JP2008011278A - 水晶片の製造方法、水晶片、水晶振動子及び電子部品 - Google Patents

水晶片の製造方法、水晶片、水晶振動子及び電子部品 Download PDF

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Abstract

【課題】その側面を垂直に形成して、CI劣化及び温度特性不良を抑えることができる水晶片の製造方法を提供すること。
【解決手段】その板面に水晶片の外形に沿って基板が露出する外形用開口領域を備えたエッチングマスクを用いて、基板をエッチングして水晶片の外形を形成し、一面からエッチングするときには異方性により水晶片における互いに対向する両側面のうちの一方の側面に向かう横方向のエッチング速度が他方の側面に向かう横方向のエッチング速度よりも大きく、他面からエッチングするときには前記他方の側面に向かうエッチング速度が大きい水晶片を形成するにあたり、水晶片の前記一方の側面に対応する外形用開口領域については一面側のみに、水晶片の前記他方の側面に対応する外形用開口領域については前記他面側のみに水晶片の両面にエッチングマスクを形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は水晶片の製造方法、水晶片、当該水晶片を含んだ水晶振動子及び電子部品に関し、特に水晶片の側面をその表面及び裏面に対して垂直に形成して、CI劣化及び温度特性不良が抑えられた水晶片を得る技術に関する。
水晶振動子は例えば、水晶片(水晶ブランク)と、その水晶片の表面及び裏面に各々設けられた対となる励振用の電極(励振電極)とを有する素子であり、前記励振電極に電圧を印加すると、水晶の圧電逆効果によって結晶振動が励起される特性を利用し、周波数や時間の基準源として発振器等の電子部品に広く用いられている。
従来の水晶振動子の製造工程としては、先ず例えば水晶により構成されるウエハから所定の形状例えば短冊形(長方形)の多数の水晶片が切り離され、切り離された各水晶片は所望の周波数特性を得るためにエッチングされてその厚さが調整される。前記エッチング後、水晶片は洗浄処理を受け、続いてその表面及び裏面に前記励振電極が形成され、また例えばその表面から側面を介して裏面に跨るように、各励振電極に電気的に接続される一対の引き出し電極が形成される。このように各電極が形成され、水晶振動子として構成された水晶片は、例えばパッケージによって封止されて、前記引き出し電極が当該パッケージに設けられた電極と電気的に接続され、製品として出荷される。
しかし近年、水晶片の小型化が進み、水晶片の大きさに合せて前記エッチング処理を行うためのパレット及び洗浄処理を行うための前記パレットを成型することが困難になり、その結果として既述のエッチング処理及び洗浄処理を水晶片の面内で均一に行うことが難しくなっている。
このような理由により、先ずウエハWの水晶片の形成領域が所定の厚さとなるようにエッチングにより成形した後、水晶片とウエハとを接続する接続部が残るように水晶片の形成領域の周に沿ってエッチングを行い、ウエハの表裏を貫通する溝(貫通孔)を形成して水晶片の外形を形成する。続いて水晶片が前記接続部によりウエハに固定された状態で洗浄を行った後、前記溝(貫通孔)を利用して既述のような水晶片の表裏に跨る電極を形成し、然る後、ウエハから水晶片を切り離すことが検討されている。
上記のように水晶片の外形を形成する際のウエハWについて図9を用いて説明する。このウエハWはATカットされた水晶により構成されており、その水晶層11の表面及び裏面には当該水晶層11をエッチングするためのマスクとなる金属膜12が夫々成膜されている。各金属膜12には例えば長方形の水晶片を切り出すために水晶片の形成領域に沿って、水晶層11が露出するように四角枠状のマスクパターン12aが開口している。なお各金属膜12の上部にはマスクパターン12aを形成するために成膜されたレジスト膜13が設けられている。図中マスクパターン12aは1つしか示していないが、実際には鎖線で囲まれる領域であるデバイス形成エリア14全体に例えば間隔をおいて多数形成されている。また図中X及びZ’の各矢印は水晶の結晶軸を示しており、マスクパターン12aはこれらの結晶軸に沿って形成されている。
