JP2008006088A - 多頭式刺繍機 - Google Patents

多頭式刺繍機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008006088A
JP2008006088A JP2006179856A JP2006179856A JP2008006088A JP 2008006088 A JP2008006088 A JP 2008006088A JP 2006179856 A JP2006179856 A JP 2006179856A JP 2006179856 A JP2006179856 A JP 2006179856A JP 2008006088 A JP2008006088 A JP 2008006088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
actuator
presser foot
cloth
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006179856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4919714B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Murata
吉広 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Barudan Co Ltd
Original Assignee
Barudan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Barudan Co Ltd filed Critical Barudan Co Ltd
Priority to JP2006179856A priority Critical patent/JP4919714B2/ja
Priority to CN2006101156027A priority patent/CN101096802B/zh
Publication of JP2008006088A publication Critical patent/JP2008006088A/ja
Priority to HK08101979.5A priority patent/HK1111443A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP4919714B2 publication Critical patent/JP4919714B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】 刺繍機の運転速度に応じて布押え足の高さを自動的に素早く補正して最適化する。
【解決手段】 多頭式刺繍機1の複数台のミシンヘッド3に下死点位置の布押え足14の高さを調整する調整機構を設ける。各調整機構を連結軸40で連結し、連結軸40をアクチュエータ45で駆動する。操作盤7に刺繍柄データ中の針数情報を画面表示する表示部61と、オペレータが針数情報に関連付けて布厚を入力する入力部60とを設ける。制御盤8は入力された布厚と主軸回転数とに応じてアクチュエータ45を制御することにより下死点位置の布押え足14の高さを補正する。アクチュエータ45に布押え高さの現在値を機械的に表示する表示器46を付設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、下死点位置の布押え足の高さ(布押え高さ)を調整する機能を備えた多頭式刺繍機に関する。
従来、複数台のミシンヘッドに、加工布の厚さ(布厚)に応じて布押え高さを調整する調整機構を設けた多頭式刺繍機が知られている。例えば、特許文献1には、各ミシンヘッドに布押え高さを調整するカムを設け、カムを連結軸で連結し、連結軸の一端にハンドルを設け、オペレータがハンドルを手で回して、布厚に応じて各ヘッドの布押え高さを調整する技術が記載されている。また、ハンドルに代えて、連結軸をパルスモータで駆動し、刺繍データに基づいて刺繍加工中や色替え時に布押え高さを自動的に調整することも記載されている。
特開2004−24843号公報
この従来技術によれば、複数台のミシンヘッドの布押え高さを刺繍機の一箇所で一斉に調整できる利点がある。しかし、手動調整による場合は、刺繍柄の加工条件が変化したときに、布押え高さの調整に手間がかかり、同調整が遅れる問題点があった。また、自動調整による場合であっても、刺繍データ中にプログラムされる布押え高さを調整するタイミングが布厚のみに基づくため、刺繍機の運転速度が変わったことによって、布押え高さに過不足が生じた場合に、加工布がばたついたり、加工布に押え跡が残ったりするなどの問題点があった。本発明者の検討によれば、布厚に応じて調整した布押え高さが、運転速度が低いときに適切である場合には、運転速度が高いときには不足気味になって、加工布の動きに影響を与えたり加工布に押え跡が残ることがある。逆に、布厚に応じて調整した布押え高さが、運転速度が高いときに適切である場合には、運転速度が低いときには過剰気味になって、加工布がばたつくことがある。
