JP2007524912A - 媒材を作製するための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

プリントヘッド、プラテン、および/またはカッティングヘッドのようなワークツールを、媒材に携持される1つ以上の物材の位置およびワークツールに対する媒材の位置に基づいて、媒材通路に対し直交方向に離間させる。さらに、あるいは他の態様においては、ワークツールを、媒材に携持される1つ以上の物材の位置およびワークツールに対する媒材の位置に基づいて選択的に作動させる。この技術的取り組み方は、RFIDタグおよびラベルの製造並び利用にとって好適である。

Description

本願発明は、広義には、例えば、ラベルおよびタグのような媒材(media)の作製技術に関し、より詳しくは例えば、半導体チップ、電気トレースおよび/または無線周波数識別(RFID)回路のような物材(object)を携持する媒材の作製技術に関する。
(関連技術の説明)
多種多様な用途において、様々な種類の媒材が多くの目的のために使用される。例えば、タグやラベルを用いると、手荷物、小包、箱類、商品、ファイルやフォルダ、各種製品、および/またはその他の品目の識別、追跡および/または在庫管理が可能になる。また、タグやラベルは、例えば、医療施設における患者あるいは労働環境における従業員の識別および/または追跡を可能にする。さらに、タグおよびラベルは、美術館・博物館の展示物、店舗やファイル室の棚、および/またはビルやオフィスの部屋などの場所の識別・確認を可能にする。許可証あるいは登録証印によれば、税金および/または他の料金が、とりわけ車両、アルコール、および/またはたばこ製品のような関連品目について徴収済みであることの確認・証明、追跡および/または検証が可能になる。
ここで、媒材は様々な形を取り得るが、一般には、機械可読情報および/または人間可読情報のような光学的にコード化された情報を携持することが可能なフェースシートまたは基材を有する。また、媒材は、表面板に支持されて、媒材を物材、場所または人と物理的に結びつけられるようにする接着剤層を有するものもある。この接着剤層は接着製剤を用いたものもある。そのような場合は、接着剤層の上に剥離ライナーまたは裏当て材を設ける。剥離ライナーは、エンドユーザが、選択的に取り外して接着層を露出させることにより、媒体を物材、場所、および/または人に固定または固着することが可能である。あるいは、接着剤層は、媒材を物材、場所および/または人に接着する前に熱および/または湿気を与えるなど何らかの形の活性化が必要な組成、あるいは剥離ライナーを用いる必要がなくなる特殊な接着剤、フェースシート材またはフェースシート被膜を用いた組成のものを使用することができる。このような媒材は、通常剥離ライナーがなく、一般にライナーレス媒材と呼ばれる。
媒材の中には、媒材上に携持されるか、または媒材中に埋め込まれた物材を有するものもある。例えば、一般に無線周波数識別(RFID)タグと呼ばれる部類の媒材は、無線周波数(RF)トランスポンダの形の電気回路を備えている。これらのRFID回路では、通常、基材上にアンテナを形成する電気トレース、および基材により携持され、アンテナに電気的に接続された半導体チップが用いられる。RFIDタグは、個別の電源を備えることもできれば(すなわち能動型RFIDタグ)、RFIDリーダが発生する問合わせ信号から得られる電源を利用することも可能である(すなわち受動型RFIDタグ)。RFID回路は、RF問合わせ信号に応答してRF信号を発し、そのRF信号では、通常RFIDタグに記憶された情報がコード化される。RFIDタグは、コード化、圧縮、暗号化、および/または他の形態のデータ管理およびデータセキュリティを採り入れることができる。
RFIDタグの製造は、通常、フェースシート、接着剤層および剥離ライナーよりなる媒材の連続シートまたはロールを用いて開始される。剥離ライナーをフェースシートおよび接着剤層から一時的に分離し、RFID回路を自動的にこれらの間に差し込むか形成した後、剥離ライナーを接着剤層に再度貼り合わせる。これらのRFID回路は、しばしば媒材の連続シートの長さ方向に互いに所定間隔で配列される。RFID回路は、連続シートに対して横方向に互いに間隔を置いて配列することもできる。
RFID回路を配列しまたは形成した後、媒材はエンドユーザへの流通・配送にとって適切な寸法に加工される(converted)。加工(Conversion)では、一般に、単個のタグおよびラベルを形成するための媒材または媒材の特定の層の切断、穿孔および/または刻みつけが行われる。例えば、フェースシートに切断、穿孔、および/または刻みつけを行って、所望の形状および寸法の単個ラベルを形成することができる。接着剤層および/または剥離ライナーも同様に、切断し、穿孔しかつまたは刻みつけすることが可能である。例えば、剥離ライナーに穿孔または刻みつけを行って、エンドユーザがロールから簡単に単個のタグまたはラベルを引きはがせるようにすることができる。また、加工では、連続シートまたはロールを縦方向に切断して、適切な幅を持つ複数の媒材ロールを形成することも可能である。さらに、連続シートまたはロールを横方向に切断して、それぞれ適切な長さまたは直径のシートまたはロールを形成する加工を行うことも可能である。これらの加工されたシートまたはロールはエンドユーザに供給され、エンドユーザは、通常、識別情報を個々のラベルに印刷する。
このような加工プロセスでは、媒材に相当大きい圧力および力がかかって、媒材に携持される半導体チップおよび/またはアンテナのような物材が損傷する確率が高くなり、そのために製造歩留まりが低下することになる。半導体チップおよびアンテナは絶対的には厚みがないが、これらの半導体チップおよび/またはアンテナはタグまたはラベルの厚さにばらつきを生じさせ、このばらつきはタグまたはラベルの公称厚さに対して相対的に大きくなり得る。この厚さのばらつきは、加工ツールに悪影響を及ぼす結果、加工ツールの耐用寿命が短くなることにもなる。この厚さのばらつきは、さらに、あるいは、印刷ツール、例えば、サーマルプリントヘッドおよび/またはプラテンに悪影響をもたらして、媒材に印刷するために用いられるこれらの印刷ツールの摩耗が増大し、寿命が短くなることにもなる。さらに、印刷ツールは媒材に相当大きい圧力および力を作用させるので、RFID回路を損傷する確率が高くなり、そのために製造歩留まりが低下する。したがって、上記のような従来技術の欠点を解消して、物材、例えばRFID回路を携持する媒材を形成するための方法および装置が要望されている。
(発明の要約)
本発明の一つの局面は、媒材を作成するための装置であって:媒材通路と;媒材に携持される(carried)回路の媒材沿いの位置を指示する位置情報を位置標識から読み取るためのリーダと;該媒材通路沿いの位置に設けられていて、該媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも一部に作用を及ぼすべく選択的に作動させることが可能な第1の媒材ツールと;該媒材通路に沿って移動する媒材の該第1の媒材ツールに対する相対位置を検出する位置に設けた媒材位置検出器と;該第1の媒材ツールを該媒材通路に対して選択的に後退させるよう機械的に結合された少なくとも第1のアクチュエータと;該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報を受け取るよう接続されており、該媒材位置検出器からの位置情報と該リーダからの位置情報とを比較して、媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールに近接しているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を増加させ、媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールから離れているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるべく該第1のアクチュエータに信号を供給するよう構成されたコントローラと;を備えた装置にある。
