JP2008015425A - 投影装置、ポインタ表示処理方法およびプログラム - Google Patents

投影装置、ポインタ表示処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】投影画像上のどの位置においても、ポインタの移動速度を均一にすることができることにある。
【解決手段】台形補正後の表示画像81上にポインタPを写像し、このポインタPの位置による表示画像の分割度合に応じて投影画像83を分割して生じた交点P’を投影画像上のポインタ位置として算出し、投影画像上のこのポインタ位置に、リモコン23により入力された方向ベクトルVを加えて投影画像83上の新たなポインタQ’の位置を算出し、投影画像上のこの新たなポインタQ’の位置により分割される投影画像の分割度合に応じて表示画像81を分割して生じた交点Qを表示画像上の新たなポインタQの位置として算出し、表示画像81上のこの新たなポインタ位置を表示素子36に与えてポインタを表示するように制御する。
【選択図】図12

Description

本発明は、入力画像に台形補正を施してポインタとともにスクリーン上に投影する投影装置、ポインタ表示処理方法およびプログラムに関する。
従来、図14(A),(C)に示すように、プロジェクタ装置101にあっては、スクリーン102の真前方から例えば右側に外れた位置にプロジェクタ装置101を設置しておく場合があり、外部から入力される入力画像をそのまま表示素子103に表示して表示画像104b(同図(B)参照)とし、そのままスクリーン102上に斜めに投影すると、同図(C)に示すように、台形形状に歪んだ投影画像105cが投影されるので、視認し難いといった問題があった。
そこで、同図(D)に示すように、入力画像に対して台形補正処理を施して表示素子103に表示画像104dを形成し、スクリーン102上に斜めに投影すると、同図(E)に示すように、歪みが解消された投影画像105eが投影される(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来のプロジェクタ装置にあっては、メニューやポインタ等を表示する機能が搭載されているが、外部から入力される入力画像に対して、装置内部で形成されたメニューやポインタ等の画像を挿入するには技術的制約があり困難であった。
また、同図(B)に示すように、表示素子103に表示された表示画像104bにメニュー107bを重畳して表示した場合に、そのままスクリーン102上に斜めに投影すると、同図(C)に示すように、台形形状に歪んだ投影画像105c上に、同様に歪んだメニュー108cが投影されるので、視認し難いといった問題があった。
特開2005−6228号公報
従来のプロジェクタ装置にあっては、上述したように、入力画像に対して台形補正処理を施して表示素子103に図14(D)に示すような表示画像104dを形成し、スクリーン102上に斜めに投影することによって、同図(E)に示すように、歪みが解消された投影画像105eが投影される。
しかしながら、入力画像に対して台形補正処理を施して表示素子103に表示画像104dを形成した後に、表示素子103に表示された表示画像104dにメニュー107dを重畳して表示し、スクリーン102上に斜めに投影すると、同図(E)に示すように、投影画像105eは歪みが解消されて投影されるが、メニュー108eは歪んだまま投影されることになるので、視認し難いといった問題があった。
また、メニューに代わってポインタをスクリーン102上に投影したい場合、台形補正処理後の表示画像104dにポインタ画像を重畳すると、スクリーン102上の場所によって見かけの早さや移動距離が変化してしまうという問題点があった。
そこで、メニューやポインタのように装置内部で形成された画像をスクリーン上に投影する場合でも、外部から入力される入力画像に関する投影画像に対して違和感なく視認可能なプロジェクタ装置の提案が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、投影画像上のどの位置においても、ポインタの移動速度を均一にすることができる投影装置、ポインタ表示処理方法およびプログラムを提供することにある。
(1)本発明は、投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置であって、前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力手段と、前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力手段により入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出手段と、前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
(2)本発明は、投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置のポインタ表示処理方法であって、前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力ステップと、前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力ステップにより入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出ステップと、前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
(3)本発明は、投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力ステップと、前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力ステップにより入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出ステップと、前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御ステップと、をコンピュータが実行することを特徴とする。
