JP2008010264A - 密閉型電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止栓を注液孔の周縁部に溶接する際に、その溶接ビートにピンホールなどの溶接不良が発生することを低減する密閉型電池を提供する。
【解決手段】注液孔16から電池ケース6内に電解液を注入したのちに、注液孔16に封止栓17を嵌入して封止栓17の頭部22の上端周縁部を注液孔16の上端周縁部に溶接することで、注液孔16を封口する。封止栓17の頭部22の下部22cが、下窄まり状に形成されている。注液孔16は、封止栓17の頭部22が圧入する嵌合凹部26と、嵌合凹部26の下面から電池ケース6内に向けて連通する連通部27とを有している。注液孔16の嵌合凹部26の下面26aと連通部27の内面27aとが接する稜角部29が、封止栓17の頭部22の下部22cに食い込んで密着している。
【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン電池などの密閉型電池に関する。
特許文献1〜3には、電極体や電解液などを電池缶に収容し、その電池缶の上面開口を蓋で塞いで電池ケースを形成した密閉型電池が開示されている。この密閉型電池では、蓋に設けた注液孔から電池缶内に電解液を注入したのちに、注液孔に封止栓を嵌入して封止栓の頭部の上端周縁部を注液孔の上端周縁部にレーザ溶接することで、注液孔を封止栓で封口している。
特開2006−40690号公報(図2) 特開2002−358948号公報(図1) 特開平11−25936号公報(図4)
前記注液孔を封止栓で封口する際に、封止栓の頭部の上端周縁部と、注液孔の上端周縁部との間に隙間が介在していると、溶接ビードにピンホールなどの溶接不良が生じてしまって、注液孔の密封性が低下するおそれがある。
これに対して、封止栓の頭部を注液孔の上端部に圧入して、封止栓の頭部の上端周縁部と注液孔の上端周縁部とを密着させることで、前記ピンホールなどの溶接不良を防止することが考えられる。ところが、前記封止栓を注液孔に圧入する際に、封止栓の頭部と注液孔の内面との間に電解液が侵入していると、前記侵入した電解液が前記溶接のときに溶接熱で突沸し、溶接ビードに前記ピンホールなどの溶接不良が生じてしまうところに問題がある。
また、前記注液孔は、例えばプレス加工で蓋に穿孔されるが、近年の電池の小型薄型化に対応して蓋の前後左右の幅寸法も小さくなっている。つまり、注液孔から蓋の周縁までの寸法が小さくなっており、これに伴って前記プレス加工の際に蓋が容易に歪んで、注液孔も歪んでしまうことがある。この場合、封止栓の頭部を注液孔に適正に圧入できなくなって、前記溶接不良が生じてしまうところに問題がある。
そこで本発明の目的は、封止栓を注液孔の周縁部に溶接する際の溶接不良を低減できる密閉型電池を提供することにある。
本発明が対象とする密閉型電池は、図1および図2に示すごとく、電池ケース6に設けた注液孔16から電池ケース6内に電解液を注入したのちに、注液孔16に封止栓17を嵌入して封止栓17の頭部22の上端周縁部を注液孔16の上端周縁部に溶接することで、注液孔16が封口されている。
本発明は、図1および図3に示すごとく、封止栓17の頭部22の下部22cが、下窄まり状に形成されており、注液孔16は、封止栓17の頭部22が圧入する嵌合凹部26と、嵌合凹部26の下面26aから電池ケース6内に向けて連通する連通部27とを有しており、注液孔16の嵌合凹部26の下面26aと連通部27の内面27aとが接する稜角部29が、封止栓17の頭部22の下部22cに食い込んでいることを特徴とする。ここでの封止栓17は、頭部22のみで形成されている場合も含まれる。また、電池ケース6の外面側を上、電池ケース6の内面側を下に定義した。
