図1に示すように、第1ハウジング6aには、加熱源7aと光透過部材5aとの間に、加熱源7aと同程度の面積を有し、LED素子15から射出される波長の光は透過するが波長が1.0μm以上の赤外線は吸収する赤外線吸収板8aが水平に配置されている。この赤外線吸収板8aは、LED素子から照射される波長の光に対する透過性が高いものが好ましい。具体的には赤外線吸収板8aの波長が1.0μm以上の赤外線の吸収率は90%以上、LED素子から照射される光の波長に対する透過率が90%以上が好ましい。赤外線吸収板8aとしては、赤外線吸収ガラスを好適に用いることができる。また、第2ハウジング6bにも、加熱源7bと光透過部材5bとの間に、加熱源7bと同程度の面積を有する、赤外線吸収板8aと同様の赤外線吸収板8bが水平に配置されている。
第1ハウジング6aの側壁には、冷却媒体導入口11aおよび冷却媒体排出口12aが設けられており、第2ハウジング6bの側壁には、冷却媒体導入口11bおよび冷却媒体排出口12bが設けられている。そして、冷却媒体導入口11a,11bにはそれぞれ冷却媒体供給配管13a,13bが接続されており、冷却媒体排出口12a,12bには冷却媒体排出配管14a,14bが接続されている。冷却媒体供給配管13a,13bは冷却媒体供給機構20に接続されており、この冷却媒体供給機構20により冷却媒体供給配管13a,13bを介して第1および第2ハウジング6a,6b内に液体状の冷却媒体21が供給され、第1および第2ハウジング6a,6b内が冷却媒体21で充填される。また、第1および第2ハウジング6a,6bの冷却媒体21は冷却媒体排出配管14a,14bを介して回収される。すなわち、冷却媒体21は冷却媒体供給機構20により循環されるようになっている。
冷却媒体21としては、LED素子15を十分に冷却可能な冷却能力を有し、絶縁性であり、LED素子から照射される光の波長に対して透過性を有する液体であり、屈折率が1より大きくLED素子を構成する材料(GaNの場合には屈折率2.5、GaAsの場合には屈折率3.6)よりも小さい値の物質を用いる。効率の観点から、LED素子から照射される光の波長に対する透過率は90%以上が好ましく、LED素子から照射される光に対して透明(透過率がほぼ100%)であることがより好ましい。このような物質としては、フッ素系不活性液体(商品名フロリナート、ガルデン等)を挙げることができる。フロリナートの可視光透過率は図4に示すようにほぼ100%であり、屈折率は約1.25である。この冷却媒体21は、図5に示すように、第1および第2ハウジング6a,6bにおいて、加熱源7a,7bを構成する各光源18のLED素子15に接触するようになっている。
給電部10は、図6に示すように、電源として機能する用力部41と、各々前記ゾーン31a,32a,33aおよび31b,32b,33bに対応して設けられ、用力部41からの電力を充電し、各ゾーンの光源18を構成するLED素子15に給電する充電・給電回路51a〜51fと、これら用力部41および充電・給電回路51a〜51fを制御するコントローラ56とを有している。用力部41は、交流電源42からの交流電力を直流電力に変換する整流器43と、定電流電気回路として動作し、高電圧の直流電力を充電・給電回路51a〜51fに供給する電圧制御機能付の電流源44とを有している。また、充電・給電回路51a〜51fはいずれも同じ構造を有しており、電流源44からの高電圧の直流電力が充電される電気二重層コンデンサモジュール52と、電気二重層コンデンサモジュール52に蓄積されている電気エネルギーを所定の出力電圧でLED素子15に供給する給電回路として機能するDC−DCコンバータ53とを有し、DC−DCコンバータ53の入力と出力とはアイソレーション54により電気的に分離されている。これにより、GND線・ノイズ等に捉われることなく自由に出力を設定でき、各ゾーンの光源18の数量を任意に決定することができる。
電気二重層コンデンサの特性について図7のパワー密度とエネルギー密度の関係を示す図を参照して説明すると、エネルギー密度は電池よりも低いがアルミニウム電解コンデンサよりも大きく、パワー密度はアルミニウム電解コンデンサよりも低いが電池よりも大きい特性を有している。このため、加熱源7a,7bの多数のLED素子を短時間に高温まで急速に加熱するために必要なエネルギー密度とパワー密度とを兼備したものとなる。
