JP2008012997A - クロスメンバの組付け方法、及び車体側部構造 - Google Patents

クロスメンバの組付け方法、及び車体側部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、補強部材の位置ズレを防止するとともに、溶接品質を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る車体側部構造におけるクロスメンバの組付け方法は、クロスメンバ20を構成する中央補強部材22を車体フロアに固定し、その中央補強部材22の左右両端部に端部補強部材25を固定し、さらに左右の端部補強部材25を左右のセンターピラー30に固定して、センターピラー30を車幅方向内側から支持する構成の車体におけるクロスメンバの組付け方法であって、中央補強部材22に対して端部補強部材25を固定する際、その端部補強部材25を中央補強部材22にボルト止めする工程と、ボルト止めされた端部補強部材25を中央補強部材22、及びセンターピラー30に溶接する工程とを有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車体のクロスメンバの組付け方法、及びそのクロスメンバを備える車体側部構造に関する。
クロスメンバの組付け方法に関する技術が特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された車両では、車体フロアを構成する板材が断面凸角形に折り曲げ成形されることで、車幅方向に延びるクロスメンバ本体が形成されている。そして、クロスメンバ本体の両端上面と左右のセンターピラーの内側面との隅部に、側面略三角形状の補強部材が溶接により固定されている。これにより、左右のセンターピラーの下端部とクロスメンバ本体とが連結され、側面衝突時にセンターピラーに加えられる衝突荷重が補強部材を介してクロスメンバ本体で受けられるようになる。
特開平6−16153号
一般的に前記補強部材を左右のセンターピラーの内側面とクロスメンバ本体の両端上面との隅部に溶接する場合、手作業で溶接する場合が多い。手作業での溶接の場合、補強部材が位置ズレをすることがある。また、補強部材とクロスメンバ本体との間に隙間が発生して、溶接品質が安定しない場合がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、補強部材の位置ズレを防止するとともに、溶接品質を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、クロスメンバを構成する中央補強部材を車体フロアに固定し、その中央補強部材の左右両端部に端部補強部材を固定し、さらに左右の端部補強部材を左右のセンターピラーに固定して、前記センターピラーを車幅方向内側から支持する構成の車体におけるクロスメンバの組付け方法であって、前記中央補強部材に対して前記端部補強部材を固定する際、その端部補強部材を前記中央補強部材にボルト止めする工程と、前記ボルト止めされた前記端部補強部材を前記中央補強部材、及び前記センターピラーに溶接する工程とを有することを特徴とする。
本発明によると、中央補強部材に端部補強部材を溶接する際、その端部補強部材を中央補強部材にボルト止めするため、端部補強部材の位置ズレを防止できる。また、ボルト止めにより、端部補強部材と中央補強部材との隙間寸法が小さい状態で溶接を実施でき、溶接品質が向上する。
請求項2の発明によると、中央補強部材を構成する板部の同一面上にボルト挿通部と被溶接部位とを形成し、同じく端部補強部材を構成する板部の同一面上にボルト挿通部と被溶接部位とを形成することを特徴とする。
このため、ボルト止めにより、中央補強部材の被溶接部位と端部補強部材の被溶接部位との隙間寸法を最小にできる。
請求項3の発明によると、中央補強部材を構成する板部の異なる面にボルト挿通部と被溶接部位とを形成し、同じく端部補強部材を構成する板部の異なる面にボルト挿通部と被溶接部位とを形成することを特徴とする。
請求項4の発明によると、端部補強部材を構成する板部に開口を形成し、その開口の周縁を被溶接部位とすることを特徴とする。
このため、端部補強部材の端部以外の部分で、その端部補強部材を中央補強部材に溶接できるようになる。
