JP2007526831A - 油圧ハンドツール - Google Patents

油圧ハンドツール Download PDF

Info

Publication number
JP2007526831A
JP2007526831A JP2007500319A JP2007500319A JP2007526831A JP 2007526831 A JP2007526831 A JP 2007526831A JP 2007500319 A JP2007500319 A JP 2007500319A JP 2007500319 A JP2007500319 A JP 2007500319A JP 2007526831 A JP2007526831 A JP 2007526831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pump
chamber
fluid
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007500319A
Other languages
English (en)
Inventor
エー. マッケイ,アルバート,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lokring Technology Corp
Original Assignee
Lokring Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lokring Technology Corp filed Critical Lokring Technology Corp
Publication of JP2007526831A publication Critical patent/JP2007526831A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/02Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/02Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same
    • B25B27/10Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for connecting objects by press fit or detaching same inserting fittings into hoses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining
    • Y10T29/49895Associating parts by use of aligning means [e.g., use of a drift pin or a "fixture"]
    • Y10T29/49902Associating parts by use of aligning means [e.g., use of a drift pin or a "fixture"] by manipulating aligning means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49998Work holding
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5367Coupling to conduit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53909Means comprising hand manipulatable tool
    • Y10T29/53913Aligner or center

Abstract

コンジット(C)がコネクタ本体(CB)に受け取られる間に取付具のスエージリング(SR)を取付具の接続本体(CB)に進めて、コンジット(C)に取付具(F)を機械的に封止式に接続するための手持ち式油圧アセンブリ工具(10、210)は、ポンプチャンバ(94、334)に流体式に接続されたピストンチャンバ(38、238)を画成するクランプアセンブリ(22、222)を含む。クランプアセンブリ(22、222)は、コネクタ本体(CB)およびスエージリング(SR)の一方に係合するように適合された固定ジョー(30、230)と、コネクタ本体(CB)およびスエージリング(SR)の他方に係合するように適合された可動ジョー(34、234)とを有する。ピストン(28、228)は、ピストンチャンバ(38、238)に配置される。ピストン(28、228)および可動ジョー(34、234)は、ピストン(28、228)が第1の方向に動くことによって、可動ジョー(34、234)を固定ジョー(30、230)に向けて動かし、それによって、スエージリング(SR)をコネクタ本体(CB)に軸方向に動かして、ジョー(30、34、230、234)がコネクタ本体(CB)およびスエージリング(SR)に係合するときに、その中に受け取られたコンジット(C)にコネクタ本体(CB)を機械的に封止式に接続するように構成される。ポンプ本体(16、216)は、ポンプチャンバ(94、334)を画成し、クランプアセンブリ(22、222)に接続される。流体溜(14、214)は、ポンプチャンバ(94、334)に流体式に接続される。手動操作のポンプピストン(92、332)は、油圧流体を流体溜(14、214)から引き、且つ引かれた油圧流体をピストンチャンバ(38、238)内に強制してピストン(28、228)を第1の方向に動かすために、ポンプチャンバ(94、334)に配置される。

