JP2015019240A - 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法 - Google Patents

圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015019240A
JP2015019240A JP2013145079A JP2013145079A JP2015019240A JP 2015019240 A JP2015019240 A JP 2015019240A JP 2013145079 A JP2013145079 A JP 2013145079A JP 2013145079 A JP2013145079 A JP 2013145079A JP 2015019240 A JP2015019240 A JP 2015019240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
vibrating piece
frame
piezoelectric vibrating
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013145079A
Other languages
English (en)
Inventor
岳寛 高橋
Takehiro Takahashi
岳寛 高橋
邦夫 森田
Kunio Morita
邦夫 森田
水沢 周一
Shuichi Mizusawa
周一 水沢
太一 早坂
Taichi Hayasaka
太一 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP2013145079A priority Critical patent/JP2015019240A/ja
Priority to CN201410305398.XA priority patent/CN104283523A/zh
Priority to US14/324,046 priority patent/US20150015119A1/en
Priority to TW103123240A priority patent/TW201503433A/zh
Publication of JP2015019240A publication Critical patent/JP2015019240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/17Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material having a single resonator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
    • H03H3/007Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks
    • H03H3/02Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/0595Holders; Supports the holder support and resonator being formed in one body
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders; Supports
    • H03H9/10Mounting in enclosures
    • H03H9/1007Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices
    • H03H9/1035Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by two sealing substrates sandwiching the piezoelectric layer of the BAW device
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H3/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
    • H03H3/007Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks
    • H03H3/02Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks
    • H03H2003/022Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks the resonators or networks being of the cantilever type
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/42Piezoelectric device making

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】連結部の剛性が低下するのを抑制して、信頼性の高い圧電振動片及び圧電デバイスを提供する。【解決手段】振動部131と、この振動部131を囲む枠部132と、振動部131と枠部132とを連結する連結部133とを備える圧電振動片130において、連結部133は、その表面133s及び裏面133tの少なくとも一方に傾斜面133bが形成され、傾斜面133bと平面133aとの境界部133cは、連結部133と振動部131との接続領域136a、及び連結部133と枠部132との接続領域136bから外れた中間領域136cに設定される。【選択図】図1

Description

本発明は、圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法に関する。
