JP2008007657A - 粘着層付積層材料の加工部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 積層材料の基材層1より粘着層2を控えさせ基材層1から粘着層2がはみだす事無く加工部品Lに気泡Q31を残さなく、抜き刃20を入れる事で発生する糸ごみ30、ホコリが部品Sに付かない。又部品Lの巻き取り構造にしても、圧力で打痕、粘着層2のはみだしIを無くした部品Sを提供する。
【解決手段】
積層材料の基材層1より先に粘着層2に抜き刃20を入れ粘着層2を基材層1より小さくする。又、同じ場所に2枚以上の抜き刃20を入れて、より粘着層2を基材層1より大きく控える。積層材料の基材層1をキャリアシート5に付け最終的に基材層1に抜き刃20が入るようにすれば気泡31、糸ゴミ30は部品Lに付かない。枕部22に印刷、箔押し、抜き刃で基材層を浅く傷を付ける。もしくは片面テープを貼り、部品Lより高くする事で、巻き構造にしても部品Lに巻き圧力はかからなく巻き圧力による粘着層のはみだしI、打痕は付かない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、基材層3と粘着層2と剥離ライナー1から構成された積層材料の加工方法と形状方法に関する。
従来の加工方法は、図9に示す積層材料の基材層1側から図3に示す抜き刃20を粘着層の下まで切り剥離ライナー3で刃先21を止めるハーフ抜き又は全抜き加工をするのが一般的であるが、抜き刃20を入れる事でさまざまな問題点が発生する。加工切断面60より粘着層2がはみだす。加工切断面60に糸ゴミ30が付着する。加工切断面60より少し中に気泡31が入る。部品lLに接している粘着層2どうしが再接着してしまう。巻き仕上げ部品Rは、何重にも巻き付けると巻き圧力で加工断面60より粘着層2のはみだしと、巻き圧による部品コーナー部26の打痕発生等問題点が山積みである。
図9に示す従来積層材料構成図に、図10に示す基材層1側から抜き刃20を入れると加工切断面60は先に抜き刃20が入った方が広くなる。図3示す一般抜き刃の刃拡大図であるが抜き刃20には角度Dが有り基材層1から抜き刃20を入れることで、図10に示す切断側面図のように下(刃先)側が細くなる。逆三角形の勾配が付き基材層1側の方が広くなり粘着層2の方が狭くなる為粘着層2のはみだしがでる。又、粘着層2の先端は最小隙間Fが0ミリメートルで有り、切り離しても粘着層2右と粘着層2左が付いてしまう。無理やり取ると粘着層断面59が汚く、粘着層2が糸を引いたような線が入る。
一般に良く使用している抜き刃の角度Dは、30度、42度、50度である。表1に示す抜き刃の角度Dを30度にして基材層の厚みEと粘着層の厚みKと最大隙間G、最小隙間Fと粘着層2のはみだしの関係をまとめた表である。表2は抜き刃の角度Dが42度で表3は50度であり以下は同様であるが、表1、表2、表3は、従来の加工方法の数値であるが、いずれも加工切断面60より粘着層2のはみだしが確認できる。
基材の厚みEが変わっても最大隙間Gと粘着層はみだし寸法Iaは変わらないが、粘着層の厚みKが厚くなれば最大隙間Gと粘着層はみだし寸法Iaが大きくなる。抜き刃の角度D、基材厚みE、粘着層厚みKこの3点の条件を変えても粘着層のはみだし寸法Iaはプラス値になる。
Figure 2008007657
Figure 2008007657
Figure 2008007657
例題として抜き刃20を基材層3から入れた時、表1の抜き刃角度Dを30度とし、材料厚みEを50ミクロン使用し、粘着層厚みKを20ミクロンに設定した時の数値で、粘着層2の最大隙間Gが0.010718ミリメートルで粘着層2の最小隙間Fが0ミリメートルである。粘着層2のはみだしIは最大隙間の半分の値が基材層3よりはみだし寸法Iaになり、表2、表3も同様である。すなわち抜き刃角度Dと粘着層厚みKの変化で粘着層最大隙間Gと粘着層2のはみだし寸法Iaが変化し、抜き刃角度Dが大きくなるか、粘着層2が厚くなれば粘着層2の最大隙間Gと、粘着層2のはみだし寸法Iaが大きくなる。はみだした粘着層2にゴミ、ホコリが付着し問題になることが多く、従来からシーリング印刷、トムソン抜き加工、プレス抜き加工業界でも、同じようなクレームは、多発しているが,粘着層2が全面塗布の場合、粘着剤層2を控える事が出来なかった為、粘着層2の粘度を硬くするか、粘着層2の厚みKを薄くする対策しか手立てが無かった。粘着層2のはみだし不可部品の場合、一般的には、もう一工程増やし、シルク印刷粘着層2を部品Lより小さく印刷して部分的に付けるか、両面テープの場合、先にテープを小さく抜いて部品Lを正寸で抜き加工し解決しているのが一般的である。