本発明によれば、台形補正後の投影画像上のポインタ位置に、方向ベクトルを加えて投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて表示画像上の新たなポインタ位置を算出するので、ポインタの移動を投影画像に比例させることができ、投影画像上のどの位置においても、ポインタの移動速度を均一にすることができる。この結果、ポインタの移動に伴って、ユーザが違和感を起こすことなく快適な操作を行うことができる投影装置を提供することができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る投影装置として小型のプロジェクタ装置を例にした場合の外観構成を示す図であり、図1(A)は上から見た場合の斜視図、同図(B)は下から見た場合の斜視図である。
図1(A)に示すように、このプロジェクタ装置10は、直方体状の本体ケーシング11の前面に、投影レンズ12、2つの位相差センサ131および132、Ir受信部14が設けられている。
投影レンズ12は、後述するマイクロミラー素子等の空間的光変調素子により形成された光像を投影するためのものであり、この実施形態では合焦位置およびズーム位置(投影画角)を任意に可変できるものとする。
位相差センサ131および132は、それぞれ被写体像に対する視差から三角測距の原理に基づいて被写体までの距離、具体的にはスクリーン上の画像までの距離を測定するものである。具体的には、本体ケーシング11に対して縦方向に配置された位相差センサ131の測距レンズ13a,13bで縦方向(垂直方向)の被写体までの距離を測定し、位相差センサ131に対して横方向に配置された位相差センサ132の測距レンズ13c,13dで横方向(水平方向)の被写体までの距離を測定するように構成されている。
Ir受信部14は、プロジェクタ装置10のリモコン23からのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。
また、本体ケーシング11の上面には、本体メインキー/インジケータ15、スピーカ16、およびカバー17が配設される。なお、本体メインキー/インジケータ15の詳細については後述する。スピーカ16は、動画像の再生時等に音声を拡声出力する。カバー17は、ここではサブキー(図示しない)を操作する際に開閉する。このサブキーは、プロジェクタ装置10のリモコン23を使用せずに、本体メインキー/インジケータ15のキーでは設定指示できない詳細な各種動作等を設定指示するために操作される。
さらに、図1(B)に示すように、本体ケーシング11の背面には、入出力コネクタ部18、Ir受信部19、およびACアダプタ接続部20が配設される。
入出力コネクタ部18は、例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器との接続のためのUSB端子、映像入力用のミニD−SUB端子、S端子、およびRCA端子と、音声入力用のステレオミニ端子等からなる。
Ir受信部19は、Ir受信部14と同様に、リモコン23からのキー操作信号が重畳された赤外光を受信する。ACアダプタ接続部20は、電源となる図示しないACアダプタからのケーブルを接続する。
また、本体ケーシング11の下面には、背面側に一対の固定脚部21a,21bが取り付けられるとともに、前面側に高さ調節が可能な調整脚部22が取り付けられる。調整脚部22は、そのねじ回転位置を手動で操作することにより、正確には投影レンズ12の投影方向の鉛直方向成分、すなわち仰角を調整する。
図2(A)は本体メインキー/インジケータ15の詳細な配置構成を示す図である。
本体メインキー/インジケータ15には、電源(power)キー15a、ズーム(Zoom)キー15b、フォーカス(Focus)キー15c、「AFK」キー15d、「Input」キー15e、「Auto」キー15f、「menu」キー15g、「Keystone」キー15h、「HELP」キー15i、「Esc」キー15j、「アップ(↑)」キー15k、「ダウン(↓)」キー15l、「レフト(←)」キー15m、「ライト(→)」キー15n、および「Enter」キー15oと、電源/待機(power/standby)インジケータ15p、温度(TEMP)インジケータ15qおよび「Cursor」キー15sを備える。
電源キー15aは、電源のオン/オフを指示する。ズームキー15bは、「△」「▽」の操作によりズームアップ(tele)およびズームダウン(wide)を指示する。
フォーカスキー15cは、「△」「▽」の操作により合焦位置の前方向および後方向への移動を指示する。「AFK」キー15dは、自動合焦(Automatic Focus)と自動台形補正(Automatic Keystone correction)の即時実行を指示する。
「Input」キー15eは、入出力コネクタ部18のいずれかに入力される映像信号の手動切換えを指示し、「Auto」キー15fは、同入出力コネクタ部18のいずれかに入力される映像信号の自動切換えを指示する。
「menu」キー15gは、投影動作に関する各種メニュー項目の表示を指示し、「Keystone」キー15hは、台形補正の手動操作を指示する。「HELP」キー15iは、指示操作が不明な場合の各種ヘルプ情報の表示を指示し、「Esc」キー15jはその時点での操作の解除を指示する。
「アップ」キー15k、「ダウン」キー15l、「レフト」キー15m、および「ライト」キー15nは、メニュー項目や手動台形補正方向、ポインタやカーソル等その時点で選択または移動方向を指示する場合に応じて操作する。
電源/待機インジケータ15pは、電源のオン/オフ状態と映像信号の入力がない状態を例えば緑色と赤色のLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する。温度インジケータ15qは、画像投影の光源となるランプの温度が投影に適した状態となっているか否かを例えば緑色と赤色のLEDの点灯/消灯あるいは点滅により表示する。
「Pointer」キー15sは、投影画面上にポインタを表示するか否かを指示する場合に応じて操作する。
図2(B)はリモコン23の配置構成を示す図である。