詳しく説明すると、封止栓17は、頭部22の下面22aから下向きに延出する軸部23を有しており、この封止栓17の軸部23が、注液孔16の連通部27内に挿入されている。また、封止栓17の軸部23は、隙間を介して注液孔16の連通部27の内面27aに臨んでいる。
封止栓17の硬度と、注液孔16の稜角部29の硬度が異なることが好ましい。すなわち、注液孔16の稜角部29の行動が封止栓17の硬度よりも大きい場合には、注液孔16の稜角部29が封止栓17の頭部22の下部22cに確実に食い込み、一方、封止栓17の硬度が、注液孔16の稜角部29の硬度よりも大きい場合には、注液孔16の稜角部29が変形して、封止栓17の頭部22の下部22cとの対向面積が増加し、密着性が向上するためである。
具体的には、図4に示すごとく、注液孔16は、連通部27よりも開口断面積が小さい捨て穴31が電池ケース6に打ち抜き加工されたのちに、捨て穴31の上部側に重ねて嵌合凹部26がプレス加工で形成されているとともに、嵌合凹部26が形成されたのちの捨て穴31に重ねて連通部27が打ち抜き加工で形成されている。
本発明によれば、封止栓17の頭部22が注液孔16の嵌合凹部26に圧入するので、封止栓17の頭部22の上端周縁部と、注液孔16の上端周縁部との間に隙間が生じることがない。
そのうえで、注液孔16の稜角部29が、封止栓17の頭部22の下部22cに食い込んだ場合には、封止栓17の頭部22の下部22cと注液孔16の内面とを確実に密着させることができる。同様に、注液孔16の稜角部29が変形した場合には、注液孔16の稜角部29の変形した部分が、封止栓17の頭部22の下部22cとの密着性を向上させる。したがって、電池ケース6内の電解液が、封止栓17の頭部22の下部22cよりも封止栓17の上端側に上がることが阻止され、封止栓17の頭部22の上端周縁部を注液孔16の上端周縁部に溶接する際の熱で、前記封止栓17の上端側に上がった電解液が突沸して封止栓17の上端周縁に噴出して、溶接ビートにピンホールなどの溶接不良を生じさせることを確実に防止できる。
封止栓17の軸部23が、隙間を介して注液孔16の連通部27の内面27aに臨んでいると、製造誤差などで封止栓17の頭部22に対して軸部23がずれていたり、注液孔16の嵌合凹部26に対して連通部27がずれていたりしても、そのずれ分を封止栓17の軸部23と、注液孔16の連通部27の内面27aとの間の隙間で吸収できて、封止栓17の頭部22を注液孔16の嵌合凹部26に確実に圧入できる。
注液孔16が、捨て穴31を電池ケース6に打ち抜き加工したのちに、捨て穴31の上部側に重ねて嵌合凹部26をプレス加工で形成し、嵌合凹部26を形成したのちの捨て穴31に重ねて連通部27を打ち抜き加工で形成すると、嵌合凹部26を形成する際に上下に圧縮される捨て穴31の周縁部32が捨て穴31の内部空間に膨出して、前記圧縮に伴う圧力を逃がすので、嵌合凹部26を形成する際の圧力で、電池ケース6の肉壁が注液孔16の外側へ押されて、電池ケース6が歪んでしまうことが軽減される。
これにより、注液孔16の嵌合凹部26を適正な開口形状に正確に形成できて、封止栓17の頭部22を注液孔16の嵌合凹部26に確実に圧入できる。
本発明に係る密閉型電池は、図1および図2に示すごとく、上面に左右横長の開口を有する有底角筒形状の電池缶1と、電池缶1内に収容された電極体2および非水電解液と、電池缶1の開口上面を塞いで密封する左右横長の蓋3と、蓋3の内側に配置されるプラスチック製の絶縁体5とを含む。電池缶1の左右幅寸法は34mm、上下高さ寸法は46mm、前後厚み寸法は4mmである。蓋3の上下寸法は0.8mmである。