携帯端末や携帯電話などの電子機器では、水晶振動子や水晶発振器などの圧電デバイスが搭載されている。このような圧電デバイスは、水晶振動片などの圧電振動片と、リッドと、ベースとから構成される。圧電振動片は、所定の振動数で振動する振動部と、振動部を囲むように形成される枠部と、振動部と枠部とを連結させる連結部とを有しており、例えばATカットの水晶材からエッチング加工により形成される。この圧電振動片の枠部の表面に接合材を介してリッドが接合されるとともに、枠部の裏面に同じく接合材を介してベースが接合されている(特許文献1参照)。
特開2012−147228号公報
ところで、枠部を持つ圧電振動片は、振動部の厚さを調整した後、貫通穴を形成して振動部と枠部とを連結する連結部を形成している。振動部の厚さを調整するため、水晶材の所定領域をウェットエッチングすると、所定領域と周辺領域との境界には、水晶材の結晶軸により傾斜面が形成される場合がある。また、貫通穴は圧電振動片の表面にマスクパターンが形成された後に、ウェットエッチングにより形成される。このとき、マスクパターンの曲線部分が傾斜面と平面との境界部に配置されると、ウェットエッチングに際して傾斜面側に沿って内側(マスクの裏面側)までエッチングが進んでしまい、連結部や枠部の一部が浸食されるといった問題がある。これでは、連結部の剛性が低下し、圧電振動片の耐衝撃性を低下させる要因となる。
以上のような事情に鑑み、本発明は、連結部や枠部が浸食されるのを防止し、連結部の剛性低下を抑制することにより耐衝撃性を確保し、信頼性の高い圧電振動片及び圧電デバイスを提供することを目的とし、さらに、このような特徴を持つ圧電振動片を容易かつ確実に形成できる圧電振動片の製造方法及び圧電デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
本発明では、振動部と、振動部を囲む枠部と、振動部と枠部とを連結する連結部とを備える圧電振動片において、連結部は、その表面及び裏面の少なくとも一方に傾斜面が形成され、傾斜面と平面との境界部は、連結部と振動部との接続領域、及び連結部と枠部との接続領域から外れた中間領域に設定される。また、境界部は、連結部のほぼ中央に配置されてもよい。
また、本発明では、基板に貫通穴を形成することにより、振動部と、この振動部を囲む枠部と、振動部と枠部とを連結する連結部とを備える圧電振動片を製造する方法であって、貫通穴を形成するためのマスクパターンは、直線部分とこの直線部分同士を接続する曲線部分とを有し、マスクパターンは、基板に形成された傾斜面と平面との境界部に直線部分を配置して形成される。また、境界部は、連結部の表面及び裏面の少なくとも一方に配置されてもよい。また、傾斜面は、基板のうちの振動部を枠部に対して薄肉化することにより形成されてもよい。
また、本発明では、上記した圧電振動片を含む圧電デバイスであってもよい。また、上記した圧電振動片の枠部の表面及び裏面に、リッド及びベースがそれぞれ接合される圧電デバイスの製造方法であってもよい。
本発明によれば、傾斜面と平面との境界部が中間領域に設定されるので、境界部が接続領域に形成されるのを回避し、境界部の浸食等によって連結部の剛性が低下するのを抑制でき、信頼性の高い圧電振動片及び圧電デバイスを提供できる。また、貫通穴を形成するためのマスクパターンの曲線部分を境界部から外しているため、連結部や枠部が不用意に浸食されず、不良品の発生を抑制して圧電振動片または圧電デバイスの製造効率を向上させることができる。
実施形態に係る圧電振動片を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。 図1に示す圧電振動片の要部を拡大した平面図である。 図1に示す圧電振動片の製造工程を示す図である。 図1に示す圧電振動片の製造工程を示す図である。 圧電ウェハの構成を示す図であり、(a)は比較例、(b)参考例を示す写真図である。 圧電デバイスの実施形態を示す分解斜視図である。 圧電デバイスの製造工程を示すフローチャートである。 圧電ウェハの製造工程を示す図である。 リッドウェハの製造工程を示す図である。 ベースウェハの製造工程を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現している。以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系においては、圧電振動片の表面に平行な平面をXZ平面とする。このXZ平面において圧電振動片の長手方向をX方向と表記し、X方向に直交する方向をZ方向と表記する。XZ平面に垂直な方向(圧電振動片の厚さ方向)はY方向と表記する。X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向であり、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとして説明する。
<圧電振動片>
本実施形態に係る圧電振動片130について図1及び図2を用いて説明する。なお、図2においては、圧電振動片130の連結部133を中心として拡大した平面図であり、金属膜(引出電極等)を省略している。圧電振動片130は、図1(a)に示すように、所定の振動数で振動する振動部131と、振動部131を囲んだ枠部132と、振動部131と枠部132とを連結する連結部133とにより構成されている。振動部131と枠部132との間には、連結部133を除いて、Y軸方向に貫通する貫通穴134が形成されている。
圧電振動片130には、例えばATカットの水晶振動片が用いられている。ATカットは、水晶振動子や水晶発振器等の圧電デバイスが常温付近で使用されるにあたって良好な周波数特性が得られる等の利点があり、人工水晶の3つの結晶軸である電気軸、機械軸及び光学軸のうち、光学軸に対して結晶軸周りに35°15′だけ傾いた角度で切り出す加工手法である。なお、圧電振動片130として水晶振動片に限定されるものではなく、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウムなどを用いたものでもよい。
振動部131は、Y方向から見たときに、X軸方向に長辺、Z軸方向に短辺を有する矩形状に形成され、Y軸方向の厚さが枠部132と比べて薄く形成されている。なお、振動部131は、表面側が削除されることにより薄肉化されているが、これに限定されず、裏面側が薄肉化されてもよい。また、振動部131は、中央部分が周辺部より厚肉のメサ135を有している。メサ135は、振動部131の表面(+Y側の面)に形成されることに限定されず、例えば、振動部131の表面側と裏面(−Y側の面)との双方にメサ135が形成されたものでもよい。
