JP2008009538A - 検知センサ及び防犯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検知センサの限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用する。
【解決手段】センサ送受信器10の信号処理部14は、何らかの異常状態を検知したことに応じて、無線信号にかかわる全ての機能部に対する電源供給を開始し、電源供給が開始されてから所定の時間内に、セキュリティ親機20から応答信号を受信したことに応じて、電源供給を停止するよう制御する一方、電源供給が開始されてから所定の時間経過し、応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ検知信号を送信したことに応じて、電源供給を停止するよう制御することにより実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、何らかの異常状態を検知し、検知結果に応じた防犯処理を実行する検知センサ及び防犯システムに関する。
外部から建物内への不法な侵入を防止するために、扉、窓などに設置した検知センサ(センサ)と、侵入を検知した検知センサから送信されるワイヤレス信号を受信して警報を発するセキュリティ親機(ワイヤレス防犯受信器)とを備えたワイヤレス防犯システムが考案、実施されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−173837号公報
このようなワイヤレス防犯システムの検知センサは、侵入を検知した場合に送信するワイヤレス信号を確実にセキュリティ親機で受信されるように、侵入を検知したことに応じて所定の回数、繰り返し送信している。セキュリティ親機は、所定の回数、繰り返し送信されるワイヤレス信号のいずれかを受信すればよいため、何らかの一時的な受信トラブルがあった場合であっても確実に受信することができる。また、検知センサは、上述した扉、窓などの他、侵入者を検知可能なあらゆる場所に設置することができるように、搭載された電池から供給される電力で駆動するようになっている。
しかしながら、検知センサは、ワイヤレス信号を送信する信号送信部へ常に電源供給がなされているため、限られた電源供給能力しかない電池の寿命を短期間に縮めてしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができる検知センサ及びこのような検知センサを備える防犯システムを提供することを目的とする。
本発明の検知センサは、何らかの異常状態を検知する検知手段と、前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、検知信号を無線信号として外部装置に送信する送信手段と、前記検知信号を受信した外部装置からの応答を示す応答信号を受信する受信手段と、前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を開始し、電源供給が開始されてから所定の時間内に、前記受信手段で応答信号を受信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、電源供給が開始されてから所定の時間経過し、前記受信手段で応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ前記検知信号を送信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御する電源供給制御手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
また、本発明の検知センサは、当該検知センサによって送信された検知信号を受信した外部装置から、警戒モード時に送信される警報信号を前記受信手段で受信したことに応じて、侵入者を威嚇する第1の威嚇手段を備え、前記電源供給制御手段は、前記第1の威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が短時間である場合、前記受信手段で警報信号を受信したことに応じて、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御することにより、上述の課題を解決する。
また、本発明の検知センサは、前記警戒モードを解除された外部装置から送信される停止信号を受信したことに応じて、前記検出手段による検知結果に拘わらず、第1の威嚇手段による威嚇を停止させるよう制御する威嚇停止制御手段を備え、前記電源供給制御手段は、前記第1の威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が長時間である場合、前記受信手段で警報信号が受信され、前記第1の威嚇手段による威嚇がなされている間、前記受信手段へ継続して電源を供給するよう制御することにより、上述の課題を解決する。
さらに、本発明の検知センサは、前記送信手段によって検知信号を無線信号として外部装置に送信する際に、侵入者を威嚇する第2の威嚇手段を備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明の防犯システムは、何らかの異常状態を検知手段によって検知したことに応じて、検知信号を送信手段により無線信号として送信する検知センサと、前記検知センサによって送信された検知信号を受信したことに応じて異常状態となったことを報知するセキュリティ親機とを備える。このような防犯システムは、前記検知センサが、前記検知信号を受信したセキュリティ親機からの応答を示す応答信号を受信する受信手段と、前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を開始し、電源供給が開始されてから所定の時間内に、前記受信手段で応答信号を受信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、電源供給が開始されてから所定の時間経過し、前記受信手段で応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ前記検知信号を送信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御する電源供給制御手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
