JP2008004225A - 光ディスク装置および相変化型光ディスクの記録方法 - Google Patents

光ディスク装置および相変化型光ディスクの記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 書換型の光ディスクに対してDOW1回の問題を回避して安定した記録再生を可能とする光ディスク装置、並びに、その記録方法を提供する。
【解決手段】 相変化型の光ディスクに対してデータ書込みが可能な光ディスク装置10である。そして、光ディスクのデータ書込みが行われる領域に、最小記録マークと最小スペースとが交互に繰り返されるAC書込みを1回又は2回行って該領域を初期化する初期化処理を実行可能な制御手段25を備え、制御手段25は、光ディスクDがローディングされたときに当該光ディスクDの管理領域のデータを読み込んで当該光ディスクDへのデータ書込みの状況を確認し、当該光ディスクDへデータ書込みが1回もなされていないことが確認された場合に当該光ディスクDのデータ領域に前記初期化処理を実行するように構成する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、書換型の光ディスクに対してデータ書込みを行う光ディスク装置、並びに、相変化型光ディスクの記録方法に関する。
相変化型の光ディスク媒体は、データの書込みがなされたセクタに、そのままレーザ光を照射して新たなデータの書込み動作を行うことで、前回書き込まれたデータマークが消去されながら新たなデータマークが形成され、データを上書き(DOW:Direct Over Write)することが可能になっている。一般的な書換型の光ディスク媒体では、このようなデータの上書きを1000回以上行うことが可能とされている。
ところで、相変化型の光ディスク媒体では、以前より、上書き回数が1回目のときにビットエラーレート(bER)が異常に高くなるというDOW1回問題を有することが知られている。すなわち、図2のグラフの実線に示すように、初回書込み(DOW回数"0")、上書き1回目、上書き2回目…と、書き換えを続けていった場合に、上書き1回目でビットエラーレートが顕著に高くなり、その後、上書き2回目、3回目、4回目と増えるに従って徐々に低くなって、5回目くらいから安定的に低くなる。
また、本願発明に関連する従来技術として、次のような技術の開示があった。例えば、特許文献1には、相変化型光ディスクの製造時においてパルスビームを複数回照射して初期化を行うことでジッタを良好にする技術が開示されている。また、特許文献2には、相変化型光ディスクの製造時において媒体管理情報の記録を2回のオーバーライトにより行ってフォーマット処理を行う技術が開示されている。
また、特許文献3には、相変化型光ディスクのデータ管理領域にダミーライトを行ってデータ管理領域のDOW回数を"2"以上とする技術が開示されている。また、特許文献4には、光ディスクの外周部と内周部とでDOW回数に差が出来ないようにする技術が開示されている。
特開平09−016961号公報 特開2001−126265号公報 特開2005−063538号公報 特開2003−187452号公報
相変化型光ディスクでは、製造段階において相変化材料層を総結晶化する初期化処理が行われて出荷されるものが一般的である。このような一般的な光ディスクを用いて光ディスク装置によりデータの書込みを行った場合、データ書き換えの1回目に上述したDOW1回の問題が発生するのが現状である。
また、DOW1回目のビットエラーレートの増大を、例えばエラー訂正機能を強化するなど他の方式で補うようにすると、読出専用の光ディスクや1回の書込みが可能な光ディスクなど、他種別の光ディスクとの媒体互換性が無くなるという問題が生じる。
この発明の目的は、書換型の光ディスクに対してDOW1回の問題を回避して安定した記録再生を可能とする光ディスク装置、並びに、その記録方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、相変化型の光ディスクに対してデータ書込みが可能な光ディスク装置であって、前記光ディスクのデータ書込みが行われる領域に、記録マークとスペースとが交互に繰り返されるAC書込みを行って該領域を初期化する初期化処理を実行可能な制御手段を備えている構成とした。
具体的には、前記AC書込みは、nT〜(n+2)Tの記録マークと、nT〜(n+2)Tのスペースとが交互に繰り返されるものとすると良い。ここで、Tは記録マークを表わす変調信号のクロック周期、nTは前記光ディスクへのデータ書込時に形成されうる最小記録マークの長さである。
また最良なものとして、前記AC書込みは、前記光ディスクへのデータ書込時に形成されうる最小記録マークと最小スペースとが交互に繰り返されるものとすると良い。
