JP7477179B2 - 整形外科用の骨ねじ - Google Patents

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Description

関連出願
本願は、2018年9月14日に出願され、「ORTHOPEDIC BONE SCREW」と題する共同所有された同時係属の米国仮特許出願第62/731,540号の利益を主張する国際出願であり、その全体的な内容は、これによって本明細書に完全に説明されるように本開示に参照により組み込まれる。
本発明は、一般的に整形外科的処置で使用するための骨ねじに関し、より詳細には、近位方向に先細りが減少する円錐台状の頭部を有する骨ねじに関する。
骨ねじは、通常、3つの主要な部分、つまり、頭部と、シャンクと、ねじ山とを有する。大部分のねじの頭部は、一般的に円錐台状の形状を有する-つまり、円錐の先端を切除して切断部を高さに対して垂直にし、下底が円錐のより幅が広い元の基部であり、上底がより狭い新たに形成された表面となる、円形で平行した下底及び上底を形成することによって形成される円錐の錐台に似ている。錐台の幅広い基部は、ねじの上部(または近位対向面)を含み、多くの場合、ドライブ特徴(例えば、マイナスドライバーを受け入れるための単一のスロット、プラスドライバーを受け入れるためのクロスハッチスロット)を備えている。錐台のより狭い基部は、通常、シャンクに遷移し、異なるネック領域を形成してよい。
本明細書に説明される骨ねじの多様な例は、小さな骨修復(例えば、手、手首、足首、及びBunionplasty(登録商標)外反母趾手術などを含む足の骨折の外科的修復)及び大きな骨修復(例えば、腕及び脚の長骨の外科的修復)を含むが、これに限定されない様々な整形外科的処置において適している。本明細書に説明される骨ねじは、必要に応じて様々な長さ及び/または直径(外径と内径の両方)の寸法で提供され得る。本明細書に説明される骨ねじは、圧縮または圧縮中性であってよい。また、本明細書に記載の骨ねじは、骨から突出することなく極端な角度での移植のために構成され得る。
いくつかの実施形態では、本明細書に説明される整形外科骨ねじは、頭部と、シャンクと、頭部とシャンクとの間に配置されるネックとを含む。骨ねじは、近端部と、末端部とをさらに含む。頭部は、骨ねじの近端部に/近端部の近くに配置され、シャンクは骨ねじのネックから末端部に長手方向軸に沿って軸方向に延びる。頭部は、湾曲した外側面と、湾曲した外側面の周りに配置された螺旋ねじ山とを含む。
いくつかの実施形態では、頭部は概して円錐台状の断面形状を有するが、錐台の幅広い基部がねじの最近位(または上)面を形成する典型的な先行技術の骨ねじとは異なり、本開示の骨ねじでは、錐台の狭い基部が骨ねじの最近位(または上)面を形成する。この向きは、円錐台形状の向きが、典型的な先行技術の骨ねじに対して垂直に反転していることを示すために、本明細書では「逆円錐」または「逆円錐台状」と呼ばれる場合がある。
いくつかの実施形態では、湾曲した外側面は、幅広い基部から狭い基部へ近位方向に先細になる。テーパー角は、長手方向軸(及びその平行線)に対して測定された4~15°の範囲内であってよい。また、湾曲した外側面のテーパー角は、頭部の円錐台形状を画定する円錐の包括的な角度に関して特徴付けられる場合がある。そのような特徴付けでは、包括的な角度は、8~30°の範囲内であってよい。
いくつかの実施形態では、頭部は、幅広い基部で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径、及び2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する場合がある。第1の内径は、(螺旋ねじ山の)外径未満である。
いくつかの実施形態では、頭部は、角度のある面(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部とを含む場合がある。角度のある面は、上面と外側面との間に形成される。上面は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面がねじの上部全体に完全に広がらないことを確実にする。
いくつかの実施形態では、頭部は、上面の幅寸法がほぼゼロになる(例えば、角度のある面が画面の上部全体に完全に広がる)ように、上面と外側面との間に形成された角度のある面/斜角面/ベベルを含む場合がある。
いくつかの実施形態では、角度のある面は、一般的には長手方向軸に垂直である上面の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角度を有する場合がある。角度のある面は、骨ねじが骨構造に対して斜めに移植されるときに骨構造の端縁を超えて延び得るねじ材料の量を削減/排除する。
いくつかの実施形態では、ドライバー凹部は、長手方向軸に沿って上面及び角度のある面の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
いくつかの実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ(例えば、任意の1つの場所での隣接するねじ山間の距離)を有する場合がある。
いくつかの実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は可変ピッチを有する場合がある。
いくつかの実施形態では、骨ねじは、圧縮中性である場合がある。本実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は、シャンクの螺旋ねじ山と同じピッチを有する場合もあれば、代わりにシャンクの螺旋ねじ山のピッチの偶数倍(例えば、2x)であるピッチを有する場合がある。
いくつかの実施形態では、骨ねじは、圧縮ねじである場合がある。本実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は、シャンクの螺旋ねじ山のピッチとは異なる場合があり、該頭部ピッチはシャンクピッチの偶数倍ではない。
いくつかの実施形態では、頭部は、シャンクから頭部への遷移を容易にするために、ねじが骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く螺旋ねじ山の末端部に形成された切削縦溝を含む場合がある。
いくつかの実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は一定のままである外径を有する。
いくつかの実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は、近端部での外径がネック近くの外径よりも大きくなり、結果として骨と接触する螺旋ねじ山の表面積が、遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化するように、近接して配向された外向きテーパーを有する。
いくつかの実施形態では、頭部の螺旋ねじ山は、近端部での外径がネック近くの外径未満であるように、近接して配向された内向きテーパーを有する。
いくつかの実施形態では、螺旋ねじ山の内向きテーパーは、湾曲した外側面のテーパー角と同一であるテーパー角を有する。
いくつかの実施形態では、シャンクは円筒形の形状であり、骨ねじのネックに近接した近端部から末端部へ延びる。シャンクは、湾曲した外側面と、湾曲した外側面の周りに配置された螺旋ねじ山とを含む。
いくつかの実施形態では、シャンクは、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンクの外径は、頭部の外径未満である。
いくつかの実施形態では、シャンクの螺旋ねじ山は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチを有する場合がある。
いくつかの実施形態では、シャンクは、各々が0.5mm~5.0mmの範囲内のピッチを有する1対の螺旋ねじ山を有する場合がある。
いくつかの実施形態では、シャンクは、末端部に配置された1つ以上の切削縦溝を含む。切削縦溝は、ねじが骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
いくつかの実施形態では、骨ねじは、ねじが骨から取り除かれるにつれて骨材料を取り除くために、1つ以上の逆切削縦溝を含む。
いくつかの実施形態では、ネックは、逆円錐頭部とシャンクとの間の滑らかな繊維を提供するために遠位方向に先細になる湾曲した外側面を含む。
いくつかの実施形態では、骨ねじはカニューレを挿入され、ねじの全体を通って軸方向に延びる中心管腔を含む。中心管腔はそこを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじを正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
以下に説明される実施形態に対する追加の説明として、本開示は、以下の実施形態を説明する。
実施形態1は、ヒト患者の解剖学的標的部位での整形外科手術用のねじであり、頭部、シャンク、及び該頭部と該シャンクとの間に延びるネックであって、該頭部の近端部と該シャンクの末端部との間で延びる長手方向軸に沿って同一線上にある該頭部、該ネック、及び該シャンクと、該頭部であって、(1)該頭部の該近端部での狭い基部と、該頭部の末端部での幅広い基部と、該狭い基部から該幅広い基部へ拡大する内径と、逆該長手方向軸に対して先細になって逆テーパー角を定める、該狭い基部と該幅広い基部との間に延びる湾曲した外側面とによって画定された逆円錐台断面形状と、(2)該頭部の該狭い基部から該頭部の該幅広い基部への方向で右回りに延びる少なくとも1つの螺旋ねじ山であって、該少なくとも1つの螺旋ねじ山は、該頭部が使用中に移植され、それによって骨の中への該頭部の増力を強化するときに、該解剖学的標的部位の一部を形成する該骨と接触するねじ山表面積を遠位から近位の方向に拡大するために、該幅広い基部から該狭い基部へ拡大する、及び一定のままであるのうちの少なくとも1つである該頭部の外径を定める直径を有し、少なくとも1つのピッチを有する該少なくとも1つの螺旋ねじ山と、(3)該頭部の該記狭い基部から該湾曲した外側面に沿った所定の場所に延びるベベル面であって、該頭部が使用中に移植され、それによって該頭部が骨に対して斜めに移植されるとき該骨の外面を越えて該頭部が延びる程度を削減または排除するときに、該ベベル面が、該解剖学的標的部位の一部を形成する該骨の該外面に対して概して平行に及び同一平面で配置され得るような寸法にされたベベル角を定めるために該長手方向軸に平行である該頭部の上面に対して傾けられる、該ベベル面と、(4)該頭部、該シャフト、及び該ネックが、該シャフト、該ネック、及び該頭部を患者の解剖学的標的の中に打ち込むために該長手方向軸の周りで回転され得るように器具と協調するための寸法にされたドライブ特徴とを含む該頭部と、該シャンクであって、該シャンクの近端部から該シャンクの該末端部への方向で右回りに延びる少なくとも1つの螺旋ねじ山を有する湾曲した外側面であって、該少なくとも1つの螺旋ねじ山が、該頭部の該外径未満である該シャンクの外径を定める直径を有し、該少なくとも1つの螺旋ねじ山が少なくとも1つのピッチを含む、該湾曲した外側面とを含む該シャンクとを含む。
実施形態2は、該頭部の該逆テーパー角は約5度と15度との間である、実施形態1に記載の整形外科手術用のねじである。
実施形態3は、該頭部の該逆テーパー角が6度である、実施形態1または2に記載のねじである。
該頭部の該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチは、0.5mm~2.5mmの範囲内である、実施形態1から3のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態5は、該頭部の該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチは約1.5mmである、実施形態1から4のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態6は、該頭部の該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチは、該ねじが使用中圧縮中性ねじであるように、該シャンクの該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチにほぼ等しい、実施形態1から5のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態7は、該頭部の該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチは、(a)該ねじが使用中圧縮ねじであるように、該シャンクの該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該ピッチにほぼ等しくない、及び(b)該ねじが使用中圧縮ねじであるように、該狭い基部での第1のピッチと該幅広い基部での第2のピッチとを含む可変ピッチのうちの少なくとも1つである、実施形態1から6のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態8は、該頭部の該ベベル角は、1度と60度との間の範囲内である、実施形態1から7のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態9は、該頭部の該ベベル角は約50度である、実施形態1から8のