JP2008010517A - プリプレグとフレキシブルリジット配線板の製造方法 - Google Patents

プリプレグとフレキシブルリジット配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 薄物化、高密度配線化が求められているフレキシブルリジット配線板の実現のために、屈曲性を確保するとともに、内層回路間のボイドの発生を抑えることができるようなプリプレグの樹脂フローの最適化を図り、クッションシートを使用する場合でもプリプレグの表面形状による回路形成の不具合を低減することができ、しかも、銅厚みの増大を抑えて、かつ、回路信頼性をも確保することのできる、改善された新しい技術手段を提供する。
【解決手段】
単位重量が50g/m2以下のガラスクロスに樹脂組成物が含浸されて乾燥されたプリプレグであって、樹脂組成物には、酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液に溶解する成分が含まれていると共に、昇温速度1〜5℃/分における樹脂の溶融粘度最近値が10000〜100000ポイズの範囲内にあるプリプレグを用いて内層材と積層成形し、粗化処理後にアデイティブ外層回路形成する。
【選択図】なし

Description

本発明は、フレキシブルリジット配線板に使用するプリプレグ及びフレキシブルリジット配線板の製造方法に関するものである。
フレキシブルリジット配線板は、通常、屈曲部分になる箇所をルーター加工等によりくり貫いたプリプレグを、内層回路形成したフレキシブル銅張積層板の外側に配置させ、さらに外側に厚さ5〜18μの銅箔を重ね、鏡面板とその銅箔の間にクッションシートを入れ、加熱・加圧成型した後、レーザー加工等により穴明け加工を行い、20〜30μの銅メッキ処理によりIVH形成後、サブトラィティブ法により外層回路形成を行うことにより製造されている。
このような製造方法により得られるプリント配線板においては、プリプレグをあらかじめくり貫いて取り除いた部分では、あらかじめ内層回路形成したフレキシブル銅張積層板のみが存在することになり、これによって屈曲が可能となる。一方、プリプレグが存在する部分は、剛性があるためリジット部分となる。
ただ、加熱・加圧成形時にプリプレグの樹脂フロー(流れ)が多い場合には、あらかじめくり貫いた部分への樹脂の流れ込みが多くなり、屈曲性が損なわれることになる。逆に、プリプレグの樹脂フローが過少な場合には、内層回路間の樹脂埋め性が悪く、回路間にボイドが発生する。そこで、このような問題点を解消するため、従来では、銅箔と鏡面板との間に上記のようにクッションシートを入れ、くり貫き部分や内層回路の無い部分に圧力が印加され易くし、樹脂の流れ込みを抑えたり、内層回路間でのボイドの発生を防止するようにしている。成形時でのクッションシートの使用はプリント配線板用積層板の成形においてよく知られている手法(たとえば特許文献1−2参照)であるが、成形後もプリプレグの表面形状がそのまま残りやすく、この表面の形状によって回路形成の不具合が発生しやすいという問題がある。
このため、クッションシートを使用する場合であっても、回路形成時の不具合を低減し、プリプレグに含浸させた樹脂フローを適切に制御することが必要とされている。特に、近年、電子機器の小型化、薄型化のニーズの高まりとともに、薄物化で有利なリジット配線板の特徴と、ハウジング内への収納性に有利なフレキシブル配線板の特徴を備えたものとして注目されているフレキシブルリジット配線板において、そのさらなる薄物化、高密度配線化の要請に対応するためには極めて重要な課題となる。
プリント配線板一般の成形においても、成形ずれやカスレの発生を低減し、板厚精度を向上とするために、樹脂フローを規定するプリプレグの最低溶融粘度を特定範囲のものとすることが本出願人によって提案されている(特許文献3)。