また、本発明の防犯システムは、前記セキュリティ親機が、検知センサによって送信された検知信号を受信した場合に、警戒モードであるかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段によって警戒モードであると判断された場合に、警報信号を送信し、前記判断手段によって警戒モードが解除されたと判断された場合に、停止信号を送信するよう制御する送信信号制御手段とを有し、前記検知センサが、前記セキュリティ親機から送信される警報信号を前記受信手段で受信したことに応じて、侵入者を威嚇する威嚇手段と、前記セキュリティ親機から送信される停止信号を前記受信手段で受信したことに応じて、前記検出手段による検知結果に拘わらず、前記威嚇手段による威嚇を停止させるよう制御する威嚇停止制御手段とを有する。
そして、前記検知センサの前記電源供給制御手段が、前記威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が短時間である場合、前記受信手段で警報信号を受信したことに応じて、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、前記威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が長時間である場合、前記受信手段で警報信号が受信され、前記威嚇手段による威嚇がなされている間、前記受信手段へ継続して電源を供給するよう制御することにより、上述の課題を解決する。
本発明によれば、検知センサが、侵入者の検知をセキュリティ親機に無線通信により確実に伝えるのに必要な最低期間だけ、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対して電源供給をすることができるため、検知センサの限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができ、電源の長寿命化を促進することを可能とする。
また、本発明によれば、侵入者に対する威嚇が実行され、警報信号を受信する必要がなくなった時点で、無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給が停止されるため、検知センサの限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができ、電源の長寿命化を促進することを可能とする。
また、本発明によれば、セキュリティ親機から送信される停止信号を検知センサによって受信することが可能となり、セキュリティ親機から検知センサの威嚇機能を遠隔操作により停止することを可能とする。
また、本発明によれば、検知センサとセキュリティ親機との無線通信を、例えば、中継器を介して行うなど、警報信号の検知センサへの到達に遅延が見込まれる場合などに、迅速な威嚇がなされるため侵入者の早期撤退を喚起することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態として示す防犯システム1について説明をする。防犯システム1は、検知センサである複数のセンサ送受信器10(nは、自然数)と、センサ送受信器10と所定の周波数帯域を利用して双方向に無線通信することができるセキュリティ親機20とを備えている。
センサ送受信器10は、セキュリティ親機20に無線信号を送信し、セキュリティ親機20から送信される無線信号を受信するアンテナ11、無線送受信部12と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調し、受信した無線信号に変調されているデータを復調して取り出す変復調部13と、当該センサ送受信器10を統括的に制御する信号処理部14と、少なくとも当該センサ送受信器10を一意に特定する識別情報を記憶しているデータ記憶部15と、侵入者を検知するセンサ部16と、電源制御部17と、電源制御部17の制御に応じて当該センサ送受信器10の各機能部に電源を供給する電池などの電源18とを備えている。
このような構成のセンサ送受信器10は、小型形状をしており電池などの電源18を内蔵しているため、住宅をはじめとする様々な建物内外のあらゆる場所に設置可能となっている。センサ送受信器10が設置される場所は、センサ部16のセンシング方式によって決定される。
センサ部16は、防犯システム1で防犯管理している建物内、建物周囲領域内へ不当に侵入した侵入者の存在といった、管理管轄領域内での何らかの異常状態を検知することができる検知センサであり、例えば、窓や扉(ドア)の開閉を検知することで侵入者の存在を間接的に検知するマグネットセンサ(開閉センサ)や、物体の温度と人の温度との温度差を検出することで侵入者の存在を直接的に検知する熱線センサなどを利用することができる。
このように、センサ送受信器10は、センサ部16としてマグネットセンサが使用されている場合には、窓や扉(ドア)などに設置され、熱線センサが使用されている場合には、建物の壁や天井などに設置されることになる。
信号処理部14は、センサ部16によって、防犯システム1の管理管轄領域内へ不当に侵入した侵入者の存在が検知されたことに応じて、データ記憶部15に記憶されている当該センサ送受信器10を一意に特定する識別情報を読み出し、電源制御部17を制御して、無線送受信部12、変復調部13への電源供給を開始し、さらに、無線送受信部12、変復調部13を制御して、読み出した識別情報を添付した無線信号(以下、検知信号とも呼ぶ。)をアンテナ11を介してセキュリティ親機20に送信する。
このとき、信号処理部14は、電波妨害などによって、セキュリティ親機20に検知信号を送信することができない場合を想定して、所定の回数だけ、検知信号を繰り返し送信する。これにより、センサ送受信器10の侵入者検知機能の信頼性を高めることができる。
