JP2008008215A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】暖房能力を維持しながらエコラン制御を行うとき、車両停止中にエンジンが始動されてしまうのを抑える。
【解決手段】エンジンECUでは、水温Twに基づいてエンジンの停止禁止を行なうときの閾値として、所定の暖房能力を確保できる閾値ラインLS1と、この閾値ラインLS1より高い温度の閾値ラインLS2が設定されており、車両走行中は、閾値ラインLS2を選択してエンジンの停止禁止/停止許可を設定することによりエンジンの蓄熱量を多くし、走行を停止したときに、閾値ラインLS1を選択してエンジンの停止禁止/停止許可を設定する。これにより、所望の暖房能力を維持しながら、走行停止中にエンジンが始動されてしまうのを抑える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンなどの内燃機関の駆動力によって走行すると共に、内燃機関の冷却液を熱源として車室内を空調する車両用空調装置を備えた車両に設けられて、内燃機関の始動、停止を制御する内燃機関制御装置に関する。
車両用空調装置では、冷凍サイクルを形成するエバポレータを用いて、空気を冷却すると共に、内燃機関として設けられているエンジンの冷却液(以下、エンジン冷却水とする)が循環されるヒータコアを用いて、空気を加熱することにより空調風を生成し、生成した空調風を車室内へ吹き出すことにより、車室内の空調を行う。
近年、予め設定されているエンジン停止条件が成立することによりエンジンを停止し、エンジン停止中に、エンジン始動条件(再始動条件)が成立することによりエンジンを始動させるアイドルストップ制御などのエコラン制御が行われる車両が普及している。これにより、例えば、走行停止中にエンジンを停止するアイドルストップを行ない、燃費の向上、エミッションの低減と共に、走行停止中の振動及び騒音の抑制を図るようにしている。
ところで、エアコンによる暖房運転を行っているときに、走行停止によってエンジンが停止されると、エンジン冷却水の水温が低下する。また、エアコンでは、エンジン冷却水の水温が低下することにより暖房能力も低下して、所望の空調状態(暖房状態)が得られなくなってしまう。
一般に、車両では、エンジン冷却水の水温に低下が生じるとエンジンを始動し、エンジン冷却水の水温を所定範囲に維持するようにしており、これにより、エンジン冷却水の水温低下に起因する暖房能力の低下を抑えることができる。このようなエンジン冷却水の水温に基づいたエンジンの駆動、停止は、水温が予め設定されている閾値を超えたか否かによって行われる。
しかし、走行停止中にエンジン冷却水の水温低下を抑制するためにエンジンが始動されると、燃費向上、エミッション低減の効果が低くなってしまう。また、近年の車両では、エンジンが駆動されることによる振動や騒音等の発生が抑えられているが、走行停止中では、少なからず振動や騒音が感じられてしまい、特に、水温の変化によってエンジンの駆動、停止が繰り返されることにより振動や騒音の変化が不快感を生じさせてしまうことがある。
ここから、特許文献1の提案では、冷却水の水温が低下したときにエンジンの再始動を行うときの閾値と、エンジンが始動されることにより上昇された水温に基づいてエンジンの再始動を行う時の閾値との間に、水温のハンチングよりも大きいヒステリシス域を設けるように提案している。
しかしながら、水温に対する閾値にヒシテリシスを設けた場合であっても、エアコンの暖房能力を維持するためには、水温が低下したときにエンジンを始動する必要があり、暖房能力が維持されるようにヒシテリシスを設けた場合、エンジンの始動時間が長くなってしまうという問題がある。
特開2002−211238号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、アイドルストップなどの内燃機関の停止制御を行うときに、車両用空調装置の暖房能力を維持しながら、車両の走行停止中の内燃機関の始動を抑えることができる内燃機関制御装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、内燃機関の駆動力によって走行可能であると共に、内燃機関の冷却液によって車室内を暖房する車両用空調装置を備える車両に設けられて、停止条件が成立することにより内燃機関の駆動を停止すると共に、始動条件が成立することにより駆動停止中の内燃機関を始動する内燃機関制御装置であって、前記内燃機関の冷却液の液温を検出する液温検出手段と、前記車両用空調装置が暖房運転中であるときに前記液温検出手段によって検出される前記液温が予め設定された閾値以下となったときに、内燃機関の駆動停止を禁止する駆動停止禁止手段と、前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記駆動停止禁止手段が適用する前記閾値として、第1の閾値を選択すると共に、前記走行状態検出手段によって前記車両の走行中を検出しているときに、前記第1の閾値より高い第2の閾値を選択する選択手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、車両用空調装置が暖房中に、車両が停止すると、冷却液の液温が第1の閾値より下がることにより、内燃機関の駆動停止を禁止して、所望の暖房能力が得られるようにしている。
また、車両用空調装置の暖房運転中に、走行状態検出手段によって車両が走行中であることが検出されると、冷却液の液温が、第1の閾値よりも高い温度の第2の閾値よりも低くなると内燃機関の駆動停止を禁止する。
