JP2005011448A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同期信号及びユーザデータからなるセクタの開始を示す32ビットのシンクコードSY0は、2つのSync State(Primary Sync StateとSecondary Sync State)とを有し、各Sync Stateは、State1 or State2と、その記録データの極性を反転させたState3 or State4とを有している。記録装置は、この4通りのシンクパターンを示すテーブルを記憶しておき、セクタを記録する際には、シンクパターン(Sync State)をテーブルからランダムに選択し、更に選択したパターンの極性をランダムに反転する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え可能なDVD(Digital Versatile Disc)等の光学的情報記録媒体にレーザを照射してデータを記録する記録装置及び記録方法に関し、特に、ダイレクト・オーバライトによる媒体劣化の防止を図った記録装置及び記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−RW(Compact Disc−Rewritable)、DVD−RW、DVD+RW、DVD−RAM(DVD−Random Access Memory)等に代表される書き換え型の光記録媒体の光記録再生装置において、光記録媒体の同一箇所に対して繰り返し新しい信号の重ね書き(ダイレクト・オーバライト)を行うと記録特性が劣化する。このような問題に対し、従来、記録データの開始位置を盤面上でランダムにずらす手法(Start Point Shift:SPS)等を用いることで、ダイレクト・オーバライト特性を改善することができることが知られている。SPSは、記録開始位置をずらすことでディスクの寿命を改善するものであり、ずらし量(SPSの長さ)が最長の記録マーク長又は記録スペース長の長さ(CDの場合は11T、DVDの場合は14T)よりも、十分に大きく取れる場合には改善性が高まる。
【0003】
また、ダイレクト・オーバライト特性を改善する技術としては、例えば、下記特許文献1に記載の技術のように、通常プリピットから形成されるヘッダ領域と、同期を取るための同期信号及びユーザデータ領域からなるデータ記録領域との間にガードデータを記録するガードデータ記録領域を設けることにより、記録の繰り返しにより発生する媒体劣化が同期の信号領域を短くすることを防ぐ技術や、下記特許文献2に記載の技術のように、メディアの劣化の軽減を図り、所定の長さの記録データブロックの記録時、記録データブロックの先端部又は後端部に予め設定した長さのデータを追加したり削ったりする技術等がある。
【0004】
ところで、DVDにおいては、記録(再生)時のリンキングルール(Linking Rule)はフォーマットブックで下記の様に定義されている(DVD−RWにおけるリンキングルール及びDVD+RWにおけるリンキングルールは、夫々DVD Specification Re−recordable disc part1,Physical specification v1.1,”4.2 Sector Structure”、及びDVD+RW 4.7GB Basic Format Specification v1.1,”13.7 Layout of Recording Unit(RUN)”参照)。
【0005】
(A)DVD−RWの場合、記録データのシンク(Sync)パターン14Tの範囲内に盤面上のアドレス情報のシンクパターンLPPSyncがなくてはならない
(B)DVD+RWの場合、リンキングポイントにおいて記録データのシンクパターンが±5Tの範囲になくてはならない
【0006】
次に、このような書き換え又は追記可能な記録系DVDディスクにおけるリンキングルールについて詳細に説明する。先ず、上記(A)に示すDVD−R/RW規格におけるリンキングルールについて説明する。なお、DVD−R/RWにおいては、現在、リンキングロス(追記や書き換えに伴うユーザデータのロス)領域に関しては、32Kバイト、2Kバイト、0バイト(ロスレスリンキング)の3種類が規定されており、以下の手法を用いることにより、リンキングロスを最小にすることが可能である。
【0007】
図5は、DVD−R/RWフォーマットにおける記録データの同期信号とランドプリピット(Land Pre−Pit:LPP)アドレスの同期信号との関係を示す概念図である。図5に示すように、グルーブウォブル信号はサイン波状の信号(チャンネルビットクロック26.16MHzの1/186T)S1として得られる。他方、ランドプリピット(LPP)信号LPPSyncは、各シンクフレームFnの間の8ウォブルのうち最初のウォブルの3頂点S21〜S23に位置し3ビットで1セットを構成する。このうち先頭のデータS21は記録信号との同期を取るための同期パターンとなる。
