JP4640820B2 - 車載機器 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用のオーディオ装置やナビゲーション装置等の車載機器に関する。
従来、機器本体に、その前面を閉鎖する閉鎖姿勢と前記前面を開放する開放姿勢との間で回動自在に、かつ、前記開放姿勢にて着脱自在に操作パネルが装着された車載用オーディオ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来の車載用オーディオ装置では、通常、操作パネルを閉鎖姿勢にして該操作パネル上の操作釦等を操作することにより機器本体が動作する(音楽の再生等)。また、操作パネルを開放姿勢にして機器本体の前面を露出させ、該前面に形成された記録媒体(例えば、CD)の挿入口から記録媒体の挿入、取り出しがなされる。
前記操作パネルを閉鎖姿勢から開放姿勢に回動させる機構としては、機器本体にその前面から出没可能となるスライダ(レバー部材)が用いられている。このスライダが機器本体の前面から突出することで操作パネルの背面が押されて該操作パネルが閉鎖姿勢から開放姿勢となるように回動する。
また、乗員が車両から離れる際に、開放姿勢となった操作パネルを機器本体から取り外すことができる。これにより、車載用オーディオ装置の操作が不能になるとともに、操作パネルの取り外された機器本体の前面が露出することで車載オーディオ装置の存在が分り難くなることから、車載用オーディオ装置についての盗難防止の効果をあげることができる。
ところで、操作パネルが閉鎖姿勢から開放姿勢に回動する際に操作パネルと機器本体との電気的な接続を確保するためのコネクタが外れるようにすることも提案されている。このような車載用オーディオ装置では、機器本体は、操作パネルが開放姿勢となって前記コネクタが外れたことを電気的に検出すると、操作パネルでの操作を伴わない、例えば、再生中のCDの再生動作を継続させる、あるいは、CDを排出させる等の限られた動作だけが可能な状態となる。
このように操作パネルが開放姿勢になる際に操作パネルと機器本体との電気的な接続を確保するコネクタが外れ、更に、開放姿勢となった操作パネルが機器本体から取り外すことのできる車載用オーディオ装置では、前記限られた動作だけが可能な状態となる機器本体の機能を操作パネルが機器本体から取り外された際に完全に停止させる(例えば、電源を切る)必要がある。しかし、操作パネルが開放姿勢となった状態では、操作パネルと機器本体との電気的な接続を確保するコネクタが既に外れているので、操作パネルが機器本体から取り外されたことを前記コネクタの状態から電気的に検出することができない。そのため、操作パネルが機器本体から取り外されたことを検出するための検出スイッチが別途設けられることとなる。
特開平11−126467号公報
しかしながら、前述したように検出スイッチが別途設けられる場合、操作パネルの機器本体に対する着脱動作に同期して動き、該操作パネルが機器本体から取り外されたときに前記検出スイッチをオン動作またはオフ動作させる機構も別途設ける必要がある。このため、部品点数が増加すると共にその組み立て工数が増加することとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、部品点数や組み立て工数の増加を極力抑えてパネルユニットの機器本体からの取り外しの検出が可能となる車載機器を提供するものである。
本発明に係る車載機器は、機器本体と、該機器本体に、その前面を閉鎖する閉鎖姿勢と前記前面を開放する開放姿勢との間で回動自在に、かつ、前記開放姿勢にて着脱自在に装着されたパネルユニットと、前記機器本体の前面に対して出没可能となり、前記前面から突出して前記パネルユニットの背面を押すことにより該パネルユニットを前記閉鎖姿勢から前記開放姿勢に回動させるレバー部材と、前記パネルユニットを前記閉鎖姿勢から前記開放姿勢に回動させるように前記レバー部材を前記機器本体の前面から第1位置まで突出させ、前記開放姿勢となる前記パネルユニットが前記機器本体から取り外されたときに、前記レバー部材を前記第1位置から更に第2位置まで突出させる駆動機構と、前記レバー部材が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に前記レバー部材によって動作させられるスイッチ部品とを備えた構成となる。