本発明のもう一つの局面は、媒材作製装置であって:媒材通路と;媒材に携持された(carried)物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取るリーダと;該媒材通路沿いに移動する媒材の位置を検出する該媒材通路沿いの位置に設けた媒材位置検出器と;該媒材通路沿いの位置に設けられていて、該媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも一部に作用を及ぼすべく選択的に作動させることが可能な第1の媒材ツールであって、該第1の媒材ツールと媒材通路との間の距離が、少なくとも、該第1の媒材ツールが該媒材通路に近接した位置にある第1の距離と該第1の媒材ツールが該第1の距離と比較して該媒材通路から離れた位置にある第2の距離との間で選択的に調整可能である第1の媒材ツールと;該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報を受け取るよう接続されており、該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を、少なくとも一部、該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報に基づいて制御するよう構成されたコントローラと;を備えた装置にある。
本発明の他の局面は、媒材であって:基材と;該基材に携持された複数の無線周波数識別回路と;媒材上の少なくとも1つの該無線周波数識別回路の位置を指示する少なくとも1つの標識位置と;を備えた媒材にある。
本発明のさらに他の局面は、媒材を作製する方法であって:媒材に携持され、媒材沿いの回路の少なくとも1つの位置を識別する位置標識から位置情報を読み取るステップと;媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも第1の媒材ツールに対する該媒材通路沿いの位置を決定するステップと;該媒材通路沿いの媒材の位置と該位置情報とを比較するステップと;媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールに近接しているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を増加させるステップと;媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールから離れているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるステップ;とを包含する方法にある。
本発明のさらに他の局面は、媒材を作製する方法であって:媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取るステップと;媒材通路沿いの媒材の位置を決定するステップと;少なくとも一部、該位置情報および該媒材通路沿いの媒材の位置に基づいて第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整するタイミングを決定するステップと;該決定に基づいて該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整するステップと;を包含する方法にある。
本発明のさらに他の局面は、媒材を作成するための装置であって:媒材に携持された回路の媒材沿いの少なくとも1つの位置を識別する位置標識から位置情報を読み取るための手段と;媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも第1の媒材ツールに対する該媒材通路沿いの位置を決定ための手段と;該媒材通路沿いの媒材の位置と該位置情報とを比較するための手段と;媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールに近接しているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を増加させ、媒材に携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールから離れているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるための位置決め手段と;を備えた装置にある。
本発明のさらにもう一つの態様は、媒材作製装置であって:媒材通路と;媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取るリーダと;該媒材通路沿いに移動する媒材の位置を検出する該媒材通路沿いの位置に設けた媒材位置検出器と;該媒材通路沿いに移動する媒材の位置を検出する該媒材通路沿いの位置に設けた媒材位置検出器と;該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報を受け取るよう接続されており、少なくとも一部、該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報に基づいて媒材の部分に作用を及ぼすべく選択的に第1の媒材ツールを作動させるよう構成されたコントローラと;を備えた装置にある。
添付図面において、同じ参照番号は同様の構成要素または作用・動作を示す。図面における種々の要素の寸法および相対位置は、必ずしも実寸に応じて描かれてはいない。例えば、いろいろな要素の形状および角度は実寸に応じて描いてはなく、これらの一部の要素については、図面が見やすくなるよう任意に拡大し、配置して描いてある。さらに、図面におけるこれらの要素の個々の形状は、それらの各特定要素の実際の形状に関して何らかの情報を伝えようとしたものではなく、もっぱら図面での認識を容易にするために選択した形状である。
(発明の詳細な説明)
以下の説明においては、本発明の様々な実施形態の完全な理解を期すために、一定の具体的な詳細事項を記載する。しかしながら、当業者には、本発明がそれらの詳細事項の記載なしでも実施可能であることは理解されよう。他の場合において、プリンタ、切断・穿孔および/または刻みつけ装置、RFID回路、RFID質問機(interrogator)、高速差込み装置、プロセッサ、メモリ、およびコンピューティングシステムに関連した周知の構造は、種々の実施形態の説明が必要以上にあいまいになるのを避けるため、詳細な図示や説明を省略する。
文中別途規定する場合を除き、以下の明細書並びに請求範囲の記載全体を通して、「備える(comprise)」、ならびにその変形「備える(comprises)」、および「備えている(comprising)」は、制約がなく包括的な意味に、すなわち、「含みかつこれらに限定されない(including,but not limited to)」の意味に解釈されるべきものとする。
本願明細書を通して、「一実施形態」あるいは「実施形態」と言う場合、当該実施形態との関連で説明した各特定の機能、構造あるいは特徴が本発明の少なくとも1つの実施形態に備わっていることを意味する。したがって、「一実施形態において」または「実施形態において」という文言が本願明細書の様々な箇所に記載されている場合、必ずしもすべて同じ実施形態を指すものではない。さらに、それらの特定の機能、構造、または特徴を1つ以上の実施形態において任意の適切な形で組み合わせることも可能である。
本願に記載する見出しはもっぱら便宜上のものであり、請求範囲に記載する発明の範囲あるいは趣旨を説明するものではない。
図1には、芯12のような媒材支持体上にロール11として形成された媒材10が示されている。媒材10は様々な形を取り得、1つ以上の層を有し得る。例えば、媒材10は、図1に示すようにフェースシート14、接着剤層16および剥離ライナー18を備えたものであり、図1では、これらの各層は媒材10の構造をより分かりやすく図解するために互いに分離して描いてある。
フェースシート14は、通常、紙、ポリエステル、MYLAR(登録商標)、TYVEK(登録商標)、プラスチック、ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン、FR4のような材料、および/または他の材料からなる1つ以上の構成要素または層を使用したものである。フェースシート14は、外面20、および外面20と反対側の内面22を有する。接着剤層16は、通常、感圧接着剤または粘着材の形のものを使用する。剥離ライナー18は、通常、接着剤層16から選択的に引き剥がすことが可能なワックス処理材または他の加工材料の形のものを使用する。このように、一般的な使用においては、ユーザが剥離ライナー18を取り除いて接着剤層16を露出させることにより、タグまたはラベルを任意の所望の表面に接着することが可能になる。いくつかの例においては、ライナーレス媒材を使用することもできる。ライナーレス媒材は、通常、例えば熱および/または湿気を加えるなど、接着剤16を活性化するための何らかの処置が必要である。ライナーレス媒材では、通常剥離ライナー18は省かれる。