電気二重層コンデンサは、等価回路が図8に示すようなものであり、コンデンサC〜Cの集合体のような状態となっており、静電容量が極めて大きく、抵抗R〜Rn+1が存在することからアルミニウム電解コンデンサに比べ比較的内部抵抗が大きいので、充放電効率が高くパワー密度が大きい。ただし、耐電圧が数ボルトと低い。このため、電気二重層コンデンサを複数直列に接続して、数十ボルトの定格電圧を持つ電気二重層コンデンサモジュールとして取り扱われる。この際充電電源として機能する電流源44から充電器として機能する電気二重層コンデンサモジュール52に一定の電流で給電することにより、効率的な充電を行うことができる。そして、所定の電圧になったら、コントローラ56により電流源44の制御を定電圧モードにする。さらに充電・給電回路51の電気二重層コンデンサモジュール52は、耐電圧が300V程度になるように電流源44に対して直列に接続される。また各ゾーンにおいて要求される電力量が不足する場合は、各充電・給電回路51a〜51fにおいて、電気二重層コンデンサモジュール52をさらに並列接続することで、必要な電力量を蓄電することができる。
DC−DCコンバータ53は、給電回路として機能し、充電された電気二重層コンデンサモジュール52から各ゾーンのLED素子15に給電する機能と、その際にその出力電圧を調整する機能とを有しており、コントローラ56により各ゾーンに所望のLED電流が流れるような出力電圧に制御される。これにより、電気二重層コンデンサモジュール52から給電される際の電圧変動を防止するとともに、各ゾーンのLED素子15に供給される電流を制御してウエハWの温度の面内分布を制御可能となっている。なお、コントローラ56は以下に説明するプロセスコントローラ60からの指令により動作するようになっている。
アニール装置100の各構成部は、図1に示すように、マイクロプロセッサ(コンピュータ)を備えたプロセスコントローラ60に接続されて制御される構成となっている。プロセスコントローラ60には、工程管理者がアニール装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、アニール装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース61が接続されている。さらに、プロセスコントローラ60には、アニール装置100で実行される各種処理をプロセスコントローラ60の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じてアニール装置100の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわちレシピを格納することが可能な記憶部62が接続されている。レシピはハードディスクや半導体メモリーに記憶されていてもよいし、CDROM、DVD等の可搬性の記憶媒体に収容された状態で記憶部62の所定位置にセットするようになっていてもよい。さらに、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース61からの指示等にて任意のレシピを記憶部62から呼び出してプロセスコントローラ60に実行させることで、プロセスコントローラ60の制御下で、アニール装置100での所望の処理が行われる。
次に、以上のようなアニール装置100におけるアニール動作について説明する。
まず、ゲートバルブ25を開にして搬入出口24からウエハWを搬入し、支持部材3上に載置する。その後、ゲートバルブ25を閉じてチャンバー1内を密閉状態とし、排気口22を介して図示しない排気装置によりチャンバー1内を排気するとともに、図示しない処理ガス供給機構から処理ガス導入口を介して所定の処理ガス、例えばアルゴンガスまたは窒素ガスをチャンバー1内に導入し、チャンバー1内の圧力を例えば100〜10000Paの範囲内の所定の圧力に維持する。
この状態で、冷却媒体供給機構20から、液体状の冷却媒体21、例えばフッ素系不活性液体(商品名フロリナート、ガルデン等)をハウジング6a,6bに充填するとともに循環させる。
このとき、電流源44を作動させて充電・給電回路51a〜51fの電気二重層コンデンサモジュール52を充電し、加熱源7a,7bの各光源18を構成するLED素子15の点灯に備えておく。
そして、DC−DCコンバータ53を制御して電気二重層コンデンサモジュール52から放電させ、各ゾーンの光源18を構成するLED素子15に所定の電流を供給してLED素子15を点灯させる。この際のLED素子15の光エネルギーにより、ウエハWを100〜1000℃/sec程度の加熱速度で急速に加熱することができる。例えば、複数の光源18に配置されている多数のLED素子15を1秒間点灯することにより、1000℃程度の高温まで急速に加熱することができる。また、熱放射による加熱でないため、降温時にはLCD素子15を消灯することにより、100〜200℃/sec程度の急速な冷却が可能である。