Description

本発明は、一般に設置工具に関し、より具体的には、スエージリング取付具を設置するための全体的に手持ち式の工具に関する。一実施形態において、本発明は、離れた電源へ接続する必要のない、特に参照して説明されるスエージリング取付具用の手持ち式設置工具としての応用について説明される。しかし、本発明は、他の類似環境および用途に関連してもよいことを認識すべきである。
流体コンジット、例えばチューブまたはパイプ用の取付具の1つの種類は、流体コンジット上に緩く嵌るコネクタ本体と、1つ以上のシールを提供し強力な機械的接続を提供するために流体コンジットの外側表面に対してコネクタ本体を圧縮し且つ/または物理的に変形するスエージリングとを含む。
このような取付具を流体コンジットに組み立てるための先行技術の工具は、固定ジョーと、可動ジョーと、可動ジョーを固定ジョーに向けて動かすための油圧シリンダとを含むことが多い。ジョーは、作動時に、ジョーがスエージリングをコネクタ本体上に強制的に動かし、それによって、コネクタ本体を流体コンジット内に圧縮するか、または動かして、シールおよび機械的接続を提供するように、スエージリングおよびコネクタ本体を把持するように構成されることができる。スエージ加工が完了したときには、油圧シリンダの油圧圧力は減少し、戻しばねが可動ジョーをその元々の位置に戻し、工具が取付具から取り外されるのを可能にする。
典型的に、これらの種類の先行技術の工具は、離れて位置決めされた油圧圧力供給から油圧ホースアセンブリを通してポンプ注入された油圧流体を経由して油圧力を受け取る。油圧圧力供給は、ポンプとポンプを駆動するための電気モータとを含むことができる。これらの構成要素のサイズおよび重量のため、オペレータは典型的に、工具の一部を持つだけであり、油圧ホースの長さによって動きが制限される。
先行技術の設置工具の例は、米国特許第4,189,817号(「チューブ取付具用の油圧アセンブリ工具」(Hydraulic Assembly Tool for Tube Fittings))、同第5,305,510号(「チューブ取付具用の改良された耐荷重性配列を備えた油圧アセンブリ工具」(Hydraulic Assembly Tool with Improved Load Bearing Arrangement for Tube Fittings)、同第5,694,670号(「安全スエージ工具」(Secure Swaging Tool))、同第6,434,808号(「小型設置工具」(Compact Installation Tool))および同第6,618,919号(「設置工具ポンプの遠隔式作用」(Remote Actuation of Installation Tooling Pump))に教示されている。
これらの種類の設置工具の1つの欠点は、油圧圧力供給へ必要なホース接続のため移動性が限られること、および、油圧圧力供給に比較的移動性がないことである。さらに、先行技術の設置工具は、嵩が大きく且つ/または重いことが多く、このため、離れた場所または制限された場所で使用することが困難になる。
米国特許第4,189,817号 米国特許第5,305,510号 米国特許第5,694,670号 米国特許第6,434,808号 米国特許第6,618,919号
したがって、比較的移動性があり、離れた場所および/または制限された場所に到達し、そこで使用することができる設置工具が必要である。様々な作業場所でおよび様々な取付具とともに設置工具を使用するかまたは少なくともより簡単に使用することを可能にするいずれのさらなる改良もまた、望ましいと思われる。
1つの態様にしたがって、コンジットがコネクタ本体に受け取られる間に取付具のスエージリングを取付具のコネクタ本体に進めて、コンジットに取付具を機械的に封止式に接続するために、手持ち式油圧アセンブリ工具が提供される。より詳細には、この態様にしたがって、油圧アセンブリ工具は、ポンプチャンバに流体式に接続されたピストンチャンバを画成するクランプアセンブリを含む。クランプアセンブリは、コネクタ本体およびスエージリングの一方に係合するように適合された固定ジョーと、コネクタ本体およびスエージリングの他方に係合するように適合された可動ジョーとを有する。ピストンは、ピストンチャンバに配置される。ピストンおよび可動ジョーは、ピストンが第1の方向に動くことによって、可動ジョーを固定ジョーに向けて動かし、それによって、スエージリングをコネクタ本体に軸方向に動かして、ジョーがコネクタ本体およびスエージリングに係合するときに、その中に受け取られたコンジットにコネクタ本体を機械的に封止式に接続するように構成される。ポンプ本体は、ポンプチャンバを画成し、クランプアセンブリに接続される。流体溜は、ポンプチャンバに流体式に接続される。手動操作のポンプピストンは、油圧流体を流体溜から引き、且つ引かれた油圧流体をピストンチャンバ内に強制してピストンを第1の方向に動かすために、ポンプチャンバに配置される。
別の態様にしたがって、手持ち式油圧アセンブリ工具を使用して取付具をコンジットに機械的に封止式に接続する方法が提供される。より詳細には、この態様にしたがって、油圧アセンブリ工具の固定ジョーおよび可動ジョーは、コネクタ本体に受け取られたコンジットで取付具のスエージリングおよび取付具の接続本体に留められる。油圧アセンブリ工具のポンプチャンバに配置されたポンプピストンは、手動で操作される。油圧流体は、ポンプピストンが第1の方向に動かされるときに、油圧アセンブリ工具の流体溜からポンプチャンバ内に引かれる。ポンプチャンバ内に引かれた油圧流体は、ポンプピストンが第2の方向に動かされるときに、油圧アセンブリ工具のピストンチャンバ内に強制される。流体溜からポンプチャンバ内に油圧流体を引いてポンプチャンバ内の引かれた油圧流体をピストンチャンバ内に強制することは、繰り返される。ピストンチャンバに配置されたピストンは、ピストンチャンバに強制された油圧流体で動かされる。可動ジョーは、ピストンで、固定ジョーに向けて動かされ、スエージリングをコネクタ本体に軸方向に動かし、その中に受け取られたコンジットにコネクタ本体を機械的に封止式に接続する。
さらに別の態様にしたがって、手持ち式油圧アセンブリ工具が提供される。より詳細には、この態様にしたがって、工具は、ピストンチャンバを画成するクランプ本体を含む。固定ジョーは、クランプ本体と一体的に形成されるか、または、クランプ本体に留められるかのいずれかである。可動ジョーは、クランプ本体に留められ、それに対して動くことができる。ピストンはピストンチャンバに配置される。ピストンが第1の方向に動くことによって、可動ジョーを固定ジョーに向けて動かす。工具本体は、ピストンチャンバに流体式に接続されるポンプチャンバを画成する。流体溜は、ポンプチャンバに流体式に接続する。ポンプピストンはポンプチャンバに配置され、流体溜から油圧流体を引き油圧流体をピストンチャンバ内に強制するように適合され、ピストンを第1の方向に動かし、それによって可動ジョーを固定ジョーに向けて動かす。
次に図面を参照すると、図示は、1つ以上の実施形態を例示する目的のみであり、これを限定する目的ではなく、図1は、一実施形態にしたがって全体として参照符号10で示される手持ち式油圧設置工具アセンブリを示す。下記により詳細に説明されるように、設置工具10は、スエージリング取付具を設置するための完全設置工具である。工具10は、全体的に手で持つことができ、油圧または他の離れた電源へ接続する必要はない。工具10を使用して、取付具および流体コンジットを一緒に接続することができる。より詳細には、図4を簡単に参照すると、流体コンジットCがコネクタ本体CBに挿入されるか受け取られるときにまたはその間に、工具10を使用して取付具のスエージリングSRを取付具Fの取付具のコネクタ本体CB上へ軸方向に動かすかまたは進めることができ、コネクタ本体CBを流体コンジットCの外側表面600内に圧縮するか可塑的に変形し、それが1つ以上のシールを形成してコネクタ本体CBを流体コンジットCに機械的に接続する。
図1〜5を参照すると、設置工具10は、その中に油圧流体を含む流体溜またはブラダ14を収容する第1のハンドル12を含む。一実施形態において、第1のハンドル12に配置されたブラダ14は、それから流体が引かれるときに潰れる、可撓性のある材料かまたはゴム状の材料から形成される。第1のハンドル12は、ハンドル12の前方端に隣接するポンプ本体16の一部を形成するか、またはそれに接続される。第2のハンドル18は、旋回ピン20によって本体部分に旋回式に接続され、第1のハンドル12に対して動くことができる。例示された実施形態において、隆起したボスまたは部材48が本体16に溶接される。隆起した部材48は貫通穴48cを含み、それを通ってピン20が受け取られる。ピン20はまた、ハンドル18を本体16に旋回式に接続するために第2のハンドル18の貫通穴18aにも受け取られる。
設置工具10は、コネクタ本体CBおよびスエージリングSRを含む取付具Fに係合するためにクランプまたは係合アセンブリ22をさらに含む。クランプアセンブリ22は、下記にさらに詳細に説明されるようにポンプ本体16に接続される。クランプアセンブリ22は、その中で動くために作用的に受け取られたピストン28を有する近位内腔26を画成するクランプ本体24を含む。クランプアセンブリ22は、その遠位端32に隣接するクランプ本体24に固定して留められた固定ジョー30と、接続部材36によってそれとともに動くためにピストン28に接続された可動ジョー34とをさらに含む。例示された実施形態において、固定ジョー30は、クランプ本体24と一体的に形成される。固定ジョー30は、コネクタ本体CBまたはスエージリングSRのいずれかに係合するように適合され、可動ジョー34は、コネクタ本体およびスエージリングの他方に係合するように適合される。
クランプ本体24および固定ジョー30は、全体として一緒に、クランプアセンブリ22の工具固定部分24、30を形成する。可動ジョー部材34、ピストン28および接続部材36は、全体として一緒に、クランプアセンブリ22の工具可動部分28、34、36を形成する。クランプアセンブリ22は、ピストン28が配置されるピストンチャンバ38を画成する。より詳細には、内腔26の一部が、ポンプ本体16から油圧流体を受け取るためのチャンバ38を形成する。チャンバ38は、内腔26を部分的に画成する本体24の一部とピストン28との間に画成される。可能な代替の実施形態において、ピストン28および可動ジョー部材34を、一体的に形成することができる。下記により詳細に説明されるように、ピストン28および可動ジョー34は、第1の方向におけるピストンの運動がジョー34を固定ジョー30に向けて動かすように、構成される。当業者によって理解され認識されるように、ジョー30、34がそれぞれコネクタ本体CBおよびスエージリングSRに係合するときに、可動ジョー34の固定ジョー30へ向かう運動は、スエージリングSRをコネクタ本体CBに軸方向に動かせ、その中に受け取られた流体コンジットCにコネクタ本体を機械的に封止して接続する。
本体24は、その近位端44に隣接し且つ内腔26により詳細にはチャンバ38に流体式に接続した本体24の流体ポート部分42によって画成された流体ポート40をさらに含む。流体ポート部分42は、下記にさらに説明されるように、ポンプ本体16にねじ込み式に接続するために内側ねじ山146を有し、加圧された油圧流体をポンプ本体16から選択的に受け取る。より詳細には、流体ポート40は加圧された油圧流体をチャンバ38内におよびピストン28へ送出し、それによって可動ジョー34を遠位端32に向けて第1の方向にすなわち油圧力の方向に、動かす。
圧縮ばね50が、第1の方向に対向する第2の方向にピストン28を促すために、接続部材36と遠位端32に隣接する本体24との間に配置される。ばね50は、圧縮力をピストン28に加え、それによってピストン28および接続部材36を、油圧力に対向する方向にある第1の位置(図3参照)に向けて、すなわち近位端44に向けて、促す。油圧力がピストン28に加えられないときには、ばね50は、可動部分28、34、36を近位端44に向けて且つ固定ジョー30から離して促すか、または動かし、且つ/または、近位端に隣接する工具可動部分を保持する。ばね50の促しを克服するのに十分な油圧流体を通して油圧力がピストン28に加えられるときには、工具可動部分28、34、36が、遠位端32に向けておよび固定ジョー30に向けて促されるかまたは動かされる。より詳細には、圧縮ばね50は、本体24の遠位端32に設けられた固定座52に係合する。固定座52は、それを中心にして環状に配置されるばね50の中心を合わせるために、中央突起54を含む。固定座52は、係止リング56によって本体24の遠位端に固定して取り付けられる。
既に述べたように、接続部材36は、ピストン28を可動ジョー34に接続する。接続部材36は、圧縮ばね50の少なくとも一部を受け取るためにねじ山のない内側内腔58を含む。内側内腔58は、可動座60によって部分的に画成され、それに対して圧縮ばね50が載置される。例示された実施形態において、本体24は、遠位端32に隣接する遠位内腔62をさらに含む。接続部材36は、遠位内腔62に摺動可能に係合して、工具可動部分28、34、36をガイドし、可動ジョー34上のモーメント荷重に対して反応する。好ましくは、遠位内腔62は、内腔26と同心であり、内腔26の直径と実質的に等しい直径を有する。本体24は、遠位内腔62と内腔26との間に配置された隙間区域を画成する円筒形セクション64をさらに含む。例示された実施形態において、円筒形セクション64は、内腔62および内腔26のものよりも大きな直径を有する。隙間区域は、可動ジョー34と本体24との間の干渉を防止する際に補助するように作用する。
