JP2008007996A - 揚重装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工事中の建物2の外側に設置される揚重装置1であって、建物2の外面に対向配置されるフレーム3と、フレーム3を建物2の外側の躯体2a…に支持させる支持手段と、フレーム3の内側に形成された鉛直方向に延在する昇降路A内に配置された搬器5と、昇降路Aの両側にそれぞれ配設された鉛直方向に延在するガイドレール28,28に沿って搬器5を昇降させる昇降手段6とが備えられている。
【選択図】図1
Description
図1,図2,図3に示すように、揚重装置1は、型枠支保工等の転用部材の盛替えやALCパネル等の仕上げ材の荷揚げに使用される荷揚げと荷受けを兼ねた工事中の揚重装置である。また、揚重装置1は、建物2の外側に設置されるいわゆる外付けタイプの揚重装置であり、特に板状の建物2の建築工事に適した揚重装置である。揚重装置1の概略構成は、建物2の外面に対向配置されるフレーム3と、フレーム3を建物2の外側の躯体(バルコニースラブ2a…)に支持させる支持手段4と、フレーム3の内側に形成された鉛直方向に延在する昇降路A内に配置された搬器5と、搬器5を昇降させる昇降手段6とから構成されている。
図1,図2,図3,図4に示すように、荷重受梁12は、鉛直荷重を受けるための部材であり、例えばH型鋼などの鋼材からなる。荷重受梁12は、フレーム3に取り付けられている。具体的には、荷重受梁12の上には、H型鋼などの鋼材からなる取付支柱14,14が立設されており、取付支柱14には、フレーム3のマルチトラス7に把持するように固定される取付金具15,15が上下に付設されており、この取付金具15,15を介して取付支柱14がマルチトラス7に固定されている。なお、取付支柱14,14の下端は荷重受梁12の上面に溶接等によって固定されており、荷重受梁12と取付支柱14,14とは一体化されている。また、荷重受梁12は、フレーム3から建物2側に張り出すように設けられており、荷重受梁12の張り出された先端部はN階のバルコニースラブ2a上に載置されている。
図1,図2,図3,図5に示すように、振れ止め部材13…は、水平方向の力を受けて揚重装置1の振れを止めるための部材であり、例えば公知のベランダブラケットからなる。図5に示すように、このベランダブラケットからなる振れ止め部材13…は、L形に形成された角鋼等からなる本体部21と、本体部21の一方の部分21aに付設されたクランプ19,19と、本体部21の他方の部分21bに設けられた固定ジャッキ20とが備えられた構成からなる。
まず、取付支柱14,14に付設された吊りピース30,30にワイヤーロープ等を玉掛けし、鉄筋材の荷揚げ等を行うためのクレーンで吊り上げて、荷重受梁12,12が躯体施工階のN階にくるように揚重装置1を所定位置まで運び、荷重受梁12,12をN階のバルコニースラブ2a上に載せる。このとき、振れ止め部材13…を広げた状態、つまり、固定ジャッキ20の当接面20aと本体部21の一方の部分21a(移動機構23が備えられている場合には第3のローラ26)との間を広げた状態にしておく。そして、荷重受梁12,12をバルコニースラブ2a上に載せて揚重装置1を所定位置に配置した後、固定ジャッキ20を締め込んで、躯体施工階の下階(N−1階、N−2階、N−3階)のバルコニースラブ2a…の立上り部分を固定ジャッキ20の当接面20aと本体部21の一方の部分21a(移動機構23が備えられている場合には第3のローラ26)とでそれぞれ挟み込み、振れ止め部材13…を下階(N−1階、N−2階、N−3階)のバルコニースラブ2a…にそれぞれ固定させる。また、荷重受梁12,12をバルコニースラブ2a上に載せて揚重装置1を所定位置に配置した後、荷重受梁12,12に付設されたピース17に引張り材16を取り付けて、この引張り材16を引張り装置18で建物2内部側に引っ張って揚重装置1を固定する。以上のようにして、揚重装置1は建物2の外側に設置される。
まず、引張り材16を引っ張っている引張り装置18を取り外す。また、締め込まれた固定ジャッキ20を緩めてその当接面20aをバルコニースラブ2aの立上り部分から離間させ、バルコニースラブ2a…の立上り部分に固定されていた振れ止め部材13…をそれぞれ解除する。次に、移動機構23によって揚重装置1を建物2の外面に沿って水平に移動させる。具体的には、荷重受梁12,12に付設された第1のローラ24をバルコニースラブ2aの立上り部分の天端面上で転動させるとともに、荷重受梁12,12に付設された第2のローラ25を上記立上り部分の内側の側面上で転動させ、さらに、振れ止め部材13…の本体部21にそれぞれ付設された第3のローラ26をバルコニースラブ2aの立上り部分の外側の側面上で転動させることで、揚重装置1をスライドさせる。そして、所定の位置まで揚重装置1を移動させた後、上述した揚重装置1の設置の場合と同様に、振れ止め部材13…をバルコニースラブ2a…にそれぞれ固定させるとともに、荷重受梁12,12に取り付けられた引張り材16を引張り装置18で建物2内部側に引っ張って揚重装置1を固定する。
具体的には、取付支柱14,14に付設された吊りピース30,30にワイヤーロープ等を玉掛けして前記クレーンで吊り上げ、荷重受梁12,12を所定階のバルコニースラブ2a上に載せる。その後、上述した揚重装置1の設置の場合と同様に、振れ止め部材13…をバルコニースラブ2a…にそれぞれ固定させるとともに、荷重受梁12,12に取り付けられた引張り材16を引張り装置18で建物2内部側に引っ張って揚重装置1を固定する。
なお、油圧機構等を使用して揚重装置1をセルフクライミングさせてもよい。
また、本発明は、荷重受梁12,12と振れ止め部材13…とからなる支持手段4に限定されるものではなく、例えば、建物が鉄骨造である場合、フレームと建物の鉄骨梁とをボルト接合することでフレームを建物の躯体に支持させる支持手段であってもよく、その他の構成によってフレームを建物の躯体に支持させる支持手段であってもよい。
2 建物
2a バルコニースラブ(躯体)
3 フレーム
4 支持手段
5 搬器
6 昇降手段
23 移動機構
28 ガイドレール
A 昇降路
Claims (3)
- 工事中の建物の外側に設置される揚重装置であって、
前記建物の外面に対向配置されるフレームと、該フレームを前記建物の外側の躯体に支持させる支持手段と、前記フレームの内側に形成された鉛直方向に延在する昇降路内に配置された搬器と、前記昇降路の両側にそれぞれ配設された鉛直方向に延在するガイドレールに沿って前記搬器を昇降させる昇降手段とが備えられていることを特徴とする揚重装置。 - 請求項1記載の揚重装置において、
前記フレームが凹形状に形成され、前記昇降路の上端が開放されていることを特徴とする揚重装置。 - 請求項1または2記載の揚重装置において、
前記支持手段には、前記フレームを支持した状態のまま建物の外面に沿って水平方向に移動させる移動機構が備えられていることを特徴とする揚重装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006177976A JP2008007996A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 揚重装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006177976A JP2008007996A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 揚重装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008007996A true JP2008007996A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39066443
Family Applications (1)
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JP2006177976A Pending JP2008007996A (ja) | 2006-06-28 | 2006-06-28 | 揚重装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008007996A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109911755A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-06-21 | 中国建筑第四工程局有限公司 | 一种高空大跨度钢结构连廊整体同步提升架 |
Citations (5)
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-
2006
- 2006-06-28 JP JP2006177976A patent/JP2008007996A/ja active Pending
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