ここで、LED素子15自身の発熱等によりLED素子15の発光量が低下するが、本実施形態では、冷却媒体21をハウジング6a,6bに充填しかつ循環させることにより、LED素子15を直接冷却する。冷却媒体21として用いるフッ素系不活性液体(商品名フロリナート、ガルデン等)は、LED素子15を十分に冷却可能な冷却能を有し、絶縁性であり、LED素子15の発光光に対して透明(ほぼ透過率が100%)であるから、LED素子15の光を妨げることなく、かつ絶縁性なので直接接触させても給電に対して悪影響を及ぼすことなく、LED素子15を十分に冷却することができる。また、LED素子15から射出された光は、一旦冷却媒体21を経てから空気中に射出されるが、例えばフロリナートは屈折率が1.25であって、空気とLED素子を構成するGaN、GaAsの中間の値であり、屈折率が徐々に空気の屈折率に近づくため全反射が生じ難く、効率良く光エネルギーを取り出すことができる。
このように、熱の影響によるLED素子15の発光量の低下や、屈折率に起因する光エネルギー効率が低いという問題が生じずに安定した性能を維持することができる。
また、LED素子15の発光量に影響を与える熱としては、加熱されたウエハやチャンバー内パーツからの熱放射等の周囲からの熱があり、特にウエハWは1000℃程度の高温になるため影響が大きい。すなわち、加熱されたウエハWからは熱放射があり、それがLED素子15に到達するとLED素子15の発光量に影響を与えるおそれがある。これに対して、本実施形態では、加熱源7aと光透過部材5aとの間および加熱源7bと光透過部材5bとの間に、それぞれ、加熱源7a,7bと同程度の面積を有する赤外線吸収板8a,8bを設け、LED素子15から射出される波長の光は透過するが波長が1μm以上の赤外線は吸収するようにしたので、LED素子15からの光は妨げられることなくウエハWに到達させ、ウエハWからの熱放射は遮断することができる。つまり、ウエハWを1000℃程度まで加熱した場合、図9に示すようなプランクの法則に従って赤外線がウエハWから放出され、これがLED素子15に到達するとLED素子が加熱されてしまうが、赤外線吸収板8a,8bを設けることにより、赤外線がLED素子15に到達することを防止することができ、ウエハWによるLED素子15の加熱を有効に防止することができる。
一方、多数のLED素子15を用いて、短時間で高温まで昇温するためには、LED素子15に対して莫大なパワー密度が要求され、そのために、給電系においては短時間ではあるが200kVA以上という極めて大きな電力が必要となる。これを通常の給電機構で実現しようとすると大電圧・大電流が要求され、ケーブル、ブレーカー、マグネットコンタクターには極めて高容量のものが求められるといった困難性をともなう。
これに対して、本実施形態では、電気二重層コンデンサモジュール52に充電しておき、LED素子15を点灯する際には電気二重層コンデンサモジュール52からLED素子に給電するので、用力部41には大電圧・大電流は不要であり、ケーブル、ブレーカー、マグネットコンタクターは通常のもので十分である。すなわち、電気二重層コンデンサは、十分大きなパワー密度を有し、かつウエハWを必要温度に加熱するために必要なエネルギーを蓄積可能な比較的大きなエネルギー密度を有しているため、中程度の電源で充電した後、蓄積された電力を極めて短時間で放電することができ、大電圧・大電流の電源を用いることなくLED素子を用いてウエハWを急速加熱することができる。また、充電電源として高圧直流の電流源44を用い、定電流で時間をかけて電気二重層コンデンサモジュール52を充電するので、ケーブルのロスが少なく高効率で充電することができる。
このことについて以下に説明する。
コンデンサに蓄えられる電荷Qは、静電容量をCとし、電圧をVとし、電流をIとし、時間をtとすると、
Q=C×V=I×t
と表すことができ、コンデンサに蓄えられる静電エネルギーUは、
U=(1/2)×CV=(1/2)×(Q/C)
と表すことができる。また、内部抵抗Rで消費される電力Lは、
L=I×R×t=R×Q/t (∵I=Q/t)
であり、充電時の効率Pcは、
Pc=U/(U+L)
であるから、これに上記関係式を代入すると、
Pc=t/(t+2RC)