また、信号処理部14は、セキュリティ親機20から送信され、アンテナ11、無線送受信部12を介して無線信号が受信されたことに応じて、変復調部13で復調された無線信号に添付されている識別情報と、データ記憶部15に記憶されている当該センサ送受信器10を一意に特定する識別情報とを比較し、自身に対して送信された無線信号であるかどうかを判定する。
信号処理部14は、識別信号が一致した場合には、自身に対して送信された無線信号であると判断して、送信された無線信号の命令要求に応じた処理を実行する。具体的には、信号処理部14は、検知信号を受信したセキュリティ親機20から送信される応答信号を受信した場合、検知信号の所定回数までの送信や、応答信号の受信の必要性がなくなることから、無線送受信部12、変復調部13などといった無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止するように制御する。
上述したように、センサ送受信器10の各機能部は、電池である電源18によって電源供給がなされている。無線信号の送受信にかかわる無線送受信部12、変復調部13などへの電源供給量は非常に多く、電源18の蓄電量を大幅に減少させることになる。したがって、信号処理部14により、上述したように応答信号を受信したことに応じて、無線送受信部12、変復調部13などへの電源供給を停止するよう制御することで、電源18の限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができる。
また、信号処理部14は、応答信号を受信する受信待機時間を所定の時間だけとし、所定の時間経過した場合には、上述したように検知信号を所定の回数だけ送信したことに応じて、無線送受信部12、変復調部13などといった無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止するように制御する。このように、応答信号を受信する受信待機時間に制限を加えることで、電源18の電源供給能力を長時間確保することができる。
図1に示すように、セキュリティ親機20は、センサ送受信器10に無線信号を送信し、センサ送受信器10から送信される無線信号を受信するアンテナ21、無線送受信部22と、送信するデータに基づき所定の周波数の搬送波を変調し、受信した無線信号に変調されているデータを復調して取り出す変復調部23と、当該セキュリティ親機20を統括的に制御する信号処理部24と、防犯システム1を構成する全てのセンサ送受信器10の識別情報を記憶したデータ記憶部25と、当該セキュリティ親機20の各種機能を操作するための例えば、押下ボタンなどである操作部26と、表示部27と、センサ送受信器10から送信された検知信号を受信したことに応じて鳴動し、周囲にいる人に対して、侵入者が検知されたことを報知する音響部28とを備える。
このような構成のセキュリティ親機20は、センサ送受信器10に較べて大型な装置となっており、例えば、建物内の所定の場所に、表示部27を視認し易く、操作部26を操作し易い位置に固定的に設置されることになる。したがって、電源は、固定電源を使用する。
表示部27は、例えば、LED(Light Emitting Diode)といった発光素子や、発光ランプなどである。表示部27は、センサ送受信器10から送信された無線信号を受信した場合や、操作部26が操作された場合に、信号処理部24による点灯、消灯、点滅制御に応じて表示形態を変えることで、信号受信状況や、操作状況などをユーザに視覚的に提示する。例えば、センサ送受信器10から送信された検知信号を受信した場合には、センサ送受信器10の設置により侵入者を検知することが可能となった検知エリアを特定する発光ランプが点滅し、侵入者の位置をユーザに通知する。
表示部27は、ユーザが一瞥して表示結果を視認することができればどのようなものであってもよく、例えば、赤色光、緑色光、青色光を発光することができるLEDを用い、発光色の組み合わせを変えることで上述した消灯、点灯、点滅と同じように表示形態を変えることもできる。また、このようなLEDばかりではなく、例えば、小型で薄型のEL(Electric Luminescence)発光パネルなどであってもよい。また、表示部27は、文字情報や画像情報を表示することができる液晶ディスプレイなどを用いることもできる。
データ記憶部25は、防犯システム1を構成するセンサ送受信器10の全ての識別情報を、センサ送受信器10を設置した検知エリアを特定することができる情報に対応付けて記憶している。検知エリアを特定することができる情報は、例えば、検知エリアと対応付けられた発光ランプである表示部27を特定する情報であったり、液晶ディスプレイや発光パネルである表示部27に表示させるシンボル情報などである。
これにより、センサ送受信器10から送信された検知信号より取得される識別情報から、データ記憶部25に対応付けられた情報を取得し、表示部27を介してユーザに提示することで、侵入者が検知された検知エリアを特定することができる。
信号処理部24は、センサ送受信器10から送信され、アンテナ21、無線送受信部22を介して検知信号が受信されたことに応じて、変復調部23で復調された検知信号に添付されている識別情報と、データ記憶部25に記憶されているセンサ送受信器10を一意に特定する識別情報とを比較し、対応付けて記憶されている情報を読み出すとともに、音響部28を鳴動させる。そして、信号処理部24は、読み出した情報で特定される侵入者が検知された検知エリアを表示部27を介してユーザに提示する。
また、信号処理部24は、センサ送受信器10から送信される検知信号を受信したことに応じて、検知信号により取得される識別情報を添付した応答信号を生成し、変復調部23、無線送受信部22、アンテナ21を介してセンサ送受信器10に送信する。応答信号を受信したセンサ送受信器10は、応答信号に添付された識別情報を参照することで自身宛の応答信号であることを把握することができる。
セキュリティ親機20は、検知エリア毎に切モード、報知モード、警戒モードといったセキュリティ親機20の動作モードである監視モードを設定することができる。