ところでウエハWを構成する水晶としては水晶振動子が常温付近で使用されるにあたり、良好な周波数安定性が得られるなどの利点があることから主に既述のATカットされた水晶が用いられる。しかしATカットされた水晶は異方性を有しており、エッチングを行い水晶片の外形を形成する際にこの異方性により次のような問題が起こる。
図10は、ATカットされた水晶からなるウエハWが例えばフッ酸を含む溶液に浸漬され、図10中鎖線の矢印で示す縦断面がパターン12aに沿ってエッチングされる様子を示したものである。Z’軸について図中表側から見たウエハWの右側を+Z方向、左側を-Z方向と夫々呼ぶことにすると、図10(a)〜(c)に示すようにウエハWの表面側から裏面側に向かって進むエッチングにおいては-Z方向のエッチング速度が、+Z方向のエッチング速度に比べて遅く、従って+Z方向から-Z方向に向けて斜めにエッチングされる。またウエハWの裏面側から表面側に向かって進むエッチングにおいては+Z方向のエッチング速度が、-Z方向のエッチング速度に比べて遅く、従って-Z方向から+Z方向に向けて斜めにエッチングされる。その結果としてエッチング終了後、図10(d)に示すように水晶片のX方向に伸びる側面には突起15が残ってしまう。
図11(a)〜(c)にはエッチング時のマスクパターン12aにおける水晶層11を拡大して示している。上記のようにエッチングが進むのは、これらの図に示すように水晶層11の結晶の配列方向が斜めに向かっており、この結晶の配列方向に従ってエッチングが進行するためである。
周波数が高く小型の水晶片の側面は、その表面及び裏面に対して垂直に形成されることが好ましく、上述のようにその側面に突起15が形成されると、その水晶片のCI(クリスタルインピーダンス)劣化及び温度特性不良が生じるおそれがある。また、既述のようにエッチングを行い水晶片の外形を形成した後、例えばスパッタなどにより水晶片13に金属膜を形成して既述の引き出し電極を形成する場合、突起15により水晶片側面の表面積が予定した面積よりも大きくなるため、当該側面において形成される金属膜の厚さが予定した厚さよりも小さくなり、従って当該金属膜の電気抵抗が予定した値よりも高くなる。その結果として水晶振動子のCI値(等価抵抗値)が高くなり(劣化し)、振動損失が大きくなるおそれがある。
なお特許文献1及び特許文献2には水晶の異方性の影響が抑えられ、水晶表面が滑らかになるようにエッチングを行う技術について記載されているが、上述のように水晶片の側面については着目されておらず、記載されている発明は上述の問題を解決できるものではない。
特開平8−242134(段落0017、段落0020) 特開2005−64582(段落0033、段落0034)
本発明の課題は、異方性を有する水晶により構成される基板をエッチングして水晶片の外形を形成するにあたり、水晶片の表面及び裏面に対してその側面を垂直に形成して、CI劣化及び温度特性不良を抑えることができる水晶片の製造方法を提供することであり、さらにそのような水晶片、その水晶片を含んだ水晶振動子及びその水晶振動子を含んだ電子部品を提供することである。
本発明の水晶片の製造方法は、その板面に水晶片の外形に沿って基板が露出する外形用開口領域を備えたエッチングマスクを用いて、基板をエッチング液によりエッチングし、これにより水晶片の外形を形成し、一面からエッチングするときには水晶の異方性により水晶片における互いに対向する両側面のうちの一方の側面に向かう横方向のエッチング速度が他方の側面に向かう横方向のエッチング速度よりも大きく、他面からエッチングするときには前記他方の側面に向かうエッチング速度が大きい水晶片の製造方法において、
水晶片の前記一方の側面に対応する外形用開口領域については、前記一面側のみに形成するように、また水晶片の前記他方の側面に対応する外形用開口領域については前記他面側のみに形成するように水晶片の両面にエッチングマスクを形成する工程と、
水晶片をエッチング液に浸漬し、水晶片の前記一方の側面を前記一面側からのエッチングにより、また水晶片の前記他方の側面を前記他面側からのエッチングにより形成する工程と、
エッチングマスクを除去する工程と、
を含むことを特徴とする。
この水晶片の製造方法は、例えば前記エッチングマスク除去後に基板の一部を切削し、水晶片を基板から分離する工程をさらに含み、また例えば水晶片は長方形であり、前記一面側及び/又は他面側の外形用形成領域はコ字型に形成される。前記基板は例えばATカットされた水晶により構成されている。
なお本発明の水晶片は、上述の方法で製造されることを特徴とし、本発明の水晶振動子は前記水晶片を含むことを特徴とする。また本発明の電子部品は、前記水晶振動子を含むことを特徴とする。