媒材10は、例えば、RFID回路24のような種々の物材を携持することができる。RFID回路24は、通常、1つ以上の半導体ウェーハまたはチップ26と、電気的に半導体チップ26に接続されたアンテナ28を形成するための1つ以上の電気トレースを使用する。図1には、コイルアンテナ28が示してあるが、RFID回路24は、他の形状のアンテナ、例えば、ダイポールアンテナを用いることも可能である。
RFID回路24は、媒材10の任意の層に置くことができる。ほとんどの実施形態において、RFID回路24はフェースシート14の下に置くことにより、RFID回路24に対する一定の耐環境保護が得られる。例えば、RFID回路24は、フェースシート14と接着剤層16との間、あるいは接着剤層16と剥離ライナー18との間に携持させることができる。さらに、あるいは別の態様として、RFID回路24は別途の独立の層(図示省略)上に携持させることも可能である。例えば、RFID回路24は、別の基材またはタグ上に置くことにより、RFID回路24の媒材10への高速差し込みを可能にして、より複雑なタグまたはラベルを作成することもできる。
RFID回路24は、通常媒材10の長さ方向沿いに配列され、相互間の間隔は一定でも一定でなくてもよい。図には示してないが、RFID回路24は、さらに、あるいは別の態様として、媒材10に対し横方向に配列して、原料媒材54(図8)から媒材10の複数のシートまたはロール11を製造できるようにすることも可能である。
図2Aは、本発明の一実施形態に従って多数のタグまたはラベル30が形成された媒材10の一部を示す。本願で使用するタグおよびラベルという用語は、結束、懸架、接着、固着、ステープル留め、リベット留め、および/または積層を含む(ただし、これに限定されない)任意の手段によって人、場所または物と物理的に結びつけることができる任意の媒材を指す意味で互いに同義に使用する。
タグまたはラベル30は、例えば、フェースシート14に切断、穿孔および/または刻みつけなどの加工を施すことにより形成することができる。いくつかの実施形態においては、剥離ライナー18にも穿孔あるいは刻みつけを行うことができる。タグまたはラベル30の破線のブロック32で示すエリアは、物材、例えばタグまたはラベル30に携持されたRFID回路24の位置を示す。このエリア32は、例えば、メーカーによる媒材10の作製時および/またはエンドユーザによるタグまたはラベル30の作製時に作用する力や圧力に対して特に敏感に反応する。タグまたはラベル30は、印刷証印、例えば、人間可読証印34および/または機械可読証印36を備えることが可能である。印刷した機械可読証印36は、例えば、バーコード記号法、エリアコードまたはマトリクスコード記号法および/またはスタックコード記号法から選択された符号の形を取ることができる。
図2Aの実施形態において、単一の位置標識38は、媒材10上の何らかの基準点に対するエリア32(例えば、RFID回路24)の相対位置を識別する。この基準点は、例えば、媒材10の始端40、または位置標識38自体の位置、あるいは他の何らかの特定可能な媒材10上の位置またはマークとすることができる。位置標識38は、例えば、基準点とエリア32との間の距離または時間をコード化した機械可読符号としてフェースシート14の外面20に印刷することが可能である。この機械可読符号は、バーコード記号法、エリアコードまたはマトリクスコード記号法および/またはスタックコード記号法のような記号法による符号から選択することができる。
以下に詳細に説明するように、プリントヘッドおよび/またはプラテンは、エリア32と位置が合わさるとき、RFID回路24または媒材10により携持される他の物材の損傷を防ぐため、かつまたはワークツール(例えば、プリントヘッドおよび/またはプラテン)の損傷あるいは摩耗を防ぐため、媒材10から離間した位置を取る。したがって、図2Aに示すように、印刷証印34、36はエリア32とは重ならない。同様に、以下に詳細に説明するように、他のワークツール(例えば、カッティングヘッドおよび/またはプラテン)も、エリア32と位置が合わさるとき、RFID回路24または媒材10により携持される他の物材の損傷を防ぐため、かつまたはワークツールの摩耗あるいは損傷を防ぐため、媒材10から離間した位置を取る。したがって、図2Aに示すように、切り口、穿孔および/または刻み目はエリア32とは重ならない。
図2Bは、媒材10のもう一つの実施形態を示す。この実施形態、および別の態様並びにその他の態様の実施形態は、前に説明した実施形態と実質的に同様であり、これらの実施形態に共通した作用・動作および構造は同じ参照番号で示す。以下の説明では、動作や構造上の重要な相違についてのみ論じる。
図2Bの実施形態においては、媒材10の長さ方向沿いに互いに間隔を置いて多数の位置標識38が配列され、これらの各位置標識38は、基準点、例えば媒材10の始端またはそれぞれの位置標識38自体の位置に対するそれぞれのエリア32(例えば、RFID回路24)の位置を示す。例えば、位置標識38は、プロセッサ、コンバータおよび/またはプリンタのような機械装置内の媒材通路に沿った媒材10の移動方向における位置標識38の位置とこれに最も近いエリア32との間の距離または時間を指示する。
図2Cは、媒材10のさらにもう一つの実施形態を示す。この実施形態では、媒材10は、媒材10の長さ方向に沿ってフェースシート14の外面20に印刷された機械可読シングルマークの形よりなる多数の位置標識38を有する。位置標識38は、プロセッサ、コンバータおよび/またはプリンタのような機械装置内の媒材通路に沿った媒材10の移動方向における位置標識38の位置とこれに最も近いエリア32との間の所定距離または所定時間を指示する。この図には示していないが、タグまたはラベル30には、例えばこれらのタグまたはラベル30を付ける対象の特定の人、場所および/または物に関する情報をコード化した人間可読証印34および/または他の機械可読証印36を携持させることが可能である。
図3Aは、媒材10のさらにもう一つの実施形態を示す。この図3Aは、媒材10のフェースシート14の内面22に沿ったRFID回路24の典型的な配列の様子を示す。この実施形態において、フェースシート14は、磁気ストリップの形の単一の機械可読位置標識38を携持する。この磁気ストリップでは、位置情報が磁気ストリップを形成する磁性粒子の磁気配向としてコード化される。位置情報は、媒材上の何らかの基準点に対する各RFID回路24の位置を識別する。基準点は、例えば、媒材10の始端40でよく、あるいは位置標識38自体の位置でもよい。
図3Bは、媒材10のさらに他の実施形態を示す。この図3Bは、媒材10のフェースシート14の内面22に沿ったRFID回路24の典型的な配列の様子を示す。この実施形態において、フェースシート14は、媒材10の長さ方向沿いに配列された磁気ストリップの形の多数の機械可読位置標識38を携持する。この磁気ストリップは、別の態様として、あるいはさらに、フェースシート14の外面20に携持させてもよいが、内面22に載置すると、磁気ストリップに対して耐環境保護が得られ、また磁気ストリップが見えにくくなることによりセキュリティを強化することができる。これらの各磁気ストリップでは、媒材上の基準点に対するそれぞれのRFID回路24の位置を識別する位置情報がコード化される。基準点は、例えば、媒材10の始端40でよく、あるいはそれぞれの位置標識38自体の位置でもよい。
図4Aは、媒材10のさらに他の実施形態を示す。図4Aの実施形態において、媒材10は、剥離ライナー18の下面または外面40に単一の機械可読位置標識38を有する。この単一の機械可読位置標識38は、媒材10上の何らかの基準点に対するエリア32の位置をコード化した機械可読符号の形とすることができる。基準点は、例えば、媒材10の始端40でよく、あるいは位置標識38自体の位置でもよい。この機械可読符号は、バーコード記号法、エリアコードまたはマトリクスコード記号法および/またはスタックコード記号法のような記号法による符号から選択することができる。
図4Bは、媒材10のさらに他の実施形態を示す。図4Bの実施形態において、媒材10は、剥離ライナー18の長さ方向沿いにその外面40に印刷された多数の機械可読位置標識38を有し、各位置標識38は、媒材10上の基準点に対するそれぞれのエリア32(例えば、RFID回路24)の位置を指示する。基準点は、例えば、媒材10の始端40でよく、あるいは位置標識38自体の位置でもよい。この位置標識38は、バーコード記号法、エリアコードまたはマトリクスコード記号法および/またはスタックコード記号法のような記号法による符号から選択することができる。
