JP2008002616A - 自在継手用ブーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の耐久性を維持するとともに、小型化且つ軽量化が容易に遂行され、経済的に構成することを可能にする。
【解決手段】ブーツ10は、大径筒部18と、小径筒部20と、前記大径筒部18及び前記小径筒部20を連結する蛇腹部22とを備える。蛇腹部22は、第1山部24a〜第6山部24fと第1谷部26a〜第6谷部26fとを連続して設ける。第1山部24a〜第3山部24cの山部内周面の開き角度θ1〜θ3は、第4山部24d〜第6山部24fの山部内周面の開き角度θ4〜θ6に比べて小さく設定されるとともに、傾斜部28g〜28lの肉厚t7〜t12は、傾斜部28a〜28fの肉厚t1〜t6の肉厚に比べて薄く設定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツに関する。
通常、自在継手として、例えば、自動車等の車両に使用される等速ジョイントが知られている。等速ジョイントは、ゴム又は樹脂で形成されるフレキシブルなブーツを備えている。このブーツは、アウタ部材(外輪)が挿入されて固定される大径筒部と、軸部材が挿入されて固定される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ複数の山部と谷部とが交互に設けられる蛇腹部とを一体に設けている。
最近、この種の等速ジョイントでは、ブーツ自体を小型化及び軽量化することが要請されている。ところが、ブーツを小型化すると、蛇腹展開長が不足し易くなり、高作動角が付与される際に伸縮率が大きくなって耐久性が低下するとい問題がある。さらに、ブーツを軸方向に縮める際に山部と谷部とのピッチが小さくなり易く、圧縮時に接触摩耗が惹起して耐久性が低下するという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されているフレキシブルブーツは、図4に示すように、中間部の蛇腹部1と、この蛇腹部1の両端部に設けられた小径取り付け部2及び大径取り付け部3とを有している。蛇腹部1は、小径取り付け部2側から第1山1a、第1谷1b、第2山1c、第2谷1d、第3山1e及び第3谷1fが連続して構成されている。大径取り付け部3は、図示しないジョイントの外輪に固定される一方、小径取り付け部2は、軸に固定されている。
上記のフレキシブルブーツでは、ジョイントの外輪の端面に当接する基準位置をOとし、この基準位置Oから蛇腹部1の大径側の第3山1eの中心までの距離aに対して、第3谷1fの中心までの距離bを30%〜40%の比率に設定している。このため、蛇腹部1の長さを短くしても、第3谷1fに必要な寸法が確保され、作動時に最も変形の大きい前記第3谷1fの変形応力を緩和するとともに、圧縮時の山同士の接触を低減することができる、としている。
さらに、特許文献2に開示されているフレキシブルブーツでは、同様に、図4に示すように、大径取り付け部3の外周面の直径D1に対して、第3山1eの内周面の直径D2を大きく形成している。従って、圧縮時に、第3山1eの頂点は、大径取り付け部3と第2山1cとの間に挟まれることがなく、応力集中を緩和することができる、としている。
特開平10−299789号公報(図1、図2) 特開平10−299788号公報(図1、図2)
しかしながら、上記の各フレキシブルブーツでは、蛇腹部1全体が比較的肉厚に構成されるため、このフレキシブルブーツの軽量化が容易に図れないという問題がある。
しかも、大径側の第3山1eの内周面の開き角度が、小径側の第1山1aの内周面の開き角度に比べて相当に大きく設定されており、フレキシブルチューブ内に充填されるグリース量の低減が図れないという問題がある。さらに、フレキシブルチューブ全体を軸方向に押圧する際に、特に大径側の第3山1eの軸方向への圧縮量が微小であり、グリース量の低減が容易に図れないおそれがある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、所望の耐久性を維持するとともに、小型化且つ軽量化が容易に遂行され、経済的に構成することが可能な自在継手用ブーツを提供することを目的とする。
本発明は、自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツに関するものである。
そして、蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、大径筒部側の山部内周面の開き角度は、小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、前記小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、前記大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定されている。
