JP2008004743A - 半導体レーザアレイおよび光学装置 - Google Patents

半導体レーザアレイおよび光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でスペックルノイズを低減することの可能な半導体レーザアレイを提供する。
【解決手段】互いに等しいストライプ幅を有する複数のリッジ部13を並列に備える。複数のリッジ部13の間隔P1,P2,P3が配列の端部側から中央側に向かって段階的に狭くなっている。また、複数のリッジ部13は中央部に密に配列され、端部に疎に配列されている。これにより、合成光のスペクトル帯域幅が大幅に広がると共に、合成光のスペクトル分布が均一となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスプレイの光源などに好適に用いられる半導体レーザアレイおよびこの半導体レーザアレイを備えた光学装置に関する。
半導体レーザは、出射光の単色性が良好である他に、他の光源と比べて小型で高効率であることから、それを投影型ディスプレイなどの光源として用いることが期待されている。しかし、レーザ光を被照射面に照射するとスペックルノイズと呼ばれる斑点模様が現れ、画像がちらついて見える。これは、レーザ光が、波長が単一で位相の揃った光であり、コヒーレンスが非常に高いために生じる独特の現象である。
このスペックルノイズを低減するためには、例えば、被照射面や、半導体レーザと被照射面との間の光路中に配置された光学素子を振動させる方法がある。他に、例えば、図5に示したように、半導体レーザアレイ210と、ヒートシンク220とを備えた半導体レーザ装置200において、基板111上に設けられた半導体層112の上部に複数のリッジ部113を等間隔に配置し、上部電極115および下部電極116から各リッジ部113に電流を注入し、各リッジ部113に対応する発光領域114から出力されるレーザ光を合成する方法がある。
特開2003−209313号公報
しかし、前者の方策では、振動させるための機構が新たに必要となり、構成が複雑となるので、コストや信頼性の面で好ましくない。また、後者の方策は、半導体レーザがチップ温度に応じて波長が変化する性質を有していることを利用したものであり、各発光領域114から発生する熱によって配列方向に温度分布を生じさせ(例えば図6(A))、その温度分布に応じた波長の光を各発光領域114から出力させ(例えば図6(B))、これらの光を合成することによりスペクトル帯域幅を広げることはできる。
ところが、後者の方策により得られるスペクトル帯域幅は、リッジ部113を1つだけ備えた半導体レーザのそれと比べてわずかに広いだけであり、依然としてコヒーレンスが高い。また、一般に、チップ温度が高くなると発光効率が低下し、それに伴い発光強度が低くなるので、後者の方策では、相対的に温度の高い中央部の発光領域114において発光強度が相対的に低くなる傾向がある。そのため、中央部の発光領域114から出力される長波長領域の発光強度が相対的に低くなり、スペクトル分布が不均一となるので、スペクトル帯域幅を広げたとしても、スペックルノイズを緩和する効果はほとんどない。そこで、スペクトル分布を均一に近づけるために、特許文献1または図7の半導体レーザ装置300に示したように、半導体レーザアレイ310の中央部における発光領域114同士の間隔を端部における発光領域114同士の間隔よりも広くして、中央部の温度を低減させることが考えられる。しかし、このようにすると、中央部の温度と端部の温度との温度差が小さくなるので、波長差も小さくなり、スペックルノイズがむしろ大きくなってしまう。このように従来の方法では、簡易な構成でスペックルノイズを低減することが困難であった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成でスペックルノイズを低減することの可能な半導体レーザアレイおよびこの半導体レーザアレイを備えた光学装置を提供することにある。
本発明の半導体レーザアレイは、互いに等しいストライプ幅を有する複数の導波路を並列に備えたものである。複数の導波路のうち中央に配列された導波路同士の間隔が複数の導波路のうち端部に配列された導波路同士の間隔よりも狭くなっている。本発明の光学装置は、上記半導体レーザアレイと、上記半導体レーザアレイから出力された光を集光する光学系とを備えたものである。
