JPH0725679Y2 - ガラス基板検査用フレキシブル載置台 - Google Patents

ガラス基板検査用フレキシブル載置台

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JPH0725679Y2
JPH0725679Y2 JP7456189U JP7456189U JPH0725679Y2 JP H0725679 Y2 JPH0725679 Y2 JP H0725679Y2 JP 7456189 U JP7456189 U JP 7456189U JP 7456189 U JP7456189 U JP 7456189U JP H0725679 Y2 JPH0725679 Y2 JP H0725679Y2
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JP
Japan
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reference frame
glass substrate
mounting table
size
substrate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7456189U
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JPH0314454U (ja
Inventor
勉 中台
信行 飯塚
勉 本郷
Original Assignee
日立電子エンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ガラス基板検査用のフレキシブル載置台に
関し、詳しくは各種のサイズのガラス基板に対応できる
フレキシブルな載置台である。
[従来の技術] 半導体IC製造用のマスク基板や液晶表示パネルにはガラ
ス基板が使用されている。いずれも表面に欠陥または付
着した塵埃があるときは品質が劣化するので、ガラス基
板検査装置により検査されている。
第2図(a),(b)はガラス基板検査装置における光
学式の検査方法の概念を説明するもので、ガラス基板1
は載置台3に載置されて水平に支持され、検査光学系2
の光源2aより検査光Lが照射される。これに対して、表
面側と裏面側に設けられた欠陥検出器2b,2cにより、表
面または裏面の散乱光を受光して欠陥や塵埃が検出され
る。この場合、可能な限り広い範囲に渡って微小な欠陥
または塵埃を効率的に検出するために、欠陥検出器2b,2
cはオプチカルファイバの素線を図示の形状に集合し、
その先端をガラス基板1の表面および裏面に極力接近し
て使用する。この接近により先端に対応する範囲の散乱
光が効率的に受光される。なお、ガラス基板1は図示し
ない移動機構によりX,Y方向に移動して全面が検査され
る。
第3図にガラス基板検査装置における従来の載置台3を
示す。載置台3は、基準枠3aの内側にガラス基板1を支
持するエッジ3bを設けたもので、これがX,Y方向に移動
するベース盤4に固定されている。被検査基板のサイズ
はまちまちで、小は100mm程度の角形から大は400mm×50
0mmに達する。これに対して、基準枠3aを最大のサイズ
のものを載置できる大きさとする。これより小さい基板
1に対しては、補助枠3cを作って基準枠3aの内側に嵌入
してねじ止めするものである。
[解決しようとする課題] 以上のような補助枠3cは被検査基板のサイズごとに用意
して交換することが必要であるので、経費が安価でなく
交換の手間が大きい。これに対して手間があまりかから
ず、経済的な方式が望まれる。なお、この場合注意を要
することは、前記したように欠陥検出器2b,2cの先端が
基板1に接近しているためにギャップGはかなり狭いの
で、移動する載置台3が先端に接触しないように厚さが
限定されることである。
この考案は、以上に鑑みてなされたもので、従来の基準
枠と厚さが同一の条件の下に、簡易な構造で各種のサイ
ズのガラス基板に対応できるフレキシブルな載置台を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、水平に載置された4辺形の被検査のガラス
基板に対して上方より検査光を照射し、基板の表面およ
び裏面にそれぞれ接近して設けられた2組の欠陥検出器
により、基板の散乱光を検出して基板の欠陥を検査する
ガラス基板検査装置におけるフレキシブル載置台であっ
て、2組の欠陥検出器の先端のなすギャップに挿入でき
る厚さを有し、検査対象の各種異なるサイズのうちの最
大サイズのガラス基板を載置できる基準枠を設ける。基
準枠に対して同一の厚さを有して内側に着脱自由に嵌入
され、基準枠の隣接する2辺に沿ってそれぞれ移動する
カーソル式ホルダーを設ける。これにより基準枠の1角
に載置部を設定し、上記最大サイズ以下で、一定の下限
サイズ以上の任意のガラス基板を載置するものである。
[作用] 以上の構成によるフレキシブル載置台においては、対象
とされる最大のサイズのガラス基板は、直接基準枠に載
置される。これより小さいサイズの基板に対しては、着
脱自由の2個のカーソル式ホルダーを基準枠の内側に嵌
入し、その隣接する2辺に沿って移動し、基準枠の1角
に載置部を設定して載置される。ここで基準枠の厚さ
は、2組の欠陥検出器の先端のなすギャップより小さい
ので欠陥検出器の先端に接触せず、またカーソル式ホル
ダーの厚さは基準枠と同一であるので同様に接触せず安
全である。
[実施例] 第1図(a),(b)はこの考案によるフレキシブル載
置台5の実施例の全体斜視図と部分図である。図(a)
において、基準枠5aはベース盤4に固定され、図示しな
い移動機構によりX,Y方向に移動する。基準枠5aは最大
サイズの被検査ガラス基板1を載置できる大きさとし、
内側に支持用のエッジ5bを有する。またその厚さは2組
の欠陥検出器2b,2cの先端のなすギャップより薄いもの
とする。次に、基準枠5aの内側に着脱自由に嵌入され、
隣接する2辺に沿って矢印Y′およびX′の方向にそれ
ぞれ移動する2個のカーソル式ホルダー5c,5dを設け
る。ここで、ホルダー5cの長さは基準枠5aの内側と同一
とするが、ホルダー5dの長さはこれと同一にできないの
で、最小のサイズのガラス基板に対応する長さとする。
換言すれば、この長さにより載置できる最小のサイズが
決まるものである。以上の2個のホルダー5c,5dにより
最小から最大の範囲内の任意のサイズのガラス基板を載
置することができる。なお、ホルダー5c,5dにはストッ
パが必要である。図(b)はストッパ6の構造を示すも
ので、ホルダー5cに貫通孔6aを設け、この内部にスプリ
ング6bにより外方に付勢されたロッド6cを貫通し、その
両端に当接ゴム6dを取り付ける。ホルダー5cを移動する
ときは2個のノブ6eを引き寄せて当接ゴム6dをフリーと
し、ノブ6eを復帰すると当接ゴム6dが基準枠5aの内側の
側面に接触して固定される。一方、ホルダー5dの場合は
図示を省略するが、基準枠5aに案内溝を設けて摺動する
構造とし、上記と同様な当接ゴムにより固定し、または
フリーとするものである。
[考案の効果] 以上の説明により明らかなように、この考案による載置
台においては、基準枠には最大サイズの被検査基板が直
接載置され、これより小さい任意のサイズのガラス基板
に対しては、基準枠に嵌入された2個のカーソル式ホル
ダーにより、基準枠の1角に載置部を設定するフレキシ
ブルなもので、サイズごとに補助枠を必要とした従来の
方式に比べて著しく経済性があるとともに取り扱いが容
易であり、任意のサイズのガラス基板に対して効率的な
検査作業が行われる効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は、この考案によるガラス基
板検査用フレキシブル載置台の実施例における全体構造
図および部分図、第2図(a)および(b)は、ガラス
基板検査方法の概念の説明図、第3図はガラス基板検査
装置の従来の載置台の構造図である。 1……ガラス基板、2……検査光学系、2a……光源、2
b,2c……欠陥検出器、3……載置台、3a,5a……基準
枠、3b,5b……エッジ、3c……補助枠、4……ベース
盤、5……フレキシブル載置台、5c,5d……カーソル式
ホルダー、6……ストッパ、6a……貫通孔、6b……スプ
リング、6c……ロッド、6d……当接ゴム、6e……ノブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 J 7630−4M

