JP2008009592A - 情報書込装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性を向上し且つ書き込んだ情報の信頼性を向上することができる情報書込装置を提供する。
【解決手段】情報記憶媒体Cが挿入される挿入口11と、前記情報記憶媒体Cへの情報の書き込み要求を発生する操作部12と、該操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記情報記憶媒体Cに情報を書き込む書込手段30と、を有する情報書込装置10において、前記情報記憶媒体Cが挿入された前記挿入口11を覆う閉状態と前記挿入口に対する前記情報記憶媒体Cの出し入れが可能な開状態とに遷移するカバー14と、前記操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記カバー14を前記閉状態から前記開状態に遷移させる遷移手段21aと、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】情報記憶媒体Cが挿入される挿入口11と、前記情報記憶媒体Cへの情報の書き込み要求を発生する操作部12と、該操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記情報記憶媒体Cに情報を書き込む書込手段30と、を有する情報書込装置10において、前記情報記憶媒体Cが挿入された前記挿入口11を覆う閉状態と前記挿入口に対する前記情報記憶媒体Cの出し入れが可能な開状態とに遷移するカバー14と、前記操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記カバー14を前記閉状態から前記開状態に遷移させる遷移手段21aと、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報書込装置に関し、より詳細には、挿入口から挿入された記憶媒体に情報を書き込む情報書込装置に関するものである。
デジタルタコグラフ、自動料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System)用の車載器等、この種の電気機器は、情報記憶媒体であるメモリカード、ICカード等のカードを挿入するための挿入口と、この挿入口より挿入されたカードが装着されるカードコネクタ装置と、を有している。
このような電気機器としては、特許文献1に示すものが知られている。図10は従来の電気機器の外観を示す斜視図であり、車両等に搭載される電気機器であるデジタルタコグラフ(デジタコ)100は、箱状の筐体101で構成されている。筐体101を構成するフロントケース102には、カード状の記憶媒体(カード)Cを挿入する挿入口103が形成されている。
挿入口103にカードCを挿入すると、スライドボタン104がバネ力により挿入口103の一部を覆い、取り出しボタン105を操作してもカードCが取り出せない構成となっている。そして、カードCへの情報の書き込みは、終了ボタン106の操作に応じて書き込みが開始される。
また、カードCの挿入口103からの取り出しは、挿入口103にかからないようにスライドボタン104をフロントケース102の左側にずらして固定し、取り出しボタン105を押圧することで、カードCが挿入口104から排出される。
特開2004−103446号公報
しかしながら、上述した従来のデジタコ100では、終了ボタン106を操作し、カードCの書き込みが終了する前に、スライドボタン104及び取り出しボタン105を操作することによりカードCを取り出すことができたため、カードCへの運行に関する情報の記録の書き込みが不完全になるという問題があった。また、カードCを取り出すには、上述したようにスライドボタン104を挿入口103にかからないようにずらして固定し、取り出しボタン105を押圧操作しなければならなかったため、両手を使用する操作となるため、操作性が悪いという問題があった。なお、このような問題は、デジタコ100以外の機器でも同様に起こり得る問題である。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、操作性を向上し且つ書き込んだ情報の信頼性を向上することができる情報書込装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の情報書込装置は、図1の基本構成図に示すように、情報記憶媒体Cが挿入される挿入口11と、前記情報記憶媒体Cへの情報の書き込み要求を発生する操作部12と、該操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記情報記憶媒体Cに情報を書き込む書込手段30と、を有する情報書込装置10において、前記情報記憶媒体Cが挿入された前記挿入口11を覆う閉状態と前記挿入口に対する前記情報記憶媒体Cの出し入れが可能な開状態とに遷移するカバー14と、前記操作部12による書き込み要求の発生に応じて前記カバー14を前記閉状態から前記開状態に遷移させる遷移手段21aと、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の情報書込装置によれば、挿入口11に情報記憶媒体Cが挿入されると、カバー14は挿入口11を覆った閉状態になる。そして、操作部12にて情報記憶媒体Cへの情報の書き込み要求が発生すると、遷移手段21aはカバー14を閉状態から開状態に遷移させるため、情報記憶媒体Cへの書き込みが開始されてからカバー14を開状態とすることができる。