このような手段によれば、上記の初期化処理により、DOW回数に起因するビットエラーレートの異常な上昇という問題を回避することが出来る。書換型のDVDでは次のような実験結果が得られる。すなわち、図2のグラフに示すように、初回(DOW回数"0")の書込みを3T〜11T,14Tの記録マークでランダムに行った場合(図2に実線で示す)と、最小マーク長3Tと最小スペース長3Tの記録マークとスペースが交互に繰り返す記録を行った場合(図2に一点鎖線で示す)とを比較すると、次にデータを上書き(DOW1回目)した場合のビットエラーレートは、後者の場合のほうが顕著に低下する。さらに、初回の書込みを最小マーク長の繰り返しで行った場合にこような効果が最も大きくなり、最小マーク長よりも1Tや2T長い記録マークで行った場合にも効果は次第に小さくなるもののビットエラーレートの低減が見られる。このような実験結果から、上記の初期化処理によりDOW1回の問題を回避できることが分かる。
さらに好ましくは、前記初期化処理は、前記光ディスクの同一の領域に前記AC書込みを2回行う処理とすると良い。
このような手段によれば、初期化処理の時間が長くなるという欠点はあるが、データ記録のときにDOW1回目の書込みとなることは完全に回避されるので、DOW回数に起因するビットエラーレートの異常上昇を確実に回避することが出来る。
さらに好ましくは、前記制御手段は、データ書込みの前に前記光ディスクの管理領域のデータを読み込んで書込みを行うセクタの書込回数を確認し、前記書込回数が所定回以下(例えば0回又は1回)である場合に前記セクタの初期化処理を実行し、前記書込回数が所定回より多い(例えば2回以上=DOW1回以上)場合に前記セクタの初期化処理は実行しないように構成すると良い。
このような手段によれば、必要のない初期化処理は省かれてデータ記録処理の高速化を図ることが出来る。例えば、DOW回数に基づくビットエラーレートの上昇は、DOW1回目のときに最も上昇し、徐々に低くなってDOW5回目以降では安定するので、例えば既にDOW1回目の書込みが済んでいる場合には、初期化処理を省くことが出来る。
また好ましくは、前記制御手段は、前記光ディスクがローディングされたときに当該光ディスクの管理領域のデータを読み込んで当該光ディスクへのデータ書込みの状況を確認し、当該光ディスクへデータ書込みが1回もなされていないことが確認された場合に当該光ディスクのデータ領域に前記初期化処理を実行するように構成すると良い。
このような手段によれば、光ディスクをローディスクした直後に初期化処理が実行されるので、書込み処理の直前に初期化処理を行う場合に比べて、書込み処理に掛かるトータルの時間を短くすることが出来る。
また、本発明の相変化型光ディスクの記録方法は、光ディスク装置によって相変化型の光ディスクにデータ書込みを行う相変化型光ディスクの記録方法であって、データ書込みを行う領域に記録マークとスペースとが交互にが繰り返されるAC書込みを行った後にデータの書込みを行うものである。
以上説明したように、本発明に従うと、書換型の光ディスクに対してDOW1回目の問題を回避して安定した記録再生を行うことが出来る。それゆえ、読出専用の光ディスクや1回の書込みが可能な光ディスクなど他種別の光ディスクとの互換性も容易に確保できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
この実施の形態の光ディスク装置10は、例えば、DVDや次世代DVDの書換可能な光ディスクDに対してデータの書き込みや読み出しを行うものである。この光ディスク装置10は、光ディスクDを回転させるスピンドルモータ11と、光ディスクDの記録面にレーザ光を照射したりその反射光を受光したりする光ピックアップ12と、光ピックアップ12を光ディスクの半径方向へスライドさせるスライドモータ13と、光ピックアップのレーザ出力器(例えば半導体レーザ)を駆動するレーザ駆動回路21と、データ書込み時にレーザ光の出力波形を表わした記録パルスを生成してレーザ駆動回路21に出力する記録パルス生成回路22と、データ読出し時に光ピックアップ12で受光した信号からリードデータを復調する再生処理回路23と、光ピックアップ12の対物レンズの駆動制御や光ピックアップ12のスライド駆動の制御ならびに光ディスクDの回転駆動の制御を行うサーボ制御回路24と、光ディスクDへの記録マークの書込みやデータ読出しに関する制御を行うコントローラ25等を備えている。また、図示は省略するが、光ディスクDを出し入れするディスクトレイやその駆動機構も設けられている。