図4Cは、媒材10のさらに他の実施形態を示す。図4Cの実施形態では、媒材10は、媒材10の長さ方向に沿って剥離ライナー18の下面40に印刷されたシングルマークの形よりなる多数の機械可読位置標識38を有する。位置標識38は、例えば、プロセッサ、コンバータおよび/またはプリンタのような機械装置内の媒材通路に沿った媒材10の移動方向における位置標識10の位置とそれぞれのエリア32との間の所定距離または所定時間を指示する。基準点は、例えば、それぞれの位置標識38の位置である。
図5Aは、本発明のもう一つの実施形態における媒材10のもう一つの実施形態を示す。図5Aは、剥離ライナー18の長さ方向に沿った上面または内面42上における多数のRFID回路24の典型的な位置決め方法を図解したものである。この実施形態においては、磁気ストリップの形の単一の位置標識38が上面42に携持される。磁気ストリップでは、媒材上の基準点に対する各RFID回路24の位置を識別する位置情報がコード化される。基準点は、例えば、媒材10の始端40でよく、あるいは位置標識38自体の位置でもよい。
図5Bは、媒材10のさらにもう一つの実施形態を示す。図5Bは、剥離ライナー18の長さ方向に沿った内面42上における多数のRFID回路24の典型的な位置決め方法を図解したものである。この実施形態においては、磁気ストリップの形の多数の位置標識38が剥離ライナー18の長さ方向沿いに互いに間隔を置いて内面42に携持される。各位置標識38では、位置情報が磁気ストリップを形成する粒子の配向の形でコード化される。この位置情報は、媒材10上のそれぞれの基準点に対するそれぞれのエリア32(例えば、RFID回路24)の位置を指示する。例えば、位置標識38は、位置標識38の位置と、プロセッサ、コンバータおよび/またはプリンタのような機械装置内の媒材通路に沿った媒材10の移動方向における最も近いエリア32との間の距離または時間を指示する。
図6は、媒材10のさらに他の実施形態を示す。この実施形態においては、印刷された機械可読符号の形の位置標識38が媒材10のロール11の芯12のような媒材支持体に携持される。この位置標識38は、例えば、媒材10に携持されたRFID回路24のような1つ以上の物材の媒材10上の1つ以上の基準点に対する位置を指示する位置情報を有する。この機械可読符号は、バーコード記号法、エリアコードまたはマトリクスコード記号法および/またはスタックコード記号法のような記号法による符号から選択することができる。
図7は、芯12のような媒材支持体の断面図、および芯12に携持されたRFID回路24の形の位置標識38を示す。RFID回路では、媒材10に携持されたRFID回路24のような1つ以上の物材の媒材10上の1つ以上の基準点に対する位置を指示する位置情報をコード化する。芯12は、図6に示すように、媒材10の縁線より外方に延出してもよく、あるいはこれらの縁線と面一状であってもよい。
図8は、本発明の一実施形態におけるRFIDタグまたはラベル形成装置50の形よりなる媒材10を作製する装置を示す。以下に詳細に説明するように、装置50は、位置標識38を媒材10に付け、RFID回路24のような物材を媒材10に差し込み、かつ媒材10に切断、穿孔および/または刻みつけなどの加工を施す。
装置50は、通常大量の原料媒材54を含む媒材供給源52を備え、これからより小単位の媒材10(例えば、ロール11)を形成することができる。原料媒材54は、通常、連続シートまたはロールの形を取る。原料媒材54は、矢印55で示すように軸の回りに回転して、媒材10を装置50に連続供給することが可能である。媒材10は、装置50のローラ(図中、付番省略)、案内手段(図示省略)、および/または他の構成要素により定まる装置50内を通る媒材通路56に沿って移動する。
装置58は、1つ以上の位置標識38を媒材10に付ける。一実施形態の場合、装置58は、プリントヘッド59、例えばサーマルプリントヘッドと、媒材56を挟んでプリントヘッドと対向配設されたプラテンローラ60のようなプラテンとを備えた形を取る。もう一つの実施形態においては、装置58は、アンテナ(図示省略)と、位置情報を図7に示すようなRFID回路24の形の位置標識38としてコード化できる送信器(図示省略)とを備える。
ストリップまたはセパレータバー62は、剥離ライナー18をフェースシート14および接着剤層16から一時的に分離して、RFID回路24のような物材を媒材10のフェースシート14と剥離ライナー18との間に入れられるようにする。(なお、接着剤層16は、図を見やすくするために、図示省略してある。)セパレータバー62は、通常、剥離ライナー18の移動路に鋭い折り返しを生じさせて剥離ライナー18をフェースシート14から引き剥がし、接着剤層16を露出させるような構成を有する。
装置64は、RFID回路24のような物材を媒材10に差し込むか、または貼着する。物材を高速で連続基材に差し込む差込み装置は当技術分野で周知であり、その詳細については説明を簡潔にするため省略する。RFID回路24は、被覆を用い、あるいは被覆層なしで、媒材10への自動的な差込を単純化するために、別の単個型基板(図示省略)にあらかじめ形成しておくことも可能である。この場合、装置64はあらかじめ形成したRFIDタグを媒材10に差し込んで、より複雑なタグまたはラベル30(図2A乃至2C)を形成することも可能である。例えば、装置64は、RFID回路のような物材またはRFID回路24を入れたRFIDタグを接着剤層16によってフェースシート14の内面に接着することができる。
装置64は、コンピューティングシステム66のようなコントローラの制御下で無線または有線接続68により動作させることができる。コンピューティングシステム66は、自動的にあるいは手動によって、媒材10上における物材の位置合わせおよび/または1つ以上の基準点または位置標識38に対する物材の位置決めを行うことを可能にする。正しい位置合わせを確保するために、コンピューティングシステム66は、無線または有線リンク72を介してコンピューティングシステム66に接続されていて、媒材10に携持された位置標識38から読み取った位置情報を供給する任意のリーダ70を備えることも可能である。コンピューティングシステム66は、装置50の媒材通路56沿いの媒材10の位置を識別する位置情報を用いることも可能である。この後、リーダおよび位置センサについて詳細に説明する。
リーダ74は、位置標識38を読み取り、無線または有線リンク76を介してコンピューティングシステム66に位置情報を供給することができる。位置標識38が、バーコードや印刷シングルマークのような光学標識である場合、リーダ74は、デコード回路および/またはソフトウェアを有するかまたはこれらがない光学式スキャナまたは撮像装置のような光学読取り装置の形を取る。位置標識38が磁気ストリップの場合は、リーダ74は、デコード回路および/またはソフトウェアを有するかまたはこれらがない磁気ストリップリーダの形を取る。位置標識38が図7に示すようなRFID回路の場合、リーダ74は、送受信器またはトランシーバを備えると共に少なくとも1つのアンテナを備えたRFID質問機の形を取り、これにはデコード回路および/またはソフトウェアがあってもなくてもよい。
コンピューティングシステム66は、リーダ74を介して受け取った位置情報を用いて、カッティングヘッド78のようなワークツール制御することができる。カッティングヘッドは、ダイカッターのようなロータリーカッター80を備えて、媒材10に切断・穿孔および/または刻みつけなどの加工を施すことできる。ロータリーカッター80は、矢印82で示す方向に軸の回りに回転する。ロータリーカッター80は、媒材10を挟んでロータリーカッター80と対向配設されたプラテン84と共動する。ロータリーカッター80は任意態様のモータ86で駆動することができ、あるいは、モータ86をプラテン84に結合して駆動することにより、媒材10を媒材通路56に沿って移動させるようにしてもよい。別の態様として、ロータリーカッター80もプラテン84も駆動することなく、装置50を媒材通路58に沿って媒材10を前進させるための他の何らかの駆動機構を用いた構成とすることも可能である。コンピューティングシステム66は、モータコントローラ88を介してモータ86および/または他のモータを駆動することができる。