このような構成により、機器本体の前面からレバー部材が第1位置まで突出する際に該レバー部材によってパネルユニットの背面が押されて該パネルユニットが閉鎖姿勢から開放姿勢となる。そして、この状態でパネルユニットが機器本体から取り外されると、もともとパネルユニットを回動させるための前記レバー部材が更に第2位置に移動する際にスイッチ部品が動作するようになるので、前記スイッチ部品の動作に基づいてパネルユニットが機器本体から取り外されたことを検出することができるようになる。
また、本発明に係る車載機器において、前記スイッチ部品は、前記機器本体の前面から露出しない位置に設けられた構成とすることができる。
このような構成により、スイッチ部品によって機器本体の前面の体裁が影響されないようにすることができる。
また、本発明に係る車載機器において、前記レバー部材は、前記第2の位置に達したときに前記スイッチ部品に作用して該スイッチ部品を動作させる作用部を有することができる。
このような構成により、レバー部材が機器本体の前面から突出する第2位置に達したときにスイッチ部品の動作に基づいてパネルユニットが機器本体から取り外されたことを検出することができるようになる。
更に、本発明に係る車載機器において、前記スイッチ部品は、動作部の押圧及び該押圧の解除によりオン・オフ動作するものであって、前記レバー部材が前記第2の位置に達したときに前記作用部が前記スイッチ部品の前記動作部を押圧するようにした構成とすることができる。
このような構成により、レバー部材が機器本体の前面から突出する第2位置に達したときにレバー部材の作用部がスイッチ部品の動作部を押圧し、スイッチ部品がオン動作する。このスイッチ部品のオン動作に基づいてパネルユニットが機器本体から取り外されたことを検出することができるようになる。
また、本発明に係る車載機器において、前記レバー部材は、一端部にて回動自在に支持された支持腕部と、該支持腕部の支持される端部と逆側の端部から屈曲して突出する押腕部とを有し、前記支持腕部の回動によって前記押腕部が前記機器本体の前面から出没するようにした構成とすることができる。
このような構成により、レバー部材が支持腕部の一端部を支点として回動して機器本体の前面から押腕部が第1位置まで突出する際に前記押腕部によってパネルユニットの背面が押されて該パネルユニットが閉鎖姿勢から開放姿勢となる。そして、この状態でパネルユニットが機器本体から取り外されると、レバー部材が支持腕部の一端部を支点として更に回動して第2位置に移動する際にスイッチ部品が動作するようになる。
また、本発明に係る車載機器において、前記駆動機構は、前記レバー部材の前記押腕部の先端部が前記パネルユニットの背面を常時押すように前記支持腕部を回動付勢する付勢手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、付勢手段によって回動付勢される支持腕部がその一端部を支点にして回動して機器本体の前面から押腕部が第1位置まで突出する際に前記押腕部の先端部によってパネルユニットの背面が押されて該パネルユニットが閉鎖姿勢から開放姿勢となる。そして、この状態でパネルユニットが機器本体から取り外されると、前記押腕部に当接するパネルユニットがなくなることから、付勢手段によって回動付勢される支持腕部が更にその一端部を支点にして回動してレバー部材が第2位置まで移動する。そのレバー部材が第2位置に移動する際にスイッチ部品が動作するようになる。
本発明に係る車載機器によれば、パネルユニットの取り外し動作に同期してスイッチ部品を動作させる他の部材を別途設けなくても、開放姿勢となるパネルユニットが機器本体から取り外されると、もともとパネルユニットを閉鎖姿勢から開放姿勢に回動させるためのレバー部材が前記パネルユニットを開放姿勢にさせる第1位置から更に第2位置に移動し、その際にスイッチ部品が動作するようになるので、部品点数や組み立て工数の増加を極力抑えてパネルユニットが機器本体から取り外されたことを検出することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本発明の実施の一形態に係る車載機器は、図1及び図2に示すように構成される。この車載機器は、車載用オーディオ装置である。なお、図1は、操作パネルユニットが閉鎖姿勢となる状態の車載用オーディオ装置の正面図(a)及び操作パネルユニットが開放姿勢となる状態の車載用オーディオ装置の正面図(b)であり、図2は、操作パネルユニットが開放姿勢となる状態の車載用オーディオ装置の平面図である。