枠部132は、全体としてX軸方向を長辺とし、Z軸方向を短辺とする矩形状に形成されている。枠部132の表面(+Y側の面)132a及び裏面(−Y側の面)132bは、それぞれ、後述するリッド110の接合面112及びベース120の接合面122と接合される面として形成されている。
連結部133は、振動部131と、枠部132とを連結している。連結部133の表面側には、平面133a及び傾斜面133bが形成されている。平面133aは、振動部131の表面131a(メサ135の周辺部)と同一面となっている。平面133aと傾斜面133bとの間には、境界部133cが形成されている。傾斜面133bは、境界部133cから枠部132へ向けて連結部133の厚さ(Y方向の寸法)が徐々に大きくなるように形成されている。傾斜面133bは、平面であることに限定されず、傾斜面133bの一部または全部が曲面であってもよい。
連結部133と振動部131との間には接続領域136aが設定されている。また、連結部133と枠部132との間には接続領域136bが設定されている。接続領域136aと接続領域136bとの間には、中間領域136cが設定されている。接続領域136a、136bは、連結部133の表面にポッド等の欠損等が生じた場合に、そのポッド等に応力集中が生じやすい領域として設定される。従って、圧電振動片130の素材や連結部133のZ方向の幅によって各接続領域136a、136bの広さが変化する。また、図2では、接続領域136aと接続領域136bとの広さがほぼ同一に表しているが、これに限定されず異なる広さに設定されてもよい。
境界部133cは、この中間領域136cに配置されている。境界部133cは、Z方向に平行な直線状に形成されているが、これに限定されず、Z方向に対して斜めに形成されるものや、曲線状に形成されるものでもよい。
境界部133cは、X方向において連結部133のほぼ中央に配置されている。図2に示すように、連結部133の+X側端部から境界部133cまでのX方向の距離L1と、連結部133の−X側端部から境界部133cまでのX方向の距離L2とが、ほぼ等しくなっている。ただし、境界部133cは、連結部133のほぼ中央に配置されることに限定されず、中間領域136c内であれば振動部131に偏った位置など、任意に配置することができる。
図2に示すように、連結部133の+X端側には、2つの振動部側角部133dを有している。この2つの振動部側角部133dは、連結部133の側面と振動部131の側面との境界に形成されている。振動部側角部133dは、連結部133側から振動部131にわたって曲線状に丸みを帯びた形状に形成されている。
また、連結部133の−X端側には、2つの枠部側角部133eを有している。この2つの枠部側角部133eは、連結部133の側面と枠部132の側面との境界に形成されている。枠部側角部133eは、連結部133側から枠部132にわたって曲線状に丸みを帯びた形状に形成されている。なお、図2に示すように、接続領域136a、136bは、振動部側角部133d及び枠部側角部133eを含んで設定され、Z方向の寸法が徐々に大きくなるような形態を有している。
このように振動部側角部133d及び枠部側角部133eが曲線状に形成されることにより、連結部133と振動部131との間の接続部分、及び連結部133と枠部132との間の接続部分において応力が集中することを抑制し、それぞれの剛性を向上させるようにしている。これにより、連結部133において、高い耐衝撃性が確保されている。
ただし、図2では、振動部側角部133d及び枠部側角部133eが曲線状に設けられた構成が示されているが、これに限定されず、例えば直角に形成されたものでもよい。接続領域136a、136bは、振動部側角部133d及び枠部側角部133eの形状に合わせて、それぞれ設定される。
図2に示すように、振動部側角部133dと枠部側角部133eとの間には、直線部133fが設けられている。直線部133fは、連結部133の延在方向(X方向)に平行に形成されている。直線部133fは、連結部133のうち平面133aから傾斜面133bにわたる側面に形成されている。境界部133cは、2の直線部133f同士を結ぶように形成されている。なお、直線部133fが形成された部分は、連結部133のZ方向の幅は、X方向にわたって一定となっている。
また、図1及び図2では、圧電振動片130の表面側について説明しているが、裏面側についても同様である。すなわち、圧電振動片130の裏面側において振動部131が薄肉化される場合、連結部133の裏面側に生じる傾斜面と平面との境界部は、図2と同様に、接続領域と接続領域との間の中間領域に配置される。
図1(a)及び(b)に示すように、メサ135の表面(振動部131の表面131a)には、矩形状の励振電極145が形成され、振動部131の裏面131bには、矩形状の励振電極146が形成される。これら励振電極145、146に所定の交流電圧が印加されることにより、振動部131は所定の振動数で振動する。また、これら励振電極145、146とそれぞれ電気的に接続する引出電極147、148が形成される。
引出電極147は、励振電極145の−X側からメサ135の表面から振動部131の131a、及び連結部133の表面133sを通って、枠部132の−X側の表面132aまで引き出される。次いで、引出電極147は、枠部132の表面132aを、+Z方向に延びた後に+X方向に折り曲げられ、枠部132の表面132aにおいて+X側かつ+Z側の領域まで引き出される。次いで、引出電極147は、枠部132の内側の側面132cを介して、裏面132bの+X側かつ+Z側の領域まで引き出される。
引出電極148は、励振電極146の−X側からメサ135の裏面135b、連結部133の裏面133tを通って、枠部132の−X側の裏面132bまで引き出される。次いで、引出電極148は、枠部132の裏面132bを、−Z方向に延びた後に裏面132bにおいて−X側かつ−Z側の領域まで引き出される。なお、引出電極147と引出電極148とは電気的に接続されない。