リモコン23は、キー操作信号が重畳された赤外光をIr受信部14,19に送信する。「Pointer」キー23aは、ポインタを投影画面上に表示するか否かを指示する場合に応じて操作する。
方向キー23bは、上下左右の各方向に操作可能であり、投影画面上のポインタの移動方向に対応している。すなわち、リモコン23に設けられた方向キー23bの操作方向と、投影画面上のポインタの移動方向とは一致している。Ir送信部23cは、キー操作信号が重畳された赤外光を送信する。
図3はプロジェクタ装置10の電子回路の機能構成を示すブロック図である。図3において、例えばRGB仕様のアナログ信号からなる映像信号が入出力コネクタ部18より入力されると、入出力インタフェース(I/F)31に設けられたビデオA/D変換器31a、31b、31cによりA/D変換されてスケーラ部32に出力される。スケーラ部32は、表示素子36の解像度に見合った画像データになるように所定のフォーマットの映像信号に統一した後に表示コントローラ部33へ出力する。
なお、入出力コネクタ部18より入力された各種規格の映像信号は、入出力インタフェース(I/F)部31、システムバスSBを介してスケーラ部32で所定のフォーマットの映像信号に統一された後に表示コントローラ部33へ送られる。
表示コントローラ部33は、スケーラ部32やコントローラ部39から入力される画像データをビデオRAM部34に展開記憶させるとともに、このビデオRAM部34の記憶内容からビデオ信号を発生する。
この表示コントローラ部33では、ビデオRAM部34に記憶されている画像データを適宜フレームレートで読み出してビデオ信号を生成し、このビデオ信号を例えば30[フレーム/秒]で空間的光変調素子(SOM)からなる表示素子36を表示駆動する。例えば超高圧水銀灯等の光源ランプ37が出射する高輝度の白色光をこの表示素子36に対して照射することで、表示素子36からの反射光を、投影レンズ12を介してスクリーン56上に投影することで光像が形成され表示される。投影レンズ12は、ズーム/フォーカス制御部38により制御されるレンズモータ(図示しない)により駆動されることで、ズーム位置およびフォーカス位置を適宜移動する。
コントローラ部39は、マイクロコンピュータからなり、後述する自動合焦処理および自動台形補正処理を含む動作プログラムを固定的に記憶したROM、およびワークメモリとして使用されるRAM、ROMから読み出した動作プログラムを実行するCPU等を備える。コントローラ部39は、各回路のすべての動作制御を行う。また、このコントローラ部39には、システムバスSBを介して画像記憶部40、音声処理部41、センサ制御部42が接続される。
画像記憶部40は、例えばフラッシュメモリ等からなり、後述するチャート画像(横チャート画像および縦チャート画像)やユーザロゴ画像の画像データを記憶する。コントローラ部39は、指示された画像データを画像記憶部40から適宜読み出し、表示コントローラ部33を介してビデオRAM部34に記憶させる。
音声処理部41は、PCM音源等の音源回路を備え、投影表示動作時に与えられる音声データをアナログ化して音声信号を生成し、スピーカ16を駆動して拡声放音させる。
センサ制御部42は、測距レンズ13a,13bを有する位相差センサ131と測距レンズ13c,13dを有する位相差センサ132とにセンサ積分制御信号S1,S3を出力してこれらのセンサを駆動し、位相差センサ131,132から出力されるセンサ出力信号S2,S4を入力する。センサ制御部42は、内部にセンサ出力信号S2,S4をデジタル信号に変換する例えば8bitの分解能を有するA/D変換器42aを有し、このセンサ出力データをコントローラ部39に設けられたRAMに出力する。センサ制御部42からセンサ出力データをRAMに記憶したコントローラ部39は、後述する投影表示されたチャート画像中の任意のポイント位置までの距離を測定する。
CW(Color Wheel)制御部44は、表示コントローラ部33から出力される同期信号S5に応じて制御されており、同期信号S5の垂直同期信号に同期するカラーホイールモータ駆動信号S6をモータ(図示しない)に与えてカラーホイール45を回転させる。
このカラーホイール45は、円形形状の光透過板であり、W,R,G,Bの4色に塗り分けられた透過板により光源ランプ37から照射される白色光の内1色を透過する。カラーホイール45の外周には1カ所のマーカ部(図示しない)が設けられており、カラーホイール45が回転してマーカ部がフォトカプラ(図示しない)上を通過したことを検出して1回転に1回発生するハイレベルのパルスからなるマーカ信号S7をCW制御部44に出力する。
カラーホイール45を透過した光は、インテグレータ47を介してミラー48の方向に出射され、ミラー48の反射面により反射された光が表示素子36のそれぞれの画素により反射され、さらに、それぞれの画素から光軸方向に反射された光が投影レンズ12を介してスクリーン56上に投影される。
なお、本体メインキー/インジケータ15とカバー17内に備えられる本体サブキーによりキー/インジケータ部43を構成し、このキー/インジケータ部43におけるキー操作信号が直接にコントローラ部39に入力され、また、コントローラ部39は電源/待機インジケータ15pおよび温度インジケータ15qを直接点灯/点滅駆動する一方で、Ir受信部14およびIr受信部19により受光された赤外光受信信号も直接にコントローラ部39に入力される。
次に、図4から図6を参照して、このプロジェクタ装置10に用いられる位相差センサ方式による角度検出の方法について説明する。なお、ここではプロジェクタ装置10に設けられた2組の位相差センサ131,132のうち、水平測距用の位相差センサ132を例にして説明する。なお、垂直測距用の位相差センサ131についても同様である。
まず、図4を参照して、三角測距の原理について説明する。
図4はその説明図であり、水平測距に用いる位相差センサ132を上から見た場合を示している。位相差センサ132は、一対の測距レンズ13c,13dと、この測距レンズ13c,13dに対向して配設された一対のフォトセンサアレイ51,52とから構成されている。