ただ、この提案においても、近年のフレキシブルリジット配線板の薄物化、高密度配線化の課題解決のための検討は十分になされていない。それと言うのも、通常のリジット配線板の場合には、問題とならないが、フレキシブルリジット配線板では、上記のように、あらかじめプリプレグの所要部分をくり貫いておき、この部分を屈曲部とするとともに、屈曲性の確保のためにこの部分への樹脂の流れ込みを抑制するとの特有の課題があり、この抑制が過度になると内層回路間にボイドが発生し、高密度配線ができなくなるという不都合にも対応しなければならないからである。
また、フレキシブルリジット配線板のさらなる薄物化、高密度配線化のためには、銅厚を薄くした上、ライン幅、ライン間スペースをより狹くする必要があるが、IVHを含む層ではメッキ工程が入るため、トータルな銅厚が大きくなり、薄くすることが難しい。また、銅厚が大きいために、ライン幅、ライン間スペースを狹くすることが難しいという問題がある。
特開平8−288649号公報 特開平9−182998号公報 特開平8−198983号公報
本発明は、上記のとおりの背景から、薄物化、高密度配線化が求められているフレキシブルリジット配線板の実現のために、屈曲性を確保するとともに、内層回路間のボイドの発生を抑えることができるようなプリプレグの樹脂フローの最適化を図り、クッションシートを使用する場合でもプリプレグの表面形状による回路形成の不具合を低減することができ、しかも、銅厚みの増大を抑えて、かつ、回路信頼性をも確保することのできる、改善された新しい技術手段を提供することを課題としている。
本発明は、以下の特徴を有している。
第1:単位重量が50g/m2以下のガラスクロスに樹脂組成物が含浸されて乾燥されたプリプレグであって、樹脂組成物には、酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液に溶解する成分が含まれていると共に、昇温速度1〜5℃/分における樹脂の溶融粘度最近値が10000〜100000ポイズの範囲内にあるプリプレグ。
第2:ガラスクロスは、扁平処理後に開織処理されたものにより構成されている上記のプリプレグ。
第3:上記第1または第2のプリプレグを用いるフレキシブルリジット配線板の製造方法であって、あらかじめ回路形成したフレキシブル銅張積層板の片側または両側に前記プリプレグを重ね合わせて加熱加圧成形成し、形成されたプリプレグ絶縁層の表面を酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液で粗化処理し、その後外層回路をアデイティブ形成する方法。
第4:フレキシブル銅張積層板の片側または両側に、プリプレグによる絶縁層形成と外層回路形成を繰り返し、フレキシブル銅張積層板の回路層以外に2層以上の回路を形成する上記のフレキシブルリジット配線板の製造方法。
第5:Rz2〜10μmの粗化面を有する銅箔を粗化面側をプリプレグ側に向けて配置し、さらにクッションシートを鏡面板と銅箔の間に配置して加熱・加圧成型した後、全面エッチングにより銅箔を除去してプリプレグ絶縁層の表面を粗面化し、その後粗化溶液で粗化処理する上記第3または第4の方法。
第6:無機フィラーを含む離型剤をシート状物に塗布した離型シートをプリプレグ側に配置し、さらにクッションシートを鏡面板と離型シートの間に配置して加熱・加圧成型した後、離型シートを剥離してプリプレグ絶縁層の表面を粗面化し、その後粗化溶液で粗化処理する上記第3または第4の方法。
上記第1の発明によれば、フレキシブルリジット配線板の製造において、加熱加圧成形時のプリプレグにおける樹脂フローを適切なものとし、配線板の屈曲性を確保しつつ、内層回路間でのボイドの発生を抑えることができる。
また、IHV接続を有する2段以上のビルドアップを行う場合においては、内層回路幅を狭くしてもプリプレグ層間のポイドが発生し難く、回路幅を狭めた設計が可能となる。そして、粗化溶液に溶解する成分を樹脂組成物に含有させていることで、結合成形後のプリプレグの粗面化が促進され、外層回路の密着性を高め、配線板の信頼性を高めることができる。これらによって、配線板の薄物化と高密度配線化に寄与することになる。
