JP2008012826A - インクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置及びインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置及びインクジェットプリンタ Download PDF

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    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16538Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate

Abstract

【課題】インクの飛散を防止すると共に、簡単な操作でインクを確実に払拭することができるヘッドクリーニング装置を提供する。
【解決手段】インクジェットヘッド3のノズル面4に付着したインク8を払拭するヘッドクリーニング装置において、ノズル面4に摺接してインクを掻き集める第1払拭部材1と、その払拭方向後流側に隣接して配置され、第1払拭部材1で掻き集められたインク8を拭き取る第2の払拭部材2と有し、第1払拭部材1はノズル面4に配列されたノズル列5とは非平行のインク払拭面6を有し、弾性変形によってインク払拭面6の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るノズル面4への当接角度が順次小さくなるようにノズル面4に摺接してインク8を払拭し、払拭終了端6bの集積させるものであり、第2払拭部材2はノズル側面7に摺接し、第1払拭部材によって集積されたインク8を拭き取るものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置及びインクジェットプリンタに係り、特に、インクの吐出により記録媒体に印字記録を行うインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置であって、第1のノズル払拭部材と第2の払拭部材を備えたインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置及びこれを備えたインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタ又はそのヘッドクリーニング装置に関する従来技術として、例えば特許文献1には、インクの垂れ落ちや飛散による装置内部や記録媒体の汚れを防止することを目的として開発された装置であって、ノズルからインクを吐出して記録媒体上に記録を行うインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドのノズル面を払拭するワイパ部材とを備えたインクジェット記録装置において、前記インクジェットヘッドのノズル面から所定距離を隔ててそのノズル面の払拭方向後端側の定められた準備位置へ前記ワイパ部材を位置させるワイパ準備手段と、そのワイパ準備手段により準備位置に位置させられた前記ワイパ部材を前記インクジェットヘッドの払拭方向後端付近の定められた接近位置へ位置させるワイパ接近手段と、そのワイパ接近手段により接近位置へ位置させられた前記ワイパ部材を前記インクジェットヘッドから離間させるワイパ離間手段とを備えたインクジェット記録装置が開示されている。
このインクジェットプリンタ記録装置は、払拭後端のインク堆積を払拭するものであるが、払拭動作が2回行われる必要があり、クリーニング時間が長くなるという欠点がある。また、払拭後端にてブレードが一様に弾性変形を開放するためインク飛散による不具合を回避することが困難であるという問題がある。
また、特許文献2には、記録ヘッドから拭き取った付着物を、周囲に飛散させることなくワイピングを行うインクジェットプリンタを提供することを目的として開発された装置であって、ヘッド底面に設けられた吐出口の列からインクを記録媒体に吐出して画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記ヘッド下方から突出し、前記吐出口の列に対してこの列方向に沿って傾けて保持されたブレードを有し、このブレードを前記吐出口列が設けられた面に接触させて拭き取るワイピング部材を設けたインクジェットプリンタが開示されている。
しかしながら、このプリンタは、払拭部材を斜めに配置することにより、払拭後端での挙動を緩やかにするものであるが、払拭端部に堆積するインクについては何ら配慮されていない。
更に、特許文献3には、顔料インクヘッド用のキャップや該キャップ内のインク吸収部材で固着堆積した顔料インクを、染料インクを用いて溶解させることにより、顔料インクが固着堆積した場合の回復動作を容易にし、かつ確実に除去することを目的として開発された装置であって、顔料インクを吐出する顔料インク吐出口と染料インクを吐出する染料インク吐出口とを備えたインクジェット記録装置のヘッド回復装置であって、前記顔料インク吐出口をキャッピングする顔料インクキャップと前記染料インク吐出口をキャッピングする染料インクキャップとを有し、所定の回復動作時には、前記染料インク吐出口から前記顔料インクキャップに予備吐出を行うヘッド回復装置が開示されている。