本発明の半導体レーザアレイおよび光学装置では、複数の導波路のうち中央に配列された導波路同士の間隔が複数の導波路のうち端部に配列された導波路同士の間隔よりも狭くなっているので、導波路に対応して形成される発光領域の間隔についても、中央の方が端部よりも狭くなる。ここで、発光領域は熱源でもあるので、各導波路を等間隔に並列に配列した場合よりも、配列方向の温度分布がより不均一となる。これにより、配列方向の波長分布も配列方向の温度分布に応じてより不均一となる。
本発明の半導体レーザアレイおよび光学装置によれば、複数の導波路のうち中央に配列された導波路同士の間隔を複数の導波路のうち端部に配列された導波路同士の間隔よりも狭くしたので、各導波路を等間隔に並列に配列した場合よりも、配列方向の波長分布がより不均一となる。これにより、各導波路に対応して形成される発光領域から出力される光の合成スペクトルの帯域幅を大幅に広げることができるので、新たな構成や、特殊な構成などを用いることなく、コヒーレンスを低減することができる。従って、簡易な構成でスペックルノイズを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る半導体レーザアレイ10を備えた半導体レーザ装置1の断面構成を表すものである。この半導体レーザ装置1は、例えば、半導体レーザアレイ10をリッジ部13側を下にしてヒートシンク20上に載置したものである。なお、半導体レーザアレイ10をリッジ部13側を上にしてヒートシンク20上に載置してもよい。図2は、本発明の一実施の形態に係る光学装置2の概略構成を表すものである。この光学装置2は、半導体レーザ装置1と、半導体レーザ装置1から出力された光を集光する光学系とを備えたものである。ここで、光学系は、例えば、コリメートレンズ30およびフライアイレンズ40を半導体レーザ装置1側から順に配置したものであり、この光学系によって集光された光を被照射面Sに照射するようになっている。
半導体レーザアレイ10は、基板11の一面側に半導体層12を形成したものである。この半導体層12は、下部クラッド層、活性層、上部クラッド層およびコンタクト層(いずれも図示せず)を基板11上にこの順に積層すると共に、上部クラッド層の上部およびコンタクト層を選択的にエッチングすることにより形成された複数のリッジ部13を有している。
基板11は、例えばn型GaAsにより構成されている。なお、n型不純物は、例えばケイ素(Si)またはセレン(Se)などである。
また、半導体層12は、例えばAlGaInP系半導体により構成されている。なお、AlGaInP系半導体とは、長周期型周期表における3B族元素のアルミニウム(Al),ガリウム(Ga)またはインジウム(In)と、5B族元素のリン(P)とを含む化合物半導体のことをいう。
ここで、下部クラッド層は、例えばn型Ala Ga1-a-b Inb P(0<a<1,0<b<1)により構成されている。活性層は、例えば不純物が含まれていないGac In1-c P(0<c<1)により構成されている。この活性層は、各リッジ部13に対応してストライプ状の発光領域14を有している。すなわち、各発光領域14は共通の半導体層12内に形成されている。各発光領域14はリッジ部13で狭窄された電流が注入される電流注入領域に対応しており、各発光領域14のストライプ幅は、横方向の温度分布によって多少変化するが、対応するリッジ部13の底部と同等の大きさとなっている。
上部クラッド層は、例えばp型Ald Ga1-d-e Ine P(0<d<1,0<e<1)により構成されている。コンタクト層は、例えばp型Alf Ga1-f-g Ing P(0<f<1,0<g<1)もしくはp型GaAsにより構成されている。なお、p型不純物は、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)などである。
上部クラッド層の上部およびコンタクト層には、レーザ光の射出方向(軸方向)に延在するストライプ状の複数のリッジ部13が並列に形成されている。各リッジ部13は、互いに等しいストライプ幅を有しており、活性層の電流注入領域を制限すると共に、横方向の屈折率閉じ込め作用によって軸方向に導波させるようになっている。ここで、「互いに等しいストライプ幅」とは、各リッジ部13のストライプ幅が厳密に等しいことを意味するものではなく、各リッジ部13の抵抗成分が互いにおおよそ等しくなる程度に等しいことを意味している。なお、以下、上記半導体層12を積層した方向を縦方向と称し、軸方向および縦方向に垂直な方向(各リッジ部13の配列方向)を横方向と称する。