本発明の目的は、上記課題を解決し、刺繍機の運転速度に応じて布押え足の高さを自動的に素早く補正して最適化できる多頭式刺繍機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の多頭式刺繍機は、複数台のミシンヘッドに下死点位置の布押え足の高さを加工布の厚さに応じて調整する調整機構を備えた多頭式刺繍機において、各ミシンヘッドの前記調整機構を連結する連結軸と、前記連結軸を駆動するアクチュエータと、ミシン主軸の回転数に応じて前記アクチュエータを制御することにより前記布押え足の高さを補正する制御手段とを設けたことを特徴とする。
ここで、調整機構としては、特定の機構に限定されないが、多頭式刺繍機の運転中に布押え高さを随時に調整できるように、ミシン主軸の動力伝達系から切り離された機構を採用するのが好ましい。調整機構を動作させるアクチュエータには、例えば、パルスモータやステッピングモータ等の電動機、又は、エアシリンダや油圧シリンダ等の流体圧シリンダを使用できる。ミシン主軸の回転数(主軸回転数)としては、ミシン主軸や主軸駆動モータの回転数検出値、あるいは、刺繍柄データ中に予め設定された主軸回転数情報を利用できる。
制御手段による補正は、布厚に応じて調整された布押え高さを、主軸回転数が低いときには相対的に低くし、主軸回転数が高いときには相対的に高くするように補正することが原則であるが、布種によってはその逆とすることも可能である。同補正の際の主軸回転数に対する布押え高さの変化の仕方は、特に限定されず、例えば直線的増減、曲線的増減又は段階的増減のいずれでもよい。
また、本発明の多頭式刺繍機は、前記制御手段が、刺繍柄データ中の針数情報を画面に表示する表示部と、オペレータが針数情報に関連付けて加工布の厚さを入力する入力部と、入力された加工布の厚さとミシン主軸の回転数とに応じてアクチュエータを制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
ここで、表示部に画面表示する針数情報としては、例えば、縫い始めからの針数、加工布の厚さが変わる範囲の始めと終わりの針数、色替え停止時の針数等を挙げることができる。オペレータが入力する加工布の厚さは、加工する部位の全厚であって、加工布1枚の箇所ではその加工布1枚の厚さであるが、2枚以上の加工布が重なった箇所ではその重なり厚さとする。
制御部は、入力された布厚に応じてアクチュエータを制御し布押え高さを調整するとともに、主軸回転数に応じてアクチュエータを制御し前記布押え高さを補正する。後者の補正において、主軸回転数の増減に連れて布押え高さを連続的に増減させてもよいし、主軸回転数が所定回転数幅(例えば100回転/分)増減する毎に布押え高さを段階的(例えば0.03〜0.15mm/100回転)に増減させてもよい。
制御部による補正の具体的方法は、特に限定されず、例えば、主軸回転数の増減に応じた補正値を布厚入力値に加算することにより行うことができる。補正値の設定は、オペレータが表示部の画面上で主軸回転数に関連付けて入力してもよく、主軸回転数と補正値との相関テーブルをメモリに登録しておいてもよい。こうすれば、布厚に応じて調整された布押え高さを、刺繍機の低速運転時には相対的に低く補正して、加工布のばたつきを抑え、刺繍機の高速運転時には相対的に高く補正して、加工布の押え跡を防止することができる。
さらに、本発明の多頭式刺繍機は、アクチュエータに布押え足の現在の高さを表示する表示器を付設したことを特徴とする。表示器としては、アクチュエータの出力に連動する機械的な表示器を好ましく使用できる。例えば、アクチュエータのケーシングに表示板を固定し、表示板に布押え高さの現在値を示す目盛を設け、アクチュエータの出力軸に目盛を指示する指針を取り付けて実施することができる。
本発明の多頭式刺繍機によれば、複数台のミシンヘッドに設けられた調整機構をアクチュエータで一斉に駆動し、アクチュエータをミシン主軸の回転数に応じて制御するので、刺繍機の運転速度に応じて布押え足の高さを自動的に素早く補正して最適化できるという優れた効果を奏する。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態の多頭式刺繍機1は、図1に示すように、複数台のミシンヘッド3において下死点位置の布押え足14の高さを調整する調整機構と、各ミシンヘッド3の調整機構を連結する連結軸40と、連結軸40を駆動するアクチュエータ45と、ミシン主軸25の回転数に応じてアクチュエータ45を制御することにより前記下死点位置の布押え足の高さを補正する制御手段と、アクチュエータ45に連動して現在の布押え高さを機械的に表示する表示器46とを備えている。制御手段は、刺繍柄データ中の針数情報を画面に表示する表示部61と、オペレータが針数情報に関連付けて布厚を入力する入力部60と、入力された布厚と主軸回転数とに基づいてアクチュエータ45を制御する制御部としての制御盤8とで構成されている。制御盤8は、例えば、CPU、ROM、RAM、接続用バス、入出力インターフェイス等からなるマイクロコンピュータにより構成される。
次に、多頭式刺繍機1の各部の構成を実施例に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、多頭式刺繍機1の機枠2には複数台のミシンヘッド3が並設され、各ヘッド3の下側にベッド4が設置され、ベッド4と同じ高さにテーブル5が設けられている。テーブル5の上には加工布Wを前後左右に送る縫製枠6が載置され、テーブル5の右端部に刺繍柄データの編集機能を備えた操作盤7が配置され、テーブル5の下側に刺繍機1全体の電動機器を制御する制御盤8が設けられている。