例えば、検知エリアを切モードに設定すると、この検知エリアに設置されたセンサ送受信器10から送信される検知信号を受信したとしても報知、通報がなされない。また、検知エリアを報知モードにすると、この検知エリアに設置されたセンサ送受信器10から送信される検知信号を受信したことに応じて、音響部28、表示部27でそれぞれ報知音の発報や、報知表示(例えば、緑色ランプ点灯)がなされる。さらに、検知エリアを警戒モードにすると、この検知エリアに設置されたセンサ送受信器10から送信される検知信号を受信したことに応じて、音響部28、表示部27でそれぞれ警報音(警報メッセージ)の発報や、警報表示(例えば、赤色ランプ点灯)がなされる。
[防犯システム1の処理動作]
続いて、図2に示すタイミングチャートを用いて、防犯システム1の処理動作について説明をする。
ステップS1において、セキュリティ親機20は、センサ送受信器10から送信される検知信号を待機するアイドル状態となっている。
ステップS2において、センサ送受信器10は、電源制御部17によってセンサ部16に電源供給がなされ、センサ部16による検知エリア内への侵入者のセンシング機能のみが機能しているスリープ状態となっている。
ステップS3において、センサ送受信器10の信号処理部14は、センサ部16によって侵入者が検知されたかどうかを判断する。信号処理部14は、侵入者が検知された場合には、ステップS4へと処理を進める一方、侵入者が検知されない場合にはステップS2へと処理を戻し、上述したスリープ状態を継続する。
ステップS4において、センサ送受信器10の信号処理部14は、電源制御部17を制御して、無線送受信部12、変復調部13などといった無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を開始するよう制御する。信号処理部14は、電源供給を開始したことに応じて、内蔵された図示しないタイマにより計時を開始する。
ステップS5において、センサ送受信器10の信号処理部14は、センサ部16により侵入者が検知されたことに応じて、データ記憶部15から識別情報を読み出し、読み出した識別情報を添付した検知信号を生成してセキュリティ親機20に送信する。このとき、信号処理部14は、検知信号を送信する毎に送信した回数をカウントする。
ステップS6において、セキュリティ親機20の信号処理部24は、センサ送受信器10から送信される検知信号を受信したかどうかを判断する。信号処理部24は、検知信号を受信した場合には、ステップS7、ステップS8へと処理を進める一方、検知信号を受信できなかった場合には、ステップS1へと戻り検知信号の受信を待機するアイドル状態を継続する。
ステップS7において、セキュリティ親機20の信号処理部24は、検知信号を受信したことに応じて、検知信号に添付されている識別情報を読み出し、読み出した識別情報を添付した応答信号を生成してセンサ送受信器10に送信する。
ステップS8において、セキュリティ親機20の信号処理部24は、検知信号を受信したことに応じて、状況に応じた動作を実行する。具体的には、信号処理部24は、検知信号を受信したことに応じて、音響部28を鳴動させるように制御するとともに、検知信号から取得した識別情報に対応付けられた検知エリアを特定する情報をデータ記憶部25から読み出して表示部27を介してユーザに提示する。
ステップS9において、センサ送受信器10の信号処理部14は、セキュリティ親機20から送信される応答信号を受信したかどうか判断をする。信号処理部14は、応答信号を受信した場合には、ステップS12へと処理を進める一方、応答信号を受信できなかった場合には、ステップS10へと処理を進める。
ステップS10において、センサ送受信器10の信号処理部14は、内蔵された図示しないタイマを参照し、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給の開始から所定の時間経過したかどうか判断をする。信号処理部14は、所定の時間経過していない場合には、ステップS9へと処理を戻す一方、所定の時間経過した場合にはステップS11へと処理を進める。
ステップS11において、センサ送受信器10の信号処理部14は、検知信号を所定の回数送信したかどうかを判断する。信号処理部14は、検知信号を所定の回数送信した場合は、ステップS12へと処理を進める一方、検知信号を所定の回数送信していない場合は、ステップS5へと処理を戻す。
ステップS12において、センサ送受信器10の信号処理部14は、電源制御部17を制御して、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本発明の第1の実施の形態として示す防犯システム1のセンサ送受信器10は、信号処理部14によって、センサ部16によって侵入者の存在が検知されたことに応じて、電源制御部17を制御して無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を開始させる。
そして、信号処理部14は、電源供給が開始されてから所定の時間内に、セキュリティ親機20によって送信される検知信号に対する応答信号を受信したことに応じて、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
また、信号処理部14は、電源供給が開始されてから所定の時間経過しても応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ検知信号を送信したことに応じて、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
これにより、センサ送受信器10は、侵入者が検知されたことをセキュリティ親機20に無線通信により確実に伝えるのに必要な最低期間だけ、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対して電源供給をすることができるため、電源18の限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができ、電源18の長寿命化を促進することができる。
[第2の実施の形態]