可動ジョー34は、ピストン28の第1のジョー係合表面66と接続部材36の第2のジョー係合表面68との間に捉えられる。この配列は、ピストン28、可動ジョー34および接続部材36(集合的に、工具可動部分)が、しっかりしたユニットまたは単一の構造物になり動くことを可能にする。接続部材36は、ピストン28に画成されたねじ山を切った内腔72にねじ込み係合する雄ねじ山70を含む。好ましくは、ピストン28は、可動ジョー34にキー留めされ、接続部材36の取付中にピストン28が相対回転するのを防止する。接続部材36はまた、接続部材36を回転し接続部材をピストン28にねじ込み式に取り付けるのに使用されるアセンブリ工具(図示せず)に係合するための工具係合表面74も含む。
ピストンは、近位端44に隣接する一方の端に中央突起76を含む。中央突起76および本体24は、一緒にチャンバ38を画成する。油圧シール80が、ピストン28と内腔26を画成する工具本体24の壁との間に環状に配置され、内腔26に受け取られた流体がポート40を経由してそれによって通るのを防止する。例示された実施形態において、シール80は、内腔26の直径に実質的に類似した(またはわずかに小さい)外側表面84の直径に画成された円周溝82に配置されたT字形シールであるが、ピストン26が内腔26内を摺動可能に動くことを可能にする。
ポンプ本体16は、その中に受け取られたかまたは配置された手動操作のポンプピストン92を有するポンプ内腔90を含む。ポンプ本体16は、および、より詳細には、ポンプ内腔90はポンプピストン92と一緒に、ポンプチャンバ94を画成する。ポンプチャンバ94は、それから油圧流体を受け取るかまたは引くためにピストンチャンバ38におよびブラダ14に流体式に接続される。手動操作のポンプピストン92は、油圧流体をブラダ14からポンプチャンバ94内に動かすか引くように作用する。ピストン92はまた、引かれた油圧流体をポンプチャンバ94からピストンチャンバ38内に強制するようにも作用し、ピストン28を第1の方向に動かす。シール96は、ピストン92の溝98内に環状に配置され、油圧流体がピストンによって通り且つポンプ本体16から出て行くのを防止する。下記により詳細に説明されるように、ポンプチャンバ94は、ピストンチャンバ38におよびブラダ14に流体式に接続される。
第1の流体通路100は、ブラダ14をポンプチャンバ94に流体式に接続するために設けられる。ブラダ14に隣接して、貫通プラグ102が、ポンプ本体16のねじ山を切った内腔104に受け取られる。より詳細には、貫通プラグ102は、プラグをポンプ本体16にねじ込み式に接続するねじ山106を含む。貫通プラグ102は、ブラダ14をポンプチャンバ94へ流体式に接続する第1の流体通路100の一部を形成するプラグ通路108を含む。シール110は、貫通プラグ102のまわりに環状に配置されて、流体が貫通プラグ102の外側表面とポンプ本体16の内腔104を画成する表面との間を通るのを防止する。より詳細には、シール110は、貫通プラグ102の半径方向フランジ112とポンプ本体16のテーパ状表面114との間に差し挟まれる。
第1の弁116、例えばボール弁が、溜14とポンプチャンバ94との間に位置決めされる。より詳細には、供給逆止め弁116が第1の通路に配置され、より詳細には、ブラダ14とポンプチャンバ94との間の流体連通を選択的に制御するためにプラグ102の内側端に配置される。閉鎖位置では、弁116は、プラグ102に(および、より詳細には、プラグの斜角表面102aに)対して座し、油圧流体がポンプチャンバ94からプラグ通路108に入るのを防止するが、流体がブラダ14からポンプチャンバ94内に通るのを可能にする。具体的には、弁116は、油圧流体がブラダ14からチャンバ94へ通るときにプラグ102から離れて動くことができ、弁リテイナ116aによって動きが限定される。流体がチャンバ94を離れてブラダ14に戻ろうと試みるときには、弁116はプラグ102へ戻り、油圧流体のこのような通過を防止する。
ポンプ本体16はまた、ブラダ14の方向に円筒形に突出するブラダ接続部分118も含む。接続部分118はフランジ120を含み、それに対してブラダ14が取り付けられる。より具体的には、ブラダ14は、フランジ120上を且つ接続部分118のまわりに引かれる。Oリング122は、ブラダ14および接続部分118のまわりに環状に配置され、ブラダ14を本体16にさらに留める。ハンドル12は、コネクタ124によって本体16に留められる。例示された実施形態において、コネクタ124は、ハンドル12に溶接され(溶接Wによって概略的に例示される)、本体16にねじ込み式に係合され、それによってハンドル12を本体16に留める。より具体的には、コネクタ124は、溶接されるべきハンドル12を受け取るための窪み124a、および、本体16のねじ山を切った部分16bに係合する内側内腔124bを含む。
ポンプチャンバ94に受け取られた端に対向するピストン92の端で、外側ヨーク126が形成され、力移送ピン128に係合する。力移送ピン128は、ハンドル18に装着され、そのため、ハンドル18が動くときに、力移送ピン128はポンプチャンバ94内のポンプピストン92を上下に動かす。より詳細には、ハンドル12に対してハンドル18が動くと(図1の矢印130によって示されるように)、工具10を通って流体を動かすためにチャンバ94内のピストン92に往復運動を生じさせる。図1に示されるように、往復運動を生じさせるために、ハンドル18は、例示された第1の位置と、旋回ピン20のまわりに陰線に示された第2の位置と、の間を動くことができる。例示された実施形態において、第2の位置を越える運動は、力移送ピン128と隆起した部材48との間の係合によって制限される。第1のハンドル12を離れてハンドル18が動くことによって、ポンプピストン92を第1の方向に動かし、流体溜14からポンプチャンバ94内に流体を引き、その後、第1のハンドルに向けて第2のハンドルが動くことによって、ポンプチャンバ94内に引かれた油圧流体をピストンチャンバ38内に強制する。
第2の通路132がポンプチャンバ94をチャンバ38に流体式に接続する。第2の通路132は、ポンプ本体16によって部分的に画成され、コネクタ136に配置された貫通穴134によって部分的に形成される。コネクタ136は、ポンプ本体16をクランプアセンブリ22に機械的に流体式に接続する。一実施形態において、コネクタ136は、クランプ本体24のねじ山46にねじ込み式に係合する外側ねじ山138を含む。シール140は、コネクタ136とクランプ本体24との間に設けられ、ねじ山を切った部材142は工具本体24およびシール140に対して係止し、コネクタ136とポンプ本体16との間にねじ込み接続を留める。例示された実施形態において、係止リング144は、ねじ山を切った部材142とクランプ本体の係合表面146との間に配置され、シール140は、係止リング144と係合表面146の斜角縁148との間に位置決めされる。
クランプアセンブリ22にねじ込み式に係合した端に対向して、コネクタ136は、ポンプ本体16の内腔154に沿って部分的に画成された内側ねじ山152にねじ込み式に係合する追加外側ねじ山150を含む。コネクタ136は、ポンプ本体の隆起した部分に対して座す半径方向フランジ136aを含む。シール156は、コネクタ136(および、より具体的には、コネクタフランジ136a)と内腔154を画成するポンプ本体16との間に半径方向に配置される。第2の弁158は、ポンプチャンバ94とピストンチャンバ38との間に位置決めされる。より具体的には、弁158は、ポンプチャンバ94とピストンチャンバ38との間の流体連通を制御するために第2の通路132内に配置される。弁158は、ばね160によって閉鎖位置へ促され、チャンバ38からチャンバ94への流体連通は防止される。しかし、弁158は、チャンバ94からチャンバ38に向けて且つこれへ流体が流れるのを可能にする。より詳細には、例示された実施形態ではボール弁である弁158は、封止し、チャンバ38からチャンバ94に向けて流体が流れるときに内腔154内に配置された表面162に対して封止し、第2の通路132の一部を形成するポンプ本体16によって画成された通路164を通る流体連通を防止する。
図5を参照すると、ポンプ本体16は、手動起動時に油圧流体がピストンチャンバ38から溜14へ戻って通り第1および第2の弁116、158をバイパスするのを選択式に可能にするために、圧力解放アセンブリ170を含む。圧力解放アセンブリ170は、本体16の内腔174によって画成されたバイパス通路172を含む。バイパス通路172は、第2の通路132に流体式に接続し、これは、チャンバ3(図3)に、およびブラダ14に接続される。より詳細には、バイパス通路172は、第2の通路132に対してわずかにずれ、バイパス通路172および第2の通路132の両方に対してほぼ垂直に配向された接続通路176は、第2の通路132をバイパス通路172に流体式に接続する。弁178は、それを通る流体接続を制御するためのバイパス通路に配置される。
内腔180は、バイパス通路172から本体を通って本体の外側側部表面182へ延出する。例示された実施形態において、緩衝内腔180は、接続通路176と同心である。ねじ山を切ったカウンターボア184が、外側表面182に隣接する緩衝内腔180に沿って設けられる。弁アクチュエータ186は、緩衝内腔180に受け取られ、一方の端で弁178に作用的に接続される。アクチュエータ186の対向する端は、本体16から突出し、弁178を手動で操作するためのノブ188を含む。弁アクチュエータ186は、直径に沿って膨張するねじ山を切った部分190を含み、これは、本体16のねじ山を切ったカウンターボア184にねじ込み式に係合する。シール192は、油圧流体が緩衝内腔180を通って出て行くのを防止するために、アクチュエータ186の外側溝194に配置される。
弁178は、図5に例示されるように、ねじ山を切った部分190とねじ山を切ったカウンターボア184との間のねじ込み係合によって、強制的に閉じられる。弁178を解放するかまたは開くために、ノブ188が第1の方向に回される(例示された実施形態では反時計回り)。弁178を閉じるために、ノブ188は第2の方向に回され(例示された実施形態では時計回り)、アクチュエータ186と本体16との間のねじ込み係合は、通路176と通路172との間に位置決めされた斜角表面196に対して、弁178を強制的に閉じる。ノブ188は、本体16の表面182から延出するピン198に係合するフランジ部分188aを含む。ノブ188とピンとの間の係合は、アクチュエータ186の相対回転を制限する。より具体的には、この係合は、ノブの回転をおよそ1完全回転に制限する(実際には、1完全回転よりわずかに少ない)。代替の実施形態において、例えばばね等のバイアス手段または機構を使用して、アクチュエータを閉鎖位置に向けて促すことができ、弁178は、通路176と通路172との間の流体連通を防止する。このような代替の実施形態において、アクチュエータ186は、バイアス機構が促すのに対して強制的に動かされる必要がある。
例示された実施形態において、ブラダ14は、ブラダが油圧流体で満たされるのを可能にするが、流体が真空効果を形成せずにブラダに入り且つ出るのも可能にする可撓性のある材料から形成される。ブラダ14は、開口200を含むことができ、それがブラダを満たすことを可能にする。開口200を選択的に閉じるためにプラグ202が設けられる。特に、開口200は、初期にブラダ14を満たす目的で設けられることができ、次いで、開口200を閉じるためにプラグ202をブラダに取り付けることができる。好ましくは、ブラダ14が初期に満たされるかまたは他の方法で油圧流体により満たされるときには、すべての空気がブラダから、且つ、工具10の他のチャンバから、除去される。
操作において、解放弁178が閉じているため、第2のハンドル18は第1のハンドルから離れて動き、これが、チャンバ94に真空を形成する。結果として、ブラダ14からの油圧流体は、通路100を通って進み、チャンバ94に入る。形成された真空力は、ここでは第1の弁とも称される供給逆止め弁116を、油圧流体が通るのを可能にするのに十分である。ひとたびチャンバ94に入ると、弁116は、油圧流体がブラダ14に再度入るのを防止するように作用する。第2のハンドル18は、次いで第1のハンドルに向けて動き、これが、チャンバ94の流体を加圧する。加圧された流体は、依然として逆止め弁116によってブラダ14に入るのが防止され、代わりに、ここでは第2の弁とも称される弁158を、ばね160が促すのに対して強制して開く。このようにして、加圧された油圧流体は、第2の通路132を通ってチャンバ38内に強制される。弁158は、ピストンチャンバ38の油圧流体がポンプチャンバ94へ直接戻るのを防止するように作用する。