【0008】
DVD−R/RW規格では、このプリピットLPPSyncの位置によって記録クロックの位相補正を行いつつユーザデータを記録するため、記録データの同期パターンの範囲14T以内にLPPアドレスの同期を行うことで高精度な追記や書き換えが可能となっている。即ち、DVD−R/RWにおいては、記録データのシンク(Sync)パターン14Tの範囲内に盤面上のアドレス情報のシンクパターンLPPSyncがなくてはならない。
【0009】
次に、上記(B)に示すDVD+R/RW規格におけるリンキングルールについて説明する。なお、現在、リンキングロス(追記や書き換えに伴うユーザデータのロス)領域に関しては0バイト(ロスレスリンキング)の1種類のみが規定されており、以下の手法を用いることにより「ロスレス・リンク」が可能となっている。
【0010】
図6は、DVD+R/RWフォーマットにおける記録データの同期信号とADIP(Address in Pre−groove)アドレスの同期信号との関係を示す概念図である。図6に示すように、グルーブウォブル信号はサイン波状の信号S3(チャンネルビットクロック26.16MHzの1/32T)に位相変調が施されたアドレスフォーマットとなっている。ここで、P2は実際のスタート位置を示し、P3は理論的なスタート位置を示す。
【0011】
DVD+R/RW規格では、位相変調された位置(例えばウォブル信号のゼロクロス点P1)によって記録クロックであるウォブル信号S3の位相補正を行いつつユーザデータD1を記録し、記録データの同期パターンの範囲±5T以内にADIPアドレスの同期を行うことで、高精度な追記や書き換えが可能となっている。即ち、DVD+R/RWにおいては、グルーブウォブル信号における理論的なスタート位置P3に対し、記録データのシンクパターンの記録が開始される実際のスタート位置P2が±5Tの範囲になくてはならない。
【0012】
【特許文献1】
特許3031381号公報
【特許文献2】
特開2000−357328号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、DVD−RW又はDVD+RW等は、上述したリンキングルールの制約と、シフト可能な記録データ長が最大マーク長、又は最大スペース長よりも十分長く取れないという制約上、上述の特許文献1に記載の技術のようにガードデータ記録領域を設けることはできない。また、特許文献2に記載の技術のように、記録の度に記録データの前又は後ろにデータを追加したり、又はデータを削ったりするのは処理が極めて複雑である。
【0014】
更に、このようなリンキングルールの制約上、記録データのシフト可能な開始位置の範囲が限られてしまい、SPSを導入しても実質的なオーバーライト特性の改善効果はあまり見られない。仮にSPSを導入した場合には、リンキングが正しく行われなくなってしまい、以下の問題が生じる。即ち、DVD−R/RW規格、DVD+R/RW規格では上記リンキングルールに基づき記録を行なうが、リンキングが正しく行われない場合、光記録再生装置の以下の基本動作ができなくなる。
【0015】
(1)同期が正しく取れなくなりディスク回転制御が不定になる
(2)追加記録、または再生が正しくできなくなる
(3)盤面上の絶対アドレス情報と記録データに含まれるアドレス情報とにずれが生じてしまう
【0016】
一方で、フォーマットブック上のオーバーライト回数は1000回以上と定義されている。これは、「ランダムパターン」で記録された同一箇所を「ランダムパターン」でオーバーライトする場合であり、盤面上の同じ位置に記録されたデータを同一データで記録する「固定パターン」のオーバーライトの場合には記録膜の劣化が早く、実質200回程度しか記録ができないのが実情である。
【0017】
このように、SPSを導入しない場合、繰り替えしのオーバーライトにより媒体が劣化してしまう。即ち、このようなリンキングルールを有する光記録媒体においては、シンクパターン(同期信号)のように固定パターンを記録する際、SPSの手法を導入することができず、また導入してもそれほど媒体劣化を防止することができず、シンクパターンを記録する部分の媒体劣化が早いという問題点がある。
【0018】