図1及び図2において、この車載用オーディオ装置は、機器本体100と操作パネルユニット10とを有する。操作パネルユニット10の前面10aには操作ダイヤル11及び複数の操作釦12が配置されると共に、グラフィック、文字列等を表示するための表示部13が配置されている。また、操作パネルユニット10の所定角部には開放釦14が配置されている。機器本体100は、その前面に固定された前面パネルユニット110を有しており、前面パネルユニット110の下方両側部には前方に突出するパネル支持ブラケット121a、121bが設けられている。
操作パネルユニット10の一方のパネル支持ブラケット121aに対向する側面部位には、操作パネルユニット10の幅方向に進退動可能となる可動支持受け部21が形成され、可動支持受け部21にパネル支持ブラケット121aに設けられた支持ピン(図示略)が回動自在に係合する。また、操作パネルユニット10の他方のパネル支持ブラケット121bに対向する側面部位には、ギア22が固定されると共にギア22の軸心に支持受け部23が形成されており、支持受け部23にパネル支持ブラケット121bに設けられた支持ピン(図示略)が回動自在に係合する。パネル支持ブラケット121bには回動抵抗が比較的大きく設定されたダンパギア25が回動自在に支持されており、前述したギア22がダンパギア25に歯合する。このようにして、操作パネルユニット10は、前面パネルユニット110の下方両側部から前方に突出するパネル支持ブラケット121a、121bによって、前面パネルユニット110の前面110aを閉鎖する閉鎖姿勢(図1(a)参照)とその前面110aを開放する開放姿勢(図1(b)及び図2参照)との間で回動自在に支持された状態で前面パネルユニット110に装着される。
操作パネルユニット10が開放姿勢となることにより露出する前面パネルユニット110の前面110a(図1(b)参照)には、ディスク挿入口111、イジェクト釦112及びコネクタ113が配置されると共に、閉鎖姿勢となった操作パネルユニット10の開放釦14(図1(a)参照)に対向する位置に開口114が形成され、更に、パネル支持ブラケット121a側の所定側方部位に縦長の開口117が形成されている。図2では省略されているが、図1(b)におけるX−X線による開口114の形成された部分の断面を表す図3(a)に示すように、前面パネルユニット110の裏面側の開口114の近傍には、回動体118が軸118aを中心にa−b方向に回動自在となるように設けられている。回動体118の先端部分に一体的に形成された爪体115が開口114から突出しており、ピン受け部116が、軸118aと略平行となるように回動体118に一体的に形成され、開口114から露出している。また、開口117からは前面パネルユニット110の裏面側に設けられたレバー部材122が突出しており、レバー部材122の先端部が操作パネルユニット10の背面10bに当接している。
操作パネルユニット10の背面10bには、開放釦14に連結したピン18が突出すると共にピン18に隣接して凹部17が形成され、また、前面パネルユニット110の前面110aに設けられたコネクタ113に対応する位置にコネクタ15が設けられている。操作パネルユニット10が閉鎖姿勢となるときに、ピン18が前面パネルユニット110の前面110aに形成された開口114から露出するピン受け部116に当接し、開口114から突出する爪体115が凹部17に係合するようになっている。具体的には、図1(b)におけるX−X線による凹部17の部分の断面を表す図3(b)に示すように、凹部17の開口端縁に突起部17aが形成されており、この突起部17aに、前面パネルユニット110の開口114から突出する爪体115の先端引掛け部115a(図3(a)参照)が引っ掛かることによって凹部17と爪体115とが係合する。この前面パネルユニット110側の爪体115が操作パネルユニット10側の凹部17に係合することによって操作パネルユニット10の閉鎖姿勢が維持される。また、操作パネルユニット10が閉鎖姿勢となるときに、操作パネルユニット10側のコネクタ15と前面パネルユニット110側のコネクタ113とが嵌合し、操作パネルユニット10と機器本体100との電気的な接続がなされる。