図10に示す積層材料の基材層3から抜き刃20を入れると、硬い基材層3の下に軟らかい粘着層2が有り下が軟らかいと、クッションの上で硬い物を切っている現象であり綺麗に切れない。図3に示す抜き刃の先端部21が0.001ミリメートルから0.007ミリメートル平坦部を有するのが一般的標準抜き刃20であり、抜き加工は、積層材料を押切っている状態が普通である。抜き刃の先端部21で押し潰されて0.001から0.007ミリメートルの糸ゴミ30が発生しているが、当然使用回数が多くなれば、抜き刃の先端部21も磨耗し、より糸ゴミ30発生の原因になっている。其の糸ゴミ30がはみだした粘着層2に付着し取れないのが現状である。
気泡31発生原因と部品Lに混入及び残留原因は、図12に示す抜き刃20を入れる事で抜き刃の角度Dが有り、角度Dで押し分けられた基材層1と粘着層2が剥離ライナー3から持ち上がり、剥離ライナー3と粘着層2の間に加工切断面60より0.2から0.3mm内側に0.1πから0.3πの気泡31が入る。加工後不用部を取る時粘着層2どうしが付き、部品Lが一緒について上がり易く端が少しでも上がると、粘着層2と剥離ライナー層1の間に空気が入り、その空気が平滑の良い剥離ライナー3と平滑の良い粘着層2の間に入り空気の出口がふさがり小さい気泡31となり残留してしまう。
粘着層2を透明にする為、芯材に透明樹脂シートを使用するか、基材レステープの粘着層2のものがある。基材層3に印刷又は箔押しをして、透明粘着層2を貼り付けその上に成型樹脂を貼り付けて抜き加工すると、抜いた時は何も無いのに、30分ぐらい経過すると剥離ライナー層3と粘着層2又は、基材層1と粘着層2に間に気泡Lが発生してくる。剥離ライナー層3と粘着層2の平滑が良すぎて抜き刃の角度D左右に開く為、基材層1、粘着層2、粘着芯材を伸ばしている為、抜き刃が抜けた後刃型抜き跡27各積層に元に戻る力が働き、粘着為、後で動きやすい。特に貼って時間が経過していない場合基材層3と馴染みが悪く早くズレ、気泡Lが発生してくる。
図11に示す従来凸凹剥離ライナー7に糊塗工をした積層材料は有ったが、この材料で加工すれば、凸凹粘着層12と凸凹剥離ライナー7の間に気泡溜り空間隙間28はなく、気泡31が入り、粘着層2のはみだしも有り、糸ゴミ30も発生する。
下記文献のように、部品Lを製品に貼るとき、空気をかむ事無く貼れる。又、プラスチック等樹脂から後から発生するガスは抜ける。貼った後製品からガスが発生しても部品Lが浮くことが無い。と利点も有るが反対にいつまでも凸凹粘着層12の凸凹模様が消えなく、外装部品(携帯電話、デジカメの窓部品等)に不向きであり使用できない。
図11に示す積層材料が、従来から一般に使用されている材料であるか、凸凹剥離ライナー層7も凸凹粘着層12も、空間隙間部28が無く基材層1から抜き刃20を入れたとき、気泡31が入ってしまう。
加工した部品3の自動貼り機対応は、図12に示す巻取り形状で納品するが、巻き圧力により、(特に巻き芯側が)粘着層2のはみだしがひどく、其の粘着層2が剥離ライナー1の裏(非離軽)面側に付き部品3も非離軽面に付いてしまう。
抜き加工した時点で粘着層のはみだしIが有り、製品に貼ってもはみだしている粘着層2にゴミ、ホコリが付きやすく、外観上で不良扱いになる。
従来は、粘着層2のはみだしI、打痕対策として部品Lの回りを取り除き両サイドに枕22を残す方法があったが、部品Lと枕部22が同じ高さであれば圧力分担が50%の効果しかなく堅く負けない欠点が有る。巻き取る事で表面及び裏面に異物が混入した場合、巻きの圧力で部品Lに打痕が付き不良になる。図12に示す基材層3の加工切断側面60も、巻き圧力により打痕模様として残ってしまう為、不良になる。其のため、緩く巻くか、巻き芯をQを大きくしている。粘着層のはみだしI、打痕防止対策としては、少なくする手法であるが、根本対策にはならない。