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、リンキングルールの制約等によりSPSの手法を導入できないような書き換え可能な光学情報記録媒体に対し、シンクパターンをダイレクト・オーバライトしても、記録媒体の劣化を防止することができる記録装置及び記録方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明に係る記録装置は、書き換え可能な記録層を有する光学的情報記録媒体に対して光ビームを照射し、該記録層の状態を変化させて2値化データを記録する記録装置において、上記記録層に光ビームを照射してデータを記録する記録手段と、上記記録手段を制御する制御手段とを有し、上記制御手段は、ユーザデータの同期信号を記録する際には、該同期信号を示す複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択し記録させることを特徴とする。
【0020】
本発明においては、同期信号を示すシンクパターンを複数用意し、同期信号を記録する際には、複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択して記録することにより、同期信号のように、記録の度に同様の位置に繰り返しオーバーライトしても、毎回異なるパターンを記録することができ、記録膜の劣化を低減する。
【0021】
また、上記制御手段は、同期信号を記録する際には、上記複数のパターンからランダムに選択した1のパターンの理論をランダムに反転させて記録させることが好ましく、選択したパターンの理論を反転することで、記録される領域と記録されない領域とを全く逆にすることができ、更に記録膜の劣化を低減する。
【0022】
更に、上記制御手段は、同期信号を記録する際には、上記選択した1のパターンの記録開始位置をランダムにずらして記録させてもよく、記録開始位置をずらすことで更に記録膜の劣化を低減する。
【0023】
更にまた、上記制御手段は、上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの論理をランダムに反転させて記録させることができ、これにより、ユーザデータが固定パターンである場合などにおけるユーザデータ領域の記録膜の劣化を防止する。
【0024】
また、上記制御手段は、上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの記録開始位置をランダムにずらして記録させてもよく、ユーザデータ領域においても記録開始位置をずらすことで、更に記録膜の劣化を防止する。
【0025】
更に、上記制御手段は、上記光学的情報記録媒体の盤面上のランドプリピットに対し、上記ユーザデータの同期信号を示す上記シンクパターンを14Tの範囲内に記録させる例えばDVD−RW等や、ウォブル信号の理論上のスタート位置に対し、ユーザデータの同期信号を示すシンクパターンを±5Tの範囲内に記録させる例えばDVD+RW等のようにリンキングルールの制約上、記録開始位置がそれほどずらせないような場合のオーバーライト特性を改善することができる。
【0026】
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る記録方法は、書き換え可能な記録層を有する光学的情報記録媒体に対して光ビームを照射し、該記録層の状態を変化させて2値化データを記録する記録方法において、ユーザデータの同期信号を記録する際には、該同期信号を示す複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択し記録させることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、DVD−RWやDVD+RW等の書き換え可能な光ディスクに対してデータを記録するデータ記録装置であって、固定パターンをダイレクト・オーバライトしても光ディスクの記録膜の特性劣化の防止を低減することができるデータ記録装置に適用したものである。
【0028】
〔装置概要〕
図1は、本発明の実施の形態における2層記録に対応した記録再生装置(CD/DVD±R/RWドライブ)を示すブロック図である。なお、ここでは、記録再生装置について説明するが、記録装置であってもよいことは勿論である。
【0029】
図1に示す本実施の形態における光ディスク記録再生装置101は、ホストコンピュータから与えられるデータを光学的情報記録媒体としての光ディスク102に記録したり、これを光ディスク102から再生したりすることができるようになされている。この光ディスク102は、書き換え可能な相変化型の記録媒体であって、例えば複数の記録層を有し、各記録層の内周側及び外周側に記録パワーの調整用の試し書き(Optimum Power Calibration :OPC)をするデータが書き込まれる試し書き領域(Power Calibration Area:PCA)を有したものであってもよい。
【0030】
