JP2007532401A - トンネルスラスタを取外す/取付けるための方法及び補助装置 - Google Patents

トンネルスラスタを取外す/取付けるための方法及び補助装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、トンネルスラスタユニットの取外し及び/又は取付けに関連し、該取外し/取付けについて補助装置(1)を使用して、スラスタユニット(2)及びその移動をトンネル(4)内での取外し/取付け中にガイドしてこれを行い、スラスタユニット(2)をトンネル(4)から導出する方法及び補助装置であって、該補助装置(1)を取外可能にスラスタユニット(2)で固定した後に、最終的な取外し/取付けを行い、それにより補助装置(1)で取外し/取付け中の移動を、主に圧縮力により、制御する該方法及び補助装置に関する。
【選択図】図3

Description

本発明は、トンネルスラスタユニットの取外し及び/又は取付けに関連する補助装置及び方法に関し、該取外し/取付けを、補助装置を使用して、スラスタユニット及びその移動をトンネル内での取外し/取付け中にガイドしてこれを行い、その後スラスタユニットをトンネルから導出する。
トンネルスラスタは、横推力を得るためにトンネル内に実装され、それにより船又はプラットホームを操縦するプロペラユニットである。容易にするために、用語“スラスタユニット”を以下では使用して、現在のかかるトンネルスラスタ用プロペラユニットを表す。こうしたトンネルスラスタを取外す又は取付ける場合、幾つか面倒な問題がある。1つの面倒な問題は、トンネルが画定する限られた空間であり、それが取外し/取付けを困難にしている点である。こうした困難の1例として、スラスタユニットのプロペラが、取外し/取付け中に、プロペラ端部とトンネル壁との間の余地が狭いため、損傷を受け易い点が挙げられる。
今日の先行技術では、基本的に米国特許出願第4,036,163号及び米国特許出願第4,696,650号の原理に従って、ワイヤ/ケーブルを活用して、それによりスラスタユニットを降下させた後、トンネルから搬出している。機械技師が作業するのにトンネルが提供する限られた空間内では、そうした方法によって、適切に制御してガイドするのは困難かも知れないと理解される。更に別の困難が、スラスタユニットの駆動シャフトをその取着点を越えてトンネル内で突出させる必要があり、そのためにスラスタユニットの高さをプロペラ及びトンネルの直径より大幅に高くすることで、発生する。これは、良好なスラスタ能力を得るのに、プロペラ直径にできるだけ近いトンネル直径を有することが望ましいためで、これはスラスタユニットを傾斜させてトンネル内へ及びトンネル外へ運搬する必要があることを意味する。従って、スラスタユニットを、取外しに伴い降下及び傾斜させることの両方が、及び取付けるに伴いその逆が必要となり、これにより勿論、ユニットを幾つかの時点で、取外し/取付け中に、適切な精度でガイドして、それによりプロペラ先端とトンネル面との間で接触を回避することができない危険性が増す。その上、スラスタユニットを、トンネル外への運搬中に、正確にガイドし、それによりこの段階でプロペラ先端とトンネル面との接触も回避することは、困難である。上述した面倒な問題は、今日では水面下でのかかる操作の実施を避けることを意味するが、これは水中での取付けによって更なる面倒な問題が、この方法に、ガイド及び制御に関して加わるためである。今日では、そうした操作を従って乾ドックで行うが、これは極めて費用が高く、船のダウンタイム経費を除いても、しばしば1日当り少なくとも200,000ユーロの費用が掛かってしまう。
本発明の目的は、上述した問題点の少なくとも1点を解消する又は少なくとも最小限に抑えることであり、それを、トンネルスラスタユニットの取外し及び/又は取付けに関連する方法を用いて達成するが、該方法では取外し/取付けを、補助装置を使用して、スラスタユニット及びその移動をトンネル内での取外し/取付け中にガイドしてこれを行い、その後スラスタユニットをトンネルから導出する。上記補助装置を取外可能にスラスタユニットで固定した後に最終取外しを行い、それによって補助装置で取外し/取付け中の移動を、主に圧縮力により、制御する。
本発明はまた、この方法を実施するための補助装置に関する。
この新規な方法及び補助装置により、取付け/取外しを容易にでき、スラスタユニットを、取外し/取付け中に完全に制御してガイドでき、それによりプロペラ端部の損傷を完全に回避できる。剛性構造体を使用するこうした新規の方法によって、多くの効果を得られるが、これはとりわけ、好適な実施例において、取外し/取付けを水中で実施でき、それにより大幅な費用/時間の節約を達成可能であることを、意味する。