電極体2は、図1に示すごとく、帯状の正極と帯状の負極との間に帯状のセパレータを介在させた状態で渦巻状に巻回して作製される。電極体2は、巻回状態で図2に示す扁平状になっている。正極は、コバルト酸リチウムなどの正極活物質を含有する正極活物質層が帯状の正極集電体の裏表両面に形成されており、正極集電体から薄板状の正極集電リード10が導出される。
負極は、黒鉛などの負極活物質を含有する負極活物質層が帯状の負極集電体の裏表両面に形成されており、負極集電体から薄板状の負極集電リード11が導出される。セパレータは、ポリエチレン樹脂などの微多孔性薄膜フィルムなどからなる。非水電解液は、エチレンカーボネートとメチルエチルカーボネートとを混合した溶媒にLiPF6 を溶解させて作製した。
電池缶1は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金の板材の深絞り成形品である。蓋3は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金の板材のプレス成形品であり、電池缶1の開口周縁に蓋3の外周縁がYAGレーザでシーム溶接される。これによって、図1に示す電池ケース6が形成される。蓋3の中央には、図1に示すごとく、上側の絶縁パッキング12および下側の絶縁板13を介して負極端子15が貫通状に取り付けられる。
蓋3の左右方向の右端寄りには、平面視で円形の注液孔16が上下貫通状に形成されている。注液孔16から電池ケース6内に非水電解液が注入される。電解液の注入後に注液孔16は、封止栓17で塞がれて封口される。負極端子15の下端には、蓋3の内面において左右横長の薄板からなるリード体19が接続される。リード体19は、注液孔16の反対側に延びており、前記絶縁板13で蓋3と絶縁されている。このリード体19の下面には、負極集電リード11が溶接される。
正極集電リード10は、蓋3の裏面において絶縁板13と注液孔16との間のスペースに溶接される。これで正極集電リード10が蓋3および電池缶1に導通して、蓋3および電池缶1が正極電位に帯電する。蓋3の左右方向の一端寄り(図2の左端寄り)には、開裂ベント20が形成されており、開裂ベント20は、電池内圧が異常上昇したときに開裂して電池内圧を解放する。
封止栓17は、図1および図3に示すごとく、注液孔16の上端周縁部に溶接される円盤状の頭部22と、その頭部22の下面22aの中央から下向きに延出する円柱状の軸部23とを有している。封止栓17の頭部22の下部22cが、下窄まり状に形成されている。つまり、封止栓17の頭部22は、封止栓17の上面17aから下側へ垂直方向に延びる垂直部22bと、垂直部22bの下端につながる下窄まり状のテーパ部(下部)22cとを有している。テーパ部22cの下端が、前記頭部22の下面22aにつながっている。
封止栓17の軸部23は、前記頭部22の下面22aから垂直方向に延びる垂直柱部23aと、垂直柱部23aの下端につながる下窄まり状の案内部23bとを有している。案内部23bは、封止栓17で注液孔16を封口する際に、封止栓17の軸部23を注液孔16内へ案内するためのものである。
封止栓17の上面17aには、図1に示すごとく、その上面17aの周縁と同心円状に形成されたリング状の溝25が設けられている。前記溝25を設けたことで、封止栓17の上端周縁部を注液孔16の上端周縁部に溶接する際に、その溶接熱が封止栓17の中心側に伝わることを抑えて、溶接熱が封止栓17に集中することを低減している。また、前記溝25を設けた分だけ、封止栓17の上面17aの表面積が増加して放熱効果が向上する。封止栓17は、前記溝25より内側の部分が溝25より外側の部分よりも低くなっている。