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態10は、該頭部の該内径は1.75mm~9mmの範囲内である、実施形態1から9のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態11は、該頭部の該内径は、該幅広い基部で約4.5mmである、実施形態1から10のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態12は、該頭部の該外径は、2mmから10mmの範囲内である、実施形態1から11のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態13は、該頭部の該外径は約5mmである、実施形態1から12のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態14は、該シャンクは、1.0mmと7.5mmの範囲内の内径を有する、実施形態1から13のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態15は、該シャンクの該内径は約3mmである、実施形態1から14のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態16は、該シャンクの該外径は1.5mmから8mmの範囲内である、実施形態1から17のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態17は、該シャンクの該外径は約4mmである、実施形態1から16のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態18は、該頭部の該少なくとも1つの螺旋ねじ山のうちの少なくとも1つは、切削縦溝及び逆切削縦溝のうちの少なくとも1つを含む、実施形態1から17のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態19は、該シャンクの該少なくとも1つの螺旋ねじ山の該少なくとも1つは切削縦溝を含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載のねじである。
実施形態20は、該シャンクの該少なくとも1つの螺旋ねじ山は二重螺旋ねじ山である、実施形態1から19のいずれか1つに記載のねじである。
任意の特定の例示的な実施形態に関して本明細書に図示され、説明された任意の要素または特徴は、制限なく、他の例示的な実施形態に関して図示され、説明された任意の他の特徴(複数可)または要素(複数可)と組み合わせて使用され得ることに留意することが重要である。
本開示の多くの優位点は、類似する参照番号が類似する要素に適用される、添付図面と併せて本明細書を読んだ当業者に明らかになる。
本開示の一実施形態に係る、骨ねじの第1の例の正面平面図である。 図1の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図2の頭部領域の側面平面図である。 図1の骨ねじの斜視図である。 図1の骨ねじの平面図である。 図1の骨ねじの底面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第2の例の正面平面図である。 図7の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図8の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第3の例の正面平面図である。 図10の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図11の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第4の例の正面平面図である。 図13の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図14の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第5の例の正面平面図である。 図16の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図17の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第6の例の正面平面図である。 図19の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図20の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第7の例の正面平面図である。 図22の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図23の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第8の例の正面平面図である。 図25の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図26の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第9の例の正面平面図である。 図28の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図29の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第10の例の正面平面図である。 図28の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図31の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの第11の例の正面平面図である。 図34の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図34の頭部領域の側面平面図である。 本開示の一実施形態に係る骨ねじの12の例の正面平面図である。 図37の骨ねじの頭部領域の正面平面図である。 図37の頭部領域の側面平面図である。 本解除の一実施形態に従って、外反母趾修復手術中に使用する図1の骨ねじの代表的な画像の平面図である。 骨折した足の骨を修復するために使用する図1の骨ねじの代表的な画像の平面図である。 本開示の一実施形態に従って、外反母趾修復手術中に使用する図31の骨ねじの代表的な画像の平面図である。 腐植骨を修復するために使用する図1の複数の骨ねじの代表的な画像の斜視図である。 手首のいくつかの骨折を修復するために使用する図1の複数の骨ねじの代表的な画像の平面図である。 図1の骨ねじの頭部領域の拡大平面図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。 図1の骨ねじの頭部領域の考えられる構成のいくつかの例を示す図である。
本発明の例示の実施形態は以下に示される。明確にするために、実際の実施態様のすべての特徴が本明細書に説明されるわけではない。任意のそのような実際の実施形態の開発においては、ある実施態様から別の実施態様で変わる、システム関連及び事業関連の制約事項の順守などの開発者の特定の目標を達成するために、多数の実施態様に特有の決定を下さなければならないことが理解されるのは言うまでもない。さらに、そのような開発努力は複雑且つ多大な時間を必要とする可能性があるが、それにも関わらず、本開示の利点を有する当業者にとって日常的な作業になるであろうことが理解される。本明細書に開示される骨ねじ及び関連する方法は、個別に及び組み合わされての両方で特許権保護を正当化するさまざまな発明の特徴及び構成要素を誇る。
本明細書に説明する骨ねじの多様な例は、小さな骨修復(例えば、手、手首、足首、及びBunionplasty(登録商標)外反母趾手術、距骨頸骨折修復などを含む足の骨折の外科的修復)及び大きな骨修復(例えば、腕及び脚の長骨の外科的修復)を含むが、これに限定されない様々な整形外科的処置において適している。本明細書に説明される骨ねじは、必要に応じて様々な長さ及び/または直径(外径と内径の両方)の寸法で提供され得る。本明細書に説明される骨ねじは、圧縮または圧縮中性である場合がある。
図1から図6は、本開示の一実施形態に係る骨ねじ10の例を示す。例として、骨ねじ10は、頭部12と、シャンク14と、頭部12とシャンク14との間に配置されたネック16とを含む。骨ねじ10は、近端部18と、末端部20とをさらに含む。頭部12は、骨ねじ10の近端部18に/近端部18の近くに配置され、シャンク14は、骨ねじ10のネック16から末端部20へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部12は、湾曲した外側面22と、湾曲した外側面22の周りに配置された螺旋ねじ山24とを含む。頭部12は、一般に円錐台形状26を有するが、錐台の幅広い基部28がねじの最近位(または上)面を形成する典型的な先行技術の骨ねじとは異なり、本例では、錐台の狭い基部30が骨ねじ10の最近位(または上)面32を形成する。この向きは、円錐台形状の向きが、典型的な先行技術の骨ねじに対して垂直に反転されていることを示すために、本明細書で「逆円錐」または「逆円錐台状」と呼ばれる場合がある。湾曲した外側面22は、幅広い基部28から狭い基部30へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面22は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内であってよい。
頭部12は、幅広い基部28で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部12は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径(例えば、螺旋ねじ山24の外径)を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山24の)外径未満である。例として、図1~図4に示される骨ねじ10の頭部12は、幅広い基部28で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部12は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のままに留まり、結果として、骨に接触するねじ山表面積は、遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部12は、角度のある面34(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部36とをさらに含む。角度のある面34は、上面32と外側面22との間に形成される。上面32は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面34がねじ10の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面32は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ10の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面34は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面32の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000001
を有する場合がある。例として、図1から図6に示される骨ねじ10のベベル角
Figure 0007477179000002
は、50°である。角度のある面34は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ10が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部36は、長手方向軸Lに沿って上面32及び角度のある面34の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山24は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ38(例えば、任意の1つの場所での隣接するねじ山間の距離)を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山24は、1.5mmピッチを有する。頭部12は、シャンク14から頭部12への遷移を容易にするために、ねじ10が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く、螺旋ねじ山24の末端部に形成された切削縦溝40をさらに含む場合がある。