請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の情報書込装置において、前記書込手段30による前記情報記憶媒体Cへの情報の書き込み終了を検出する書込終了検出手段21bを有し、前記遷移手段21aが、前記操作部12による書き込み要求の発生及び前記書込終了検出手段21bによる書き込み終了の検出に応じて前記カバー14を前記閉状態から前記開状態に遷移させる手段であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の情報書込装置によれば、書込終了検出手段21bによって情報記憶媒体Cへの情報の書き込み終了が検出されると、遷移手段21aはカバー14を閉状態から開状態に遷移させるため、情報記憶媒体Cへの書き込みが終了した後にカバー14を開状態とすることができる。
請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載の情報書込装置において、前記カバー14が、前記挿入口11に挿入された前記情報記憶媒体Cが装着部に装着されたときに、前記開状態から前記閉状態に遷移可能なように設けられていることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の情報書込装置によれば、挿入口11に情報記憶媒体Cが装着部に装着されたときに、カバー14は開状態から閉状態に遷移される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の情報書込装置によれば、情報記憶媒体への書き込みが開始されてからカバーを開状態とするようにしたことから、情報を書き込んでいる途中で情報記憶媒体が取り出されることを防止できるため、書き込みが不完全になることを防止することができる。また、操作部を片手で操作するだけで、情報記憶媒体を取り出すことができる。よって、操作性を向上し且つ書き込んだ情報の信頼性を向上することができる情報書込装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、情報記憶媒体への書き込みが終了した後にカバーを開状態とするようにしたことから、書き込みが不完全になることを防止することができるため、情報記憶媒体へ書き込む情報を確実に保護することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、情報記憶媒体が確実に装着されたときにカバーが開状態から閉状態に遷移するようにしたことから、情報記憶媒体を確実に装着して脱落や飛び出しを防止することができる。
以下、本発明に係る情報書込装置を有する車両運行情報収集装置の実施例を、図2〜図9の図面を参照して説明する。
図2に示す情報書込装置としての車両運行情報収集装置1(デジタルタコグラフ)は、トラック、タクシー等の車両に搭載されている。車両運行情報収集装置1は、箱状の筐体2によって外形が形成されている。筐体2は、合成樹脂等によって形成されており、フロントケース3と、を有している。
フロントケース3は、図3に示すように、挿入口11と、操作部12と、表示部13と、カバー14と、を有している。
挿入口11は、フロントケース3の左側寄りの中央にスリット状に形成されている。挿入口11には、筐体2内に収容されるカード挿入部のコネクタに装着されるカード状の情報記憶媒体(カード)Cが図2中の両矢印で示す方向に挿入/取り出しされる。フロントケース3の挿入口11の近傍には、凹部3aが形成されている。凹部3aは、カードCの取り出し時にカードCを利用者がつかむために指を入れる空間となっている。
操作部12は、終了スイッチ12aと、切替スイッチ12bと、実/空スイッチ12cと、高速スイッチ12dと、専用道12eと、を有している。終了スイッチ12aは、情報記憶媒体としてのカードCへの情報の書き込み要求を発生する。つまり、利用者が運行の終了に応じて操作することで、車両運行情報収集装置1は運行中に収集した運行情報をカードCに書き込む。また、終了スイッチ12aは、カードCが装着されていない状態で操作されると、カバー14の開状態への遷移を要求する。つまり、終了スイッチ12aは、カバー14のOPENスイッチとしても機能している。
切替スイッチ12bは、押圧操作に応じて機能、表示画面等の切り替え要求を発生する。実/空スイッチ12cは、実車と空車の切り替え要求を発生する。高速スイッチ12dは、一般道路と高速道路との走行道路の切り替わり時に操作される。専用道12eは、一般道路と専用道路との走行道路の切り替わり時に操作される。
表示部13は、運行状況、各種警報等を表示する。表示部13は、例えば、OKランプ13aと、アラームランプ13bと、実/空ランプ13cと、高速ランプ13dと、専用道ランプ13eとを有している。