しかしながら、以上の技術によれば、材料の積層構成、抜き刃20の構造上避けて通れない難関であった。
特開2003−136487号公報 特開2003−213228号公報 特開2001−327157号公報 特開2000−79660号公報
この発明は、積層材料の基材層1より粘着層2を控えさせ基材層1から粘着層2がはみだす事無く加工部品Lに気泡Q31を残さなく、抜き刃20を入れる事で発生する糸ごみ30、ホコリが部品Sに付かない。又部品Lの巻き取り構造にしても、圧力で打痕、粘着層2のはみだしIを無くした部品Sを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、積層材料の基材層1より先に粘着層2に抜き刃20を入れ粘着層2を基材層1より小さくする。又、同じ場所に2枚以上の抜き刃20を入れて、より粘着層2を基材層1より大きく控える。積層材料の基材層1をキャリアシート5に付け最終的に基材層1に抜き刃20が入るようにすれば気泡31、糸ゴミ30は部品Lに付かない。枕部22に印刷、箔押し、抜き刃で基材層を浅く傷を付ける。もしくは片面テープを貼り、部品Lより高くする事で、巻き構造にしても部品Lに巻き圧力はかからなく巻き圧力による粘着層のはみだしI、打痕は付かない。
本発明を表4、表5、表6に示し抜き刃20の角度Dと基材の厚みEと粘着層の厚みKと粘着層最大隙間寸法Gaと粘着層最小隙間寸法Faと基材層1より控えた粘着層寸法Haの関係を表した表である。
Figure 2008007657
Figure 2008007657

Figure 2008007657
本発明の例題として表4に示す抜き刃20の角度D30度とし材料の厚みEを50ミクロンとして粘着層2の厚みKを20ミクロンとした時、粘着層2の最大隙間寸法Kaは0.037512ミリメートル有り粘着層2の最小隙間寸法Faは、0.026794ミリメートルである。従来の最小隙間寸法Faは0ミリメートルで粘着層2どうし付いてしまうが、本発明は抜き刃20が抜けた後も粘着層2の最小隙間寸法Faが26ミクロン有り粘着層2どうし付く事が無い為、断面は綺麗であり積層材料の不用部分14を取り除く時も部品Lを上げる事無く気泡31の混入が無くなる。
抜き刃20の角度Dが大きくなれば基材層1より粘着層2が小さくなる。基材層1より粘着層2の方が小さい事で粘着層2どうしが付かなく粘着層断面59が綺麗であり、積層材料の不用部分14を取り除く時起きる部品Lの浮き上がりが防止でき、気泡31の混入が無くなる。
基材層3の厚みEが厚くなれば粘着層2の最小隙間Fが大きくなり粘着層2どうしが付かなく粘着層断面59が綺麗であり粘着層2同士が付かない為積層材料の不用部分14を取り除いても気泡31の混入が無くなる。粘着層2は基材層1より小さくなり、粘着層2のはみ出しIが無くなる。
粘着層2の厚みKが厚くなれば粘着層2の最小隙間Fが大きくなり粘着層2同士が付かなく粘着層断面59が綺麗であり粘着層2どうしが付く事で起きる気泡31混入が無くなる。粘着層2は基材層1より小さくなり、粘着層2のはみ出しIが無くなる。抜き刃20の角度D、基材の厚みE、粘着層2の厚みKのどれを変えても粘着層2が基材層1よりマイナスの値になり粘着層2のはみ出しがなくなり、加工時は粘着層2に付着する糸ゴミL、ホコリがなくなり、製品に貼ってからも加工切断面60、粘着切断面59にホコリなど付かなく変有効な発明である。
図2に示す本発明の積層構成であるが、従来の積層材料は、粘着層2の上に硬い基材層1があったが、本発明は柔らかい粘着層2が上にあり先に粘着層2から切る事で堅い基材層1を後から切る。基材層1を後から切ることで糸ホコリ31は基材層1より下に出る。加工による糸ゴミ31は、粘着層2のはみ出しが無い為粘着層2に付着しない。キャリアシート5を外した時弱粘着層4に糸ゴミ31が付着しキャリアシート4を取り除くと糸ゴミ31は、一緒に取り除け部品Lに付く事は無く大変有効な発明である。