となり、時間をかけて充電すると効率がよいことがわかる。
次に、必要な電流を計算する。上記のようなアニール装置では、1枚のウエハがアニール装置に入っている時間は1〜2分(60〜120秒)であり、この間にウェハの搬送、真空引き、圧力調整等が行われる。一方、その内の1秒がLED素子を点灯してウエハを急速加熱している時間であるから、計算上、点灯時間である1秒以外の59〜119秒が充電時間として使える計算となる。
ここでウェハを加熱するための必要なパワー密度を200kVAとすると、1秒間に消費するエネルギーは200kJとなる。これを59秒で充電する場合には、
200kJ÷59=3.4kVAとなる。
用力部41では、電流源44が直流300Vで充電するので、電流は、
3400÷300=11.3Aですむ。
また、119秒で充電する場合には、
200kJ÷119=1.7kVAとなり、電流を計算すると、
1700÷300=5.7Aですむ。
直流変換効率を90%とすると200Vの交流電源42の入力は、前者の場合は、
3400/(200×31/2×0.9)=10.9A/相
となり、後者の場合は、
1700/(200×31/2×0.9)=5.5A/相
となる。
通常の交流電源で200kVAを実現しようとすると、577A/相の電流が必要となることから、50〜100分の1程度の電流値でよいこととなり、電源を著しく小型化することができる。
LED素子15を点灯させてウエハWを加熱する際には、電気二重層コンデンサモジュール52に蓄積された電気エネルギーを各ゾーンのLED素子15に放電させることになるが、給電回路としてDC−DCコンバータ53を設けたので、各ゾーンのLED素子15に所望の電流が供給されるような所定の出力電圧を得ることができる。さらに、電気二重層コンデンサモジュール52から放電される際の電圧変動を防止して、LED素子15を点灯させることができ、制御性良くウエハWを加熱することができる。また、各ゾーンごとにLED素子15に供給される電流を制御することができ、ウエハWの温度の面内分布を高精度で制御することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、被処理体であるウエハの両側にLED素子を有する加熱源を設けた例について説明したが、いずれか一方に加熱源を設けたものであってもよい。さらに、赤外線吸収板を設けずに光透過部材に赤外線吸収機能を持たせてもよい。さらにまた、被処理体についても、半導体ウエハに限らず、FPD用ガラス基板などの他のものを対象にすることができる。
本発明は、不純物が注入された後のアニール処理等、急速加熱が必要な用途に好適である。
本発明の一実施形態に係るアニール装置の概略構成を示す断面図。 図1のアニール装置の加熱源を拡大して示す断面図。 図1のアニール装置の加熱源を示す底面図。 図1のアニール装置において冷却媒体として用いられるフロリナートの透過率曲線を示すグラフ。 図1のアニール装置において冷却媒体を充填した状態を示す断面図。 図1のアニール装置の給電部の概略構成を示す図。 給電部に用いる電気二重層コンデンサのパワー密度とエネルギー密度の関係を示す図。 電気二重層コンデンサの等価回路を示す図。 プランクの法則を示すグラフ。
符号の説明
1;チャンバー
1a,1b;開口部
2;支持柱
3;支持部材
5a,5b;光透過部材
6a,6b;ハウジング
7a,7b;加熱源
8a,8b;赤外線吸収板
10;給電部
15;LED素子
17;LEDアレイ
18;光源
19;リフレクタ
20;冷媒供給機構
21;冷却媒体
22;処理ガス導入口
23;排気口
26;温度センサー
31a,32a,33a,31b,32b,33b;ゾーン
41;用力部
42;交流電源
43;整流器
44;電流源
51a〜51f;充電・給電回路
52;電気二重層コンデンサモジュール
53;DC−DCコンバータ
54;アイソレーション
56;コントローラ
60;プロセスコントローラ
61;ユーザーインターフェース
62;記憶部
100;アニール装置
W…半導体ウエハ(被処理体)

Claims (17)

  1. 被処理体が収容される処理容器と、
    被処理体に対して光を照射する複数のLED素子を有する加熱源と、
    前記加熱源が収容されるハウジングと、
    前記ハウジング内に、絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体を供給する冷却媒体供給機構と、
    前記処理容器と前記ハウジングの間に設けられた光透過部材と