扁平処理後に開織されたものをガラスクロスに用いる第2の発明によれば、上記のとおりの効果が得られるとともに、プリプレグの加熱加圧積層成形後の凹凸が小さくなり、回路形成時の回路不具合を低減することができ、フレキシブルリジット配線板の薄物化、高密度配線の信頼性を高めることになる。
そして、第3の発明による方法によれば、上記のとおりの効果が奏されるフレキシブルリジット配線板の製造が可能となる。また、第4の発明の方法によれば、たとえば6層以上の多層のフレキシブルリジット配線板ガ実現されることになる。
さらに第5および第6の方法によれば、上記の効果に加えて、プリプレグ絶縁層の粗面化が促進されて、導電層のピール強度をIVH接続を伴う層での導電層の厚みを薄くすることがより具体的にも実現させることになる。
本発明プリプレグにおいては、樹脂組成物がワニスとしてガラスクロスに含浸され、乾燥されて、いわゆるBステージと呼ばれる半硬化の状態とされている。樹脂組成物における主成分としての樹脂としては、従来公知のものをはじめとして各種の熱硬化性樹脂であってよく、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、クレゾール系樹脂等の各種のものであってよい。たとえば、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、グリシジルエポキシ樹脂等の、エポキシ樹脂や、難燃性を付与することのできるリン含有エポキシ樹脂、臭素化エポキシ樹脂等が例示されている。これらは1種または2種以上を用いることができる。
樹脂組成物面には硬化剤や硬化促進財を用いることもできる。たとえばノボラック型フェノール系樹脂や、ジシアンジアミド、各種のアミン化合物、イミダゾール化合物、トリフェニルホスフイン等の1種または2種以上である。
また、充填材としてのシリカ粉や、DMF、DMSO等の溶媒、その他従来公知の各種の配合成分を含有してもよい。
そして本発明では、以上のような組成の樹脂組成物において、酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液に溶解する成分を含有している。この成分は、絶縁層として加熱加圧成形により配設されるガラスクロス層の表面が上記の粗化溶液と接触されることによって溶解するものである。この溶解で、ガラスクロス絶縁層の表面が上記の粗化溶液と接触されることによって溶解するものである。この溶解で、ガラスクロス絶縁層の表面粗化が促進されることになる。
粗化溶液については、酸もしくは酸化剤、あるいはその両者を含むものが各種知られており、市販品として入手することができる。これらの粗化溶液による溶解成分としては、たとえば、ブタジエン重合体やブタジエンアクリロニトリル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂等を例示することができる。
ワニスを構成する樹脂組成物の配合割合については、一般的には広く可変とすることができ、たとえば、エポキシ系樹脂を主成分とする場合には、全体量を100重量部として、
各種のエポキシ系樹脂:40〜80
硬化剤と硬化促進剤 : 0〜 5
充填材 : 0〜20
溶 媒 : 0〜30
粗化溶液溶解成分 : 5〜20
の範囲を目安とすることが考慮される。
粗化溶液に溶解する成分については、ガラスクロス絶縁層の粗化処理により、導電層のピール強度を良好として外層回路信頼性を高めるために、上記のように、5重量%以上含有することが好ましい。また、過度に含有させても粗化硬化への寄与が少なく、かえって、樹脂硬化特性を損いかねないことから、20重量%以下とすることが好ましい。
また、本発明のプリプレグにおいては、フレキシブルリジット配線板の製造において必要な加熱加圧成形時の樹脂フローを適切なものとするため、昇温速度1℃〜5℃/分における樹脂の溶融粘度の最低値を、10000〜100000ポイズの範囲にあるものとする。この溶融粘度最低値が1000ポイズ未満の場合には樹脂フローが大きく、フレキシブルリジット配線板の製造時に、あらかじめくり貫いたプリプレグのくり貫き部に流れ込み、配線板の屈曲性が損なわれることになる。一方、最低値が100000ポイズを超える場合には樹脂フローが少なく、内層回路間、そして多層のプリプレグ回路間にボイドが発生しやすくなり、成形性が損なわれ、配線板の信頼性が低下することになる。