請求項5の車体側部構造は、請求項1〜請求項4のクロスメンバの組付け方法によって組付けられたクロスメンバを備えている。
本発明によると、端部補強部材を中央補強部材にボルト止めするため、端部補強部材の位置ズレを防止できる。また、端部補強部材と中央補強部材との隙間寸法が小さい状態で溶接を実施できるため、溶接品質が向上する。
[実施形態1]
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態1に係るクロスメンバの組付け方法、及び前記クロスメンバを備える車体側部構造について説明する。ここで、図1は本実施形態に係る車体側部構造を備える車体の全体平面図、及び部分拡大図であり、図2は図1のII-II矢視断面図、図3は車体側部構造を表す斜視図、図4はクロスメンバの分解斜視図、図5は図4の矢視断面図である。
なお、図中の前後左右及び上下は車両の前後左右及び上下に対応している。
<車体側部構造の概要について>
図1(B)に示すように、車体BDの床部における幅方向両側(左右端)には車体前後方向に延びる補強材のロッカ10が設けられている。そして、左右のロッカ10の間に車幅方向に延びるクロスメンバ20がサイドドアDrの後側に設置されている。さらに、左右のロッカ10上には、クロスメンバ20を車幅方向両側から挟む位置にセンターピラー30が立設されている。そして、左右のセンターピラー30の下端内側面30eに、図2に示すように、クロスメンバ20の車幅方向両端面20tが固定されている。これにより、左右のセンターピラー30はクロスメンバ20により車幅方向内側から支持されるようになる。
<クロスメンバ20の構造について>
クロスメンバ20は、図4、図5等に示すように、車体フロアFを補強する中央補強部材22と、その中央補強部材22と左右のセンターピラー30とを連結する左右の端部補強部材25とを備えている。ここで、図5(A)は、図4のVA-VA矢視断面図を表しており、図5(B)は、図4のVB-VB矢視断面図を表している。
中央補強部材22は、図4、図5(B)に示すように、ベース状補強部221と、箱形状補強部223と、内部補強部225とから構成されている。ベース状補強部221は、図4に示すように、前板部221fと上板部221uとにより横断面略逆L字形に成形されており、車体フロアF(図5(A)参照)のシート支持部前面Ffと上面Fuとの角部を覆った状態で、その車体フロアFに固定される。
箱形状補強部223は、図4に示すように、前板部223f、上板部223u、及び後板部223bにより横断面略逆U字形をした細幅の箱形に形成されている。箱形状補強部223は、ベース状補強部221の車幅方向両端部を除く位置で、図5(B)に示すように、前板部223fの下端縁がそのベース状補強部221の前板部221fの上部に固定される。また箱形状補強部223の後板部223bにおける下端フランジ223xがベース状補強部221の上板部221uに固定される。
内部補強部225は、箱形状補強部223の上部を内側から補強する部材であり、横断面略逆U字形に成形されてその箱形状補強部223の内側に嵌め込まれる。内部補強部225の上板部225u、及び箱形状補強部223の上板部223uには、図4に示すように、車幅方向両端部分にそれぞれ複数のボルト孔223h,225hが形成されている。そして、複数のボルト孔223h,225hが位置合わせされることで、箱形状補強部223と内部補強部225とが一定の位置関係に保持される。さらに、内部補強部225の内側には、図5(B)に示すように、上板部225uのボルト孔225hと重なる位置にナット225nが固定されている。
左右の端部補強部材25は、下側補強部252と、上側補強部253とから構成されている。下側補強部252は、中央補強部材22のベース状補強部221とセンターピラー30のインナピラー33(後記する)とを連結する部材である。下側補強部252は、前板部252f、上板部252u、及び後板部252bにより横断面略逆U字形に形成されており、前板部252f及び後板部252bが、図4に示すように、センターピラー30側で下方に拡開する変形扇形に形成されている。下側補強部252は、ベース状補強部221の車幅方向両端部の位置で、図5(A)に示すように、前板部252fの下端縁がそのベース状補強部221の前板部221fの上部に固定され、後板部252bの下端フランジ252xがベース状補強部221の上板部221uに固定される。
