JP2013131120A - Icタグラベル発行方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台紙上に複数のICタグラベルをグループを成して設置し、前記グループを成す複数のICタグラベルを台紙又はICタグラベルのインレットシートに形成されたタイミングマークを位置検出手段で検出しつつ、同一のグループの前記ICタグラベル毎に同じIDデータを、前記ICタグラベルのアンテナを介して前記ICタグラベルのICチップの記憶回路に書き込む。
【選択図】図4
Description
一グループの物品の管理は難しい問題があった。
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図3は、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150の詳細構造を表す概念的構成図である。
図1は、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150を用いて作製される一例のHF帯の非接触型ICタグラベル100の構成を示す図である。すなわち、HF帯のICタグラベル100におけるループコイル状のアンテナ102を用いたICタグラベル100の例を示す。
読み出しが行われる。
ICチップ101は、アンテナ102により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部154と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶手段として機能する記憶回路120と、上記アンテナ102に接続された変復調部113と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部113等を介して上記ICタグラベル100の動作を制御するための制御部114と記憶回路120を備えている。
以下で、図4を参照して、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150を用いたICタグラベル100の製造及び発行方法を説明する。ICタグラベル製造及び発行装置150は、図4に示すように、連続状のインレットシート103が巻き取られた送り出しロール紙コア210aと、アンテナ及びICチップを備えたICタグインレイ108を
台紙104上に設置するICタグインレイ搭載機構220と、インレットシート103上に粘着剤を塗布又は転写して接着層を形成する接着層形成機構221と、連続状の台紙104が巻き取られた送り出しロール210bと、その他のローラ210c、210d、210eを有する。更に、ICタグデータ書き込み手段230と装置制御部240を有する。
ICタグラベル製造及び発行装置150におけるICタグデータ書き込み手段230は、カバーフィルムと台紙104の間に挟み込まれたインレットシート103上に形成されたICタグラベル100との間で、装置側アンテナ231を介して、HF帯又はUHF帯の高周波を用いた無線通信により信号の送受を行う。
図5と図6は、本実施形態のICタグラベル発行方法によりICタグラベルを発行する手順を示すフロー図である。
ステップS1では、ICタグラベル発行装置製造及び発行装置150では、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出す。そして、ICタグデータ書き込み手段230の位置検出手段232により新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tを検出する。
ンレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が2つある。
変形例1として、図7のように、1つのインレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が3つあっても良い。また、1つのインレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が4つ以上の任意の数n個あっても良い。
ステップS2では、装置制御部240が、通信ネットワーク300を介して接続するID発行機400に、IDの発行依頼信号を送信する。
ICタグラベル製造及び発行装置150は、ID発行機400からIDを受信するまで待機する。
ICタグラベル製造及び発行装置150の装置制御部240は、ID発行機400からIDを受信したら、それをICタグデータ書き込み手段230の信号処理回路234に送信する。それにより、信号処理回路234がID信号を生成し、次に、高周波回路233が装置側アンテナ231からICタグラベル100にID信号を送信する。ICタグラベル100は、受信したIDデータを記憶回路120のID領域に書き込む。
ICタグラベル製造及び発行装置150の装置制御部240は、ICタグラベル100にIDを書き込んだ場合、ICタグラベル100の記憶回路120に対し以後のIDの再書き込みを禁止する、書き込み禁止信号をICタグラベル100に送信する。すなわち、書き込み禁止信号を信号処理回路234で作成し、高周波回路233とアンテナ102を介してICタグラベル100に送信する。それにより、そのICタグラベル100への新たなIDの書き込みが禁止される。
ICタグラベル製造及び発行装置150は、1つのICタグラベル100のICチップ101の記憶回路120のID領域にIDを書き込んだ後に、ICタグラベル100から、書き込まれたIDを読出す。その結果、そのICタグラベル100から正常なIDが読み出せた場合は、ステップS9に進む。
一方、そのICタグラベル100から正常なIDが読み出せなかった場合は、そのICタグラベル100が故障している不良と判定する。そして、そのICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定する。そして、その不良と判定したICタグラベル100のグループのシート103の位置を装置制御部240の記憶回路に記憶する。
そのように、不良のICタグラベル100を検出した場合は、ICタグラベル製造及び発行装置150は、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出す。すなわち、新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tが検出されるまで台紙104を送り出す。次に、ステップS4からの処理を繰り返す。