例として、シャンク14は円筒形の形状であり、骨ねじ10のネック16に隣接する近端部から末端部20に延びる。シャンク14は、湾曲した外側面42と、湾曲した外側面の周りに配置された螺旋ねじ山44とを含む。シャンク14は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク4の外径は、頭部12の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク14は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山44は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ46を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山44は、頭部12の螺旋ねじ山24のピッチと同じである、1.5mmのピッチを有する。頭部12及びシャンク14は同じピッチを有するため、骨ねじ10は圧縮中性である。シャンク14は、末端部20に配置された1つ以上の切削縦溝48をさらに含む。切削縦溝48は、ねじ10が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック16は、逆円錐頭部12とシャンク14との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面50を含む。
例として、骨ねじ10はカニューレを挿入される場合があり、ねじ10の全体を通って軸方向に延びる中心管腔52をさらに含む。中心管腔52はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ10を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図7から図9は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ110の例を示す。例として、骨ねじ110は、頭部112と、シャンク114と、頭部112とシャンク114との間に配置されたネック116とを含む。骨ねじ110は、近端部118と、末端部120とをさらに含む。頭部112は、骨ねじ110の近端部118に/近端部118の近くに配置され、シャンク114は、骨ねじ110のネック116から末端部120へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部112は、湾曲した外側面122と、湾曲した外側面122の周りに配置された螺旋ねじ山124とを含む。頭部112は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状126を有する。湾曲した外側面122は、幅広い基部128から狭い基部130へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面122は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部112は、幅広い基部128で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部112は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山124の)外径未満である。例として、図7から図9に示される骨ねじ110の頭部112は、幅広い基部128で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部112は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部112は、角度のある面134(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部136とをさらに含む。角度のある面134は、上面132と外側面122との間に形成される。上面132は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面134がねじ110の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面132は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ110の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面134は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面132の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000003
を有する場合がある。例として、図7から図9に示される骨ねじ110のベベル角
Figure 0007477179000004
は、50°である。角度のある面134は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ110が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部136は、長手方向軸Lに沿って上面132及び角度のある面134の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。螺旋状ねじ山124は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ138を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山124は、1.5mmのピッチを有する。
例として、シャンク114は円筒形の形状であり、骨ねじ110のネック116に隣接した近端部から末端部120に延びる。シャンク114は、湾曲した外側面142と、湾曲した外側面142の周りに配置された1対の螺旋ねじ山144a、144bとを含む。シャンク114は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク114の外径は、頭部112の外径未満である。本明細書に示し、説明する例では、シャンク114は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山144a、144bは、0.5m~5.0mmの範囲内のピッチ146を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山144a、144bは、各々、3.0mmのピッチ(例えば、同じ螺旋の隣接するねじ山間の距離)を有するが、均等に離間した2つの螺旋ねじ山144a、144bがあり、頭部112の螺旋ねじ山124のピッチと同じである骨ねじ110の有効ピッチを1.5mmにする。骨ねじ110は、シャンクねじ山で二重螺旋構成を使用するため、骨ねじ110は、1.5mmの真のピッチを有する骨ねじを用いる場合の約2倍速い速度で標的骨の中に打ち込むことができる。頭部112及びシャンク114は、同じピッチ(つまり、有効ピッチ)を有するため、骨ねじ110は圧縮中性である。シャンク114は、末端部120に配置された1つ以上の切削縦溝をさらに含む。切削縦溝148は、ねじ110が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック116は、逆円錐頭部112とシャンク114との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面150を含む。
骨ねじ110は、骨ねじ10に関して上記に示され、説明された中心管腔52と同様に、ねじ110の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔152はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れるようなサイズに作られ、構成されて、骨ねじ110を正しい移植場所に誘導する。
図10~図12は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ210の例を示す。例として、骨ねじ210は、頭部212と、シャンク214と、頭部212とシャンク214との間に配置されたネック216とを含む。骨ねじ210は、近端部218と、末端部220とをさらに含む。頭部212は、骨ねじ210の近端部218に/近端部218の近くに配置され、シャンク214は、骨ねじ210のネック216から末端部220へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部212は、湾曲した外側面222と、湾曲した外側面222の周りに配置された螺旋ねじ山224とを含む。頭部212は、概して円筒形の形状を有する。螺旋ねじ山224は、遠位から近位の方向に拡大する外径を有する。結果として、骨と接触するねじ山表面積は、遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部212は、角度のある面234(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部236とをさらに含む。角度のある面234は、上面232と外側面222との間に形成される。上面232は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面234がねじ210の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面232は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ210の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面234は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面232の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000005
を有する場合がある。例として、図10から図12に示される骨ねじ210のベベル角
Figure 0007477179000006
は、50°である。角度のある面234は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ210が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部236は、長手方向軸Lに沿って上面232及び角度のある面234の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山224は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ238(例えば、任意の1つの場所での隣接するねじ山間の距離)を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山224は、1.5mmピッチを有する。ねじ山224は、近端部218での外径が、ネック216の近くの外径よりも大きくなるように、10°(例えば)の近接して配向された外向きテーパー225を有し、結果として骨と接触する螺旋ねじ山224の表面積が遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
例として、シャンク214は円筒形の形状であり、骨ねじ210のネック216に隣接する近端部から末端部220へ延びる。シャンク214は、湾曲した外側面242と、湾曲した外側面242の周りに配置された螺旋ねじ山244とを含む。シャンク214は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク214の外径は、頭部212の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク214は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山244は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ246を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山244は、頭部212の螺旋ねじ山224のピッチと同じである、1.5mmのピッチを有する。頭部212及びシャンク214は同じピッチを有するため、骨ねじ210は、圧縮中性である。シャンク214は、末端部220に配置された1つ以上の切削縦溝248をさらに含む。切削縦溝248は、ねじ210が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック216は、逆円錐頭部212とシャンク214との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面250を含む。