本実施の形態における光ディスク記録再生装置101は、ホストコンピュータ103、システム制御部104、バッファメモリ105、記録信号処理部106、光ピックアップ107、RF信号処理部108、レーザ出力設定部109、サーボ制御部110、スピンドルモータ111、回転制御部112、デコード部114とを有する。
【0031】
即ち、かかる光ディスク記録再生装置101においては、記録モード時、ホストコンピュータ103から順次与えられるデータをシステム制御部104内のインターフェース部(ATAPI(AT Attachment Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)等)を介して内部に取り込み、これをシステム制御部104内のエンコーダ部を介してバッファメモリ105に順次格納するようになされている。
【0032】
システム制御部104内のエンコーダ部は、図示しないレイヤードECC(Error Correcting Code)付加処理部、CIRC(Cross interleave Read−Solomon Code)エンコード処理部、及びESM(8−16変調、Eight to Sixteen Modulation)変調処理部から構成され、バッファメモリに格納したデータをセクタ単位で順次読み出し、当該データにレイヤードECC付加部において誤り訂正符号を付加すると共に、CIRCエンコード処理部においてCIRCエンコード処理及び同期データの挿入処理を施し、更にESM変調処理部においてESM変調処理を施した後、かくして得られた書き込みデータを記録信号処理部106を介して光ピックアップ107に送出する。
【0033】
光ピックアップ107は、図示しないレーザダイオード、コリメータレンズ、対物レンズ及び受光素子などの光学系デバイスと、レーザダイオードドライバー等の電気系デバイスとを有し、供給される書き込みデータに応じて変調した光ビームを光ディスク102の記録面に照射する。
【0034】
また、このときの光ピックアップ107は、光ディスク102からの反射光に基づいて、RF信号処理部108にてトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号等のサーボエラー信号とプッシュプル信号とを生成する。RF信号処理部108は、サーボエラー信号をサーボ制御部110に送出すると共に、プッシュプル信号の帯域制限及びゲイン調整等の処理を行った後、これをLPP(Land Pre−Pit)/ADIP(Address in Pre−groove)アドレス・デコーダ部114に送出する。
【0035】
レーザ出力設定部109は、RF信号処理部110から記録データが入力され、この記録データに応じて光ピックアップ107のレーザダイオードのレーザパワーを設定する。
【0036】
サーボ制御部110は、供給されるサーボエラー信号に基づいてスピンドルドライバ(回転制御部)112を介してスピンドルモータ111を制御することにより、光ディスク102を所定速度で回転駆動する。スピンドルモータ112は、例えば、ターンテーブルやチャッキング機構によって保持されている光ディスク102を回転駆動する。回転制御部113は、システム制御部104からの制御に応じて、スピンドルモータ112の駆動制御を行う。
【0037】
また、サーボ制御部110は、サーボエラー信号に基づいてスレッドドライバを介してスレッドモータを制御することにより、光ディスク102上の光ビームのビームスポット(以下、単にビームスポットという。)を光ディスク102の記録面に形成されたデータトラック(プリグルーブ又はランド)に沿って当該光ディスク102の径方向に移動させる。更にサーボ制御部110は、サーボエラー信号に基づいて2軸アクチュエータードライバを介して光ピックアップ107内の図示しない2軸アクチュエーターを制御することにより、トラッキング制御及びフォーカス制御を行なう。
【0038】
一方、LPP/ADIPアドレスデコード部114は供給されるプッシュプル信号をデコード処理することにより、光ディスクにおけるそのときどきのビームスポットの絶対番地を検出し、DVD−R及びDVD−RWの場合にはLPP信号を、DVD+R及びDVD+RWの場合にはADIP信号のアドレス情報をシステム制御部104のCPU(Central Processing Unit)に送出する。
【0039】
また、LPP/ADIPアドレスデコード部114は、上述のようなデコード処理により得られる光ディスク102上での絶対番地が変化する毎、即ち光ディスク102におけるビームスポットが走査するセクタが変わる毎に、これを知らせるシンク割り込み信号をシステム制御部104内のCPUへ送出する。
【0040】