なお、本発明における上記の溶融粘度最低値については、Rheology製MR−300で測定されたものである。
溶融粘度最低値を上記のように10000〜100000ポイズの範囲内となるようにするには、樹脂組成物のワニスをガラスクロスに含浸させて乾燥する際に、その温度と時間を調節することで、すなわちBステージの半硬化の状態をコントロールすることによって可能となる。
プリプレグを構成するガラスクロスについては、市販品をはじめとして、適宜な径のガラス繊維により形成されたものでよいが、本発明においては、単位重量が50g/m2以下のガラスクロスを使用することを特徴としている。単位重量が50g/m2を超えるものでは、レーザー加工が難しくなるの理由から好ましくない。なお、その下限については、プレプリグによる成形後の形状保持性や強度等の観点から、一般的には10g/m2 程度までとすることが考慮される。
また、使用するガラスクロスとしては、織布工程度に、ヤーンを扁平化させた後に、フライメントを開く開織処理したガラスクロスを使用することがより好ましい。扁平化していないガラスクロスの場合に比べ、フェラメントが広がっているため、ヤーン間の隙間が狭くなっている。含浸されたワニスの樹脂はガラスクロスのヤーンに沿って付着するため、プリプレグのヤーン部が凸となり、ヤーン間が凹とすることから、ヤーン間の隙間が狭い程プリプレグの凹凸が小さく、プリプレグを用いた加熱加圧成形後の凹凸も小さくなる。このため、回路形成時の回路不具合を低減することがさらに可能になる。
扁平化の目安としては、ガラスクロスヤーンの断面における縦横長さ比が、扁平前を1/1とした場合,0.1/1〜0.6/1の範囲とし、かつ扁平、開織後のガラスクロスの単位平面積当りの隙間面積を扁平前に比べ1/20〜1/10の範囲にまで狭くすることが好適に考慮される。扁平化は、プレス押圧等の手段によって適宜に行われる。
本発明のフレキシブルリジット配線板の製造方法では、基本的に次の手順が採用されることになる。
A:あらかじめ銅張積層板に内層回路を形成して内層材とする。
B:プリプレグの、あらかじめ屈曲部分となる箇所をルーター加工等によりくり貫く。
C:内層材(A)の片側または両側にプリプレグ(B)を重ね合わせて加熱加圧成形し、プリプレグ層で絶縁層を形成する。
D:内層回路上へレーザー加工等により穴明け処理を施す。
E:プリプレグ絶縁層(C)の表層(表面)を粗化溶液で粗化する。
F:アディティブ法で外層回路を形成する。
また、内層回路とIVH接続を行なう
この手順においては、該層回路のための銅箔積層は行なわない。このため、トータルな銅厚さが、この銅箔部分だけ薄くすることが可能になり、配線板の薄物化と高密度の回路形成が可能になる。
上記の工程の終了後に、さらに工程BからFまでを繰り返すことにより多段ビルドアップによるフレキシブルリジット配線板が得られることになる。この場合、1段目のプリプレグ絶縁層上に形成した内層回路の銅厚さが従来より薄くすることができ、回路間への樹脂充填性が向上し、ボイドの発生防止効果が得られ、回路間隔を狭めることが可能となる。
以上の方法において、工程Cの成形のための方法として、本発明では、より好適には次のいずれかの手段が採用される。
C1:プリプレグの外側にRz(JISC 6515:1998による)2〜10μmの粗化面を有する銅箔の粗化面側をプリプレグ側に配置して積層後、加熱・加圧成型し、その後、この銅箔を全面エッチングをする。これにより、プリプレグ絶縁層が粗面化される。この粗面化後さらに上記の粗化溶液で粗化することで、アディティブ法で形成した銅の密着強度を向上させる硬化が得られる。銅箔については、電解銅箔製造工程でドラム側の面とは反対面の粗化された側をプリプレグに配置する方法や、ドラム側の面に、メッキ処理で二次粒子形成した粗化面をプリプレグに配置する方法等が適宜に考慮される。