また、複数のリッジ部13の間隔が配列の端部側から中央側に向かって段階的に狭くなっている。そこで、リッジ部13同士の間隔が互いに等しい領域ごとに半導体レーザアレイ10を分けて考えると、半導体レーザアレイ10の中央部ではリッジ部13同士の間隔P1が最も狭くなっており、半導体レーザアレイ10の端部ではリッジ部13同士の間隔P3が最も広くなっている。そして、これらの領域に挟まれた領域ではリッジ部13同士の間隔P2はP1よりも大きくP3よりも小さくなっている。すなわち、中央部に配列されたリッジ部13同士の間隔が端部に配列されたリッジ部13同士の間隔よりも狭くなっている。
ここで、各領域に含まれるリッジ部13の数は中央部で最も多く、端部で最も少なくなっている。例えば、図1では、各領域の境界に相当する部分に配置されているリッジ部13はその境界に接する2つの領域のうち中央側の領域に含まれるものとして計算すると、中央部にはリッジ部13が5つ含まれ、端部にはリッジ部13が1つ含まれ、これらに挟まれた領域にはリッジ部13が2つ含まれている。つまり、各領域に含まれるリッジ部13の数は、配列の端部側から中央側に向かって徐々に多くなっている。
また、この半導体レーザアレイ10は、上部電極15および下部電極16を有している。上部電極15は、例えば、各リッジ部13の表面を含む領域に一体に形成されており、各リッジ部13を全て覆う1つの電極となっている。この上部電極15は、例えば、チタン(Ti),白金(Pt)および金(Au)を半導体層12上にこの順に積層した構造を有しており、各リッジ部13の上部のコンタクト層と電気的に接続されると共に、例えばヒートシンク20と接続されている。ここで、ヒートシンク20は、半導体レーザアレイ10の各発光領域14から発生する熱を半導体レーザアレイ10から放散させるためのものである。なお、上部電極15は、リッジ部13ごとにストライプ状に分割されると共に互いに電気的に分離された複数の電極としてもよい。下部電極16は、基板11の裏面側に形成されている。この下部電極15は、例えば、AuGe,NiおよびAuをこの順に積層した構造を有しており、基板11と電気的に接続されている。
さらに、上部電極15および下部電極16は、ワイヤ(図示せず)を介して電源(図示せず)に接続されている。なお、上部電極15を各リッジ部13を全て覆う1つの電極とした場合には単一の電源を上部電極15と接続すればよく、上部電極15を上記したような複数の電極とした場合には単一の電源を個々の電極に接続してもよいし、複数の電源の各々を個々の電極に接続するようにしてもよい。
ここで、各リッジ部13のストライプ幅は上記したように互いに等しく、各リッジ部13の抵抗値が互いに等しいので、電源から各リッジ部13に印加される電圧は全て等しくなり、各リッジ部13に流れる電流の大きさおよびその密度も全て等しくなる。これにより、各リッジ部13をほぼ同一の駆動条件で駆動することができるので、上部電極15および下部電極16に接続する電源は1つあれば足りる。また、半導体レーザアレイ10に温度分布がなく、各発光領域14における発光効率が互いに等しいときには、各発光領域14から出力される光の発光強度が互いに等しくなる。
もっとも、後述するように、半導体レーザアレイ10では熱干渉により横方向に温度分布が生じるので、相対的に温度の高い発光領域14では相対的に温度の低い発光領域14と比べて発光効率が低くなり、発光強度も低くなる。そこで、本実施の形態では、相対的に温度の高くなる中央部にリッジ部13を密に配列して中央部全体の発光強度を増やし、逆に、相対的に温度の低くなる端部にリッジ部13を疎に配列して端部全体の発光強度を低減することにより、各領域から出力されるレーザ光の発光強度が均一となるようにしている。
コリメートレンズ30は、例えば、縦方向に凸形状を有する縦方向コリメートレンズと、横方向に凸形状を有する横方向コリメートレンズとからなり、縦方向および横方向のビームの発散を抑えて、ビームの縦方向成分および横方向成分を平行光化するようになっている。コリメートレンズ30は、光学装置2の用途などに適した位置に配置されている。例えば、光学装置2を投影型ディスプレイなどの光源として用いる場合には、図2に示したように、コリメートレンズ30を、各発光領域14から出力された光がコリメートレンズ30の入射面において一部重なり合う程度の位置に配置したり、各半導体レーザアレイ10の各領域(中央部、端部、これらに挟まれた領域)から出力された光がコリメートレンズ30の入射面において互いに重なり合わない程度の位置に配置することが可能である。