励振電極145、146及び引出電極147、148は、導電性の金属膜であり、メタルマスクを用いたスパッタリングや真空蒸着、またはメッキ等により形成される。この金属膜としては水晶材との密着性を高めるためにクロム(Cr)や、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、あるいはニッケルクロム(NiCr)や、ニッケルチタン(NiTi)、ニッケルタングステン(NiW)合金などからなる下地層と、金(Au)や銀(Ag)などからなる主電極層との2層構造が採用される。なお、導電性の金属膜は、上記の構成に限定されず、例えば、下地層としてクロムの上にニッケルタングステンを積層するなど、3層以上の構造としてもよい。
<圧電振動片の製造方法>
次に、圧電振動片130の製造方法について、図3及び図4を用いて説明する。この圧電振動片130の製造に際しては、圧電ウェハ(基板)AWから個々を切り出す多面取りが行われる。なお、図3及び図4は、圧電ウェハAWに形成される圧電振動片130の一つについて、時系列に並べて示しており、図3(a)〜(c)、図4(d)、(f)の各図は、図1のA−A線に沿った断面に相当する図である。
先ず、図3(a)に示すように、圧電ウェハAWが用意される。圧電ウェハAWは、水晶結晶体からATカットにより切り出される。圧電ウェハAWは、研磨等によって所定の厚さに形成されてもよい。次に、図3(b)に示すように、圧電ウェハAWの表面AWaに、レジストパターンR1が形成される。レジストパターンR1は、圧電ウェハAWの全面にレジストが塗布された後、マスクパターンを露光して現像するといったフォトリソグラフィ法により形成される。なお、レジストパターンR1と圧電ウェハAWとの間に、金属膜によるマスクパターンが形成されてもよい。この金属膜によるマスクパターンは、以下に、説明するレジストパターンについても同様である。
その後、圧電ウェハAWの表面AWaは、所定のエッチャントによりウェットエッチングされる。これにより、図3(c)に示すように、レジストパターンR1で被覆されていない部分がエッチングされることにより厚さ(Y軸方向の幅)が薄くなり、凹部AWcが形成される。凹部AWcは、振動部131を含んだ部分となるため、振動部131が所望の周波数特性を備えるように適宜厚さが調整される。なお、凹部AWcの形成後、さらにフォトリソグラフィ法及びエッチングを行うことによりメサ135が形成される。
凹部AWcを形成する際、この凹部AWcと圧電ウェハAWの表面AWaとの間に傾斜面AWdが形成される。この傾斜面AWdは、水晶材である圧電ウェハAWの結晶軸の方向によって形成され、凹部AWcのX方向の両端にそれぞれ形成される。このように、振動部131となる部分を、枠部132となる部分に対して薄肉化するためのウェットエッチングにより、圧電ウェハAWの表面に現れた結晶面が傾斜面AWdである。
次に、図4(d)に示すように、圧電ウェハAWの表面AWa側に、レジストパターンR2を形成する。レジストパターンR2は、レジストパターンR1と同様、圧電ウェハAWの全面にレジストが塗布された後、マスクパターンを露光して現像するといったフォトリソグラフィ法により形成される。レジストパターンR2は、貫通穴134を形成するためのマスクパターンである。
図4(e)は、図4(d)に示すレジストパターンR2を形成した状態において、図1と同様にY軸方向から圧電ウェハAWを見たときの図(平面図)である。図4(e)に示すように、レジストパターンR2は、連結部133及びその周囲に対応する部分において、直線部分R2a、R2b、R2cと、曲線部分R2d、R2eと、を有している。直線部分R2a、R2b、R2cは、一部に曲線を含むものでもよい。曲線部分R2d、R2eは、一部に直線を含むものでもよい。
直線部分R2aは、振動部131の−X側の端辺131c(図1(a)、図2参照)に対応し、Z方向に沿って形成された部分である。直線部分R2bは、連結部133の直線部133f(図1(a)、図2参照)に対応し、X方向に沿って形成された部分である。直線部分R2cは、枠部132の内周のうち+X側の側面132c(図1(a)、図2参照)に対応し、Z方向に沿って形成された部分である。
曲線部分R2d、R2eは、それぞれ振動部側角部133d、枠部側角部133e(図1(a)、図2参照)に対応する部分である。曲線部分R2dは、直線部分R2aと直線部分R2bとを接続する。曲線部分R2eは、直線部分R2bと直線部分R2cとを接続する。このとき、レジストパターンR2の曲線部分R2d、R2eは、傾斜面AWdと凹部(平面)AWcとの境界部AWfを避けるように配置される。つまり、レジストパターンR2は、境界部AWfに直線部分R2bを配置して形成される。直線部分R2bは、図2に示す中間領域136cに相当する部分を含んでいる。曲線部分R2d、R2eは、図2に示す接続領域136a、136bに相当する領域を含んでいる。
その後、圧電ウェハAWは、所定のエッチャントによりウェットエッチングされる。これにより、図4(f)に示すように、Y軸方向の貫通穴134が設けられる。この貫通穴134の形成により、矩形状の振動部131と、振動部131を囲む枠部132と、振動部131と枠部132とを連結する連結部133とが形成される。
また、図4(f)に示すように、振動部131、枠部132、及び連結部133の表面及び裏面に励振電極145、146及び引出電極147、148がそれぞれ形成される。これら励振電極145、146や引出電極147、148は、メタルマスクを用いたスパッタリングや真空蒸着等により導電性の金属膜が成膜されることによりほぼ同時に形成される。金属膜としては、例えば、下地層であるニッケルタングステンを成膜し、次いで主電極層である金の膜が成膜される。なお、下地層としてクロムの成膜後にニッケルタングステンを成膜してもよい。以上により、圧電振動片130が形成される。
図5(a)は、比較例に係る圧電ウェハAW2の構成を示す図である。図5(a)は、連結部233の枠部側角部233eを拡大して示している。枠部側角部233eは、図1に示す連結部133の枠部側角部133eに相当する。図5(a)に示すように、平面233aと傾斜面233bとの境界部233cは、枠部側角部233eの部分を含む位置に形成されている。すなわち、図5(a)は、図4(f)においてレジストパターンR2の曲線部分R2d、R2eが境界部AWfに重なった状態で圧電ウェハAW2をエッチングして貫通穴234を形成した場合を示している。図5(a)に示すように、この場合、枠部側角部233eにおいて、−Zかつ−X方向にエッチングが進行し(図5(a)の白い部分)、平面233aや傾斜面233bの表面側の一部が浸食されていることが認められる。