また、本発明では、蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、大径筒部側の山部内周面の開き角度は、小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されている。
さらに、本発明では、蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定されるとともに、前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されている。
さらにまた、本発明では、蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、大径筒部側の山部内周面の開き角度は、小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、前記小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、前記大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定され、且つ、前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されている。
また、ブーツが自在継手に取り付けられた状態のブーツ全長は、前記自在継手に取り付けられる前の外力が付与されない状態のブーツ全長に対して83%〜90%の範囲内に圧縮されることが好ましい。
さらに、自在継手は、車両に使用される等速ジョイントであることが好ましい。
本発明によれば、大径筒部側の山部内周面の開き角度は、小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されている。このため、ブーツに軸方向に押圧力が付与されると、特に大径筒部側の山部が潰れるようにして前記軸方向に圧縮される。従って、ブーツ内の容積が削減され、前記ブーツ内に充填されるグリース量が良好に削減されて経済的である。
また、本発明によれば、小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定されている。これにより、ブーツを圧縮させる際に、蛇腹部自体が摺動して摩耗することを阻止することができるとともに、ブーツ全体の軽量化が確実に図られて経済的である。
さらに、本発明によれば、小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されている。このため、ブーツを良好に小型化することができ、充填されるグリース量の低減が容易に可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る自在継手用ブーツ10が、自在継手、例えば、等速ジョイント12に装着された状態の説明図であり、図2は、前記等速ジョイント12に装着される前、すなわち、外力が付与されていない状態の前記ブーツ10の構成説明図である。
図1に示すように、等速ジョイント12は、外輪部であるアウタ部材14と、このアウタ部材14に傾動可能に連結される軸部材16とを備えている。ブーツ10は、ゴム又は樹脂で形成されており、アウタ部材14が挿入される大径筒部18と、軸部材16が挿入される小径筒部20と、前記大径筒部18及び前記小径筒部20を連結し、且つ前記大径筒部18から前記小径筒部20に向かって縮径する蛇腹部22とを有する。
図2に示すように、蛇腹部22は、大径筒部18側から第1山部24a、第2山部24b、第3山部24c、第4山部24d、第5山部24e及び第6山部24fと、第1谷部26a、第2谷部26b、第3谷部26c、第4谷部26d、第5谷部26e及び第6谷部26fとを連続して設ける。第1山部24a〜第6山部24fと、第1谷部26a〜第6谷部26fとは、傾斜部28a〜28lを介して一体的に連結される。
第1山部24aの山部内周面の開き角度(すなわち、傾斜部28a、28bのなす角度)θ1が設定される。同様に、第2山部24bの山部内周面の開き角度θ2、第3山部24cの山部内周面の開き角度θ3、第4山部24dの山部内周面の開き角度θ4、第5山部24eの山部内周面の開き角度θ5、及び第6山部24fの山部内周面の開き角度θ6が設定される。本実施形態では、開き角度θ1〜θ3は、開き角度θ4〜θ6に比べて小さく設定される(θ1〜θ3<θ4〜θ6)。
傾斜部28a〜28lは、所定の肉厚t1〜t12に設定される。小径筒部20側の、例えば、傾斜部28g〜28lの肉厚t7〜t12は、大径筒部18側の傾斜部28a〜28fの肉厚t1〜t6に比べて薄く設定される(t1〜t6>t7〜t12)。