位置センサ85は、媒材通路56に沿って移動する媒材10の位置を検出する。位置センサ85は、数多くある中の任意の形態のものを使用することができる。ほんの2、3の例を挙げると、位置センサ85は、例えば、ロータリーカッター80および/またはプラテン84に携持された光学マークの通過を検出する光学式ロータリーエンコーダ、あるいは磁気リードスイッチの形とすることができる。また、例えば、位置センサ85は、媒材10上の単個のタグまたはラベル30間のギャップを検出するギャップセンサの形とすることができる。位置センサ85は、媒材通路56沿いの媒材10の位置を算出するよう構成されたプロセッサ(図示省略)を備えることが可能である。別の態様として、位置センサ85は、例えばパルスなどの形で位置情報のみを供給し、その位置情報からコンピューティングシステム66が媒材10の位置を決定するようにすることも可能である。
カッティングヘッド78は、双方向矢印91で示すように、媒材通路56と直交する方向における媒材10とロータリーカッター80およびプラテン84の少なくとも一方との間の距離を調節するべく選択的に作動可能なアクチュエータ90を備えることができる。図8には、ロータリーカッター80が媒材通路56に近接する第1の位置にある状態(破線で示す)、およびロータリーカッター80が媒材通路56から離れた位置にある状態(実線で示す)が示されている。アクチュエータ90は、物材(例えば、RFID回路24)を携持する媒材10の部分がカッティングヘッド78を通過する際、コンピューティングシステム66がロータリーカッター80とプラテン84の一方または両方を媒材10から安全な距離だけ引き離すことを可能にする。アクチュエータ90は、ソレノイド、油圧ピストン・シリンダ、あるいは機械的リンク機構とモータなどの2、3の例を含め、種々ある中の任意の形とすることができる。
さらに、あるいは別の態様として、コンピューティングシステム66は、媒材および媒材に携持される物材の位置情報を用いて、物材(例えば、RFID回路24)を携持する媒材10の部分がカッティングヘッド78の位置と合わさっていないときにカッター80を能動的に駆動し、物材を携持する媒材10の部分がカッティングヘッド78の位置と合わさっているときはカッター80の駆動を停止するようにすることも可能である。この方法によれば、カッティングヘッド78を媒材通路56から選択的に離間させる必要がない場合でも、物材の損傷を防ぐことができる。
装置50は、任意態様として、マトリクス巻取装置94を用いることもできる。マトリクス巻取装置94は、例えば、矢印98で示す方向に回転して、切断作業から生じるマトリクス(すなわち、廃材)を巻き取るスピンドル96を備える。
装置50は、さらに、あるいは別の態様として、媒材通路56に対して縦方向に配置されていて原料媒材54を適切な幅に切断するためのスプリッタカッター(図示省略)を備えることができる。その場合、スプリッタカッターは、各々長さ方向に沿って多数の物材が配列された媒材10の別々のロール11が形成されるよう、媒材10を縦方向に2つ以上の連続シートに分割する。
装置50は、任意態様として、タレットワインダ100または他の高速巻取り装置を備えることもできる。タレットワインダ100は、芯12を支持するための複数の位置104を有する回転部材102を備える。回転部材102は、矢印106で示す方向に回転して、高速動作時に媒材10を巻き取るための芯12を逐次もたらす。装置50は、スプリッタカッターを備えている場合、複数のタレットワインダ100および/または複数の回転部材102を備えて、スプリッタカッターによって形成されるそれぞれの連続シートを巻き取らせることができる。横断カッター(図示省略)は、媒材10を適切な長さに切断することにより、エンドユーザの用途に好適なロール11を形成することができる。
図9は、本発明の一実施形態に従って図8の装置50を動作させる方法200を図解したものである。まず、ステップ202で、媒材供給源52が原料媒材54を矢印57で示す方向に媒材通路56に沿って装置50に供給する。ステップ204で、装置58は1つ以上の位置標識38を媒材54に付ける。ステップ206で、リーダ74が位置標識38を読み取る。ステップ208で、位置検出器85および/またはコンピューティングシステム66が媒材通路56に沿って移動する原料媒材54の位置を算出する。
ステップ210で、コンピューティングシステム66は、物材(例えば、RFID回路24)がワークツール(例えば、カッティングヘッド78)の下に来るタイミングを算出する。物材がワークツールの下にあるとき、装置50は、ステップ212で、ワークツールに必ず非動作位置(すなわち、媒材通路56から離れた位置にある)を取らせる。例えば、ロータリーカッター80および/またはプラテン84を必ず媒材通路56から直交方向に離間させる。これには、例えば、ロータリーカッター80および/またはプラテン84が動作位置にある(すなわち、媒材通路56に近接した位置にある)場合は、何らかの動作を行わせることが必要であり、ロータリーカッター80および/またはプラテン84が既に非動作位置にある場合は、全く動作を行わせる必要がないことが考えられる。コンピューティングシステム66は、これに応じてアクチュエータ90を適宜作動させる。物材がワークツールの下にないとき、装置50は、ステップ214で、確実にワークツールに動作位置を取らせ、ステップ216で、ワークツールを動作させて、例えば原料媒材54を打ち抜かせる。
ステップ218で、マトリクス巻取装置94は、単個タグまたはラベル30を形成するために切り落とされたフェースシート層14の部分のようなマトリクス(すなわち、廃棄材料)を巻き取る。ステップ220で、装置50は、原料媒材54を所望の幅に縦方向に切断して、2つ以上の連続ストリップを形成する。ステップ222では、装置50は、原料媒材54を横方向に切断して、適切な長さまたは直径の単個ロール11を形成する。ステップ224では、タレットワインダ100が切断された媒材10を巻き取って、エンドユーザまたは他の顧客が使用するのに適したロール11が形成される。
図10Aは、本発明の一実施形態によるタグまたはラベル30に印刷するためのプリンタ300の形よりなる媒材10を作製するための装置を示す。プリンタ300は、媒材10に印刷するための印刷プリントヘッド302およびプラテン304を備える。プリントヘッド302は、サーマル型、レーザ型、インクジェット型、ドットマトリクス型プリントヘッドを含め様々な形を取り得るが、ここに開示する実施形態は、サーマルプリンタのような媒材10に力を作用させるプリンタに特に好適である。プリンタ300は、媒材10を媒材通路308に沿って移動させるためのプラテン304を駆動するよう結合されたモータ306を備える。任意態様のセパレータバー307は、タグまたはラベル30を剥離ライナー18から分離する。
また、プリンタ300は、マイクロプロセッサのようなプロセッサ310、およびランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、および/または他のプロセッサ可読メモリのようなメモリ312を備える。プロセッサ310は、印刷信号を印刷ドライバ314を介してプリントヘッド302へ送る、および/またはモータ制御信号をモータコントローラ316を介してプラテン304を駆動するためのモータ305へ送るなど、メモリ312からの印刷動作を制御する命令を実行する。
プリンタ300は、さらに、媒材10から位置標識38を読み取る位置に配設されたリーダ318を備える。例えば、リーダ318は、媒材10のフェースシート14の外面20(図2A〜2C)または内面22(図3A〜3B)から位置標識38を読み取るよう、図10Aおよび10Bに示す位置に配設することができる。リーダ318は、位置標識38の各特定の形態に基づいて様々な形を取り得る。例えば、リーダ318は、光学式スキャナまたは撮像装置のような光学読取り装置、磁気ストリップリーダのような磁気読取り装置、および/またはRFID質問機のようなRF(無線周波数)読取り装置の形を取ることができる。リーダ318は、位置標識38から読み取った位置情報をプロセッサ310に供給する。
また、プリンタ300は、媒材通路308に沿って移動する媒材10の位置を検出するための位置センサ320を備える。位置センサ320は、例えば、モータ305またはプラテン304の軸に携持された光学マークの通過を検出する光学式ロータリーエンコーダ、あるいは磁気リードスイッチなど、多種多様な中の任意の形を取ることができる。