注液孔16は、封止栓17の頭部22が圧入する円柱面状の嵌合凹部26と、嵌合凹部26の下面26aから電池ケース6内に向けて連通する円柱面状の連通部27とを有する。注液孔16の嵌合凹部26は、蓋3の上面3aに対して垂直方向に延びており、連通部27も蓋3の上面3aに対して垂直方向に延びている。嵌合凹部26の内径寸法は、連通部27の内径寸法よりも大きくなっている。
前記蓋3の上面3aの一部が、電池ケース6の外表面であって注液孔16の周縁部を形成する。注液孔16の下面26aの内周側が連通部27につながっており、連通部27内に封止栓17の軸部23が挿入される。嵌合凹部26の下面26aは、蓋3の上面3aと平行に形成されている。つまり、注液孔16の嵌合凹部26の下面26aと連通部27の内面27aとが接する稜角部29は、図3に示すごとく、断面でほぼ直角形状になっている。
封止栓17の頭部22の垂直部22bの外径寸法は、軸部23の垂直柱部23aの外径寸法よりも大きくなっており、1.9〜2.0mmである。封止栓17の軸部23の垂直柱部23aの外径寸法は1.0mmであるのに対して、1.975mmである。また、封止栓17の頭部22の上下厚さ寸法は0.65mm、垂直部22bの上下寸法は0.46mm、軸部23の上下寸法は0.8mmである。
注液孔16の嵌合凹部26の内径寸法は、封止栓17の頭部22の垂直部22bの外径寸法と等しい、あるいはわずかに小さくなっている。嵌合凹部26の上下寸法は0.4mmである。また、今回用いた注液孔16の連通部27の内径寸法は、1.970mmであり、封止栓17の頭部22の垂直部22bの外径寸法1.975mmよりも小さいが、封止栓17の軸部23の垂直柱部23aの外径寸法の1.0mmよりも大きくなっている。つまり、封止栓17の軸部23は、隙間を介して注液孔16の連通部27の内面27aに臨むことになる。
そして、封止栓17を注液孔16に嵌入したときには、図1に示すごとく、封止栓17の頭部22のテーパ部22cに前記注液孔16の稜角部29が食い込む。これにより、封止栓17のテーパ部22cと注液孔16の内面とが確実に密着し、電池ケース6内の電解液が、封止栓17の頭部22のテーパ部22cよりも封止栓17の上端側に上がることが阻止される。
封止栓17の頭部22のテーパ部22cの傾斜角度は、30〜60°の範囲であることが好ましく、40〜50°の範囲であることがより好ましい。なお、今回用いた封止栓の傾斜角度は45°である。
注液孔16は次のようにして形成される。まず、図4の(a)に示すごとく、蓋3に対して、注液孔16の連通部27よりも開口断面積が小さい、すなわち連通部27よりも内径寸法が小さい捨て穴31をプレス装置で打ち抜き加工する。次いで、嵌合凹部形成用のプレス装置によって、蓋3に嵌合凹部26をプレス加工する。つまり、嵌合凹部形成用のプレス装置のポンチは、嵌合凹部26の上下寸法分だけ蓋3の上面3aに押し込まれる。この際、嵌合凹部形成用のプレス装置のポンチが、捨て穴31の上面側の周縁部に当たって下方へ押す。
これに伴って、捨て穴31の周縁部32が、プレス装置のポンチとダイスとで上下に圧縮されながら押し下げられ、捨て穴31の内部空間の下部側へ膨出する(図4の(b)の状態)。この後、連通部形成用のプレス装置のポンチとダイスとによって、図4の(c)に示すごとく、捨て穴31の膨出した周縁部32を削り落とすとともに、連通部27を打ち抜き加工する。これにより、図3に示す注液孔16が形成される。
つまり、捨て穴31を先に形成しておくことで、注液孔16の嵌合凹部26を形成する際に上下に圧縮される捨て穴31の周縁部32が捨て穴31の内部空間に膨出して、前記圧縮に伴う圧力を逃がし、これによって嵌合凹部26を形成する際の圧力で、蓋3の肉壁が注液孔16の径方向の外側へ押されて、蓋3が歪んでしまうことが軽減される。