骨ねじ210は、骨ねじ10に関して上記に示され、説明された中心管腔52と同一の、ねじ210の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ210を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図13から図15は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ310の例を示す。例として、骨ねじ310は、頭部312と、シャンク314と、頭部312とシャンク314との間に配置されたネック316とを含む。骨ねじ310は、近端部318と、末端部320とをさらに含む。頭部312は、骨ねじ310の近端部318に/近端部318の近くに配置され、シャンク314は、骨ねじ310のネック316から末端部320へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部312は、湾曲した外側面322と、湾曲した外側面322の周りに配置された螺旋ねじ山324とを含む。頭部312は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状326を有する。湾曲した外側面322は、幅広い基部328から狭い基部330へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面322は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部312は、幅広い端部で328で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部312は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山324の)外径未満である。例として、図13から図15に示される骨ねじ310の頭部312は、幅広い基部328で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部312は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部312は、角度のある面334(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部336とをさらに含む。角度のある面334は、上面332と外側面322との間に形成される。上面332は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面334がねじ310の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面332は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ310の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面334は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面332の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000007
を有する場合がある。例として、図13から図15に示される骨ねじ310のベベル角
Figure 0007477179000008
は、50°である。角度のある面334は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ310が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部336は、長手方向軸Lに沿って上面332の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山324は、頭部312の末端部で0.5mm~2.5mmの範囲内、及び頭部の近端部で1.0mm~5.0mmの範囲内の可変ピッチを有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山324は、頭部の末端部で0.75mmのピッチ338bまで徐々に減少する、頭部312の近端部で1.5mmのピッチ318aを有する。螺旋ねじ山324の少なくとも一部分は、シャンクねじ山344の通過によって骨の中に形成されたねじ山溝の外側になるため、この段階的なピッチの結果として、骨ねじ310は圧縮ねじである。頭部312は、螺旋ねじ山324の末端部に形成された切削縦溝をさらに含む場合があり、これは、シャンク314から頭部312への遷移を容易にするために、ねじ310が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く。
例として、シャンク314は円筒形の形状であり、骨ねじ310のネック316に隣接する近端部から末端部320に延びる。シャンク314は、湾曲した外側面342と、湾曲した外側面342の周りに配置された螺旋ねじ山344とを含む。シャンク314は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク314の外径は、頭部312の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク314は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山344は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ346を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山344は、1.5mmのピッチを有する。シャンク314は、末端部320に配置された1つ以上の切削縦溝348をさらに含む。切削縦溝348は、ねじ310が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック316は、逆円錐頭部312とシャンク314との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面350を含む。
骨ねじ310は、骨ねじ310に関して上記に示され、説明された中心管腔と同一の、ねじ310の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ310を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図16から図18は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ410の例を示す。例として、骨ねじ410は、頭部412と、シャンク414と、頭部412とシャンク414との間に配置されたネック416とを含む。骨ねじ410は、近端部418と、末端部420とをさらに含む。頭部412は、骨ねじ410の近端部418に/近端部418の近くに配置され、シャンク414は、骨ねじ410のネック416から末端部420へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部412は、湾曲した外側面422と、湾曲した外側面422の周りに配置された螺旋ねじ山424とを含む。頭部412は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状426を有する。湾曲した外側面422は、幅広い基部428から狭い基部430へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面422は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部412は、幅広い基部428で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部412は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山424の)外径未満である。例として、図16から図18に示される骨ねじ410の頭部412は、幅広い基部428で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部412は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部412は、角度のある面434(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部436とをさらに含む。角度のある面434は、上面432と外側面422との間に形成される。上面432は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面434がねじ410の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面432は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ410の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面434は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面432の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000009
を有する場合がある。例として、図16から図18に示される骨ねじ410のベベル角
Figure 0007477179000010
は、50°である。角度のある面434は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ410が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部436は、長手方向軸Lに沿って上面432及び角度のある面434の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山424は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ438を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山424は、0.75mmのピッチを有する。頭部412は、螺旋ねじ山424の末端部に形成された切削縦溝440をさらに含む場合があり、これは、シャンク414から頭部412への遷移を容易にするために、ねじ410が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く。
例として、シャンク414は円筒形の形状であり、骨ねじ410のネック416に隣接する近端部から末端部420に延びる。シャンク414は、湾曲した外側面442と、湾曲した外側面442の周りに配置された螺旋ねじ山444とを含む。シャンク414は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク414の外径は、頭部412の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク414は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山444は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ446を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山444は、1.5mmのピッチを有する。シャンク414のピッチ446は、頭部412のピッチ438の偶数倍(例えば、2x)であるので、骨ねじ410は圧縮中性である。シャンク414は、末端部420に配置された1つ以上の切削縦溝448をさらに含む。切削縦溝448は、ねじ410が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック416は、逆円錐頭部412とシャンク414との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面450を含む。
図19から図21は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ510の例を示す。例として、骨ねじ510は、頭部512と、シャンク514と、頭部512とシャンク514との間に配置されたネック516とを含む。骨ねじ510は、近端部518と、末端部520とをさらに含む。頭部512は、骨ねじ510の近端部518に/近端部518の近くに配置され、シャンク514は、骨ねじ510のネック516から末端部520へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部512は、湾曲した外側面522と、湾曲した外側面522の周りに配置された螺旋ねじ山524とを含む。頭部512は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状526を有する。湾曲した外側面522は、幅広い基部528から狭い基部530へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面522は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部512は、幅広い基部528で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部512は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山524の)外径未満である。例として、図19から図21に示される骨ねじ510の頭部512は、幅広い基部528で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部512は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部512は、角度のある面534(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部536とをさらに含む。角度のある面534は、上面532と外側面522との間に形成される。上面532は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面534がねじ510の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面532は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ510の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面534は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面532の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000011