C2:また、銅箔を使用して成型する方法以外に、無機フィラーを含む離型剤をシート状物に塗布した離型シートをプリプレグの外側に配置して、積層後、加熱・加圧成型し、その後、離型シートを剥離してもよい。無機フィラーによる凹凸がプリプレグ絶縁層に転写され粗面化される。この粗面化後さらに前記記載の粗化溶液で粗化することで、アディティブ法で形成した銅の密着強度を向上させる効果が得られる。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。もとろん以下の例によって発明が限定されることはない。
(ワニスの調製)
樹脂組成物ワニス主成分となる樹脂としては、リン含有エポキシ樹脂、臭素化ポキシ樹脂(東都化成社製「YDB−500」)、クレゾールノボラック型ポキシ樹脂(大日本インキ化学工業社製「エピクロンN690」)を用いた。
なお、リン含有エポキシ樹脂は次のようにして調製した。まず、容量300mlの三つ口フラスコに攪拌装置及び冷却管を取り付け、次にこのフラスコにジメチルホルムアミド(DMF)及びメトキシプロパノール(MP)を所定量計り取った後、さらにポキシ樹脂(大日本インキ化学工業社製「エピクロン850S」53質量部及び「エピクロンN690」13質量部)を加えた。その後、これをオイルバスで加熱して80℃に達したところで、下記[化1]で示されるリン化合物(三光化学社製)を16質量部投入し、さらに加熱して100℃に達したところで、トリフェニルホスフィンを全固形分に対して0.2質量%の割合で投入することによって、リン化合物とポキシ樹脂とを反応させた。そして、所定のポキシ樹脂当量に至ったところで、反応を終了させ、生成物を冷却してリン含有エポキシ樹脂の溶液を得た。このようにして得られたリン含有エポキシ樹脂を樹脂組成物のワニス成分として用いた。なお、反応の進行はJIS K 7236−1995に基づいてエポキシ当量を測定することによって確認した「エビクロン850S」及び「エビクロンN690」のエポキシ当量はそれぞれ190及び220であった。
Figure 2008010517
また、硬化剤としてジシアンジアミド(分子量84、理論活性水素棟梁21)を用い、硬化促進剤として2−エチル−4−メチルイミダゾールを用い、充填剤としてシリカ(電気化学工業社製「SFP−10X」)を用い、有機溶剤としてジメチルホルムアミド(DMF)を用いた。
粗化溶液による溶解成分としては、ブタジエン−アクロニトリル共重合体の架橋エラストマー(JSR社製「XER−91]:粒子径0.1μm以下)及びポリビニルアセタール樹脂(電気化学工業社製「6000R」を用いた。
そして、下記「表1」に示す配合量(重量部)で、各成分をポキシ樹脂に配合する事によって、3種類のポキシ樹脂ワニス1〜3を調製した。
Figure 2008010517
(実施例1)
ワニス1をガラスクロス(日東紡製WEA106:単位重量25g/m2)に、含浸させた後に、これを機内温度170℃の乾燥機で加熱して乾燥させることによって、昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度56000ポイズの半硬化のBステージ状態にしたプリプレグ1を作成した。
次にフレキシブル銅張積層板(松下電工製R−F775 0.5mm銅箔厚さ12−12μm)に内層回路を形成した後、カバーレイ銅張積層板(ニッカン製CISA1225)を付け、加熱加圧成型することで内層回路の入ったフレキシブル銅張積層板を作成する。この際、IVH接続するパターン部のカバーレイをくり貫いておく。これを内層材とした。
上記のようにして作製したプリプレグと内層回路入りフレキシブル銅張積層板を用いて、次のようにして、フレキシブルリジット配線板を製造した。
すなわちまず、屈曲部分になる箇所をあらかじめルーター加工によりくり貫いた上記のプリプレグ1を上記内層材の両面に重ね合わせると共に、さらにその両面に、18μ銅箔(三井製3EC)を、粗化面(Rz=5μm)がプリプレグ側になるようにして重ね合わせ、成形プレートと銅箔の間にクッションシート(三井化学製TPX)を入れて真空プレスにて加熱加圧成形した。この時の成形条件は、80から150℃まで昇温速度を2.5℃/分とし、圧力を30kg/cm2とした。そして、積層成形後、銅箔をエッチングにより全て除去することによって粗化面を形成した。