本発明の水晶片の製造方法によれば、水晶片の側面が、その表面及び裏面に対して高い垂直性を有するように形成され、当該側面に突起が形成されることが抑えられる。その結果として、この水晶片及び当該水晶片を用いて製造される水晶振動子のCI劣化及び温度特性不良が抑えられる。
続いて本発明の一実施の形態を示す。この実施の形態においてはATカットされた水晶により構成される基板であるウエハWから、図1に示す水晶振動子2を製造する手順について説明する。図1(a)、(b)は夫々水晶振動子2の表面、裏面を示しており、当該水晶振動子の表面、裏面は夫々同様のレイアウトとなるように構成されている。図中21は長方形(短冊形)に形成された水晶片であり、図中22,23は水晶振動子2の表面の中央、裏面の中央に夫々設けられた一対の励振電極である。図中24,25は引き出し電極であり、水晶片21の表面及び裏面において励振電極22,23と夫々一体的に形成されている。引き出し電極24(25)は励振電極22(23)から夫々当該水晶片21の外方に展伸され、水晶片21の側面を介して水晶片22の裏面(表面)に跨るように形成されている。
図2はウエハWの表面を示している。図中点線で囲まれる領域は水晶振動子2が形成される領域101〜104を示しており、各領域はウエハWの結晶軸であるX軸及びZ’軸に並行する線分により囲まれる四角形の領域として設定される。なお従来技術の説明と同様にこの図2以降の図中の説明で、Z’軸についてウエハWを表側から見た右側を+Z方向、左側を-Z方向と夫々呼ぶ。また実際は水晶振動子2が形成される領域は101〜104の4つだけではなく、図中鎖線で囲まれるデバイス形成領域27全体に亘り各々間隔をおいて設定されており、後述する各処理はこのデバイス形成領域27全体に対して行われる。
続いて前記ウエハWから水晶振動子2が形成される工程について図3〜図5を用いて順次説明する。図3は、前記ウエハWに各処理が行われることにより図2中矢印A−A’で示される、水晶振動子形成領域101,102の縦断面が変化する様子を示している。先ず図3(a)、(b)に示すようにウエハWの水晶層20の表面、裏面にはスパッタによりCr(クロム)及びAu(金)からなる金属膜31,32が夫々成膜され、続いて図3(c)に示すように金属膜31,32上には夫々レジスト膜33,34が成膜される。
ウエハWは、領域101〜104の形状に応じたパターンマスクを用いて露光された後に現像され、各水晶振動子2の形成領域101〜104におけるレジスト膜33が除去される。続いて除去されずに残ったレジスト膜33をマスクとして各領域101〜104における金属膜31がエッチングされて除去される(図3(d))。然る後、水晶層20から形成される水晶片21が所望の周波数特性を備えるように、金属膜31をマスクとして領域101〜104の水晶層20がエッチングされ、当該水晶層20の厚さが調整される(図3(e))。前記エッチング後、例えばウエハWの表面側のレジスト膜33、裏面側の金属膜32及び裏面側のレジスト膜34が剥離され、図示しないプローブを用いて水晶層20に対してその周波数特性の確認が行われる(図3(f))。
以降の工程については水晶振動子形成領域101について図を参照しながら説明する。図4(a)に示すように前記確認を終えたウエハWの表面、裏面には例えばスパッタにより、水晶片21の外形を形成するために行うエッチングのマスクとなるCr及びAuからなる金属膜41、金属膜42が夫々成膜され、続いて金属膜41,42上にレジスト膜43,44が夫々成膜される。しかる後、これらのレジスト膜43,44が露光、現像され、各レジスト膜43,44に所定のレジストパターンが形成され、このレジストパターンに沿って金属膜41,42がエッチングされて、金属膜41,42に水晶層20が露出するように、外形用開口領域をなすマスクパターン45、46が夫々形成される(図4(b))。
図6(a)、(b)は、既述のようにマスクパターン45,46が形成されたウエハWの表面、裏面を夫々示したものである。この図に示すようにウエハWの表面のマスクパターン45は、水晶振動子形成領域101〜104において、各領域の縁部に沿い、且つ形成しようとする水晶片21の外周に沿ってコ字型に形成されており、そのコ字型の縦板部はウエハWを表面側からエッチングする際に遅くエッチングが進行する+Z方向側に形成されている。またウエハWの裏面のマスクパターン46は領域101〜104において、各領域の縁部に沿い、且つ形成しようとする水晶片21の外周に沿ってコ字型に形成されており、そのコ字型の縦板部はウエハWを裏面側からエッチングする際に遅くエッチングが進行する、-Z方向側に形成されている。