続いて、図3を用いて、本発明の第2の実施の形態として示す防犯システム2について説明をする。図3に示すように、第2の実施の形態として示す防犯システム2は、図1を用いて説明した第1の実施の形態として示す防犯システム1のセンサ送受信器10とセキュリティ親機20とに替えて、複数のセンサ送受信器10A(nは、自然数)とセキュリティ親機20Aとを備えた構成となっている。
なお、センサ送受信器10A、セキュリティ親機20Aは、上述した本発明の第1の実施の形態として示す防犯システム1のセンサ送受信器10、セキュリティ親機20に若干の機能を付加しただけでありほぼ同じ構成であるため、重複する個所には、同一番号を付して説明を省略する。
防犯システム2では、センサ送受信器10Aによって侵入者の存在を検知したことに応じて送信される検知信号を受信したセキュリティ親機20Aが、警戒モードである場合に、音響部28、表示部27でそれぞれ警報音(警報メッセージ)の出力、警報表示(例えば、赤色ランプ点灯)をする以外に、外部機器に対して警報信号を送信しその旨を外部に通報することができるようになっている。
センサ送受信器10Aは、警戒モードとなったセキュリティ親機20Aから送信される警報信号を受信したことに応じて侵入者を威嚇する威嚇機能を備えている。図3に示すように、センサ送受信器10Aは、音響部19を備えており、セキュリティ親機20から送信される警報信号を受信したことに応じた信号処理部14による制御により音響部19から威嚇音(威嚇メッセージ)を発することで侵入者を威嚇することができる。
なお、センサ送受信器10Aが備える威嚇機能は、当該センサ送受信器10Aの近傍に存在する侵入者を威嚇することができればよいため、上述したように威嚇音を発する音響部19に限定されるものではなく、例えば、強い光を発光するランプや機械的な機構などであってもよい。
[防犯システム2の処理動作]
続いて、図4に示すタイミングチャートを用いて、防犯システム2の処理動作について説明をする。
ステップS21において、セキュリティ親機20Aは、センサ送受信器10Aから送信される検知信号を待機するアイドル状態となっている。
ステップS22において、センサ送受信器10Aは、電源制御部17によってセンサ部16に電源供給がなされ、センサ部16による検知エリア内への侵入者のセンシング機能のみが機能しているスリープ状態となっている。
ステップS23において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、センサ部16によって侵入者が検知されたかどうかを判断する。信号処理部14は、侵入者が検知された場合には、ステップS24へと処理を進める一方、侵入者が検知されない場合にはステップS22へと処理を戻し、上述したスリープ状態を継続する。
ステップS24において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、電源制御部17を制御して、無線送受信部12、変復調部13などといった無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を開始するよう制御する。信号処理部14は、電源供給を開始したことに応じて、内蔵された図示しないタイマにより計時を開始する。
ステップS25において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、センサ部16により侵入者が検知されたことに応じて、データ記憶部15から識別情報を読み出し、読み出した識別情報と添付した検知信号を生成してセキュリティ親機20Aに送信する。このとき、信号処理部14は、検知信号を送信する毎に送信した回数をカウントする。
ステップS26において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、センサ送受信器10Aから送信される検知信号を受信したかどうかを判断する。信号処理部24は、検知信号を受信した場合には、ステップS27へと処理を進める一方、検知信号を受信できなかった場合には、ステップS21へと戻り検知信号の受信を待機するアイドル状態を継続する。
ステップS27において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、現在の監視モードが警戒モードであるかどうかを判断する。信号処理部24は、警戒モードである場合にはステップS28、ステップS29へと処理を進める一方、警戒モード以外の監視モードの場合にはステップS32へと処理を進める。
ステップS28において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、警戒モードであることに応じて、受信した検知信号に添付されている識別情報を読み出し、読み出した識別情報を添付した、威嚇音を鳴動するよう指示する警報信号を生成してセンサ送受信器10Aに送信する。
ステップS29において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、音響部28を制御して警報音を鳴動させ、表示部27を制御して警報表示させる。
ステップS30において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、警戒モードが解除されたかどうかを判断する。信号処理部24は、警戒モードが解除された場合は、ステップS31へと処理を進める一方、警戒モードが解除されていない場合は、解除操作がなされるまで待機状態となる。
ステップS31において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、警戒モードが解除されたことに応じて、音響部28を制御して警報音の鳴動を停止させ、表示部27を制御して警報表示を停止させる。
ステップS32において、セキュリティ親機20Aの信号処理部24は、警戒モード以外の監視モードであることに応じて、受信した検知信号に添付されている識別情報を読み出し、読み出した識別情報を添付した、威嚇音を鳴動しないよう指示する応答信号を生成してセンサ送受信器10Aに送信する。