これにより、車両走行中の冷却液の液温が高く維持され冷却液の蓄熱量が多くなり、走行が停止して内燃機関を停止したときに、冷却液の液温が第1の閾値に低下するまでの時間が長くなる。
従って、冷却液の液温が低下することにより走行停止中に内燃機関が駆動されるのを抑えることができる。
また、請求項2に係る発明は、前記走行状態検出手段として、車速を検出する車速検出手段、ブレーキ操作による前記車両の制動を検出する制動検出手段ないし、前記車両のアクセル操作に基づくパラメータを検出するアクセル操作検出手段の何れか少なくとも一つを含み、前記車速検出手段、前記制動検出手段ないしアクセル操作検出手段の何れかによって前記車両が走行中であるか否かを検出する、ことを特徴とする。
この発明によれば、車速検出手段により検出する車速、制動検出手段によって検出されるブレーキ操作、アクセル操作検出手段によって検出されるアクセル操作に応じたパラメータの何れか少なくとも一つによって、車両が走行中であるか否かを検出する。
これにより、車両が走行中であるかを簡単にかつ的確に検出することができる。なお、制動検出手段は、ブレーキペダルの操作及びパーキングブレーキの操作を検出するものであれば良く、また、アクセル操作検出手段は、アクセルペダルが踏み込まれているか否か、アクセルペダルの踏み込み量を検出するものであっても良く、アクセルペダルの操作に応じて開閉されるスロットルバルブの開度等を検出するものであっても良い。
また、このような本発明では、車両用空調装置が暖房中であるか否かは、車両用空調装置が設定温度と環境条件に基づいて設定される目標吹出し温度を用いても良く、また、設定温度に対する室温、外気温などの暖房負荷となる環境状態から判断するものであっても良い。
以上説明したように本発明によれば、車両用空調装置の暖房運転中は、車両が走行状態であると、走行停止中で選択される第1の閾値より高い第2の閾値を選択して、内燃機関が駆動されやすくして、内燃機関の蓄熱量が多くなるようにしている。これにより、車両が走行停止したときに、車両用空調装置の暖房能力の低下と、内燃機関の始動を抑えることができるという優れた効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図2には、本実施の形態に車両用空調装置として適用するエアコン10の概略構成を示している。
エアコン10は、コンプレッサ12、コンデンサ14、エキスパンションバルブ16及びエバポレータ18によって、冷媒を循環する冷凍サイクルが形成されており、コンプレッサ12が回転駆動されることにより圧縮された冷媒が、液化されてエバポレータ18へ供給されることにより、エバポレータ18で冷媒が気化する。このときに、エアコン10では、エバポレータ18を通過する空気と冷媒との間で熱交換が行なわれて、エバポレータ18を通過する空気が冷却される。
このエアコン10は、空調ダクト20を備えており、この空調ダクト20内にエバポレータ18が配設されている。また、空調ダクト20には、一端側に空気取入口22が形成され、他端側に空気吹出し口24が形成されている。
エアコン10では、空気取入口22として、図示しない車室内に向けて開口された、車室内の空気を導入可能とする空気取入口22Aと、車外に連通されて、外気を導入可能とする空気取入口22Bとが形成されている。また、空調ダクト20には、空気取入口22A、22Bを開閉するモード切換ダンパ26及びブロワファン28が設けられている。
エアコン10では、車室内の空気を空調風として吹き出す内気循環モードと、外気を空調風として吹き出す外気導入モードが選択可能となっており、内気循環モードが選択されると、モード切換ダンパ26によって空気取入口22Bが閉塞されると共に、空気取入口22Aが開放され、外気導入モードが選択されると、モード切換ダンパ26によって空気取入口22Aが閉塞されると共に空気取入口22Bが開放される。
これにより、ブロワファン28が作動することにより、空気取入口22A又は空気取入口22Bから、内気又は外気が吸引されてエバポレータ18へ送り込まれる。
空気吹出し口24としては、車両のウインドシールドガラスなどへ向けて開口されたセンタデフロスタ吹出し口、サイドデフロスタ吹出し口などのデフロスタ吹出し口24A、車室内の乗員へ向けて開口されたセンタレジスタ吹出し口サイドレジスタ吹出し口などのレジスタ吹出し口24B及び、前席及び後席の乗員の足もとへ向けて開口された足もと吹出し口24Cが含まれている。
また、空調ダクト20には、切換ダンパ30が設けられており、この切換ダンパ30によってデフロスタ吹出し口24A、レジスタ吹出し口24B及び足元吹出し口24Cが選択的に開閉される。
エアコン10では、空調風の吹出しモードとして、デフロスタ吹出し口24Aから空調風を吹き出すDEFモード、レジスタ吹出し口24Bから空調風を吹き出すFACEモード、足元吹出し口24Cから空調風を吹き出すFOOTモード、デフロスタ吹出し口24Aと足元吹出し口24Cから空調風を吹き出すDEF/FOOTモード及び、レジスタ吹出し口24Bと足元吹出し口24Cから空調風を吹き出すBI−LEVELモードが選択可能となっており、エアコン10では、選択された空調風の吹出しモードに応じて切換ダンパ30が作動して、デフロスタ吹出し口24A、レジスタ吹出し口24Bないし足元吹出し口24Cを選択的に開閉するようにしている。
また、エアコン10には、空調ダクト20内にヒータコア32及びエアミックスダンパ34が設けられており、エバポレータ18を通過した空気が、エアミックスダンパ34によってヒータコア32を通過する空気と、ヒータコア32をバイパスする空気に分けられ、ヒータコア32の下流側で、ヒータコア32を通過した空気と、ヒータコア32をバイパスした空気が混合される。