かくしてシステム制御部104内のCPUは、LPP/ADIPデコーダ部114から与えられる絶対時間情報信号及びシンク割込信号に基づいて、光ディスク102におけるその時の記録位置を順次認識し、当該認識結果に基づいて記録データを正しく光ディスク102に記録し得るように、必要な制御処理を実行する。
【0041】
これに対して再生モード時、システム制御部104内CPUは、サーボ制御部110を制御することにより、上述の記録モード時と同様にして、光ディスク102を所定速度で回転駆動させると共に、ビームスポットを光ディスク102のデータトラックに沿って移動させ、且つトラッキング制御及びフォーカス制御を行なわせる。
【0042】
またシステム制御部104のCPUは、上述した光ピックアップ107内のレーザダイオードを駆動させることにより光ビームを光ディスク102に向けて照射させる。この結果この光ビームが光ディスク102の記録面において反射し、その反射光に基づき得られるRF信号でなる光ディスク102から読み出された読み出しデータが光ピックアップ107からRF信号処理部108を介してシステム制御部104内のデコーダ部に与えられる。
【0043】
デコーダ部は、図示しないPLL(Phase Locked Loop)回路、同期データ検出部、ESM復調部、CIRCデコード部及びレイヤードECC復調部から構成されており、PLL回路において供給される読み出しデータと共に同期検出部に送出される。
【0044】
同期データ検出部は、供給されるクロックCLKに基づいて、上述した同期データのデータパターンよりも前後に所定ビットずつ大きいパルス幅の同期データ検出用のウインドウパルスを生成する。そして同期データ検出部は、この同期データ検出用ウインドウパルスを順次検出すると共に、検出結果に基づいて、読み出しデータを所定単位で順次ESM復調部へ送出する。
【0045】
そしてこの読み出しデータは、この後ESM復調部においてESM復調処理され、CIRCでコード部においてCIRC複号化処理され、さらにレイヤードECC復調部において誤り訂正処理が施されることにより記録前のフォーマットのデータに変換され、この後インターフェース回路を介してホストコンピュータ103に送出される。
【0046】
このようにしてこの光ディスク装置101では、ホストコンピュータ103から与えられるデータを光ディスク102に記録したり、当該光ディスク102に記録されているデータを再生してホストコンピュータ103に送出したりすることができるようになされている。
【0047】
〔データ記録方法〕
次に、記録再生装置101のデータ記録方法について説明する。なお、ここでは、リンキングルールに制約があるDVD−RW又はDVD+RW(以下、DVD±RWという。)への記録方法について説明するが、光学的情報媒体は、DVD−RW及びDVD+RWに限らず、例えばリンキングルール以外の理由であっても、SPSの手法が導入できないようなものであれば本発明の効果を奏するものである。
【0048】
上述した如く、DVD−RWにおいては、記録データのシンク(Sync)パターン14Tの範囲内に盤面上のアドレス情報のシンクパターンLPPSyncがなくてはならず、DVD+RWにおいては、リンキングポイントにおいて記録データのシンクパターンが±5Tの範囲になくてはならないというリンキングルールの制約上、即ち、記録再生装置における記録時の書き繋ぎ又は再生時の読み出しを円滑に行うためには、オーバーライト特性を十分に向上できるほど充分大きなSPSの領域を設けることができない。SPSによりオーバーライト特性を向上させるためには、例えば256クロック以上のSPSの領域を設けてデータの書き込み位置をずらす必要がある。
【0049】
一方、上述したように、DVDフォーマットブックにおけるオーバーライト回数はDVD±RW、共に1000回以上を保証しなければならないと定義されている。図2(a)乃至(c)は、夫々ランダムパターン及び固定パターンによるオーバーライトの概念図を示す。図2(a)に示すように、1ESM(Eight to Sixteen Modulation)シンクフレーム(1488T)が、ESMシンクパターン(18T)ESMSyncと、ユーザデータ(1470T)UDとからなる場合、通常は、図2(b)に示すように、ユーザデータUDがランダムデータパターンのときに、記録前の信号の如何にかかわらず新しい信号を重ねがき(オーバーライト)する場合が想定されている。このような場合、オーバーライトが繰り返されるのは、ランダムなパターンからなるユーザデータであるため、オーバーライトを重ねても記録膜の劣化が遅い。即ち、同じ領域に同一の信号が何度も繰り返しオーバーライトされる確立が小さい。これに対して、図2(c)に示すように、ユーザデータUDが例えばファイルシステムやアプリケーション等の固定データ、即ち固定パターンである場合は、盤面上の同じ位置に同一データをオーバーライト記録することになり、このような固定パターンによって何度もオーバーライトすると、図2(b)に示すようなランダムパターンを繰り返しオーバーライトするよりも、記録膜の劣化が早く、従って実質200回程度しかオーバーライトができない。