プリンタ300は、プロセッサ310の制御下にあってプリントヘッド302を媒材通路308に対して直交方向に動かすよう物理的に結合されたアクチュエータ322を具備する。図10Aには、動作位置(すなわち、媒材通路に近接した位置)にプリントヘッド302がある状態(図中破線で示す)と、非動作位置(すなわち、媒材通路から離れた位置)にプリントヘッド302がある状態(図中実線で示す)が示してある。上に述べたように、アクチュエータ322は、ソレノイド、油圧ピストン・シリンダ、および/またはモータと機械的リンク機構などほんの2、3の例を含め、種々ある中の任意の形とすることができる。プロセッサ310は、位置標識からの位置情報および媒材の位置を指示する位置情報を用いて物材(例えば、RFID回路24)がプリントヘッド302の下に来るタイミングを算出する。プロセッサ310は、物材がプリントヘッド302の下にあるとき、アクチュエータ322をしてプリントヘッド302を非動作位置に移動させ、物材がプリントヘッド302の下にないとき、アクチュエータ322をしてプリントヘッドを動作位置に移動させる。
さらに、あるいは別の態様として、プロセッサ310は、位置標識からの位置情報および媒材の位置情報を用いて、物材(例えば、RFID回路24)がプリントヘッド302の下にないときにプリントヘッド302を能動的に駆動し、物材がプリントヘッド302の下にあるときはプリントヘッド302の駆動を停止する。この方法によれば、プリントヘッドを媒材通路308から選択的に離間させる必要がない場合でも、物材の損傷を防ぐことができる。例えば、この方法では、サーマルプリントヘッドを原因とする熱に起因する損傷を防ぐことができる。
図10Bは、多くの点で図10Aに示す実施形態と類似したプリンタ300のもう一つの実施形態を示す。図10Bの実施形態では、アクチュエータ322はプラテンを媒材通路308に対して直交方向に動かすよう結合されている。上記種々の実施形態におけると同様に、プリンタ300は、プリントヘッド302およびプラテン304のいずれか一方または両方を動かすための1つ以上のアクチュエータを備えることが可能である。
図10Cは、多くの点で図10Aに示す実施形態と類似したプリンタ300のもう一つの実施形態を示す。図10Cの実施形態では、リーダ318は、媒材10の剥離ライナー18の外面40(図4A〜4C)または内面42(図5A〜5B)から位置標識38を読み取る位置に配設される。
図10Dは、多くの点で図10Bに示す実施形態と類似したプリンタ300のもう一つの実施形態を示す。図10Dの実施形態では、リーダ318は、媒材10の媒材の剥離ライナー18の外面40(図4A〜4C)または内面42(図5A〜5B)から位置標識38を読み取る位置に配設される。
図11は、本発明の一実施形態に従って図10A乃至10Dのプリンタ300を動作させる方法400を図解したものである。ステップ402で、プロセッサ310は、駆動信号をモータコントローラ316を介してモータ306に供給することによりプラテン304を駆動し、媒材10を媒材通路308に沿って移動させる。
ステップ304では、リーダ318が、媒材10または媒材支持体12に携持される位置標識38から位置情報を読み取る。ステップ308で、プロセッサ310および/または位置センサ320は、媒材通路308沿いの媒材10の位置を検出する。ステップ310で、プロセッサ310は、エリア32(例えば、RFID回路24)がワークツール(例えば、プリントヘッド302および/またはプラテン304)の下に来るタイミングを算出する。
ステップ410では、プロセッサ310は、エリア32がワークツール302、304の下にあるとき、アクチュエータ322をしてワークツール302、304に非動作位置(すなわち、媒材308から離れた位置)を取らしめる信号をアクチュエータ322に供給する。ステップ412で、プロセッサ310は、エリア32がワークツール302、304の下にないとき、アクチュエータ322をしてワークツール302、304に動作位置(すなわち、媒材308に近接した位置)を取らしめる信号をアクチュエータ322に供給する。ステップ414では、プロセッサ310は、ワークツールが動作位置にあるとき、プリントヘッド302をして媒材10に印刷させる信号を印刷ドライバ314を介してプリントヘッド302に供給する。
ステップ416では、プロセッサ310は、印刷が終了したかどうかを決定する。プロセッサ310は、印刷が終了していないと決定すると、制御をステップ402に戻す。プロセッサ310は、印刷が終了したと決定すると、ステップ418で、例えば媒材10を前進させることによって、プリンタ300に印刷済みのタグまたはラベル30を排出させる。
以上、例示説明のため本願中に具体的な態様および実施形態を記載したが、この技術分野の当業者には理解されるように、特許請求の範囲に記載する本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく種々等価な修正・変更態様をなすことが可能である。
例えば、本願の開示技術は、必ずしも上記に一般的に説明した典型例としてのRFIDタグおよびラベルのバーコード作製(すなわち、加工および/または印刷)装置ではなく、他の形態の媒材にも適用することができる。例えば、本発明の装置および方法は、上に述べた印刷された視認可能標識、磁気標識、およびRFID機械可読標識のみならず、任意の機械可読標識、例えば、市販のタッチメモリデバイスおよび/または光メモリデバイスを使用することが可能である。
もう一つの例として、本発明の装置は、媒材通路沿いの媒材の位置を検出するために、他の種々の周知構造を用いることもできる。
いくつかの実施形態では、ワークツールの位置が固定されている間に、あるいはワークツールの位置も調整しながら媒材通路を移動させるために、1つ以上のアクチュエータが前述の位置情報に基づいて1つ以上のローラを移動させるように結合されている。
さらなる例として、1つ以上のRFID回路24に、媒材10上のRFID回路自体の位置を指示する位置情報を記憶するようにしてもよい。本願で使用するRFIDという用語は、個別メモリの有無、個別コントローラの有無、および個別電源の有無にかかわらず、また通信に使用される電磁スペクトルの特定部分と関わりなく、任意の形態の電磁共振回路を含む広義の意味で使用される。位置情報は、例えば、物材を直に取り囲むラベルの厚さの変動に対応するため、および/または整合または位置合わせにおける若干の誤差に対応するため、物材の実際の物理的位置を超えて許容範囲を設けることができる。さらに、あるいは別の態様として、本発明の装置は、位置標識から読み取った位置情報に適切な余裕を持たせることも可能である。
以上説明した種々の実施形態を組み合わせてさらに他の実施形態を得ることも可能である。本願明細書で参照しおよび/または出願データシートに掲示したですべての米国特許、米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許、外国の特許出願および非特許刊行物は、下記を含め(ただし、これらに限定されず)、参照によってその全体を本願に援用する:本願と同一出願人による、米国特許出願第09/942,206号、2001年8月28日出願、名称「RF TAG APPLICATION SYSTEM(無線周波数タグ貼着システム)」;米国特許第6,280,544号、2001年8月28日発行、名称「RF TAG APPLICATION SYSTEM」;米国特許第6,147,604号、2000年11月14日発行、名称「WIRELESS MEMORY DEVICE AND METHOD OF MANUFACTURE」;米国特許第6,114,962号、2000年9月5日発行、名称「RF TAG HAVING STRAIN RELIEVED STIFF SUBSTRATE AND HYDROSTATIC PROTECTION FOR A CHIP MOUNTED THERETO」米国特許第6,278,413号、2001年8月21日発行、名称「ANTENNA STRUCTURE FOR WIRELESS COMMUNICATION DEVICE SUCH AS RFID TAG」;および米国特許第6,286,763号、2001年9月11日発行、名称「METHOD AND APPARATUS TO AUTOMATICALLY SEARCH DATA CARRIERS,SUCH AS RFID TAGS AND MACHINE−READABLE SYMBOLS(RFIDタグおよび機械可読符号のようなデータキャリヤを自動的に検索するための方法および装置)」。本発明の種々の態様は、必要ならば、これらの種々の特許、特許出願および刊行物のシステム、回路および思想を採り入れて本発明のさらに他の実施形態を得るべく修正・変更することができる。
