JP2013131120A - Icタグラベル発行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一グループのICタグラベルに同一のIDを付与してICタグラベルを発行する。
【解決手段】台紙上に複数のICタグラベルをグループを成して設置し、前記グループを成す複数のICタグラベルを台紙又はICタグラベルのインレットシートに形成されたタイミングマークを位置検出手段で検出しつつ、同一のグループの前記ICタグラベル毎に同じIDデータを、前記ICタグラベルのアンテナを介して前記ICタグラベルのICチップの記憶回路に書き込む。
【選択図】図4

Description

本発明は、外部と情報の無線通信が可能な無線ICタグに関して、複数のICタグラベルに同一の固有のグループIDを書き込むICタグラベル発行方法に関する。
小型の無線タグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Ratio Frequency Identification)システムが知られている。例えば無線ICタグラベルは、所定の無線タグ情報を記憶するICチップとこのICチップに接続されて情報の送受信を行うアンテナとを備えており、無線ICタグラベルが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりICチップの無線ICタグ情報に対してアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、商品管理や検査工程等の様々な分野において実用されている。
そのICタグラベルのICチップには、各ICチップ毎に固有のUID(ユニークID)が記録されている。そのICチップを用いて、例えば特許文献1のようなICタグラベル発行装置を用いてICタグラベルが発行されていた。
詳しくは、ICタグラベルのICチップ、すなわちRFIDが送信する信号の一例では、信号はプリアンブルビット、識別情報(ユニークID)及びCRCビットを含む例がある。その場合のプリアンブルビットは使用される通信プロトコルで決められるオーバーヘッドに関する情報を含む。識別情報(ユニークID)は、ISOヘッダ、ICメーカーコード、企業コード、製品コード及びシリアル番号を含む。ICメーカーコードは、RFIDを構成する集積回路(LSI)の製造元を示す。企業コードは、RFIDを利用して製品管理を行う者を示す。製品コードは、RFIDが同伴する管理対象体の種類を区別する。管理対象体は例えば、テレビジョン、パーソナルコンピュータその他の何らかの管理がなされる如何なるものでもよい。シリアル番号は、例えば製品の製造番号のような、管理対象体個々に固有の情報を示す。CRCビットは、誤り検査用に付加されたビットである。識別情報(ユニークID)を表す64ビットの全体について演算が行われ、その演算結果がCRCビットとして付加される。
特開2005−310054号公報 国際公開WO09/120232号パンフレット
特許文献1のようなICタグラベル発行装置を用いて作られるICタグラベルは、1つ1つのICタグラベルが異なるユニークIDで区別されていて、同じユニークIDを有するICタグラベルが複数存在することは無かった。特に、特許文献2に記載されているように、ICタグラベルのICチップ、すなわちRFIDタグは、クローニングと偽造を防止するために認証で最もセキュリティの高い性能を持っていることに特徴がある。そのため、従来は、複数のICタグラベル(RFID)が同じIDを持ち同じ信号を送信することは想定されていなかった。
そのため、同一カテゴリーの物品を同一グループとして管理する場合にも、それらの同じグループに属する物品に同一のID番号のICタグラベルを付与することができず、同
一グループの物品の管理は難しい問題があった。
本発明の目的は、かかる従来の問題を解決し、同一グループのICタグラベルに同一のIDを付与してICタグラベルを発行する方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、台紙上に複数のICタグラベルをグループを成して設置し、前記グループを成す複数のICタグラベルを台紙又はICタグラベルのインレットシートに形成されたタイミングマークを位置検出手段で検出しつつ、同一のグループの前記ICタグラベル毎に同じIDデータを、前記ICタグラベルのアンテナを介して前記ICタグラベルのICチップの記憶回路に書き込むことを特徴とするICタグラベル発行方法である。
このようにする本発明によれば、同一のグループの所定数のICタグラベルに同一のIDを書き込むことで、複数の同一グループの物品をICタグラベルによって容易にグループ化して管理できるようになる効果がある。
また、本発明は、上記のICタグラベル発行方法であって、前記シートが長尺状であって、前記シートの長手方向に前記複数のICタグラベルが一列に配列されていることを特徴とするICタグラベル発行方法である。
本発明は、これにより、位置検出手段が各ICタグラベルの位置を容易に検出することができる効果がある。
また、本発明は、上記のICタグラベル発行方法であって、前記ICタグラベルから、書き込まれたIDを読出し、IDが正常に書き込まれていない場合には、該ICタグラベルを含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定することを特徴とするICタグラベル発行方法である。
本発明は、同一のグループの所定数のICタグラベルに同一のIDを書き込むことで、複数の同一グループの物品をICタグラベルによって容易にグループ化して管理できるようになる効果がある。
例えば、同じカテゴリーの物品に同じIDを記録したICタグを添付することで、容易に同じグループの物品を一括管理することができるようになる効果がある。
また、同一のグループの所定数のICタグラベル100に同一のIDを書き込むことで、同じグループのICタグラベル100を、同じグループの他のICタグラベル100のバックアップ用のICタグラベル100として利用できる効果がある。
更に、1組の物品に同一のIDのICタグラベル100を用いることで、その構成要素の組合せが容易に見分けられる効果がある。