この装置は、顔料インクによる回復性能の劣化を防止するため、染料インクにより溶解、排出するものであるが、一般的にはブラックインクを顔料インク、他のカラーインクを染料インクとして構成する記録装置が多く、普通紙カラー印刷品質の向上のため、カラーインクでも顔料を使用する記録装置が増加しており、従来のように染料インクでの顔料インクの固着を防止することは困難である。
更にまた、特許文献4には、インクジェットプリンタにおいてそのインク印射ヘッドのヘッドノズル面に液滴付着したインク滴を、周辺に飛散させることなく払拭する簡便構造で効率的なインクジェットプリンタのヘッドワイピング装置を提供することを目的として開発された装置であって、所定の走査方向に沿って往復動するキャリッジに固定されるインク印射ヘッドのヘッドノズル表面側に液滴付着したインクを払拭除去するためのワイパーブレードを有するヘッドワイピング装置において、前記ワイパーブレードは、前記キャリッジの前記走査方向に直交する方向に沿って移動するベルト上に固定又は形成されるものからなり、かつ互いに適宜間隔を介してその移動方向に沿って並設される少なくとも複数枚のブレード群からなり、前記インクの払拭除去時において前記ブレード群のうち最前部のブレードを除く残りの少なくとも1つのブレードが前記インク印射ヘッドと接触する位置に配置されたインクジェットプリンタにおけるヘッドワイピング装置が開示されている。
特開2003−025596号公報 特開2002−127432号公報 特開2003−154681号公報 特開2002−283581号公報
ノズル表面のインクを払拭する部材は、通常、所定の当接圧又は当接力による食い込み量をあたえ、弾性変形して払拭することによりノズルのメニスカスを形成している。払拭終了時は弾性変形が開放されることによりインクの飛散が発生し易い構成になっている。
近年、インクジェット記録装置の汎用化に伴い、従来の染料インクのようなインクジェット専用紙での画質もさることながら、普通紙での高画質化が求められている。そのため、普通紙での滲みを防止するため、高粘度化された、顔料系のインクが採用されている。顔料系インクの場合、早期の像念、固着が発生し、インクジェット記録装置に備えた回復装置に残留し、回復性能の劣化が発生し易い。また、ノズル面を払拭する際に払拭部材の弾性により飛散するインクの質量が増加していることから、インク飛散の問題が悪化する傾向がある。そのため、ワイピングによりヘッド端部へ堆積し、払拭動作により飛散した顔料インクが粘土状に堆積し、維持機構動作の可動部が動作不良となるか、又はノズル面に付着して画像不良をおこす不具合が発生している。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、払拭動作によるインクの飛散を防止すると共に、簡単な操作又は短時間でインクを確実に払拭することができるインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置及びこのクリーニング装置を備えたインクジェットプリンタを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置は、インクジェットプリンタにおけるインクジェットヘッドのノズル面に付着したインクを払拭するヘッドクリーニング装置において、前記ノズル面に摺接してインクを掻き集める第1払拭部材と、前記第1払拭部材の払拭方向後流側に隣接して配置され、前記第1払拭部材で掻き集められたインクを拭き取る第2の払拭部材と、を有することを特徴とする。
この場合において、前記第1払拭部材は、前記ノズル面に配列されたノズル列とは非平行のインク払拭面を有する弾性ブレードであって、弾性変形によって前記インク払拭面の払拭開始端から払拭終了端に至る前記ノズル面への当接角度が順次小さくなるように摺接し、前記ノズル面に付着したインクを払拭して前記払拭終了端に集積させるものであり、前記第2払拭部材は、前記ノズル面に隣接するノズル側面に摺接する弾性ブレードであって、前記第1払拭部材によって集積されたインクを拭き取るものであることが好ましい。
更に、前記第1払拭部材の払拭開始端から払拭終了端に至るブレード厚が、前記払拭終了端に近づくほど順次薄くなっているものとすることができる。
更にまた、前記第1払拭部材の払拭開始端から払拭終了端に至るブレード高さが、前記払拭終了端に近づくほど順次高くなっているものとしてもよい。
更にまた、前記第1払拭部材と第2払拭部材は、スリット介して隣接するように一体に形成されているものとすることができる。