これにより、エアコン10では、所定温度の空調風が生成されるようにしており、エアミックダンパ34の開度を制御することにより、車室内を設定温度とするための目標吹出し温度の空調風が得られるようにしている。
一方、エアコン10が設けられる車両には、走行用の駆動源として内燃機関であるエンジン36が設けられている。このエンジン36は、図示しないシリンダブロックおよびシリンダヘッド内にエンジン冷却液(以下、冷却水とする)の循環路となるウォータジャケットが形成された一般的構成の水冷式内燃機関となっている。
エンジン36は、図示しないエンジンラジエータとの間で冷却液(以下、エンジン冷却水とする)の循環が行われるようになっており、これにより、エンジン36が駆動中であっても、発熱による温度上昇が抑えられている。なお、本実施の形態に適用される車両は、走行用の駆動源としてエンジン36などの内燃機関を備えたものであれば良く、また、エンジン36に加えて電気モータの駆動によって走行可能な所謂ハイブリッド車であっても良い。
ヒータコア32とエンジン36の間には、エンジン冷却水が循環される冷却水回路38が形成されており、ヒータコア32とエンジン36との間では、ウォータポンプ40の回転駆動によってエンジン冷却水が循環され、エアコン10では、ヒータコア32に循環されるエンジン冷却水によって空調風の加熱を行うようになっている。
図3に示されるように、エアコン10には、作動を制御するエアコンECU42が設けられている。このエアコンECU42には、ブロワファン28を駆動するブロワモータ44、モード切換ダンパ26、切換ダンパ30及びエアミックスダンパ34を作動するアクチュエータ46A、46B、46Cが接続されている。
なお、コンプレッサ12の駆動源としては、専用の電気モータ(コンプレッサモータ)を用いるものであっても良く、エンジン36などの走行用の駆動源又は他の補機と共用する駆動源を用いるものであっても良い。コンプレッサモータを用いるときには、このコンプレッサモータをエアコンECU42に接続し、エアコンECU42が、コンプレッサモータの駆動(運転/停止)及び回転数を制御するものであれば良く、エンジン36又は他の補記と共用の駆動源を用いるときには、コンプレッサ12と該当駆動源とを断続する電磁クラッチ等を設け、この電磁クラッチをエアコンECU42に接続し、エアコンECU42が電磁クラッチのオン/オフを制御することにより、コンプレッサ12のオン/オフを制御するものであれば良い(何れも図示省略)。
エアコンECU42には、車室内の温度を検知する室温センサ48、外気温度を検知する外気温センサ50、日射量を検出する日射センサ52、エバポレータ18を通過した空気の温度を検知するエバポレータ後温度センサ54等が接続されている。
エアコンECU42では、図示しない操作パネルのスイッチ操作によって運転モード設定温度等の運転条件が設定されると、室温、外気温、日射量などの環境条件と運転条件に基づいて、ブロワモータ44、アクチュエータ46A〜46C等の作動を制御して、車室内を設定温度とするように空調運転を行う。
例えば、エアコンECU42では、オートモードでの空調運転が選択されると、そのときの設定温度TSETと、環境条件などに基づいて目標吹出し温度TAOを演算し、この目標吹出し温度TAOに基づいてブロワ風量、エアミックスダンパ34の開度、吹出しモード等を設定して、これらの設定に基づいてブロワモータ44、アクチュエータ46A〜46Cを作動する。
ここで、目標吹出し温度TAOは、一般に、設定温度TSET、室温Tr、外気温To、日射量STから得られる。
AO=K・TSET−K・To−K・Tr−K・ST+C
(ただし、K、K、K、K及びCは、予め設定している定数)
また、ブロワ風量は、目標吹出し温度TAOから設定することができる。例えば、設定温度TSET又は予め設定している温度(基準温度)と目標吹出し温度TAOを比較し、基準温度と目標吹出し温度TAOとの差が小さければ、ブロワ風量を低く設定し、基準温度と目標吹出し温度TAOの差が大きくなるにつれてブロワ風量が増加するように設定し、設定した風量に基づいてブロワモータ44の駆動電圧を設定する。
また、エアコン10では、ヒータコア32を通過した空気とヒータコア32をバイパスした空気を混合することにより目標吹出し温度TAOとなる空調風が得られるようにしており、このときのエアミックスダンパ34の開度は、全風量に対するヒータコア32を通過する空気の風量の比となり、これを混合比rとすると、混合比rは、エバポレータ18を通過した空気の温度(エバポレータ後温度Te)と、ヒータコア32を通過した空気の温度(ヒータコア後温度Th)から、
r=(TAO−Te)/(Th−Te)
として演算することができる。
エバポレータ後温度Teは、エバポレータ後温度センサ54によって検出することができる。また、ヒータコア後温度Thは、ヒータコア32の下流側に温度センサ(ヒータコア後温度センサ)を設けて検出することができ、また、冷却水の水温Tw、冷却水の流量及びヒータコア36の温度効率から演算することができる。ヒータコア後温度Thを冷却水の水温Twから求めるときには、エアコンECU42に水温センサ56を接続する。また、冷却水の流量は、ウォータポンプ40の回転数によって定まり、ヒータコア32の温度効率は、ヒータコア32ごとにエンジン冷却水の流量に対する温度効率として求めておくことができる。