光ピックアップ12には、レーザ光を光ディスクDの記録面に集束させたり反射光を集光する対物レンズ、この対物レンズをフォーカス方向やトラッキング方向に微小駆動するレンズアクチュエータ、反射光を受光して焦点のずれ量を示すフォーカスエラー信号やトラッキングのずれ量を示すトラッキングエラー信号を生成するための光学系や信号処理用の回路が設けられている。
サーボ制御回路24は、光ピックアップ12からのフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号に基づき光ピックアップ12のレンズアクチュエータの駆動制御を行ったり、コントローラ25からの指令を受けてスピンドルモータ11やスライドモータ13の駆動制御を行う。
図2には、相変化型光ディスクにDOWでデータ書込みを行った場合のビットエラーレートとDOW回数の関係を表わしたグラフを示す。
一般に、相変化型光ディスクにランダムデータによりデータ書込みを行った場合、図2の実線で示すように、DOW回数の1回目でビットエラーレートが異常上昇し、その後、徐々に減少して5回目以降で安定する。
一方、初回の書込み時(DOW回数"0")に、最小記録マークと最小スペースとが交互に繰り返す書込みを行った場合には、図2の一点鎖線で示すように、DOW回数の1回目のデータ書込みではビットエラーレートの上昇を顕著に抑えることが出来るという結果が得られる。
ここで、最小記録マークや最小スペースは、例えばDVDでは3Tの記録マークやスペースに該当し、次世代DVDでは2Tの記録マークやスペースに該当する。Tは、記録マークを表わす変調信号のクロック周期である。
また、上記のような効果は、最小記録マークと最小スペースの繰り返しとなる書込みに限られず、それより少し長い記録マークやスペースとが交互に繰り返す書込みを行った場合にも、最小記録マークの場合より効果は幾分小さくなるものの、DOW回数の1回目のビットエラーレートの上昇を抑えることができるという結果も得られている。
すなわち、DVDにおいては3T〜5Tの記録マークやスペースが繰り返される書込みにより、また、次世代DVDにおいては2T〜4Tの記録マークやスペースが繰り返される書込みにより、DOW回数の1回目の問題を有効なレベルで低減することが可能である。
次に、上記構成の光ディスク装置10により実行される光ディスクの初期化処理について説明する。
この実施形態の光ディスク装置10では、上記のDOW回数によるビットエラーレートの増大を抑えるため、次の2種類のタイミングで初期化処理を実行可能に構成されている。1つ目は、光ディスクDをローディングしたときの初期化処理、2つ目はデータ書込みを行う直前の初期化処理である。
ローディング時の初期化処理は、光ディスクをディスクトレイにセットして装置内に挿入したときに、光ディスクのデータ領域の全てに対して初期化処理を行うもので、セットされた光ディスクが全く書込みがされていない場合に実行されるものである。
データ書込時の初期化処理は、光ディスクにデータ書込みを行う直前に、書込み先のセクタに対して初期化処理を行うものであり、そのセクタに未だ書込みがなされていない場合、或いは、1回の書込みがなされている場合に実行されるものである。
初期化処理は、例えば、DVDの場合には3Tの最小記録マークと3Tのスペースとが交互に繰り返されるように、次世代DVDの場合には2Tの最小記録マークと2Tのスペースとが交互に繰り返されるように、それぞれデータ領域に書き込みを行うものである。この記録のことをマーク有りと無しとが交互に繰り返されることからAC書込みと表現する。
AC書込みは1回のみ行うようにしても良いし、或いは、記録マークがずれるように同一領域に2回行うようにしても良い。2回行うことで、初期化時間が長くなるが、データ記録時にDOW回数が1回目となることが無くなるので、DOW回数に起因するビットエラーレートの増大を確実に回避することが出来る。
また、AC書込みでは、最小記録マークと最小のスペースの繰り返しに限られず、DVDの場合であれば4Tや5Tの記録マークやスペースの繰り返し、或いは、これら3T〜5Tの記録マークやスペースを、記録マークとスペースとが交互になるように混在させたパターンの書込みとしてもよく、それぞれ同様の効果を得ることが出来る。
また、次世代DVDであれば、3Tや4Tの記録マークやスペースを同様に含めたものとしても同様の効果が得られる。
次に、これら初期化処理が実行されるローディング処理とデータ書込み処理について図3と図4のフローチャートを参照しながら説明する。
図3は、コントローラ25により実行されるローディング処理の処理手順を示すフローチャートである。