図2に示すように、ミシンヘッド3の下部には旋回体10が設けられ、図示しない色替え機構によって水平面内で旋回される。旋回体10には複数本の針棒11と布押え棒12とが上下動可能に支持され、針棒11の下端に針13が止着され、布押え棒12の下端に布押え足14が取着されている。ベッド4の上面には針板15が設けられ、針棒11の下降時に針13が針板15の針孔16を貫通し、布押え棒12の下降時に布押え足14が針板15上において加工布の浮き上がりを防止する。
針棒11と布押え棒12は、布押え棒12側に固定された針棒抱き18によって相対移動可能に組み合わされ、針棒11が強力バネ19により、布押え棒12が弱力バネ20によって、それぞれ上方へ付勢されている。針棒11の背後には案内軸21が立設され、案内軸21上の昇降体22にブラケット23を介し針棒叩き24が取り付けられている。案内軸21の背後には各ミシンヘッド3に共通の主軸25が配設され、主軸25の回転に伴って昇降体22が昇降し、針棒叩き24が針棒11を駆動するようになっている。なお、図1に示す9は主軸駆動モータ、図2に示す26は針棒11の上死ストッパである。
昇降体22の下側において、案内軸21上には摺動体27が挿通され、その前面にアーム28が針棒抱き18に下側から係合するように固定されている。摺動体27は二本のリンク29を介して昇降体22に連結され、アーム28が針棒叩き24に追従して上下動する。リンク29の関節部にはローラ30が設けられ、ローラ30を案内する溝31が案内部材32に斜状に形成されている。そして、昇降体22の下降時に、リンク29が後方へ屈曲し、針棒叩き24と針棒抱き18との距離が縮小し、摺動体27のストローク下端位置で、布押え足14が針13よりも高い下死点位置に到る(図7参照)。
案内部材32は縦溝34に嵌合する一対の回転体35によりミシンヘッド3に昇降可能に支持され、案内部材32の背後にレバー36が軸37で上下に揺動可能に設けられている。レバー36の前端には案内部材32上の駒38に嵌合する切欠39が形成され、レバー36の後端に連結軸40上のカム41が嵌合する凹部42が形成されている。そして、カム41とレバー36と案内部材32とが調整機構43を構成し、カム41によりレバー36を介して案内部材32の高さを変更して、針板15の上面から下死点位置の布押え足14までの布押え高さH1,H2(図7、図8参照)を布厚に応じて調整できるようになっている。
図1に示すように、連結軸40は機枠2に沿って左右に長く延びるように形成され、連結軸40によって各ミシンヘッド3の調整機構43が一斉動作可能に連結されている。操作盤7の近傍において、機枠2の右端部には連結軸40を駆動するアクチュエータ45が設置され、アクチュエータ45に布押え高さの現在値を機械的に表示する表示器46が付設されている。アクチュエータ45はケーブル47で制御盤8に接続され、制御盤8がケーブル48で操作盤7に接続されていて、操作盤7の出力に基づいて制御盤8がアクチュエータ45を制御するように構成されている。
図3、図4に示すように、アクチュエータ45は機枠2に取り付けられるケーシング49を備え、ケーシング49の端面にステッピングモータ50が装着され、ケーシング49の内部に減速用のギヤ51,52が設けられている。小径ギヤ51はステッピングモータ50のモータ軸53上に挿着され、大径ギヤ52がアクチュエータ45の出力軸54上に挿着され、出力軸54がカップリング55を介して連結軸40に結合されている。表示器46は、ケーシング49に固定された表示板56と、出力軸54に固定された指針57とを備え、表示板56に布押え高さを0.5mm間隔で示す目盛58が付されている。
図5に示すように、操作盤7には、オペレータが刺繍柄データを刺繍機1上で編集できるように、入力部60と表示部61と記憶部62とFDドライブ63とが設けられている。入力部60には複数のモード切替キー64、カーソル移動キー65、入力キー66、確定キー67等が配設され、所定のモード切替キー64が押されたときに、表示部61に布厚設定画面68が表示される。この設定画面68は刺繍柄データの登録番号(#01)を示す領域と、その刺繍柄データ中の針数情報を一覧表示する領域と、針数情報に対応する布厚を表示する領域とから構成されている。
そして、オペレータはカーソル移動キー65を押し、設定画面68上でカーソル69を移動し、アップ又はダウンの入力キー66を押し、布厚を針数情報に関連付けて入力し、確定キー67を押し、針数と布厚の相関情報として記憶部62に設定する。図6に示すように、別のモード切替キー64が押されたときには、表示部61に布厚補正画面70が表示される。この画面70には、主軸回転数を段階的に表示する領域と、主軸回転数に対応する布厚補正値を表示する領域とが設けられ、オペレータは、布厚入力時と同様のキー操作により、主軸回転数に関連付けて布厚補正値を入力し、これらの相関情報として記憶部62に設定する。図示例は、主軸回転数0〜300回転/分のときに布厚補正値0mmとし、それから100回転/分増す毎に布厚補正値を0.1mmずつ段階的に増すようにして入力した例を示している。