フライアイレンズ40は、アレイ状に配置された複数のマイクロレンズ41を備えており、コリメートレンズ30で平行光化された光束を個々のマイクロレンズ41で微小な光束に分割すると共に分割した個々の光束を被照射面Sで合成するようになっている。これにより、合成光の被照射面Sにおける面内強度分布がほぼ均一となる。
このような構成の半導体レーザアレイ10は、例えば次のようにして製造することができる。
上記の構成で例示したAlGaInP系の化合物半導体で半導体レーザアレイ10を製造するためには、基板11上の化合物半導体層を、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition ;有機金属化学気相成長)法により形成する。この際、AlGaInP系化合物半導体の原料としては、例えば、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(TMIn)、フォスフィン(PH3 )を用い、ドナー不純物の原料としては、例えば、セレン化水素(H2 Se)を用い、アクセプタ不純物の原料としては、例えば、ジメチルジンク(DMZ)を用いる。
具体的には、まず、基板11上に、下部クラッド層、活性層、上部クラッド層およびコンタクト層(いずれも図示せず)をこの順に積層したのち、コンタクト層上にマスク層(図示せず)を形成し、例えば反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching;RIE)法により、上部クラッド層の上部およびコンタクト層を選択的に除去する。これにより、上部クラッド層の上部およびコンタクト層に、ストライプ状の複数のリッジ部13が端部側から中央側に向かって段階的に間隔が狭くなるように並列に形成される。その後、上記マスク層を除去する。
次に、例えば蒸着法により、各リッジ部13を含む領域と対向する領域に上部電極15を、基板11の裏面側に下部電極17をそれぞれ形成したのち、軸方向の一対の端面に反射鏡膜(図示せず)を形成する。このようにして本実施の形態の半導体レーザアレイ10が形成される。
次に、本実施の形態の光学装置2の作用について説明する。半導体レーザアレイ10において、上部電極15と下部電極16との間に駆動回路2によって所定の電圧が印加されると、リッジ部13により電流狭窄され、活性層の電流注入領域(発光領域14)に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の反射鏡膜(図示せず)により反射され、素子内を一往復したときの位相の変化が2πの整数倍となる波長でレーザ発振を生じ、レーザビームとして各発光領域14から出力される。各発光領域14から出力された光は、コリメートレンズ30およびフライアイレンズ40からなる光学系によって合成され、被照射面Sに照射される。
ところで、一般に、図4(A)に示したような、単一のリッジ部113を有する半導体レーザ110と、ヒートシンク220とを備えた半導体レーザ装置100では、上部電極115および下部電極116に対して電圧を印加して、半導体層112のうちリッジ部113に対応する発光領域114からレーザ光を出力させると、発光領域114に注入されたエネルギーのうち発光に寄与しなかった成分は熱となる。そのため、発光領域114は図4(B)に示したような分布の発熱量を発生する熱源として作用する。発光領域114で発生した熱は、主にリッジ部113および上部電極115を介してヒートシンク220に放散され、一部は基板111および下部電極116を介して外部に放散される。その結果、発光領域114およびその近傍は、図4(C)に示したような温度分布を持つようになる。
従って、図5の半導体レーザ装置200のように、複数のリッジ部113を等間隔に配列した場合には、熱干渉により配列の中央部の温度が配列の端部の温度よりも高くなる。例えば、半導体レーザアレイ210をAlGaInP/GaInP系の半導体材料により構成し、各リッジ部113のストライプ幅を60μm、共振器長を700μm、各リッジ部113の間隔を400μm、リッジ部113の数を25とし、上部電極115および下部電極116の間に10Aの駆動電流を流すと共に、ヒートシンク220の温度を20℃に調節した場合には、半導体レーザアレイ210の中央部と端部との間で、およそ5℃の温度差が生じる。