次いで、この作用すなわちポンプピストン92の運動を繰り返すことができ、それによって、より多くの加圧された流体をチャンバ38内に強制する。ピストン92が上げられるときには、弁158は、既にチャンバ38内にある流体がポンプチャンバ94へ戻るのを防止するように機能し、これは結果として、流体がブラダ14からチャンバ94内に引かれることになる。このようにして、ピストン92の各ストロークでますます多くの流体をブラダ14から引くことができ、チャンバ38内に強制され、クランプアセンブリ22のピストン28を動かす。既に述べたように、ピストン28が動くと、結果として、可動ジョー34が固定ジョー30に向けて矢印204によって示される第1の方向に動くことになる(図1)。
当業者には公知であり認識されるように、特に図4を参照すると、ジョー30、34は、スエージリングSRを取付具またはコネクタ本体に軸方向に動かすために使用することができ、本体CBを流体コンジットCへ封止式に機械的に接続する。例示された実施形態において、固定ジョー30はコネクタ本体CBの半径方向フランジ602に係合し、可動ジョー34はスエージリングSRの端表面604に係合する。スエージリングSRをコネクタ本体CBに軸方向に動かして取付具Fを流体コンジットCへ留めるために使用されるときに、固定および可動のジョー30、34は、まず、コネクタ本体CBに受け取られた流体コンジットCで、スエージリングSRおよびコネクタ本体CBに留められる。ハンドル12、18を使用して、ポンプピストン92は手動で操作され、ピストン92が第1の方向に動くときに油圧流体を流体溜14からポンプチャンバ94内に引き、ピストン92が第2の方向に動くときに、引かれた油圧流体をピストンチャンバ38内に強制する。これらのステップは繰り返されて、より多くの流体をブラダ14から引き、より多くの流体をピストンチャンバ38内に強制する。これは、ピストンチャンバ38に強制された油圧流体でピストン28を動かすという効果を有する。ピストン28の運動が可動ジョー34を固定ジョーに向けて動かし、スエージリングSRをコネクタ本体CBに軸方向に動かして、コネクタ本体CB(および取付具F)を流体コンジットCへ機械的に封止式に接続する。
ジョー30、34を取付具Fから解放するかまたは可動ジョー34が固定ジョー30から離れて動くのを可能にすることが望ましいときには、解放ノブ188を第1の方向に回して、アクチュエータ186をおよび究極的に弁178を、アクチュエータ186とねじ山を切ったカウンターボア184との間のねじ込み接続のらせんのため、緩衝内腔180から外向きに動かす。これは、チャンバ38の加圧された流体がブラダ14へ戻るために、経路すなわちバイパス通路172を提供する。このようにして、ノブ188を第1の方向に回すときには、弁178が開き、チャンバ38の流体はブラダ14へ戻る。流体がブラダ14に向けて戻って動くときに、解放ノブ188を第2の方向に回して弁178を閉じる。次いで、ハンドル18を再度上下運動し、ポンプピストン92を往復して動かし、油圧流体をブラダ14からピストンチャンバ38へ強制することができる。
図6を参照すると、設置工具アセンブリが第2の実施形態にしたがって示され、全体として参照符号210で示される。第1の実施形態の設置工具10と同様に、設置工具210は、スエージリング取付具を設置するための完全設置工具である。工具210は、全体を手で持つことができ、油圧または他の離れた電源へ接続する必要がない。1つの用途において、第1の実施形態の設置工具10と同様に且つ図4に示されるように、工具210は、取付具Fと流体コンジットCとを一緒に接続するように適合される。具体的には、流体コンジットCが中に挿入されるときに、工具210を使用して、スエージリングSRを取付具Fのコネクタ本体CB上に軸方向に動かし、コネクタ本体CBを流体コンジットCの外側表面内に圧縮するかまたは可塑的に変形し、それが1つ以上のシールを形成し、コネクタ本体CBを流体コンジットCに機械的に接続する。
下記に示されるのを除いて、設置工具210は、設置工具10と同様であるかまたは同一である。より詳細には、設置工具210は、第1の実施形態のブラダ14と同様に、流体溜またはブラダ214を収容する第1のハンドル212を含む。第1のハンドル212は、ハンドル212の前方端に隣接するポンプ本体216の一部を形成するかまたはそれに接続される。例示された実施形態において、第1のハンドル212は、第1の実施形態の設置工具10と同一の方法で、本体16に接続する。第2のハンドル218は、旋回ピン220によってポンプ本体216に旋回式に接続される。設置工具210は、コネクタ本体CBおよびスエージリングSRを含む取付具Fに係合するためにクランプまたは係合アセンブリ222をさらに含む。クランプ本体222は、下記にさらに詳細に説明されるようにポンプ本体216に接続される。
図7および8を参照すると、クランプアセンブリ222は、クランプ本体222は、その中で動くために作用的に受け取られたピストン228を有する近位内腔226を画成するクランプ本体224を含む。クランプアセンブリ222は、本体224の遠位端232に隣接するクランプ本体224に固定して留められたかまたはそれと一体的に形成された固定ジョー230と、それとともに動くためにピストン228に接続した可動ジョー234とをさらに含む。具体的には、例示された実施形態において、可動ジョー234は、ピストン228にプレス嵌めされ(すなわち、締まり嵌め接続)、それとともに動くためにジョー部材234をピストンに固定して留める。本体224および固定ジョー230は、全体として一緒に、クランプアセンブリ222の固定部分224、230を形成する。可動ジョー234およびピストン228は、全体として一緒に、クランプアセンブリの可動部分228、234を形成する。内腔226の一部は、ポンプ本体216から油圧流体を受け取るためのチャンバ238を形成する。より具体的には、チャンバ238は、内腔226を画成する本体224の一部とピストン228との間に画成される。
本体224は、近位端244に隣接する本体224の流体ポート部分242によって画成され且つ内腔226により詳細にはチャンバ238に流体式に接続された流体ポート240をさらに含む。流体ポート部分242は、ポンプ本体にねじ込み式に接続するために内側ねじ山246を有し、下記にさらに説明されるように、加圧された油圧流体をポンプ本体216から選択的に受け取る。より詳細には、流体ポート240は加圧された油圧流体をチャンバ238内におよびピストン228へ送出してピストンを動かし、それによって、可動ジョー234を、第1の方向に、油圧力の方向におよび遠位端232に向けて動かす。例示された実施形態において、さらなる近位内腔248が、流体ポート240をピストンチャンバ238に流体式に接続する。
引っ張りばね250が、ピストン228を第2の方向に促すために、内腔226に、ピストン228と近位端244に隣接するクランプ本体224との間に、配置される。引っ張りばね250は、引っ張り力をピストン228に加え、ピストン228を、第1の方向に対向し且つ油圧力に対向する第2の方向にある第1の位置(図8に示される)に向けて、すなわち近位端244に向けて、促す。油圧力がピストン228に加えられないときには、ばね250は、工具可動部分228、234を近位端に向けて且つ固定ジョー230から離して促すか、または動かし、且つ/または、近位端に隣接する工具可動部分を保持する。ばね250の促しを克服するのに十分な油圧流体を通して油圧力がピストン228に加えられるときには、工具可動部分228、234は、遠位端232に向けておよび固定ジョー230に向けて促されるかまたは動かされる。
より詳細には、ばねの第1の端252は、ねじ山を切った締結具254によって近位端244に隣接する本体224に留められる。図示のように、締結具254は、本体224によって画成されたねじ山を切った内腔256内にねじ込み式に受け取られ、ばね250をその上に保持するためのヘッド258を含む。例示されたように、締結具は、内腔248によって画成され且つ流体ポート240とピストンチャンバ238との間に位置決めされた近位チャンバ260内に配置される。ばね250の第2の端262は、第2のねじ山を切った締結具266のヘッド264のまわりにコイル状にされる。締結具266は、第2の端260をピストン228に留める。例示された実施形態において、締結具は、ピストン228によって画成されたねじ山を切った内腔268内にねじ込み式に受け取られる。ばね250は、ピストン228に対して半径方向に中心がある位置にばね250を維持するためにピストン228によって画成されたねじ山のない内側内腔270内に、少なくとも部分的に受け取られる。
ピストン228は、内腔226を画成する本体224に摺動可能に係合するようにほぼサイズ付けられた外側表面274を有する近位部分272を含む。例示された実施形態において、ピストン228および本体224の構成は、可動部分228、234がガイドされ可動ジョー234に加えられたモーメント荷重に反応するのを可能にする。油圧シール276は、ピストン228と内腔226との間に環状に配置され、内腔226に受け取られた油圧流体がポート240を経由してそれによって通るのを防止する。例示された実施形態において、シール272は、ピストン近位端272の外側表面274に画成された円周溝278に配置されたT字形シールである。
クランプ本体224は、内腔226に接続され且つ遠位端232の方向に内腔226にすぐに隣接して間隔をおいた中間内腔280をさらに画成する。中間内腔280は、好ましくは、ピストンが遠位端232に向けて動くときにピストン228用に幾分の隙間を提供する近位内腔226と同心であり、直径はわずかに大きい。
ピストン228は、近位部分272から突出する遠位部分282を含む。遠位部分282は、近位部分270と同心であるが、直径は小さい。遠位部分282は、キャップ内腔286と噛み合うか、またはその中に受け取られるようにサイズ付けられる外側表面284を有する。キャップ内腔286は、クランプ本体224の遠位端232内に留められたキャップ288内に画成される。
より詳細には、クランプ本体224は、中間内腔280に接続され且つ中間内腔および遠位端232の両方にすぐ隣接する遠位内腔290を画成する。遠位内腔290は、好ましくは、中間内腔280と同心であり、直径はわずかに大きい。キャップ288は、遠位内腔290内にしっかり受け取られる。キャップ288は、キャップが内腔290内に軸方向挿入するのを制限するために本体224に画成されたショルダ294に対して噛み合う半径方向フランジ292を含む。一実施形態において、キャップ288の外径は、これが内腔290と締まり嵌めを形成してキャップ288が本体224から軸方向に引き出されるのを防止するようにされる。具体的には、半径方向フランジ292は、遠位端232に隣接するカウンターボア296内に受け取られる。
固定ジョー230は、位置決めねじ302を経由してクランプ本体224に装着された着脱自在な固定ジョーインサート300を含む。位置決めねじ302は、主に、インサート300をクランプ本体224に位置付けるために設けられる。インサート300にかかる軸方向荷重は、クランプ本体224の一部として一体的に形成されインサート300の窪み300aに受け取られたショルダ224aによって打ち消されるかまたは取られる。当業者には公知のように、一実施形態にしたがって、固定ジョーインサート300は、スエージリング(例えば図3のスエージリングSR等)および取付具またはコネクタ本体(例えば図4のコネクタ本体CB等)の一方に係合するように構成される。インサート300は位置決めねじ302によって本体224に着脱自在に締められるため、インサートは、容易に取り外され、別のインサート(図示せず)と置き換えられる。インサート300を取り替えるときにまたは特定の取付具および/またはスエージリングととに使用されるためのインサートを設置するために、第2のインサートを容易に装着することが望ましくてもよい。
可動ジョーは、ピストン遠位部分282のまわりに環状に配置された係合部材304と、位置決めねじ308を経由して係合部材304に装着された着脱自在な可動ジョーインサート306とを含む。位置決めねじ302と同様に、位置決めねじ308は、主に、インサート306を係合部材304に位置付けるために設けられる。インサート306にかかる軸方向荷重は、係合部材304の一部として一体的に形成されインサート306の窪み306aに受け取られるショルダ304aによって打ち消されるかまたは取られる。一実施形態にしたがって、可動ジョーインサート306は、スエージリングSRおよび取付具本体CBの他方に係合するように構成される。このようにして、可動ジョー234および固定ジョー230は一緒に、可動ジョーが固定ジョーに向けて動かされるかまたは閉じられるときにスエージリングを取付具本体に動かす目的で、スエージリングSRおよび取付具本体CBに係合する。固定ジョーインサート300と同様に、可動ジョーインサート306は、位置決めねじ308によって係合部材304に着脱自在に締められるため、インサートを取り替える際に様々なサイズの取付具で工具210を使用するときに望ましくてもよいように、可動ジョーインサートは、容易に取り外され、別の可動ジョーインサート(図示せず)と置き換えられる。