ステップS33において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、セキュリティ親機20から送信される警報信号又は応答信号を受信したかどうか判断をする。信号処理部14は、警報信号又は応答信号を受信した場合には、ステップS37へと処理を進める一方、警報信号又は応答信号を受信できなかった場合には、ステップS34へと処理を進める。
ステップS34において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、内蔵された図示しないタイマを参照し、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給の開始から所定の時間経過したかどうかを判断する。信号処理部14は、所定の時間経過していない場合には、ステップS33へと処理を戻す一方、所定の時間経過した場合にはステップS35へと処理を進める。
ステップS35において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、検知信号を所定の回数送信したかどうかを判断する。信号処理部14は、検知信号を所定の回数送信した場合は、ステップS36へと処理を進める一方、検知信号を所定の回数送信していない場合は、ステップS25へと処理を戻す。
ステップS36において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、電源制御部17を制御して、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。信号処理部14は、ステップS36の処理を終了するとステップS22へと処理を戻す。
ステップS37において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、警報信号又は応答信号を受信したことに応じて、電源制御部17を制御して、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
ステップS38において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、受信した警報信号又は応答信号の指示に応じて音響部19を制御する。警報信号を受信した場合、信号処理部14は、音響部19を制御し、当該センサ送受信器10Aの近傍に存在する侵入者を威嚇するような威嚇音を鳴動させる。また、応答信号を受信した場合、信号処理部14は、威嚇音を鳴動させることがないよう音響部19を制御する。
ステップS39において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、警報信号を受信したことに応じて音響部19により威嚇音が鳴動されてから規定時間(例えば、10秒程度などの非常に短い時間)経過したかどうか判断をする。信号処理部14は、規定時間経過した場合、ステップS40へと処理を進め威嚇音の鳴動を停止させる一方、規定時間経過していない場合、規定時間となるまで待機状態となる。信号処理部14は、ステップS40の処理を終了するとステップS22へと処理を戻す。
このように、音響部19で威嚇音を鳴動させる規定時間が短時間である場合には、センサ送受信器10Aは、検知信号を受信したセキュリティ親機20Aから警戒モード時に送信され、音響部19の威嚇音の鳴動による侵入者に対する威嚇処理のトリガーとなる警報信号を受信したことに応じて、電源制御部17を制御し、少なくともセンサ送受信器10Aの無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
これにより、音響部19による侵入者に対する威嚇が実行され警報信号を受信する必要がなくなった時点で、無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給が停止されるため、電源18の限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができ、電源18の長寿命化を促進する。
[威嚇時間を長時間とした場合の処理]
図4に示すタイミングチャートを用いて説明した防犯システム2の処理動作は、ステップS39において、音響部19による威嚇音を鳴動させる規定時間を非常に短い時間、例えば10秒程度とした場合の処理である。
この音響部19の威嚇音、つまり、センサ送受信器10Aによってセキュリティ親機20Aから送信される警報信号を受信したことに応じて実行される侵入者に対する威嚇処理を、上述した10秒程度の規定時間よりも大幅に長い10分間程度などとする場合には、セキュリティ親機20Aから停止信号を送信することで威嚇処理を停止可能とする。
図5に示すタイミングチャートを用いて、音響部19による威嚇処理を実行する規定時間を長時間とする場合の防犯システム2の処理動作について説明をする。なお、図5に示すタイミングチャートは、図4に示したタイミングチャートのステップS30と、ステップS31との間にステップS30aの処理を付加し、ステップS37〜ステップS40の処理に替えてステップS41〜ステップS45の処理を行うようにしただけであるので、重複する個所については同一ステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS30aにおいて、セキュリティ親機20の信号処理部24は、警戒モードが解除されたことに応じて、威嚇音の鳴動を停止させるよう指示する停止信号をセンサ送受信器10Aに送信する。
ステップS41において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、受信した警報信号又は応答信号の指示に応じて音響部19を制御する。警報信号を受信した場合、信号処理部14は、音響部19を制御し、当該センサ送受信器10Aの近傍に存在する侵入者を威嚇するような威嚇音を鳴動させる。また、応答信号を受信した場合、信号処理部14は、威嚇音を鳴動させることがないよう音響部19を制御する。