電池の組み立てに際しては、蓋3に対して、前述のように負極端子15、絶縁パッキング12、絶縁板13およびリード体19をそれぞれ取り付けておく。そして、電極体2および絶縁体5を電池缶1内に収容したのちに、負極集電リード11をリード体19に、正極集電リード10を蓋3にそれぞれ前述の要領で溶接する。次いで、電池缶1の開口周縁に蓋3をシーム溶接したのちに、電池缶1内を真空減圧して注液孔16から非水電解液を注入する。
前記注入完了後に、注液孔16に封止栓17を挿入して、注液孔16の嵌合凹部26に封止栓17の頭部22を圧入するとともに、注液孔16の稜角部29を封止栓17のテーパ部22cに食い込ませて密着させる。次いで、封止栓17の頭部22の上端周縁部と、注液孔16の嵌合凹部26の上端周縁部とをYAGレーザでシーム溶接することで、注液孔16が、図1に示すごとく、封止栓17で塞がれた状態に封口される。
前記注液孔16および封止栓17は、電池ケース6のいずれかの個所に設けてあればよく、例えば電池缶1の底面や側面に設けてもよい。
前記説明では、封止栓17の頭部22のテーパ部22cに、注液孔16の稜角部29を食い込ませたが、封止栓17の頭部22の垂直部22bを頭部22の下面22aまで延ばして、封止栓17の頭部22の垂直部22bの外周面と、頭部22の下面22aとがほぼ垂直に接する稜角部を形成するとともに、注液孔16の嵌合凹部26の下部を下窄まり状のテーパ面にする。そして、封止栓17の稜角部が、注液孔16のテーパ面に食い込むようにしてもよい。
本発明に係る密閉型電池の縦断正面図 密閉型電池の分解斜視図 注液孔の断面と封止栓とを示す側面図 注液孔の形成工程を説明するための平面図
符号の説明
1 電池缶
3 蓋
6 電池ケース
16 注液孔
17 封止栓
17a 上面
22 頭部
22a 下面
22b 垂直部
22c テーパ部
23 軸部
23a 垂直柱部
26 嵌合凹部
26a 下面
27 連通部
27a 内面
29 稜角部
31 捨て穴

Claims (5)

  1. 電池ケースに設けた注液孔から前記電池ケース内に電解液を注入したのちに、前記注液孔に封止栓を嵌入して前記封止栓の頭部の上端周縁部を前記注液孔の上端周縁部に溶接することで、前記注液孔が封口される密閉型電池において、
    前記封止栓は、前記頭部の下部が下窄まり状に形成されており、
    前記注液孔は、前記封止栓の頭部が圧入する嵌合凹部と、前記嵌合凹部の下面から電池ケース内に向けて連通する連通部とを有しており、
    前記嵌合凹部の下面と前記連通部の内面とが接する稜角部が、前記封止栓の頭部の下部に食い込んでいることを特徴とする密閉型電池。
  2. 前記封止栓は、前記頭部の下面から下向きに延出する軸部を有しており、
    前記封止栓の軸部が、前記注液孔の連通部内に挿入されている請求項1記載の密閉型電池。
  3. 前記封止栓の軸部が、隙間を介して前記注液孔の連通部の内面に臨んでいる請求項2記載の密閉型電池。
  4. 前記封止栓と、前記注液孔稜角部の硬度が異なる請求項1又は2又は3記載の密閉型電池。
  5. 前記注液孔は、前記連通部よりも開口断面積が小さい捨て穴が前記電池ケースに打ち抜き加工されたのちに、前記捨て穴の上部側に重ねて前記嵌合凹部がプレス加工で形成されているとともに、前記嵌合凹部が形成されたのちの前記捨て穴に重ねて前記連通部が打ち抜き加工で形成されている請求項1又は2又は3又は4記載の密閉型電池。
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