ここで、下側補強部252の前板部252fとベース状補強部221の前板部221fとには、図4に示すように、所定位置に位置合わせ用の複数のボルト孔221h,252hが形成されている。そして、複数のボルト孔221h,252hが重ねられることで、ベース状補強部221と下側補強部252とが一定の位置関係に保持される。さらに、ベース状補強部221の内側には、図5(A)に示すように、前板部221fのボルト孔221hと重なる位置にナット221nが固定されている。下側補強部252の前板部252fには、図2、図4に示すように、複数のボルト孔252hの並び方向にそのボルト孔252hと互い違いに溶接用の開口252zが形成されている。また、下側補強部252には、前板部252fと後板部252bとのセンターピラー30側の端部に溶接用のフランジ部252yが外側に折り曲げ成形されている。
端部補強部材25の上側補強部253は、中央補強部材22の箱形状補強部223とセンターピラー30のインナピラー33とを連結する部材である。上部補強部253は、前板部253f、上板部253u、及び後板部253bにより横断面略逆U字形に形成されており、前板部253f及び後板部253bが、図4に示すように、センターピラー30側で若干上方拡開するように形成されている。上側補強部253は、下側補強部252の上に被せられて固定されるように構成されている。
上側補強部253の長さ寸法は、下側補強部252の長さ寸法よりも一定寸法だけ大きく設定されている。このため、上側補強部253が下側補強部252に被せられた状態で、その上側補強部253の端部が一定寸法だけ車幅方向内側に突出する。そして、一定寸法だけ車幅方向内側に突出した上側補強部253の端部(内突端)が中央補強部材22の箱形状補強部223の端部に被せられる。上側補強部253の上板部253uの内突端には、所定位置に、図4に示すように、箱形状補強部223の上板部223uのボルト孔223hに重ねられる位置決め用のボルト孔253hが形成されている。また、上側補強部253の前板部253f、後板部253bの内突端には、溶接用の開口253zが形成されている。さらに、上側補強部253には、前板部253fと後板部253bとのセンターピラー30側の端部に溶接用のフランジ部253yが外側に折り曲げ成形されている。
即ち、上側補強部253の溶接用のフランジ部253y、及び下側補強部252の溶接用のフランジ部252yがクロスメンバ20の車幅方向両端面20tを構成している。
<クロスメンバ20の組付けについて>
先ず、リャフロアパネルが単品の段階でクロスメンバ20の中央補強部材22がそのリャフロアパネルに固定される。即ち、中央補強部材22のベース状補強部221が前記リャフロアパネルのシート支持部前面Ffと上面Fuとの角部を覆った状態でそのリャフロアパネルに溶接により固定される。また、中央補強部材22の箱形状補強部223に対して内部補強部225がボルト孔223h,225hを合わされた状態で嵌め込まれ、溶接により固定される。そして、箱形状補強部223がベース状補強部221に対して中央位置を合わせられた状態で、そのベース状補強部221に溶接される。これによって、前記リャフロアパネルに対する中央補強部材22の組付けが完了する。
次に、中央補強部材22が組付けられた前記リャフロアパネルが車体に取付けられた後、左右の端部補強部材25が中央補強部材22とセンターピラー30との間に固定される。
端部補強部材25の固定では、先ず、下部補強部252の前板部252fのボルト孔252hがベース状補強部221の前板部221fのボルト孔221hに合わせられ、その下部補強部252の前板部252fとベース状補強部221の前板部221fとがボルト止めされる。これにより、下部補強部252がベース状補強部221に対して定位置に位置決めされるとともに、被溶接部位である下部補強部252の前板部252fとベース状補強部221の前板部221fとの隙間寸法がほぼ零になる。この状態で、下部補強部252の前板部252fにおける溶接用の開口252z、及び後板部252bの下端フランジ252x等を利用して、下部補強部252がベース状補強部221に溶接により固定される。また、下部補強部252の溶接用のフランジ部252yがセンターピラー30のインナピラー33に溶接により固定される。
