JP2007526814A - 管状骨固定要素 - Google Patents

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Abstract

骨固定要素は、骨外部に配置される補綴コンポーネントを固定するために骨組織へ挿入される管状インプラントを含む。インプラントは、緻密で不透過性の側壁を有し、一方の端部で開放されている一方、他方の端部はその外側に補綴コンポーネント用取付具を有した緻密で不透過性の端壁部分によって閉鎖されている。

Description

本発明は、補綴構造用の管状骨固定要素(インプラント)に関する。
多くの場合粘膜に穿孔する延長ユニットいわゆるアバットメントを通じて、オッセオインテグレーテッドインプラント(oseo-integrated inplant)によって例えば副木及び補聴器並びに歯冠及びブリッジ構造を一時的又は永久的に固定することは既に知られている。インプラントは、ほとんどの場合、ネジ孔がドリル削りされた後に骨にネジ込まれる緻密な(中実の)ネジである。インプラントは、粘膜によって覆われた後に骨同化が可能になり、粘膜の穿孔の後にアバットメントと接続されるか、あるいは直接的にアバットメント又は補綴構造に接続される。
DT2628485 A1 国際公開公報第WO96/19947号 EP0083558
特許文献1は、管状構造として、人工歯を固定するための構成を記載している。管の内孔が直接的に管の外側の骨組織と接続するように、管の側壁及び端壁に穿孔が施される(図19を参照)か、または骨並びにこれを被覆する結合組織からの液体及び組織成分を通すことができるように壁は多孔である。これは、インプラントの周りで感染が生じた場合に口腔と管の内孔との間に汚染が生じる非常に大きな危険を伴う。さらに、よくあるようにインプラントの周りで骨吸収が生じた場合、感染及び骨吸収がインプラントの壁の空洞部及び小孔を通じてインプラントの内孔にまで及ぶと、その結果はインプラントにとって壊滅的になりかねない。この従来技術のインプラントは、側壁の内側表面にも外側表面にもネジ部を有さないが、外側表面に螺旋状の隆起を設けてもよいと記述されている。このインプラントは、実質的にトレフィン穿孔された溝の中へ叩き入れられるか、押し入れられることを意図されている。さらに、その内孔は、骨接触面を有する。このインプラントは骨拡大の条件を与えることができない。さらに、このインプラントは僅か4mmの外径しか有しないことが好ましい。
これより直接的ではないインプラントの例が特許文献2に開示されている。このインプラントは確かに管状であるが、その先端の3分の1だけが管状のものである。すなわち、歯冠から最も離れた3分の1だけが管状である。歯冠に隣接して位置する上部は小さく、歯冠のアバットメント用ネジ取り付け用の止まり穴によって受容される。これは、このインプラントの骨接触表面が小さく、インプラントの挿入時に相当量の骨を取り除く必要があることを意味する。先端の空洞の小さい延長部は、インプラントが骨拡大の条件を与えないことを意味する。インプラントは側壁の内側表面にも外側表面にもネジ部を備えていない。また、このインプラントは僅か4mmの外径しか有しないことが好ましい。
特許文献3は、骨の外部に位置する補綴コンポーネントを固定するために骨組織へ挿入される管状インプラントを含む骨固定要素を記載している。このインプラントは骨組織へ挿入されることを意図された一方の端部で開口している一方、骨組織外部に位置する部分に向かうことを意図された他方の端部では、その外側に補綴コンポーネント用取付具を有した緻密な不透過性の端壁部分によって閉鎖されており、インプラントが骨組織へ挿入された後に内孔が少なくとも骨組織に固定されることを意図されたインプラントの全部分を含むように内孔が開口端部からインプラント全体を通って端壁まで延びている。
本発明による骨固定要素はこの種類のものであり、その目的は、骨高さが制限された骨組織への設置において大きな基本的安定性及び大きなねじり抵抗が得られるように、骨とインプラントとの間に並外れた支持接触を有する骨固定要素を提供することである。二次的目的は、最小限の骨切削でインプラントを挿入することである。