例示された実施形態において、係合部材304は、それを通ってピストン遠位部分282を受け取る貫通穴310を含む。遠位部分282の外側表面284は、貫通穴310の直径に対して直径がわずかに大きく、係合部材304をピストン228に固定して係合するプレス嵌めまたは締まり嵌め状態を形成する。ショルダ312は、ピストン282に近位部分272と遠位部分282との間に形成される。ショルダ312は、係合部材304に当接するか係合するように構成され、チャンバ238に受け取られた油圧流体によってピストンが強制的に動かされるときに係合部材を遠位端232に向けて動かす。係合部材304に取り付けられた可動ジョーインサート306で、係合部材304を強制的に動かすピストン228の運動は、可動ジョーインサート306を固定ジョーインサート300に向けて動かす効果がある。
軸受パッド314が、クランプ本体224に沿って延出する係合部材304の一部304bとクランプ本体224の表面224bとの間に設けられる。具体的には、軸受パッド314は、係合部材の一部304bに画成された窪み316に受け取られる。軸受部材314は、可動ジョー234が固定ジョー230に向けて動かされるときに表面224bに沿って摺動可能に動くように適合される。軸受パッド314は、インサート300および306に置かれるときにピストン228の中心を通って走るピストン力が取付具の中心へ側方向に平行移動するときに形成されたモーメント力に反応する。モーメント力を吸収するかまたはこれに反応することによって、軸受パッド314は、可動ジョー234とピストン228との間の係合またはインタフェースが軸方向力を処理しなければならないだけであることを可能にする。
ポンプ本体216は、その中に受け取られたポンプピストン332を有するポンプ内腔330を含む。内腔330およびポンプピストン332は、ブラダ214から油圧流体を受け取るためのポンプチャンバ334を画成する。ピストン332は、ブラダ214からチャンバ334を通ってチャンバ238内に油圧流体を動かすように作用する。シール336は、ピストン332に画成された溝338内に環状に配置され、油圧流体がピストンによって通りポンプ本体216から出て行くのを防止する。
第1の通路は、ブラダ214をポンプチャンバ334へ流体式に接続するために設けられる。第1の通路340を通るブラダ214とポンプチャンバ334との間の連通は、設置工具10に関連して第1の実施形態を参照して述べたものと同一であり、設置工具210に関しては詳細に説明しない。設置工具10と同様に、特に図6を参照すると、設置工具210は、ボール弁等の第1の供給逆止め弁342が、ブラダ214とポンプチャンバ334との間の流体連通を選択的に制御するために、第1の通路340に配置される。例示された実施形態において、弁342は、一方向逆止め弁であり、ブラダ214からチャンバ334への流体連通を可能にするが、チャンバ334からブラダ214へ戻る流体の流れは防止する。また、第1の実施形態と同様に、ポンプ本体216は、コネクタ344によってハンドル212に接続される。
ポンプチャンバ334に受け取られた端に対向するポンプピストン322の端で、外側ヨーク346が形成され、力移送ピン348に係合する。力移送ピン348は、ハンドル218に装着され、そのため、ハンドル218が動くときに、力移送ピン348はポンプチャンバ334内のポンプピストン332を上下に動かす。より詳細には、ハンドル212に対してハンドル218が動くと(図6の矢印350によって示される)、工具210を通って流体を動かすためにチャンバ334内のピストン332に往復運動を生じさせる。ハンドル212を離れてハンドル218が動くことは、力移送ピン348と本体216に装着されたボス354との間の係合によって制限される。例示された実施形態において、ボスまたは隆起した部材354は、それと一体的になるように本体216に溶接される。ピン220は、ハンドル貫通穴218aおよびボス部材貫通穴354aを通って受け取られる。
第2の通路360は、ポンプチャンバ334チャンバ238に流体式に接続する。第2の通路360は、ポンプ本体216によって部分的に画成され、連接アセンブリ364に画成された貫通穴362によって部分的に形成される。下記により詳細に説明されるように、連接アセンブリ364は、ポンプ本体216をクランプアセンブリ222に機械的に流体式に接続する。特に、連接アセンブリは、クランプアセンブリ222をポンプ本体216に回転可能に接続する。連接アセンブリ364は、ポンプ本体216に画成されたねじ山を切った内腔372のねじ山を切った部分370にねじ込み式に係合するねじ山368を有する第1の部材336を含む。内腔372は、ポンプ本体216内に第2の通路360を部分的に画成する。シール374は、第1の部材336と内腔372を画成するポンプ本体216との間に半径方向に配置される。例示された実施形態において、シール374は、内腔372のまわりのポンプ本体に画成されたカウンターボアセクション376内に受け取られる。
第2の弁378は、ポンプチャンバ334とピストンチャンバ238との間に位置決めされ、チャンバ234とチャンバ238との間の流体連通を制御するために第2の通路360内に配置される。弁378は、ばね380によって閉鎖位置に促され、チャンバ238からチャンバ334へ流体が流れるのが防止される。より詳細には、例示された実施形態ではボール弁である弁378は、封止し、表面382に対して封止し、チャンバ238からチャンバ334へ流体が流れるのを防止する。第2の通路360は、チャンバ334へ直接且つ流体式に接続された狭い通路384をさらに含む。内腔386は、狭い通路384を内腔372に流体式に接続する。ボール弁378は、閉鎖位置にあるときに、内腔386内に配置され、表面382に載置され、これが狭い通路384を内腔386に接続する。ばね380は、ボール弁378と連接アセンブリ364の第1の部材366との間に軸方向に位置決めされる。具体的には、ばね380の一方の端が、ボール弁378を部分的に受け取り、ばねの他方の端は、第1の部材366の貫通通路362のまわりに配置されたカウンターボア388内に受け取られる。
ねじ山を切った部材392は、第1の部材366のポンプ本体216に対する配向を係止する。より詳細には、ねじ山を切った部材392は、ポンプ本体216から突出するねじ山368の一部に受け取られる。係止リングを、ねじ山を切った部材392とポンプ本体216との間に軸方向に配置することができる。
連接アセンブリ364は、流体ポート部分242の内側ねじ山246にねじ込み式に接続するねじ山400を有する第2の部材398をさらに含む。シール402は、ポート240内に延出する第2の部材398の一部と流体ポート部分242の斜角表面との間に半径方向に配置される。シール402は、クランプ本体224と第2の部材398との間を通ることによって油圧流体が工具210を出て行くことを防止する。第2の部材398は、クランプ本体224の外側表面410に当接するショルダ408を有するフランジ部分406を含む。第2の部材398とクランプアセンブリ222との間のねじ込み接続は、第2の部材をクランプアセンブリに固定して留める。
連接アセンブリ364は、狭苦しい場所環境または他の制約のある区域を含む様々な作業場所で、工具210を使用することを、または、少なくともより容易に使用することを可能にする。より詳細には、連接アセンブリ364は、クランプアセンブリ222が、少なくとも2本の軸に沿ってポンプ本体216およびハンドル212、218に対して回転可能に動くことを可能にする。例示された実施形態において、図9を参照すると、連接アセンブリ364は、クランプアセンブリ222が、ポンプ本体216およびハンドル212、218に対して第1の軸412を中心にして回転するのを可能にし、且つ、クランプアセンブリ222が、ポンプ本体216およびハンドル212、218に対して第2の軸414を中心にして回転するのを可能にする。したがって、クランプアセンブリ222は、そうではなければハンドル212、218の操作を妨害し得る障害物を回避するために、ポンプ本体216およびハンドル212、218がまわりを動くのを可能にしながら、スエージ加工されるべき取付具Fに位置決めされることができる。
クランプアセンブリ222およびそれから延出するハンドル212、218を備えたポンプ216は、軸412、414等の2本の軸を中心にして互いに対して動くことができる。当業者によって認識されるように、2本の軸を中心にして動くことによって、クランプアセンブリ222およびポンプ本体216が、互いに対して動き且つ互いに対してほぼいずれの位置に配向されるのをほぼ可能にする。例示された実施形態において、第1の軸412は、第2の軸414に対してほぼ垂直である。2本の軸412、414を中心にして動くことを可能にするために、連接アセンブリ364は、ここでは第1のスイベルまたは主要スイベルとも称される第3の部材416を含み、これは、第1の部材366を第2の部材398に回転可能に接続する。
続けて図9を参照すると、第1のスイベル416は、第1の軸412に沿って配置され、第1の軸を中心にしてクランプアセンブリ222をポンプ本体216に対して動かすのを可能にする。ここでは第2のスイベルとも称される第2の部材398は、第2の軸414に沿って配置され、ハンドル212、218の軸方向拡張部にほぼ平行である第2の軸を中心にしてクランプアセンブリ222を回転するのを可能にする。軸412、414を中心にして動くことを可能にしながら、連接アセンブリ364はまた、貫通穴362の間の連続流体接続も可能にし、両方とも図8に示される。
下記により詳細に説明されるように、第1の軸412を中心にした回転は、複数の所定の位置で割出しされる。第1のスイベル416は、第1の部材366によって画成された貫通内腔420に受け取られたシャフト部分418を含む。第1のスイベル416の外側表面426に画成された円周溝424に受け取られた保持リング422は、貫通内腔420から第1のスイベル416が軸方向に引き出されるのを防止する。割出しプレート430は、第1のスイベル416に固定して回転不可能に接続される。スイベル416は、シャフト部分418よりも大きな直径を有するヘッド部分432をさらに含む。割出しプレート430は、スイベル416のまわりに、より具体的には、シャフト部分418とヘッド部分432との間に画成されたスイベル416の半径方向ショルダのまわりに、環状に配置される。
より詳細には、割出しプレート430は、ヘッド部分432が受け取られる貫通穴436を含む。割出しプレート430は、第1のスイベル416に半径方向に回転不可能に留められる。例示された実施形態において、プレート430は、プレートをスイベルに回転不可能に接続するために第1のスイベル416上に一体的に形成されたフラットまたはキー440を受け取るスロットまたは窪み438を含む。例示された実施形態において、キー440は、ヘッド部分432の一部として形成され、ショルダ434を画成する。各キー440の端に画成されたショルダ434は、第1のスイベル416が、割出しプレート430および第1の部材366内に軸方向挿入されるのを制限する。割出しプレート430および第1の部材366は、ショルダ434と保持リング222との間の位置に軸方向に係止される。
割出しプレート430は、複数の開口部を画成し、これは、例示された実施形態では、割出しプレートを通って軸方向に延出するスロットまたは貫通穴442である。スロット442は、貫通穴436から半径方向に間隔をおかれ、互いに対して円周方向に間隔をおかれる。ピンアセンブリ444は、第1の部材366に装着され、割出しプレート430に選択式に係合可能であり、第2の部材416を第1の部材366に対して係止する。より詳細には、ピンアセンブリ444は、貫通穴442の1つにピンが受け取られて部材366、416の間の回転を係止する係合位置と、部材366、416の間の回転が可能である係合解除位置と、の間を動くことができるピン446を含む。
ピン446は、ヘッド部分448と、シャフト部分450と、ねじ山を切った部分452とを含む。ヘッド部分448は、第1の部材366によって画成された貫通穴454よりも大きな直径を有し、その中にピン446が受け取られ、それによって、ピン446が第1の部材366内に軸方向挿入されるのを防止する。ばね456が、シャフト部材450のまわりに環状に配置され、貫通穴454のカウンターボア部分458内に留められる。ねじ山を切ったキャップ460は、カウンターボア部分458の直径に実質的に整合するかまたはわずかに小さく、且つ、貫通穴442の直径に実質的に整合するかまたはわずかに小さい直径を有する。キャップ460は、ピン446のねじ山を切った部分452にねじ込み式に接続される。