次に内層IVH接続のための穴明けをCO2レーザー加工にて行い、さらにプリプレグ絶縁層に粗化処理を行った。この粗化処理は次の(1)〜(3)の順番で行った。
(1)積層成形後の積層板をシプレー社製「サーキュポジットMLB211」液中に75℃で6分間浸漬させた。
(2)次にメルテックス社製「エンプレートMLB497)液中に40℃で10分間浸漬させた。
(3)最後にメルテックス社製「エンプレートMLB−791M」液中に40℃で5分間浸漬させた。
その後、上記のように粗化処理されたプリプレグ絶縁層の全面にアディティブ法で導電層を形成し、IVH接続をした後、170℃で120分間乾燥機でアフターキューアーを行った。この時の導電層の形成は、無電解銅メッキ処理をなった後、120℃60分乾燥させ、さらに電解銅めっき処理を行うことによって形成した。めきの厚さは20±2μmとした。
続いてこの導電層をフォトエッチング法で外層回路の形成を行い、4層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(実施例2)
昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度37000ポイスのプリプレグ(プリプレグ2)としたこと以外は、実施例1と同様にして4層のフレキシブルリジット配線板を得た。(実施例3)
表1のワニス2をガラスクロス(日東紡製WEA1035:単位重量30g/m2:扁平化あり)に含浸させた後に、これを機内温度170℃の乾燥機で加熱して乾燥させることによって、昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度91000ポイスの半硬化のBステージ状態にしたプリプレグ3を作成した。
このプリプレグ3と実施例1での内層回路入りフレキシブル銅張積層板からなる内層材を用いて、次のようにしてフレキシブルリジット配線板を製造した。
すなわち、屈曲部分になる箇所をあらかじめルーター加工によりくり貫いたプリプレグ3を内層材の両面に重ね合わせると共に、さらにその両面に離型シート(サンアルミニウム製20M2S)を重ね合わせ、成形プレートと離型シートの間にクッションシート(三井化学製TPX)を入れて真空プレスにて加熱加圧成形した。この時の成形条件は、80から150℃までの昇温速度を2.5℃/分とし、圧力を30kg/cm2とした。
そして、積層成形後、離型シートを剥離により全て除去するこによって粗化面を形成した。内層IVH形成用穴明け加工以降は、実施例1と同様にして4層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(実施例4)
昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度12000ポイスのプリプレグ(プリプレグ4)としたこと以外は、実施例3と同様にして4層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(実施例5)
実施例1の外層形成後、さらに屈曲部分になる箇所をあらかじめルーター加工によりくり貫いたプリプレグ1を両面に重ね合わせると共に、さらにその両面にその18μ銅箔(三井製3EC)を粗化面をプリプレグ側にして重ね合わせ、プレートと銅箔の間にクッションシート(三井化学製TPX)を入れて真空プレスにて加熱加圧成形を実施した。この時の成形条件は、80から150℃までの昇温速度を2.5℃/分とし、圧力を30kg/cm2とした。
そして、積層成形後、銅箔をエッチングにより全て除去することによって粗化面を形成した。
次に内層IVH接続のため穴明けをCO2レーザー加工にて行い、さらに実施例1同様にプリプレグ絶縁層に粗化処理を行った。