図5(b)は、参考例に係る圧電ウェハAW3の構成を示す図である。図5(b)は、連結部333の枠部側角部333eを拡大して示している。なお、図5(b)は、平面333aと傾斜面333bとの境界部333cが、枠部側に配置された形成されたものを示している。境界部333cが連結部333に配置されたものではないが、境界部333cが枠部側角部333eに位置しない場合の参考例である。図5(b)に示すように、この場合、枠部側角部333eにおいては、−Zかつ−X方向にエッチングの進行は認められず、平面333aの表面側が浸食されていないことが認められる。
図5の内容からは、平面と傾斜面との境界部がマスクパターンの曲線部分に位置した状態でエッチングを行うと、図5(a)に示すように、マスクパターンの裏側においてエッチングが進行し、枠部や連結部の一部を浸食することが確認される。
本実施形態では、レジストパターンR2の曲線部分R2d、R2eが境界部AWfを避けるように配置されるため、連結部133の枠部側角部133eにおいてZ方向のエッチングが進行するのを防ぐことができる。これにより、枠部132や連結部133の一部が侵食されることを回避でき、連結部133の剛性を維持することにより耐衝撃性の低下を抑制することができる。また、不良品が生じるのを抑制するため、効率よく圧電振動片を製造できる。
<圧電デバイス>
次に、圧電デバイスの実施形態について説明する。図6に示すように、圧電デバイス100は、圧電振動片130を挟むように、圧電振動片130の+Y側にリッド110が接合され、また、−Y側にベース120が接合されて構成されている。圧電振動片130としては、図1に示す圧電振動片130が用いられている。リッド110及びベース120は、圧電振動片130と同様に、例えばATカットの水晶材が用いられている。リッド110及びベース120が圧電振動片130と同一の材料で形成されることにより、熱膨張率に差が生じるのを回避している。
リッド110は、図6に示すように、矩形の板状に形成されており、裏面(−Y側の面)に形成された凹部111と、凹部111を囲む接合面112とを有している。なお、リッド110の裏面に凹部111を形成するか否かは任意であり、圧電振動片130の振動部131のように、枠部132に対して薄肉化されている場合は、凹部111は不要の場合もある。接合面112は、圧電振動片130の枠部132の表面132aと対向する。
リッド110は、接合面112と枠部132の表面132aとの間に配置された不図示の接合材により、圧電振動片130の表面側(+Y側の面側)に接合されている。接合材としては、例えば、非電導性を有する低融点ガラスが用いられるが、これに代えて、ポリイミド等の樹脂を用いることもできる。また、接合面112と表面132aとは直接接合されてもよい。
ベース120は、図6に示すように、矩形の板状に形成されており、表面(+Y側の面)に形成された凹部121と、凹部121を囲む接合面122とを有している。接合面122は、圧電振動片130の枠部132の裏面132bと対向する。ベース120は、接合面122と枠部132の裏面132bとの間に配置された不図示の接合材により、圧電振動片130の裏面側(−Y側の面側)に接合されている。また、接合面122と裏面132bとは直接接合されてもよい。
ベース120の4つの角部のうち、対角となる2つの角部(+X側かつ+Z側の角部、及び−X側かつ−Z側の角部)には、一部を切り欠いたキャスタレーション123、123aが形成されている。また、ベース120の裏面(−Y側の面)には、一対の実装端子としての外部電極126、126aがそれぞれ設けられている。キャスタレーション123、123aには、それぞれキャスタレーション電極124、124aが形成され、さらに、ベース120の表面(+Y側の面)であってキャスタレーション123、123aを囲む領域には、それぞれ接続電極125、125aが形成されている。この接続電極125、125aと外部電極126、126aとは、キャスタレーション電極124、124aを介して電気的に接続されている。なお、キャスタレーション123、123aは角部に設けられることに限定されず、辺部に設けられてもよい。
キャスタレーション電極124、124a、接続電極125、125a、及び外部電極126、126aは、例えばメタルマスク等を用いたスパッタリングや真空蒸着により導電性の金属膜が成膜されることで一体として形成されている。なお、これら電極は別々に形成されたものでもよい。また、これら電極は、例えば、ニッケルタングステン層、金層の順で積層された2層構造の金属膜や、クロム層、ニッケルタングステン層、金層の順で積層された3層構造の金属膜が用いられる。
3層構造の金属膜において、クロムが用いられる理由は、水晶材との密着性に優れるとともに、ニッケルタングステン層に拡散してその露出面で酸化被膜(不動態の膜)を形成し、金属膜の耐腐食性を向上させるためである。
なお、金属膜としては、クロムに代えて、例えばアルミニウム(Al)やチタン、またはそれらの合金などを用いてもよい。また、ニッケルタングステンに代えて、例えば、ニッケルやタングステン(W)などを用いてもよい。また、金に代えて、例えば、銀などを用いてもよい。
ベース120の接続電極125は、圧電振動片130の裏面まで引き出された引出電極147と電気的に接続され、また、接続電極125aは、圧電振動片130の引出電極148と電気的に接続される。なお、ベース120において、接続電極125、125aと外部電極126、126aとの接続をキャスタレーション123、123aにより行うことに限定されず、例えばベース120をY軸方向に貫通する貫通電極を用いて接続させてもよい。
<圧電デバイスの製造方法>
次に、圧電デバイス100の製造方法について図7〜図10を用いて説明する。図7は、圧電デバイス100の製造工程を示すフローチャートである。圧電ウェハAWに対する各種工程(圧電振動片130の製造方法)については、上記と同様である。
すなわち、図7に示すように、圧電ウェハAWを用意し(ステップS01、図3(a)参照)、圧電ウェハAWの中央部を薄肉化し(ステップS02、図3(b)及び(c)参照)、圧電ウェハAWにレジストパターンR2を形成し(ステップS03、図4(d)及び(e)参照)、その後、圧電ウェハAWに貫通穴134を形成し(ステップS04、図4(f)参照)、振動部131等に電極を形成する(ステップS05、図4(f)参照)。これにより、図8に示すように、圧電振動片130の構成要素がマトリクス状に配置された圧電ウェハAWが形成される。なお、図8では、メサ135は省略している。