これにより、エアコンECU42は、目標吹出し温度TAO、エバポレータ後温度Te及び水温Twから混合比rを算出する。また、この混合比rからエアミックスダンパ34の開度Sが定まり、この開度Sが得られるようにアクチュエータ46Cを作動するものであれば良い。なお、このようなエアコン10の作動は公知の一般的構成を適用することができる。
ところで、車両には、CPU、ROM、RAM等によって形成されたマイクロコンピュータを含んで形成されて、エンジン36(図2参照)の作動を制御するエンジンECU60が設けられている。このエンジンECU60では、車両が走行停止状態となったときなど予め設定されているエンジン停止条件が成立することによりエンジン36を停止すると共に、エンジン36の停止中に、エンジン再始動条件が成立することによりエンジン36を再始動する。このようなエンジンECU60での処理は。燃費向上、騒音や振動の抑制、エミッション抑制等を図るアイドルストップ制御などの所謂エコラン制御を行う一般的構成を適用することができる。
図2に示されるエンジン36は、シリンダヘッド及びシリンダブロックを備え、シリンダヘッド、シリンダブロック及びシリンダブロック内に配設されたピストンによって区画された燃焼室が形成された一般的構成となっている。また、このエンジン36のシリンダヘッドには、給気バルブによって開閉される給気ポート及び、排気バルブによって開閉される排気ポートが形成されている(何れも図示省略)。
エンジン36では、給気バルブが開かれることにより、スロットルバルブ、サージタンク及び給気ポートを介して燃焼室に給気され、また、排気バルブが開かれることにより燃焼室から排気ポートから排気され、さらに、排気浄化触媒を介して外部に排出される。また、燃焼室には、デリバリパイプを介して供給される高圧燃料が燃料噴射弁から噴射されて混合気が生成され、この混合気が点火プラグによって点火されて燃焼される。この混合気の燃焼によってピストンが往復運動される。
エンジン36では、このピストンの往復運動がコンロッドを介してクランクシャフトの回転運動に変換され、トルクコンバータや変速機を介して車輪に伝達されることにより、車輪が回転駆動される。また、車両では、このエンジン36の駆動力によってモータジェネレータや各種の補機が駆動される一般的構成となっている。
図3に示されるように、エンジンECU60には、モータジェネレータ62が接続しており、エンジン36によって駆動されるモータジェネレータ62によって発電された電力は、インバータ64を介してバッテリ66に充電される。また、バッテリ66に充電された電力がインバータ64を介してモータジェネレータ62へ供給されることにより、モータジェネレータ62の回転駆動がなされる。このときのモータジェネレータ62の駆動制御は、インバータ64の位相制御によって行われる。
なお、本実施の形態では、一例として、エンジン36の駆動力とモータジェネレータ62の駆動力によって走行可能な所謂ハイブリッド車としており、コンプレッサ12、ウォータポンプ40を含む各補機が、エンジン36ないしモータジェネレータ62の駆動力によって駆動される。
エンジンECU60には、イグニッションスイッチ68、点火プラグ70、燃料噴射弁72、デリバリパイプ内の燃料圧力を検出する燃圧センサ74、スロットルバルブを開閉駆動するスロットルモータ76、スロットルバルブの開度を検出するスロットル開度センサ78、ブレーキペダルの踏み込みの有無及びパーキングブレーキの操作を検出するブレーキスイッチ80、アクセルペダルの踏み込みの有無を検出するアイドルスイッチ82、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルポジションセンサ84、クランクシャフトの回転数などからエンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ86、車速を検出する車速センサ88、吸入空気量を検出するエアフロメータ90、エンジン冷却水の水温を検出する水温センサ92、排気の空燃比を検出する空燃比センサ94等が接続され、また、エンジンECU60では、モータジェネレータ62の回転数、バッテリ66の充放電量の検出を行うようになっている。
エンジンECU60は、これらのセンサ等による検出結果に基づいて、スロットルモータ76を駆動してスロットルバルブの開度を調整する。また、エンジンECU60では、燃料噴射弁72からの燃料噴射量を調整して、給気行程時に燃焼室に燃料を噴射することにより均質燃焼を実行し、圧縮行程末期に燃焼室内に燃料を噴射することにより成層燃焼を実行する。
一方、エンジンECU60では、予めエンジン36を停止するエンジン停止条件及び、停止されているエンジン36を再始動するエンジン再始動条件が設定されて記憶されており、エンジンECU60は、エンジン停止条件が成立すると、燃焼噴射弁72からの燃料の噴射を停止し、エンジン36の駆動を停止する。また、エンジンECU60は、エンジン36を停止している状態で、エンジン再始動条件が成立すると、ジェネレータモータ62を駆動して、エンジン36の再始動を行う。これと共に、エンジンECU60では、エンジン36の点火時期制御などの各種の処理制御を実行してエンジン36を駆動する。
このエンジンECU60に記憶されているエンジン停止条件及びエンジン再始動条件には、エンジン冷却水の水温Twが含まれており、エンジンECU60では、冷却水の水温Twが所定温度を超えることにより、エンジン36の停止を可能とし、また、水温Twが所定温度に満たないときには、エンジン36の再始動が行われるように設定する。