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平に載置された4辺形の被検査のガラス
    基板に対して上方より検査光を照射し、該基板の表面お
    よび裏面に対してそれぞれ接近して設けられた2組の欠
    陥検出器により、該基板の散乱光を検出して欠陥を検査
    するガラス基板検査装置において、上記2組の欠陥検出
    器の先端のなすギャップに挿入できる厚さを有し、検査
    対象の各種異なるサイズの上記ガラス基板のうちの最大
    サイズの該基板を載置できる基準枠と、該基準枠と同一
    の厚さを有して基準枠の内側に着脱自由に嵌入され、該
    基準枠の隣接する2辺に沿ってそれぞれ移動し、上記最
    大サイズ以下で、一定の下限サイズ以上の任意の上記ガ
    ラス基板に対して、上記基準枠の1角に載置部を設定す
    る2個のカーソル式ホルダーとにより構成されたことを
    特徴とする、ガラス基板検査用フレキシブル載置台。
JP7456189U 1989-06-26 1989-06-26 ガラス基板検査用フレキシブル載置台 Expired - Lifetime JPH0725679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7456189U JPH0725679Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 ガラス基板検査用フレキシブル載置台

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JP7456189U JPH0725679Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 ガラス基板検査用フレキシブル載置台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0314454U JPH0314454U (ja) 1991-02-14
JPH0725679Y2 true JPH0725679Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31614357

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JP7456189U Expired - Lifetime JPH0725679Y2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 ガラス基板検査用フレキシブル載置台

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JP (1) JPH0725679Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001081903A1 (fr) * 2000-04-26 2001-11-01 Olympus Optical Co., Ltd. Mecanisme de support
JP2008103355A (ja) * 2007-12-27 2008-05-01 Seiko Epson Corp 表示器用照明装置

Cited By (3)

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JP4659813B2 (ja) * 2007-12-27 2011-03-30 セイコーエプソン株式会社 表示器用照明装置

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JPH0314454U (ja) 1991-02-14

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