更にまた、前記第1払拭部材と第2払拭部材は、湾曲部を介して隣接するように一体に形成されているものとしてもよい。
更にまた、前記第1払拭部材と第2払拭部材とをそれぞれ2箇所以上備えているものであってもよい。
本発明に係るインクジェットプリンタは、インクジェットヘッドのノズル面に付着したインクを払拭するヘッドクリーニング装置を備えたインクジェットプリンタであって、前記ヘッドクリーニング装置は、上述したいずれか1つのヘッドクリーニング装置であることを特徴とする。
この場合において、前記インクジェットヘッドの前記第2払拭部材が摺接する側面に撥水膜が形成されていることが好ましい。
また、前記インクジェットヘッドのノズル面及び前記第2払拭部材が摺接する側面は撥水処理されており、前記ヘッドクリーニング装置の第1払拭部材及び第2払拭部材よりも撥水性が強いものとすることもできる。
更に、前記ヘッドクリーニング装置の第1払拭部材及び第2払拭部材を、それぞれ前記インクジェットヘッドのノズル面及び前記第2払拭部材が摺接する側面よりも親水性が強いものとすることもできる。
本発明によれば、一方向の払拭動作で、インクを飛散させることなく、ノズル面に付着したインクを効率よく払拭することができるので、クリーニング時間が短縮し、インクの堆積を回避することができる。
以下、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタ及びヘッドクリーニング装置について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図6及び図7は、それぞれ本発明に係るインクジェットプリンタの全体構成を示す斜視図及び断面図である。
図6及び図7において、このインクジェットプリンタは、プリンタ本体101の内部に印字機構部102を備えている。印字機構部102は、主走査方向に移動可能なキャリッジ113と、このキャリッジ113に搭載されて移動しながらインクを吐出するインクジェットヘッドとしての記録ヘッド114と、記録ヘッド114にインクを供給するインクカートリッジ115等で構成される。
印字機構部102のキャリッジ113は、図示省略した左右の側板に横架されたガイド部材である主ガイドロッド111と、従ガイドロッド112とで支持されており、主走査方向に摺動自在に保持されている。キャリッジ113には、記録ヘッド114が複数のインク吐出部(ノズル)を主走査方向と交叉する方向に配列して、且つインク滴吐出方向を下方に向けて装着されている。
キャリッジ113には記録ヘッド114に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ115が交換可能に装着されている。インクカートリッジ115は上方に大気と連通する大気口を備え、下方にはインクジェットヘッドにインクを供給する供給口を備えている。また、インクカートリッジ115は、内部にインクが充填された多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力によりインクジェットヘッドへ供給されるインクをわずかな負圧に維持している。
キャリッジ113は、その後方側(用紙搬送方向下流側)が主ガイドロッド111に摺動自在に装着され、前方側(用紙搬送方向上流側)が従ガイドロッド112に摺動自在に装着されている。キャリッジ113の駆動装置として主走査モータ117で回転駆動される駆動プーリ118と、駆動プーリ118に従動する従動プーリ119と、その間に張装置されるタイミングベルト120が設けられており、キャリッジ113は、タイミングベルト120に固定され、主走査モータ117を正逆回転させることにより、往復移動する。
プリンタ本体101の下方部には、前方側から多数枚の用紙103を積載可能な給紙トレイ104が抜差し自在に装着されている。給紙トレイ104にセットされた用紙103を記録ヘッド114の下方側に搬送する用紙搬送装置として、給紙トレイ104から用紙103を分離給装する給紙ローラ121と、フリクションパッド122と、用紙103を案内するガイド部材123と、用紙103を反転させて搬送する搬送ローラ124と、この搬送ローラ124の周面に押し付けられる搬送コロ125及び搬送ローラ124からの用紙103の送り出し角度を規定する先端コロ126が設けられている。搬送ローラ124は副走査モータ127によってギヤ列を介して回転駆動される。一方、開倒して用紙103を手差しで給紙するための手差しトレイ105が設けられている。
また、キャリッジ113の主走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ124から送り出された用紙103を記録ヘッド114の下方側で案内する用紙ガイド部材としての印写受け部材130が設けられている。印写受け部材130の用紙搬送方向下流側には、用紙103を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ131と拍車132が配置されており、さらに用紙103を排紙トレイ106に送り出す排紙ローラ139及び拍車134と、排紙経路を形成するガイド部材136とが設けられている。