ここで、一般的な半導体レーザは、リッジ部内部の温度が上昇するにつれて発振波長が長波長側に変化し、逆に、リッジ部内部の温度が低下するにつれて発振波長が短波長側に変化する、という性質を有している。そのため、上記したように、横方向に温度分布が生じると、その温度分布に応じた波長の光が各発光領域114から出力される。その結果、その温度分布によって中央部と端部との間でおよそ1nmの波長差が生じていることがわかる。
このように、複数のリッジ部113を等間隔に配列した場合には、熱干渉により横方向にわずかに温度分布が生じ、その温度分布に応じた波長の光が各発光領域114から出力される。これにより、単一のリッジ部113を備えた半導体レーザ装置100と比べて、各発光領域114から出力される光の合成光のスペクトル帯域幅を広げることが可能となる。
しかし、半導体レーザ装置200のスペクトル帯域幅は上記した例ではたかだか1nmであり、リッジ部113を1つだけ備えた半導体レーザ装置100のそれと比べてわずかに広いだけであり、依然としてコヒーレンスが高い。また、一般に、チップ温度が高くなると発光効率が低下し、それに伴い発光強度が低くなるので、相対的に温度の高い中央部の発光領域114において発光強度が相対的に低くなる傾向がある。そのため、中央部の発光領域114から出力される長波長領域の発光強度が相対的に低くなり、スペクトル分布が不均一となるので、スペクトル帯域幅を広げたとしても、スペックルノイズを緩和する効果はほとんどない。
そこで、スペクトル分布を均一に近づけるために、図7の半導体レーザ装置300に示したように、半導体レーザアレイ310の中央部における発光領域114同士の間隔を端部における発光領域114同士の間隔よりも広くして、中央部の温度を低減させることが考えられる。しかし、このようにすると、中央部の温度と端部の温度との温度差が小さくなるので、波長差も小さくなり、スペックルノイズがむしろ大きくなってしまう。
一方、本実施の形態の半導体レーザ装置1では、ストライプ状の複数のリッジ部13を端部側から中央側に向かって段階的に間隔が狭くなるように並列に形成している。これにより、複数のリッジ部113を等間隔に配列した場合よりも、中央部の温度を増加させると共に、端部の温度を低減させている。つまり、中央部の温度と端部の温度との温度差が半導体レーザ装置200における温度差よりも大きくなっている。
例えば、半導体レーザアレイ10をAlGaInP/GaInP系の半導体材料により構成し、各リッジ部113のストライプ幅を60μm、共振器長を700μm、中央部のリッジ部113同士の間隔P1を100μm、端部のリッジ部113同士の間隔P3を800μm、これらに挟まれた領域のリッジ部113同士の間隔P2を400μm、中央部のリッジ部113の数を5、端部のリッジ部113の数を1、これらに挟まれた領域のリッジ部113の数を2とし、上部電極15および下部電極16の間に7 Aの駆動電流を流すと共に、ヒートシンク20の温度を20℃に調節した場合には、半導体レーザアレイ10の中央部と端部との間で、およそ15℃の温度差が生じる(図3(A))。
このように、横方向に不均一な温度分布が生じると、その温度分布に応じた波長の光が各発光領域114から出力される。その結果、その温度分布によって中央部と端部との間でおよそ3nmの波長差が生じていることがわかる(図3(B))。これにより、この場合には、上記光学系を用いて各発光領域114から出力される光を合成することにより合成光のスペクトル帯域幅をおよそ3nmにまで広げることができる。
もっとも、中央部と端部との間で温度差が大きくなると、中央部の発光領域14から出力される長波長領域の発光強度が大幅に低くなるが、上記したように、中央部にリッジ部13を密に配列して中央部全体の発光強度を増やし、逆に、端部にリッジ部13を疎に配列して端部全体の発光強度を低減することにより、その低下分を補っている。これにより、各領域から出力されるレーザ光の発光強度を均一にすることができるので、各発光領域114から出力される光の合成光のスペクトル分布を均一にすることができる。
従って、本実施の形態では、ストライプ状の複数のリッジ部13を端部側から中央側に向かって段階的に間隔が狭くなるように並列に配列すると共に、中央部にリッジ部13を密に配列し、端部にリッジ部13を疎に配列するようにしたので、合成光のスペクトル帯域幅を大幅に広げると共に、合成光のスペクトル分布を均一にすることができる。これにより、コヒーレンスを大幅に低減することができる。
