JPH04289862A - レチクルとその支持方法 - Google Patents

レチクルとその支持方法

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JPH04289862A
JPH04289862A JP3052934A JP5293491A JPH04289862A JP H04289862 A JPH04289862 A JP H04289862A JP 3052934 A JP3052934 A JP 3052934A JP 5293491 A JP5293491 A JP 5293491A JP H04289862 A JPH04289862 A JP H04289862A
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JP
Japan
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reticle
inclined surface
tilt
holder
reticule
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Withdrawn
Application number
JP3052934A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kawahara
正明 川原
Takao Shida
志田 隆男
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基板の表面にマ
スクパターンを形成したレチクルと、そのレチクルを支
持する方法に関する。
【0002】半導体装置製造施設としてのクリーンルー
ムは、塵埃を室内に持ち込まない,室内で塵埃を発生さ
はない,作業者や搬入物の清浄化スペースを設ける等に
よって無塵化しているが、半導体装置の高性能化,パタ
ーンの微細化に伴って、一層の清浄化が要求されるよう
になった。そこで、最近はレチクルの取扱いについて、
特に、レチクルから環境破壊異物 (基板が擦られて発
生する微細粉等) が発生しないようにする配慮が必要
になった。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のレチクルを示す断面図、図
7は従来のレチクルの支持方法の説明図である。
【0004】図6において、レチクル1は角形ガラス基
板2の表面に所望のマスクパターン3を形成する。一般
に厚さが2.3mm 程度のガラス基板2の周端面4は
、基板2の表面,裏面に対してほぼ直角であり、表面お
よび裏面が周端面13となすコーナー5には、半径0.
3mm 程度の丸み付け加工が施されている。
【0005】図7(イ) において、レチクル1の裏面
の対向端部を支持するホルダー6は、断面L字形状であ
り、ホルダー6がレチクル1の検査用であるときには、
レチクル搭載面7に吸気孔を設け、レチクル1を搭載面
7に真空吸着せしめ固定する必要があった。
【0006】図7(ロ) において、レチクル1の搬送
に使用する一対のクランプ(ホルダー)8は、内側面に
断面V字形のV溝9を形成し、V溝9でレチクル1を挟
むようにする。
【0007】図7(ハ) において、複数枚のレチクル
1を収容するケース(ホルダー)10は複数の溝11を
形成し、レチクル1は立てた姿態で溝11に挿入する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のホルダー6にお
いて、レチクル1を支持するレチクル搭載面7は、必要
に応じて吸気孔を形成しなければならないため、或る程
度の長さが必要である。従って、レチクル1の裏面がレ
チクル搭載面7に擦られることにより、クリーンルーム
を汚染する環境破壊異物(微細粉塵)が発生するという
問題点があった。
【0009】従来のクランプ8においては、コーナー5
の一部を大きな力で押圧する可能性がある。そのため、
コーナー5の一部が欠けたり、コーナー5がV溝8面に
擦られることによる微細粉塵が発生し易いという問題点
があった。
【0010】さらに、ケース10においても、溝11の
底面12とレチクル1の周端面4との接触面積が比較的
大きいため、レチクル1の端面4およびコーナー5なら
びに底面12から微細粉塵が発生し易いという問題点が
あった。
【0011】なお、無塵手袋を着用するレチクル1のハ
ンドリング方法もある。しかし、レチクル1の全搬送を
かかるハンドリング操作で行うことは不可能であり、か
つ、人為的不注意によってレチクル1の表面 (マスク
パターン)およびコーナー5を汚したり傷付ける恐れが
あった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点の除去を目的
とした本発明は図1によれば、表面にマスクパターン3
を形成した角形ガラス基板22の端面が、少なくとも対
向2辺において裏面を狭める傾斜面23であることを特
徴とする構成したレチクル21または、角形ガラス基板
32の端面が、少なくとも対向2辺において表面を狭め
る第1の傾斜面33と裏面を狭める第2の傾斜面34か
らなるV形断面であることを特徴とし構成したレチクル
31である。