このローディング処理は、ディスクトレイが閉められて光ディスクの挿入が検出されたことにより開始される処理である。この処理が開始されると、先ず、コントローラ25は光ピックアップ12を動作させて光ディスクの種別の確認を行う(ステップS1)。そして、ディスク種別に応じた分岐処理を行って(ステップS2)、書換型の光ディスクであればステップS3に移行し、それ以外のディスク種別であれば該当するディスク種別に応じたステップ(図示略)に移行する。
書換型の光ディスクでステップS3に移行したら、コントローラ25は光ピックアップ12を光ディスクDの内周側へ移動させて光ディスクDの管理情報にアクセスさせ、光ディスクDがブランクディスクか否かを判別する(ステップS4)。そして、ブランクディスクであればステップS5に移行し、そうでなければステップS6にジャンプする。
ステップS5に移行したら、ここで全データ領域を初期化する処理を実行する。初期化処理は、上述したAC書込みを2回又は1回行うものである。2回行う場合には初期化処理の時間を倍要するがDOW回数に起因するビットエラーレートの上昇をほぼ完全に回避することが出来る。1回のみ行う場合にはDOW回数に起因するビットエラーレート上昇を顕著に低減することが出来る。AC書込みを行ったら光ディスクの管理情報に含まれる書換え回数の管理データを"1"加算して更新する。そして、このような初期化処理が完了したらステップS6に移行する。
ステップS6では、光ディスクのローディング処理を完了し、次のコマンドを受付け可能であることを示す通知を、図示略のバックエンドコントローラに行って、このローディング処理を終了する。
このようなローディング処理により、ブランクの光ディスクを装置に挿入したときに、その挿入直後から自動的に初期化処理を実行させることが出来る。ディスクを挿入した直後には、例えば、ユーザは光ディスクに書き込むデータの選択や編集を行うなど、ユーザは光ディスク装置を直ぐに使用する状態ではないため、この期間を利用して光ディスクの初期化処理を遂行することができ、その後のデータ書込みの処理に掛かるトータルの時間を短くなって、ユーザに時間的なストレスを与えずに済む。
図4には、コントローラにより実行されるデータ書込処理のフローチャートを示す。
このデータ書込み処理は、コントローラ25に図示略のバックエンドコントローラからデータ書込みのコマンドと書込みデータとが送られてきたときに、コントローラ25により開始される処理である。
この書込み処理が開始されたら、先ず、コントローラ25は光ピックアップ12を光ディスクDの内周側へ移動させ、光ディスクDの管理情報を読み出す(ステップS11)。そして、管理情報に基づいて書込み先のセクタを決定する(ステップS12)。さらに、管理情報からセクタのDOW回数を確認して(ステップS13)、DOW回数が1回以下又は不明の場合、或いは、それ以外の場合とを判別する(ステップS14)。
この判別処理の結果、書込み先のセクタのDOW回数が1回以下か不明の場合には、該当セクタを初期化処理してから(ステップS15)、このセクタにデータ書込みを行う(ステップS16)。一方、DOW回数が2回以上であれば初期化処理をせずに、このセクタにデータ書込みを行う(ステップS16)。
初期化処理は、上述したAC書込みを2回又は1回行うものである。AC書込みをしたら光ディスクの管理情報に含まれる書込み回数の管理データを"1"加算して更新する。
次いで、全ての書込みデータについて処理を終了したか確認し(ステップS17)、終了していなければステップS13に戻ってステップS13〜S16の処理を繰り返し行う。そして、全ての書込みデータについて処理が終了したら、データの書込みを終了したことを図示略のバックエンドコントローラに通知して(ステップS18)、この書込み処理を終了する。
このような書込み処理により、セクタ単位でDOW1回の問題を回避することが出来る。
以上のように、この実施の形態の光ディスク装置10およびその光ディスクDへの記録方法によれば、光ディスクのローディング時やデータ書込み時に行われるAC書込みにって、DOW回数に起因したビットエラーレートの上昇を抑えて、安定したデータ書込みを行うことが出来る。
また、書換型の光ディスクに対して安定した記録再生を行うことができることから、書換型の光ディスクに対して、読出専用の光ディスクや1回の書込みが可能な光ディスク等、他種別の光ディスクとの互換性を容易に確保できるという効果も得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、データ書込み時の初期化処理をセクタ毎に行う方法を示したが、セクタ毎でなく所定のデータ長ごとに行うようにしても良い。その場合、所定のデータ長ごとに書込み先の全セクタを確認して、その書込み回数から必要あればこれらのセクタについて初期化処理を行うようにすれば良い。また、書き込みを行う全データ分について書込み先のセクタの確認をまとめて行い、書込み回数から必要あればこれらのセクタの初期化を行って、その後にデータの書込み処理に移行するようにしても良い。