レバー部材122について、図2と共に図4及び図5を参照して更に詳細に説明する。なお、図4は、操作パネルユニット10が閉鎖姿勢となる状態の車載オーディオ装置を示す側面図であり、図5は、操作パネルユニット10が開放姿勢となる状態の車載オーディオ装置を示す側面図である。
図2、図4及び図5に示すように、レバー部材122は、支持腕部122aと押腕部122bとから構成されている。前面パネルユニット110には、その裏面から突出するブラケット124が設けられており、このブラケット124から前面パネルユニット110と略平行に延びるレバー支軸125にレバー部材122の支持腕部122aの一端部が回動自在に支持されている。押腕部122bは支持腕部122aの支持される端部と逆側の端部から屈曲して突出している。そして、押腕部122bの先端部が前面パネルユニット110に装着された操作パネルユニット10の背面10bに前面パネルユニット110の開口117(図1(b)参照)を通して当接する。ブラケット124から延びるレバー支軸125にはスプリング126(付勢手段)が装着されており、このスプリング126のねじり力によって押腕部122bの先端部が操作パネルユニット10の背面を常時押すように支持腕部122aに回動付勢されるようになっている。
レバー部材122における支持腕部122aと押腕部122bとの境界部には前面パネルユニット110に略平行に延びるように作動片123が形成されている。また、レバー部材122の回動に伴う作動片123の回動軌跡が到達する前面パネルユニット110の裏面の部位にはスイッチ部品130が固定されている。前面パネルユニット110の裏面に設けられるスイッチ部品130は、前面パネルユニット110から露出せず、このスイッチ部品130によって前面パネルユニット110の前面の体裁が影響されることはない。
なお、図2及び図4乃至図6に示すように、機器本体100の内部には、前面パネルユニット110に形成されたディスク挿入口111に対向するようにCD等の再生動作を行うメカユニット150が設けられ、また、当該車載オーディオ装置の電気回路を構成する種々の回路部品の搭載された基板160が設けられている。この基板160に搭載された種々の回路部品には、コネクタ15とコネクタ113の導通状況及びスイッチ部品130からの検出信号を処理するマイコン素子161が含まれる。
前述したような車載オーディオ装置では、通常、操作パネルユニット10が閉鎖姿勢となる状態で使用される。スプリング126のねじり力によって回動付勢されるレバー部材122(押腕部122b)の先端部によって背面の押される操作パネルユニット10は、前面パネルユニット110側の爪体115が凹部17に係合していることで、閉鎖状態が維持される(図1(a)、図4参照)。この状態では、操作パネルユニット10の背面に設けられたコネクタ15と機器本体100の前面パネルユニット110に設けられたコネクタ113とが嵌合し、電気的に接続されており、操作パネルユニット10の前面に配置された操作釦12等を操作することで機器本体100が動作する(CDの再生動作等)。
操作パネルユニット10の前面に配置された開放釦14の押し操作がなされると、開放釦14に連結するピン18によって前面パネルユニット110のピン受け部116が図3(a)のc方向に押され、ピン受け部116と一体となる回動体118が軸118aを中心にして前面パネルユニット110の奥方側(図3(a)におけるa方向)に回動する。その回動体118の回動に伴って爪体115が回動してその先端引掛け部115aと突起部17aとの引っ掛かりが外れ、爪体115と操作パネルユニット10の背面に形成された凹部17との係合状態が解除される。すると、操作パネルユニット10の前面パネルユニット110に対する拘束力がなくなり、スプリング126のねじり力によって回動付勢されるレバー部材122(支持腕部122a)が支軸125を中心に回動する。