本発明の更なる態様によれば:
上記補助装置を、スラスタユニットの全重量を担持可能に、及び上記補助装置を使用してトンネル内で、取外し場所から離して、及び/又は取付け場所まで運搬可能にも設計する。この態様によって、全く同一の補助装置を使用して、取外し中(取付け中には逆)にスラスタユニットを下方にガイドする、及び運搬に関しては、トンネルから安全に運搬できるという、両方の効果を得られる。
上記スラスタユニットには第1接合面を設け、補助装置には上記固定用の第2接合面を設ける。こうした接合面を使用することによって、迅速で正確な固定が、補助装置をスラスタユニットに対して、達成できる。
上記第1接合面を下方に向け、それによりスラスタユニットを運搬中に上記補助装置の上部で担持する。こうした設計によって、コンパクトな補助装置の形成が可能になる。
上記圧縮力が、補助装置と隣接面との間の接触に伴い発生し、その結果上記トンネルの少なくとも1壁部に反力を生成させるが、上記隣接面を好適には上記壁部とする。この態様によって、追加設備を、取外し/取付け及び/又は運搬に関連して、構成する必要がなくなり、その代わり、トンネル壁又は選択的に若干の追加摺動面を使用して、この方法を実施する。
上記補助装置には少なくとも1つのガイド部材を設け、上記ガイドを上記ガイド部材と上記隣接面との間の滑り及び/又は回転運動により行う。この態様は、更に別の簡易化を、主に取外しに関連する作業負荷に関して齎すことを意味する。
取外し及び/又は取付けを水中で行う。本発明によって、取外し/取付けが容易になり、それにより水中操作が行われ、その結果大幅な時間及び費用の節約が達成できる。
本発明はまた、トンネルスラスタユニットの取外し用補助装置に関し、該補助装置をトンネル内でスラスタユニットを制御して取外し/取付けするのに関与させることを意図しており、上記補助装置には少なくとも1つのガイド部材を有する剛性構造体を備え、該ガイド部材には、好適には湾曲部分として形成する、接触部を備える。既に言及したように、かかる補助装置を使用することにより、相当な効果が齎される。
補助装置の更なる態様によれば:
上記構造体には運搬部材も備える。全く同一の補助装置を使用して、ガイド及び運搬両方を行えるため、かなりの効果が得られると理解される。
上記ガイド部材を、上記運搬部材に配置する。この態様によって、補助装置をコンパクトに、合理的に製造可能に形成できるという効果が得られる。
上記運搬部材は、少なくとも1本の長尺部材、好適には少なくとも2本の長尺部材、から成る。この態様によって、補助装置の有利な安定性及び強度を容易に得られる。
補助装置には、上記長尺部材の主延伸部と鋭角を形成する平面において延在する接合面を備えるが、該鋭角を好適には45°未満5°超とする。この接合面と運搬部材との間の角度によって、トンネル内でのスラスタユニットの位置決めを、補助装置と相対的に画定でき、それにより所望の位置決めを、クリアランスを含め、トンネル内で獲得できる。
上記ガイド部材は、少なくとも1つの曲面から成る。曲面を使用してガイドすることによって、単純で比較的安価な信頼性の高いガイド機構を獲得できる。
上記ガイド面を、上記長尺部材の前端部に配置する。この配置によって、合理的な製造が可能になる。
上記運搬部材には、摺動面を備える少なくとも1つの磨耗部材を設ける。本発明のこの態様によれば、補助装置のメンテナンス作業が容易/簡易にでき、それに加えて、基材に対して特に優しい補助装置の摺動部材が、トンネル内及び/又は他の補助装置を移動させる任意の場所で利用可能になる。
以下では、本発明について添付図面を参照して、より詳細に記述する。
図1では、側面図で、その内部でプロペラユニットを装着したトンネル4、所謂トンネルスラスタ2の横断面を示している。スラスタユニット2には、ギア取付け台/ハウジング22で支えるプロペラ20を備えるが、該ギア取付け台/ハウジング22は次にフランジ31を介してトンネル4内に、当然既知のように、固定される。トンネル4を円筒壁3で区切るが、該円筒壁の中間に上記フランジ31をその上部に配置する。