図7は、マスクパターン45、46の夫々の位置関係を示している。この図から分かるように、この水晶振動子形成領域101の周縁の一部にはパターン45,46のいずれも掛けられていない。これは後述のようにパターン45,46に沿ってエッチングを行い水晶片21の外形を形成した後、この領域101の周縁の一部がエッチングされずに水晶片21とウエハWとを接続する接続部として残り、この接続部により当該水晶片21がウエハWから切り離されず、その位置が固定されるようにするためである。
図4(b)に戻って、既述のようにマスクパターン45,46が形成された後、例えばウエハWは、エッチング液であるフッ酸を含む溶液に浸漬されてマスクパターン45,46に沿って水晶層20がエッチングされ、溝部51、52が夫々形成される。図4(c)、(d)に示すように溝部51のX軸方向に伸びる部分において+Z方向は、-Z方向よりも速くエッチングが進行する。
また溝部52のX軸方向に伸びる部分において-Z方向は+Z方向よりも速くエッチングが進行する。このようにエッチングが進行することにより溝部51,52の領域101の内方に向かう側の側壁、つまり水晶片21の側面となる領域は、高い垂直性を持つように形成される。
エッチングが進行する途中、溝部51,52は互いに接続され、一本の溝部53となり、溝部53を介して金属膜41,42が露出し、水晶片21の外形が形成されると、エッチングが終了する(図4(e))。
水晶片21の外形が形成された後の各工程について図5を参照しながら説明する。図5では、図示の便宜上図4では省略した溝部53の開口部を省略せずに示している。先ず図5(a)に示すように水晶層20の表面及び裏面からレジスト膜43,44及び金属膜31,41,46が除去され、しかる後、各水晶片21に電極を形成するためにウエハWの表面及び裏面は洗浄処理される。洗浄処理後、例えばスパッタにより水晶層20の表面、裏面に、図1で示した励振電極22,23及び引き出し電極24,25を構成する金属膜61,62が夫々形成される(図5(b))。この金属膜61,62は溝部53を介して、水晶片21の側面にも跨るように形成される。
続いて前記各金属膜61,62上に夫々レジスト膜63,64が形成され、このレジスト膜63,64は露光、現像されることにより水晶片21の励振電極22,23及び引き出し電極24,25の形状に夫々対応するように成形される(図5(c))。そしてこれらの成形されたレジスト膜63,64をマスクとして金属膜61,62をエッチングし、励振電極22,23及び引き出し電極24,25が形成され(図5(d))、これらの各電極形成後にレジスト膜63,64が除去される。
レジスト膜63,64除去後、例えばレーザーダイシングによりウエハWと水晶片21とを接続する接続部を切削し、水晶片21をウエハWから切り離すことにより水晶振動子2が形成される。水晶振動子2は例えば図8(a)、(b)のようにパッケージ7に封入されて出荷される。図中71はパッケージ7内に設けられた一対の電極であり、導電性接着剤72を介して引き出し電極24,25に電気的に接続される。図中73はパッケージ7の下部に設けられた電極であり、パッケージ7内の配線を介して前記電極71に電気的に接続されている。
本実施形態においては、異方性を有するATカットされたウエハWの表面及び裏面にエッチングマスクとなる金属膜41,42を形成し、ウエハW表面の金属膜41に、水晶振動子形成領域の+Z方向側を囲むようにコ字型のパターン45を形成して水晶層20を露出させ、またウエハW裏面の金属膜42に、水晶振動子形成領域の-Z方向側を囲むようにコ字型のパターン46を形成して水晶層20を露出させた後、各パターン45,46に沿ってエッチングを行っている。このようにエッチングを行うことにより、パターン45のX軸に沿った部分においては水晶片21に向かう-Z方向側が+Z方向側に比べて速くエッチングが進行し、またパターン46のX軸に沿った部分においては水晶片21に向かう+Z方向側が、-Z方向側に比べて速くエッチングが進行する。その結果として水晶片21の側面は当該水晶片21の表面及び裏面に対して高い垂直性を有するように形成され、また当該側面に突起の形成が抑えられる。従ってこの水晶片21及び当該水晶片21を含む水晶振動子2において、CI劣化及び温度特性不良が抑えられる。