請求項1に記載の本発明による骨固定要素は、インプラントが、骨組織へ挿入されるときインプラント用の端位置を定めるために骨組織と係合する内側又は外側停止部を有する緻密な不透過性の側壁を有すること、及びインプラントの内孔が端壁部分に配置され且つ内孔に向かって開放された空洞部を含み、その結果、内孔が骨へのインプラントの挿入後にインプラントの周りに確立される骨高さよりも上に配置される延長部を有することを特徴とする。
その形状のため、インプラントはその長さ(高さ)及び直径に対して骨とインプラントとの間に異例の大きさの接触をもたらし、インプラントの設置に関連して必要とされる骨の除去が非常に少なくなる。これによって、インプラントは、特にインプラントの挿入方向に対して横方向への骨の延長部が比較的大きい状況において、特に骨高さが限定された骨組織への設置に適する。その形状のため、また隣接する骨との間の接触表面が潜在的に大きいため、インプラントは特有の基本的安定性を有し、従って、骨へのインプラントの設置直後に垂直方向の力並びに横方向の力を効果的に引き受けることができる。
本発明のさらなる特徴は従属請求項に規定される。
管の閉鎖端部におけるインプラントの側壁内側表面は、錐状天井部又はドーム部を形成することができ、管の内孔が完全に又は部分的にインプラントの閉鎖部分を形成する塔部を満たす。この内孔は、インプラントが骨に設置された後に、インプラントの周りに確立される骨高さよりも上に配置される。インプラントの挿入及びそのオッセオインテグレーション(骨一体化)後すぐに、内孔はインプラントの管における骨表面からの成長骨によって満たされる。骨成長はチタン製のドーム又はチタン製の管の開口部と境を接する骨表面から生じることが、複数の動物研究(Lundgren D.ら、1995年、LundgrenAK.1999年)並びに人体研究(Hammerliら、1996年)において示されている。骨成長によって、骨に対するインプラントの接触表面は、従来技術の円柱筒形の管状又は緻密なインプラントに対してさらに大きくなる。したがって、本願において提示されるインプラントは、骨拡大という特異な特性を有すると言うことができる。すなわち、本願のインプラントは、既存の骨に関する体骨の再生の条件を生来の骨の輪郭外において与える。このことは、骨のより深い部分を使用する必要なく骨側に接触表面が拡大されることによって次に起こるインプラントの固定性を改善させる。
したがって、このインプラントの特有の設計を要約すると、いくつかの利点が明らかになる。これら利点には、骨接触表面が非常に大きいこと及び侵襲性が低いことが含まれる。すなわち、比較的表面的な骨部分にしか係合する必要がない。さらに、インプラントは、大きな比率の緻密骨を有する外側骨層すなわち基本的安定性及びねじり抵抗を増大させる高い骨密度の骨に実質的に固定される。基本的安定性及びねじり抵抗はインプラント側方の延長によっても高められ、側方の延長はインプラントの負荷受容能力を考慮しても好ましい。インプラントの骨構築特性がこれに加わる。
このインプラントは、インプラントとインプラントによって固定される構造との間にアバットメント(abutment)を必要としない。好ましくは、インプラントは側壁の外側及び内側にネジ部を有し、骨にネジ込まれる。ネジ部は、同期化させることができ、できるだけ速やかにネジ取り付けけができるように二重入口を有することが好ましい。あるいはまた、側壁内側表面全体又はその一部及び側壁外側表面の上部にマイクロネジ(微小ネジ)部を設けることができる。研究では、マイクロネジは、重なる軟組織の境界領域において骨を貫通するインプラントの部分の周りの骨組織の損失を防ぐために特に適することが示されている。
このインプラントは、対応する高さ及び直径を有する緻密な円柱形インプラントの骨接触表面の少なくとも2倍の骨接触表面を提供する。また、骨高さが小さい状況においては、インプラントはその長さ(高さ)が小さいにもかかわらず、インプラントは、通常の直径(4mm)を有する従来の円柱筒形の全長インプラント(10mm)の骨接触表面より実質的に大きい骨接触表面を提供するので、補綴構造を支持するために充分な荷重を容易に引き受けることができる。