一方、エアコン10では、エンジン冷却水を用いて空調風の加熱を行っており、エンジン冷却水の水温Twが低下すると、エアコン10の暖房能力も低下する。このようなエアコン10が暖房運転を行っているか否かは、目標吹出し温度TAOから判断することができ、また、目標吹出し温度TAOが高いほどエアコン10に要求される暖房能力が大きくなる。なお、目標吹出し温度TAOは、外気温To、室温Tr及び日射量STに基づいて演算されることから、エアコン10に要求される暖房能力は、外気温To、室温Trないし日射量STから判断することも可能である。
すなわち、エアコン10に要求される暖房能力は、外気温To、室温Trが低いほど高く、日射量STが少ないほど高くなり、エアコン10の暖房能力に対する水温Twは、外気温Toが低いとき、室温Trが低いとき、日射量STが少ないときに高いことが好ましい。
ここから、エンジンECU60は、エアコン10の暖房能力を含めて、エンジン冷却水の水温Twに応じたエンジン36の停止、再始動を制御するようにしている。
図1に示されるように、エンジンECU60では、エアコン10の目標吹出し温度TAOが基準温度Ts未満(TAO<Ts)であるときには、エアコン10の空調能力に基づいたエンジン36の停止を許可する(エンジン停止許可領域)。また、目標吹出し温度TAOが基準温度Ts以上であるとき(TAO≧Ts)には、目標吹出し温度TAOに対する水温Twに基づいてエンジン36の駆動停止を禁止する。
このエンジン36の駆動停止禁止と、エンジン36の駆動停止を許可するエンジン停止許可領域の境界となる閾値として、エンジンECU60には、閾値ラインLが設定されている。また、この閾値ラインLとしては、第1の閾値とする閾値ラインLS1と第2の閾値とする閾値ラインLS2が設定されている。
閾値ラインLS2は、閾値ラインLS1よりも水温Twの温度が高くなっており、閾値ラインLS1が、エンジン停止許可領域と第1のエンジン停止禁止領域の境界となっており、閾値ラインLS2が、エンジン停止許可領域と第2のエンジン停止禁止領域の境界となっており、これにより、第1のエンジン停止禁止領域が第2のエンジン停止禁止領域に含まれている。
また、目標吹出し温度TAOが高いときには、暖房負荷が大きく、エンジン冷却水の水温Twが高いことが好ましく、ここから、閾値ラインLS1では、温度Tを水温Twの下限とし、温度Tを水温Twの上限として、温度Tから温度Tの範囲で、目標吹出し温度TAOに応じて水温Twの閾値が上昇するように設定されており、エアコン10では、エンジン冷却水の水温Twが閾値ラインLS1を超えていることにより、必要な暖房能力が確保されるようになっている。
また、閾値ラインLS2では、温度T(T<T)を水温Twの下限とし、温度T(T<T)を水温Twの上限として、温度Tから温度Tの範囲で、目標吹出し温度TAOに応じて水温Twの閾値が上昇するように設定されている。
これにより、エンジンECU60では、エアコン10の目標吹出し温度TAOが基準温度Tsを超えていると、目標吹出し温度TAOに対する水温Twが閾値ラインLS1又は閾値ラインLS2を超えているときには、エンジン36を停止可能とするが、水温Twが閾値ラインLS1又は閾値ラインLS2よりも下がると、エンジン36を始動する。
エンジンECU60では、通常、閾値ラインLS1に基づいて、目標吹出し温度TAOに対する水温Twから、エンジン36の停止を許可するか、エンジン36の停止を禁止するかを設定するようにしている。なお、閾値ラインLS1、LS2としては、エンジン36の停止を許可するときと禁止するときの間に所定の温度幅(ヒシテリシス)を持たせることが好ましく、これにより、頻繁にエンジン36の停止禁止と停止許可が繰り返されてしまうのを防止することができる。
一方、エンジン36が停止しているときに、エンジン冷却水がヒータコア32ン循環されて、空調風の加熱が行われることにより、エンジン冷却水の水温Twが低下する。これにより、例えば、車両が走行を停止しているときに、水温Twが下がると、エンジン36が再始動される。
ここから、本実施の形態では、エアコン10が暖房運転を行っているときの走行中に閾値ラインLとして閾値ラインLS2が選択される。これにより、エンジンECU60では、エアコン10の暖房運転中に、車両が走行状態であれば、エンジン36が始動され易くし、エンジン冷却水の水温Twが高く保たれるようにして、エンジン36に蓄積される熱量が大きくなるようにしている。
このように構成されているエンジンECU60では、イグニッションスイッチ68がオンされて車両が走行可能状態となると、図示しないアクセルペダルないしブレーキペダル等の操作に応じて、エンジン36ないしモータジェネレータ62を駆動する。これにより、車両がエンジン36ないしモータジェネレータ62の駆動力によって走行する。
一方、エアコン10では、図示しない操作パネル上で設定温度TSET、運転条件等が設定されて、空調運転が指示されることにより、設定温度TSETと、環境条件に基づいて、目標吹出し温度TAO、エアミックスダンパ34の開度S、ブロワ風量を設定すると、これらの設定及び運転条件に基づいて、ブロワモータ44及びアクチュエータ46A〜46Cを作動して、車室内が設定温度TSETとなるように空調運転を行う。
ところで、エンジンECU60では、車両の運転操作状態、走行状態を検出し、予め設定されているエンジン停止条件が成立することによりエンジン36の駆動を停止し、また、エンジン36の駆動を停止しているときに、エンジン始動条件が成立することにより、停止しているエンジン36を再始動するエコラン制御を行う。