を有する場合がある。例として、図19から図21に示される骨ねじ510のベベル角
Figure 0007477179000012
は、50°である。角度のある面534は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ510が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部536は、長手方向軸Lに沿って上面532及び角度のある面534の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山524は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ538を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山524は、1.5mmのピッチを有する。頭部512は、螺旋ねじ山524の末端部に形成された切削縦溝540をさらに含む場合があり、これは、シャンク514から頭部512への遷移を容易にするために、ねじ510が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く。
例として、シャンク514は円筒形の形状であり、骨ねじ510のネック516に隣接する近端部から末端部520に延びる。シャンク514は、湾曲した外側面542と、湾曲した外側面542の周りに配置された1対の螺旋ねじ山544a、544bとを含む。シャンク514は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク514の外径は、頭部512の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク514は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山544a、544bは、0.5mm~5.5mmの範囲内のピッチ546を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山544a、544bは、各々、3.0mmのピッチ(例えば、同じ螺旋の隣接するねじ山間の距離)を有するが、均等に離間された2つの螺旋ねじ山544a、544bがあり、骨ねじ510の有効ピッチを、頭部512の螺旋ねじ山524のピッチと同じである1.5mmにする。骨ねじ510は、シャンクねじ山において二重螺旋構成を使用するため、骨ねじ510は、1.5mmの真のピッチを有する骨ねじでの場合の約2倍速い速度で標的骨の中に打ち込むことができる。頭部512及びシャンク514は同じピッチ(つまり、有効ピッチ)を有するため、骨ねじ510は圧縮中性である。シャンク514は、末端部520に配置された1つ以上の切削縦溝548をさらに含む。切削縦溝548は、ねじ510が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック516は、逆円錐頭部512とシャンク514との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面550を含む。
骨ねじ510は、骨ねじ10に関して上記に示され、説明された中心管腔52に類似した、ねじ510の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔552はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ510を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図22から図24は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ610の例を示す。例として、骨ねじ610は、頭部612と、シャンク614と、頭部612とシャンク614との間に配置されたネック616とを含む。骨ねじ610は、近端部618と、末端部620とをさらに含む。頭部612は、骨ねじ610の近端部618に/近端部618の近くに配置され、シャンク614は、骨ねじ610のネック616から末端部620へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部612は、湾曲した外側面622と、湾曲した外側面622の周りに配置された螺旋ねじ山624とを含む。頭部612は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状626を有する。湾曲した外側面622は、幅広い基部628から狭い基部630へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面622は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部612は、幅広い基部428での1.75mm~9.0mmの範囲内の内径、及び2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する場合がある。第1の内径は、(螺旋ねじ山624の)外径未満である。例として、図22から図24に示される骨ねじ610の頭部612は、幅広い基部628で約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部612は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。ねじ山624は、近端部618での外径がネック616に近い外径よりも大きくなり、結果として(及び頭部612の逆円錐台形状との組み合わせで)骨と接触する螺旋ねじ山624の表面積が遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化するように、約10°(例えば、5~30°の範囲内)のテーパー角Bを有する近接して配向された外向きテーパー625を有する。本例の実施形態では、頭部612の逆円錐台形状及びねじ624の外向きテーパー625の組み合わせ(例えば、角度A+B)は、骨と接触するねじ山624の表面積を最大限にする。
頭部612は、角度のある面634(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部636とをさらに含む。角度のある面634は、上面632と外側面622との間に形成される。上面632は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面634がねじ610の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面632は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ610の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面634は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面632の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000013
を有する場合がある。例として、図22から図24に示される骨ねじ610のベベル角
Figure 0007477179000014
は、50°である。角度のある面634は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ610が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部636は、長手方向軸Lに沿って上面632及び角度のある面634の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。螺旋ねじ山624は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ638を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山624は、0.75mmのピッチを有する。
例として、シャンク614は円筒形の形状であり、骨ねじ610のネック616に隣接する近端部から末端部620に延びる。シャンク614は、湾曲した外側面642と、湾曲した外側面642の周りに配置された螺旋ねじ山644とを含む。シャンク614は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク614の外径は、頭部612の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク614は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山644は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ646を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山644は、頭部612の螺旋ねじ山624のピッチと同じである1.5mmのピッチを有する。頭部612及びシャンク614は同じピッチを有するため、骨ねじ610は圧縮中性である。シャンク614は、末端部620に配置された1つ以上の切削縦溝648をさらに含む。切削縦溝648は、ねじ610が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック616は、逆円錐頭部612とシャンク614との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面650を含む。
骨ねじ610は、骨ねじ10に関して上記に示され、説明された中心管腔52と同一の、ねじ610の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ610を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図25から図27は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ710の例を示す。例として、骨ねじ710は、頭部712と、シャンク714と、頭部712とシャンク714との間に配置されたネック716とを含む。骨ねじ710は、近端部718と、末端部720とをさらに含む。頭部712は、骨ねじ710の近端部718に/近端部718の近くに配置され、シャンク714は、骨ねじ710のネック716から末端部720へ長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部712は、湾曲した外側面722と、湾曲した外側面722の周りに配置された螺旋ねじ山724とを含む。頭部712は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状726を有する。湾曲した外側面22は、幅広い基部28から狭い基部30へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面22は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部712は、幅広い基部728での1.75mm~9.0mmの範囲内の内径、及び2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する場合がある。第1の内径は、(螺旋ねじ山724の)外径未満である。例として、図25から図27に示される骨ねじ710の頭部712は、幅広い基部728での約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部712は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。ねじ山724は、近端部718の外径がネック716に近い外径よりも大きくなり、結果として(及び頭部712の逆円錐台形状との組み合わせで)骨と接触する螺旋ねじ山724の表面積が遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化するように、10°(例えば)の近接して配向された外向きテーパー725を有する。
頭部712は、角度のある面734(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部736とをさらに含む。角度のある面734は、上面732と外側面722との間に形成される。上面732は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面734がねじ710の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面732は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ710の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面734は、長手方向軸Lに対して概して垂直である、上面732の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000015