このような構成のインクジェットプリンタにおいて、給紙トレイ104又は手差しトレイ105から給送された用紙103は、印字機構部102まで搬送され、ここで、画像信号に応じてキャリッジ113に搭載された記録ヘッド114を駆動することにより、例えば停止している用紙103にインクを吐出して1行分を記録し、用紙103を所定量スライドさせて順次次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙103の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、例えば記録動作を終了させて用紙103を排紙トレイ106に排紙する。
次に、図1〜3を用いて本発明に係るヘッドクリーニング装置の特徴部分についてさらに詳細に説明する。
図1は、本発明に係るヘッドクリーニング装置におけるインクジェットヘッドのノズル面と第1及び第2払拭部材との位置関係及びクリーニング動作を示す模式図であって、ノズル面を下方向から上方向に向かって見た図である。
図1において、このヘッドクリーニング装置は、第1払拭部材1と、この第1払拭部材1の払拭方向後流側に隣接して配置された第2払拭部材2とを有している。
第1払拭部材1は、インクジェットヘッド3のノズル面4に配列されたノズル列5とは非平行のインク払拭面6を有する弾性ブレードであって、弾性変形によって前記インク払拭面6の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至る前記ノズル面4への当接角度が順次小さくなるように摺接する。
具体的には、第1払拭部材1の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るブレード厚が、払拭終了端6bに近づくほど順次薄くなるように形成されている。ブレード厚を払拭終了端6bに近づくほど順次薄くしたことによって、同じ当接力であってもその撓み量が次第に大きくなってノズル面4に対する当接角度は順次小さくなる。
図2(a)は、第1払拭部材1の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るまでのブレード厚を順次薄くした場合の払拭開始端6a側と払拭終了端6b側におけるノズル面4に対するブレード当接角度を示す図である。図2(a)において、払拭開始端6aにおけるヘッド面4に対する当接角度θ1に比べて、払拭終了端6bにおけるヘッド面4に対する当接角度θ2は小さくなっている。即ち、上述したように、同じ当接力であってもその撓み量が払拭終了端6bに近づくにしたがって次第に大きくなってノズル面4に対する当接角度は順次小さくなっている。第1払拭部材1は、払拭終了端6bに近づくにしたがって次第に当接角度が小さくなるようにノズル面4に摺接し、これによって、ノズル面4に付着したインクを払拭して払拭終了端6bに集積させる。第1払拭部材のノズル面4への当接力は、例えば100〜200gfの範囲である。200gfよりも大きいとスティックスリップによる払拭不良となり易く、100gfよりも小さいと食い込み不足による払拭不良となり易い。また、このとき、払拭スピードは、例えば50mm/sec、具体的には、30〜80mm/secである。30mm/secよりも遅いとスリップによるインク滴残りとなり易く、80mm/secよりも速いとノズル孔への食い込み不足によるインク残り、引きずりが発生し易い。
第2払拭部材2は、ノズル面4に隣接するノズル側面7に摺接する弾性ブレードであって、前記第1払拭部材1によって払拭終了端6b側に集積されたインクをインクジェットヘッド3から拭き取る。
第1払拭部材1と第2払拭部材2は、例えばスリットを介して隣接するように一体に形成されている。図3は、第1払拭部材1と第2払拭部材2を示す模式図である。図3において、シート状の弾性体にスリット加工を施すことにより第1払拭部材1及び第2払拭部材2がスリット9を介して一体に形成されている。換言すれば、スリット加工により、図中上方を第2払拭部材2、下方を第1払拭部材1とし、払拭動作を分割する構成としている。また、図3において、第1払拭部材1のブレード高さは、払拭開始端6aから払拭終了端6bに向かって次第に高くなっている。即ち、払拭開始端6aの高さaに比べて払拭終了端6bの高さbが高くなっている(a<b)ので、撓み量(以下、便宜上食い込み量という)の浅い払拭開始端6a側におけるノズル面への当接姿勢角度θ1に比べて、食い込み量の深い払拭終了端6bにおける当接角度θ2が小さくなっている。このように、払拭終了端6b側へ進むにつれて徐々に食い込み量が増大することにより、当接角度は徐々に小さくなり、これによって、払拭されたインクが毛細管現象により、払拭終了端6bに集積する。