今、位相差センサ132からスクリーン上に投影された被写体53までの距離を測定する場合において、被写体53に対して照射された光の反射光が一方の測距レンズ13cを通じてフォトセンサアレイ51に結像するとともに、その反射光が他方の測距レンズ13dを通じてフォトセンサアレイ52に結像する。図中の54および55がその被写体像を示している。
ここで、各測距レンズ13c、13dの光軸と結像間のそれぞれ距離をx1、x2とし、測距レンズ13c、13dの光軸間の距離をB、フォトセンサアレイ51、52と測距レンズ13c、13d間の距離をfとすると、被写体53までの距離dは以下のような式で求められる。
d=B*f/(x1+x2) (1)
(1)式において、B、fはセンサ固有の値であるので、被写体53までの距離dはフォトセンサアレイ51、52の位相(x1,x2)で求められることになる。
次に、図5から図8を参照して、多点測距について説明する。
図5はその説明図であり、位相差センサ132を構成する一対のフォトセンサアレイ51、52はそれぞれに一列に配設された数百bitのフォトセンサを有するラインセンサで構成される。これらのフォトセンサを複数のグループに分け、そのグループ毎に測距を行うのが多点測距である。
図5に示す例では、フォトセンサアレイ51、52に含まれるフォトセンサをそれぞれに3つのグループに分け、A1とA2グループのフォトセンサを用いてスクリーン56に向かって右側を測距し、B1とB2グループのフォトセンサを用いてスクリーン56の中央付近を測距し、C1とC2グループのフォトセンサを用いてスクリーン56に向かって左側を測距する場合が示されている。
ここで、図6において、位相差センサ132とスクリーン56との位置関係を示すと、位相差センサ132とスクリーン56が平行である場合には、スクリーン56の右側、中央、左側の3つの測定点を測距すると(D,E,Fとする)、位相差がD=E=Fといった関係が成り立つ。
一方、スクリーン56がθだけ傾いて図中の点線で示すような状態になった場合、スクリーン56の右側、中央、左側の3つの測定点を測距すると(D’,E’,F’とする)、位相差がD’<E’<F’といった関係になる。この場合、スクリーン56は平面であるから、この3点は一次関数的な直線として表すことができ、この3点の距離からスクリーン56の傾き角度、つまりは、スクリーン56に投影された画像の傾き角度を求めることができる。
ところで、上述したような測距を行う場合、位相差センサ131,132にて各測定点を感知できるように、図7(A),(B)に示すように白黒のパターン画像からなるチャート画像61,71が用いられる。
図7(A)は水平測距用に用いられる横チャート画像61の一例を示す図であり、この横チャート画像61には、その垂直方向に3本の白線62〜64のパターンが等間隔に配置されている。白線62〜64以外の部分は黒(暗部)であるのに対し、白線62〜64の部分は白(明部)であり、そのコントラストの差から当該画像61のパターンを水平方向に位相差センサ132にて読み取った場合に3箇所の測定点P1,P2,P3を検知できるように構成されている。
また、図7(B)は垂直測距用に用いられる縦チャート画像71の一例を示す図であり、横チャート画像61の向きを変えたものと同じである。すなわち、この縦チャート画像71には、その水平方向に3本の白線72〜74のパターンが等間隔に配置されている。白線72〜74以外の部分は黒(暗部)であるのに対し、白線72〜74の部分は白(明部)であり、そのコントラストの差から当該画像61のパターンを垂直方向に位相差センサ131にて読み取った場合に3箇所の測定点P4,P5,P6を検知できるように構成されている。
ここで、図7(A)に示す横チャート画像61をスクリーン56上に投影し、位相差センサ132にて測定点P1,P2,P3を測距する場合において、その横チャート画像61のスクリーン全体が均一の明るさであることが要求される。これは、位相差センサ132では、スクリーンからの反射光に応じて測定点P1,P2,P3を検出しているため、スクリーンの明るさにムラがあると、測定点P1,P2,P3のすべてを正確に検出できず、誤測距してしまう可能性があるからである。
図7(B)に示す縦チャート画像71をスクリーン56上に投影して位相差センサ131にて測定点P4,P5,P6を測距する場合も同様である。
このような明るさのばらつきは、特に、図8に示すように、スクリーン56に対してプロジェクタ装置10が傾いて設置されている場合に生じる。すなわち、図8に示す例では、プロジェクタ装置10の投影レンズ12に近い白線64の部分が最も明るくなり、続いて、白線63、白線62の順となる。
このような場合、通常は、ユーザがプロジェクタ装置10の傾きを直す等して白線62〜64が同じ明るさで表示されるように調整する必要があるが、この実施形態では、これを自動調整してスクリーン56上の最も明るい部位の明るさを制限し、各部の明るさを均一化してから測距を実行することを特徴とするものである。
以下に、図9から図12を参照して、この実施形態の動作について詳しく説明する。
図9は、電源がオンされている状態で、本体メインキー/インジケータ15の「AFK」キー15dの操作により強制的に実行される割込み処理としての自動合焦および自動台形補正の処理内容を示すフローチャートであり、コントローラ部39に設けられたCPUがROMに記憶されている動作プログラムを読み出して順次実行することで制御される。
なお、ここでは「AFK」キー15dの操作に対応して自動合焦処理と自動台形補正処理を1回のみ実行するワンショットモードと、「AFK」キー15dが1回目に操作されてから再度2回目に操作されるまでの間、自動合焦処理と自動台形補正処理を繰返し連続して実行するコンティニューモードとのいずれか一方を、予め本体メインキー/インジケータ15の「menu」キー15gと「アップ」キー15k、「ダウン」キー15l、および「Enter」キー15o等の操作によりユーザが任意に切換設定しておくものとする。
その処理当初には、「AFK」キー15dの操作がなされるのを待機し(ステップA10)、「AFK」キー15dが操作されたと判断した時点で、それまでの動作を中断して割込み処理としての自動合焦処理と自動台形補正処理を開始する状態を設定した上で(ステップA20)、まず1回目の自動合焦処理と自動台形補正処理を実行する(ステップA30)。