このインプラントは、対応する長さ及び直径の緻密な円柱筒形インプラントの場合の約5分の1から3分の1で従来の長さ及び直径(10×4mm)の緻密なインプラントの場合の約4分の1から半分しか骨切削を必要としない。
骨切削が小さいことと骨接触表面が大きいことが組み合わされて、緻密なインプラントの場合より実質的に大きい骨インプラント指数となる。同様に、これはより大きなプロピオン酸感応性(propioceptive sensitivity)をもたらし、したがって、加えられる閉塞力に対する反応を早くするので、機械的過負荷に対する保護となるはずである。
インプラントの壁が緻密骨と海綿骨との間の遷移領域に対する接平面となるようにインプラントを配置すると、初期インテグレーション(初期一体化)の際に、インプラントは低すぎる海面骨密度(大きい骨髄空間)には感応しない。
大きい直径を有するインプラントは、さらに、直後の負荷に重要な機械的基本安定性を提供し、インプラント設置後生じ且つ長期的にインプラントのオッセオインテグレーションを保証する生理学的な骨反応を待つ。
骨接触表面が大きいことにより、このインプラントを非常に骨高さの小さい骨、例えば頭蓋骨、血管神経維束を持つ下顎管上の下顎骨及び顎窩下の上顎骨へ挿入することができる。
インプラントの管形状は、骨接触表面が大きいことによって、より優れた固定及び垂直方向並びに水平方向の力に対する抵抗をもたらし、多くの場合、大きい直径は、これらの力に耐える特殊な能力を提供する。これは、インプラントを、主たる力の方向に対して実質的に傾きをもたせて予後良好に挿入することができることを意味する。
インプラント設置後にインプラントの周りに確立される骨高さ(骨レベル)より上に配置される閉鎖天井部を有したインプラントの管形状は、インプラントが、インプラント内の骨が成長してインプラントの天井部下の空間を満たすことによって、自身の骨を形成することができ、それによってさらにインプラントの骨接触を増大させることを意味する。あるいはまた、インプラントの設置時に既にあるこの空間は、インプラント座のトレフィンドリル削りに関連して収集される骨粒子の形態の体骨で満たすことができる。他の代替形態は、できれば体骨と混合した骨代用物で空間を満たす。このような処置は、最大限可能な骨接触の確立を加速するためのものである。さらなる代替形態は、BMP(骨形態形成蛋白質)又は他の類似の骨刺激手段など骨刺激手段を供給するものである。さらに他の処置は、インプラント表面全般及び特にその内側表面の形態的及び/又は化学的修正を含む。このような方法によってより迅速でより大きな骨形成を刺激することは既に知られている。しかし、本願において提示されるインプラントの固有の特徴は、感染の形の疾患及び血液凝固又は他の治癒過程の機構に対する機械的影響を最小限に抑える保護された内部環境である。チタン製の壁によって規定される空間及び生体骨との同時接触が閉鎖空間全体における結果的な骨形成の可能性をもたらすことを、複数の研究が示している。特に、空間の壁に沿ってこの骨形成が顕著であり、空間が海綿骨内にあるときも同じことが言える(Lundgren D.ら、1995年、Lundgren AK.1999年)。
インプラントの外径は4mmから16mmまで変動することができ、6mmから10mmまでが好ましい。長さは2mmから16mmまで変動することができ、3mmから8mmまでが好ましい。インプラントは、歯冠、ブリッジ及び義歯、または、補聴器、体の部位の代用品、電気的機能又は無線的機能用の送信器又は受信器のような様々な種類の外科的整復器具を永久的に固定できるようにするために、充分な生体適合性及び強度を有する材料で構成される。適した材料の例は、セラミック、金属又はプラスティック若しくはこれらの組合せである。実際に適する金属は、適切な品質のチタンである。本発明は、また、インプラントを骨組織へ挿入するための方法であって、骨組織に凹部が作られ、インプラントの管状部分が凹部へ挿入されて、そこに固定されるようにする方法に関する。インプラントは、インプラントの端壁部分が凹部の外側の骨組織の表面に又はその上に配置される骨組織の深さまで骨組織を覆う軟組織の開口を通って骨組織へ挿入される。