図1は、かかるトンネルスラスタ2を取外しに関する第1段階を示す。モーターシャフト(ギアハウジングを介してプロペラ20を駆動する)を外しており、その代わり、防水取付けフード5を(当然既知のように)スラスタユニット2の軸受けジャーナルに嵌合させている。このフード5に関連する新規な改良点としては、少なくとも1個の電球51をフード5内の、フードの上端壁にある透明キャップ52間の領域に配置し、それにより機械技師が良好な照明下で、補助的な照明、即ち別途懐中電灯で提供が必要な照明を必要とせずに、作業し易くする点である。この軸受けジャーナル端部にワイヤ7を配置するが、該ワイヤは、トンネルスラスタユニット2を降下させる後段階で使用することを意図するものである。図1では更に、スラスタユニット2の下端部に平面21を設け、該平面により第1接合面を構成するところを示している。上記接合面を、補助装置1の対応する第2接合面17Aと連結するよう意図するが、該補助装置については、好適な実施例において、図1で、トンネルスラスタ2から離して示している。この補助装置1には長尺ランナ11A、11Bを備えており、該ランナの1本を図1では示している。牽引手段12を、上記ランナの前部分に配置する。補助装置1の好適な実施例による設計については、下の図5〜図7を参照して、より詳細に記述する。
図2ではトンネルスラスタ2の取外しに関する次の段階を示す。この段階では、補助装置1を既にスラスタユニット2に固定している。この固定は両接合面21、17Aを接合させて、その後補助装置1をトンネルスラスタ2に用意したねじ穴(図示せず)にねじで固定し、これを行う。補助装置1を固着してしまうと、トンネルスラスタ2をフランジ31に連結する全ての取着ボルトを(当然既知のように)外せ、それによりトンネルスラスタの全重量がその後ワイヤ7に掛かるようになる。
図3では取外しに関する次の段階を示す。この段階では、ワイヤ7(図示せず)を既に一定距離降下させてある。トンネルスラスタ2をこの時点では補助装置1に固着させており、その後下方に、また斜め前方に移動させる。この斜め前方への移動は、トンネルスラスタ2の重心8を、ランナ端部14A、14B(図5参照)とトンネル壁3との接点9より後ろに位置させた結果生じる。従って、補助装置1は、接点9の周りに時計回りに回転するトルクの影響を受ける。このトルクに追従する水平構成要素を、トンネル壁3とランナ11A、11Bの接触面14A、14Bとの間の摩擦力より大幅に大きくする、つまり滑り運動が発生するようにする。これは、トンネルスラスタ2に取着した補助装置1をトンネルから外に(図面左側に)摺動させると、それによりトンネルスラスタ2の回転運動が同時に発生することを意味する。接点9を得られるかは、ランナ11A、11Bを、水平な状態のトンネルスラスタ2の第1接合面21、に対して斜角αで接触させるか次第である。加えて、ランナの実際に接触する部材14A、14Bは、取外し中能動ガイド部材を構成するが、該部材を曲面に設計する。そのため、最初は、接点9が上記接触面14A、14Bの端部付近に来るよう位置決めし、取外しを進める間に、接点が連続的に移動して該端部から離れ、ランナ11A、11B中心に向かうようにする。
図4では、取外しに関する次の段階で、ランナ11A、11Bを完全にトンネル壁3の底部に載置するところを示す。(図5も参照)。この段階では、トンネルスラスタ2の全重量を、従って、補助装置1で担持する。明らかに、この段階では、トンネルスラスタ2の重心8をランナ11A、11B後縁部の前方に間隔を置いて位置するが、それによって確実に該ユニットは安全にランナ上に載置される。また明らかに、トンネルスラスタ2はトンネル4内で、傾きαにより、自在に移動可能である。近似式として、コサインαx L2(スラスタユニットの最大高さ)を、トンネル4の直径Dより若干小さくする。別の重要な態様では、傾斜角αだけ、トンネルスラスタ2は依然としてそのプロペラ中心Cpをほぼ中心に位置決めするが、これは、さもなければプロペラ端部がトンネル壁3に側面から衝突する危険性があるからである。
図5では、図4による取付け段階に関してトンネル端部から見た図を示している。明らかに、クリアランスがトンネルスラスタ2に関してはその上部と下部に存在し、クリアランスがプロペラ端部20Aに関してはトンネル壁3の全周囲に存在する。また注意すべきは、ガイド面14 A、14Bを互いに相対的に傾斜させ、トンネル壁3の対応する面と並行するよう構成し、それにより該ガイド面はトンネル壁3の対応する部分に対して基本的に接線を横方向に有する点である。面14A、14Bのこうした傾斜を、ランナ(図7参照)に沿って延伸する底面全体に対しても同様にし、その結果、橇体を移動する際に有利にガイドでき、それにより移動を高精度で実施でき、そのためプロペラ及び/又はトンネルに対する損傷の危険性を最小限に抑えられる。
図6では、本発明による補助装置1の好適な実施例を上から見た図を示している。明らかに、ランナ11A、11Bを互いに並行に配置し、該ランナを互いに、前支柱19及び後部に配置した支持プレート17で、堅固に連結させる。前方に、湾曲した支柱12をランナ11Aとランナ11Bの間に配置するが、該支柱は片側から他側への弧に沿って湾曲させる。このように湾曲させる目的は、弧内にプロペラ端部20Aのための空間を提供するためである。更に、支持プレート17には矩形の接合面17Aを設け、該面を一定の耐性を有して製造し、それによりトンネルスラスタ2に関連して十分に位置決め可能にしていることを、示している。この接合面17A内に、複数の取付け穴17Bを配設して、補助装置1をトンネルスラスタ2に固定するのに使用する。また、補助装置1にはリフティングアイボルト10を適当に設け、該ボルトを適当に使用して補助装置1及びプロペラをトンネルに牽引することも、示している。