そのレバー部材122の回動に伴って押腕部122bの先端部が操作パネルユニット10の背面10bを押し、操作パネルユニット10は、パネル支持ブラケット121a、121bに設けられた支持ピンが係合する可動支持受け部21と支持受け部23とを支軸にして、図5の矢印Aの方向に回動する。このとき、支持受け部23の形成されたギア22がダンパギア25に歯合していることから、操作パネルユニット10は比較的低速にて回動し、その回動の過程で、操作パネルユニット10の背面に設けられたコネクタ15と前面パネルユニット110に設けられたコネクタ113とが離れ、電気的な接続が解除される。そして、レバー部材122(押腕部122b)が第1位置P1(図5参照)に達すると、図7に示すように、操作パネルユニット10のパネル支持ブラケット121aの先端部分が臨む部位に形成されたストッパー部10cに当該パネル支持ブラケット121aが当接して、操作パネルユニット10の回動限界に達し、操作パネルユニット10は開放姿勢となる(図1(b)、図2、図5参照)。
機器本体100のマイコン素子161は、コネクタ113がコネクタ15から外れることにより、操作パネルユニット10が開放姿勢になったことを電気的に検出し、操作パネルユニット10での操作を伴わない、例えば、再生中のCDの再生動作を継続させる、あるいは、CDを排出させる等の限られた動作だけを可能な状態にする。
更に、可動支持受け部21をパネル支持ブラケット121aに押し付けるように開放姿勢となった操作パネルユニット10を幅方向に移動させると(図2参照)、可動支持受け部21が操作パネルユニット10内方に没入し、支持受け部23がパネル支持ブラケット121bから外れて、操作パネルユニット10を前面パネルユニット110(機器本体100)から取り外すことができる。このようにして操作パネルユニット10が前面パネルユニット110から取り外されると、スプリング126のねじり力によって回動付勢されるレバー部材122に対する拘束力がなくなり、レバー部材122は、図6に示すように、第1位置P1(破線参照)から更に回動して第2位置P2にまで達する。すると、レバー部材122に設けられた作用片123がスイッチ部材130の作動突起131を押し付け、スイッチ部品130がオン動作する。機器本体100のマイコン素子161は、このスイッチ部品130のオン動作に基づいて、操作パネルユニット10が取り外されたことを検出すると、電源を切断する等して、コネクタ部113への通電を含めて全ての機能を停止させる。このようにコネクタ部113への通電もなくなるので、操作パネルユニット10が取り外されて前面パネルユニット110の前面110aに露出するコネクタ部113にコイン、クリップ等の導電性を有する異物が誤って接触したとしても、短絡等によりコネクタ部113に接続された電気部品が破損するようなことはない。
前述したように、本発明の実施の形態に係る車載用オーディオ装置によれば、操作パネルユニット10の取り外し動作に同期してスイッチ部品を動作させる他の部材を別途設けなくても、開放姿勢となる操作パネルユニット10が前面パネルユニット110(機器本体100)から取り外されると、もともと操作パネルユニット10を閉鎖姿勢から開放姿勢に回動させるためのレバー部材122が操作パネルユニット10を開放姿勢にさせる第1位置(図5参照)から更に第2位置(図6参照)に回動し、その際にレバー部材122に設けられた作用片123がスイッチ部品130の作動突起131を押してスイッチ部品130がオン動作するようになる。このため、部品点数や組み立て工数の増加を極力抑えて操作パネルユニット10が機器本体100から取り外されたことを検出することができるようになる。
なお、前述した例では、レバー部材122が操作パネルユニット10を開放姿勢にする第1位置から更に回動した第2位置に達したときにスイッチ部品130がオン動作するように構成されているが、レバー部材122が前記第1位置から前記第2位置に達する過程の任意の位置にてスイッチ部品130をオン動作させるようにしてもよい。
また、前述した例では、操作パネルユニット10の背面を押して操作パネルユニット10を回動させるレバー部材122は、回動するものであったが、直線的に進退動するものであってもよい。