キャップ460の直径は、貫通穴454の直径よりも大きく、それは、ピンアセンブリ444が第1の部材366から軸方向に引き出されるのを制限する。ばね456は、キャップ460を割出しプレート430内に促し、そのため、貫通穴442の1つがピンアセンブリ444に整列配置するときに、ピン446は係合位置に向けて促され、キャップ460は整列配置された貫通穴442に受け取られる。ヘッド部分448は、陰線で示された係合解除位置へピンアセンブリ444を手動で動かすのを容易にするためにリング462を含み、キャップ460は貫通穴442から取り外され、第1の部材366に対するスイベル416の回転が可能である。既に述べたように、割出しプレート430は、スイベル416に回転不可能に接続され(すなわち、相対回転は許可されない)、スイベル416のまわりに環状に配置される。例示された実施形態において、回転不可能な接続は、キー440およびスロット438の配列であるが、他のいずれの公知の回転不可能接続を使用することができ、例えば、刻み付係合を備えた締まり嵌めである。
第2のスイベル398は、第1のスイベル416に回転可能に接続される。より詳細には、第1のスイベル416と同様に、第2のスイベル398は、形状が略円筒形である。第2のスイベル398は、ヘッド部分466と、第1のスイベル416に画成された貫通穴470に受け取られる細長いかまたはシャフトの部分468とを含む。ヘッド部分466は、第2のスイベル398が貫通穴470内に軸方向挿入されるのを制限し、第2のスイベル398の外側表面476に画成された円周溝474に環状に受け取られた保持リング472は、第2のスイベルが第1のスイベルから軸方向に引き出されるのを制限する。
例示された実施形態において、第1のスイベル416と第2のスイベル398との間の相対運動は、割出しされない。しかし、スイベル398、416の間の相対運動は、第1の部材366と第1のスイベル416との間の割出し相対運動に類似した方法かまたは当業者に公知の他の何らかの方法かのいずれかで、割出しすることができることが、当業者によって認識されるべきである。割出しされない相対運動は、より自由な運動を可能にするが、一方、割出しされた相対運動は、一方の部材が他方の部材に対して適所で係止されるのを可能にする。したがって、例示された実施形態において、第1のスイベル416と第1の部材366との間の運動のみが、割出しされる。しかし、代替の実施形態において、スイベルが回転可能に接続される噛み合い部材に対する運動のために、スイベルの両方を割出しすることができるか、または、両方とも割出しすることができない。
第1の部材366(第2の通路360の一部を形成する)の通路362と流体ポート240との間の流体連通は、(1)第1の部材366に対する第1のスイベル416の位置、および、(2)第1のスイベル416に対する第2のスイベル398の位置、に関わりなく維持される。この目的のために、第1のスイベル416は、シャフト部分418の軸方向拡張部全体に沿っておよび貫通穴470へのヘッド部分432に沿って画成された軸方向に延出する通路478を有する。プラグ480は、通路478の端を閉じるかまたは封止するために第1のスイベル416の遠位端482に隣接する貫通穴478に配置される。例示された実施形態において、プラグは、遠位端482に隣接する窪みに設けられた対応するねじ山にねじ込み式に係合するために、工具窪み484およびねじ山を含む。プラグ480と第1のスイベル416との間のねじ込み接続は、当業者には流体密封であると公知であるテーパ状のねじ山システムを使用する。
複数の半径方向に延出する通路486は、第1のスイベル416の外側表面426に画成された円周溝490によって画成された環状チャンバ488に、通路478を流体式に接続する。溝490は、第1の部材366を通って延出する通路362に整列配置されるようにスイベル416に沿って軸方向に位置決めされる。このようにして、通路478は、環状チャンバ488および半径方向通路486を経由して通路362に常に流体式に接続される。Oリングシール492は、円周溝490の軸方向に側面に位置する円周溝494に留められ、第1の部材366と第1のスイベル416との間の流体連通を封止する。
図8および9を参照すると、第2のスイベル398は、クランプアセンブリ222の流体ポート240に流体連通する軸方向に延出する通路496を含む。Oリングシール492は、流体が第2のスイベル398と流体ポート240を画成する流体ポート部分242との間に出て行くのを防止する。図9を特に参照すると、複数の半径方向に延出する通路498は、第2のスイベル398の外側表面476に画成された円周溝502によって画成された環状チャンバ500に、通路496を流体式に接続する。溝502は、第1のスイベル416を通って延出する通路478に整列配置されるようにスイベル398に沿って軸方向に位置決めされる。このようにして、通路496は、環状チャンバ500および半径方向通路486を経由して通路478に常に流体式に接続される。Oリングシール504は、円周溝502の軸方向に側面に位置する円周溝506に受け取られ、第1のスイベル416と第2のスイベル398との間の流体連通を封止する。
詳細には例示されていないが、設置工具210は、ここに記載された第1の実施形態の圧力解放アセンブリ170と同一であるかまたは同様である圧力解放アセンブリ510を含む。したがって、圧力解放アセンブリ510は、通路360をブラダ214へ流体式に接続するバイパス通路を含む。それを通る流体連通を制御するために、弁がバイパス通路に配置される。弁アクチュエータ512は、弁の一方の端に作用的に接続され、弁を手動で開くためにノブ514を含む。弁の作用は、設置工具10を参照して上述されたように、発生する。
図6に戻って参照すると、可撓性のあるブラダ214は、油圧流体で満たされるように適合され、第1の実施形態の設置10のブラダ214を参照して検討されたように、流体が真空効果を形成せずにブラダ214に入り出るのを可能にする。プラグ516は、ブラダを初期に満たす目的で使用されるブラダの開閉のために設けられる。好ましくは、ブラダ14を参照して検討されたように、ブラダ214が油圧流体で満たされるときには、すべての空気がそれから、および、工具210の他のチャンバ、流体通路等から、一掃されるかまたは除去される。
操作において、設置工具210は、第1の実施形態の設置工具10のように機能する。より詳細には、第2のハンドル218は第1のハンドル212から離れて動き、これが、チャンバ334に真空を形成する。結果として、ブラダ214からの油圧流体は、チャンバ334に入る。形成された真空力は、供給逆止め弁342によって油圧流体が通るのを可能にするのに十分である。ひとたびチャンバ334に入ると、弁342は、油圧流体がブラダ14に再度入るのを防止するように作用する。第2のハンドル218は、次いで第1のハンドル212に向けて動き、チャンバ334の流体を加圧する。加圧された流体は、依然として逆止め弁342によってブラダ214に入るのが防止され、代わりに、ばね380の力に対して、弁378を強制して開く。このようにして、流体は、第2の通路360を通り、連接アセンブリ364の通路486、478、498、496を通って、クランプアセンブリ222のピストンチャンバ238内に強制される。
次いで、この作用すなわちピストン332の運動を繰り返すことができ、それによって、より多くの加圧された流体をチャンバ238内に強制する。ピストン332が上げられるときに、弁378は、既にチャンバ238内にある流体がポンプチャンバ334へ戻るのを防止するように作用し、これは結果として、流体がブラダ214からチャンバ334内に引かれることになる。このようにして、ピストン332の各ストロークでますます多くの流体をブラダ124から引くことができ、チャンバ238内に強制され、クランプアセンブリ222のピストン228を動かす。ピストン228が動くと、結果として、矢印518によって示されるように(図6)、可動ジョー234が固定ジョー230に向けて動くことになる。公知のように、ジョー230、234は、スエージリングSRを取付具本体CBに軸方向に動かすために使用することができ、取付具本体CBを流体コンジットCに封止式に接続する。
第1の実施形態の設置工具10を参照して述べたように、設置工具210の圧力解放アセンブリ510は、ピストン228に対して作用する油圧流体を解放するために油圧流体がチャンバ238からブラダ214へ戻るように方向付けるために使用することができる。流体がチャンバ238からブラダ214に向けて戻って動くため、クランプアセンブリばね250は、ピストン228を動かすことができ、それに取り付けられた可動ジョー234は固定ジョーから離れる。再度、ジョー230、234を閉じることが望ましいときには、解放アセンブリ510を閉じることができ、ハンドル218を再度上下運動することができ、ポンプピストン332を、究極的にピストン228を、往復して動かす。
設置工具210の操作中に、連接アセンブリ364は、クランプアセンブリ222が、ポンプ本体216およびハンドル212、218に対して回転可能に動くことを可能にする。既に述べたように、クランプアセンブリ222とポンプ本体216との間の相対運動は、軸412、414の一方または両方に沿って発生することができる。第1の運動または連接は、軸412を中心にして発生し、これは、例示された実施形態では、割出しされ、第2の運動または連接は、軸414を中心にして発生する。
ハンドル212、218を保持しながらクランプアセンブリ222を第1の軸412を中心にして動かすために、リング462が把持され引かれて、ピンまたは係止アセンブリ444を割出しプレート430から取り外す。ピン444が取り外されると、第1のスイベル416は、第1の部材366に対して自由に回転することができる。したがって、クランプアセンブリ222全体が、第1の軸412を中心にしてポンプ本体216およびハンドル212、218に対して回転することができる。第1のスイベル416およびそれに回転不可能に接続された割出しプレート430が、割出し位置(すなわち、ピンアセンブリ444が複数の割出し貫通穴442の1つに整列配置する位置)へ回転するときに、リング462を解放することができ、そのため、ピンアセンブリ444は、割出しプレート430との係合位置へ戻り(すなわち、ピンアセンブリ444は、ばね456によって、整列配置した貫通穴442内に促される)、ポンプ本体216に対するクランプアセンブリ222の位置を係止する。
例示された実施形態において、貫通穴442は、割出しプレート430に位置決めされ、そのため、クランプアセンブリ222は、ポンプ本体216に対する初期位置(図6に示される)から、少なくとも、クランプアセンブリ222がポンプ本体216に対しておよそ45度に位置決めされる第1の位置(図10に示される)へ、およびクランプアセンブリ422がポンプ本体216に対しておよそ90度に位置決めされる第2の位置(図11に示される)へ、動くことができる。当然ながら、当業者によって認識され理解されるように、いずれの数の割出し貫通穴を割出しプレート430に設けることができ、割出し貫通穴は、クランプアセンブリ222をポンプ本体216に対していずれの数の対応する位置に係止する目的で、割出しプレート上のいずれの様々な円周位置に設けることができる。
工具210は着脱自在なインサート300、306を含むため、これらのインサートを取り外して、他のインサートと取り替えることができる。より具体的には、入れ替え可能なインサートを設置するために、様々なサイズの取付具とともに工具210を使用するときに望ましいように、位置決めねじ302、308を単に緩め、そのため、インサート300、306は、それぞれ、本体224および係合部材304から外すことができる。インサート300、306が取り外されると、同一または類似の位置決めねじ302、308を経由して、他のインサートをクランプアセンブリ222に接続することができる。他のインサートの使用は、様々なサイズの取付具ともに工具210を使用するときに、望ましくもある。例えば、特定のサイズの取付具またはサイズの一定の範囲内に入る取付具に対応するインサートが設けられ、選択的に使用されてもよい。さらに、インサート300、306を取り外せることは、長い間使用された後に必要であるように、インサートの取り替えを可能にする。
本発明は、1つ以上の実施形態を参照して述べてきた。先行する詳細な説明を読み理解すれば、修正例および変形例が発生することは明らかである。本発明は、このようなすべての修正例および変形例を含むと理解されることが意図され、それは、下記の特許請求の範囲によって包含されると意図される。
一実施形態にしたがった設置工具の側立面図(隠線で示された内部区域を備える)である。 図1の設置工具の上部平面図である。 図2の線3−3に沿って取られた設置工具の拡大断面図である。 図1の設置工具の側立面図であり、流体コンジットに接続されるべき取付具との係合を示す。 図1の線5−5に沿って取られた設置工具の拡大断面図である。 第2の実施形態にしたがった設置工具の側立面図(隠線で示された内部区域を備える)である。 図6の設置工具の上部平面図である。 図7の線8−8に沿って取られた図6の設置工具の拡大断面図である。 図8の線9−9に沿って取られた図6の設置工具の拡大断面図である。 図6の設置工具の部分側立面図であり、設置工具の工具本体のまわりに部分的に連接されたクランプアセンブリを示す。 図6の設置工具の部分側立面図であり、設置工具の工具本体のまわりに完全に連接されたクランプアセンブリを示す。