図7では、図6による補助装置1を、側面図で、示す。ここでは、明らかに、ブラケット部材16をランナ11A、11Bと担持プレート17との間に配置し、それによりその間を所望の角度αとする。また明らかに、この好適な実施例では、ランナ11A、11Bを上側基部15から構成でき、該基部15には下側摺動部材13A、13B、14A、14Bを配置する。この場合、摺動部材を任意の適当な材料の磨耗部材、好適にはROBALON(登録商標)等のプラスチック材料とし、それにより運搬中にトンネル4内の表面で軽動な滑り運動を可能にしてもよい。
図8では、図7による補助装置を幾分変形させた実施例について示す。ここでは、図7の場合と同様な基体を使用し、該基体の部品については既に使用した同じ参照番号を付している。図8では更に、ランナを前方向及び後方向の両方向に延在させており、該ランナを後端部で屈曲もさせている。前方基部部分15Bを、各ランナ11の上側基部15(図8では、図7と全く同様に、左側のランナのみ示すが、両側で完全に同じ設計)に配置する。追加摺動部材14B’を前方基部部分15Bの下側に配置するが、この追加摺動部材を摺動部材14Bと連結させて、前端部で、延伸させた湾曲した下側ランナ面を形成する。補助装置の後端部でも、延伸させた基部部分15Cを存在させ、この基部部材15Cでは、しかしながら、基体15と比べて、幾分狭い垂直方向厚みの材料を有する。後部基部部材15Cの下側には、摺動部材13B’、13B”も配置するが、これにより大幅に延伸した摺動面を得られ、湾曲した摺動部材13B”を補助装置の後端部にも配置できることを意味する。
本発明は、上述したものに限定されず、請求項の範囲内で変更してもよい。従って、支持面14A、14B及び/又はランナ11A、11Bを、特定の場合では、横方向にU字型としてもよい一体化したユニットから構成可能であると理解される。場合によっては、3本以上のランナを使用するのが適当である可能性があるとも理解される。特定の場合では、補助装置は、取外し中にガイドする際、全負荷を負う必要はなく、その場合、より低強度のガイドユニットを運搬前(又は好適にはトンネルスラスタ2を完全にワイヤ7から外した補助装置/運搬装置に載置する前)には使用し、それを別の支持装置で強化可能であるとも、理解される。取付けについても記述したように効果的に水中で実施可能であるとしたが、特定の状況では本方法及び本補助装置を、乾燥状態、又は半乾燥状態でも使用可能であることは明白であると、理解される。時には、本方法を1方向のみで、即ち取外し又は取付けにのみ使用するのが望ましいかも知れないとも、理解される。最後に、「湾曲部分」は、除去しないと滑りを妨害する鋭い角を除去した多様な形状を意味すると共に、接触点/面を補助装置1とトンネル壁との間に形成して、それにより摺動させることを目的とする同等の配置も意味すると、理解される。湾曲支柱12は問題なく直線の支柱、即ち従来の横木に置換えでき、該支柱を十分に隔てて位置決めして、プロペラ端部との衝突を防げるとも、理解される。最後に、当業者はトンネル(又はその上で橇体を運搬/移動する他の表面)に対する接触部材を有する代わりに、車輪、ローラ、クローラ又は同様な部材を、状況に従い、使用して、同様な機能だが橇体を移動するのに適した機能を得られる。しかしながら、それは適当なポリマー材料製の摺動部材に多数の効果がある場合である。
本発明によるトンネルスラスタの、好適な方法による最終的な取外しを行う前の段階での、側面図を示す。 取外しの初期段階での同じトンネルスラスタについて、好適な補助装置をスラスタユニットに既に固定した状態で、これを示す。 スラスタユニットを取着位置から半分降下させて取外した段階での、取外しについて示す。 スラスタユニットをその取着位置から完全に取外した段階での、取外しについて示す。 図4による取外したスラスタユニットを有するトンネルの断面図を示す。 上から見た際の好適な補助装置を示す。 側面から見た際の該補助装置を示す。 側面から見た際の幾分変形した実施例の補助装置を示す。
符号の説明
1 補助装置
2 トンネルスラスタユニット
3 トンネル壁
4 トンネル
5 フード
7 ワイヤ
8 重心
9 接点
10 リフティングアイボルト
11 ランナ
11A、11B 長尺部材、運搬部材