本発明による管状インプラント及び顎骨(又は別の適切な骨)へこれを挿入するための方法について、以下に添付図面を参照しながらさらに詳しく説明する。
図1においては、本発明の実施形態に従ったインプラントが軟組織(結合組織および上皮)によって覆われた骨組織へ挿入されている。インプラントは、下向きに開いた管状シリンダ(管状筒体)の形状を有し、その側壁内側表面1が、上部で、上に向かって細くなる形状すなわち切頭円錐台又はドームのような形状の内部閉鎖天井部2に接合している。側壁内側表面並びに円錐又はドーム形状の天井部は、小さい水平及び/又は垂直のネジ部又は溝を有することが好ましく、且つ/又はトポロジー(形態)を改変することによって所望の表面凸凹を呈するように様々な手段又は方法によって、又は周囲の骨組織にとって特に魅力的な表面を呈するように化学的影響によって、処理を施される。側壁外側表面3はネジ部を形成している。図示されている実施形態において、筒状体側壁の外側表面は、筒状体の下側開放端部に向かって僅かに収束している。しかし、この側壁表面は、その最下部以外は、直線的であってもよい、すなわち、収束していなくてもよい。他の実施形態においては、側壁の外側表面及び内側表面は共に、迅速なネジ込みのために好ましくは二重入口の同期ネジ部を備える。側壁の二つの表面が同期微小ネジ部(同期マイクロネジ部)を備えることもでき、また、内側表面が微小ネジ部を形成し、外側表面が従来のネジ部と外側表面の上側部分に位置する微小ネジ部との組合せを形成することもできる。
側壁の螺刻された外側表面は、上部で、滑らかである又は非常に小さい水平溝若しくは隆起を備えた又は周囲の軟組織に最適に結合する別の構造を有する表面3aに接合している。図示されている実施形態において、側面の外側表面は直線的であるが、上方に向かって収束していてもよく広がっていてもよい。この表面は、上部で、滑らかな水平肩部4に接合しており、この肩部4に実際の歯冠TKが載置される。肩部は、中央側で、上向きに収束する面5に接合し、面5は、その底部に六つの垂直側面6を有する塔を形成している。塔の外側表面は歯冠のセメント保持のための水平溝7を備え、頂部において、ネジ部が設けられた止まり穴7aを備えた水平面で終端する。塔の側部に配置される垂直表面は、セメント結合された(且つ可能であればネジ留めされた)歯冠の回転を阻止するが、インプラントを回転式に骨にネジ込むためにキー係合できるようにすることもその理由となる。
側壁の表面1及び3は、できる限り速やかにこれらの表面について骨形成及び骨緻密化を促進するマイクロトポグラフィを与えられることが好ましい。これは、最適なサイズの溝及び隆起によって達成することができ、また、エッチング、ミリング(フライス加工)、電解処理又は骨結合を最大にするための適正な「凸凹」を与えるためのその他の方法によって達成することができる。表面は、また、カルシウムイオン、フッ化物のエントレインメントによって化学的に、または隣接する骨組織への結合をさらに改善させるための他の方法によって処理することもできる。
本発明による管状インプラントは、長さ(高さ)が小さいので骨高さが小さくても下顎管KNに干渉することを回避させる。
インプラントは、骨組織への挿入時のインプラントの端部位置を定めるための停止マークを備える。この停止マークは、端壁内側によって形成され骨組織と係合することができる内側又は外側停止肩部から構成され得る。
口内顎骨稜は、骨高さが小さいときに広い幅を持つことが多く、大きい直径を有した管状インプラントにとって有利である。このようなインプラントは、その側壁が好ましくは頬側に(頬に向かって)且つ舌側に(舌に向かって)外側皮質骨(緻密骨)と中間海綿骨(骨髄が多い骨)との間の遷移領域を伴うように、配置することができる。この領域は、骨形成細胞が豊富であり、同時に、インプラントと多少の連続的な接触を持つことからインプラントの安定性及びねじり抵抗を促進することが研究により(Meredith N.1997)明らかになっている密な緻密骨を最適に使用できるようにする。
図2のインプラントは、その幅に対して長さ(高さ)が非常に小さい。インプラントはごく最近に顎骨にネジ込まれたものであり、インプラントの天井部のすぐ下の空間がまだ骨で満たされておらず、骨に生じた手術創からの血液及び他の治癒成分を包含していることが分かる。しかしながら、ある程度の治癒が進んだ後には、この空間は図3に示されるように完全に骨で満たされる。