ステップS42において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、警報信号を受信したことに応じて音響部19により威嚇音が鳴動されてから規定時間経過したかどうか判断をする。信号処理部14は、規定時間経過した場合、ステップS44へと処理を進める一方、規定時間経過していない場合、ステップS43へと処理を進める。
ステップS43において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、停止信号を受信したかどうかを判断する。信号処理部14は、停止信号を受信した場合、ステップS44へと処理を進める一方、停止信号を受信していない場合、ステップS42へと処理を戻す。
ステップS44において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、停止信号を受信したこと、又は規定時間経過したことに応じて、音響部19を制御し威嚇音の鳴動を停止させる。
ステップS45において、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、音響部19による威嚇音の鳴動が停止されたことに応じて、停止信号を受信する必要がないことから、電源制御部17を制御して、無線信号の送受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
このように、音響部19で威嚇音を鳴動させる規定時間が長時間である場合には、規定時間内において、電源制御部17を制御し、威嚇音が鳴動している間は、少なくともセンサ送受信器10Aの無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を継続させる。これにより、セキュリティ親機20Aから送信される停止信号を受信することが可能となり、セキュリティ親機20Aからセンサ送受信器10Aの威嚇機能である音響部19の鳴動を遠隔操作により停止することができる。
[センサ送受信器による軽い威嚇処理]
また、防犯システム2のセンサ送受信器10Aは、図4、図5のタイミングチャートを用いて説明したように、検知信号に応じてセキュリティ親機20Aから送信される警報信号を受信してから音響部19を鳴動させて侵入者に対する威嚇を行っていた。
センサ送受信器10Aの信号処理部14は、センサ部16によって侵入者の存在が検知されたことに応じて、侵入者を威嚇するように音響部19を制御して威嚇音を鳴動させるようにすることもできる。
図6に示すタイミングチャートに、センサ部16によって侵入者の存在が検知されたことに応じて、侵入者を威嚇するように音響部19を制御するタイミングを示す。なお、図6は、図4に示したタイミングチャートのステップS25の後に、ステップS25aを設けただけであるので、重複する個所については同一ステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS25aにおいて、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、センサ部16で侵入者の存在が検知されたことに応じて、音響部19を制御し、威嚇音を鳴動させる。このタイミングで鳴動させる威嚇音は、セキュリティ親機20Aから送信される警報信号を受信した場合に鳴動させる威嚇音に対して予備的に鳴らすものであるから、威嚇音を小さくするなど軽めにしても侵入者に対して効果がある。
これは、例えば、防犯システム2のセンサ送受信器10Aとセキュリティ親機20との無線通信を図示しない中継器を介して行うなど、警報信号のセンサ送受信器10Aへの到達に遅延が見込まれる場合などに、迅速な威嚇がなされるため侵入者の早期撤退を喚起することができる。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本発明の第2の実施の形態として示す防犯システム2のセンサ送受信器10Aの信号処理部14は、音響部19で威嚇音を鳴動させる規定時間が短時間である場合には、検知信号を受信したセキュリティ親機20Aから警戒モード時に送信され、音響部19の威嚇音の鳴動による侵入者に対する威嚇処理のトリガーとなる警報信号を受信したことに応じて、電源制御部17を制御し、少なくともセンサ送受信器10Aの無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させる。
これにより、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、音響部19による侵入者に対する威嚇が実行され警報信号を受信する必要がなくなった時点で、電源制御部17を制御し、無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を停止させるため、電源18の限られた電源供給能力を無駄なく有効に活用することができ、電源18の長寿命化を促進する。
また、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、音響部19で威嚇音を鳴動させる規定時間が長時間である場合には、規定時間内において、電源制御部17を制御し、威嚇音が鳴動している間は、少なくともセンサ送受信器10Aの無線信号の受信にかかわる全ての機能部に対する電源供給を継続させる。
これにより、センサ送受信器10Aは、セキュリティ親機20Aから送信される停止信号を受信することが可能となり、セキュリティ親機20Aからセンサ送受信器10Aの威嚇機能である音響部19の鳴動を遠隔操作により停止することができる。
さらに、センサ送受信器10Aの信号処理部14は、センサ部16によって侵入者の存在が検知されたことに応じて、侵入者を威嚇するように音響部19を制御して威嚇音を鳴動させる。