また、本実施の形態では、複数のリッジ部113を配列してなる半導体レーザ装置1や、一般的な光学系を用いているだけであり、特殊な構成を必要としていない。
以上のことから、本実施の形態では、簡易な構成でスペックルノイズを低減することができる。
また、本実施の形態では、各リッジ部13のストライプ幅が互いに等しくなっているので、各リッジ部13の抵抗値も互いに等しく、各リッジ部13を同一の駆動条件で駆動することができる。これにより、各リッジ部13を駆動する電源を複数用意する必要はなく、1つ設ければ足りるので、半導体レーザ装置1を簡易な構造で安価に製造することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態では、半導体レーザアレイ10において、複数のリッジ部13の間隔を配列の端部側から中央側に向かって段階的に狭くしていたが、配列の端部側から中央側に向かって連続的に狭くしてもよい。
また、上記実施の形態では、AlGaInP系の化合物半導体レーザを例にして本発明を説明したが、他の化合物半導体レーザ、例えばAlInP系、GaInAsP系などの赤色半導体レーザ、GaInN系およびAlGaInN系などの窒化ガリウム系の半導体レーザ、ZnCdMgSSeTeなどのII−VI族の半導体レーザにも適用可能である。また、AlGaAs系、InGaAs系、InP系、GaInAsNP系などの、発振波長が可視域とは限らないような半導体レーザにも適用可能である。
また、上記実施の形態では、インデックスガイド構造の半導体レーザを例に挙げて、本発明について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構造、例えば、ゲインガイド構造の半導体レーザに対しても適用可能である。
本発明の一実施の形態に係る半導体レーザ装置の断面構成図である。 図1の半導体レーザ装置を備えた光学装置の概略構成図である。 図1の半導体レーザアレイの温度分布図および波長分布図である。 一参考例に係る半導体レーザ装置の断面構成図、発熱量分布図および温度分布図である。 他の参考例に係る半導体レーザ装置の断面構成図である。 図5の半導体レーザアレイの温度分布図および波長分布図である。 他の参考例に係る半導体レーザ装置の断面構成図である。
符号の説明
1,100,200,300…半導体レーザ装置、2…光学装置、10,210,310…半導体レーザアレイ、11,111…基板、12,112…半導体層、13,113…リッジ部、14,114…発光領域、15,115…上部電極、16,116…下部電極、20,220…ヒートシンク、30…コリメートレンズ、40…フライアイレンズ、41…マイクロレンズ、110…半導体レーザ、S…被照射面、P1〜P3…リッジ部同士の間隔。

Claims (4)

  1. 互いに等しいストライプ幅を有する複数の導波路を並列に備え、
    前記複数の導波路のうち中央に配列された前記導波路同士の間隔が前記複数の導波路のうち端部に配列された前記導波路同士の間隔よりも狭くなっている
    ことを特徴とする半導体レーザアレイ。
  2. 前記複数の導波路の間隔が配列の端部側から中央側に向かって段階的または連続的に狭くなっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザアレイ。
  3. 前記複数の導波路上に一体に形成された共通電極を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザアレイ。
  4. 半導体レーザアレイと、
    前記半導体レーザアレイから出力された光を集光する光学系と
    を備え、
    前記半導体レーザアレイは、
    互いに等しいストライプ幅を有する複数の導波路を並列に有し、
    前記複数の導波路のうち中央に配列された前記導波路同士の間隔が前記複数の導波路のうち端部に配列された前記導波路同士の間隔よりも狭くなっている
    ことを特徴とする光学装置。
JP2006172500A 2006-06-22 2006-06-22 半導体レーザアレイおよび光学装置 Active JP5187474B2 (ja)

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