JP2008005628A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子を備えたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置において、配線のためのスペースを抑え小型化することができる電子装置を提供することを目的とする。
【解決手段】モータ駆動装置1は、パワーモジュール10と、抵抗11、12と、コンデンサ13、14と、制御回路15とから構成されている。抵抗11、12は、パワーモジュール10の端子115〜117に直接溶接されている。そのため、抵抗11、12を接続するための配線パターンを配線基板16上に設けることなく回路を構成することができる。これにより、配線のためのスペースを抑え、モータ駆動装置1を小型化することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、端子を備えたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置に関する。
従来、モータを駆動するモータ駆動装置として、例えば特開2004−304926号公報に開示されているランドリー機器のモータ駆動回路装置がある。このモータ駆動回路装置は、インバータ回路と、シャント抵抗と、制御回路とを備えている。インバータ回路は、直流電力を交流電力に変換してモータに供給する回路であり、スイッチング素子であるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を三相ブリッジ接続して構成されている。シャント抵抗は、配線パターンを介してIGBTに接続され、モータに流れる相電流を検出する素子である。制御回路は、シャント抵抗によって検出されたモータの相電流に基づいてインバータ回路を制御し、モータを駆動する。
特開2004−304926号公報
ところで、前述したモータ駆動回路装置では、シャント抵抗は、配線基板上に形成された配線パターンを介してIGBTに接続されている。そのため、配線パターンを引き回すスペースが必要となる。しかも、モータに流れる相電流が大きい場合、それに伴って配線パターンも太くしなければならない。従って、配線基板が大きくなってしまい、モータ駆動回路装置を小型化することが困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、端子を備えたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置において、配線のためのスペースを抑え小型化することができる電子装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、スイッチング素子の端子に、電子部品を直接接続することで、接続のための配線パターンをなくし、電子装置を小型化できることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電子装置は、端子を備えたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置において、電子部品は、スイッチング素子の端子に直接接続されていることを特徴とする。この構成によれば、端子を備えたスイッチング素子と、スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置を、配線のためのスペースを抑え小型化することができる。スイッチング素子は端子を備えている。その端子に電子部品を直接接続することで、従来、接続のための配線パターンをなくすことができる。そのため、配線のためのスペースが不要となり、電子装置を小型化することができる。
請求項2に記載の電子装置は、請求項1に記載の電子装置において、さらに、電子部品は、スイッチング素子の端子に溶接されていることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子に電子部品を確実に接続することができる。なお、溶接は、抵抗溶接であってもよいし、レーザ溶接であってもよい。
請求項3に記載の電子装置は、請求項1又は2に記載の電子装置において、さらに、電子部品は、スイッチング素子に流れる電流を電圧に変換する抵抗であることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子に流れる電流を確実に電圧に変換することができる。
請求項4に記載の電子装置は、請求項3に記載の電子装置において、さらに、抵抗は、スイッチング素子に流れる電流に対応する変換された電圧を検出するための電圧検出端子を有していることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を確実に検出することができる。変換された電圧は、抵抗の接続されたスイッチング素子の端子を介して出力される。しかし、スイッチング素子に流れる電流が大きい場合、端子の電圧降下の影響によって、抵抗の電圧を精度よく検出することができない可能性がある。そのため、変換された電圧を検出する電圧検出端子を抵抗に設けることで、スイッチング素子の端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を確実に検出することができる。
請求項5に記載の電子装置は、請求項3に記載の電子装置において、さらに、抵抗によって変換されたスイッチング素子に流れる電流に対応する電圧を検出するための電圧検出端子を有し、電圧検出端子は、スイッチング素子の端子に直接接続されていることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を確実に検出することができる。
請求項6に記載の電子装置は、請求項1又は2に記載の電子装置において、さらに、電子部品は、スイッチング素子に侵入するノイズを抑えるコンデンサであることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子に侵入するノイズを確実に抑えるとともに、スイッチング素子に印加される電圧を検出することができる。
請求項7に記載の電子装置は、請求項6に記載の電子装置において、さらに、コンデンサは、変換されたスイッチング素子に印加される電圧を検出するための電圧検出端子を有していることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を確実に検出することができる。