上記の詳細な説明を考慮して、本発明に対してこれらおよびその他の変更を行うことができる。一般に、下記の請求範囲においては、使用する用語は、本発明を明細書および請求範囲に記載する特定の態様に限定する意味に解釈するべきではなく、請求範囲の記載に従って使用されるすべての媒材、媒材作製装置および/またはプリンタを包含する意味に解釈するべきである。したがって、本発明は本願の開示によって制限されるものではなく、その範囲はもっぱら下記の請求範囲の記載によって制限されるべきである。
図1は、媒材の典型的な連続シートまたはロールの斜視図で、媒材の構造をよりよく図解するために媒材の種々の層を互いに分離して描いてある。 図2Aは、媒材のフェースシートから形成された多数のタグまたはラベルを有し、RFIDのような物材を携持する媒材の一部を示す上面図であり、図示媒材のフェースシートは、本発明の一実施形態による単一の印刷された機械可読位置標識を携持する。 図2Bは、媒材のフェースシートから形成されたタグまたはラベルを有し、RFIDのような物材を携持する媒材の一部を示す上面図であり、図示媒材のフェースシートは、複数の印刷された機械可読位置標識を携持する。 図2Cは、媒材のフェースシートから形成されたタグまたはラベルを有し、RFIDのような物材を携持する媒材の一部を示す上面図であり、図示媒材のフェースシートは、多数の機械可読シングルマーク位置標識を携持する。 図3Aは、多数のRFID回路の載置位置を図解した媒材のフェースシートの一部を示す下面図で、図示のフェースシートは、単一の機械可読磁気位置標識ストリップを携持する。 図3Bは、多数のRFID回路の載置位置を図解した媒材のフェースシートの一部を示す下面図で、図示のフェースシート、複数の機械可読磁気位置標識ストリップを携持する。 図4Aは、単一の機械可読位置標識を携持する媒材の剥離ライナーの一部を示す下面図である。 図4Bは、複数の印刷された機械可読位置標識を携持する媒材の剥離ライナーの一部を示す下面図である。 図4Cは、複数の印刷された機械可読シングルマーク位置標識を携持する媒材の剥離ライナーの一部を示す下面図である。 図5Aは、RFID回路のような物材の載置位置を図解した単一の機械可読磁気位置標識ストリップを携持する媒材の剥離ライナーの一部を示す上面図である。 図5Bは、RFID回路のような物材の載置位置を図解した複数の機械可読磁気位置標識ストリップを携持する媒材の剥離ライナーの一部を示す上面図である。 図6は、媒材ロールの芯のような媒材支持体上に単一の印刷された機械可読位置標識を携持する媒材ロールの斜視図である。 図7は、位置標識情報を記憶するRFID回路の形の機械可読位置標識を携持する媒材ロールの芯の断面斜視図である。 図8は、位置標識を媒材に付け、RFID回路のような物材を媒材に差し込み、および/または媒材を加工する媒材作製装置の概略図である。 図9は、図8の装置を用いた一実施形態により媒材を作製する方法を図解したフローチャートである。 図10Aは、可動プリントヘッドおよび媒材のフェースシートが携持する位置標識を読み取るリーダを用いて媒材に情報を印刷するためのプリンタの第1の実施形態を示す概略図である。 図10Bは、可動プラテンおよび媒材のフェースシートが携持する位置標識を読み取るリーダを用いて媒材に情報を印刷するためのプリンタの第2の実施形態を示す概略図である。 図10Cは、可動プリントヘッドおよび媒材の剥離ライナーに携持された位置標識を読み取るリーダを用いた媒材に情報を印刷するためのプリンタの第3の実施形態を示す概略図である。 図10Dは、可動プラテンおよび媒材の剥離ライナーに携持された位置標識を読み取るリーダを用いた媒材に情報を印刷するためのプリンタの第4の実施形態を示す概略図である。 図11は、図10A乃至10Dの装置を用いて媒材に印刷を行う典型的な方法を図解したフローチャートである。

Claims (41)

  1. 媒材通路と;
    媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取るリーダと;
    該媒材通路沿いに移動する媒材の位置を検出する該媒材通路沿いの位置に設けた媒材位置検出器と;
    該媒材通路沿いの位置に設けられていて、該媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも一部に作用を及ぼすべく選択的に作動させることが可能な第1の媒材ツールであって、該第1の媒材ツールと媒材通路との間の距離が、少なくとも、該第1の媒材ツールが該媒材通路に近接した位置にある第1の距離と該第1の媒材ツールが該第1の距離と比較して該媒材通路から離れた位置にある第2の距離との間で選択的に調整可能である第1の媒材ツールと;
    該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報を受け取るよう接続されており、該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を、少なくとも一部、該媒材位置検出器からの位置情報および該リーダからの位置情報に基づいて制御するよう構成されたコントローラと;
    を備えた、媒材作製装置。
  2. 前記コントローラが、前記媒材位置検出器からの位置情報が前記リーダからの位置情報によって識別される位置とほぼ一致する位置を指示するとき、前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を増加させるよう構成されている、請求項1に記載の媒材作製装置。
  3. 前記コントローラが、前記媒材位置検出器からの位置情報が前記リーダからの位置情報によって識別される位置とほぼ一致する位置を指示するとき、前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を増加させ、該媒材位置検出器からの位置情報が該リーダからの位置情報によって識別される位置とほぼ一致する位置を指示しないとき、該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるよう構成されている、請求項1に記載の媒材作製装置。
  4. 前記リーダが、光学式スキャナ、撮像装置、無線周波数識別質問機および磁気センサの中の少なくとも1つを備えた、請求項1に記載の媒材作製装置。
  5. 前記媒材位置検出器が、光学センサ、回転エンコーダ、および磁気センサの中の少なくとも1つを備えた、請求項1に記載の媒材作製装置。
  6. 前記第1の媒材ツールがプリントヘッドを備え、前記作用が印刷動作である、請求項1に記載の媒材作製装置。
  7. 前記第1の媒材ツールがカッティングヘッドを備え、前記作用が切断、穿孔および刻みつけ動作の中の少なくとも1つである、請求項1に記載の媒材作製装置。
  8. 前記媒材通路が固定され、前記第1の媒材ツールが可動である、請求項1に記載の媒材作製装置。
  9. 前記媒材通路が可動であり、前記第1の媒材ツールが固定された、請求項1に記載の媒材作製装置。
  10. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記媒材通路の一部をなすプラテンをさらに備え、該プラテンが可動であり、前記媒材ツールが固定された、媒材作製装置。
  11. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記媒材通路沿いの位置に設けられていて、該媒材通路に沿って移動する媒材の少なくとも一部に作用を及ぼすべく選択的に作動させることが可能な第2の媒材ツールであって、少なくとも、該第2の媒材ツールが該媒材通路に近接した位置にある第3の距離と該第2の媒材ツールが該第1の距離と比較して該媒材通路から離れた位置にある第4の距離との間の距離である、第2の媒材ツールをさらに備えた、媒材作製装置。
  12. 前記コントローラがプログラムドマイクロプロセッサを備えた、請求項1に記載の媒材作製装置。
  13. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記媒材通路の少なくとも一部をなす複数のローラをさらに備えた、媒材作製装置。