このような構成のヘッドクリーニング装置において、インクジェットヘッドのノズル面のクリーニングは、以下のように行われる。
即ち、クリーニング開始前は、第1払拭部材1及び第2払拭部材2は、ヘッド面4よりも、例えば下方に離れて位置している。従って、クリーニングを開始する際は、先ず、図1(1)の払拭開始位置において、第1払拭部材1をヘッド面4よりも所定幅だけ上方に上昇させ、インクジェットヘッド3を備えたキャリッジの移動又は第1払拭部材1の移動により、図1(b)〜(e)のように第1払拭部材1のインク払拭面6をノズル面4にその当接力が、例えば100〜200gfとなるように当接させ、これによって一定の食い込み量をあたえ、弾性変形した状態で摺接してヘッド面4に付着したインクを払拭する。この際、第1払拭部材1により払拭されたインクは、払拭終了端6b側へ移動、集積する。払拭終了端6bに集積したインクはヘインクジェットヘッド3の側面に残留する。このインクジェットヘッド3の側面に残留したインクは、第1払拭部材1の移動方向後流側に隣接して配置された第2払拭部材2によって一定の食い込み量をもって拭き取られる。
この際、第1払拭部材1がノズル面4に設けられたノズル列5に対して非平行なインク払拭面6を有することと、第1払拭部材1における払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るまでの厚みが除変減少されており、これによって払拭開始端6a側ではノズル面4への当接姿勢角度が大きく、払拭終了端6bに近づくに従って徐々に当接角度が小さくなることの相乗作用によって、掻き取られたインクに対して、毛細管現象による払拭終了端6bに向かう進出効果がより大きく発現される。
本実施形態によれば、第1払拭部材1の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るブレード幅(厚さ)が徐々に薄くなるように構成したので、第1払拭部材1のヘッド面4に対する当接角度が払拭終了端6b側ほど小さくなり、これによって、掻き取ったインクを払拭終了端6bへ集積させることができ、第2払拭部材2によって確実に拭き取ることができる。
また、本実施形態のインクジェットプリンタによれば、インクの堆積を効果的に防止することができるクリーニング装置を適用したことにより、長期間安定したプリント動作を行うことができる。
更に、本実施形態によれば、第1払拭部材1と第2払拭部材2をスリット加工により一体形成しているので、安価に払拭部材を構成することができる。
本実施形態において、インクジェットプリンタの第2払拭部材2が摺接するヘッド側面7に撥水膜を形成することが好ましい。これによって、ヘッド側面7における払拭性能が向上し、インクの堆積を防止することができる。なお、この場合、ヘッド側面7に摺接する第2払拭部材2の端部を、インクジェットヘッドのノズル面4からインク吐出方向に突出したものとすることができる。
本実施形態において、インクジェットプリンタのインクジェットノズル面4および第2払拭部材2が摺接するヘッド側面7を、第1払拭部材1及び第2払拭部材2よりも撥水性が強いものとすることが好ましい。これによって、相対的に払拭部材の親水性が強くなり、インク払拭性能がより向上する。
本実施形態において、撥水膜を形成する方法は、特に限定されるものではないが、例えば、真空下で撥水剤を蒸着させる方法、又は撥水剤を適当な溶媒に溶解させて塗布する方法等が挙げられる。
真空下で撥水剤を蒸着させる方法は、例えば、真空排気ポンプにて真空槽内を所定の真空度まで排気したのち、撥水性材料を約400℃で気化させて真空槽に導入し、真空雰囲気を調整するとともに、高周波電源から放電電極に電力を供給してRFグロー放電を起こさせ、プラズマ雰囲気下に液体吐出ヘッドのオリフィス面を表面処理して、オリフィス面上に前記撥水膜を形成するものである。尚、材料および、真空槽内の真空度によっては、常温〜200℃程度の低温での撥水膜を形成することも可能である。
一方、撥水剤を溶媒に溶解させて塗布する方法としては、例えば、撥水性材料を有機溶剤に溶解させ、ワイヤーバーやドクターブレードなどの治具でコーティングするか、スピンコーターによって回転塗布するか、スプレーによって塗布するか、又は塗工液を満たした容器に浸漬塗工(ディッピング)する方法がある。
撥水性材料としては、フッ素原子を有する有機化合物、特にフルオロアルキル基を有する有機物、有機ケイ素化合物等が使用される。