請求項8に記載の電子装置は、請求項6に記載の電子装置において、さらに、コンデンサによって検出されたスイッチング素子に印加される電圧を検出するための電圧検出端子を有し、電圧検出端子は、スイッチング素子の端子に直接接続されていることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を確実に検出することができる。
請求項9に記載の電子装置は、請求項5又は8に記載の電子装置において、さらに、電圧検出端子は、スイッチング素子の端子に溶接されていることを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の端子に電圧検出端子を確実に接続することができる。なお、溶接は、抵抗溶接であってもよいし、レーザ溶接であってもよい。
請求項10に記載の電子装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の電子装置において、さらに、スイッチング素子は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を構成していることを特徴とする。この構成によれば、インバータ回路を備えた電子装置を小型化することができる。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電子装置を、車両に搭載された電動コンプレッサ用のモータを駆動するモータ駆動装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照してモータ駆動装置の回路構成について説明する。ここで、図1は、モータ駆動装置の回路図である。
図1に示すように、モータ駆動装置1(電子装置)は、パワーモジュール10と、抵抗11、12(電子部品)と、コンデンサ13、14(電子部品)と、制御回路15とから構成されている。モータ駆動装置1の入力側には、バッテリ2が接続されている。また、モータ駆動装置1の出力側には、電動コンプレッサ用の交流モータ3が接続されている。
パワーモジュール10は、制御回路15によって制御され、バッテリ2の出力する直流電力を交流電力に変換して交流モータ3に供給するインバータ回路を構成するための素子である。パワーモジュール10は、IGBT100〜105(スイッチング素子)と、フリーホイーリングダイオード106〜111とからなり、端子112〜126を備えている。IGBT100、101、IGBT102、103、及びIGBT104、105は、それぞれ直列接続されている。上アーム側のIGBT100、102、104のコレクタは、端子112〜114にそれぞれ接続されている。下アーム側のIGBT101、103、105のエミッタは、端子115〜117にそれぞれ接続されている。また、IGBT100〜105のゲートは、端子118〜123にそれぞれ接続されている。さらに、IGBT100とIGBT101の接続点、IGBT102とIGBT103の接続点、及びIGBT104とIGBT105の接続点は、端子124〜126にそれぞれ接続されている。IGBT100〜105のコレクタ、エミッタ間には、フリーホイーリングダイオード106〜111がそれぞれ接続されている。このように構成されたパワーモジュール10の端子112〜114は、バッテリ2の正極端子に接続されている。また、端子115、117は、抵抗11、12にそれぞれ接続されている。さらに、端子116は、バッテリ2の負極端子に接続されている。
抵抗11、12は、パワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流を電圧に変換する直方体状のチップタイプの素子である。抵抗11の一端は、パワーモジュール10の端子115を介してIGBT101のエミッタに、他端は、バッテリ2の負極端子にそれぞれ接続されている。抵抗12の一端は、パワーモジュール10の端子117を介してIGBT105のエミッタに、他端は、バッテリ2の負極端子にそれぞれ接続されている。また、抵抗11、12の両端は、制御回路15に接続されている。
コンデンサ13は、バッテリ2の出力電圧を平滑する素子である。コンデンサ14は、パワーモジュール10に侵入するノイズを抑え、バッテリ2からパワーモジュール10に印加される電圧を検出するリードタイプの素子である。コンデンサ13、14は、バッテリ2に並列接続されている。また、コンデンサ14の両端は、制御回路15に接続されている。
制御回路15は、外部からの指令、抵抗11、12によって検出されるパワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流、及びコンデンサ14によって検出されるバッテリ2からパワーモジュール10に印加される電圧に基づいて、パワーモジュール10を制御する回路である。制御回路15は、パワーモジュール10、抵抗11、12、及びコンデンサ14にそれぞれ接続されている。
次に、図1〜図4を参照してパワーモジュールに対する抵抗の接続構成について説明する。ここで、図2は、抵抗が接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。図3は、図2におけるA−A矢視部分断面図である。図4は、図3におけるB−B矢視部分断面図である。
図2〜図4に示すように、抵抗11の一端はパワーモジュール10の端子115の内側表面に、他端は端子116の内側表面にそれぞれ直接溶接されている。また、抵抗12の一端は、パワーモジュールの10の端子117の外側表面に、他端は端子116の外側表面にそれぞれ直接溶接されている。ここで、パワーモジュール10の端子115、117は、配線基板16上の配線パターン(図略)を介して制御回路15に接続されている。また、端子116は、配線基板16上の配線パターン(図略)を介してバッテリ2の負極端子と制御回路15に接続されている。これにより、抵抗11、12を接続するための配線パターンを配線基板16上に設けることなく、図1に示すような回路を構成することができる。
次に、図1及び図2を参照して第1実施形態のモータ駆動装置の動作について説明する。
図1において、外部から指令が入力されると、モータ駆動装置1は作動を開始する。制御回路15は、外部からの指令、抵抗11、12によって検出されるパワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流、及びコンデンサ14によって検出されるバッテリ2からパワーモジュール10に印加される電圧に基づいて、パワーモジュール10を制御する。パワーモジュール10は、制御回路15によって制御され、バッテリ2の出力する直流電力を交流電力に変換し、交流モータ3に供給する。交流モータ3は、交流電力を供給されることでトルクを発生し、車両に搭載された電動コンプレッサを起動させる。
