JP2008014884A - 温度履歴表示材組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 顕色剤粒子と、発色剤を担持した担体を含む発色剤粒子とを有する組成物とすることで、管理温度以上に曝された際に、顕色剤と発色剤とが反応して発色反応が起こり、顕色剤と発色剤の接触は再度冷却しても保たれるので、発色反応は不可逆となり、所望の温度で不可逆に着色する温度履歴表示材組成物となる。
【選択図】 図1
Description
本発明に用いる顕色剤としては、固体酸または固体塩基を用いることができる。固体酸または固体塩基は、色素を発色でき、色素の発色を検知できる色彩を有するものであれば特に制限はなく、公知の固体酸または固体塩基を用いることができる。用いる色素を有効に発色できるものを適宜選択すればよい。固体酸または固体塩基は、例えば、1.単元系金属酸化物 2.複合系金属酸化物 3.金属硫酸塩、金属リン酸塩 4.固型化酸 5.天然鉱物、層状化合物 6.ヘテロポリ酸 7.合成ゼオライト 8.樹脂に大別される。
本発明で使用する発色剤としては、pHの変化に伴い発色する色素であればよい。例えば、クリスタルバイオレッド(以下、「CVL」ということもある)、メチルレッド(以下、「MR」ということもある)、フェノールフタレイン(以下、「PP」ということもある)、メチルバイオレッド、チモールブルー、ブロモフェノールブルー、メチルオレンジ、ブロモチモールブルー、フェノールレッド、チモールフタレイン、ニュートラルレッド、パラニトロフェノールなどである。これらの発色剤は、上記顕色剤との関係で、好ましい発色をするものを適宜選択すればよい。
上記発色剤は、担体に担持させて用いる。担体は、色素を担持させた場合に発色しない中性の担体が好ましい。中性担体としては、例えば、珪藻土を炭酸ナトリウムとともに焼成したセライト(登録商標)、α−アルミナ、ZnOなどが使用できる。
顕色剤粒子と発色剤粒子粒子との少なくとも一方を被覆する感温物質は、所望の管理温度近傍に融点を有するものを適宜用いることができる。例えば、ブチルフェノール(以下、「BP」ということもある)(融点:−7℃)、2−(トリフルオロメチル)フェネチルアルコール(以下、「TPA」ということもある)(融点:−3℃〜−2℃)、トリデカン酸メチル(以下、「MTD」ということもある)(融点:5.5℃)、ミリスチン酸エチル(以下、「EM」ということもある)(融点:10℃〜13℃)、パルミチン酸エチル(以下、「EP」ということもある)(融点:20℃〜25℃)、パルミチン酸メチル(以下、「MP」ということもある)(融点:25℃〜31℃)、ステアリン酸エチル(以下、「SAE」ということもある)(融点:33℃〜35℃)、ドコサン(融点:43℃〜46℃)、ビベンジル(以下、「BB」ということもある)(融点:50℃〜54℃)、3−ヘキサデシロキシ−1,2−プロパンジオール(以下、「HP」ということもある)(融点:64℃)、1,2−ジフェノキシエタン(以下、「DE」ということもある)(融点:95℃)などや、さらに高温度の融点を有するアルコール化合物、エステル化合物、フェノール化合物、脂肪族炭化水素、ケト化合物などが挙げられる。
担体への発色剤の担持は、例えば以下のようにして行う。発色剤を溶解した有機溶媒に担体粉末を入れ、攪拌して担体粉末を分散させる。次に、この懸濁液をロータリーエバポレータを用いて濃縮乾固し、発色剤粒子を得る。担体と発色剤との配合比は、質量比で100:0.05〜150、好ましくは100:0.5〜100であればよい。
感温物質をヘキサンなどの有機溶媒に溶解した溶液に、顕色剤粒子または上記発色剤粒子を入れて攪拌し、顕色剤粒子または上記発色剤粒子を分散させる。次に、この懸濁液をロータリーエバポレータを用いて濃縮乾固し、発色剤粒子を得る。担体と発色剤と感温物質との配合比あるいは、顕色剤粒子と感温物質との配合比は、固体酸、固体塩基、発色剤の種類により異なる。例えば、(担体+発色剤)と感温物質との配合比は、質量比で100:10〜1000、好ましくは100:20〜1000であればよい。また、顕色剤粒子と感温物質との配合比は、顕色剤粒子の質量に対して1〜20倍である。
コーティングした色素担持中性担体20mgとコーティングした顕色剤粒子20mgを混合し、この混合粉末を2等分したものをカバーガラス2枚で挟み込んでサンプルを2組作製した。この2組のサンプルの内一方は加熱せず放置し、その着色の度合いを見た。もう一方は融点測定装置(YANACO MICRO MELTING POINT APPARATUS MP−500D)を用いて加熱溶解させ発色させた。コーティング材がSAEの場合、40℃で1分間加熱を行った。
白色標準の硫酸バリウム白板でベースライン補正を行った。その後、上記で発色性および着色性の測定作製したサンプルをスライドガラス上に固定し、これを硫酸バリウム白板と測定部の間に挟み込み反射率の測定を行った。反射率は、用いた色素の吸収主波長の反射率を読み取った。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=4:6(質量比)の顕色剤粒子を作成した。SAE600mgをヘキサン5mlに溶解したものに、シリカゲル400mgを加え、1分間攪拌した。その後、ロータリーエバポレータにより20℃以下で濃縮乾固させた。発色剤粒子は、発色剤としてCVL(山田化学工業(株)製)を用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を用いた。セライトは酸点処理をしないものを用いた。CVL/セライト(質量比)=0.25(実施例1)、0.11(実施例2)とした。CVLを塩化メチレンに溶解したものに、セライトを加え、1分間攪拌した。その後、ロータリーエバポレータにより20℃以下で濃縮乾固させた。また、実施例1は、感温物質として、SAEを用い、SAE/(CVL+セライト)(質量比)=1.5(実施例1)となるように、被覆した。