12 牽引手段
13A、13B 磨耗部材
14A、14B 摺動部材
15 上側基部
15B 前方基部部分
15C 基部部材
16 ブラケット部材
17 担持プレート
17 A接合面
17 B取付け穴
19 前支柱
20 プロペラ
20A プロペラ端部
21 第1接合面
22 ギア取付け台/ハウジング
31 フランジ
51 電球
52 透明キャップ

Claims (15)

  1. トンネルスラスタユニットの取外し及び/又は取付けに関連し、該取外し/取付けについて補助装置(1)を使用して、スラスタユニット(2)及びその移動をトンネル(4)内での取外し/取付け中にガイドしてこれを行い、スラスタユニット(2)をトンネル(4)から運搬する方法であって、該方法は前記補助装置(1)を取外可能にスラスタユニット(2)で固定した後に、最終的な取外し/取付けを行い、それにより補助装置(1)で取外し/取付け中の移動を、主に圧縮力により、制御すること、を特徴とする方法。
  2. 前記補助装置(1)を、トンネルスラスタユニット(2)の全重量を担持可能に設計し、前記補助装置(1)を、トンネル(4)内で、取外し場所から離して、及び/又は取付け場所までの運搬用にも使用すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スラスタユニット(2)には第1接合面(21)を設け、補助装置(1)には前記固定のための第2接合面(17A)を設けること、を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1接合面(21)を降下させ、それによりスラスタユニット(2)を前記補助装置(1)の上部で、運搬中、担持すること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記圧縮力が、補助装置(1)と隣接面(3)との間の接触に伴い発生し、その結果前記トンネル(4)の少なくとも1壁部(3)に反力が生成され、前記隣接面を好適には前記壁部(3)とすること、を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記補助装置(1)には少なくとも1ガイド部材(14A、14B)を設け、前記ガイドを前記ガイド部材(14A、14B)と前記隣接面(3)との間の滑り及び/又は回転運動により行うこと、を特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 取外し及び/又は取付けを水中で行うこと、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 補助装置(1)をトンネル(4)内でスラスタユニット(2)を制御して取外し/取付けするのに関与させることを意図する、トンネルスラスタユニット(2)の取外し用補助装置(1)であって、前記補助装置(1)には少なくとも1つのガイド部材(14A、14B)を有する剛性構造体(10)を備え、該ガイド部材には、好適には湾曲部分として成形する、接触部を備えること、を特徴とする補助装置。
  9. 前記構造体(10)には運搬部材(11A、11B)も備えること、を特徴とする請求項8に記載の補助装置。
  10. 前記ガイド部材(14A、14B)を、前記運搬部材(11A、11B)に、好適には摺動部材(14A、14B)の形で配置すること、を特徴とする請求項9に記載の補助装置。
  11. 前記運搬部材(11A、11B)は、少なくとも1本の長尺部材(11A、11B)、好適には少なくとも2本の長尺部材(11A、11B)から成ること、を特徴とする請求項10に記載の補助装置。
  12. 前記補助装置には、前記長尺部材(11A、11B)の主要延伸部とで鋭角(α)を形成する平面に延在する接合面(17A)を備え、該角度は好適にはその場合45°>α>5°であること、を特徴とする請求項11に記載の補助装置。
  13. 前記ガイド部材(14A、14B)は、少なくとも1曲面から成ること、を特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の補助装置。
  14. 前記ガイド面(14A、14B)を前記長尺ユニット(11A、11B)の前端部に配置すること、を特徴とする請求項13に記載の補助装置。
  15. 前記運搬部材(11A、11B)には、少なくとも1つの摺動面を備える磨耗部材(13A、13B)を設けること、を特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の補助装置。
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