第1の実施形態のHF帯のICタグラベルの平面図である。 第1の実施形態のUHF帯のICタグラベルの平面図である。 第1の実施形態のICタグの構成を表す機能ブロック図である。 第1の実施形態のICタグラベル発行装置の概念的構成図である。 第1の実施形態のICタグラベル発行方法の動作手順をあらわすフローチャートである。 第1の実施形態のICタグラベル発行方法の動作手順をあらわすフローチャートである。 第1の実施形態の変形例1のICタグラベルの平面図である。 第2の実施形態のICタグラベル発行装置の概念的構成図である。 第2の実施形態のICタグラベルの断面図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図3は、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150の詳細構造を表す概念的構成図である。
(ICタグラベル)
図1は、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150を用いて作製される一例のHF帯の非接触型ICタグラベル100の構成を示す図である。すなわち、HF帯のICタグラベル100におけるループコイル状のアンテナ102を用いたICタグラベル100の例を示す。
図2は、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150を用いて作製される一例のUHF帯の非接触型ICタグラベル100の構成を示す図である。すなわち、UHF帯のICタグラベル100におけるダイポール形状のアンテナ102を用いたICタグラベル100の例を示す。
この非接触型ICタグラベル100は図1又は図2に示すように、PET等の有機樹脂フィルム又は紙基材等のインレットシート103上にアンテナ102が形成され、そのアンテナ102にICチップ101が電気接続されている。そして、そのインレットシート103の少なくとも一方の面には接着層形成機構221により塗布された粘着剤からなる接着層が積層され、台紙104上に接着層を介して設置されている。図1の平面図は、2つのICタグラベル100が1つのグループを成して、1つのインレットシート103上に設置されている場合を示す。
タイミングマーク102tは、台紙104又はインレットシート103上に印刷によって形成され、ICタグラベル100又はインレットシート103の位置を検出できるようになっている。図1の実施形態では、台紙104上のICタグラベルの配置間隔に対応するように、併設されている。図2では、ICタグラベル100のグループであるインレットシート103の配置間隔に対応するように、併設されている。
位置検出手段232によってこのタイミングマーク102tを検出することで個々のICタグラベル100の位置を検出する。インレットシート103ごとにタイミングマーク102tが形成されている場合は、予めICタグラベル100の配置間隔を登録しておき、タイミングマーク102tによって位置補正する。位置検出手段232が各ICタグシート100の位置を容易に検出するために、図1のように、インレットシート103を長尺状にして、そのインレットシート103の長手方向に複数のHF帯のICタグラベル100を一列に配列して、ICタグラベル100が、台紙104の送り出し方向に一列に、規則的に繰り返して配置するようにすることが望ましい。
このように構成された非接触型ICタグラベル100においては、例えばHF帯のICタグラベル100の場合は、外部の情報書込/読出手段に近接させることにより、情報書込/読出手段との間に生じた電磁誘導によってアンテナ102に電流が流れ、この電流がICチップ101に供給されることにより、ICチップ101に対する情報の書き込みや
読み出しが行われる。
一方、UHF帯のICタグラベル100の場合は、外部の情報書込/読出手段に近接させることにより、情報書込/読出手段との間で電波を送受信することによってアンテナ102に電流が流れ、この電流がICチップ101に供給されることにより、ICチップ101に対する情報の書き込みや読み出しが行われる。
図3は、本実施形態のICタグラベル100の機能的構成を表す機能ブロック図である。図3において、ICタグラベル100は、ICタグラベル製造及び発行装置150の装置側アンテナ14とUHF帯等の高周波を用いて非接触で信号の送受信を行うアンテナ(タグ側アンテナ)102と、このアンテナ102に接続されたICチップ101とを有している。
(ICチップ)
ICチップ101は、アンテナ102により受信された搬送波を整流する整流部153と、この整流部153により整流された搬送波のエネルギを蓄積し駆動電源とするための電源部154と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶手段として機能する記憶回路120と、上記アンテナ102に接続された変復調部113と、上記整流部153、クロック抽出部156、及び変復調部113等を介して上記ICタグラベル100の動作を制御するための制御部114と記憶回路120を備えている。
ICチップ101の記憶回路120は書き換え可能な不揮発性メモリであり、その記憶回路120のID領域にIDを記録する。
記憶回路120のID領域に書き込むID情報は、ICタグラベル100のグループ毎に異なる識別番号であり、ID領域にコマンドにより書き込まれる。IDは、番号に限らず、数字や文字や特殊文字などからなる一般的なID情報としてもよい。
記憶回路120中には、その他の情報を書き込んでおくこともできる。制御部114は、ICタグ全体の動作を制御する。ICタグラベル100の情報を読み出す場合は、ICタグラベル100をリーダライタに近づけて、通信用アンテナ102により無線通信し、通信するデータを変復調部113を介して制御部114から送受信する。
変復調部113は、アンテナ102により受信された上記ICタグラベル製造及び発行装置150のアンテナ231からの無線通信信号の復調を行うと共に、上記制御部114からの応答信号に基づき、アンテナ102より受信された搬送波を変調反射する。