感温物質の被覆は、顕色剤実施例2は、SAEで被覆しないものを用いた。結果を表1に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=4:6(質量比)の顕色剤粒子を、実施例1と同様にして作成した。発色剤粒子は、発色剤としてCVL(山田化学工業(株)製)を用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を、あらかじめSAEでSAE:(セライト)(質量比)=10:1で被覆して、酸点処理を行ったものを用いた以外は、実施例1と同様にして作成した。CVL/担体(質量比)=1(実施例3)、0.25(実施例4、5)とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=1.5(実施例3)、0.25(実施例4、5)となるように、被覆した。着色性・発色性の結果を表1に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=4:6(質量比)の顕色剤粒子を実施例1と同様にして作成した。発色剤粒子は、発色剤としてCVL(山田化学工業(株)製)を用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を、あらかじめTEA中で1時間攪拌し、酸点処理を行ったものを用いた以外は実施例1と同様にして作成した。CVL/担体(質量比)=0.25(実施例6、7)、0.11(実施例8)、0.05(実施例9)、0.01(実施例10)とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=0.23(実施例6)、4(実施例7−10)となるように、被覆した。着色性・発色性の結果を表1に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=4:6(質量比)の顕色剤粒子を実施例1と同様にして作成した。発色剤粒子は、発色剤としてCVL(山田化学工業(株)製)を用い、担体として、酸化亜鉛を、あらかじめ水酸化カリウムで処理し、酸点処理を行ったものを用いた以外は、実施例1と同様にして作成した。CVL/担体(質量比)=0.05とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=4となるように、被覆した。着色性・発色性の結果を表1に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/シリカゲル(質量比)=0.2(実施例12)、1.5(実施例13)、4(実施例14)の顕色剤粒子を作成した。また、シリカゲル(粒経45〜75μm)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/シリカゲル(質量比)=0.2(実施例15)の顕色剤粒子を、実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、α−アルミナ(和光純薬工業(株)製)(粒経0.5μm:実施例16)、(粒経1μm:実施例17)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/α−アルミナ(質量比)=0.2(実施例16)、4(実施例17)の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、活性アルミナ(粒経約45μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/活性アルミナ(質量比)=0.43(実施例18)、1(実施例19)、4(実施例20)の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、ZrO2(和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/ZrO2(質量比)=1の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、ゼオライト(HS−USY、東ソー(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/ゼオライト(質量比)=4の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、合成ケイ酸マグネシウム(キョーワード700、粒経45μm以下、協和化学工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/合成ケイ酸マグネシウム(質量比)=4の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、合成ケイ酸マグネシウム(キョーワード500、粒経45μm以下、協和化学工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/合成ケイ酸マグネシウム(質量比)=4の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、酸性白土(和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/合成ケイ酸マグネシウム(質量比)=4の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、モンモリロナイト(Johnson Matthey Alfa Products(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、SAE/モンモリロナイト(質量比)=4の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、実施例8と同様のものを用いた。