Claims (14)

  1. コンジット(C)がコネクタ本体(CB)に受け取られる間に取付具のスエージリング(SR)を取付具のコネクタ本体(CB)に進めて、前記コンジット(C)に前記取付具(F)を機械的に封止式に接続するための手持ち式油圧アセンブリ工具(10、210)であって、
    ポンプチャンバ(94、334)に流体式に接続されたピストンチャンバ(38、238)を画成するクランプアセンブリ(22、222)であって、前記スエージリング(SR)の接続された本体(CB)の一方に係合した固定ジョー(30、230)と、前記接続された本体(CB)または前記スエージリング(SR)の他方に係合した可動ジョー(34、234)とを有し、前記可動ジョー(34、234)は、前記コネクタ本体(CB)または前記スエージリング(SR)の軸方向に略平行な方向に動くように適合されるクランプアセンブリ(22、222)と、
    前記ピストンチャンバ(38、238)に配置されたピストン(28、228)であって、前記ピストン(28、228)および前記可動ジョー(34、234)は、前記ピストン(28、228)が第1の方向に動くことによって、前記可動ジョー(34、234)を前記固定ジョー(30、230)に向けて動かし、これが、前記スエージリング(SR)を前記コネクタ本体(CB)に軸方向に動かして、前記ジョー(30、34、230、234)が前記コネクタ本体(CB)および前記スエージリング(SR)に係合するときに、その中に受け取られた前記コンジット(C)に前記コネクタ本体(CB)を機械的に封止式に接続するように構成されたピストン(28、228)と、
    前記ポンプチャンバ(94、334)を画成し、前記クランプアセンブリ(22、222)に接続するポンプ本体(16、216)と、
    前記ポンプチャンバ(94、334)に流体式に接続された流体溜(14、214)と、
    油圧流体を前記流体溜(14、214)から引き、且つ前記油圧流体を前記ピストンチャンバ(38、238)内に強制して前記ピストン(28、228)を前記第1の方向に動かすために、前記ポンプチャンバ(94、334)に配置された手動操作のポンプピストン(92、332)と、
    を備える手持ち式油圧アセンブリ工具(10、210)。
  2. 前記ポンプ本体(16、216)に接続され、その中に配置された前記流体溜(14、214)を有する第1のハンドル(12、212)と、
    前記ポンプ本体(16、216)に旋回式に接続され、前記第1のハンドル(12、212)に対して動くことができる第2のハンドル(18、218)であって、前記第2のハンドル(18、218)は前記ポンプピストン(92、332)に接続され、そのため、前記第2のハンドル(18、218)の運動が前記ポンプピストン(92、332)を動かす第2のハンドル(18、218)と、
    をさらに含む、請求項1に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  3. 前記第1のハンドル(12、212)を離れて前記第2のハンドル(18、218)が動くことによって、前記ポンプチャンバ(94、334)を拡大する方向に、前記ポンプピストン(92、332)を動かし、それによって、前記流体溜(14、214)から前記ポンプチャンバ(94、334)内に流体を引き、前記第1のハンドル(12、212)に向けて前記第2のハンドル(18、218)がその後に動くことによって、前記チャンバ(94、334)を収縮する方向に、前記ポンプピストン(92、332)を動かし、それによって、前記ポンプチャンバ(94、334)内に引かれた前記油圧流体を前記ピストンチャンバ(38、238)内に強制する、請求項2に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  4. 前記クランプアセンブリ(222)を前記ポンプ本体(216)に回転可能に接続する連接アセンブリ(364)をさらに含む、請求項2または3に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  5. 前記連接アセンブリ(364)は、(i)前記クランプアセンブリ(222)が、第1の軸(412)を中心にして前記ポンプ本体(216)および前記第1および第2のハンドル(212、218)に対して回転するのを可能にし、(ii)前記クランプアセンブリ(222)が、前記ポンプ本体(216)および前記第1および第2のハンドル(212、218)に対して第2の軸(414)を中心にして回転するのを可能にする、請求項4に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  6. 前記第1の軸(412)は、前記第2の軸(414)に対してほぼ垂直である、請求項5に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  7. 前記第1の軸(412)を中心にした回転は、複数の所定の位置(442)で割出しされる、請求項5または6に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  8. 前記第1の方向に対向する第2の方向に前記ピストン(28、228)を促すばね(50、250)をさらに含み、前記ばね(50、250)による前記促しは、前記ばね(50、250)の前記促しを克服するために前記油圧流体が前記ピストン(28、228)に対して十分な力を提供しない限り、前記可動ジョー(34、234)を前記固定ジョー(30、230)から離して動かす、請求項1〜7のいずれか一項に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  9. 前記ばね(50、250)は、(i)前記ピストンを前記第2の方向に促すために前記ピストン(28、228)に引っ張り力を加える引っ張りばね(250)か、または、(ii)前記ピストンを前記第2の方向に促すために前記ピストン(28、228)に圧縮力を加える圧縮ばね(50)のどちらか一方である、請求項8に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  10. 前記流体溜(14、214)と前記ポンプチャンバ(94、334)との間にあり、前記油圧流体が前記流体溜(14、214)から前記ポンプチャンバ(94、334)内に引かれるのを可能にし、前記ポンプチャンバ(94、334)内の油圧流体が前記流体溜(14、214)へ戻るのを防止する第1の弁(116、378)と、
    前記ポンプチャンバ(94、334)と前記ピストンチャンバ(38、238)との間にあり、前記ポンプチャンバ(94、334)内の流体が前記ピストンチャンバ(38、238)に強制されるのを可能にし、前記ピストンチャンバ(38、238)内の油圧流体が前記ポンプチャンバ(94、334)へ直接戻るのを防止する第2の弁(158、378)と、
    をさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  11. 前記油圧流体が手動起動時に前記ピストンチャンバ(38、238)から前記流体溜(14、214)へ戻って通り、前記第1および第2の弁(116、278、158、378)をバイパスするのを選択式に可能にするための圧力解放アセンブリ(170、510)をさらに含む、請求項10に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  12. 前記可動ジョー(34、234)は、前記ピストン(28、228)と一体的に形成される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  13. 前記固定ジョー(30、230)および前記可動ジョー(34、234)の少なくとも一方は、着脱自在なジョーインサート(300、306)を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の手持ち式油圧工具(10、210)。
  14. 手持ち式油圧アセンブリ工具(10、210)を使用して取付具(F)をコンジット(C)に機械的に封止式に接続する方法であって、
    前記油圧アセンブリ工具(10、210)の固定および可動のジョー(30、230、34、234)を、コネクタ本体(CB)に受け取られたコンジット(C)で取付具(F)のスエージリング(SR)および取付具(F)のコネクタ本体(CB)に留めるステップと、
    前記油圧アセンブリ工具(10、210)のポンプチャンバ(94、334)に配置されたポンプピストン(92、332)を手動で操作するステップと、
    前記ポンプピストン(92、332)が第1の方向に動かされるときに、油圧流体を前記油圧アセンブリ工具(10、210)の流体溜(14、214)から前記ポンプチャンバ(94、334)内に引くステップと、
    前記ポンプピストン(92、332)が第2の方向に動かされるときに、前記ポンプチャンバ(94、334)内に引かれた前記油圧流体を、前記油圧アセンブリ工具(10、210)のピストンチャンバ(38、238)に強制するステップと、
    前記流体溜(14、214)から前記ポンプチャンバ(94、334)内に前記ピストンチャンバ(38、238)内に油圧流体を引く前記ステップを繰り返すステップと、
    前記ピストンチャンバ(38、238)に配置されたピストン(28、228)を、前記ピストンチャンバ(38、238)に強制された前記油圧流体で動かすステップと、
    前記可動ジョー(34、234)を、前記ピストン(28、228)で、前記固定ジョー(30、230)に向けて動かし、前記可動ジョー(34、234)は前記スエージリング(SR)を前記コネクタ本体(CB)に軸方向に動かし、その中に受け取られた前記コンジット(C)に前記コネクタ本体(CB)を機械的に封止式に接続するステップと、
    を含む方法。
JP2007500319A 2004-02-24 2005-02-24 油圧ハンドツール Pending JP2007526831A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54731904P 2004-02-24 2004-02-24
US58854104P 2004-07-16 2004-07-16
PCT/IB2005/001053 WO2005081620A2 (en) 2004-02-24 2005-02-24 Hydraulic hand tool