【0013】さらにレチクル21または31の支持方法
として、実線26または38で示すように、傾斜面23
または34と同じ傾斜角度の面で支持する、あるいは、
破線27,28 または39,40 で示すように、傾
斜面23または34と異なる傾斜角度の面で支持する。
【0014】
【作用】上記手段によれば、本発明によるレチクルをホ
ルダーに支持せしめたとき、双方の接触面積が従来より
も狭くなり、そのことによって、レチクルとホルダーと
が擦られて発生する環境破壊異物が減少する。さらに、
レチクルの一側を真空吸着する片持ち支持,レチクル自
体の重さを利用した支持も可能となり、レチクルの取り
扱いを容易にする。
【0015】
【実施例】図1は本発明の実施例によるレチクルとその
支持方法の説明図、図2は本発明によるレチクルを従来
のホルダーに支持させたときの説明図、図3は本発明に
よるレチクルを従来のケースに収容したときの説明図、
図4は本発明の実施例によるレチクル支持方法とそのホ
ルダーの説明図、図5は本発明の他の実施例によるレチ
クル支持方法の説明図である。
【0016】図1(イ) において、レチクル21は角
形ガラス基板22の表面にマスクパターン3を形成する
。厚さ2.3mm 程度のガラス基板22の全端面は、
基板22の裏面を狭める傾斜面23である。傾斜面23
の傾斜角度αは例えば26度程度であり、傾斜面23と
基板22の表面および裏面となすコーナー24,25 
には、半径0.3mm 程度の丸み付け加工を施す。
【0017】かかるレチクル21を支持する方法は、図
中に実線26で示す如く傾斜面23と同じ角度の傾斜面
で支持するまたは、図中に破線27で示す如く傾斜面2
3の外端部(コーナー24) で接触するような傾斜面
で支持するまたは、図中に破線28で示す如く傾斜面2
3の内端部 (コーナー25) で接触するような傾斜
面で支持する。レチクル21を確実に固定するには、実
線26で示す傾斜面に吸気孔を設け、真空吸着する。
【0018】図1(ロ) において、レチクル31は角
形ガラス基板32の表面にマスクパターン3を形成する
。厚さ2.3mm 程度のガラス基板32の全端面は、
基板32の表面を狭める第1の傾斜面33と基板32の
裏面を狭める第2の傾斜面34とで構成するV形である
。傾斜面33および34の傾斜角度βは例えば26度程
度であり、傾斜面33と基板22の表面とがなすコーナ
ー35, 傾斜面34と基板22の裏面とがなすコーナ
ー36, 傾斜面33と34とがなすコーナー37には
、半径0.3mm 程度の丸み付け加工を施す。
【0019】かかるレチクル31を支持する方法は、図
中に実線38で示す如く傾斜面34と同じ角度の傾斜面
で支持するまたは、図中に破線39で示す如く傾斜面3
4の外端部で接触するような傾斜面で支持するまたは、
図中に破線40で示す如く傾斜面34の内端部で接触す
るような傾斜面で支持する。レチクル31を確実に固定
するには、実線38で示す傾斜面に吸気孔を設け、真空
吸着する。
【0020】図2(イ) において、レチクル21を支
持する断面L字形状のホルダー6は、従来のレチクル1
を支持するのに使用したものと同じであり、レチクル2
1の裏面がレチクル搭載面7に接触する。しかし、レチ
クル21をホルダー6に支持せしめたとき、レチクル搭
載面7とレチクル21の裏面との接触面積は、レチクル
21の端面を傾斜面23としたことにより、レチクル1
を支持したときの接触面積より著しく狭くなり、該接触
(摩擦)による微細粉塵の発生が半減する。
【0021】図2(ロ) において、レチクル31を支
持する断面L字形状のホルダー6は、従来のレチクル1
を支持するのに使用したものと同じであり、レチクル3
2の裏面がレチクル搭載面7に接触する。しかし、レチ
クル31をホルダー6に支持せしめたとき、レチクル搭
載面7とレチクル31の裏面との接触面積は、レチクル
31の端面をV字形状とし傾斜面34を形成したことに
より、レチクル1を支持したときの接触面積より著しく
狭くなり、該接触(摩擦)による微細粉塵の発生が半減
する。
【0022】図3において、従来のレチクル1を収容す
るのに使用したケース10には、レチクル1と同様にレ
チクル21,31 が収容可能である。そして、レチク
ル21および31は端面を傾斜面23としたまたはV字
形状としたことにより、溝11の底面12に対する接触
面積が狭くなり、そのことによって微細粉塵の発生が減
少する。
【0023】図4において、(イ) はレチクル21の
傾斜面23をホルダー41で支持する方法の概略図、(
ロ) はホルダー41の構成を示す斜視図であり、図示
しない真空装置に接続する吸気管46が貫通するアーム
45によって連結した一対のホルダー41は、内側面4
2を傾斜面23と同じ傾斜角度の傾斜面とし、内側面4
2に樹脂の板43を貼着して構成し、内側面42に形成
した吸気孔44は、樹脂板43を貫通する。
【0024】アーム45によって連結した一対のホルダ
ー41を使用するレチクル21の支持は、レチクル21
の上下移動を単純動作で可能とし、必要に応じて真空吸
着(確実な固定)が可能であり、例えば半導体製造装置
 (ステッパー) のレチクルステージにレチクル21
を装填するとき使用する。必要に応じてアーム45は、
ホルダー41の側方に配設可能であり、例えばケース1