これにより、例えば、防犯システム2のセンサ送受信器10Aとセキュリティ親機20Aとの無線通信を図示しない中継器を介して行うなど、警報信号のセンサ送受信器10Aへの到達に遅延が見込まれる場合などに、迅速な威嚇がなされるため侵入者の早期撤退を喚起することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施の形態として示す防犯システムの構成について説明するための図である。 前記防犯システムの処理動作について説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態として示す防犯システムの構成について説明するための図である。 前記防犯システムの処理動作について説明するためのタイミングチャートである。 威嚇時間を長時間とした場合の処理について説明するためのタイミングチャートである。 センサ送受信器による軽い威嚇処理について説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 防犯システム
2 防犯システム
10 センサ送受信器
10A センサ送受信器
16 センサ部
17 電源制御部
18 電源
19 音響部
20 セキュリティ親機
20A セキュリティ親機

Claims (6)

  1. 何らかの異常状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、検知信号を無線信号として外部装置に送信する送信手段と、
    前記検知信号を受信した外部装置からの応答を示す応答信号を受信する受信手段と、
    前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を開始し、
    電源供給が開始されてから所定の時間内に、前記受信手段で応答信号を受信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、
    電源供給が開始されてから所定の時間経過し、前記受信手段で応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ前記検知信号を送信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御する電源供給制御手段とを備えること
    を特徴とする検知センサ。
  2. 当該検知センサによって送信された検知信号を受信した外部装置から、警戒モード時に送信される警報信号を前記受信手段で受信したことに応じて、侵入者を威嚇する第1の威嚇手段を備え、
    前記電源供給制御手段は、前記第1の威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が短時間である場合、前記受信手段で警報信号を受信したことに応じて、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御すること
    を特徴とする請求項1記載の検知センサ。
  3. 前記警戒モードを解除された外部装置から送信される停止信号を受信したことに応じて、前記検出手段による検知結果に拘わらず、第1の威嚇手段による威嚇を停止させるよう制御する威嚇停止制御手段を備え、
    前記電源供給制御手段は、前記第1の威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が長時間である場合、前記受信手段で警報信号が受信され、前記第1の威嚇手段による威嚇がなされている間、前記受信手段へ継続して電源を供給するよう制御すること
    を特徴とする請求項2記載の検知センサ。
  4. 前記送信手段によって検知信号を無線信号として外部装置に送信する際に、侵入者を威嚇する第2の威嚇手段を備えること
    を特徴とする請求項2又は請求項3記載の検知センサ。
  5. 何らかの異常状態を検知手段によって検知したことに応じて、検知信号を送信手段により無線信号として送信する検知センサと、前記検知センサによって送信された検知信号を受信したことに応じて異常状態となったことを報知するセキュリティ親機とを備える防犯システムにおいて、
    前記検知センサは、
    前記検知信号を受信したセキュリティ親機からの応答を示す応答信号を受信する受信手段と、
    前記検知手段によって異常状態が検知されたことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を開始し、
    電源供給が開始されてから所定の時間内に、前記受信手段で応答信号を受信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、
    電源供給が開始されてから所定の時間経過し、前記受信手段で応答信号を受信できなかった場合には、所定の回数だけ前記検知信号を送信したことに応じて、前記送信手段、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御する電源供給制御手段とを備えること
    を特徴とする防犯システム。
  6. 前記セキュリティ親機は、検知センサによって送信された検知信号を受信した場合に、警戒モードであるかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって警戒モードであると判断された場合に、警報信号を送信し、前記判断手段によって警戒モードが解除されたと判断された場合に、停止信号を送信するよう制御する送信信号制御手段とを有し、
    前記検知センサは、前記セキュリティ親機から送信される警報信号を前記受信手段で受信したことに応じて、侵入者を威嚇する威嚇手段と、
    前記セキュリティ親機から送信される停止信号を前記受信手段で受信したことに応じて、前記検出手段による検知結果に拘わらず、前記威嚇手段による威嚇を停止させるよう制御する威嚇停止制御手段とを有し、
    前記電源供給制御手段は、前記威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が短時間である場合、前記受信手段で警報信号を受信したことに応じて、前記受信手段への電源供給を停止するよう制御し、
    前記威嚇手段により威嚇を行う威嚇時間が長時間である場合、前記受信手段で警報信号が受信され、前記威嚇手段による威嚇がなされている間、前記受信手段へ継続して電源を供給するよう制御すること
    を特徴とする請求項5記載の防犯システム。
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