そして、刺繍機1の運転中に制御盤8は、操作盤7の記憶部62に設定された布厚入力値を読み出すとともに、ミシン主軸や主軸駆動モータの回転数検出値、あるいは、刺繍柄データ中に予め針数情報に関連付けて設定された主軸回転数情報に基づいて、操作盤7の記憶部62に設定された布厚補正値を読み出し、布厚入力値に布厚補正値を加算してアクチュエータ45を制御することにより下死点位置の布押え足の高さを調整及び補正するようになっている。
次に、上記のように構成された多頭式刺繍機1の動作について説明する。各種縫製品への刺繍加工にあたり、オペレータは、まず、前述したように、布厚設定画面68上で布厚を針数に関連付けて設定し、布厚補正画面70上で補正値を主軸回転数に関連付けて設定する。そして、これらの設定情報を含む更新後の刺繍柄データを記憶部62に登録し、刺繍機1を起動して刺繍加工を開始する。刺繍機1の運転中は、前記のとおり制御盤8が設定情報に基づいてアクチュエータ45を制御し、各ミシンヘッド3において、調整機構43が図7、図8に示すように動作する。
図7、図8は加工布にアップリケを加工するときの調整機構43の動作を示す。この加工例では、加工布W上にアップリケ片Waが存在しない縫い始めの針数区間(図5:0〜199針)に、加工布Wのみの小さな布厚(1.0mm)が設定され、加工布W上にアップリケ片Waが存在する縫製途中の針数区間(200〜299針)に、加工布W上とアップリケ片Waとの重なり厚さである大きな布厚(3.0mm)が設定されている。この設定状態で、刺繍機1が起動すると、図7に示すように、加工布Wの縫い始め区間では、アクチュエータ45が連結軸40を原点位置から小さな角度で回動し、カム41がレバー36を介して案内部材32を低い位置に保持する。
この状態で、昇降体22が下降すると、リンク29が案内溝31の高さに応じた角度で屈曲し、摺動体27のストローク下端位置で、アーム28が布押え棒12上の針棒抱き18を掛止し、布押え足14をその下死点位置では加工布Wの厚さに相当する高さにまで下降させる。そして、この下死点位置の布押え高さH1の現在値が表示器46の表示板56に指針57により指示される。ここで、この縫い始めの区間を低速運転区間(例えば主軸回転数が0〜300回転/分である区間)とした場合には、布厚補正値が「0mm」に設定されているので(図6参照)、布押え高さH1は布厚入力値である1mmとなる。このように、布押え高さH1が主軸回転数に応じた補正により適切になるため、(布押え高さが過剰なときに起きる)加工布Wのばたつきが起きない。なお、仮にこの布押え高さが不適切であった場合は、表示器46の指示値を確認し、操作盤7で適正な布押え高さを容易に再設定することができる。
一方、アップリケ片Waを縫い付ける針数区間では、図8に示すように、アクチュエータ45が連結軸40を大きな角度で回動し、カム41がレバー36を介して案内部材32を高い位置に保持する。そして、昇降体22の下降に伴い、リンク29が大きな角度で屈曲し、摺動体27のストロークが縮小し、布押え足14がその下死点位置では加工布W上とアップリケ片Waとの重なり厚さに相当する高さにまで下降し、この下死点位置の布押え高さH2が表示器46に表示される。ここで、このアップリケ片Waを縫い付ける区間を高速運転区間(例えば、主軸回転数が701〜800回転/分である区間)とした場合には、同区間では布厚補正値が「0.5mm」に設定されているので(図6参照)、布押え高さH1は布厚入力値である3mmに布厚補正値0.5mmを加算した3.5mmとなる。このように、布押え高さH1が主軸回転数に応じた補正により適切になるため、高速運転時であっても(布押え高さが不足するときに起きる)加工布Wの動きに影響を与えたり加工布に押え跡が残ったりすることがない。以上のようにして、低速から高速の全運転速度区間において、各運転速度に応じて布押え高さを過不足のない最適な高さに自動的に素早く補正することができる。
なお、全針数範囲のどの区間をどのような主軸回転数にするかは任意であり、例えば上記の例においてアップリケ片Waを縫い付ける区間を低速運転区間としてもよい。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)操作盤7の表示部61に、刺繍柄データ中の針数情報と主軸回転数情報とを関連付けて表示し、一つの画面で布厚の入力値と補正値とを設定できるように構成すること。
(2)表示器46の表示板56を機枠2に取り付け、指針57を連結軸40上に取り付けること。
本発明の一実施形態を示す多頭式刺繍機の部分正面図である。 該刺繍機の布押え高さ調整機構を示すミシンヘッドの側面図である。 調整機構を駆動するアクチュエータの断面図である。 布押え高さの現在値を表示する表示器の斜視図である。 針数に関連付けて布厚を設定する画面を示す操作盤の正面図である。 主軸回転数に関連付けて布厚補正値を設定する画面を示す操作盤の正面図である。 図2の調整機構の動作を示すミシンヘッドの側面図である。 調整機構の別の動作を示すミシンヘッドの側面図である。
符号の説明
1 多頭式刺繍機
2 機枠
3 ミシンヘッド
7 操作盤
8 制御盤
14 布押え足
25 ミシン主軸
43 調整機構
45 アクチュエータ
46 表示器
56 表示板
57 指針
60 入力部
61 表示部
W 加工布
H1 布押え高さ