図3には、図2と同じ長さを有するが直径がもっと大きい管状インプラントが示されている。数週間から数ヵ月後の骨Bは、上部が閉鎖されたインプラントの内孔の最上部にまで成長して、円錐又はドーム形状の天井部と接触し、その結果、インプラントの骨接触がさらに増大している。歯冠TKはインプラントにセメント結合されている。図2及び図3に従ったインプラントは外側の緻密骨に実質的に固定されていることが分かる。
本発明によるインプラントは、図4に示されているように抜歯直後又は1週間か2週間の歯槽治癒後に歯槽に直接的に配置することができ有利である。この場合、管状インプラントR1は、抜歯のすぐ後で歯槽が肉芽組織Gで満たされている状態で骨稜に設置される。インプラントの外径が歯槽の上部(辺縁)直径とほぼ同じかこれより大きくなるようにインプラントの直径が調節されれば、インプラントの側壁表面はさらに下方で(先端側で)内側も外側も骨で取り囲まれて、最終的にその内孔は歯槽の壁及び底からの骨成長によって満たされる。これが図5に示されており、歯槽は、最上部ODBを含むインプラントの内孔全体と同様に骨ABで完全に満たされる。インプラントは歯冠TKを備えている。
抜歯直後又は抜歯後早い段階で、インプラントを歯槽に設置できることの特別な利点は、横向きにも高さ方向にもインプラントを向けることが容易であることである。顎窩下の上顎の側部には、インプラントを骨構造に固定できるという付加的利点がある。これが利用されなければ、多くの場合、骨構造は、吸収され、時には顎窩の下に1ミリか2ミリの骨しか残らないほどに、かなりの骨高さが失われる傾向がある。
一部の前方臼歯やほとんどの後方臼歯など複数の歯根を有する歯は、一般に、本出願において提示されるタイプの管状インプラントにとって特に有利な解剖学的骨構造を有する。複数の歯根を有する歯の歯槽には、常にその先端部(最も深い部分)に歯根間に位置する骨の隆起又は三角形部として形成される中央骨部がある。このような歯槽に緻密なインプラントが設置されるとすると、二つ(二根歯の場合)又は三つ(三根歯の場合)のインプラントを配置するか、歯槽の中央に非常に直径の大きいインプラントを配置する必要があり、ドリル削りによって骨の隆起又は三角形部を取り除く必要があるであろう。本願において提示される管状インプラントは、骨の隆起を維持しながら、歯槽の中央に配置することができる。これは、固有の根本的安定性を与え、さらに、骨の隆起は、比較的すぐに新しい骨細胞すなわちインプラントの内孔を満たすための新しい骨を送出することができる。図6は、骨稜において二根歯が抜歯された後の歯槽を示しており、本発明によるインプラントR1が設置されている。図7によれば、歯槽及びインプラントの内孔全体は骨AB及びODBで満たされている。
図8は、歯根が感染し歯取付具が損傷した状態の上顎の歯を示している。歯は抜かれて、抜歯後、歯槽は、図9に示されているように、肉芽組織Gで満たされ治癒しかかっている。図10に示されているように、管状インプラントR1は治癒中の歯槽へ挿入される。最終的に、歯槽及びインプラントの内孔全体が図11に示されているように骨で満たされる。
顎窩の下に非常に小さな骨高さしかない状況に直面する場合、インプラントを設置するのと同時に本出願において開示されるインプラントが顎窩の粘膜を持ち上げるために使用され得る。手順は、図12に従ってトレフィンドリルTRで顎窩の粘膜のすぐ下の位置までトレフィン溝をドリル削りするものである。その後、薄い骨層Bは、洞粘膜S及び粘膜に付着しており且つ顎窩へのドリル削りによって他の骨から離された骨円柱と共にリフタLによって溝の底まで押し込まれる(図13)。次に、インプラントRJが設置され(図14)、インプラントは骨ピンと共に粘膜を意図した位置に維持する。顎窩の下の骨が平均で例えば3mmの厚み(高さ)であれば、長さ6mmの管状インプラントを設置することは容易であり、このようにして粘膜及び骨ピン3mmを持ち上げる。骨ピンの傍らの持ち上げられた粘膜の下に生じる空間は凝固血液で満たされ、血液は治癒細胞に変わって(図15)、治癒細胞はかなり速やかに骨に変換する。