図10は、この自動合焦処理と自動台形補正処理の内容を示すサブルーチンであり、その当初には投影レンズ12を含む投影系により、画像記憶部40に記憶されている横チャート画像61の画像データを読み出し、この画像データをスケーラ部32から表示コントローラ部33を介してビデオRAM部34に転送し、横チャート画像61の画像データをビデオRAM部34に記憶させることで、図7(A)に示すような横チャート画像61を投影表示させる(ステップB10)。この横チャート画像61は、等間隔で水平方向に配列された3本の白線62〜64を有するパターン画像からなる。
この横チャート画像61をスクリーン56上に投影表示させた状態で、まず、センサ制御部42がセンサ積分制御信号S3を水平測距用の位相差センサ132に出力して駆動し、位相差センサ132から出力されるセンサ出力信号S4をA/D変換器42aに入力し、A/D変換器42aから出力されるセンサ出力データをコントローラ部39に設けられたRAMに記憶することで、水平方向に白線62〜64上の測定点P1,P2,P3(明点)を順次読み取り(ステップB20)、これらの測定点P1,P2,P3の明度を検出する(ステップB30)。
次いで、測定点P1,P2,P3の明度にばらつきがあり、不均一であった場合には(ステップB40のNo)、これらの測定点P1,P2,P3が同程度の明度になるように、横チャート画像61の測定点の明度を部分的に補正する(ステップB45)。
詳しくは、測定点P1,P2,P3の各明度(明るさの度合い)を比較することにより、その中で2番目に明るい測定点の明度を基準値とし、他の測定点の明度をこの基準値に近づけるように、ビデオRAM部34に記憶されている横チャート画像61の画像データを補正する。
横チャート画像61の中の白線62〜64上の測定点P1,P2,P3を読み取った結果、P1<P2<P3といった順で明度が異なっていたとする。
このような場合に、2番目に明るい測定点P2の明度に合わせて他の測定点P1、P3の部分を補正する。測定点P1部分の明度については、測定点P1の明度と基準となる測定点P2の明度との差分に基づいて、横チャート画像61内の測定点P1に対応する投影画像の画素部分の照度を上げるべく、ビデオRAM部34に記憶されている横チャート画像61の画像データを補正する。
同様に、測定点P3部分の明度については、測定点P3の明度と基準となる測定点P2の明度との差分に基づいて、横チャート画像61内の測定点P3に対応する投影画像の画素部分の照度を下げるべく、ビデオRAM部34に記憶されている横チャート画像61の画像データを補正する。
そして、照度補正後に測定点P1,P2,P3の明度を再検出した結果、それぞれに同程度の明度を有して均一化されているものと判断された場合には(ステップB40のYes)、センサ制御部42により横チャート画像61の測定点P1,P2,P3の各投影画像位置までの距離を順次測定する(ステップB60)。
なお、各測定点を測距する順番は、特に限定されるものではなく、例えば中央ポイントとなる測定点P2を先に測定した後、画面に向かって左ポイントとなる測定点P1、そして、画面に向かって右ポイントとなる測定点P3といった順で測定することでもよい。ここで得られた各測定点の距離データは、コントローラ部39に設けられた測距結果記憶部39aに記憶保持される。
ここで、測距結果記憶部39aに記憶された各測定点P1,P2,P3の距離データに基づいて、投影光軸に対するスクリーン上の左右方向(水平方向)の角度「θh」を算出する(ステップB70)。
次に、横チャート画像61に代え、画像記憶部40に記憶されている画像データに基づいて、今度は図7(B)に示す縦チャート画像71を投影表示させる(ステップB80)。この縦チャート画像71は、等間隔で垂直方向に配列された3本の白線72〜74を有するパターン画像からなる。
この縦チャート画像71を投影表示させた状態で、まず、垂直測距用の位相差センサ131を駆動し、垂直方向に白線72〜74上の測定点P4,P5,P6(明点)を順次読み取ることにより(ステップB90)、これらの測定点P4,P5,P6の明度を検出する(ステップB100)。
そして、照度補正後に測定点P4,P5,P6の明度を再チェックした結果、測定点P4,P5,P6の明度にばらつきがあり、不均一であった場合には(ステップB110のNo)、これらの測定点P4,P5,P6が同じ明度になるように、横チャート画像61の場合と同様の方法にて、投影画像の明度を部分的に補正する(ステップB115)。
そして、照度補正後に測定点P4,P5,P6の明度を再チェックした結果、それぞれに同程度の明度を有して均一化されているものと判断されたならば(ステップB110のYes)、センサ制御部42により縦チャート画像71の測定点P4,P5,P6の各投影画像位置までの距離を順次測定する(ステップB130)。
なお、各測定点を測距する順番は、特に限定されるものではなく、例えば中央ポイントとなる測定点P5を先に測定した後、画面に向かって上ポイントとなる測定点P4、そして、画面に向かって下ポイントとなる測定点P6といった順で測定することでもよい。ここで得られた各測定点の距離データは、コントローラ部39に設けられた測距結果記憶部39aに記憶保持される。
ここで、測距結果記憶部39aに記憶された各測定点P4,P5,P6の距離データに基づいて、投影光軸に対するスクリーン上の上下方向(垂直方向)の角度「θv」を算出する(ステップB140)。
次いで、ステップB20またはB90で測定された中央に位置する測定点の投影画像位置までの距離をそのまま投影画像を代表する距離値であるものとして取得し(ステップB150)、その距離値に応じた合焦位置となるようにズーム/フォーカス制御部38によりレンズモータ(図示しない)を制御して投影レンズ12を移動させる。
その後、ステップB70、B140で得られた画像を投影しているスクリーン上の左右方向の角度「θh」および上下方向の角度「θv」を基にして、スクリーンが全体でどの方向にどれだけの角度で斜めになっており、投影画像を入力される映像信号と同一の適正なアスペクト比の矩形とすればよいのか、必要な台形補正の角度を算出し、表示コントローラ部33にビデオRAM部34で展開記憶させる画像データの上辺と下辺とがなす比率、および左辺と右辺とがなす比率を補正させるように設定した上で(ステップB160)、この図10に示す一連のサブルーチンを一旦終了して図9に示す処理に戻る。