また、圧電ウェハAWの加工と並行して、リッド110及びベース120が製造される。これらリッド110及びベース120においても、圧電振動片130と同様にリッドウェハLW、ベースウェハBWから個々を切り出す多面取りが行われる。
先ず、図7に示すように、圧電ウェハAWとともに、リッドウェハLW及びベースウェハBWがそれぞれ用意される(ステップS11、S21)。各ウェハは、圧電ウェハAWと同様に水晶結晶体からATカットされたものが用いられる。これは、圧電デバイス100の製造工程において、ウェハ同士を接合する工程やウェハの表面に金属膜を成膜する工程で、各ウェハが加熱されて熱膨張するが、熱膨張率の異なる素材のウェハを用いると、熱膨張率の差異によって変形や割れ等が生じる可能性があるからである。
リッドウェハLWについては、フォトリソグラフィ法及びエッチングによって裏面に凹部111が形成される(ステップS12)。これにより、図9に示すように、凹部111がマトリクス状に配置されたリッドウェハLWが形成される。また、ベースウェハBWについては、フォトリソグラフィ法及びエッチングによって表面に凹部121が形成される(ステップS22)。続いて、ベースウェハBWには、キャスタレーション123、123aに相当する貫通穴が形成される(ステップS23)。
さらに、ベースウェハBWは、貫通穴の側面にキャスタレーション電極が形成されるとともに、ベースウェハBWの表面側に接続電極が形成され、ベースウェハBWの裏面側に外部電極が形成される。これらキャスタレーション電極、接続電極、及び外部電極は、メタルマスク等を用いたスパッタリングや真空蒸着によりそれぞれ形成される(ステップS24)。これにより、図9に示すように、各構成要素がマトリクス状に配置されたベースウェハBWが形成される。なお、図9では、電極は省略して表している。また、リッドウェハLW、ベースウェハBWに対する凹部111、121等の加工は、エッチング等に代えて機械的手法により行われてもよい。
続いて、真空雰囲気下において、図8に示す圧電ウェハAWの表面に、図9に示すリッドウェハLWを、接合材を介して接合させ、また、圧電ウェハAWの裏面に、図10に示すベースウェハBWを、接合材を介して接合させる(ステップS06)。低融点ガラス等の接合材は、加熱されることにより溶融状態となって塗布され、固化することによりウェハ同士を接合する。なお、圧電ウェハAWに対するリッドウェハLW及びベースウェハBWの接合は、接合材を用いることに代えて直接接合されてもよい。
その後、接合されたウェハを、予め設定されたスクライブラインSL1、SL2に沿って、例えばダイシングソー等により切断する(ステップS07)。これにより、個々の圧電デバイス100が完成する。
このように、上記圧電デバイスによれば、耐衝撃性の低下を抑制した圧電振動片130が用いられるため、耐久性や信頼性が向上した圧電デバイスを提供できる。圧電振動片130の不良品の発生が抑制されるため、圧電デバイスを効率よく製造できる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、上記した説明に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、上記した実施形態では、圧電デバイスとして水晶振動子(圧電振動子)を示しているが、発振器であってもよい。発振器の場合は、ベース120にIC等が搭載され、圧電振動片130の引出電極141等や、ベース120の外部電極126、126aがそれぞれIC等に接続される。また、上記した実施形態では、リッド110及びベース120として、圧電振動片130と同様のATカットの水晶材が用いられるが、これに代えて、他のタイプの水晶材や、ガラス、セラミックス等が用いられてもよい。
AW…圧電ウェハ(基板)
AWa…表面
AWc…凹部
AWd…傾斜面
R2…レジストパターン
R2a、R2b、R2c…直線部分
R2d、R2e…曲線部分
AWf…境界部
LW…リッドウェハ
BW…ベースウェハ
100…圧電デバイス
110…リッド
120…ベース
130…圧電振動片
131…振動部
132…枠部
133…連結部
133a…平面
133b…傾斜面
133c…境界部
133d…振動部側角部
133e…枠部側角部
133s…表面
133t…裏面
134…貫通穴
136a、136b…接続領域
136c…中間領域

Claims (7)

  1. 振動部と、前記振動部を囲む枠部と、前記振動部と前記枠部とを連結する連結部とを備える圧電振動片において、
    前記連結部は、その表面及び裏面の少なくとも一方に傾斜面が形成され、
    前記傾斜面と平面との境界部は、前記連結部と前記振動部との接続領域、及び前記連結部と前記枠部との接続領域から外れた中間領域に設定される圧電振動片。
  2. 前記境界部は、前記連結部のほぼ中央に配置される請求項1記載の圧電振動片。
  3. 基板に貫通穴を形成することにより、振動部と、前記振動部を囲む枠部と、前記振動部と前記枠部とを連結する連結部とを備える圧電振動片を製造する方法であって、
    前記貫通穴を形成するためのマスクパターンは、直線部分と前記直線部分どうしを接続する曲線部分とを有し、
    前記マスクパターンは、前記基板に形成された傾斜面と平面との境界部に前記直線部分を配置して形成される圧電振動片の製造方法。
  4. 前記境界部は、前記連結部の表面及び裏面の少なくとも一方に配置される請求項3記載の圧電振動片の製造方法。
  5. 前記傾斜面は、前記基板のうちの前記振動部を前記枠部に対して薄肉化することにより形成される請求項3または請求項4記載の圧電振動片の製造方法。
  6. 請求項1または請求項2記載の圧電振動片を含む圧電デバイス。
  7. 請求項1または請求項2記載の圧電振動片の前記枠部の表面及び裏面に、リッド及びベースがそれぞれ接合される圧電デバイスの製造方法。