カバー14は、前面が板状に形成されており、車両運行情報収集装置1の高さとほぼ等しく、且つ、挿入口11を塞ぐ大きさとなっている。カバー14は、フロントケース3の一対のスリット3bに係合された状態でフロントケース3の前面側に設けられて、フロントケース3の幅方向Wにスライド可能な構成となっている。つまり、カバー14は、カードCが挿入された挿入口11を覆う閉状態と、挿入口11に対するカードの出し入れが可能な開状態とに遷移(スライド)する構成となっている。
カバー14は、閉状態のときに筐体2の内部に設けられた係止突起32に係止する係止部14aを有している。係止部14aは、カバー14内面から筐体2の内部方向に立設している。カバー14は、一端が筐体2内に固定された付勢部材5の他端が固定されている。そして、カバー14は、閉状態のときに付勢部材5によって図4中の付勢方向Fに付勢された状態になっている。つまり、カバー14の係止部14aと係止突起32との係止が解除されると、カバー14は付勢部材5の付勢力によって付勢方向Fに移動して開状態となる構成となっている。なお、付勢部材5には、例えばバネ、ゴムなどの弾性部材が用いられる。
また、カバー14の開状態から閉状態への遷移は、利用者の手作業によって付勢方向Fとは反対方向に、カバー14の係止部14aが係止突起32に係止される位置まで移動(スライド)されることで、カバー14は付勢部材5の付勢力に反して閉状態を維持することになる。
係止突起32は、ソレノイド31の端部に設けられており、ソレノイド31によってカバー14の係止部14と係止する位置から係止部14と係止しない位置まで移動する構成となっている。つまり、係止部14aが係止突起32に係止した状態でソレノイド31によって係止突起32を移動させることで、係止部14aと係止突起32との係止を解除することができる。
カバー14は、挿入口11に挿入されたカードCが装着部30aに完全に装着されたときに開状態から閉状態に遷移(スライド)可能なように、フロントケース3に設けられている。このように構成することで、カードCが装着部30aに完全に装着されていない半挿入の場合は、カバー14がカードCに突き当たって閉状態に遷移することを防止するため、カードCの半挿入の発生を防止し且つ、カードCの抜けを防止することができる。
カバー14の内面には、閉状態となったとき、カードCの端部に当接する複数の当接部14bを設けている。よって、車両運行情報収集装置1に車両からの走行中等の振動が伝わっても、カードCが装着部30aから抜けることを確実に防止することができるため、カードCの保持機能の向上を図ることができる。
車両運行情報収集装置1は、図6に示すように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)21、CPU21が実行する車両運行情報収集装置1を本発明の情報書込装置として機能させるための情報書込制御プログラム、カバー監視処理プログラム等の各種プログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM22、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるSRAM23、車両コード等の固定データが記憶され且つ装置本体がオフ状態の間も記憶内容の保持が可能な電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ(EEPROM)24等を有して構成している。
SRAM23には、車両運行情報収集装置1で車両の運行状況の変化に応じて運行中に発生する運行状況データが運行情報として時系列的に記憶される。つまり、車両運行情報収集装置1では、カード挿入部30へのカードCの挿入によって出庫処理が行われる。そして、この出庫処理後から運行状態の変化に応じて発生する運行状況データの収集が開始され、その後、終了スイッチ12aの終了操作に応じて運行状況データの収集を終了し、入庫処理が行われることで、出庫から入庫までの一運行における運行情報が完成して、カードCに記憶される。
CPU21には、操作部12、表示部13、音声出力部15、書込手段としてのカード挿入部30、ソレノイド31、開閉検出スイッチ33、車速センサ41等が図示しないインタフェースを介して接続している。操作部12は、利用者の操作に応じて要求を発生してCPU21に出力する。表示部13は、CPU21の制御により上述した表示を行う。音声出力部15は、CPU21に指示された音声データを図示しないスピーカ等から出力する。
カード挿入部30は、上述した挿入口11から挿入されたカードCが装着される装着部30aを有している。カード挿入部30は、CPU21から指定された情報の書き込み、読み込みを行うもので、カードCのカード挿入部30に対する挿入及び排出は利用者による手動で行う。そして、カードCには、車両運行情報収集装置1で車両の運行状況の変化に応じて発生する運行状況データが運行情報として時系列的に記憶される。
ソレノイド31は、CPU21の制御により、上述したように係止部14aが係止突起32に係止する位置(OFF状態)又は係止いない位置(ON状態)に係止突起32を移動させる。開閉検出スイッチ32は、カバー14の閉状態を検出する閉状態検出スイッチ33aと、開状態を検出する開状態検出スイッチ33bと、を有している。閉状態検出スイッチ33aと開状態検出スイッチ33bは、各状態を示す状態信号を出力する。車速センサ41は、車両が一定距離を走行する毎にパルス信号を出力する。そして、CPU21は、車速センサ41からのパルス信号に基づいて車両の車速度を検出する。