図9では、ステップA30での自動合焦と自動台形補正を実行した後、その時点で上述したコンティニューモードが設定されているか否かを判断する(ステップA40)。
ここで、コンティニューモードが設定されていると判断した場合、次いで2回目の「AFK」キー15dの操作がないことを確認した上で(ステップA50)、ステップA30に戻り、再度自動合焦と自動台形補正を実行する。
こうしてコンティニューモードが設定されている状態では、2回目の「AFK」キー15dが操作されるまでステップA30〜A50の処理を繰返し実行することで、自動合焦と自動台形補正の処理を実行し続ける。
2回目の「AFK」キー15dが操作されたとステップA50で判断した場合、およびステップA40でコンティニューモードではなくワンショットモードが設定されていると判断した場合には、その時点で割込み処理である自動合焦と自動台形補正を終了する状態を設定し(ステップA60)、再びそれまでの動作に復帰した上で、再度の「AFK」キー15dの操作に備えてステップA10からの処理に戻る。
図11は、電源がオンされている状態で、リモコン23の「Pointer」キー23aの操作により強制的に実行される割込み処理としての自動ポインタ表示処理の内容を示すフローチャートであり、コントローラ部39に設けられたCPUがROMに記憶されている動作プログラムを読み出して順次実行することで制御される。なお、本体メインキー/インジケータ15の「Pointer」キー15sが操作された場合にも、同様に動作するものである。
ユーザがリモコン23に設けられた「Pointer」キー23aを押すと、リモコン23はこのキー操作信号が重畳された赤外光をIr送信部23cから出射する。リモコン23から出射された赤外光は、プロジェクタ装置10の本体前面に設けられたIr受信部14に受光され、割込処理により「Pointer」キーが押されて「on」されたことがコントローラ部39に入力される(ステップC10、Yes)。
次いで、上述したステップB160において、台形補正処理が行われ表示素子36上に表示画像81上が形成されたので、この表示画像81上にポインタPを合成して表示する(ステップC20)。このとき、図12(A)に示すように、表示素子36上の頂点ABCDを有する表示画像81(入力画像)上の所定位置にポインタP(「・」で示す)が表示される。この結果、図12(B)に示すように、スクリーン56上には頂点A’B’C’D’を有する投影画像83とともにポインタ位置P’が投影される。
このとき、ユーザはスクリーン56上に表示されている投影画像83のポインタ位置P’を移動するために、リモコン23に設けられた方向キー23bを操作して所望の方向に押すことで移動方向データを入力する。なお、移動方向データはx軸,y軸上の2つの単位ベクトルで表される、いわゆる方向ベクトルを示している。
リモコン23から移動方向データが重畳された赤外光が、Ir送信部23cからプロジェクタ装置10に出射される。この赤外光はIr受信部14で受光され、割込処理により移動方向データがコントローラ部39に入力され内部RAMに記憶される(ステップC30)。
ここで、図12(A),(B)を参照して、ステップC35からC60に示す、ポインタPの位置をQまで移動する処理について説明する。なお、表示素子36上に展開されている台形補正処理された表示画像81の頂点ABCDと、スクリーン56上に投影されている投影画像83の頂点A’B’C’D’と、表示素子36上の所定位置に合成されたポインタP等の座標は、既に判明しているものとする。また、表示画像81は表示素子36上の表示空間に対応し、投影画像83はスクリーン56上の投影空間に対応することとして説明する。
まず、図12(A)に示す表示素子36上において、ポインタPの座標(x1,y1)を通り、台形補正処理により変形された表示画像81(入力画像)の頂点ABCDの上辺AD,下辺BCを等しい比率で分割する1本の線分L1を算出し、その比率s,(0≦s≦1)を求める。同様に、表示画像81の頂点ABCDの左辺AB,右辺DCを等しい比率で分割する1本の線分L2を算出し、その比率t(0≦t≦1)を求める(ステップC35)。なお、比率s,tは分割度合を示す。
次いで、コントローラ部39は、台形補正処理された後の表示画像81上における現在のポインタPの位置座標(x1,y1)をステップC35で求めた比率s、tを用いてP’へ写像する(ステップC40)。ここで、図12(B)に示す投影画像83上において、投影画像83の頂点A’B’C’D’を上記比率s,tに基づいて分割する。すなわち、上辺A’D’,下辺B’C’を比率sに基づいて分割し、左辺A’B’,右辺D’C’を等しい比率tで分割したときの交点P’の座標(x1’,y1’)をポインタPの投影画像83への写像として求める。
次いで、コントローラ部39は、ユーザにより入力された移動方向データで表す方向ベクトルVを内部RAMから読み出し、投影画像83上において、このポインタP’の位置座標(x1’,y1’)に方向ベクトルVを加えてポインタQ’の位置座標(x2’,y2’)を算出することでベクトル移動させる(ステップC50)。
次いで、同様にして、図12(B)に示す投影画像83上において、ポインタQ’の座標(x2’,y2’)を通って上辺A’D’,下辺B’C’を等比率で分割する線分L3’の比率u(0≦u≦1)を求める。同様に、投影画像83上において、ポインタQ’の座標(x2’,y2’)を通って左辺A’B’,右辺D’C’を等比率で分割する線分L4’の比率v(0≦v≦1)を求める(ステップC55)。なお、比率u,vは分割度合を示す。
次いで、コントローラ部39は、図12(A)に示す表示画像81上において、表示画像81の頂点ABCDを上記比率u,vに基づいて分割する。すなわち、上辺AD,下辺BCを比率uに基づいて分割し、左辺AB,右辺DCを等しい比率vで分割したときの交点Qの座標(x2,y2)をポインタQ’の表示画像81への逆写像として求める(ステップC60)。
このように、表示画像81上の新たなポインタQの位置を表示素子36に与えて表示すれば、スクリーン56上に投影されている投影画像83上ではポインタがP’からQ’へ移動する。
