JP2008003208A - フォトマスクブランクス - Google Patents

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Abstract

【課題】レジスト塗布工程において発生するフリンジ部の幅と高さをより小さくすることが可能なフォトマスクブランクスを提供する。
【解決手段】透光性基板1の主表面2と面取り部4との間に、面取り部4の俯角Xに対して小さく、俯角Yが10°以上20°以下になるような傾斜部11を形成することにより透光性基板1の周縁部3におけるレジスト13のフリンジ部9の幅Wと高さHを低減することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、フォトマスクブランクスに関するものである。
従来から、半導体デバイス製造等におけるフォトリソグラフィ工程で用いられるフォトマスクを形成するため、フォトマスクブランクスが利用されている。図7(b)に示すように、従来のフォトマスクブランクス15は、透光性のガラス基板1の主表面2に遮光性膜5を形成し、この遮光性膜5上にマスク材となるレジスト13を回転塗布して形成されている(例えば、特許文献1,2参照)。また、ガラス基板1の周縁部3が鋭利であるとレジスト13塗布後の研磨工程などにおいてパーティクルが発生してしまうため、ガラス基板1の主表面2と側面12との間には、面取り部4が形成されている。
特開2004−054285号公報 特開2005−043835号公報
しかしながら、図7(b)に示すように、上記従来のフォトマスクブランクス15は、ガラス基板1の主表面2に形成された遮光性膜5上に、マスク材となるレジスト13を回転塗布させる際、ガラス基板1の主表面2と面取り部4との境界部6に形成される角部7の近傍に、レジスト13が溜って盛り上がる傾向がある。これにより、角部7の近傍のレジスト13が基板中央部8に比較して局部的に大きくなり、いわゆる「フリンジ部」9が形成されてしまう。
このため、後のフォトマスク製造工程でフリンジ部9には、露光を複数回行なう等、露光量を上げなければ所望のパターンが形成出来ない等の課題がある。
そこで、この発明は、半導体デバイス製造におけるフォトマスクの要求品質の向上に伴い、フォトマスクブランクスの基板の出来るだけ端部までフォトマスクとしての機能を維持させるために、レジスト塗布工程において発生するフリンジ部の幅と高さをより小さくすることができるフォトマスクブランクスを提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、透光性基板の主表面に遮光性膜を形成し、前記遮光性膜上にマスク材を塗布して形成されるフォトマスクブランクスにおいて、前記透光性基板の前記主表面と側面との間に、面取り部が形成され、前記主表面と前記面取り部との間に、傾斜部が形成され、前記主表面に対する前記傾斜部の俯角は、前記主表面に対する前記面取り部の俯角より小さくなっていることを特徴とする。
特に、前記主表面に対する前記傾斜部の俯角が、10°以上20°以下の範囲であることが望ましい。
このように構成することで、マスク材塗布時に生じる透光性基板の周縁部でのマスク材の表面張力を、面取り部と主表面の間に傾斜部を形成することにより低減させ、ガラス基板の周縁部におけるフリンジ部を小さくすることができる。これにより、フォトマスク製作時にパターン、バーコード等の管理情報を、フォトマスクブランクスの端部まで正確に転写できる効果がある。
請求項3に記載した発明は、透光性基板の主表面に遮光性膜を形成し、前記遮光性膜上にマスク材を塗布して形成されるフォトマスクブランクスにおいて、前記透光性基板の前記主表面と側面との間に、傾斜部が形成され、前記主表面に対する前記傾斜部の俯角が、10°以上20°以下の範囲であることを特徴とする。
このように構成することで、マスク材塗布時に生じる透光性基板の周縁部でのマスク材の表面張力を、面取り部を形成することなく低減させ、より簡易的な構造でガラス基板の周縁部におけるフリンジ部を小さくすることができる。これにより、フォトマスク製作時にパターン、バーコード等の管理情報を、フォトマスクブランクスのさらに端部まで正確に転写できる効果がある。
本発明によれば、マスク材の塗布時に生じる透光性基板の周縁部での表面張力を弱め、ガラス基板の周縁部におけるマスク材のフリンジ部をより小さく抑えることができるため、パターン、バーコード等の管理情報をフォトマスクブランクスの端部まで正確に転写することができる効果がある。
(第1実施形態)