その後、上記のように粗化処理された絶縁層の全面にアディテイブ法で導電層を形成しIVH接続をした後、170℃で120分間乾燥機でアフターキュアーを行った。この時の導電層の形成は、無電解銅めっき処理を行った後、120℃で60分乾燥させ、さらに電解銅めっき処理を行うことによって形成した。めっきの厚さは20±2μmとした。
続いてこの導電層をフォトエッチング法で外層回路の形成を行い、6層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(実施例6)
プリプレグ3を用いた以外は、実施例5と同様にしてフレキシブルリジット配線板を得た。
(比較例1)
表1のワニス1をガラスクロス(日東紡製WEA1035)に含浸させた後に、これを機内温度170℃の乾燥機で加熱して乾燥させることによって、昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度86000ポイスの半硬化のBステージ状態にしたプリプレグ5を作成した。
このプリプレグ5を用いたこと以外は、実施例5と同様にして6層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(比較例2)
表1のワニス1をガラスクロス(日東紡製WEA1035)に含浸させた後に、これを機内温度170℃の乾燥機で加熱して乾燥させることによって、昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度13200ポイスの半硬化のBステージ状態にしたプリプレグ6を作成した。
(比較例3)
表1のワニス3をガラスクロス(日東紡製WEA1035)に含浸させた後に、これを機内温度170℃の乾燥機で加熱して乾燥させることによって、昇温速度2.5℃/分時の最低溶融粘度48000ポイスの半硬化のBステージ状態にしたプリプレグ7を作成した。
上記のようにして作成したプリプレグ7と実施例1の内層材を用いて、次のようにしてフレキシブルリジット配線板を製造した。
すなわち、屈曲部分になる箇所をあらかじめルーター加工によりくり貫いたプリプレグ7を内層材の両面に重ね合わせると共に、さらにその両面にその18μ銅箔(三井製3EC)を粗化面をプリプレグ側にして重ね合わせ、プレートと銅箔の間にクッションシート(三井化学製TPX)を入れて真空プレスにて加熱加圧成形を実施した。この時の成形条件は、80から150℃までの昇温速度を2.5℃/分とし、圧力を30kg/cm2とした。
そして、積層成形後のエッチングによる銅箔除去以降は、実施例1と同様にして4層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(比較例4)
比較例3において、積層成形後、銅箔を除去することなく、コンフォーマルマスク法によりCO2レーザーで穴明け加工を行い、無電解銅メッキ後、120℃で60分乾燥させ、さらに電解銅めっき処理を行うことによってIVH接続をした。めっきの厚さは20±2μmとし、外層導電層の銅トータル厚みは38μとした。続いてこの導電層をフォトエッチング法で外層回路の形成を行い、4層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(比較例5)
比較例4の外層形成後さらに屈曲部になる箇所をあらかじめルーター加工によりくり貫いたプリプレグ7を両面に重ね合わせると共に、さらにその両面にその18μ銅箔(三井製3EC)を、粗化面をプリプレグ側にして重ね合わせ、プレートと銅箔の間にクッションシート(三井化学製TPX)を入れて真空プレスにて加熱加圧成形した。この時の成形条件は、80から150℃までの昇温速度を2.5℃/分とし、圧力を30kg/cm2とした。
そして、積層成形後、銅箔を除去することなく、コンフォーマルマスク法によりCO2レーザーで穴明け加工を行い、無電解銅メッキ後、120℃で60分乾燥させ、さらに電解銅めっき処理を行うことによってIVH接続をした。めっきの厚さは20±2μmとし、外層導電層の銅トータル厚みは38μとした。続いてこの導電層をフォトエッチング法で外層回路の形成を行い、6層のフレキシブルリジット配線板を得た。
(評価)