【0050】
そこで、本願発明者等が鋭意研究した結果、SPSの手法を使用できないような場合であって、繰り返し決められたパターンであるユーザデータの同期信号を示すシンクパターン等を記録するような場合には、予め、この同期信号を示す複数のシンクパターンを用意し、これら複数のパターンから1のパターンをランダムに選択して記録すれば、SPSの手法を用いらなくても固定パターンのオーバーライト特性を改善することができることを見出した。
【0051】
以下、本発明の実施の形態におけるオーバーライト特性を劣化させないシンクパターンの記録法方について詳細に説明する。DVD±RW記録時の記録データは、上述の記録再生装置101においてESM変調規則に従い変調がなされた後、記録信号処理部106を介して光ピックアップ107に送出される。この時、DVDではデータはECC単位でデータが完結するブロック完結のため、記録用のデータパターンは通常、シンクコードSY0から始まる。(ESM変調規則についての詳細は、DVD Specification Re−recordable disc part.1,Physical specification v1.1,”3.2 Data Format”参照)。
【0052】
図3は、追記時における記録開始シンクコードSY0を示す模式図である。記録用のデータパターンを示す1つの物理セクタ(38688チャンネルビット)は、13×2=26シンクフレームからなり、1つのシンクフレームには、シンクパターンを示すシンクコード(32ビット)及び182バイトのユーザデータ記録用の記録フレーム(1456ビット)が含まれる。シンクコードは、SY0〜SY7の7種類で、各シンクコードSY0〜SY7は、4種類のシンクコード(State1〜State4)を有している。
【0053】
セクタの開始を示す32ビットのシンクコードSY0は、図3(a)及び(b)に示すように2つのSync State、即ち図3(a)に示す第1の状態(Primary Sync State)と図3(b)に示す第2の状態(Secondary Sync State)とを有し、各Sync Stateは、State1 or State2と、その記録データの極性(理論)を反転させたState3 or State4とを有している。このようにシンクパターンには、合計4通りのパターンがあることに着目し、本発明では、例えば図1に示しステム制御部104内にこの4通りのシンクパターンを示すテーブルを記憶しておき、このテーブルから記録を開始する場合の記録データパターンを以下の方法にて選択する。即ち、
(1)Sync State(第1の状態又は第2の状態)を各テーブルからランダムに選択する
(2)記録データの極性(正又は負)をランダムに反転する
(3)上記(1)+(2)の組み合わせからランダムに選択する
【0054】
このように、シンクパターンを複数のパターンからランダムに選択して記録することにより、リンキングルールを逸脱することなくオーバーライト特性を飛躍的に改善することができる。
【0055】
即ち、従来は記録の度に同一のパターンを記録することになっていたシンクパターンに対し、記録の度にシンクコードのパターンをランダムに選択することで異なるパターンを記録することになり、同一パターンをオーバーライトすることに対する記録膜の劣化を低減することができる。
【0056】
また、シンクコードのパターンをランダムに選択し、更に、その選択したパターンの極性をランダムに反転することにより、同一パターンであれば、常に記録されている領域と記録されていない領域とを全く逆転させることができるため、記録膜の劣化を低減することができる。
【0057】
更に、シンクパターンに続くユーザデータにおいても、その極性をランダムに反転させてもよい。ユーザデータは、ファイルシステムやアプリケーション等で固定パターンである場合、上述したように、例えば、シンクパターンの極性に合わせてユーザデータの極性も反転させることができる。これにより、ユーザデータ領域においても記録特性を改善することができる。
【0058】
更にまた、リンキングルールを逸脱しない範囲であれば、SPSの手法により、シンクパターンの記録開始位置及び/又はユーザデータの記録開始位置をずらして記録を行ってもよいことは勿論である。
【0059】
なお、ここでは、固定パターンとして同期信号を示すシンクパターンを例にとって説明したが、同期信号以外の固定信号を記録する際にも、固定信号を示す複数のパターンをテーブル等に記憶しておき、これをランダムに選択したり、そのパターンの極性をランダムに反転させることで記録特性を改善することができる。