第1山部24aと第1谷部26aとの山谷距離h1、第2山部24bと第2谷部26bの山谷距離h2、第3山部24cと第3谷部26cとの山谷距離h3、第4山部24dと第4谷部26dとの山谷距離h4、第5山部24eと第5谷部26eとの山谷距離h5、及び第6山部24fと第6谷部26fとの山谷距離h6が設定される。小径筒部20側の山谷距離h4、h5及びh6は、大径筒部18側の山谷距離h1、h2及びh3に比べて短尺に設定される(h1〜h3>h4〜h6)。
ブーツ10は、図2に示すように、等速ジョイント12に取り付けられる前の外力が付与されない状態のブーツ全長Lを有している。図1及び図2に示すように、等速ジョイント12に取り付けられた状態のブーツ全長L1は、ブーツ全長Lに対して83%〜90%の範囲内に圧縮されている。
図1に示すように、ブーツ10の大径筒部18にアウタ部材14が挿入された状態で、この大径筒部18がバンド30を介して前記アウタ部材14の外周面に固定される。ブーツ10の小径筒部20は、軸部材16が挿入された状態で、バンド32を介して前記軸部材16の外周面に固定される。蛇腹部22内には、空間部34が液密に形成されるとともに、この空間部34には、グリース(図示せず)が充填される。
このように構成される本実施形態に係るブーツ10の作用効果について、図3に示すように、従来品のブーツ40との関連で以下に説明する。
この従来品のブーツ40は、大径筒部42と小径筒部44とが蛇腹部46を介して一体的に構成されている。蛇腹部46は、一般的な形状である5つの山部48と、5つの谷部50とを交互に有しており、各山部48の山部内周面の開き角度は、一定の角度に設定されている。各山部48と各谷部50とを連ねる傾斜部の肉厚は、一定の値に設定されるとともに、前記山部48と前記谷部50との山谷距離は、一定の距離に設定されている。
一方、本実施形態に係るブーツ10は、図2に示すように、第1山部24a〜第6山部24fの6山形状を有するとともに、第1谷部26a〜第6谷部26fの6谷形状を有している。このため、従来品のブーツ40に比べて、軸方向(矢印A方向)の圧縮率を大きく設定することができる。
実際上、ブーツ10では、外力が付与されていないブーツ全長Lに対して、等速ジョイント12に取り付けられた状態のブーツ全長L1が83%〜90%の圧縮率(L1=L×0.83〜0.9)に設定可能である。山谷数が増加することによって、第1谷部26a〜第6谷部26fの応力を分散させることができ、従来品のブーツ40に比べて高圧縮力を付与することが可能になるからである。
従って、ブーツ10を等速ジョイント12に取り付ける際に、蛇腹部22内に形成される空間部34の容積を大幅に低減するこができ、この空間部34に充填されるグリース量の削減が図られて経済的であるという利点が得られる。
さらに、本実施形態では、大径筒部18側の第1山部24a〜第3山部24cの山部内周面の開き角度θ1〜θ3は、小径筒部20側の第4山部24d〜第6山部24fの山部内周面の開き角度θ4〜θ6に比べて小さく設定されている。このため、ブーツ10に軸方向に押圧力が付与されると、相対的に小さな開き角度に設定されている第1山部24a〜第3山部24cが潰れるようにして前記軸方向に圧縮変形される。
これにより、蛇腹部22内の空間部34の容積が大幅に削減され、前記空間部34に充填されるグリース量が良好に削減されて経済的である。具体的には、従来品のブーツ40の蛇腹部46内に充填されるグリース量を25%程度削減することができる。
さらにまた、本実施形態では、小径筒部44側の傾斜部28g〜28lの肉厚T7〜T12は、大径筒部18側の傾斜部28a〜28fの肉厚T1〜T6に比べて薄く設定されている。従って、ブーツ10を圧縮させる際に、蛇腹部22自体が摺動して摩耗することを阻止することが可能になるとともに、ブーツ10全体の軽量化が確実に図られる。具体的には、従来品のブーツ40に比べて15%程度の重量削減がなされ、経済的であるという効果がある。
また、本実施形態では、小径筒部44側の山谷距離h4〜h6は、大径筒部18側の山谷距離h1〜h3に比べて短尺に設定されている。これにより、ブーツ10全体を良好に小型化して空間部34の容積を削減することができ、この空間部34に充填されるグリース量の低減が容易に遂行される。
なお、本実施形態では、蛇腹部22が第1山部24a〜第6山部24fを有する6山形状に構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、ブーツ40と同様に5山形状に設定したり、あるいは、7山形状以上に設定したりすることも可能である。
さらに、第1山部24a〜第3山部24cの中、例えば、前記第1山部24aの山部内周面の開き角度θ1のみを、第4山部24d〜第6山部24fの山部内周面の開き角度θ4〜θ6に比べて小さく設定してもよい。
さらにまた、傾斜部28g〜28lの中、特に摺動が発生し易い1以上の傾斜部の肉厚を、傾斜部28a〜28fの肉厚t1〜t6に比べて薄く設定してもよい。また、山谷距離h4〜h6の少なくとも一つを、山谷距離h1〜h3に比べて短尺に設定してもよい。