JP2013145079A 2013-07-11 2013-07-11 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法 Pending JP2015019240A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013145079A JP2015019240A (ja) 2013-07-11 2013-07-11 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法
CN201410305398.XA CN104283523A (zh) 2013-07-11 2014-06-30 压电振动片及其制造方法、压电元件及其制造方法
US14/324,046 US20150015119A1 (en) 2013-07-11 2014-07-03 Piezoelectric vibrating piece, method for fabricating piezoelectric vibrating piece, piezoelectric device, and method for fabricating piezoelectric device
TW103123240A TW201503433A (zh) 2013-07-11 2014-07-07 壓電振動片、壓電振動片的製造方法、壓電元件、以及壓電元件的製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013145079A JP2015019240A (ja) 2013-07-11 2013-07-11 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015019240A true JP2015019240A (ja) 2015-01-29

Family

ID=52258080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013145079A Pending JP2015019240A (ja) 2013-07-11 2013-07-11 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150015119A1 (ja)
JP (1) JP2015019240A (ja)
CN (1) CN104283523A (ja)
TW (1) TW201503433A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528012A (ja) * 2015-07-22 2017-09-21 成都泰美克晶体技術有限公司Chengdu Timemaker Crystal Technology Co., Ltd 片面凸構造を有する圧電石英チップ
WO2018042994A1 (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社大真空 水晶振動板、及び水晶振動デバイス
WO2018212150A1 (ja) * 2017-05-15 2018-11-22 株式会社村田製作所 水晶振動素子及び水晶振動子並びにそれらの製造方法
WO2022044949A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 株式会社大真空 圧電振動デバイス
WO2024024614A1 (ja) * 2022-07-28 2024-02-01 株式会社大真空 水晶振動板および水晶振動デバイス

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6110112B2 (ja) * 2012-11-19 2017-04-05 日本電波工業株式会社 圧電デバイス
JP2014176071A (ja) * 2013-03-13 2014-09-22 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片及び圧電デバイス
CN104993797A (zh) * 2015-07-22 2015-10-21 成都泰美克晶体技术有限公司 一种新型具有双凸结构的压电石英晶片及其加工工艺
CN105634436A (zh) * 2015-12-22 2016-06-01 成都泰美克晶体技术有限公司 一种具有圆形晶片结构的石英晶体谐振器及其制作方法
WO2019059338A1 (ja) * 2017-09-22 2019-03-28 株式会社村田製作所 圧電振動子及び圧電振動子の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282193A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Seiko Epson Corp Manufacture of piezoelectric oscillator
JP2008011278A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶片の製造方法、水晶片、水晶振動子及び電子部品
JP2013026809A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片及び圧電デバイス

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295870B1 (en) * 1991-02-08 2001-10-02 Alliedsignal Inc. Triaxial angular rate and acceleration sensor
JP5657400B2 (ja) * 2011-01-12 2015-01-21 日本電波工業株式会社 水晶デバイス

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282193A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Seiko Epson Corp Manufacture of piezoelectric oscillator
JP2008011278A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶片の製造方法、水晶片、水晶振動子及び電子部品