図4には、このときのエンジン停止/再始動制御の概略を示している。なお、このフローチャートは、イグニッションスイッチ68がオンされることにより実行され、イグニッションスイッチ68がオフされることにより終了する。また、基本的なエンジン停止条件及びエンジン再始動条件は、公知の条件を適用することができ、ここでは詳細な説明を省略する。
このフローチャートでは、イグニッションスイッチ68がオンされると、エンジン36が駆動停止状態から実行され、最初のステップ100では、各種のセンサ等によって検出される運転操作状態及び車両の走行状態を読み込み、次にステップ102では、エンジン再始動条件(エンジン始動条件)が成立したか否かを確認する。
ここで、エンジン36の再始動条件が成立していると、ステップ102で行程判定されてステップ104へ移行し、エンジン36を始動(再始動)する。これにより、車両は、エンジン36の駆動力による走行が可能となる。
この後、ステップ106では、運転操作状態及び走行状態を読み込み、ステップ108では、駆動されているエンジン36を停止するエンジン停止条件が成立したか否かを確認する。
ここで、例えば、エンジン冷却水の水温Twが所定の範囲内であるときに、車両の走行が停止するなどして、エンジン停止条件が成立すると、ステップ106で肯定判定されることによりステップ110へ移行すると、エンジン36を停止する。
このように、エンジンECU60では、エンジン停止条件が成立することによりエンジン36の駆動を停止し、エンジン再始動条件が成立することにより、停止中のエンジン36を再始動する。これにより、エンジン36が間欠的に駆動され、燃費向上、エミッションの抑制等が図られるようにしている。
一方、エンジンECU60では、エアコン10が暖房運転しているときには、所定の暖房能力が確保される水温Twとなるように、エンジン36の停止を抑えるようにしており、ここから、エンジン停止状態で、エンジン再始動条件が成立していないときには、ステップ102で否定判定してステップ112へ移行し、フラグFを確認している。
また、エンジン36が駆動されている状態で、エンジン停止条件が成立してステップ108で肯定判定されると、エンジン36の停止(ステップ110)に先立って、フラグFを確認している。
本実施の形態では、エアコン10の運転中のエンジン冷却水の水温Twに基づいたエンジン36の停止禁止の設定にフラグFを用いており、フラグFがセットされる(F=1)ことにより、エンジン36の停止を禁止する。
これにより、図4のフローチャートでは、フラグFがセットされていることにより、ステップ112で肯定判定されてステップ104へ移行し、停止中のエンジン36が再始動され、また、エンジン停止条件が成立したときに、フラグFがセットされていることによりステップ114で肯定判定されて、エンジン36の駆動が継続されるようにしている。
ここで、図5には、エンジン停止禁止設定の概略を示している。このフローチャートは、イグニッションスイッチ68がオンされることにより実行され、オフされることにより終了し、最初のステップ120では、エアコン10が運転中であるか否かを確認する。
このときに、エアコン10が運転を停止しているとステップ120で否定判定されてステップ122へ移行し、フラグFをリセット(F=0)する。
また、エアコン10が運転中であるとステップ120で肯定判定されてステップ124へ移行摺る。このステップ124では、エアコンECU42で演算される目標吹出し温度TAOを読み込み、次のステップ126では、目標吹出し温度TAOが基準温度Ts以上であるか否かを確認する。
このときに、エアコン10による冷房運転を行うなどして、目標吹出し温度TAOが基準温度Tsに満たないときには、ステップ126で否定判定してステップ122へ移行し、フラグFをリセットする。
これにより、図4のフローチャートによって、エンジン停止条件及びエンジン再始動条件に基づいたエンジン36の間欠的な駆動が可能となる。なお、このような基準温度Tsとしては、予め設定された温度であっても良く、空調運転を行うときの設定温度TSETに基づいて設定されるものであっても良く、また、目標吹出し温度TAOからエアコン10が暖房運転中か否かを適正に判断し得る温度であれば任意の設定を適用することができる。
一方、目標吹出し温度TAOが基準温度Tsより高く、エアコン10が暖房中であると判断しうると、ステップ126で肯定判定してステップ128へ移行する。
このステップ128では、車速センサ88によって検出する車両の走行速度(速度v)を読み込み、次のステップ130では、速度vが予め設定されている設定速度vを超え、車両が走行中であるか否かを確認する。なお、この設定速度vとしては、走行停止状態を示す「0」(v=0km/h)であっても良いが、実質的に停止状態で判断しうる速度(例えば、v=2〜5km/h)を適用しても良い。
ここで、車両の速度vが設定速度vより低く、車両が停止中であると判断されるときには、ステップ130で否定判定してステップ132へ移行し、目標吹出し温度TAOに対する水温Twの閾値ラインLとして、通常の閾値ラインLS1(図1参照)を設定する。
この後、ステップ134では、水温センサ92によって検出するエンジン冷却水の水温Twを読み込み、次のステップ136では、水温Twが目標吹出し温度TAOに対する閾値ラインL上の値(閾値)以下か否かを確認する。
このときに、水温Twが、目標吹出し温度TAOと閾値ラインL(閾値ラインLS1)上の値以下であれば、ステップ136で肯定判定してステップ138へ移行し、エンジン36の停止を禁止するようにフラグFをセットする(F=1)。