次に、上側補強部253が下部補強部252に被せられるとともに、その上側補強部253の内突端が中央補強部材22の箱形状補強部223の端部に被せられる。そして、上側補強部253と箱形状補強部223とがボルト孔253h,223hを利用してボルト止めされる。これにより、上側補強部253が箱形状補強部223に対して定位置に位置決めされるとともに、上側補強部253と箱形状補強部223との隙間寸法がほぼ零になる。この状態で、上側補強部253と下部補強部252、及び上側補強部253と箱形状補強部223とが溶接により固定される。また、上側補強部253の溶接用のフランジ部253yがセンターピラー30のインナピラー33に溶接により固定される。これにより、クロスメンバ20の組付けが終了するとともに、クロスメンバ20とセンターピラー30との連結も終了する。
<センターピラー30の構造について>
センターピラー30は、ロッカ10上でクロスメンバ20の両側に立設された支柱である。センターピラー30は、図3に示すように、インナピラー33とピラーリィンフォースメント35とが互いのフランジ部33f,35fで溶接されることにより、中空閉断面状に形成されている。
センターピラー30におけるインナピラー33の下端部内壁面には、前述のように、クロスメンバ20の端部補強部材25のフランジ部252y,253yが溶接により固定されている。
さらに、センターピラー30の外側は、図1(A)、図2に示すように、空間Spを介した状態でボディサイドパネル50によって覆われている。
インナピラー33の外壁面33w(センターピラー30の内壁面)には、図1〜図3に示すように、クロスメンバ20の延長線上の位置に補強材である第1バルク41が固定されている。また、ピラーリィンフォースメント35の外壁面35wには、クロスメンバ20、及び第1バルク41の延長線上の位置に同じく補強材の第2バルク42が固定されている。
第1バルク41、第2バルク42は、筒形容器状の補強材で、凹凸を有する波板材をその凹凸に沿って筒状に曲げ成形した筒部41t,42tと、筒部41t,42tの先端を塞ぐ平板部41s,42sと、筒部41t,42tの基端部に設けられたフランジ部41f,42fとから構成されている。このように、第1バルク41、第2バルク42は、凹凸を有する波板材をその凹凸に沿って筒状に曲げ成形した筒部41t,42tを備えているため、軸方向の剛性が高くなる。
第1バルク41は、図1(A)、図2に示すように、筒部41tの軸心方向が車幅方向と一致するように位置決めされた状態で、その第1バルク41のフランジ部41fがインナピラー33の外壁面33wに溶接される。さらに、第1バルク41の軸方向の長さ寸法は、第1バルク41がインナピラー33の外壁面33wに固定された状態で、先端の平板部41sがピラーリィンフォースメント35の内壁面に接触しないような値に設定されている。
第2バルク42は、筒部42tの軸心方向が車幅方向と一致するように位置決めされた状態で、その第2バルク42のフランジ部42fがピラーリィンフォースメント35の外壁面35wに溶接される。さらに、第2バルク42の軸方向の長さ寸法は、第2バルク42がピラーリィンフォースメント35の外壁面35wに固定された状態で、先端の平板部42sがボディサイドパネル50に接触しないような値に設定されている。
<本実施形態に係るクロスメンバの組付け方法の長所について>
上記したように、本実施形態に係るクロスメンバ20の組付け方法によると、中央補強部材22に端部補強部材25を溶接する際、その端部補強部材25を中央補強部材22にボルト止めするため、端部補強部材25の位置ズレを防止できる。また、ボルト止めにより、端部補強部材25と中央補強部材22との隙間寸法が小さい状態で溶接を実施でき、溶接品質が向上する。さらに、ボルト止めを行なうことにより、溶接長も短くすることが可能になる。