  14. 前記媒材によって携持される前記物材が無線周波数識別回路であり、前記位置情報が、媒材沿いの該無線周波数識別回路の位置に相当する、請求項1に記載の媒材作製装置。
  15. 前記媒材によって携持される前記物材が無線周波数識別回路であり、前記位置情報が、媒材沿いの該無線周波数識別回路の位置を識別し、該無線周波数識別回路に記憶される、請求項1に記載の媒材作製装置。
  16. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記媒材通路に近接し、該媒材通路沿いの媒材の移動方向に関して前記第1の媒材ツールより前の位置に配設されて、該媒材に前記位置標識を印刷するためのプリントヘッドをさらに備えた、媒材作製装置。
  17. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記第1の媒材ツールを前記媒材通路に対して選択的に後退させるべく機械的に結合された少なくとも第1のアクチュエータをさらに備えた、媒材作製装置。
  18. 前記第1の媒材ツールが、プリントヘッド、プラテンおよびカッティングヘッドの中の少なくとも1つを備えた、請求項1に記載の媒材作製装置。
  19. 前記媒材通路が固定され、前記第1の媒材ツールが可動である、請求項1に記載の媒材作製装置。
  20. 前記媒材通路が可動であり、前記第1の媒材ツールが固定された、請求項1に記載の媒材作製装置。
  21. 前記位置標識が前記媒材に携持される、請求項1に記載の媒材作製装置。
  22. 前記位置標識が、前記媒材を支持する媒材支持体に携持される、請求項1に記載の媒材作製装置。
  23. 前記位置標識を前記媒材に印刷する、請求項1に記載の媒材作製装置。
  24. 前記位置標識を、前記媒材および該媒材を支持する媒材支持体の少なくとも1つに携持された無線周波数識別回路にコード化する、請求項1に記載の媒材作製装置。
  25. 請求項1に記載の媒材作製装置であって、
    前記媒材通路に近接し、該媒材通路沿いの媒材の移動方向に関して前記第1の媒材ツールより前の位置に配設されて、該媒材に前記位置標識を印刷するためのプリントヘッドをさらに備えた、媒材作製装置。
  26. 媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取るステップと;
    媒材通路沿いの媒材の位置を決定するステップと;
    少なくとも一部、該位置情報および該媒材通路沿いの媒材の位置に基づいて第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整するタイミングを決定するステップと;
    該決定に基づいて該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整するステップと;
    を包含する、媒材の作製方法。
  27. 少なくとも一部、前記位置情報および前記媒材通路沿いの媒材の位置に基づいて前記第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整するタイミングを決定する前記ステップが、該媒材通路沿いの媒材の位置が該位置情報によって識別される位置とほぼ一致する位置を指示するとき、該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を増加させるよう決定し、該媒材通路沿いの媒材の位置が該位置情報によって識別される位置とほぼ一致する位置を指示しないとき、該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるよう決定するステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取る前記ステップが、該媒材から少なくとも1つの光学式マークを光学的に読み取るステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  29. 媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取る前記ステップが、該媒材から少なくとも1つの磁気マークを磁気的に読み取るステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  30. 媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取る前記ステップが、該媒材に携持された無線周波数識別回路に質問するステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  31. 媒材に携持された物材の少なくとも1つの位置を識別する位置情報を読み取る前記ステップが、該媒材を支持する媒材支持体に携持された無線周波数識別回路に質問するステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  32. 媒材通路沿いの媒材の位置を決定する前記ステップが、媒材上の光学式マークおよび媒材上の磁気マ−クの少なくとも一方を検出するステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  33. 媒材通路沿いの媒材の位置を決定する前記ステップが、前記媒材通路の一部をなすローラの角位置を検出するステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  34. 前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を調整する前記ステップが、プリントヘッドおよびプラテンの少なくとも一方を該媒材通路に直交する方向に移動させるステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  35. 前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を調整する前記ステップが、カッティングヘッドおよびプラテンの少なくとも一方を該媒材通路に直交する方向に移動させるステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  36. 前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を調整する前記ステップが、前記第1の媒材ツールが固定されている場合に、該媒材通路を該第1の媒材ツールと直交する方向に移動させるステップを包含する、請求項26に記載の方法。
  37. 請求項26に記載の方法であって、
    位置標識から位置情報を読み取るより前に、少なくとも1つの該位置標識を媒材上に印刷するステップをさらに包含する、方法。
  38. 第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を調整するタイミングを決定する前記ステップが、該媒材通路沿いの媒材の位置と前記位置情報とを比較するステップを包含し;
    該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を調整する前記ステップが、媒材に携持された前記回路の位置が該第1の媒材ツールに近接しているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を増加させるステップ;または
    媒材によって携持された該回路の位置が該第1の媒材ツールから離れているときは該第1の媒材ツールと該媒材通路との間の距離を減少させるステップ;
    を包含する、請求項26に記載の方法。
  39. 媒材通路沿いの媒材の位置を決定する前記ステップが、媒材上の光学式マークを検出するステップ、媒材上の磁気マークを検出するステップ、および該媒材通路の一部をなすローラの角位置を検出するステップの少なくとも1つを包含する、請求項26記載の方法。
  40. 前記第1の媒材ツールと前記媒材通路との間の距離を増加させる前記ステップが、プリントヘッド、プラテンおよびカッティングヘッドの少なくとも1つを該媒材通路に直交する方向に移動させるステップを包含する、請求項38に記載の方法。
  41. 請求項26に記載の方法であって、
    位置標識から位置情報を読み取るより前に、少なくとも1つの位置標識を媒材上に印刷するステップを包含するさらに、方法。
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