    を具備し、
    前記ハウジング内において冷却媒体はLED素子に直接接触するように充填されることを特徴とするアニール装置。
  2. 前記冷却媒体は、フッ素系不活性液体であることを特徴とする請求項1に記載のアニール装置。
  3. 前記加熱源および前記ハウジングは、前記処理容器の両側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアニール装置。
  4. 処理容器内の被処理体と前記加熱源との間に設けられた、前記LED素子から射出される光を透過し、波長が1μm以上の赤外線を吸収する赤外線吸収部材をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアニール装置。
  5. 被処理体が収容される処理容器と、
    被処理体に対して光を照射する複数のLED素子を有する加熱源と、
    前記複数のLED素子に給電する給電機構と
    を有し、
    前記給電機構は、LED素子を点灯するための電気エネルギーを蓄積する電気二重層コンデンサモジュールと、前記電気二重層コンデンサモジュールに充電する充電電源と、充電された前記電気二重層コンデンサモジュールから所望の電流値で前記LED素子に給電する給電回路とを有することを特徴とするアニール装置。
  6. 前記充電電源は定電流源であることを特徴とする請求項5に記載のアニール装置。
  7. 前記定電流源は電圧制御機能を有することを特徴とする請求項6に記載のアニール装置。
  8. 前記給電回路は、充電された前記電気二重層コンデンサモジュールから前記LED素子への給電電圧を、前記LED素子への電流値が所定値になるように調整するDC−DCコンバータを有することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のアニール装置。
  9. 前記加熱源は、複数のゾーンに分かれており、前記給電機構は、各ゾーンごとに給電することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載のアニール装置。
  10. 前記給電機構は、前記複数のゾーンに対応して複数の電気二重層コンデンサモジュールと給電回路とを有しており、前記充電回路は前記複数の電気二重層コンデンサモジュールに充電することを特徴とする請求項9に記載のアニール装置。
  11. 前記給電機構は、前記二重層コンデンサモジュールへの充電および前記二重層コンデンサモジュールから前記LED素子への給電を制御するコントローラをさらに有することを特徴とする請求項5から請求項10のいずれか1項に記載のアニール装置。
  12. 前記加熱源は、複数のLED素子が搭載されたLEDアレイを有する光源を複数備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のアニール装置。
  13. 前記処理容器は、その中に処理ガスを導入する処理ガス導入口と、処理容器内を排気する排気口とを有することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のアニール装置。
  14. 処理容器に被処理体を収容させ、LED素子に給電して点灯させ、その光により被処理体をアニールするアニール方法であって、
    絶縁性を有しLED素子から射出される光を透過するとともに屈折率が1より大きくLEDを構成する材料よりも低い物質からなる冷却媒体をLED素子に直接接触した状態とし、その状態でLED素子を点灯させることを特徴とするアニール方法。
  15. 前記冷却媒体は、フッ素系不活性液体であることを特徴とする請求項14に記載のアニール方法。
  16. 処理容器に被処理体を収容させ、LED素子に給電して点灯させ、その光により被処理体をアニールするアニール方法であって、
    電気二重層コンデンサモジュールに充電し、
    充電された電気二重層コンデンサモジュールから前記LED素子に給電し、LED素子を点灯させることを特徴とするアニール方法。
  17. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、請求項14から請求項16のいずれかの方法が行われるようにアニール装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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