次いで、ユーザがリモコン23に設けられた「Pointer」キー23aを再度押すと、リモコン23はこのキー操作信号が重畳された赤外光をIr送信部23cから出射する。リモコン23から出射された赤外光は、Ir受信部14に受光され、割込処理により「Pointer」キーが再度押されて「off」されたことがコントローラ部39に入力される(ステップC70、Yes)。ここで、「Pointer」キーが再度押されてない場合にはステップC30に戻り上述した処理を繰り返す。
このように、台形補正後の投影画像83上のポインタ位置P’に、方向ベクトルVを加えて投影画像83上の新たなポインタ位置Q’を算出し、この新たなポインタ位置Q’に応じて表示画像81上の新たなポインタ位置Qを算出するので、ポインタの移動を投影画像に比例させることができ、投影画像上のどの位置においても、ポインタの移動速度を均一にすることができる。この結果、ポインタの移動に伴って、ユーザが違和感を起こすことなく快適な操作を行うことができる投影装置を提供することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、図12に示すように、表示画像81上のポインタPを投影画像83上に写像したP’の位置は、表示画像81上での比率s、tに合わせたが、矢印や円等の形状のようにポインタ自体が所定平面からなる領域を持っている場合、そのままスクリーンに投影するとポインタの形状が上下方向や左右方向に変形することがある。
そこで、第2の実施形態では、ポインタPの位置とともに、ポインタPの外周形状をも投影画像83の比率s、tに合わせるようにして写像する。
図13を参照して、ポインタ自体が所定の領域を有する場合でのポインタ表示処理について説明する。なお、本実施形態では、図13(C)に示すように、ポインタPの形状として頂点P1,P2,P3,P4からなる四角形を例にして説明する。
まず、第1の実施形態の手法(ステップC40)を用いて、ポインタPの座標(x1,y1)から投影画像83上に写像されたポインタP’の座標(x1’,y1’)を求める。すなわち、図13(B)に示す投影画像83上において、上記比率s,tで投影画像83の頂点A’B’C’D’を分割したときの交点P’をポインタPの写像として求める。
次いで、図13(B)に示す投影画像83上において、ポインタPの写像を示すP’を中心にポインタ形状の外周P1’,P2’,P3’,P4’を置き、逆写像によって表示素子36上の座標P1,P2,P3,P4を求め、ポインタを描画する。
次に、第1の実施形態の手法(ステップC50)を用いて、ユーザにより入力された移動方向データで表す方向ベクトルVによって移動するポインタQ’の位置を求める場合に、本実施形態では同時に、ポインタ形状の外周(Q1’,Q2’,Q3’,Q4’)も同様に移動させる。
次いで、第1の実施形態の手法(ステップC55)を用いて、投影画像83上のポインタQ’から表示画像81上のポインタQへ逆写像を行う場合に、本実施形態では、ポインタQの外周(Q1,Q2,Q3,Q4)も併せて写像する。
このように、ポインタは、複数の異なる座標からなる外周形状を有し、投影画像83上のポインタを中心にこの外周形状を展開し、複数の異なる座標での分割度合に応じて表示素子36上の複数の座標を求めポインタを描画するので、ポインタの位置に加えて形状をも投影画像の分割度合に合わせたことにより、所定の領域を有するポインタを移動するときも均一に表示されるという効果がある。
その他、本発明は実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能であるものとする。
さらに、実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、上述した実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD−ROM等)、半導体メモリ等の記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
本発明の第1の実施形態に係る投影装置として小型のプロジェクタ装置に例にした場合の外観構成を示す図である。 第1の実施形態のプロジェクタ装置に設けられた本体メインキー/インジケータの配置構成を示す図である。 第1の実施形態のプロジェクタ装置の電子回路の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の三角測距の原理についての説明図である。 第1の実施形態の多点測距についての説明図である。 第1の実施形態の位相差センサとスクリーンとの位置関係を示す図である。 第1の実施形態のプロジェクタ装置の測距時に用いられるチャート画像を説明するための図であり、(A)は水平測距用に用いられる横チャート画像の一例を示す図、同図(B)は垂直測距用に用いられる縦チャート画像の一例を示す図である。 第1の実施形態の測距用のチャート画像中の各測定点の明るさとプロジェクタ装置の傾きとの関係を示す図である。 第1の実施形態のプロジェクタ装置のAFKキー操作に対する処理内容を示すフローチャートである。 第1の実施形態のプロジェクタ装置のAFK処理のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。 第1の実施形態のプロジェクタ装置の自動ポインタ表示処理の内容を示すフローチャートである。 第1の実施形態のプロジェクタ装置の自動ポインタ表示処理の内容を説明するための図であり、(A)は表示素子の様子を示す図であり、(B)は投影画像の様子を示す図である。 第2の実施形態のプロジェクタ装置の自動ポインタ表示処理の内容を説明するための図であり、(A)は表示素子の様子を示す図であり、(B)は投影画像の様子を示す図である。 従来のプロジェクタ装置において行われた台形補正処理の様子を示す図であり、(A)は従来のプロジェクタ装置の配置を示す図であり、(B)は表示素子上の表示画像を示す図であり、(C)はスクリーン上に投影された投影画像を示す図であり、(D)は台形補正処理を施した後の表示素子上の表示画像を示す図であり、(E)は(D)に示す表示画像をスクリーン上に投影された投影画像を示す図である。