着色性・発色性の結果を表2に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、DE(シグマ−アルドリッチ社製)、HP(Wケミカル社製)、BB(和光純薬工業(株)製)、ドコサン(和光純薬工業(株)製)、SAE(和光純薬工業(株)製)、MP(和光純薬工業(株)製)、EP(和光純薬工業(株)製)、EM(和光純薬工業(株)製)、MTD(東京化成工業(株)製)を用いて、感温物質/シリカゲル(質量比)=4の顕色剤粒子を作成した。感温物質として、SAE、ドコサン、BBを用いる場合には、20℃以下、EP、MP、EM、MTDを用いる場合は、2℃以下で、濃縮乾固した以外は、実施例1と同様にした。発色剤粒子は、TEAのみで処理したセライトを担体として、担体重量の0.05倍のCVLを担持し、その上に、質量で4倍の上記感温物質で被覆して、実施例1と同様の製法で作成した。顕色剤粒子と発色剤粒子に用いた感温物質は同一のものを用いた。着色性・発色性の結果を表3に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=1:4(質量比)の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、発色剤としてCVLを用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を用いた。CVL/担体(質量比)=0.11とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=4となるように被覆して、実施例1と同様の製法により、発色剤粒子を得た。実施例36の可視領域における反射スペクトルを図6に示す。
顕色剤として、シリカゲル(ワコーシル25SIL、粒経15〜30μm、和光純薬工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=1:4(質量比)の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、発色剤としてメチルレッド(MR)(和光純薬工業(株)製)を用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を用いた。MR/担体(質量比)=0.11とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=4となるように、被覆して、実施例1と同様の製法により、発色剤粒子を得た。なお、溶媒は、塩化メチレン・メタノール混合溶媒(体積比1:1)を用いた。実施例37の可視領域における反射スペクトルを図7に示す。
顕色剤として、合成ケイ酸アルミニウム(キョーワード500、協和化学工業(株)製)を用い、感温物質として、SAE(和光純薬工業(株)製)を用いて、シリカゲル:SAE=1:4(質量比)の顕色剤粒子を実施例1と同様の製法で作成した。発色剤粒子は、発色剤としてフェノールフタレイン(PP)(和光純薬工業(株)製)を用い、担体として、セライト(登録商標、セライトコーポレーション製)を用いた。PP/担体(質量比)=0.11とした。また、感温物質として、SAEを用い、SAE/(担体)(質量比)=4となるように、被覆して、実施例1と同様の製法により、発色剤粒子を得た。なお、溶媒は、塩化メチレン・メタノール混合溶媒(体積比4:1)を用いた。実施例38の可視領域における反射スペクトルを図8に示す。
ハイドロタルサイトと置換基にヒドロキシル基を持つPPを用いて、水中で実験を行ったところ、良好に発色した。発色温度は0.2〜1.5℃(昇温速度0.3℃/分)だった。また、−20℃に温度を下げても発色状態は維持された。固体塩基も固体酸と同様一般的に水中では機能しない。しかし、ハイドロタルサイトは層状粘土鉱物で層間に炭酸イオンを保持しており、これがイオン交換することで発色したイオン状態のPPが配位したために良好に発色したと思われる。この実施例から、用いる固体酸または固体塩基を選択することで、水を感温物質として使えることがわかった。
感温物質としてTPA(シグマ−アルドリッチ社製)(融点−3〜−2℃)を用いた。TPAは液体窒素とアセトンを用い−20℃以下で凝固した。ビーカー底部に置いたカバーガラス上でTPAで被覆したCVL担持セライトとTPAで被覆したシリカゲルを混合させ、アイスバスの温度を−20℃から毎分約0.3℃上昇させた結果、−13℃で一部が発色、−1.5℃で解け始め、−0.5℃で全て解け完全に発色した。このことから、TPAも、感温物質として使えることがわかった。
感温物質としてBP(和光純薬工業(株)製)(融点−7℃)を用いた。BPはCVLを青く発色させるため、被覆していないCVL担持セライトとBPを粉体にしたものを混合することでサンプルを作成した。サンプル管にBPをとり、そこに液体窒素を加えて撹拌することでBP粉体を作成した。CVL担持セライトとBP粉体をビーカー底部に置いたカバーガラス上で混合し、アイスバスの温度を上昇させた結果、混合して約1分後バス温が−52℃で一部が発色した。作成したBP粉体は−52℃で溶解し始め徐々に粘性が下がっていった。このことから、BPも、感温物質として使えることがわかった。
Claims (3)
- 顕色剤粒子と、発色剤を担持した担体を含む発色剤粒子とを有する、温度履歴表示材組成物。
- 前記顕色剤粒子と発色剤粒子粒子との少なくとも一方は、その表面が特定温度に融点を持つ感温物質層で被覆されている、請求項1に記載の温度履歴表示材組成物。
- 環境温度が感温物質の融点を超えると、前記感温物質層が溶解し、顕色剤と発色剤とが反応し、不可逆的な変化を生じせしめることを特徴とする請求項1または2に記載の温度履歴表示材組成物。
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