また、水温Twが、目標吹出し温度TAOと閾値ラインL(閾値ラインLS1)上の値を超えていれば、ステップ136で否定判定してステップ140へ移行し、エンジン36の停止を許可するようにフラグFをリセットする(F=0)。
これに対して、車両が走行中(設定速度vより高い速度で走行中)であるときには、ステップ130で否定判定してステップ142へ移行摺る。このステップ142では、目標吹出し温度TAOに対する水温Twの閾値ラインLとして、通常の閾値ラインLS1よりも高く設定している閾値ラインLS2(図1参照)に設定する。
これにより、車両走行中であるときには、車両停止状態であるときよりも、エンジン36を停止するときの水温Twの閾値が高く設定される。すなわち、車両走行状態でエンジン36が停止しにくくなると共に、エンジン冷却水の水温Twが高く保たれる。また、車両が停止したときには、目標吹出し温度TAOに対する水温の閾値ラインLが走行中の閾値ラインLS2よりも低い閾値ラインLS1に戻される。
したがって、車両が停止して、エンジン停止条件が成立したときに、エアコン10による暖房を行なっていても、エンジン冷却水が低くなったためにエンジン36が再始動されてしまうのを抑えることができる。
例えば、図6(A)に示されるように、時間tから時間tの間、車両走行を行なったとき、車両走行中においても、閾値ラインLS1を適用してエンジン36の停止禁止を行なうと、図6(B)に示されるように、例えば、時間tでエンジン停止条件が成立し、かつ、水温Twが閾値ラインLS1を超えていると、エンジン36が停止する(エンジン回転数Ne=0)。
しかし、エンジン冷却水の水温Twが抑えられていることにより、エアコン10による暖房運転が行われていると、走行停止中にエンジン36が再始動される。なお、図6(B)及び図6(C)では、エンジン36のアイドリング状態の回転数(最低回転数)を回転数idlとしている。
これに対して、閾値ラインLS1よりも高い閾値ラインLS2を適用すると、図6(C)に示されるように、エンジン回転数Neが低下する時間が時間t(t<t)まで伸びると共に、エンジン36が停止せずにアイドリング状態で駆動し続ける。また、車両の走行が停止することにより、閾値ラインLS1に設定されることにより、エンジン36も停止される。
ここで、車両走行が停止した後は、走行中にエンジン冷却水の水温Twが高く保たれていることにより、水温Twが閾値ラインLS1まで下がるのに時間がかかり、これにより、車両走行が停止した後は、エンジン36の停止状態が継続される。
したがって、車両停止中にエンジン36が始動することによる燃費の低下などが生じるのを抑えることができる、また、車両走行が停止したときに、エンジン36が始動されてしまうことによる振動やエンジン音を感じることがない。
なお、以上説明した本実施の形態では、車両走行中か否かを、速度センサ88によって検出する車両の速度から判断するようにしているが、これに限らず、車両の運転操作状態や制御状態から、走行停止する可能性があるか否かを判断し、走行状態であると判断されるときに、高い閾値ラインLS2を適用し、車両が停止する可能性があるときに、低い閾値ラインLS1に切り換えるようにしても良い。
図7及び図8には、このときの処理の流れの概略を示している。なお、図7及び図8で、前記した図5と同等の処理には、同じステップ番号を付与してその説明を省略する。
図7には、車両の運転操作状態として、ブレーキペダル及びパーキングブレーキの操作を例とする処理の概略を示している。なお、ここでは、ブレーキペダルが操作されたときにオンするブレーキペダルスイッチとパーキングブレーキが操作されたことによりオンするパーキングブレーキスイッチを並列接続して、一つのブレーキスイッチ80を用いている。
このフローチャートでは、目標吹出し温度TAOが基準温度Tsより高く、ステップ126で肯定判定されるとステップ150へ移行する。このステップ150では、ブレーキスイッチ80の操作状態を読み込んで、ブレーキスイッチ80がオンされているか否かを確認する(ステップ152)。
ここで、車両を減速するためにブレーキペダルが操作されているか、車両が停止中でパーキングブレーキが操作されており、これにより、ブレーキスイッチ80がオンしていると、ステップ152で肯定判定してステップ132へ移行し、閾値ラインLとして閾値ラインLS1を設定する。
これに対して、ブレーキペダルやパーキングブレーキが操作されていないときには、車両が走行中であると判断してステップ152で肯定判定してステップ142へ移行し、閾値ラインLとして、水温Twを高くする閾値ラインLS2を設定する。
一方、図8には、車両の走行状態としてスロットル開度センサ78の検出するスロットルバルブの開度を用いた例の概略を示している。
このフローチャートでは、目標吹出し温度TAOが基準温度Tsより高く、ステップ126で肯定判定されるとステップ154へ移行する。このステップ154では、スロットル開度センサ78によって検出されるスロットルバルブの開度を読み込み、スロットルバルブの開度が所定以上となっているか否かを確認する(ステップ156)。すなわち、スロットルバルブの開度が所定以下であるか否かを確認する。なお、このときのスロットルバルブの開度は、略全閉状態とみなすことができる開度(例えば、全開状態に対して1〜2%程度の開度)としている。
ここで、車両が減速中か停止状態となっているために、スロットルバルブの開度が所定以下となっていると、ステップ156で肯定判定してステップ132へ移行し、閾値ラインLとして閾値ラインLS1を設定する。