装置制御部240は、ICタグラベル100から正常なIDが読み出せた場合は、同一グループの所定数のICタグラベル100に同一のIDを書き込んだかを判定する。同一グループのICタグラベル100の所定数に同一のIDを書き込んだ場合はステップS1に戻る。
同一グループのICタグラベル100で未だIDが書き込まれていない場合は、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出して、ICタグデータ書き込み手段230の位置検出手段232により、同一グループの新しいICタグラベル100のタイミングマーク102tを検出する。次に、ステップS4からS6までを繰り返す。
変形例2として、不良と判定したICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定し、その不良のグループの単位のインレットシート103にインクリボン印刷機構250(図8)あるいはレーザーマーカーによる印刷装置などの印刷機構250を用いて、インレットシート103に不良品マークを印刷して不良である旨を記録する。その不良品マークで不良のグループと良品のグループを区別した全体のテープを巻き取って、一巻きの台紙104の単位でICタグラベル100のグループを集合させて出荷するようにすることもできる。
以下、本発明の第2の実施形態を、図8から図9を参照して説明する。
(ICタグラベル発行装置)
図8(a)は第2の実施形態のICタグラベル発行装置200の概略構成図で、筐体内に、ICタグラベル100と無線通信してデータを読み書きするICタグデータ書き込み手段230と、ICタグラベル100に印字を行う印刷機構250とを備えている。図8(b)は本実施形態のICタグラベル発行装置200の外観を示す斜視図であり、ICタグラベル発行装置200のラベル発行口271からICタグラベル100を排出する。
、ラベル本体であるインレットシート103を台紙104より剥離する。そのようにインレットシート103を剥離した台紙104を巻き取りロール260cで巻き取る。
図9は、本実施形態のICタグラベル発行装置200を用いて作製される一例の非接触型ICタグラベル100の断面図を示す。すなわち、剥離性基材であるPET等の樹脂フィルム又は紙の台紙104の上に接着層106を介して、PET等の有機樹脂フィルム又は紙基材等のインレットシート103が接着され、そのインレットシート103の一方の面にはアンテナ102及びICチップ101を備えるICタグインレイ108が配置され、そのインレットシート103(及びアンテナ102とICチップ101)の接着層形成面の対面に印字層107を設置している。そして、印字層107の上面を印字面とし、印刷機構250を用いて印字する。このICタグラベル100の接着層106は、台紙104から剥がすことが可能で、他の物に貼り付けることができる接着材で形成する。
第2の実施形態のICタグラベル発行装置200の動作手順は、第1の実施形態と概ね同様である。第1の実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150と相違する第1の点は、ICタグインレイ搭載機構220を装備せず、予め、複数のICタグラベル100が間隔をあけて取付けられた台紙104を送り出しロール紙コア260aに巻装して動作させる点である。また、第1の実施形態と相違する第2の点は、剥離板270によって台紙104からインレットシート103を剥離してラベル発行口271から筐体の外部へ排出することである。
ラベル100のバックアップ用のICタグラベル100として利用できる効果がある。
101・・・ICチップ
102・・・アンテナ
102t・・・タイミングマーク
103・・・インレットシート
104・・・台紙
106・・・接着層
107・・・印字層
108・・・ICタグインレイ
111・・・整流部
112・・・電源部
113・・・変復調部
114・・・制御部
120・・・記憶回路
150・・・ICタグラベル製造及び発行装置
200・・・ICタグラベル発行装置
210a、260a・・・送り出しロール紙コア
210b・・・送り出しロール
210c、210d、210e・・・ローラ
220・・・ICタグインレイ搭載機構
221・・・接着層形成機構
230・・・ICタグデータ書き込み手段
231・・・装置側アンテナ
232・・・位置検出手段
233・・・高周波回路
234・・・信号処理回路
240・・・装置制御部
250・・・印刷機構
260b・・・プラテンローラ
260c・・・巻き取りロール
270・・・剥離板
271・・・ラベル発行口
300・・・通信ネットワーク
400・・・ID発行機
Claims (3)
- 台紙上に複数のICタグラベルをグループを成して設置し、前記グループを成す複数のICタグラベルを台紙又はICタグラベルのインレットシートに形成されたタイミングマークを位置検出手段で検出しつつ、同一のグループの前記ICタグラベル毎に同じIDデータを、前記ICタグラベルのアンテナを介して前記ICタグラベルのICチップの記憶回路に書き込むことを特徴とするICタグラベル発行方法。
- 請求項1記載のICタグラベル発行方法であって、前記インレットシートが長尺状であって、前記インレットシートの長手方向に前記複数のICタグラベルが一列に配列されていることを特徴とするICタグラベル発行方法。
- 請求項1又は2に記載のICタグラベル発行方法であって、前記ICタグラベルから、書き込まれたIDを読出し、IDが正常に書き込まれていない場合には、該ICタグラベルを含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定することを特徴とするICタグラベル発行方法。
Priority Applications (1)
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JP2017204264A (ja) * | 2016-05-12 | 2017-11-16 | ユソンソフト カンパニー,リミテッド | Rfidタグを備えたケアラベルおよびその製作方法 |
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