さらに、ブーツ10は、外力が付与されていないブーツ全長Lに対して、等速ジョイント12に取り付けられた状態のブーツ全長L1が83%〜90%の圧縮率に設定されている。ここで、圧縮率が91%を超えると、山部内周面の開き角度が大きくなり過ぎて、延び側の膜長の余裕が殆どなく、低温座屈及び屈曲疲労等の問題が発生し易く。一方、圧縮率が83%未満では、軸部材16との接触圧力が大きくなり、前記軸部材16との摩耗が顕著になるとともに、蛇腹部22自体の接触圧力が大きくなって摩耗や異音が発生するという問題がある。
本発明の実施形態に係るブーツが等速ジョイントに装着された状態の説明図である。 前記等速ジョイントに装着される前の前記ブーツの構成説明図である。 前記ブーツと従来品のブーツとの比較説明図である。 特許文献1及び特許文献2のフレキシブルブーツの説明図である。
符号の説明
10…ブーツ 12…等速ジョイント
14…アウタ部材 16…軸部材
18…大径筒部 20…小径筒部
22…蛇腹部 24a〜24f…山部
26a〜26f谷部 28a〜28l…傾斜部
30、32…バンド 34…空間部

Claims (6)

  1. 自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツであって、
    前記蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、
    前記大径筒部側の山部内周面の開き角度は、前記小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、
    前記小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、前記大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定されることを特徴とする自在継手用ブーツ。
  2. 自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツであって、
    前記蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、
    前記大径筒部側の山部内周面の開き角度は、前記小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、
    前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されることを特徴とする自在継手用ブーツ。
  3. 自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツであって、
    前記蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、
    前記小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、前記大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定されるとともに、
    前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されることを特徴とする自在継手用ブーツ。
  4. 自在継手のアウタ部材が挿入される大径筒部と、前記自在継手の軸部材が挿入される小径筒部と、前記大径筒部及び前記小径筒部を連結し且つ前記大径筒部から前記小径筒部に向かって縮径する蛇腹部とを備える自在継手用ブーツであって、
    前記蛇腹部は、複数の山部と谷部とが交互に設けられ、
    前記大径筒部側の山部内周面の開き角度は、前記小径筒部側の山部内周面の開き角度に比べて小さく設定されるとともに、
    前記小径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚は、前記大径筒部側の山部と谷部とを連ねる傾斜部の肉厚に比べて薄く設定され、且つ、
    前記小径筒部側の山部と谷部との山谷距離は、前記大径筒部側の山部と谷部との山谷距離に比べて短尺に設定されることを特徴とする自在継手用ブーツ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自在継手用ブーツにおいて、前記ブーツが前記自在継手に取り付けられた状態のブーツ全長は、前記自在継手に取り付けられる前の外力が付与されない状態のブーツ全長に対して83%〜90%の範囲内に圧縮されることを特徴とする自在継手用ブーツ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自在継手用ブーツにおいて、前記自在継手は、車両に使用される等速ジョイントであることを特徴とする自在継手用ブーツ。
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