最初に、この発明の第1実施形態を図1に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態におけるフォトマスクブランクス15の側面図である。
フォトマスクブランクス15の基板は、主表面2が正方形で合成石英ガラス等の材質からなる透光性のガラス基板1(例えば、6インチフォトマスク基板の場合、一辺が152±0.2mm、板厚が6.35±0.1mm)であり、このガラス基板1の主表面2には光の散乱等を考慮して鏡面研磨が施されている。主表面2には金属クロム等からなる遮光性膜5(例えば、厚さ1050±80Å)が成膜されている。遮光性膜5上にはマスク材となる感光性樹脂のレジスト13と、図示しないレジスト下地反射防止膜(Bottom Anti Reflective Coating;BARC)等が、単膜または積層膜として形成されている。これによりレジスト層が形成され、各種フォトリソグラフィ工程によって任意のパターンを転写しうるようになっている。
ガラス基板1の主表面2と周縁部3の間には、主表面2に対する俯角Xが25°以上60°以下、面取り寸法Lが0.3mm以上0.6mm以下となるような面取り部4が形成されている。さらに、ガラス基板1の主表面2と面取り部4の間には、前述した面取り部4の俯角Xより小さく、主表面2に対する俯角Yが10°以上20°以下となるような傾斜部11が形成されている。ここで、傾斜部11から側面12に至るまでの表面にも前述した遮光性膜5が形成されており、その膜厚は基板中央部8から側面12にかけて次第に薄くなっている。また、ガラス基板1の主表面2の境界部6近傍にはレジスト13が溜って盛り上がり、フリンジ部9が形成されている。
(フォトマスクブランクスの製造方法)
次に、図2,3に基づいて、上述したフォトマスクブランクス15の製造方法について説明する。
図2はフォトマスクブランクス15の製造工程を示すフローチャートである。
まず、ガラス基板1を研磨する(砂研磨工程;ステップS101)。具体的には、前述した合成石英ガラス等の所望の材質でできた透光性のガラス基板1の主表面2を、比較的大きな研磨砥粒を用いてパッド研磨する。さらに、研磨されたガラス基板1は、後述するステップS105で用いるものと同様の高生分解性中性洗浄剤で洗浄され、研磨砥粒及び研磨残渣が除去される。
次に、面取り部4を加工する(面取り部加工工程;ステップS102)。具体的には、図3(a)に示すように、ガラス基板1の主表面2の周縁部3を、刃の部分に、金属の粉を樹脂で固めて形成されたレジボンド砥石を設けたNCフライス装置で加工し、主表面2に対する俯角Xが25°以上60°以下、面取り寸法Lが0.3mm以上0.6mm以下となるような面取り部4を加工する。ここで、ガラス基板1の主表面2と面取り部4との境界部6には角部7が形成される。
次に、傾斜部11を加工する(傾斜部加工工程;ステップS103)。具体的には、図3(b)に示すように、ステップS102で用いたものと同様のNCフライス装置を用い、前述した角部7を除去して、主表面2に対する俯角Yが10°以上20°以下となるような傾斜部11を加工する。
次に、ガラス基板1の周縁部3に鏡面加工を施す(周縁部鏡面加工工程;ステップS104)。具体的には、ステップS102及びS103で加工された面取り部4、傾斜部11、ならびに側面12に、研磨砥粒を用いたブラシ研磨を施し、鏡面加工を行なう。加工が終了したガラス基板1には水洗リンス処理が行なわれる。
次に、ガラス基板1の主表面2及び裏面10に第一研磨を施す(第一研磨工程;ステップS105)。具体的には、ステップS101の砂研磨加工工程において残留したキズや歪を取り除くため、比較的小さな研磨砥粒を用いてガラス基板1の主表面2及び裏面10に研磨を施す。研磨終了後、ガラス基板1は高生分解性中性洗浄剤と、PVFM(ポリビニルホルマール)からなるスポンジを使った擦り洗浄により研磨砥粒及び研磨残渣が除去される。
さらに、ガラス基板1の主表面2及び裏面10に第二研磨を施す(第二研磨工程;ステップS106)。具体的には、ステップS105の第一研磨工程で生じたキズや歪を取り除くため、第一研磨工程より小さな研磨砥粒を用いてガラス基板1の主表面2及び裏面10に研磨を施す。研磨終了後、ガラス基板1は高生分解中性洗浄剤とスポンジを使った擦り洗浄により研磨砥粒及び研磨残渣が除去される。
次に、ガラス基板1上に遮光性膜5を形成する(遮光性膜形成工程;ステップS107)。具体的には、図3(c)に示すように、上記工程を完了したガラス基板1の主表面2に金属クロム等からなる遮光性膜5を、スパッタ法や蒸着法等により形成する。