【0060】
次に、図3に示すような複数のパターンからランダムに選択することでオーバーライト特性を改善した本発明の効果について説明する。図4は、本発明の効果を示す図であって、本発明を適用する前及び後におけるシンクパターンのオーバーライト特性の改善結果示すグラフ図である。図4において、縦軸は、8ECCブロックにおけるPI(inner−code parity)訂正のエラーレートを示し、横軸はオーバーライト回数(DOW Cycle)を示す。ここで、PIエラーレート=ER_th<280で、オーバーライト回数=C_th>1000であることが規格上定められている。
【0061】
図4において、×で示すデータは、固定パターンを使用してオーバーライトを繰り返した結果を示す。このように、固定パターンの記録を繰り返す場合、オーバーライト回数が20回程度でエラーレートER_thを超えてしまっている。
【0062】
一方、■で示すデータは、図3に示すSync Stateの極性をランダムに反転させてオーバーライトを繰り返した結果を示す。このデータにおいては、スペックを超えないエラーレートER_thとする場合、400〜500回程度のオーバーライトが可能となる。
【0063】
また、〇で示すデータは、本発明を適用した結果を示すデータであって、図3に示すSync Stateの種類をランダムに選択してオーバーライトを繰り返した結果を示す。このデータにおいては、ほぼ1000回程度のオーバーライトを繰り返してもスペックを超えないエラーレートER_thとすることができる。
【0064】
更に、▲で示すデータは、図3に示すSync Stateの種類をランダムに選択し、更にSync Stateの極性も合わせてランダムに選択した結果を示す。このデータにおいては、スペックを超えないエラーレートER_th未満で1000回以上のオーバーライトが可能となっており、DVDフォーマットの規格に従うものとなっている。
【0065】
なお、●で示すデータは、ランダムパターンをオーバーライトした結果を示すものである。このように、記録データがランダムパターンである場合には、2000回程度のオーバーライトが可能となっている。
【0066】
ここで、▲で示したデータ、即ち、パターンをランダムに選択し且つ極性もランダムに反転させるような場合に、上述したように、更にSPS等を合わせて行えば、エラーレートER_th未満で更にオーバーライト回数を増やすことができ、ランダムデータを記録した●で示す結果に近づく。
【0067】
以上のような本実施の形態においては、光記録媒体に対してオーバーライト記録を行なう場合、記録データの同期信号用のデータパターン(シンクパターン)を複数用意し、記録の毎に、複数のパターンからランダムに選択することにより、記録特性を改善することができる。また、シンクパターンの論理を記録の毎にランダムに反転させることにより更に記録特性を改善することができる。更に、シンクパターンを示す2値化信号の記録開始位置を、リンキングルールを逸脱しない範囲内でランダムにずらすことにより、更に記録特性を改善することができる。更にまた、例えばシンクパターンの理論を反転さでた場合等に合わせて、シンクパターンに続く記録データ(ユーザデータ)の極性を反転させてもよく、例えばユーザデータであっても固定パターンとなるような場合には、オーバーライト特性を改善することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る記録装置及び方法は、書き換え可能な記録層を有する光学的情報記録媒体に対して光ビームを照射し、該記録層の状態を変化させて2値化データを記録する際、ユーザデータの同期信号を記録する際には、該同期信号を示す複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択し記録させるので、同期信号のように、記録の度に同様の位置に繰り返しオーバーライトされるような信号であっても、毎回異なるパターンで記録することができ、記録膜の劣化を低減してオーバーライト特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における2層記録に対応した記録再生装置(CD/DVD±R/RWドライブ)を示すブロック図である。
【図2】(a)乃至(c)は、夫々ランダムパターン及び固定パターンによるオーバーライトの概念図を示す。
【図3】追記時における記録開始シンクコードSY0を示す模式図である。
【図4】本発明の効果を示す図であって、本発明を適用する前及び後におけるシンクパターンのオーバーライト特性の改善結果示すグラフ図である。
【図5】DVD−R/RWフォーマットにおける記録データの同期信号とLPP(ランドプリピット)アドレスの同期信号との関係を示す概念図である。
