JP2007531620A5

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Publication number: JP2007531620A5
Application number: JP2007506491A
Authority: JP
Filing date: 2005-03-31
Publication date: 2008-05-08
Anticipated expiration: 2025-03-31

Claims

（ａ）ゼオライト、
（ｂ）金属燐酸塩であってゼオライト用の結合剤として少なくとも機能するのに充分な量で存在し且つ該金属がアルミニウム以外である金属燐酸塩、および
（ｃ）燐酸アルミニウム
を含んでなる触媒組成物。
（ａ）ゼオライト、
（ｂ）金属燐酸塩であってゼオライト用の結合剤として少なくとも機能するのに充分な量で存在し且つ金属がアルミニウム以外である金属燐酸塩を含んでなる触媒組成物であって、金属燐酸塩が金属の対応する酸化物の量により測定して触媒組成物の少なくとも４重量％、好ましくは５重量％を構成する触媒組成物。
（ｂ）の金属がＩＩＡ族金属類、ランタニド系列金属類、スカンジウム、イットリウム、ランタン、および遷移金属類、そして好ましくは、鉄、ランタンおよびカルシウムから選択される請求項１又は２に記載の触媒組成物。
組成物中に存在する、金属の対応する酸化物の量により測定して少なくとも５重量％の金属燐酸塩を含んでなる請求項１に記載の触媒組成物。
組成物中に存在する、金属の対応する酸化物の量により測定して４〜５０重量％の金属燐酸塩を含んでなる請求項１又は２に記載の触媒組成物。
クレー、シリカ、アルミナ、シリカ−アルミナ、イットリア、ランタナ、セリア、ネオジミア、サマリア、ユーロピア、ガドリニア、チタニア、ジルコニア、プラセオジミアおよびそれらの混合物よりなる群の員をさらに含んでなる請求項２又は５に記載の触媒組成物。
ゼオライト（ａ）がＺＳＭ−５、ベータゼオライト、モルデナイト、フェリエライトおよび１２もしくはそれ以上のシリカ対アルミナモル比を有するいずれかの他のゼオライトから選択される請求項１又は２に記載の触媒組成物。
ゼオライトがＺＳＭ−５である請求項１−６のいずれか１項に記載の触媒組成物。
組成物が粒状化されそして流動性である請求項１又は２に記載の触媒組成物。
触媒が２０〜１５０ミクロンの範囲内の平均粒子寸法を有する請求項１に従属する請求項９に記載の触媒組成物。
触媒が４０〜１５０ミクロンの範囲内の平均粒子寸法を有する請求項２に従属する請求項９に記載の触媒組成物。
組成物が押し出し物またはペレットの形態である請求項１に記載の触媒組成物。
組成物が０〜３０、好ましくは０〜２０の範囲内のダビソン摩擦指数を有する請求項１又は２に記載の触媒組成物。
炭化水素を接触分解条件下で、
（ａ）ゼオライト、
（ｂ）燐酸アルミニウム、および
（ｃ）金属燐酸塩であってゼオライト用の結合剤として少なくとも機能するのに充分な量で存在し且つ金属がアルミニウム以外である金属燐酸塩
を含んでなる触媒の存在下で反応させることを含んでなる炭化水素類の接触分解方法。
（ｃ）の金属がＩＩＡ族金属類、ランタニド系列金属類、およびＶＩＩＩ族金属類、そして好ましくは鉄、ランタンおよびカルシウムから選択される請求項１４に記載の方法。
触媒組成物が、組成物中に存在する金属の対応する酸化物の量により測定して少なくとも５重量％の金属燐酸塩を含んでなる請求項１４に記載の方法。
触媒組成物が、組成物中に存在する金属の対応する酸化物の量により測定して４〜５０重量％の金属燐酸塩を含んでなる請求項１４に記載の方法。
ゼオライト（ａ）がＺＳＭ−５、モルデナイト、フェリエライトおよび１２もしくはそれ以上のシリカ対アルミナモル比を有するいずれかの他のゼオライトから選択され、そして好ましくはＺＳＭ−５である請求項１４に記載の方法。
（ｃ）の金属が鉄、ランタニド系列から選択され、そしてこの方法により製造される分解した炭化水素類が金属燐酸塩結合剤を含んでいない触媒組成物と比べてＣ₃／Ｃ₄比により測定して高められたプロピレン収率を有する請求項１４に記載の方法。
（ｃ）の金属がＩＩＡ族金属類から選択され、そしてこの方法により製造された分解した炭化水素類が金属燐酸塩結合剤を含んでいない触媒組成物と比べてＣ₃／Ｃ₄比により測定して高められたブチレン収率を有する請求項１４に記載の方法。
接触分解方法が流動化されそして触媒組成物が４０〜１５０ミクロンの範囲内の平均粒子寸法を有する請求項１４に記載の方法。
方法が
（ａ）固定床接触分解工程でありそして触媒組成物が押し出し物の形態である又は
（ｂ）移動床接触分解工程でありそして触媒組成物が押し出し物の形態である
請求項１４に記載の方法。
（ａ）アルミニウム以外の金属源をゼオライトと一緒にし、
（ｂ）燐酸を（ａ）に加え、
（ｃ）（ｂ）をゼオライトおよび（ａ）からの金属の燐酸塩を含んでなる結合された組成物を製造するのに充分な条件下で処理することを含んでなる触媒組成物の製造方法であって、金属燐酸塩がゼオライト用の結合剤として少なくとも機能するのに充分な量で存在する方法。
（ａ）の金属がＩＩＡ族金属類、ランタニド系列金属類、スカンジウム、イットリウム、ランタン、および遷移金属類から選択される請求項２３に記載の方法。
触媒組成物が組成物中に存在する金属の対応する酸化物の量により測定して少なくとも５重量％の（ａ）からの金属の燐酸塩を含んでなる請求項２３に記載の方法。
金属源が金属塩の形態である請求項２３に記載の方法。
（ａ）非−ゼオライト系分子ふるい、および（ｂ）金属燐酸塩が非−ゼオライト系ふるい用の結合剤として少なくとも機能するのに充分な量で存在し且つ金属がアルミニウム以外である金属燐酸塩を含んでなる組成物。
（ｂ）の金属がＩＩＡ族金属類、ランタニド系列金属類、スカンジウム、イットリウム、ランタン、および遷移金属類から選択される請求項２７に記載の組成物。
非ゼオライト系分子ふるい（ａ）がＳＡＰＯ、ＡＩＰＯ、およびＭＣＭ−４１から選択される請求項２７に記載の組成物。