また本実施形態においては水晶片21に電極22〜25を形成した後に各水晶片21をウエハWから切り離しているため、各水晶片21についてのハンドリング性が向上することで、この切り離しまでに行われる各水晶片21の厚さを調整するためのエッチングや洗浄などの各処理が各水晶片21の面内でばらつくことを抑えることができる。また前記切り離しまでに行われる各処理をウエハWごとに一括して行うことができるため、スループットを高くすることができる。
なお本実施形態においてはZ’軸に沿って形成される水晶片21の側面に掛かるように引き出し電極24,25を形成しているが、既述のように+X軸に沿った側面に突起の形成が抑えられるため、当該側面に掛かるように引き出し電極を形成することができる。従って電極のレイアウトの自由度が大きくなる。
また例えばウエハWの表面及び裏面にコ字型のパターン45,46を形成する代わりに、例えば表面に+Z方向側に張り出した弧状のパターンを形成すると共に裏面に-Z方向側に張り出した弧状のパターンを形成して、これらのパターンに沿ってエッチングを行い、その外形が円形となるように水晶片を形成してもよい。
本発明の実施形態の製造工程により製造される水晶振動子の構成図である。 前記製造工程に用いられるウエハの構成図である。 前記水晶振動子の製造工程の説明図である。 前記水晶振動子の製造工程の説明図である。 前記水晶振動子の製造工程の説明図である。 前記製造工程においてウエハの表面及び裏面に形成されるパターンの形状を示した説明図である。 前記パターンの位置関係を示した説明図である。 パッケージに封入された状態の前記水晶振動子を示した説明図である。 従来の水晶振動子の製造工程においてウエハに形成されるパターンを示した説明図である。 前記製造工程のパターンに沿ってエッチングが進行する様子を示した説明図である。 エッチング時のマスクパターンにおける水晶層の様子を示した説明図である。
符号の説明
W ウエハ
101 水晶振動子形成領域
2 水晶振動子
20 水晶層
21 水晶片
41,42 金属膜
43,44 レジスト膜
45,46 パターン

Claims (7)

  1. その板面に水晶片の外形に沿って基板が露出する外形用開口領域を備えたエッチングマスクを用いて、基板をエッチング液によりエッチングし、これにより水晶片の外形を形成し、一面からエッチングするときには水晶の異方性により水晶片における互いに対向する両側面のうちの一方の側面に向かう横方向のエッチング速度が他方の側面に向かう横方向のエッチング速度よりも大きく、他面からエッチングするときには前記他方の側面に向かうエッチング速度が大きい水晶片の製造方法において、
    水晶片の前記一方の側面に対応する外形用開口領域については、前記一面側のみに形成するように、また水晶片の前記他方の側面に対応する外形用開口領域については前記他面側のみに形成するように水晶片の両面にエッチングマスクを形成する工程と、
    水晶片をエッチング液に浸漬し、水晶片の前記一方の側面を前記一面側からのエッチングにより、また水晶片の前記他方の側面を前記他面側からのエッチングにより形成する工程と、
    エッチングマスクを除去する工程と、
    を含むことを特徴とする水晶片の製造方法。
  2. 前記エッチングマスク除去後に基板の一部を切削し、水晶片を基板から分離する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の水晶片の製造方法。
  3. 水晶片は長方形であり、前記一面側及び/又は他面側の外形用開口領域は、コ字型に形成されることを特徴とする請求項1または2記載の水晶片の製造方法。
  4. 前記基板はATカットされた水晶により構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の水晶片の製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一に記載の方法で製造されたことを特徴とする水晶片。
  6. 請求項5に記載の水晶片を含むことを特徴とする水晶振動子。
  7. 請求項6に記載の水晶振動子を含むことを特徴とする電子部品。
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