【図6】DVD+R/RWフォーマットにおける記録データの同期信号とADIPアドレスの同期信号との関係を示す概念図である。
【符号の説明】
101 光ディスク記録再生装置、102 光ディスク、103 ホストコンピュータ、104 システム制御部、106 記録信号処理部、107 光ピックアップ、108 RF信号処理部、110 サーボ制御部、114 LPP/ADIPアドレスデコード部
Claims (14)
- 書き換え可能な記録層を有する光学的情報記録媒体に対して光ビームを照射し、該記録層の状態を変化させて2値化データを記録する記録装置において、
上記記録層に光ビームを照射してデータを記録する記録手段と、
上記記録手段を制御する制御手段とを有し、
上記制御手段は、ユーザデータの同期信号を記録する際には、該同期信号を示す複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択し記録させる
ことを特徴とする記録装置。 - 上記制御手段は、同期信号を記録する際には、上記複数のシンクパターンからランダムに選択した1のパターンの理論をランダムに反転させて記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 上記制御手段は、同期信号を記録する際には、上記選択した1のパターンの記録開始位置をランダムにずらして記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 上記制御手段は、上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの論理をランダムに反転させて記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 上記制御手段は、上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの記録開始位置をランダムにずらして記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 上記制御手段は、上記光学的情報記録媒体の盤面上のランドプリピットに対し、上記ユーザデータの同期信号を示す上記シンクパターンを14Tの範囲内に記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 上記制御手段は、ウォブル信号の理論上のスタート位置に対し、ユーザデータの同期信号を示すシンクパターンを±5Tの範囲内に記録させる
ことを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 書き換え可能な記録層を有する光学的情報記録媒体に対して光ビームを照射し、該記録層の状態を変化させて2値化データを記録する記録方法において、
ユーザデータの同期信号を記録する際には、該同期信号を示す複数のシンクパターンから1のパターンをランダムに選択し記録させる
ことを特徴とする記録方法。 - 同期信号を記録する際には、上記複数のシンクパターンからランダムに選択した1のパターンの理論をランダムに反転させて記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。 - 同期信号を記録する際には、上記選択した1のパターンの記録開始位置をランダムにずらして記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。 - 上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの論理をランダムに反転させて記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。 - 上記同期信号に続くユーザデータを記録する際には、記録するユーザデータの記録開始位置をランダムにずらして記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。 - 上記光学的情報記録媒体の盤面上のランドプリピットに対し、上記ユーザデータの同期信号を示す上記シンクパターンを14Tの範囲内に記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。 - ウォブル信号の理論上のスタート位置に対し、ユーザデータの同期信号を示すシンクパターンを±5Tの範囲内に記録させる
ことを特徴とする請求項8記載の記録方法。
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2003
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