このとき、パワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流は、抵抗11、12の電圧として、制御回路15によって検出される。図2に示すように、抵抗11の電圧は、パワーモジュール10の端子115、116介して検出される。また、抵抗12の電圧は、パワーモジュール10の端子116、117を介して検出される。
最後に、効果について説明する。第1実施形態によれば、配線のためのスペースを抑え、パワーモジュール10によって構成されるインバータ回路を備えたモータ駆動装置1を小型化することができる。パワーモジュール10の端子115〜117に抵抗11、12を直接溶接することで、従来、配線基板16上に必要とされた配線パターンをなくすことができる。そのため、配線基板16上に、これらの配線パターンのスペースが不要となり、モータ駆動装置1を小型化することができる。
また、第1実施形態によれば、溶接することで、パワーモジュール10の端子115〜117に、抵抗11、12を確実に接続することができる。たとえ、パワーモジュール10を配線基板16に半田付けしても、その熱によって抵抗11、12が取れることはない。
さらに、第1実施形態によれば、パワーモジュール10を構成するIGBT101、205に流れる電流を、抵抗11、12によって電圧に変換し検出することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のモータ駆動装置について説明する。第2実施形態のモータ駆動装置は、第1実施形態のモータ駆動装置に対して、抵抗の電圧を検出するための電圧検出端子を新たに設けたものである。
まず、図1、図5〜図7を参照して電圧検出端子の構成について説明する。ここで、図5は、抵抗が接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。図6は、図5におけるC−C矢視部分断面図である。図7は、図6におけるD−D矢視部分断面図である。ここでは、第1実施形態のモータ駆動装置との相違部分である電圧検出端子の構成についてのみ説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。なお、前述した実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
図5〜図7に示すように、電圧検出端子17は、抵抗11、12によって変換されたパワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流に対応する電圧を検出する専用の端子である。電圧検出端子17の一端は、パワーモジュール10の端子116の外側表面に直接溶接されている。また、他端は、配線基板18に接続されている。ここで、パワーモジュール10の端子116は、配線基板18上の配線パターンを介してバッテリ2の負極端子に接続されている。電圧検出端子17は、配線基板18上の配線パターンを介して制御回路15に接続されている。
動作については、第1実施形態のモータ駆動装置と同一であるので、説明を省略する。ここでは、パワーモジュールから交流モータに供給される電流の検出についてのみ説明する。
図1に示すように、パワーモジュール10から交流モータ3に供給される電流は、抵抗11、12の電圧として、制御回路15によって検出される。交流モータ3に供給される電流は、パワーモジュール10の端子115〜117に流れる。それに伴って、端子115〜117で電圧降下が発生する。図5に示すように、抵抗11の電圧は、パワーモジュール10の端子115及び端子116に溶接された電圧検出端子17を介して検出される。また、抵抗12の電圧は、パワーモジュール10の端子116に溶接された電圧検出端子17及び端子117を介して検出される。交流モータ3に供給される電流が流れない電圧検出端子17を介することで、端子116の電圧降下の影響を受けることなく電圧を検出することができる。
最後に、効果について説明する。第2実施形態によれば、パワーモジュール10の端子116の電圧降下の影響を受けることなく、抵抗11、12の電圧を確実に検出することができる。
また、第2実施形態によれば、溶接することで、パワーモジュール10の端子116に、電圧検出端子17を確実に接続することができる。
なお、第2実施形態では、パワーモジュール10の端子115〜117への抵抗11、12の溶接とは別に、端子116に電圧検出端子17を直接溶接している例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、チップタイプの抵抗に電圧検出端子を溶接し、その後、電圧検出端子の溶接された抵抗をパワーモジュールの端子に溶接してもよい。これにより、溶接の作業性を向上させることができる。また、抵抗をリードタイプとし、そのリードを電圧検出端子としてパワーモジュールの端子に溶接してもよい。この場合においても、パワーモジュールの端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を検出することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のモータ駆動装置について説明する。第3実施形態のモータ駆動装置は、第1及び第2実施形態のモータ駆動装置に対して、パワーモジュールの端子にコンデンサを直接溶接したものである。
まず、図1、図8〜図10を参照してパワーモジュールに対するコンデンサの接続構成について説明する。ここで、図8は、コンデンサが接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。図9は、図8におけるE−E矢視断面図である。図10は、図9におけるF−F矢視部分断面図である。なお、前述した実施形態と同一の要素には同一の符号を付して説明する。