設置する前の管状インプラント及びインプラントの周りの顎窩の粘膜下に形成される骨腔の両方に体骨及び骨代用物を配置することも可能であるが、骨形成は、これらの措置なしでも生じる。このことは、緻密な円柱形インプラントを用いたLundgren S.ら(2003)によって示されている。彼らは、いわゆるウィンドウ法と呼ばれる外科手術によって顎窩の粘膜を持ち上げた。この手術においては、顎窩の外側側壁を介して顎窩に通じる窓(ウィンドウ)がドリル削りされる。本願において提示されるインプラントの利点は、骨窓を開ける必要がないこと、穿孔によって除去しなければならない骨の量がより少ないこと、及び従来の円柱形インプラントより大きい直径を有した管状インプラントがその側壁面と共に顎窩の頬側壁及び舌側壁により近くなり、始原安定性を増すこと、及びインプラントそのものが粘膜を持ち上げるために使用されること、である。
図16から図19は、顎窩下の上顎の骨への本発明によるインプラントの挿入及び顎骨への同化のための特別の手法を示している。顎骨(B)を覆う軟組織は、インプラントが配置されるべき骨(インプラント座)が露出するように穴が開けられる(図16)。図示されている例では、骨は、インプラントを挿入する方向に垂直な比較的滑らかな表面を有するが、約3mmより厚くはない。インプラント座の中央に小型の丸ドリルで印を付けた後、インプラントがネジ込まれる溝Spがトレフィンドリルによって所望の深さまでドリル削りされる。耳部を持つリフタによって顎窩の粘膜が持ち上げられ(図17)、その後、トレフィン溝をさらに深くして、塔の六角外側表面に整合する内側六角を有するインプラント担持体/締め具によってネジ部高さ6mmの管状インプラント(図18)を意図した位置までネジ込むことができる。インプラントは、通常30〜40Ncmに達するねじり力で設置される。インプラントがセルフタッピング式ではない場合、トレフィン溝の外壁及び内壁の両方に切り込める二重のネジタップか、外壁だけに切り込めるネジタップが必要とされる。図18に矢印によって示される例によれば、骨はインプラントの基部及びその塔部の中へ成長する。図19は、数ヵ月後の、骨組織がインプラント座の元々の骨高さを越えてインプラント全体を満たしている状況を示している。
トレフィンドリルは、状況によって、インプラントの内側壁及びネジタップに対して、これらと溝の内側骨壁との間に約0.1mm(0.05+0.05mm)の空隙ができるように寸法を定めることができることを特記しておかなければならない。これは、海綿骨の密度が非常に低いと考えられる場合またはピンが非常に細い場合に穿孔時に骨ピン(B)が破損して緩む危険がないように行われるものである。これまでの研究の結果、このように小さい距離は正常なオッセオインテグレーション(骨一体化)すなわちインプラント壁に直接接する骨組織の完全な治癒を妨げないことが明らかになっている。
本発明によるインプラントの一実施形態の垂直断面図であり、インプラントは軟組織(結合組織及び上皮)によって覆われた骨組織へ挿入されている。 非常に小さい長さ(高さ)を有した本発明によるインプラントの図1と同様の図である。 ある時間同化した後の図2と同様の図である。 図1と同様の図であり、抜歯直後の骨窪みに設置された本発明によるインプラントを示している。 歯冠が取り付けられた図4のインプラントの図である。 図4と同様の図であり、二根歯の抜歯後の歯槽へ挿入されたインプラントを示している。 インプラントの内孔が骨で完全に満たされた後の図6と同様の図である。 歯根が感染し歯取付具が損傷した上顎の歯の垂直断面図である。 抜歯後の図8の歯槽の垂直断面図である。 本発明によるインプラントが歯槽へ挿入された状態の図9と同様の図である。 インプラントの内孔が骨で満たされた後の図10と同様の図である。 上顎の骨のトレフィン穿孔を示す垂直断面図である。 図12におけるトレフィン穿孔後の骨ピン及び洞粘膜がリフタによって押し上げられることを示す垂直断面図である。 本発明によるインプラントがその設置位置にネジ込まれた状態の図13と同様の図である。 インプラントが完全に骨で満たされた状態の図14と同様の図である。 顎骨へのトレフィン穿孔後の上顎及び顎窩の横断面図である。 湾曲リフタによって顎窩粘膜を持ち上げるときの図16と同様の横断面図である。 本発明によるインプラントが挿入された後にインプラントが骨で満たされている状態の図17と同様の横断面図である。 歯冠が取り付けられた状態の現在の技術水準によるインプラントの垂直断面図である。 骨と様々なタイプのインプラントとの間の接触の概略説明図である。