その他、実施の形態で示した具体的な細部等は発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本発明の実施の形態の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 DOW回数とビットエラーレートとの関係を表わしたグラフである。 コントローラにより実行されるローディング処理の処理手順を示すフローチャートである。 コントローラにより実行されるデータ書込処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 光ディスク装置
11 スピンドルモータ
12 光ピックアップ
13 スライドモータ
21 レーザ駆動回路
22 記録パルス生成回路
23 再生処理回路
24 サーボ制御回路
25 コントローラ(制御手段)

Claims (8)

  1. 相変化型の光ディスクに対してデータ書込みが可能な光ディスク装置であって、
    前記光ディスクのデータ書込みが行われる領域に、最小記録マークと最小スペースとが交互に繰り返されるAC書込みを1回又は2回行って該領域を初期化する初期化処理を実行可能な制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記光ディスクがローディングされたときに当該光ディスクの管理領域のデータを読み込んで当該光ディスクへのデータ書込みの状況を確認し、
    当該光ディスクへデータ書込みが1回もなされていないことが確認された場合に当該光ディスクのデータ領域に前記初期化処理を実行することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 相変化型の光ディスクに対してデータ書込みが可能な光ディスク装置であって、
    前記光ディスクのデータ書込みが行われる領域に、記録マークとスペースとが交互に繰り返されるAC書込みを行って該領域を初期化する初期化処理を実行可能な制御手段を備えていることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記AC書込みは、nT〜(n+2)Tの記録マークと、nT〜(n+2)Tのスペースとが交互に繰り返し形成されるもの
    ここで、Tは記録マークを表わす変調信号のクロック周期nTは前記光ディスクへのデータ書込時に形成されうる最小記録マークの長さ
    であることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記AC書込みは、前記光ディスクへのデータ書込時に形成されうる最小記録マークと最小スペースとが交互に繰り返されるものであることを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記初期化処理は、前記光ディスクの同一の領域に前記AC書込みを2回行う処理であることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御手段は、
    データ書込みの前に前記光ディスクの管理領域のデータを読み込んで書込みを行うセクタの書込回数を確認し、
    前記書込回数が所定回以下である場合に前記セクタの初期化処理を実行し、
    前記書込回数が所定回より多い場合に前記セクタの初期化処理は実行しないことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の光ディスク装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記光ディスクがローディングされたときに当該光ディスクの管理領域のデータを読み込んで当該光ディスクへのデータ書込みの状況を確認し、
    当該光ディスクへデータ書込みが1回もなされていないことが確認された場合に当該光ディスクのデータ領域に前記初期化処理を実行することを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の光ディスク装置。
  8. 光ディスク装置によって相変化型の光ディスクにデータ書込みを行う相変化型光ディスクの記録方法であって、
    データ書込みを行う領域に記録マークとスペースとが交互にが繰り返されるAC書込みを行った後にデータの書込みを行う、
    ことを特徴とする相変化型光ディスクの記録方法。
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