を有する場合がある。例として、図25から図27に示される骨ねじ710のベベル角
Figure 0007477179000016
は、50°である。角度のある面734は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ710が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部736は、長手方向軸Lに沿って上面732及び角度のある面734の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。螺旋ねじ山724は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ738を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山724は、0.75mmのピッチを有する。
例として、シャンク714は円筒形の形状であり、骨ねじ710のネック716に隣接する近端部から末端部720に延びる。シャンク714は、湾曲した外側面742と、湾曲した外側面742の周りに配置された1対の螺旋ねじ山744a、744bとを含む。シャンク714は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク714の外径は、頭部712の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク714は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山744a、744bは、0.5mm~5.5mmの範囲内のピッチ746を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山744a、744bは、各々、3.0mmのピッチ(例えば、同じ螺旋の隣接するねじ山間の距離)を有するが、均等に離間された2つの螺旋ねじ山744a、744bがあり、骨ねじ710の有効ピッチを、頭部712の螺旋ねじ山724のピッチと同じである1.5mmにする。骨ねじ710は、シャンクねじ山において二重螺旋構成を使用するため、骨ねじ710は、1.5mmの真のピッチを有する骨ねじでの場合の約2倍速い速度で標的骨の中に打ち込むことができる。シャンク714のピッチ746は、頭部712のピッチ738の偶数倍(例えば、2x)であるので、骨ねじ710は圧縮中性である。シャンク714は、末端部720に配置された1つ以上の切削縦溝748をさらに含む。切削縦溝748は、ねじ710が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック716は、逆円錐頭部712とシャンク714との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面750を含む。
骨ねじ710は、骨ねじ10に関して上記に示され、説明された中心管腔52に類似した、ねじ710の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ710を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図28から図30は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ810の例を示す。例として、本明細書に説明される骨ねじ810は、骨ねじ810が極端な角度で移植されない状況で役立つ場合がある。骨ねじ810は、頭部812と、シャンク814と、頭部812とシャンク814との間に配置されたネック816とを含む。骨ねじ810は、近端部818と、末端部820とをさらに含む。頭部812は、骨ねじ810の近端部818に/近端部818の近くに配置され、シャンク814は、骨ねじ810のネック816から末端部820に長手方向軸L(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部812は、湾曲した外側面822と、湾曲した外側面822の周りに配置された螺旋ねじ山824とを含む。頭部812は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状826を有する。湾曲した外側面822は、幅広い基部828から狭い基部830へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面822は、長手方向軸Lに対して5.9°の角度Aで先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部812は、幅広い基部828での1.75mm~9.0mmの範囲内の内径、及び2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する場合がある。第1の内径は、(螺旋ねじ山824の)外径未満である。例として、図28から図30に示される骨ねじ810の頭部812は、幅広い基部828での約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部812は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。頭部812は、長手方向軸Lに沿って上面832に形成されたドライバー凹部836をさらに含み、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。螺旋ねじ山824は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ838(例えば、任意の1つ場所での隣接するねじ山間の距離)を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山824は、1.5mmのピッチを有する。
本例の骨ねじ810は、「ベベル角」が0°である骨ねじの一例である。これにより平坦な頭部812が生じ、上面832及び角度のある面834は、基本的に同じ面である。
例として、シャンク814は円筒形の形状であり、骨ねじ810のネック816に隣接する近端部から末端部620に延びる。シャンク814は、湾曲した外側面842と、湾曲した外側面842の周りに配置された螺旋ねじ山844とを含む。シャンク814は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク814の外径は、頭部812の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク814は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山844は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ846を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山844は、頭部812の螺旋ねじ山824のピッチと同じである1.5mmのピッチを有する。頭部812及びシャンク814は同じピッチを有するため、骨ねじ810は圧縮中性である。シャンク814は、末端部820に配置された1つ以上の切削縦溝848をさらに含む。切削縦溝(複数可)848は、ねじ810が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック816は、逆円錐頭部812とシャンク814との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面850を含む。
骨ねじ810は、ねじ810の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ810を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図31から図33は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ910の例を示す。例として、骨ねじ910は、頭部912と、シャンク914と、頭部912とシャンク914との間に配置されたネック916とを含む。骨ねじ910は、近端部918と、末端部920とをさらに含む。頭部912は、骨ねじ910の近端部918に/近端部918の近くに配置され、シャンク914は、骨ねじ910のネック916から末端部920へ長手方向軸L10(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部912は、湾曲した外側面922と、湾曲した外側面922の周りに配置された螺旋ねじ山924とを含む。頭部912は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状926を有する。湾曲した外側面922は、幅広い基部928から狭い基部930へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面922は、長手方向軸L10に対して5.9°の角度A10で先細になる(11.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度A10は、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部912は、幅広い基部928での1.75mm~9.0mmの範囲内の内径、及び2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する場合がある。第1の内径は、(螺旋ねじ山924の)外径未満である。例として、図31から図33に示される骨ねじ910の頭部912は、幅広い基部428での約4.5mmの内径、及び約5.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部912は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。ねじ山924は、近端部918での外径がネック916に近い外径未満になるように、近接して配向された内向きテーパー925を有する。例として、ねじ山924の内向きテーパー925は、湾曲した外側面922のテーパーに平行である。したがって、ねじ山924は、長手方向軸L10に対して5.9°の角度B10で先細になるが、角度B10は、本開示の範囲から逸脱することなく5~10°の範囲内である場合がある。
頭部912は、角度のある面934(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部936とをさらに含む。角度のある面934は、上面932と外側面922との間に形成される。上面932は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面934がねじ910の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面932は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ710の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面934は、長手方向軸L10に対して概して垂直である、上面932の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000017
を有する場合がある。例として、図31から図35に示される骨ねじ910のベベル角
Figure 0007477179000018
は、50°である。角度のある面934は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ910が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部936は、長手方向軸L10に沿って上面932及び角度のある面934の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。
螺旋ねじ山924は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ938を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山924は、0.8mmのピッチを有する。頭部912は、螺旋ねじ山924の末端部に形成された切削縦溝940をさらに含む場合があり、これは、シャンク914から頭部912への遷移を容易にするために、ねじ910が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働く。