気泡発生の原因は、抜き刃20に角度Dがあることで発生する。特に角度Dが狭くなっている方向に出る傾向である。本発明積層材料を図4に示す抜き刃を入れた拡大図である。やはり狭くなるに従い両方に掻き分けている力により、圧迫された力が狭くなっている側に出る。上の粘着層2は軟らかくても、先に切ることで気泡31は基材層1とキャリア層5の弱粘着層4の間に入り、部品Lには、入らく大変有効な発明である。
図4に示す本発明積層材料に抜き刃を入れた拡大図であるが、抜き刃20を入れ基材層1まで切れた時基材層1の最小隙間は隙間が無くても、粘着層2に影響されることは無い。粘着層2の最小隙間Fが大きくならばなるほど粘着層2の再接着は無くなり不要部を取り除く時も影響は出なく加工切断面60、粘着層切断面59は綺麗である。基材層1の方を大きくすれば、粘着層2が小さくなり、粘着層控え部Hができ粘着層2のはみだしが無くなり、巻き構成にしてもはみだしにくい。製品にはっても、ゴミ等が粘着層に付くことが無い。
図5に示す加工工程であるが、図2に示す積層構成材料に抜き刃20を入れ、不用部14を取り除くか不用部14を一部のこして両サイドに枕部22を作る。
図6に示す図5で加工したものに剥離ライナー1の層に貼り片面粘着材料6をCの方向に取り除けば剥離ライナー1が取り除ける。取り除いた後粘着層2が面に出るが、貼り替え用剥離ライナー11又は貼り替え用凹凸剥離ライナー12を貼り、弱粘着付4キャリアシート5を、取り除けば図1に示す最良形状になり大変有効な発明である。
請求工1の積層材料図2を図7に示す抜き刃20の角度Dを異なる抜き刃20を2種類以上で抜き加工した例であるが、鈍角の抜き刃20で粘着層2を先に切る事で、粘着層2に粘着段差部23ができ大きく広がり次に鋭角の抜き刃20で基材層1を切ると鋭角の抜き刃20に粘着剤も付かなく、抜き刃角度Dが鋭角のであれば刃物先端部21からでる糸ゴミ30の発生がより控えられ、基材層1の加工切断面60がより綺麗であり大変有効な発明といえる。
図8に示す側面図は、加工部品に気泡31を入れないで加工する方法であるが、図3の抜き刃20の刃先側に気泡31が入りやすい傾向があるが、気泡31が入っても気泡31が溜まる空間隙間部28を作る為、最初についている剥離ライナー3を貼り替え剥離ライナー11に替える。貼り替え凹凸剥離ライナー11で粘着層2に薄い凹凸模様29を後から付ける事で、抜き刃20を入れて発生する気泡31を空間隙間部28に封じ込め、粘着層2に付けた薄い凹凸模様29で部品Lに溜まった気泡31が外に出て行き、粘着層2に付けた薄い凹凸模様29も完全に消え、粘着層2も馴染み易く部品Lに気泡31は残らなく大変有効な発明である。
凹凸模様29をより早く消す為、模様29だけつけた後平滑の良い貼り替え剥離ライナー10に貼り替えて加工しても良く、貼り替え凹凸剥離ライナー11上で加工した後部品Lを平滑の良い貼り替え剥離ライナー11に部品移行しても良い。模様を付ける目的は、加工時発生した気泡31の抜け道を付ける目的であり気泡31が抜けた後平滑の良い粘着層2にする事で、外装部品として使用しても問題が無く大変有効な発明である。
図1に示す形態が本発明の最良形態であるが基材層のほうが粘着層のほうが控えていて粘着層のはみだしを解消した。
図1に示すAは最上図のA部より見た側面図であるが、部品Lより枕部22に印刷及び箔押し層8を付けるか抜き刃傷入れ層9を付けて部品より高くし強く巻き上げても部品Lに圧力がかからなく、粘着層2のはみ出しは無く部品Lにかかる圧力が無いことで打痕もなくなり安定した部品Lの供給ができ大変有効な発明である。
図1に示すB図であるが、基材表面は打痕、傷が入りやすいが、巻き取り構造にする直前に表面に全体に保護材を貼り巻き上げると打痕、を保護材で吸収でき傷予防になる。当然貼り加工する時邪魔である為、貼り加工する直前で取り外せば問題は無い。
基材層1から粘着層2のはみだしが無くなり、部品Lを貼り付けても粘着層2のはみだしが無い。
糸ゴミ30が発生しても、粘着層2のはみだしが無い為、糸ゴミ30が粘着層断面59に付かない。
部品Lに気泡31の混入、残留が無くなった
巻いても粘着層2のはみだし、打痕が無くなった。