0からレチクル21を引き出すときは、1本のホルダー
41を真空装置に接続しレチクル21の一側を真空吸着
するという応用利用も可能である。
【0025】図5(イ) において、レチクル21を支
持するホルダー51は、対向斜面52がレチクル21の
傾斜面23の上端部を支持し、図5(ロ) においてホ
ルダー55は、対向斜面56がレチクル21の傾斜面2
3の下端部を支持する。従って、ホルダー51および5
5は、レチクル21をそれ自体の重さだけで固定可能に
する。
【0026】なお、図4,5,6はレチクル21につい
ての実施例であるが、レチクル31についても全く同様
なホルダーを使用し支持可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
チクルとホルダーとが擦られて発生する環境破壊異物が
減少し、クリーンルームの清浄度が向上することによっ
て、半導体素子の不良率が低減し、レチクルの取り扱い
が容易になるため半導体素子の生産性を向上させた効果
が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例によるレチクルとその支持
方法の説明図である。
【図2】  本発明によるレチクルを従来のホルダーに
支持させたときの説明図である。
【図3】  本発明によるレチクルを従来のケースに収
容したときの説明図である。
【図4】  本発明の実施例によるレチクル支持方法と
そのホルダーの説明図である。
【図5】  本発明の他の実施例によるレチクル支持方
法の説明図である。
【図6】  従来のレチクルの断面図である。
【図7】  従来のレチクルの支持方法の説明図である
【符号の説明】
3はマスクパターン 21,31 はレチクル 22,32 はガラス基板 23は傾斜面 33は第1の傾斜面 34は第2の傾斜面 41,51,55はホルダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面にマスクパターン(3) を形成
    した角形ガラス基板(22)の端面が、少なくとも対向
    2辺において該基板(22)の裏面を狭める傾斜面(2
    3)であることを特徴とするレチクル。
  2. 【請求項2】  表面にマスクパターン(3) を形成
    した角形ガラス基板(32)の端面が、少なくとも対向
    2辺において該表面を狭める第1の傾斜面(33)と該
    基板(32)の裏面を狭める第2の傾斜面(34)から
    なるV形断面であることを特徴とするレチクル。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の前記傾斜面(23)ま
    たは請求項2記載の前記第2の傾斜面(34)を、該傾
    斜面(23,34) と同じ傾斜角度に形成したホルダ
    ーの傾斜面(22)で支持することを特徴とするレチク
    ルの支持方法。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の前記ホルダーの傾斜面
    (22)に、請求項1記載の前記傾斜面(23)または
    請求項2記載の前記第2の傾斜面(34)を、真空吸着
    させることを特徴とするレチクルの支持方法。
  5. 【請求項5】  請求項1記載の前記傾斜面(23)ま
    たは請求項2記載の前記山形断面の先端部を、該傾斜面
    (23)または前記第2の傾斜面(34)と異なる傾斜
    角度に形成したホルダーの傾斜面(52,56)で支持
    することを特徴とするレチクルの支持方法。
JP3052934A 1991-03-19 1991-03-19 レチクルとその支持方法 Withdrawn JPH04289862A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003208A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Ulvac Seimaku Kk フォトマスクブランクス
JP2008032915A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Hoya Corp マスクケース
JP2011209344A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shin-Etsu Chemical Co Ltd ペリクル及びその取り付け方法、並びにペリクル付マスク及びマスク

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008032915A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Hoya Corp マスクケース
JP2011209344A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Shin-Etsu Chemical Co Ltd ペリクル及びその取り付け方法、並びにペリクル付マスク及びマスク

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