これに対して、車両が走行中でスロットルバルブが所定以上に開かれているときには、車両が走行中であると判断してステップ156で肯定判定してステップ142へ移行し、閾値ラインLとして、水温Twを高くする閾値ラインLS2を設定する。
これにより、車両が走行中であれば、エンジン36の停止を許可する水温Twを高くして、エンジン36の熱容量を高くすることができ、また、車両が停止したときには、エンジン36の停止を許可する水温Twを低くし、エンジン36が再始動されてしまうのを抑える。このときに、エンジン36の蓄熱量が大きくなっていることにより、エアコン10の暖房能力が低下してしまうことがない。
なお、車両が走行中であるか否かの判断は、これらに限らず、例えば、アクセルポジションセンサ84によって検出するアクセルペダルの踏み込み量などの運転操作状態や車両の走行状態(走行のための制御状態)などを各種のセンサによって検出して適用することができる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明を限定するものではない。例えば、以上の説明では、エンジン36の駆動制御を行うエンジンECU60が、エアコン10の動作状態を取得するようにしたが、これに限らず、エアコン10の作動を制御するエアコンECU42が、エンジン36の動作状態を取得して、エンジン36の停止許可を行なうか、エンジン36の停止禁止を要求するようにし、エンジンECU60が、エアコンECU42の要求に基づいてエンジン36の停止/停止禁止を行うようにしても良い。
このときには、例えば、図5のフローチャートでフラグFをセットすることにより、エンジン36の停止禁止要求とし、フラグFのリセットをエンジン36の停止許可とすれば良い。
また、本実施の形態では、エアコン10が暖房中か否かを、目標吹出し温度TAOから判断したが、目標吹出し温度TAOは、設定温度TSET、室温Tr、外気温To、日射量STから演算しており、ここから、設定温度TSETに対する室温Tr、外気温Toから暖房運転中か否かを判断するようにしても良い。
また、本実施の形態では、エアコン10及びエアコン10の運転を制御するエアコンECU、エンジン36の駆動を制御するエンジンECU60を用いて説明したが、本発明は、エンジン冷却水が循環されるヒータコア32を用いて空調風を加熱する任意の構成の車両用空調装置が設けられる車両に適用することができる。
本実施の形態に適用した目標吹出し温度に対するエンジン冷却水の水温の閾値の一例を示す概略図である。 本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図である。 エンジンの制御部とエアコンの制御部の概略構成を示すブロック図である。 エンジンの停止/始動制御の概略を示す流れ図である。 エアコンの暖房中に対するエンジン停止禁止設定の概略を示す流れ図である。 (A)は車両の走行パターンの一例を示す線図、(B)及び(C)は(A)の走行パターンに基づいたエンジン回転数の変化例を示す線図であり、(B)は閾値ラインLS1のみを適用した例を示し、(C)は走行中に閾値ラインLS2を適用し走行停止中に閾値ラインLS1を適用した例を示している。 エアコンの暖房中に対するエンジン停止禁止設定の他の一例の概略を示す流れ図である。 エアコンの暖房中に対するエンジン停止禁止設定の他の一例の概略を示す流れ図である。
符号の説明
10 エアコン(車両用空調装置)
12 コンプレッサ
18 エバポレータ
32 ヒータコア
36 エンジン(内燃機関)
42 エアコンECU
48 室温センサ
50 外気温センサ
56 水温センサ
60 エンジンECU(駆動停止禁止手段、選択手段)
78 スロットル開度センサ(走行状態検出手段、アクセル操作検出手段)
80 ブレーキスイッチ(走行状態検出手段、制動検出手段)
88 車速センサ(走行状態検出手段、車速検出手段)
92 水温センサ(液温検出手段)

Claims (2)

  1. 内燃機関の駆動力によって走行可能であると共に、内燃機関の冷却液によって車室内を暖房する車両用空調装置を備える車両に設けられて、停止条件が成立することにより内燃機関の駆動を停止すると共に、始動条件が成立することにより駆動停止中の内燃機関を始動する内燃機関制御装置であって、
    前記内燃機関の冷却液の液温を検出する液温検出手段と、
    前記車両用空調装置が暖房運転中であるときに前記液温検出手段によって検出される前記液温が予め設定された閾値以下となったときに、内燃機関の駆動停止を禁止する駆動停止禁止手段と、
    前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    前記駆動停止禁止手段が適用する前記閾値として、第1の閾値を選択すると共に、前記走行状態検出手段によって前記車両の走行中を検出しているときに、前記第1の閾値より高い第2の閾値を選択する選択手段と、
    を含むことを特徴とする内燃機関制御装置。
  2. 前記走行状態検出手段として、車速を検出する車速検出手段、ブレーキ操作による前記車両の制動を検出する制動検出手段ないし、前記車両のアクセル操作に基づくパラメータを検出するアクセル操作検出手段の何れか少なくとも一つを含み、前記車速検出手段、前記制動検出手段ないしアクセル操作検出手段の何れかによって前記車両が走行中であるか否かを検出する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関制御装置。
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