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007526831A true JP2007526831A (ja) 2007-09-20

Family

ID=34915598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007500319A Pending JP2007526831A (ja) 2004-02-24 2005-02-24 油圧ハンドツール

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7337514B2 (ja)
EP (1) EP1750907B1 (ja)
JP (1) JP2007526831A (ja)
KR (1) KR101246543B1 (ja)
CN (1) CN101124069B (ja)
CA (1) CA2556907C (ja)
WO (1) WO2005081620A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087397A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 株式会社泉精器製作所 油圧工具

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006029512A1 (en) * 2004-09-17 2006-03-23 Lokring Technology Corporation Installation tool assembly
GB2466098B (en) * 2005-02-25 2010-12-15 Parker Hannifin Plc A coupling
DE102006003044B4 (de) 2006-01-23 2015-10-08 Gustav Klauke Gmbh Hydraulisch angetriebenes Verpressgerät sowie Verfahren zum Verpressen eines Fittings
IT1395470B1 (it) * 2009-07-31 2012-09-21 Mollificio Apuano S R L Utensile manuale per l'applicazione di un dispositivo di messa in posa di piastrelle e simili articoli su una superficie da rivestire
US7874881B1 (en) 2009-08-14 2011-01-25 Designed Metal Connections, Inc. Full tension swaged connector
CN101797740A (zh) * 2010-01-20 2010-08-11 浙江世进水控股份有限公司 滑紧管件用手动液压工具
US8458876B2 (en) * 2010-08-09 2013-06-11 Designed Metal Connections, Inc. Axial swage tool
US9278441B2 (en) 2011-01-31 2016-03-08 Lokring Technology, Llc Installation tool for pipe fittings
US9199389B2 (en) 2011-04-11 2015-12-01 Milwaukee Electric Tool Corporation Hydraulic hand-held knockout punch driver
US9166303B2 (en) 2011-08-15 2015-10-20 Dmc Power, Inc. Full tension swaged connector for reinforced cable
WO2013059242A2 (en) 2011-10-18 2013-04-25 American Grease Stick Company Tool for coupling fluid lines
CN204573232U (zh) 2012-07-31 2015-08-19 米沃奇电动工具公司 多功能阀
DE202012104763U1 (de) * 2012-12-07 2014-03-11 Rehau Ag + Co. Werkzeugvorrichtung zum Anschluss eines Kunststoffrohres oder eines Metall-Kunststoff-Verbundrohres an einen Fitting mit einer Schiebe- oder Presshülse
US9862137B2 (en) 2015-04-20 2018-01-09 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expanding tool
US10000007B2 (en) 2015-06-10 2018-06-19 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expanding tool
US10400921B2 (en) * 2015-05-05 2019-09-03 Aerofit, Llc Axial swage tool
WO2018089538A1 (en) 2016-11-09 2018-05-17 Aerofit, Llc Axial swage tool
CN106881685B (zh) * 2017-03-20 2018-07-06 小原(上海)有限公司 一种焊钳拆帽器

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1086526A (en) * 1964-10-02 1967-10-11 Parker Hannifin Corp Improvements in and relating to ferrule setting tools
US3299496A (en) * 1965-03-17 1967-01-24 James B Christensen Tool for coupling hydraulic hoses
GB1179872A (en) * 1967-03-23 1970-02-04 Mastabar Mining Equip Co Ltd Improvements in and relating to Presses
US4257135A (en) * 1977-12-01 1981-03-24 Hackforth Gmbh & Co. Kg Assembly tool for tube fittings
US4189817A (en) 1978-03-03 1980-02-26 Moebius Kurt Otto Hydraulic assembly tool for tube fittings
CH672088A5 (ja) * 1987-02-19 1989-10-31 Abnox Ag
US5069058A (en) * 1988-12-27 1991-12-03 Deutsch Metal Components Swaging tool
CA1320653C (en) * 1988-12-27 1993-07-27 Arthur J. Hyatt Swagging tool
US4942757A (en) * 1989-03-31 1990-07-24 Burndy Corporation Hydraulic press with infinite head rotation
ES2113880T3 (es) 1990-04-06 1998-05-16 Lokring Corp Herramienta de montaje hidraulica que comprende un sistema portador perfeccionado para racores de tubos.
JP2875889B2 (ja) * 1992-01-31 1999-03-31 ザ ドイチュ カンパニー 軸線方向にスエージ加工された管継手用スエージ工具
CN1078195A (zh) * 1992-05-07 1993-11-10 赖晓威 手持式多用途电动液压机及专用模夹具
US5297325A (en) * 1993-03-11 1994-03-29 Aeroquip Corporation Hydraulic tool
US5483731A (en) * 1994-01-26 1996-01-16 Aeroquip Corporation Universal hydraulic tool
US5694670A (en) 1995-05-26 1997-12-09 Hosseinian; Amir P. Secure swaging tool
US5782128A (en) * 1997-04-18 1998-07-21 Mastercool, Inc. Hand tool for flaring a tube
DE29713844U1 (de) * 1997-08-02 1997-11-13 Knipping Daniel Vorrichtung zum Verpressen von Rohrendbereichen
AU7608400A (en) * 1999-09-22 2001-04-24 Swagelok Company Apparatus for swaging ferrules
US6618919B1 (en) 2000-10-03 2003-09-16 Mckay Albert A. Remote actuation of installation tooling pump
US6434808B1 (en) * 2000-11-02 2002-08-20 Westinghouse Air Brake Technologies Corporation Compact installation tool
US6564610B2 (en) * 2001-06-18 2003-05-20 Fci Usa, Inc. Hydraulic tool having mechanical actuator with internal bypass valve
US6823573B2 (en) * 2002-01-25 2004-11-30 Eaton Corporation Swaging tool including system to determine when connector is in a proper position for assembly
US6662420B1 (en) * 2002-09-04 2003-12-16 Huck International, Inc. Hydraulic installation tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087397A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 株式会社泉精器製作所 油圧工具
JPWO2015087397A1 (ja) * 2013-12-10 2017-03-16 株式会社泉精器製作所 油圧工具

Also Published As

Publication number Publication date
EP1750907A2 (en) 2007-02-14
CN101124069A (zh) 2008-02-13
CA2556907A1 (en) 2005-09-09
WO2005081620B1 (en) 2008-01-24
US7337514B2 (en) 2008-03-04
WO2005081620A2 (en) 2005-09-09
CN101124069B (zh) 2013-03-27
CA2556907C (en) 2013-10-29
EP1750907A4 (en) 2010-01-06
EP1750907B1 (en) 2014-04-30
KR101246543B1 (ko) 2013-04-01
KR20070020223A (ko) 2007-02-20
US20050183258A1 (en) 2005-08-25
WO2005081620A3 (en) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007526831A (ja) 油圧ハンドツール
US5425164A (en) Hand-tool system for installing blind fasteners
US7350831B2 (en) End structure of water pipe
US6622363B2 (en) Rivet setting tool with nose housing quick connect
CA2273593C (en) Farm coupling
JP2005523162A (ja) 携帯液圧圧着工具
JP2002502481A (ja) 迅速結合継手
JP5416414B2 (ja) 外溝付き部材にカラーをかしめる装置
JPH0464835B2 (ja)
US7159290B1 (en) Manual hydraulic riveter
US5799563A (en) Piston and cylinder clamping motor
US20080129045A1 (en) Water pipe end structure and connection therefor
US6434808B1 (en) Compact installation tool
US7155790B2 (en) Axial swage tool
US7373992B2 (en) Automatic pressure regulating valve for a pneumatic tool
US20020104365A1 (en) Automobile sheet metal surface correcting equipment
EP0512807B1 (en) Fastener nose assembly with rearward jaw release
US7228607B1 (en) Pneumatic hydraulic riveter
CN108626197B (zh) 缸装置、冲压装置、工件夹持装置、缸装置的工作方法、工件的夹持方法及工件的冲压方法
CA2275932C (en) Farm coupling
EP1058043A1 (en) Farm coupling
JP4201648B2 (ja) リベット締め装置
JPH0593629U (ja) ダクト用コーナ金具のかしめ結合装置
JPH0432227Y2 (ja)