最後に、遮光性膜5上にレジスト13を塗布する(レジスト塗布工程;ステップS108)。具体的には、ステップS107において形成された遮光性膜5上に、マスク材となるレジスト13を回転塗布法(スピンコート法)等の手段で塗布し、レジスト層を形成する。ここで、レジスト13塗布の回転速度、レジスト13の粘度等の諸条件は通常の条件下で塗布するものとする。
以上の工程を経て、フリンジ部9の小さいが小さくすることができ、所望のフォトマスクブランクスが形成される。
(フリンジ寸法の評価)
本願の発明者は、従来のフォトマスクブランクスと、上記工程により製造された本実施形態におけるフォトマスクブランクスのフリンジ幅、及び高さの比較を行なった。
フォトマスクブランクスのガラス基板の寸法は、本実施形態と同様のガラス基板1(例えば、6インチフォトマスク基板の場合、一辺が152±0.2mm、板厚が6.35±0.1mm)を用いて比較を行なった。また、図1及び図7(b)に、フリンジ幅Wとフリンジ高さHの定義を図示する。さらに、図6にフリンジ幅W及び高さHの各測定位置を示す。比較測定の測定位置として、(2)、(5)、(8)、(11)はガラス基板の各辺の中心位置であり、(1)、(3)、(4)、(6)、(7)、(9)、(10)、(12)はガラス基板の四隅から各辺の中心方向に各々15mmの位置である。以上の計12箇所において測定を行なった。
表1に、各測定位置におけるフリンジ幅の評価結果を示す。
Figure 2008003208
表1に示すように、従来のフォトマスクブランクスにおけるフリンジ幅Wは、各辺の中心部(例えば、(2))より端部(例えば、(1),(3))において大きくなっていたが、本実施形態のフォトマスクブランクスにおけるフリンジ幅Wは、各辺の端部より中心部において大きくなっている。よって、本実施形態は、各辺の端部におけるフリンジ幅Wの低減に効果的である。
そして、本実施形態におけるフォトマスクブランクスのフリンジ幅Wは、従来のフォトマスクブランクスに比べ、平均0.4mm(約30%)細くなっている。したがって、本実施形態によるフリンジ幅の低減効果が確認された。
次に、表2に各測定位置におけるフリンジ高さHの評価結果を示す。
Figure 2008003208
表2において、各辺の一方端部(例えば、(6))から他方端部(例えば、(4))にかけてフリンジ高さHが高くなっているのは、レジストを回転塗布により形成したことが原因と考えられる。
そして、本実施形態におけるフォトマスクブランクスのフリンジ高さHは、従来のフォトマスクブランクスに比べ、平均1.39μm(約74%)低くなっている。したがって、本実施形態によるフリンジ高さの低減効果が確認された。
従来のフォトマスクブランクス15の形状では、レジスト13の回転塗布時にガラス基板1に作用する遠心力から生じる応力が角部7で集中し、レジスト13の分子間の引力が増加するため、表面張力によりフリンジ部9の膜厚が局部的に厚くなってしまっていたと考えられる。これに対して、本実施形態では、ガラス基板1の主表面2と面取り部4とが接する角部7を除去して、俯角Yが面取り部4の俯角Xに対して小さくなるような傾斜部11を形成したことにより、レジスト13の回転塗布時に作用する遠心力から生じる応力集中を分散させることができ、周縁部3におけるフリンジ部9を小さくする効果がある。
また、従来フォトマスク製造工程でフリンジ部9には、露光を複数回行なう等、露光量を上げなければ所望のパターンが形成出来ない等の課題が生じたが、フリンジ部9を小さくすることで、フリンジ部9への露光量を上げなくても所望のパターンを形成でき、パターン、バーコード等の管理情報をフォトマスクブランクス15の端部まで正確に転写できる効果がある。
さらに、ガラス基板1の主表面2と面取り部4側面12とが接する角部7を除去し、俯角Yが面取り部4の俯角Xに対して小さくなるような傾斜部11を形成したことにより、ガラス基板1を図示しない収納容器に収納する際に角部7が擦れて生じるパーティクルの発生を低減でき、これに伴いフォトマスクの欠陥、歩留まり低下を防止できる効果がある。また、スポンジ、ブラシ等を用いた洗浄時にガラス基板1の角部7が鋭利なために発生していたパーティクルの発生を低減して洗浄効果を向上できるとともに、スポンジ、ブラシ等の寿命を向上させる効果がある。
(第2実施形態)
次に、図4,5に基づいて、この発明の第2実施形態を説明する。なお、上述の第1実施形態の構成と同一部材,同一工程には同一符号を付し説明は省略する。
図1に示す第1実施形態では、ガラス基板1の主表面2と面取り部4との間に傾斜部11を形成していたが、図5(b)に示された第2実施形態においては、ガラス基板1の主表面2と側面12との間に直接、傾斜部11を形成したものである。
図5(b)は、本発明の第2実施形態におけるフォトマスクブランクス15の側面図である。