上記のようにして得られたフレキシブルリジット配線板について、くり貫きを行った部分の樹脂流れ量として、樹脂流れの長さをN=5で測定を行い、その平均を表2に示した。また、外層導電層の引き剥がし強さ(ピール強度、JISC 6515:1998による)をN=5で測定を行い、その平均も表2に示した。さらに、6層板を成型した構成品について、プリプレグ間の成型性としてボイドの発生有無を確認し、結果を表2に示した。表中の「○」は良好もしくは可、「×」は不可の評価を示している。
Figure 2008010517
この表2に示した結果から明らかなように、溶融粘度最近値が10000〜100000ポイズの範囲内にある実施例1〜6ではくり貫き部分の樹脂流れ量が0.2〜0.5mmであるのに対し、より低い8600ポイズの比較例1においては樹脂流れ量が8.2mmと極めて大きく、くり貫き部への樹脂流れ込みにともなって配線板の屈曲性が損なわれていることが確認された。一方、より高い132000ポイズの比較例2においては樹脂流れが0.1mmと小さく、適切でなく、これによってボイドが発生していることが確認された。
ワニス3を用いたプリプレグ7による比較例3では外層回路のメッキピール強度が2.1KN/mにすぎないが、溶解成分を含むワニス1および2を用いた実施例1〜6では、プリプレグ絶縁層中の溶解成分が粗化溶液によって溶解し、粗化がより促進されているため、外層回路のメッキピール強度をより高くできることがわかる。
そして、実施例1〜6においては、銅箔上にさらにメッキ処理した比較例4〜5とは異なり、銅厚がより薄く仕上がっていることがわかる。さらには、6層板を形成した際に、比較例5とは異って実施例5〜6のように、プリプレグ間の成形性では、内層回路が薄くてもボイドの発生がなく良好であることが確認された。

Claims (6)

  1. 単位重量が50g/m2以下のガラスクロスに樹脂組成物が含浸されて乾燥されたプリプレグであって、樹脂組成物には、酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液に溶解する成分が含まれていると共に、昇温速度1〜5℃/分における樹脂の溶融粘度最近値が10000〜100000ポイズの範囲内にあることを特徴とするプリプレグ。
  2. ガラスクロスは、扁平処理後に開織処理されたものにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリプレグ。
  3. 請求項1または2に記載のプリプレグを用いるフレキシブルリジット配線板の製造方法であって、あらかじめ回路形成したフレキシブル銅張積層板の片側または両側に前記プリプレグを重ね合わせて加熱加圧成形成し、形成されたプリプレグ絶縁層の表面を酸と酸化剤のうちの少くとも一方を含む粗化溶液で粗化処理し、その後外層回路をアデイティブ形成することを特徴とするフレキシブルリジット配線板の製造方法。
  4. フレキシブル銅張積層板の片側または両側に、プリプレグによる絶縁層形成と外層回路形成を繰り返し、フレキシブル銅張積層板の回路層以外に2層以上の回路を形成することを特徴とする請求項3に記載のフレキシブルリジット配線板の製造方法。
  5. Rz2〜10μmの粗化面を有する銅箔を粗化面側をプリプレグ側に向けて配置し、さらにクッションシートを鏡面板と銅箔の間に配置して加熱・加圧成型した後、全面エッチングにより銅箔を除去してプリプレグ絶縁層の表面を粗面化し、その後粗化溶液で粗化処理することを特徴とする請求項3または4に記載のフレキシブルリジット配線板の製造方法。
  6. 無機フィラーを含む離型剤をシート状物に塗布した離型シートをプリプレグ側に配置し、さらにクッションシートを鏡面板と離型シートの間に配置して加熱・加圧成型した後、離型シートを剥離してプリプレグ絶縁層の表面を粗面化し、その後粗化溶液で粗化処理することを特徴とする請求項3または4に記載のフレキシブルリジット配線板の製造方法。
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