符号の説明
10…プロジェクタ装置、11…本体ケーシング、12…投影レンズ、13a,13b,13c,13d…測距レンズ、14…Ir受信部、15…本体メインキー/インジケータ、15a…電源(power)キー、15b…ズーム(Zoom)キー、15c…フォーカス(Focus)キー、15d…「AFK」キー、15e…「Input」キー、15f…「Auto」キー、15p…電源/待機インジケータ、15q…温度インジケータ、16…スピーカ、17…カバー、18…入出力コネクタ部、19…Ir受信部、20…ACアダプタ接続部、21a,21b…固定脚部、22…調整脚部、23…リモコン、31…入出力インタフェース(I/F)、32…スケーラ部、33…表示コントローラ部、34…ビデオRAM、35…表示駆動部、36…表示素子、37…光源ランプ、38…レンズモータ(M)、39…コントローラ部39a…測距結果記憶部、40…画像記憶部、41…音声処理部、42…センサ制御部、43…キー/インジケータ部、SB…システムバス、51,52…フォトセンサアレイ、54,55…被写体像、56…スクリーン、61…横チャート画像、62〜64…白線、P1〜3…測定点、71…縦チャート画像、72〜74…白線、P4〜6…測定点、131,132…位相差センサ。

Claims (7)

  1. 投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置であって、
    前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力手段と、
    前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力手段により入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出手段と、
    前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする投影装置。
  2. 前記算出手段は、
    前記台形補正後の表示画像上にポインタを写像し、このポインタの位置による表示画像の分割度合に応じて前記投影画像を分割して生じた第1の交点を前記投影画像上のポインタ位置として算出する第1の位置算出手段と、
    前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力手段により入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出する第2の位置算出手段と、
    前記投影画像上の前記新たなポインタ位置により分割される前記投影画像の分割度合に応じて前記表示画像を分割して生じた第2の交点を前記表示画像上の新たなポインタ位置として算出する第3の位置算出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 第1の位置算出手段は、
    前記台形補正後の表示画像上の所定位置にポインタを写像し、このポインタ位置により前記表示画像が分割される第1の比率を算出する第1の算出手段と、
    この第1の比率に応じて前記投影画像を分割し、この分割により生じた第1の交点を前記投影画像上のポインタ位置として算出する第2の算出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の投影装置。
  4. 前記第3の位置算出手段は、
    前記投影画像上の前記新たなポインタ位置により前記投影画像が分割される第2の比率を算出する第4の算出手段と、
    この第2の比率に応じて前記表示画像を分割し、この分割により生じた第2の交点を前記表示画像上の新たなポインタ位置として算出する第5の算出手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の投影装置。
  5. 前記ポインタは、複数の異なる座標からなる外周形状を有し、
    前記投影画像上のポインタを中心にこの外周形状を展開し、複数の異なる座標での分割度合に応じて表示素子上の複数の座標を求めポインタを描画する描画手段を有することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  6. 投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置のポインタ表示処理方法であって、
    前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力ステップと、
    前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力ステップにより入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出ステップと、
    前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする投影装置のポインタ表示処理方法。
  7. 投影光軸に対してスクリーンがなす角度に応じて入力画像を台形補正した表示画像を表示素子に与えて表示するとともに、この表示画像上にポインタを表示し、このポインタが表示された表示画像を前記スクリーンに投影して投影画像を形成する投影装置に内蔵されたコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記ポインタの移動方向を示す方向ベクトルを入力する入力ステップと、
    前記台形補正後の前記投影画像上の前記ポインタ位置に、前記入力ステップにより入力された方向ベクトルを加えて前記投影画像上の新たなポインタ位置を算出し、この新たなポインタ位置に応じて前記表示画像上の新たなポインタ位置を算出する算出ステップと、
    前記表示画像上の前記新たなポインタ位置を前記表示素子に与えてポインタを表示するように制御する制御ステップと、
    をコンピュータが実行することを特徴とするプログラム。
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