H2 布押え高さ

Claims (3)

  1. 複数台のミシンヘッドに下死点位置の布押え足の高さを加工布の厚さに応じて調整する調整機構を備えた多頭式刺繍機において、各ミシンヘッドの前記調整機構を連結する連結軸と、前記連結軸を駆動するアクチュエータと、ミシン主軸の回転数に応じて前記アクチュエータを制御することにより前記下死点位置の布押え足の高さを補正する制御手段とを設けたことを特徴とする多頭式刺繍機。
  2. 前記制御手段が、刺繍柄データ中の針数情報を画面に表示する表示部と、オペレータが針数情報に関連付けて加工布の厚さを入力する入力部と、入力された加工布の厚さとミシン主軸の回転数とに応じて前記アクチュエータを制御する制御部とを備えた請求項1記載の多頭式刺繍機。
  3. 前記アクチュエータに前記布押え足の現在の高さを表示する表示器を付設した請求項1又は2記載の多頭式刺繍機。
JP2006179856A 2006-06-29 2006-06-29 多頭式刺繍機 Active JP4919714B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006179856A JP4919714B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 多頭式刺繍機
CN2006101156027A CN101096802B (zh) 2006-06-29 2006-08-16 多头式刺绣机
HK08101979.5A HK1111443A1 (en) 2006-06-29 2008-02-22 Multi-head type embroidery machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006179856A JP4919714B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 多頭式刺繍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008006088A true JP2008006088A (ja) 2008-01-17
JP4919714B2 JP4919714B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=39010865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006179856A Active JP4919714B2 (ja) 2006-06-29 2006-06-29 多頭式刺繍機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4919714B2 (ja)
CN (1) CN101096802B (ja)
HK (1) HK1111443A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104233662A (zh) * 2013-06-13 2014-12-24 Candart股份公司 刺绣机
JP2016158972A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 蛇の目ミシン工業株式会社 ミシン
CN112195579A (zh) * 2020-09-11 2021-01-08 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 一种压脚高度自适应调节方法
CN112663234A (zh) * 2020-12-23 2021-04-16 浙江信胜科技股份有限公司 一种绣花机机头及绣花机
CN114990800A (zh) * 2022-07-14 2022-09-02 江苏融研汽车配件有限公司 一种自动化压边的车辆坐垫生产用拷边装置及方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102330292B (zh) * 2011-08-25 2013-02-06 中屹机械工业有限公司 智能压布装置
CN104746256A (zh) * 2013-12-30 2015-07-01 南京理工大学常熟研究院有限公司 一种电子花样机主轴速度最优化控制方法
JP6502699B2 (ja) * 2015-02-20 2019-04-17 Juki株式会社 ミシン
CN109722808B (zh) * 2019-02-26 2020-10-30 北京大豪科技股份有限公司 刺绣机控制系统、方法、刺绣机和电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10286A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Barudan Co Ltd ミシンにおける布押え装置
JP2000042271A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Barudan Co Ltd ミシンの布押え機構
JP2004024843A (ja) * 2002-04-30 2004-01-29 Barudan Co Ltd ミシンにおける布押え装置及びその下降位置変更方法