次に、車両運行情報収集装置1のCPU21が実行する本発明に係る情報書込処理の一例を、図7のフローチャートを参照して説明する。
ROM22の情報書込処理プログラムがCPU21によって実行されると、図7に示すステップS11において、操作部12の終了スイッチ12aが操作されたか否かが判定される。終了スイッチ12aが操作されていないと判定された場合は(S11でN)、この判定処理を繰り返すことで、終了スイッチ12aが操作されるのを待つ。一方、終了スイッチ12aが操作されたと判定された場合は(S11でY)、ステップS12に進む。
ステップS12において、カード挿入部30にカードCが挿入されているか否かが判定される。挿入されていないと判定された場合は(S12でN)、ステップS15に進む。一方、挿入されていると判定された場合は(S12でY)、ステップS13において、SRAM23に記憶している運行情報のカードCへの書き込みがカード挿入部30に要求され、その後ステップS14に進む。そして、カード挿入部30は、その書き込み要求に応じて運行情報のカードCへの書き込みを開始する。
ステップS14(書込終了検出手段)において、カード挿入部30からの書込終了通知の有無に基づいて、カード挿入部30におけるカードCに対する運行情報の書き込みが終了したか否かが判定される。終了していないと判定された場合は(S14でN)、この判定処理を繰り返すことで、書き込みの終了を待つ。一方、書き込みが終了したと判定された場合は(S14でY)、ステップS15に進む。
ステップS15(遷移手段)において、ソレノイド31をONさせることで、ソレノイド31が後退され、その後ステップS16に進む。そして、ソレノイド31は、後退することで、係止部14aと係止いない位置(ON状態)に係止突起32を移動させることになる。つまり、係止部14aと係止突起32が係止していた場合は、その係止が解除されるため、カバー14は付勢部材5の付勢力によって付勢方向に移動されて閉状態から開状態に遷移することになる。
ステップS16において、開状態検出スイッチ33bに基づいて、カバー14が開状態であるか否かが判定される。開状態ではないと判定された場合は(S16でN)、この処理を繰り返すことで、カバー14が開状態に遷移するのを待つ。一方、開状態であると判定された場合は(S16でY)、ステップS17に進む。
ステップS17において、ソレノイド31をOFFさせることで、ソレノイド31を前進させ、その後処理を終了する。そして、ソレノイド31は、前進することで、係止部14aと係止する位置(OFF状態)に係止突起32を移動させることになる。そして、カバー14が閉状態の位置に移動されると、係止部14aと係止突起32が係止して、カバー14は閉状態を維持することになる。
次に、車両運行情報収集装置1のCPU21が実行するカバー監視処理の一例を、図8のフローチャートを参照して説明する。
ROM22のカバー監視処理プログラムがCPU21によって実行されると、図8に示すステップS31において、カード挿入部30にカードCが挿入されているか否かが判定される。挿入されていないと判定された場合は(S31でN)、処理を終了する。一方、挿入されていると判定された場合は(S31でY)、ステップS32に進む。
ステップS32において、閉状態検出スイッチ33aと開状態検出スイッチ33bとの各状態に基づいて、カバー14が開状態であるか否かが判定される。開状態ではないと判定された場合は(S32でN)、処理を終了する。一方、開状態であると認定された場合は(S32でY)、ステップS33に進む。
ステップS33において、車速度センサ41からの入力信号に基づいて算出した車速度に基づいて、車速≠0であるか否かが判定される。車速≠0ではないと判定された場合は(S33でN)、処理を終了する。一方、車速≠0であると判定された場合は(S33でY)、ステップS34において、警報情報に基づいて表示部13及び音声出力部15で警報を行わせ、その後処理を終了する。
次に、上述した構成の車両運行情報収集装置1の情報書込装置としての本発明に係る動作(作用)の一例を以下に説明する。
カードCを装着する場合、利用者は終了スイッチ12aを押圧操作すると、車両運行情報収集装置1は図2(a)に示す閉状態から図2(b)に示す開状態となるようにカバー14を遷移させる。そして、利用者は挿入口11かカードCを挿入してカード挿入部30の装着部30aに装着し、カバーCを付勢方向Fとは反対方向に移動させ、係止部14aと係止突起32を係止させ、カバー14を閉状態に遷移させる。
よって、挿入口11はカバー14によって覆われてロックされた状態であるため、外部からの埃、水等の挿入口11から装置内部への侵入を防ぐことができる。また、外部から衝撃を受けた時のカードCの保護及び飛び出しを防止することができる。さらに、カードCが完全に装着されていない場合は、カバー14は閉状態の位置まで移動しないため、運転者にカードCの未装着を認識させることができる。
カードCを取り出す場合、利用者は終了スイッチ12aを押圧操作すると、車両運行情報収集装置1は、SRAM23の運行情報をカードCへの書き込みを開始する。そして、その書き込みが終了すると、ソレノイド31によって係止部14aと係止突起32の係止を解除してカバー14を開状態に遷移させる。そして、利用者は、情報が完全に書き込まれた状態のカードCを挿入口11から取り出すことができる。