Claims (16)

  1. 骨外部に配置される補綴コンポーネントを固定するために骨組織へ挿入される管状インプラントを備える骨固定要素であって、前記インプラントが前記骨組織へ挿入されることを意図された一方の端部において開放されている一方、前記骨組織の外側に向けられることを意図された他方の端部が外側に補綴コンポーネント用取付具を有した緻密な不透過性の端壁部分によって閉鎖されており、内孔が、前記骨組織への前記インプラントの挿入後に少なくとも前記骨組織へ固定されることを意図される前記インプラントの部分全体を含むように前記開放端部から前記インプラント全体を通って前記端壁部分まで延び、前記インプラントが、前記骨組織への挿入時に前記インプラントの端位置を定めるための停止マークを有した緻密な不透過性の側壁を有し、前記インプラントの前記内孔が、前記骨への前記インプラントの挿入後に前記インプラントの周りに確立される骨高さより上に位置する延長部を有するように端壁部分に前記内孔に向いて開放した空洞部を含むことを特徴とする骨固定要素。
  2. 前記停止マークが前記骨組織と係合できる内側又は外側肩部によって形成される、請求項1に記載の骨固定要素。
  3. 前記肩部が前記端壁部分の内側によって形成される、請求項2に記載の骨固定要素。
  4. 前記肩部が前記一方の端部によって形成される、請求項3に記載の骨固定要素。
  5. 前記側壁がその外側又は内側にネジ部を形成する、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の骨固定要素。
  6. 既存の外側及び内側ネジ部は同期マクロネジ部又はマイクロネジ部である、請求項5に記載の骨固定要素。
  7. 前記ネジ部が二重入口を有する、請求項5又は請求項6に記載の骨固定要素。
  8. 前記側壁の外側表面及び内側表面の一方又は両方がマイクロトポグラフィを有する、請求項1に記載の骨固定要素。
  9. 前記インプラントの前記内孔が、前記インプラントが前記骨へ挿入された後に前記インプラントの周りに確立される骨高さより上に位置する延長部を有するように端壁部分に前記内孔に向かって開放した空洞部を含む、請求項1に記載の骨固定要素。
  10. 前記インプラントの周りに確立される前記骨高さより上の前記内孔が前記内孔の全表面の少なくとも20%に達する表面を有する、請求項9に記載の骨固定要素。
  11. 潜在的骨接触総表面が少なくとも同じ外部寸法を有する緻密インプラントのサイズの二倍である、請求項1に記載の骨固定要素。
  12. 前記骨固定要素は、挿入後に、対応する長さ(高さ)及び直径の緻密インプラントが占める骨体積の最大30%の骨体積を占める、請求項1に記載の骨固定要素。
  13. 前記骨固定要素は、部分的に閉鎖された前記内孔が前記骨組織と境を接することによって、内孔全体における骨形成及び骨緻密化の条件をもたらし、前記インプラントの周りに確立される前記骨高さよりも上に骨が再生されるようになる、請求項1に記載の骨固定要素。
  14. 前記骨固定要素は、部分的に閉鎖された前記内孔が前記骨組織と境を接することによって、内孔全体における骨形成及び骨緻密化を加速して前記インプラントの周りに確立される前記骨高さよりも上に骨が再生されるようにするために、体骨、骨代用物及び/又は骨刺激手段の保護及び受容の条件をもたらす、請求項1に記載の骨固定要素。
  15. 前記インプラントの長さ(高さ)が前記直径に実質的に等しい、請求項1に記載の骨固定要素。
  16. 前記インプラントがその長さ(高さ)より大きい直径を有する、請求項1に記載の骨固定要素。
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