フッ素原子を有する有機化合物としては、フルオロアルキルシラン、フルオロアルキル基を有するアルカン、カンボン酸、アルコール、アミン等が好適に使用される。フルオロアルキルシランとしては、例えばヘプタデカフルオロ−1、1、2、2−テトラハイドロデシルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロ−1、1、2、2−テトラハイドロトリクロオシラン;フルオロアルキル基を有するアルカンとしては、オクタフルオロシクロブタン、パーフルオロメチルシクロヘキサン、パーフルオロ−n−ヘキサン、パーフルオロ−n−ヘプタン、テトラデカフルオロ−2−メチルペンタン、パーフルオロドデカン、パーフルオロオイコサン;フルオロオアルキル基を有するカルボン酸としては、パーフルオロデカン酸、パーフルオロオクタン酸;フルオロアルキル基を有するアルコールとしては、3、3、4、4、5、5、5−ヘプタフルオロ−2−ペンタノール;フルオロアルキル基を有するアミンとしては、ヘプタデカフルオロ−1、1、2、2−テトラハイドロデシルアミン等が挙げられる。ジメチルシロキサン骨格を有する有機ケイ素化合物としては、α,w−ビス(3−アミノプロピル)ポリジメチルシロキサン、α,w−ビス(3−グリシドキシプロピル)ポリジメチルシロキサン、α,w−ビス(ビニル)ポリジメチルシロキサン等が挙げられる。
また、別の撥水性材料として、シリコン原子を有する有機化合物、特にアルキルシロキサン基を有する有機化合物を使用することができる。
アルキルシロキサン基を有する有機化合物としては、含アルキルシロキサンエポキシ樹脂組成物を構成する分子中にアルキルシロキサン基及び環状脂肪族エポキシ基を2個以上有する含アルキルシロキサンエポキシ樹脂として、例えば、下記の一般式(a)及び(b)で表される構造単位を含む高分子化合物(A)が挙げられる。
Figure 2008012826
上記のような構造を有する化合物は他の撥水性化合物と併用する際にバインダーとしての機能をも果たす。即ち、撥インク性の組成物の塗布適性を高め、溶剤蒸発後の乾燥性を高める乾燥塗膜としての作業性を向上させる機能を与える。
撥水膜の膜厚は、5μm以下が好ましく、より好ましくは2μm以下である。膜厚が5μmを超える場合、塗膜の乾燥が遅くなり生産性が悪くなるか、又は機械的耐久性が損なわれることがあり、ワイピングしたときに剥がれが生じる虞もある。
本実施形態において、ヘッドクリーニング装置の第1払拭部材1のヘッド面4に対する当接角を払拭開始端6aから払拭終了端6bに近づくほど小さくするために、ブレード厚を順次薄くしたが、ブレード高さを順次高くすることにより、その撓み幅を順次大きくし、これによって当接角度を順次小さくすることもできる。図2(b)は、第1払拭部材1の払拭開始端6aから払拭終了端6bに至るブレード高さを順次高くした場合の払拭開始端6aと払拭終了端6bにおけるヘッド面4への当接角度を示す模式図である。図2(b)において、ブレードの高さが相対的に高い払拭終了端6bにおけるヘッド面4に対する当接角度θ2の方が、ブレードの高さが相対的に低い払拭開始端6aにおける当接角度θ1よりも小さくなっている。このようにすることによっても、掻き取ったインクを払拭終了端6b側に集積する効果が大きくなる。なお、ブレード厚及びブレード高さの両方を上述のように順次変化させて第1払拭部材1のヘッド面4に対する当接角度を順次小さくなるように変化させることもできる。
本実施形態において、第1払拭部材1と第2払拭部材2とを湾曲部を介して隣接するように一体に形成することもできる。
図4は、シート状の弾性体を屈曲することにより第1払拭部材1、第2払拭部材2を一体形成したものである。図4において、第2払拭部材2の屈曲稜線長さbが第1払拭部材1のノズル払拭面側長さaより長くなっている。このように構成して払拭作用を分割することによって、第1払拭部材1で掻き集めたヘッド面4上のインクを第2払拭部材2によって効果的に拭き取ることができる。2つの払拭部材を屈曲により一体形成することにより、安価に払拭部材を構成することができる。
図5は、本実施形態におけるヘッドクリーニング装置の変形例を示す図である。
図5において、このヘッドクリーニング装置は、インクジェトヘッド3の長手方向中央から、一端に向かってインクを集積する第1払拭部材1aと、他端に向かってインクを集積する第1払拭部材1bを設け、この第1払拭部材1a及び1bに対応する第2払拭部材2aおよび2bを設けたものである。
この変形例によれば、ノズル面を払拭する第1の払拭部材と、側面を払拭する第2の払拭部材とを各々2個設け、第1払拭部材1aでノズル面の一端側を払拭し、他の第1払拭部材1bでノズル面の他端側を払拭すると共に、第2払拭部材2aで前記一端側の側面を払拭し、他の第2払拭部材2bで前記他端側の側面を払拭することができるので、長尺ヘッド面であってもインクの集積効率が向上し、確実にヘッド面をクリーニングしてインクの堆積を有効に防止することができる。
ヘッドクリーニング装置における払拭部材とヘッド面との関係及び払拭方法を示す模式図である。 第1払拭部材のヘッド面に対する当接角度を示す図である。 一体形成した第1払拭部材と第2払拭部材の一例を示す説明図である。 一体形成した第1払拭部材と第2払拭部材の変形例を示す説明図である。 ヘッドクリーニング装置の変形例を示す図である。 本発明に係るインクジェットプリンタの全体構成を示す斜視図である。 本発明に係るインクジェットプリンタの全体構成を示す断面図である。