以上、説明したように、本発明に係る車載機器は、部品点数や組み立て工数の増加を極力抑えてパネルユニットの機器本体からの取り外しの検出が可能となるという効果を有し、車載用のオーディオ装置やナビゲーション装置等の車載機器として有用である。
車載用オーディオ装置(本発明の実施の一形態に係る車載機器)の操作パネルユニットが閉鎖姿勢となる状態を示す正面図(a)及び操作パネルユニットが開放姿勢となる状態の車載用オーディオ装置を示す平面図(b)である。 操作パネルユニットが開放姿勢となる状態の車載用オーディオ装置を示す平面図である。 図1(b)におけるX−X線による前面パネルユニット側の部分断面図(a)及び操作パネルユニット側の部分断面図(b)である。 操作パネルユニットが閉鎖姿勢となる状態の車載用オーディオ装置を示す側面図である。 操作パネルユニットが開放姿勢となる状態の車載用オーディオ装置を示す側面図である。 操作パネルユニットが本体機器から取り外された状態の車載用オーディオ装置を示す側面図である。 操作パネルユニットが開放姿勢となる状態でのパネル支持ブラケットと操作パネルユニットとの関係を示す部分断面図である。
符号の説明
10 操作パネルユニット
11 操作ダイヤル
12 操作釦
13 表示部
14 開放釦
15 コネクタ
17 凹部
17a 突起部
18 ピン
21 可動支持受け部
22 ギア
23 支持受け部
100 機器本体
110 前面パネルユニット
111 ディスク挿入口
112 イジェクト釦
113 コネクタ
114 開口
115 爪体
115a 先端引掛け部
116 ピン受け部
117 開口
118 回動体
118a 軸
121a、121b パネル支持ブラケット
122 レバー部材
122a 支持腕部
122b 押腕部
123 作用片(作用部)
124 ブラケット
125 レバー支軸
126 スプリング
130 スイッチ部品
131 動作突起(動作部)

Claims (6)

  1. 機器本体と、
    該機器本体に、その前面を閉鎖する閉鎖姿勢と前記前面を開放する開放姿勢との間で回動自在に、かつ、前記開放姿勢にて着脱自在に装着されたパネルユニットと、
    前記機器本体の前面に対して出没可能となり、前記前面から突出して前記パネルユニットの背面を押すことにより該パネルユニットを前記閉鎖姿勢から前記開放姿勢に回動させるレバー部材と、
    前記パネルユニットを前記閉鎖姿勢から前記開放姿勢に回動させるように前記レバー部材を前記機器本体の前面から第1位置まで突出させ、前記開放姿勢となる前記パネルユニットが前記機器本体から取り外されたときに、前記レバー部材を前記第1位置から更に第2位置まで突出させる駆動機構と、
    前記レバー部材が前記第1位置から前記第2位置に移動する際に前記レバー部材によって動作させられるスイッチ部品とを備えたことを特徴とする車載機器。
  2. 前記スイッチ部品は、前記機器本体の前面から露出しない位置に設けられたことを特徴とする請求項1記載の車載機器。
  3. 前記レバー部材は、前記第2の位置に達したときに前記スイッチ部品に作用して該スイッチ部品を動作させる作用部を有することを特徴とする請求項1または2記載の車載機器。
  4. 前記スイッチ部品は、動作部の押圧及び該押圧の解除によりオン・オフ動作するものであって、
    前記レバー部材が前記第2の位置に達したときに前記作用部が前記スイッチ部品の前記動作部を押圧するようにしたことを特徴とする請求項3記載の車載機器。
  5. 前記レバー部材は、一端部にて回動自在に支持された支持腕部と、該支持腕部の支持される端部と逆側の端部から屈曲して突出する押腕部とを有し、前記支持腕部の回動によって前記押腕部が前記機器本体の前面から出没するようにしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車載機器。
  6. 前記駆動機構は、前記レバー部材の前記押腕部の先端部が前記パネルユニットの背面を常時押すように前記支持腕部を回動付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項5記載の車載機器。




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