例として、シャンク914は円筒形の形状であり、骨ねじ910のネック916に隣接する近端部から末端部920に延びる。シャンク914は、湾曲した外側面942と、湾曲した外側面942の周りに配置された螺旋ねじ山944とを含む。シャンクは、圧縮を可能にするために、近接して配置されたねじ山のない部分945をさらに含む。例として、ねじ山のない部分945は、シャフトの長さの約3分の2を含み、末端の3分の1の長さにねじ山が付けられている。治療されている骨折の種類及び場所に応じて、他の構成も可能である。シャンク914は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク914の外径は、頭部912の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク914は、3mmの内径、及び約4mmの外径を有する。螺旋ねじ山944は、0.5mm~2.5mmの範囲内のピッチ946を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山944は、1.5mmのピッチを有する。シャンク914のピッチ946は、頭部912のピッチ938の偶数倍(例えば、2x)ではないので、骨ねじ910は圧縮ねじである。シャンク914は、末端部920に配置された1つ以上の切削縦溝948をさらに含む。切削縦溝948は、ねじ910が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック916は、逆円錐頭部912とシャンク914との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面950を含む。
骨ねじ910は、骨ねじ910の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ910を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図34から図36は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ1010の例を示す。例として、骨ねじ1010は、頭部1012と、シャンク1014と、頭部1012とシャンク1014との間に配置されたネック1016とを含む。骨ねじ1010は、近端部1018と、末端部1020とをさらに含む。頭部1012は、骨ねじ1010の近端部1018に/近端部1018の近くに配置され、シャンク1014は、骨ねじ1010のネック1016から末端部1020へ長手方向軸L11(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部1012は、湾曲した外側面1022と、湾曲した外側面1022の周りに配置された螺旋ねじ山1024とを含む。頭部1012は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状1026を有する。湾曲した外側面1022は、幅広い基部1028から狭い基部1030へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面1022は、長手方向軸L11に対して4.5°の角度A11で先細になる(9°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度A11は、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部1012は、幅広い基部1028で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部1012は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山1024の)外径未満である。例として、図34から図36に示される骨ねじ1010の頭部1012は、幅広い基部1028で約3.4mmの内径、及び約4.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部1012は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部1012は、角度のある面1034(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部1036とをさらに含む。角度のある面1034は、上面1032と外側面1022との間に形成される。上面1032は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面1034がねじ1010の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面1032は0.45mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ1010の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面1034は、長手方向軸L11に対して概して垂直である、上面1032の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角
Figure 0007477179000019
を有する場合がある。例として、図34から図36に示される骨ねじ1010のベベル角
Figure 0007477179000020
は、50°である。角度のある面1034は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ1010が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー特徴1036は、長手方向軸L11に沿って上面1032の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山1024は、1.2mmのピッチを有する。
例として、シャンク1014は円筒形の形状であり、骨ねじ1010のネック1016に隣接する近端部から末端部1020に延びる。シャンク1014は、湾曲した外側面1042と、湾曲した外側面1042の周りに配置された螺旋ねじ山1044とを含む。シャンク1014は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲内の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク1014の外径は、頭部1012の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク1014は、約1.5mmの内径、及び約2.5mmの外径を有する。螺旋ねじ山1044は、0.5mm~5.5mmの範囲内のピッチ1046を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山1044は、頭部1012の螺旋ねじ山1024のピッチと同じである、1.2mmのピッチを有する。頭部1012及びシャンク1014は同じピッチを有するため、骨ねじ1010は圧縮中性である。シャンク1014は、末端部1020に配置された1つ以上の切削縦溝1048をさらに含む。切削縦溝1048は、ねじ1010が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック1016は、逆円錐頭部1012とシャンク1014との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面1050を含む。
骨ねじ1010は、骨ねじ1010に関して上記に示され、説明された中心管腔と同一の、ねじ1010の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ1010を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
図37から図39は、本開示の別の実施形態に係る骨ねじ1110の例を示す。例として、骨ねじ1110は、頭部1112と、シャンク1114と、頭部1112とシャンク1114との間に配置されたネック1116とを含む。骨ねじ1110は、近端部1118と、末端部1120とをさらに含む。頭部1112は、骨ねじ1110の近端部1118に/近端部1118の近くに配置され、シャンク1114は、骨ねじ1110のネック1116から末端部1120へ長手方向軸L12(同様に「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部1112は、湾曲した外側面1122と、湾曲した外側面1122の周りに配置された螺旋ねじ山1124とを含む。頭部1112は、骨ねじ10に関して上述されたように、逆円錐台断面形状1126を有する。湾曲した外側面1122は、幅広い基部1128から狭い基部1130へ近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面1122は、長手方向軸L12に対して4.4°の角度A12で先細になる(8.8°の傾斜角を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる)が、角度A12は、本開示の範囲から逸脱することなく4~15°(8~30°を含めた角度)の範囲内である場合がある。
頭部1112は、幅広い基部1228で1.75mm~9.0mmの範囲内の内径を有する場合がある。頭部1112は、2.0mm~10.0mmの範囲内の外径を有する。第1の内径は、(螺旋ねじ山1124の)外径未満である。例として、図37から図39に示される骨ねじ1110の頭部1112は、幅広い基部1128で約3.3mmの内径、及び約4.0mmの外径を有する。円錐台形状の結果として、頭部1112は、近位から遠位の方向に拡大する内径を有する。外径は一定のまま留まり、結果として、骨と接触するねじ山表面積は遠位から近位の方向に拡大し、骨の中へのねじの増力を強化する。
頭部1112は、角度のある面1134(同様に、「斜角面」または「ベベル」)と、ドライバー凹部1136とをさらに含む。角度のある面1134は、上面1132と外側面1122との間に形成される。上面1132は、頭部の直径に沿って測定されるとゼロより大きい幅広い寸法を有し、角度のある面1134がねじ1110の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。本例では、上面1132は0.42mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ1110の全体的なサイズに応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面1134は、長手方向軸L12に対して概して垂直である、上面1132の平面から測定された1~60°の範囲内のベベル角

Figure 0007477179000021
を有する場合がある。例として、図37から図39に示される骨ねじ1110のベベル角
Figure 0007477179000022
は、50°である。角度のある面1134は、頭部が使用中に移植され、それによって骨ねじ1110が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨の外面を越えて頭部が延びる程度を削減または排除するときに、解剖学的標的部位の一部を形成する骨の外面に概して平行及び同一平面上に配置される。ドライバー凹部1136は、長手方向軸L12に沿って上面1132の中に形成され、ドライバー(例えば、マイナス、プラス、ヘクサローブ、トルクスなど)を受け入れるために適した任意の形状を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山1124は、1.0mmのピッチを有する。
例として、シャンク1114は円筒形の形状であり、骨ねじ1110のネック1116に隣接する近端部から末端部1120に延びる。シャンク1114は、湾曲した外側面1142と、湾曲した外側面1142の周りに配置された螺旋ねじ山1144とを含む。シャンクは、圧縮を可能にするために、近接して配置されたねじ山のない部分1145をさらに含む。例として、ねじ山のない部分1145は、シャフトの長さの約3分の2を含み、末端の3分の1の長さにねじ山が付けられている。治療されている骨折の種類及び場所に応じて、他の構成も可能である。シャンク1114は、1.0mm~7.5mmの範囲内の内径、及び1.5mm~8mmの範囲の外径を有する場合がある。好ましくは、シャンク1114の外径は、頭部1112の外径未満である。本明細書に示され、説明される例では、シャンク1114は、約1.5mmの内径、及び約2.5mmの外径を有する。螺旋ねじ山1144は、0.5mm~5.5mmの範囲内のピッチ1146を有する場合がある。例として、本例の螺旋ねじ山1144は、1.2mmのピッチを有する。シャンク1114のピッチ1146は、頭部1112のピッチ1138と同じでもなければ、頭部1112のピッチ1138の偶数倍(例えば、2x)でもないので、骨ねじ1110は圧縮ねじである。シャンク1114は、末端部1120に配置された1つ以上の切削縦溝1148をさらに含む。切削縦溝1148は、ねじ1110が骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くように働き、これにより外科的処置中に下穴を開ける必要性がなくなる。
ネック1116は、逆円錐頭部1112とシャンク1114との間で滑らかな遷移を与えるために、遠位方向に先細になる湾曲した外側面1150を含む。
骨ねじ1110は、骨ねじ1110に関して上記に示され、説明された中心管腔と同一の、骨ねじ1110の全体を通って軸方向に延びる中心管腔をさらに含む。中心管腔はそれを通るガイドワイヤ(例えば、Kワイヤ)を受け入れて、骨ねじ1110を正しい移植場所に誘導するようなサイズに作られ、構成される。