符号の説明
1 第1払拭部材
2 第2払拭部材
3 インクジェットヘッド
4 ノズル面
5 ノズル列
6 インク払拭面
6a 払拭開始端
6b 払拭終了端
7 ノズル側面
8 インク
9 スリット
101 プリンタ本体
102 印字機構部
103 用紙
104 給紙トレイ
105 手差しトレイ
106 排紙トレイ
111 主ガイドロッド
112 従ガイドロッド
113 キャリッジ
114 記録ヘッド
115 インクカートリッジ
117 主走査モータ
118 駆動プーリ
119 従動プーリ
120 タイミングベルト
121 給紙ローラ
122 フリクションパッド
123 ガイド部材
124 搬送ローラ
125 搬送コロ
126 先端コロ
127 副走査モータ
130 印写受け部材
131 搬送コロ
132 拍車
134 拍車
136 ガイド部材
139 排紙ローラ

Claims (11)

  1. インクジェットプリンタにおけるインクジェットヘッドのノズル面に付着したインクを払拭するヘッドクリーニング装置において、
    前記ノズル面に摺接してインクを掻き集める第1払拭部材と、
    前記第1払拭部材の払拭方向後流側に隣接して配置され、前記第1払拭部材で掻き集められたインクを拭き取る第2の払拭部材と、を有する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材は、前記ノズル面に配列されたノズル列とは非平行のインク払拭面を有する弾性ブレードであって、弾性変形によって前記インク払拭面の払拭開始端から払拭終了端に至る前記ノズル面への当接角度が順次小さくなるように摺接し、前記ノズル面に付着したインクを払拭して前記払拭終了端に集積させるものであり、
    前記第2払拭部材は、前記ノズル面に隣接するノズル側面に摺接する弾性ブレードであって、前記第1払拭部材によって集積されたインクを拭き取るものである
    ことを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  3. 請求項1又は2に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材の払拭開始端から払拭終了端に至るブレード厚は、前記払拭終了端に近づくほど順次薄くなっている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材の払拭開始端から払拭終了端に至るブレード高さは、前記払拭終了端に近づくほど順次高くなっている
    ことを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材と第2払拭部材は、スリットを介して隣接するように一体に形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材と第2払拭部材は、湾曲部を介して隣接するように一体に形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘッドクリーニング装置において、
    前記第1払拭部材と第2払拭部材とをそれぞれ2箇所以上備えていることを特徴とするインクジェットプリンタのヘッドクリーニング装置。
  8. インクジェットヘッドのノズル面に付着したインクを払拭するヘッドクリーニング装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
    前記ヘッドクリーニング装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のヘッドクリーニング装置であることを特徴とするインクジェットプリンタ。

  9. 請求項8に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドの前記第2払拭部材が摺接する側面に撥水膜が形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  10. 請求項8に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記インクジェットヘッドのノズル面及び前記第2払拭部材が摺接する側面は撥水処理されており、前記ヘッドクリーニング装置の第1払拭部材及び第2払拭部材よりも撥水性が強いことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  11. 請求項8に記載のインクジェットプリンタにおいて、
    前記ヘッドクリーニング装置の第1払拭部材及び第2払拭部材は、それぞれ前記インクジェットヘッドのノズル面及び前記第2払拭部材が摺接する側面よりも親水性が強いことを特徴とするインクジェットプリンタ。

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