以上説明した車両運行情報収集装置1によれば、カード(情報記憶媒体)Cへの書き込みが開始されてからカバー14を開状態とするようにしたことから、情報を書き込んでいる途中でカードCが取り出されることを防止できるため、書き込みが不完全になることを防止することができる。また、操作部12の終了スイッチ12aを片手で操作するだけで、カードCを取り出すことができる。よって、操作性を向上し且つ書き込んだ情報の信頼性を向上することができる情報書込装置を提供することができる。
また、カードCへの書き込みが終了した後にカバー14を開状態とするようにしたことから、書き込みが不完全になることを防止することができるため、カードCへ書き込む情報を確実に保護することができる。
さらに、カードCが確実に装着されたときにカバー14が開状態から閉状態に遷移するようにしたことから、カードCを確実に装着して脱落や飛び出しを防止することができる。
なお、上述した車両運行情報収集装置1は、挿入口11からカードCを手動で取り出す場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、排出スイッチ等を用いてカードCを取り出すこともできる。なお、上述した車両運行情報収集装置1と基本構成は同一であり、同一あるいは相当する部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
操作部12は、終了スイッチ12aと、切替スイッチ12bと、実/空スイッチ12cと、高速スイッチ12dと、排出スイッチ12fと、を有している。排出スイッチ12fは、図9(a)に示すようにカバー14が閉状態の場合、カバー14に覆われており、利用者による操作ができない構成となっている。そして、図9(b)に示すようにカバー14が開状態になると、利用者による操作が可能となる。そして、排出スイッチ12fの操作に応じてカード挿入部30内の排出機構(図示せず)がカードCを自動で排出する。
また、車両運行情報収集装置1は、終了スイッチ12aの押圧操作に応じてカードCへの情報の書き込みを開始するとともに、係止部14aと係止突起32との係止を解除させてカバー14の移動を開始させる。しかし、カバー14が開状態に遷移するには所定の時間がかかるため、その所定の時間をカードCへの情報の書き込み時間として確保することができる。よって、情報の書き込み中に排出スイッチ12fが操作されることを防止することができる。また、操作に関しても全てを片手にて操作することができる。
さらに、上述した実施の形態では、カバー14がスライド式の構造の場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、開閉式などの種々異なる構造とすることができる。
また、上述した本最良の形態では、CPU21の制御により付勢部材5の付勢力を利用してカバー14を移動(遷移)させる場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、モータを有する駆動機構を用いてカバー14を移動させるなど種々異なる実施形態とすることができる。
なお、上述した本最良の形態では、情報書込装置を車両運行情報収集装置1で実現する場合について説明したが、カードCの取り出し時に情報を書き込み可能性のある装置であれば、ETC用の車載器など各種電気機器に広く適用可能であることは言うまでもない。
1 車両運行情報収集装置
10 情報書込装置
11 挿入口
12 操作部
14 カバー
21a 遷移手段(CPU、付勢部材)
21b 書込終了検出手段(CPU)
30 書込手段
C 情報記憶媒体(カード)
10 情報書込装置
11 挿入口
12 操作部
14 カバー
21a 遷移手段(CPU、付勢部材)
21b 書込終了検出手段(CPU)
30 書込手段
C 情報記憶媒体(カード)
Claims (3)
- 情報記憶媒体が挿入される挿入口と、前記情報記憶媒体への情報の書き込み要求を発生する操作部と、該操作部による書き込み要求の発生に応じて前記情報記憶媒体に情報を書き込む書込手段と、を有する情報書込装置において、
前記情報記憶媒体が挿入された前記挿入口を覆う閉状態と前記挿入口に対する前記情報記憶媒体の出し入れが可能な開状態とに遷移するカバーと、
前記操作部による書き込み要求の発生に応じて前記カバーを前記閉状態から前記開状態に遷移させる遷移手段と、
を有することを特徴とする情報書込装置。 - 前記書込手段による前記情報記憶媒体への情報の書き込み終了を検出する書込終了検出手段を有し、
前記遷移手段が、前記操作部による書き込み要求の発生及び前記書込終了検出手段による書き込み終了の検出に応じて前記カバーを前記閉状態から前記開状態に遷移させる手段であることを特徴とする請求項1に記載の情報書込装置。 - 前記カバーが、前記挿入口に挿入された前記情報記憶媒体が装着部に装着されたときに、前記開状態から前記閉状態に遷移可能なように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報書込装置。
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