本明細書に説明された骨ねじ10及び多様な代替の例は、例えば、骨折の場合においてなど、骨の少なくとも2つの部分が安定化される必要がある任意の数の整形外科的処置で使用され得る。図40は、例えば外反母趾修復手術の過程で、第1の骨部分及び第2の骨部分60、62を互いに対して安定化させるために使用する骨ねじ10の一例を示す。本例では、骨ねじ10の近端部18が第1の部分60と係合し、骨ねじ10の末端部20が第2の骨部分62と係合するように、骨ねじ10が挿入される。骨ねじ10は、頭部12及びシャンク14の一部分が、1つの骨部分60の海綿骨66を通過しつつ、皮質骨64に係合するように配置される。骨ねじ10は、ベベル面34が骨の端縁と位置合わせされ、そうでなければ骨から突出するであろうねじの部分を削減/排除するようにさらに配置される。圧縮中性ねじが使用される場合、次いで骨ねじ10は、圧縮力を印加することなく骨部分の相対的な配置を保持する。
骨ねじ10は、さまざまな表示に対処するために骨ねじ10を使用可能にするために任意の数のサイズ及び長さの構成で設けられる場合がある。図41から図44は、いくつかの異なる骨の場所で骨折を安定化するための、本明細書に説明される骨ねじ10の使用のいくつかの例を示す。例えば、図41は、骨折72を修復するために足に、または骨切術で指の骨70に挿入される骨ねじ10を示す。図42は、例えば外反母趾変形部を補正するために、遠位中足骨シェブロン骨切術の間にV字形の切断部73を安定化させるために使用される部分的にねじ山をつけた骨ねじ910を示す。図43は、骨折76を修復するために上腕骨74に挿入された1対の骨ねじ10を示す。図44は、手首領域のいくつかの骨折を修復するために使用された複数の骨ねじ10を示す。例えば、1つの骨ねじ10(例えば、小さい骨ねじ10)は、骨折80を修復するために舟状骨78に挿入される。1対の骨ねじ10は、骨折84を修復するために橈骨82に挿入される。
図45は、図1から6に関して上述された骨ねじ10の頭部12の拡大図であり、特に頭部12の多様な角度及び表面寸法を示している。骨10の頭部12に関して、示され、説明されているが、続く説明は、本開示の範囲を逸脱することなく上記の例のいずれにも適用し得る。上述されたように、頭部12は、骨ねじ10の近端部18に/近端部18の近くに配置され、シャンク14は、骨ねじ10のネック16から末端部20へ長手方向軸L(同様に、「垂直軸」)に沿って軸方向に延びる。頭部12は、湾曲した外側面22と、湾曲した外側面22の周りに配置された螺旋ねじ山24とを含む。頭部12は、概して円錐台断面形状を有し、錐台の幅広い基部28は、頭部12の最遠位境界または基部を形成し、錐台の狭い基部30は、骨ねじ10の最近位または上面32を形成する。湾曲した外側面22は、幅広い基部28から狭い基部30に近位方向に先細になる。例として、湾曲した外側面22は、長手方向軸L(または長手方向軸に平行な軸)に対して5.9°の角度Aで先細になり、11.8°の傾斜角
Figure 0007477179000023
を有する頭部の形状を画定する円錐を生じさせる。角度Aは、本開示の範囲から逸脱することなく5~15°の範囲内である場合がある(したがって、傾斜角
Figure 0007477179000024
は10~30°の範囲内である場合がある)。
本例では、頭部12は、骨ねじ10が骨構造に対して斜めに移植されるときに骨構造の端縁を越えて延びる場合があるねじ材料の量を削減/排除するために機能する角度のある面34(同様に、「斜角面」または「ベベル」)を頭部12がさらに含むという点で、斜角を付けられている。角度のある面34は、上面32と外側面22との間に形成される。角度のある面34のために、頭部12は、頭部の基部(例えば、錐台の幅広い基部28)と、上面32(例えば、錐台の狭い基部30)との間の垂直距離として定義された主要な高さ寸法hと、頭部の基部と、角度のある面34と外側面22との間の最遠位の交点35との間の垂直距離として定義された小さい高さ寸法hとを有する。
上面32は、外側面22の最近位端縁と、角度のある面34の最近位端縁33との間の最大距離によって定義される幅寸法wを有する。大部分の例示的な実施形態では、幅寸法wはゼロより大きく(例えば、w>0)、角度のある面34がねじ10の上部全体に完全に広がらないことを確実にする。いくつかの例では、幅寸法wはゼロに等しい場合があり(例えば、w=0)、その場合、角度のある面34の最近位端縁33は、外側面22の最近位端縁と交差する。本例では、上面32は0.65mmの幅寸法を有するが、幅寸法は、骨ねじ10の全体的なサイズ及びベベルの角度
Figure 0007477179000025
に応じてより多い場合もあれば、より少ない場合もある。例として、角度のある面34はベベル角
Figure 0007477179000026
を有する場合があり、長手方向軸Lに概して垂直である上面32の平面から測定されると、
Figure 0007477179000027
である。例として、図38に示される骨ねじ10のベベル角
Figure 0007477179000028
は、50°である。
図46から図51は、角度のある面34の最近位端縁33の位置、及び角度のある面34と外側面22との間の最遠位交点35を変えることによって作り出される頭部12の考えられる構成のいくつかの例、並びにそれらの相対的な位置が、ベベル角
Figure 0007477179000029
及び上面32の幅寸法wをどのように変えるのかを示す。例えば、図40は、w>0及びh>0である頭部12の例を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000030
は約50°である。図41は、w>0及びh=0である頭部12の例を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000031
は約65.5°である。図42は、w=0及びh=0である頭部12の例を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000032
は約61.2°である。図43は、w>0及び及びh=0である頭部12の例を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000033
は約79.5°である。図44は、w>0及びh>0である頭部12の別の例を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000034
は約74.5°である。図45は、w-0及びh>0である頭部12を示す。この例では、ベベル角
Figure 0007477179000035
は約30°である。このようにして、本開示の骨ねじは、実行される特定の外科手術に対する外科医の必要性に応じて(例えば、挿入角など)、多様な角度の斜角面を提供されてよい。
任意の特定の例に関して本明細書に図示され、説明された要素または特徴は、制限なく他の例に関して図示され、説明された任意の他の特徴(複数可)または要素(複数可)と組み合わせて使用され得ることに留意することが重要である。

Claims (20)

  1. ヒト患者の解剖学的標的部位での整形外科手術用のねじであって、
    頭部、シャンク、及び前記頭部と前記シャンクとの間に延びるネックであって、前記頭部の近端部と前記シャンクの末端部との間に延びる長手方向軸に沿って同一線上にある、前記頭部、前記ネック、及び前記シャンクと、
    前記頭部であって、
    前記頭部の前記近端部での狭い基部と、前記頭部の末端部での幅広い基部と、前記狭い基部から前記幅広い基部へ拡大する内径と、前記長手方向軸に対して先細になって逆テーパー角を定める、前記狭い基部と前記幅広い基部との間に延びる湾曲した外側面とによって画定された逆円錐台断面形状と、
    前記頭部の前記狭い基部から前記頭部の前記幅広い基部への方向で右回りに延びる少なくとも1つの螺旋ねじ山であって、前記少なくとも1つの螺旋ねじ山が、前記頭部が使用中に移植され、それによって骨の中への前記頭部の増力を強化するときに、前記解剖学的標的部位の一部を形成する前記骨と接触するねじ山表面積を遠位から近位の方向に拡大するために、前記幅広い基部から前記狭い基部へ拡大する、または一定のままである前記頭部の外径を定める直径を有し、少なくとも1つのピッチを有する前記少なくとも1つの螺旋ねじ山と、
    前記頭部の前記狭い基部から前記湾曲した外側面に沿った所定の場所に延びるベベル面であって、前記頭部が使用中に移植され、それによって前記頭部が骨に対して斜めに移植されるとき前記骨の外面を越えて前記頭部が延びる程度を削減または排除するときに、前記ベベル面が、前記解剖学的標的部位の一部を形成する前記骨の前記外面に対して概して平行に及び同一平面で配置され得るような寸法にされたベベル角を定めるために前記長手方向軸に平行である前記頭部の上面に対して傾けられる、前記ベベル面と、
    前記頭部、前記シャンク、及び前記ネックが、前記シャンク、前記ネック、及び前記頭部を患者の解剖学的標的の中に打ち込むために前記長手方向軸の周りで回転され得るように、器具と協調するための寸法にされたドライブ特徴と
    を含む前記頭部と、
    前記シャンクであって、
    前記シャンクの近端部から前記シャンクの前記末端部への方向で右回りに延びる少なくとも1つの螺旋ねじ山を有する湾曲した外側面であって、前記少なくとも1つの螺旋ねじ山が、前記頭部の前記外径未満である前記シャンクの外径を定める直径を有し、前記少なくとも1つの螺旋ねじ山が少なくとも1つのピッチを含む、前記湾曲した外側面と
    を含む前記シャンクと
    を備える、ねじ。
  2. 前記頭部の前記逆テーパー角が4度と15度との間である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  3. 前記頭部の前記逆テーパー角が6度である、請求項2に記載の整形外科手術用のねじ。
  4. 前記頭部の前記少なくとも1つの螺旋ねじの前記ピッチが、0.5mm~2.5mmの範囲内である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  5. 前記頭部の前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の前記ピッチが、1.5mmである、請求項4に記載の整形外科手術用のねじ。
  6. 前記頭部の前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の前記ピッチが、前記ねじが使用中圧縮中性ねじとなるように、前記シャンクの前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の前記ピッチに等しい、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  7. 前記頭部の前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の前記ピッチが、(a)前記ねじが使用中圧縮ねじになるように前記シャンクの前記少なくとも1つの螺旋ねじ山のピッチに等しくない、及び(b)前記ねじが使用中圧縮ねじになるように、前記狭い基部での第1のピッチ及び前記幅広い基部での第2のピッチを含む変化するピッチのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  8. 前記頭部の前記ベベル角が1度と60との間の範囲内である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  9. 前記頭部の前記ベベル角が50度である、請求項8に記載の整形外科手術用のねじ。
  10. 前記頭部の前記内径が1.75mm~9mmの範囲内である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  11. 前記頭部の前記内径が前記幅広い基部で4.5mmである、請求項10に記載の整形外科手術用のねじ。
  12. 前記頭部の前記外径が2mm~10mmの範囲内である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  13. 前記頭部の前記外径が5mmである、請求項12に記載の整形外科手術用のねじ。
  14. 前記シャンクが、1.0mmと7.5mmとの間の範囲内の内径を有する、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  15. 前記シャンクの前記内径が3mmである、請求項14に記載の整形外科手術用のねじ。
  16. 前記シャンクの前記外径が1.5mm~8mmの間の範囲内である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  17. 前記シャンクの前記外径が4mmである、請求項16に記載の整形外科手術用のねじ。
  18. 前記頭部の前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の少なくとも1つが、前記ねじが骨の中に打ち込まれるにつれて骨材料を取り除くための切削縦溝及び前記ねじが骨から取り除かれるにつれて骨材料を取り除くための切削縦溝の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  19. 前記シャンクの前記少なくとも1つの螺旋ねじ山の前記少なくとも1つが切削縦溝を含む、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
  20. 前記シャンクの前記少なくとも1つの螺旋ねじ山が二重螺旋ねじ山である、請求項1に記載の整形外科手術用のねじ。
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