JP2013026809A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電振動片及び圧電デバイス

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528012A (ja) * 2015-07-22 2017-09-21 成都泰美克晶体技術有限公司Chengdu Timemaker Crystal Technology Co., Ltd 片面凸構造を有する圧電石英チップ
WO2018042994A1 (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社大真空 水晶振動板、及び水晶振動デバイス
CN109643983A (zh) * 2016-08-30 2019-04-16 株式会社大真空 晶振片及晶体振动器件
JPWO2018042994A1 (ja) * 2016-08-30 2019-06-24 株式会社大真空 水晶振動板、及び水晶振動デバイス
US11342901B2 (en) 2016-08-30 2022-05-24 Daishinku Corporation Crystal resonator plate and crystal resonator device
WO2018212150A1 (ja) * 2017-05-15 2018-11-22 株式会社村田製作所 水晶振動素子及び水晶振動子並びにそれらの製造方法
US11108377B2 (en) 2017-05-15 2021-08-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Quartz crystal resonator and quartz crystal resonator unit
US11108378B2 (en) 2017-05-15 2021-08-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of manufacturing quartz crystal resonator and quartz crystal resonator unit
WO2022044949A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 株式会社大真空 圧電振動デバイス
WO2024024614A1 (ja) * 2022-07-28 2024-02-01 株式会社大真空 水晶振動板および水晶振動デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
TW201503433A (zh) 2015-01-16
US20150015119A1 (en) 2015-01-15
CN104283523A (zh) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015019240A (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法
EP2624450B1 (en) Piezoelectric vibrating reed, piezoelectric vibrator, method for manufacturing piezoelectric vibrating reed, and method for manufacturing piezoelectric vibrator
US8987974B2 (en) Piezoelectric device and method for manufacturing the same
US8319404B2 (en) Surface-mountable quartz-crystal devices and methods for manufacturing same
US8341814B2 (en) Methods for manufacturing piezoelectric devices
JP5397336B2 (ja) 圧電振動片、および圧電振動子
JPWO2014208251A1 (ja) 音叉型圧電振動片、および音叉型圧電振動子
JP2015033035A (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、圧電デバイス、及び圧電デバイスの製造方法
JP2014176071A (ja) 圧電振動片及び圧電デバイス
JP2014072883A (ja) 圧電デバイス
US9735756B2 (en) Piezoelectric device
JP2018082400A (ja) 圧電振動片及び圧電振動子
JP2014175900A (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、及び圧電デバイス
WO2015115388A1 (ja) 圧電デバイス用パッケージ及び圧電デバイス
JP2009124587A (ja) 圧電振動片、圧電振動デバイス、および圧電振動片の製造方法
JP7389410B2 (ja) 圧電振動子及びその製造方法
JP2014175901A (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、及び圧電デバイス
US20220173709A1 (en) Piezoelectric vibrator
JP2014192832A (ja) 圧電デバイス
JP2014192802A (ja) 圧電振動片、圧電振動片の製造方法、及び圧電デバイス
JP6382626B2 (ja) 圧電振動片及び圧電デバイス
JP6375838B2 (ja) 圧電素子の製造方法および当該圧電素子を用いた圧電デバイス
JP2014192830A (ja) 水晶振動片、水晶振動片の製造方法、水晶デバイス、及び水晶デバイスの製造方法
JP2014204351A (ja) 圧電デバイス
JP2014192644A (ja) 圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160408

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171219