JP2005348798A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Juki Corp ミシン
JP2006102396A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Juki Corp ミシン

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960034517A (ko) * 1995-03-07 1996-10-24 이쿠오 다지마 다두(多頭) 미싱
CN2530967Y (zh) * 2001-12-25 2003-01-15 星菱缝机股份有限公司 缝纫机的压布脚的驱动装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10286A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Barudan Co Ltd ミシンにおける布押え装置
JP2000042271A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Barudan Co Ltd ミシンの布押え機構
JP2004024843A (ja) * 2002-04-30 2004-01-29 Barudan Co Ltd ミシンにおける布押え装置及びその下降位置変更方法
JP2005348798A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Juki Corp ミシン
JP2006102396A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Juki Corp ミシン

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104233662A (zh) * 2013-06-13 2014-12-24 Candart股份公司 刺绣机
JP2016158972A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 蛇の目ミシン工業株式会社 ミシン
CN112195579A (zh) * 2020-09-11 2021-01-08 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 一种压脚高度自适应调节方法
CN112663234A (zh) * 2020-12-23 2021-04-16 浙江信胜科技股份有限公司 一种绣花机机头及绣花机
CN114990800A (zh) * 2022-07-14 2022-09-02 江苏融研汽车配件有限公司 一种自动化压边的车辆坐垫生产用拷边装置及方法
CN114990800B (zh) * 2022-07-14 2023-08-29 江苏融研汽车配件有限公司 一种自动化压边的车辆坐垫生产用拷边装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101096802B (zh) 2011-09-07
JP4919714B2 (ja) 2012-04-18
HK1111443A1 (en) 2008-08-08
CN101096802A (zh) 2008-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4919714B2 (ja) 多頭式刺繍機
US7983780B2 (en) Sewing machine
JP2007289653A (ja) ミシン及び刺繍縫製可能なミシン
JP4764077B2 (ja) 刺繍方法および刺繍ミシン
JP4655744B2 (ja) ミシン
JP4722510B2 (ja) ミシン
JP2006102396A (ja) ミシン
US7963239B2 (en) Zigzag sewing machine
JP4526956B2 (ja) ミシン
JP2003326028A (ja) ミシンの布送り装置
JP4821984B2 (ja) ミシン
JP2009142377A (ja) ミシンの中押さえ装置
JP4860178B2 (ja) ミシン
JP2007244463A (ja) ミシンの布保持枠移送装置
JP2006166977A (ja) ミシン
JP6603525B2 (ja) ミシン
JP2009240600A (ja) ミシンの返し縫い制御装置
JP2006020757A (ja) 刺繍縫製可能なミシン
JP2008279116A (ja) ミシン
JP4701026B2 (ja) 刺繍方法
JP2871208B2 (ja) 玉縁縫いミシン
JP2008086370A (ja) ミシン
KR101027591B1 (ko) 재봉틀의 눌러올리는 장치
JP4576547B2 (ja) ミシン
US20210230782A1 (en) Sewing machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4919714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250