図8〜図10に示すように、コンデンサ14のリード140、141(電圧検出端子)の中央部は、パワーモジュール10の端子113、116の外側表面にそれぞれ直接溶接されている。また、リード140、141の端部は、端子113、116の端部から所定距離を隔てて配置されるよう成形され、配線基板19に接続されている。さらに、コンデンサ14の本体142は、リード140、141側に折り曲げられ成形されている。ここで、パワーモジュール10の端子113、116は、配線基板19上の配線パターン(図略)を介してバッテリ2の正極端子及び負極端子にそれぞれ接続されている。コンデンサ14のリード140、141の端部は、配線基板18上の配線パターン(図略)を介して制御回路15にそれぞれ接続されている。これにより、コンデンサ14を接続するための配線パターンを配線基板19上に設けることなく、図1に示すような回路を構成することができる。
動作については、第1実施形態のモータ駆動装置と同一であるので、説明を省略する。ここでは、バッテリからパワーモジュールに供給される電流の検出についてのみ説明する。
図1に示すように、バッテリ2からパワーモジュール10に供給される電流は、コンデンサ14の電圧として、制御回路15によって検出される。パワーモジュール10に供給される電流は、パワーモジュール10の端子113、116に流れる。それに伴って、端子113、116で電圧降下が発生する。図8に示すように、コンデンサ14の電圧は、パワーモジュール10の端子113、116に溶接されたリード140、141を介して検出される。パワーモジュール10に供給される電流が流れないリード140、141を介することで、端子113、116の電圧降下の影響を受けることなく電圧を検出することができる。
最後に、効果について説明する。第3実施形態によれば、コンデンサ14によって、パワーモジュール10に侵入するノイズを確実に抑えるとともに、パワーモジュール10に印加される電圧を検出することができる。
また、第3実施形態によれば、パワーモジュール10の端子113、116の電圧降下の影響を受けることなく、コンデンサ14の電圧を確実に検出することができる。
なお、第3実施形態では、リードタイプのコンデンサを用いた例を挙げているが、これに限られるものではない。第2実施形態と同様に、チップタイプのコンデンサを用い、別途、電圧検出端子を溶接するようにしてもよい。この場合においても、パワーモジュールの端子の電圧降下の影響を受けることなく、対応する電圧を検出することができる。
また、第1〜第3実施形態では、6個のIGBT100〜105を一体にして構成されたパワーモジュール10を用いた例を挙げているが、これに限られるものではない。構成するIGBTの個数が異なるパワーモジュールに適用してもよい。また、単体のIGBTに適用してもよい。端子を備えたスイッチング素子に広く適用することができる。
モータ駆動装置の回路図である。 第1実施形態における抵抗が接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。 図2におけるA−A矢視部分断面図である。 図3におけるB−B矢視部分断面図である。 第2実施形態における抵抗が接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。 図5におけるC−C矢視部分断面図である。 図6におけるD−D矢視部分断面図である。 第3実施形態におけるコンデンサが接続されたパワーモジュール周辺の部分正面図である。 図8におけるE−E矢視部分断面図である。 図9におけるF−F矢視部分断面図である。
符号の説明
1・・・モータ駆動装置(電子装置)、10・・・パワーモジュール、100〜105・・・IGBT(スイッチング素子)、106〜111・・・フリーホイーリングダイオード、112〜126・・・端子、11、12・・・抵抗(電子部品)、13・・・コンデンサ、14・・・コンデンサ(電子部品)、140、141・・・リード(電圧検出端子)、15・・・制御回路、16、18、19・・・配線基板、17・・・電圧検出端子、2・・・バッテリ、3・・・交流モータ

Claims (10)

  1. 端子を備えたスイッチング素子と、該スイッチング素子に接続される電子部品とを有する電子装置において、
    該電子部品は、該スイッチング素子の該端子に直接接続されていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記電子部品は、前記スイッチング素子の前記端子に溶接されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記電子部品は、前記スイッチング素子に流れる電流を電圧に変換する抵抗であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記抵抗は、前記スイッチング素子に流れる電流に対応する変換された電圧を検出するための電圧検出端子を有していることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記抵抗によって変換された前記スイッチング素子に流れる電流に対応する電圧を検出するための電圧検出端子を有し、
    該電圧検出端子は、前記スイッチング素子の前記端子に直接接続されていることを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
  6. 前記電子部品は、前記スイッチング素子に侵入するノイズを抑えるコンデンサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  7. 前記コンデンサは、変換された前記スイッチング素子に印加される電圧を検出するための電圧検出端子を有していることを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記コンデンサによって検出された前記スイッチング素子に印加される電圧を検出するための電圧検出端子を有し、
    該電圧検出端子は、前記スイッチング素子の前記端子に直接接続されていることを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  9. 前記電圧検出端子は、前記スイッチング素子の前記端子に溶接されていることを特徴とする請求項5又は8に記載の電子装置。
  10. 前記スイッチング素子は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路を構成していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子装置。
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