積層材料を2種類の刃角違いで加工する事でより粘着層2がより控えられる。
加工前に剥離ライナー1を凹凸剥離ライナー11に貼り替えることで、気泡31を凹の間に入れることで部品Lを貼った後一緒に放出できる。
凹凸剥離ライナー11で粘着層2に凹凸模様29を付加工時剥離ライナー10に貼り替えると凹部に入った気泡31が剥離ライナー10と粘着層2から外に出ていき部品Lに気泡31は残らない。部品Lに貼り付ける前に部品Lを新しい剥離ライナー10に移しても同じ効果がある。
部品L以外の積層不要部分14を部品Lより0.001ミリメートル以上厚くすることで部品Lに圧力がかからなく、巻き圧により粘着層2のはみだしと打痕が無くなる。
この発明の実施形態を、図1に示す。基材層1と粘着剤層2と貼り替え凹凸剥離ライナー11又は、剥離ライナー10から構成され基材層1より粘着層2が小さい事で粘着層2のはみ出しがなくなることを特徴とする。
この発明の実施形態を、図1Aに示す部品Lより部品L以外を少し高くし部品Lを巻き取りにしても、部品Lを圧迫しない為、粘着層2のはみだし、打根の付かないことを特徴とする。
この発明の実施形態を、図4に示す気泡31、糸ゴミ30が基材層1と弱粘着層4の間に入り部品Lの間に入らないことを特徴とする。
この発明の実施形態を、図8に示す抜き刃20を入れても気泡31は空間隙間28に入り製品に貼った時抜け道が出来部品Lに気泡31が部品Lに残らないことを特徴とする。
本考案仕上がりを示した平面図、側面図である。 本考案の材料構成側面図である。 切れ刃拡大図である。 本考案加工拡大側面図である。 本考案加工側面図である。 本考案加工工程側面図である。 本考案粘着段差改良側面図である。 凹凸剥離ライナー貼り替え側面図である。 従来積層材料側面図である。 従来積層材料加工側面図である。 凹凸剥離ライナー粘着層塗工積層材料側面図である。 従来巻き取り仕様側面図である。
符号の説明
1、基材層
2、粘着層
3、剥離ライナー層
4、弱粘着層
5、キャリアシート層
6、片面粘着剤付材料層
7、凹凸剥離ライナー層
8、印刷及び箔押し層
9、抜き刃傷入れ層
10、貼り替え平滑剥離ライナー
11、貼り替え凹凸剥離ライナー
12、凹凸粘着層
13、両側積層材料部
14、基材不要部
15、保護材料層
20、抜き刃
21、抜き刃先端部
22、枕部
23、粘着段差部
24、鈍角抜き刃
25、鋭角抜き刃
26、部品コーナー部
27、抜き刃抜け跡
28、空間隙間
29、粘着層模様
30、糸ゴミ
31、気泡
59、粘着層断面
60、加工断面層
A、側面側
B、側面側
C、方向
D、抜き刃角度
E、基材厚み
F、粘着層最小隙間
G、粘着層最大隙間
H、粘着層控え部
I、粘着層はみだし部
K、粘着層厚み
Fa、粘着層最小隙間寸法
Ga、粘着層最大隙間寸法
Ha、粘着層控え寸法
Ia、粘着層はみだし寸法
L、部品
M、基材表面
Q、巻き芯
R、巻き取り部品


Claims (4)

  1. 粘着層付積層材料の基材層より粘着層を早く抜き加工する事で気泡、糸ホコリ付着防止と基材層より粘着層が小さい事を特徴とする。
  2. 請求項1記載粘着層付積層材料抜き加工刃物の刃角の異なる2枚以上使用し、基材層より粘着層が小さい事を特徴とする。
  3. 請求項1記載粘着層付積層材料の剥離ライナーをエンボス又は、剥離ライナーに変える事で気泡混入を防止出来る事を特徴とする。
  4. 請求項1、請求項2、請求項記載の粘着層付積層材料加工部品の巻き取り仕上げで粘着層のはみだし防止を特徴とする。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013057056A (ja) * 2011-08-12 2013-03-28 Hitachi Chemical Co Ltd 粘着フィルム
JP2014076606A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Nitto Denko Corp 積層体

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