図5(b)に示すように、本実施形態のフォトマスクブランクス15は、ガラス基板1の主表面2と側面12との間に、主表面2に対する俯角Yが10°以上20°以下、面取り寸法Lが0.3mm以上0.6mm以下となるような傾斜部11が形成されている。ここで、ガラス基板1の主表面2、傾斜部11およびと側面12の表面には前述した遮光性膜5が形成されており、その膜厚は基板中央部8から側面12にかけて次第に薄くなっている。また、ガラス基板1の主表面2の境界部6近傍にはレジスト13が溜って盛り上がり、フリンジ部9が形成されている。
(第2実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造方法)
次に、上述した第2実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造方法について説明する。
図4は、第2実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造工程を示すフローチャートである。
まず、ガラス基板1を研磨する(砂研磨工程;ステップS101)。具体的には、本発明の第1実施形態と同様の砂研磨を行なう。次に、砂研磨工程を終了したガラス基板1に、第1実施形態で行なわれた面取り部加工を行なわず、ステップS103における傾斜部加工工程において図5(a)に示すような傾斜部11を形成する。ここで、加工は第1実施形態と同様のNCフライス装置を用いて行ない、傾斜部11の主表面2に対する俯角Yは10°以上20°以下となるように形成する。以下、上述した第1実施形態と同様の工程を経て図5(b)に示すような、所望のフォトマスクブランクスを得ることができる。
したがって、本実施形態によれば、フォトマスクブランクスにおけるガラス基板1の主表面2と側面12の間に面取り部4を形成せずに直接、傾斜部11を形成することで、マスク材となるレジスト13塗布時に生じるガラス基板1の周縁部3でのレジスト13の表面張力を、面取り部4を形成することなく低減させ、より簡易的な構造でガラス基板1の周縁部3におけるフリンジ部9を小さくすることができる。これにより、パターン、バーコード等の管理情報をフォトマスクブランクス15のさらに端部まで正確に転写できる効果がある。
なお、上記実施形態では寸法が6インチのガラス基板1を用い説明したが、その他様々なサイズのガラス基板にも同様に、ガラス基板の主表面に対する俯角が10°以上20°以下になるような傾斜部を形成してレジスト塗布を行なっても、フリンジ部9を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態におけるフォトマスクブランクスの側面図である。 本発明の第1実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造工程を示す側面図である。 本発明の第2実施形態におけるフォトマスクブランクスの製造工程を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるフォトマスクブランクスの側面図である。 フリンジ寸法の測定位置の説明図である。 本発明の従来技術のフォトマスクブランクスの側面図である。
符号の説明
1…ガラス基板(透光性基板) 2…主表面 3…周縁部 4…面取り部 5…遮光性膜 7…角部 11…傾斜部 12…側面 13…レジスト(マスク材) 15…フォトマスクブランクス X…面取り部の俯角 Y…傾斜部の俯角

Claims (3)

  1. 透光性基板の主表面に遮光性膜を形成し、前記遮光性膜上にマスク材を塗布して形成されるフォトマスクブランクスにおいて、
    前記透光性基板の前記主表面と側面との間に、面取り部が形成され、
    前記主表面と前記面取り部との間に、傾斜部が形成され、
    前記主表面に対する前記傾斜部の俯角は、前記主表面に対する前記面取り部の俯角より小さくなっていることを特徴とするフォトマスクブランクス。
  2. 前記主表面に対する前記傾斜部の俯角が、10°以上20°以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクブランクス。
  3. 透光性基板の主表面に遮光性膜を形成し、前記遮光性膜上にマスク材を塗布して形成されるフォトマスクブランクスにおいて、
    前記透光性基板の前記主表面と側面との間に、傾斜部が形成され、
    前記主表面に対する前記傾斜部の俯角が、10°以上20°以下の範囲であることを特徴とするフォトマスクブランクス。


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