また、中央補強部材22を構成する前板部221fにボルト挿通部(ボルト孔221h)と被溶接部位とを設け、同じく端部補強部材25を構成する前板部252fにボルト挿通部(ボルト孔252h)と被溶接部位(溶接用の開口252z)とを設けている。このため、ボルト止めにより、中央補強部材22の被溶接部位(前板部221f)と端部補強部材25の被溶接部位(前板部252f)との隙間寸法を最小にでき、溶接品質が向上する。
また、溶接用の開口252zの周縁を被溶接部位とするため、端部補強部材25の端面以外の部分で、その端部補強部材25を中央補強部材22に溶接できるようになる。
<クロスメンバ20の組付け方法の変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、端部補強部材25を上側補強部253と下部補強部252とから構成する例を示したが、端部補強部材25を一個の部材から構成することも可能であるし、三個以上の部材から構成することも可能である。同様に、中央補強部材22をベース状補強部221と箱形状補強部223と内部補強部225とから構成する例を示したが、中央補強部材22を一個、あるいは二個の部材から構成することも可能であるし、四個以上の部材から構成することも可能である。
また、本実施形態では、ボルト孔の裏側にナットを固定し、そのナットを利用して中央補強部材22と端部補強部材25とをボルト止めする例を示したが、ボルト孔を雌ネジ孔にし、その雌ネジ孔を利用して中央補強部材22と端部補強部材25とをボルト止めすることも可能である。
本発明の実施形態1に係る車体側部構造を備える車体の部分拡大平面図(B図のA矢視拡大図)(A図)、及び車体の全体平面図(B図)である。 図1(A)のII-II矢視側面図である。 車体側部構造を表す斜視図である。 クロスメンバの分解斜視図である。 図4のVA-VA矢視断面図(A図)、及び図4のVB-VB矢視断面図(B図)である。
符号の説明
20 クロスメンバ
22 中央補強部材
221 ベース状補強部
221h ボルト孔(ボルト挿通部)
223 箱形状補強部
223h ボルト孔(ボルト挿通部)
225 内部補強部
225h ボルト孔(ボルト挿通部)
25 端部補強部材
252 下部補強部
252h ボルト孔(ボルト挿通部)
252z 溶接用の開口
253 上部補強部
253h ボルト孔(ボルト挿通部)
253z 溶接用の開口
30 センターピラー

Claims (5)

  1. クロスメンバを構成する中央補強部材を車体フロアに固定し、その中央補強部材の左右両端部に端部補強部材を固定し、さらに左右の端部補強部材を左右のセンターピラーに固定して、前記センターピラーを車幅方向内側から支持する構成の車体におけるクロスメンバの組付け方法であって、
    前記中央補強部材に対して前記端部補強部材を固定する際、その端部補強部材を前記中央補強部材にボルト止めする工程と、
    前記ボルト止めされた前記端部補強部材を前記中央補強部材、及び前記センターピラーに溶接する工程と、
    を有することを特徴とするクロスメンバの組付け方法。
  2. 請求項1に記載されたクロスメンバの組付け方法であって、
    中央補強部材を構成する板部の同一面上にボルト挿通部と被溶接部位とを形成し、同じく端部補強部材を構成する板部の同一面上にボルト挿通部と被溶接部位とを形成することを特徴とするクロスメンバの組付け方法。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載されたクロスメンバの組付け方法であって、
    中央補強部材を構成する板部の異なる面にボルト挿通部と被溶接部位とを形成し、同じく端部補強部材を構成する板部の異なる面にボルト挿通部と被溶接部位とを形成することを特徴とするクロスメンバの組付け方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載されたクロスメンバの組付け方法であって、
    端部補強部材を構成する板部に開口を形成し、その開口の周縁を被溶接部位とすることを特徴とするクロスメンバの組付け方法。
  5. 請求項1〜請求項4のクロスメンバの組付け方法によって組付けられたクロスメンバを備える車体側部構造。
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