制御部114は、上記変復調部113により復調された受信信号を解釈し、上記記憶回路120において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部113により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
に対するICタグラベル100からの返信信号(後述)に基づきICタグラベル100の位置を検出し、アンテナ231からICタグラベル100に無線タグ情報を送信し書き込みを行う。
(ICタグラベル製造及び発行装置)
以下で、図4を参照して、本実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150を用いたICタグラベル100の製造及び発行方法を説明する。ICタグラベル製造及び発行装置150は、図4に示すように、連続状のインレットシート103が巻き取られた送り出しロール紙コア210aと、アンテナ及びICチップを備えたICタグインレイ108を
台紙104上に設置するICタグインレイ搭載機構220と、インレットシート103上に粘着剤を塗布又は転写して接着層を形成する接着層形成機構221と、連続状の台紙104が巻き取られた送り出しロール210bと、その他のローラ210c、210d、210eを有する。更に、ICタグデータ書き込み手段230と装置制御部240を有する。
装置制御部240は、各ローラを制御して、送り出しロール紙コア210aからインレットシート103を引き出し搬送し、また、そのインレットシート103上にICタグインレイ搭載機構220を用いてICタグインレイ108を搭載する制御を行う。ここで言うICタグインレイ108とは、アンテナ102とICチップ101とから構成されるICタグである。
装置制御部240は、送り出しロール210bから台紙104を引き出す制御を行う。そして、装置制御部240は、送り出しロール210bから引き出された台紙104の上のローラ210dと、インレットシート103の下のローラ210eを制御して、インレットシート103と台紙104の間に接着層を介して積層する。
(ICタグデータ書き込み手段)
ICタグラベル製造及び発行装置150におけるICタグデータ書き込み手段230は、カバーフィルムと台紙104の間に挟み込まれたインレットシート103上に形成されたICタグラベル100との間で、装置側アンテナ231を介して、HF帯又はUHF帯の高周波を用いた無線通信により信号の送受を行う。
ICタグデータ書き込み手段230は、装置側アンテナ231と、位置検出手段232と、高周波回路233と信号処理回路234を有する。
位置検出手段232は、インレットシート103に印刷されたタイミングマーク102t(図1又は図2を参照)を検出する。
なお、タイミングマーク102tは、インレット上にアンテナ102と一緒に印刷して形成する以外に、台紙104に印刷して形成しておいても良い。
高周波回路233が装置側アンテナ231を介してICタグラベル100へアクセスする(データの書き込みを行う)。また、信号処理回路234は、ICタグラベル100にアクセスする信号を処理する。装置制御部240は、位置検出手段232がタイミングマーク102tを検出したタイミングに同期させて、ICタグラベル100へアクセスする信号のタイミングを制御する。
(ICタグラベル発行手順)
図5と図6は、本実施形態のICタグラベル発行方法によりICタグラベルを発行する手順を示すフロー図である。
(ステップS1)
ステップS1では、ICタグラベル発行装置製造及び発行装置150では、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出す。そして、ICタグデータ書き込み手段230の位置検出手段232により新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tを検出する。
新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tは、図1の平面図のインレットシート103の端のタイミングマーク102tである。図1では、1つのイ
ンレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が2つある。
(変形例1)
変形例1として、図7のように、1つのインレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が3つあっても良い。また、1つのインレットシート103に搭載される同一グループのICタグラベル100が4つ以上の任意の数n個あっても良い。
(ステップS2)
ステップS2では、装置制御部240が、通信ネットワーク300を介して接続するID発行機400に、IDの発行依頼信号を送信する。
ID発行機400は、IDの発行依頼信号を受信したら、固有の特性を有する新たなIDを発行し、新たな発行済み識別IDとして過去の発行済みIDに追加登録する。そして、新たに発行した固有のIDを、ICタグラベル製造及び発行装置150の装置制御部240に送信する。
(ステップS3)
ICタグラベル製造及び発行装置150は、ID発行機400からIDを受信するまで待機する。
(ステップS4)
ICタグラベル製造及び発行装置150の装置制御部240は、ID発行機400からIDを受信したら、それをICタグデータ書き込み手段230の信号処理回路234に送信する。それにより、信号処理回路234がID信号を生成し、次に、高周波回路233が装置側アンテナ231からICタグラベル100にID信号を送信する。ICタグラベル100は、受信したIDデータを記憶回路120のID領域に書き込む。
(ステップS5)
ICタグラベル製造及び発行装置150の装置制御部240は、ICタグラベル100にIDを書き込んだ場合、ICタグラベル100の記憶回路120に対し以後のIDの再書き込みを禁止する、書き込み禁止信号をICタグラベル100に送信する。すなわち、書き込み禁止信号を信号処理回路234で作成し、高周波回路233とアンテナ102を介してICタグラベル100に送信する。それにより、そのICタグラベル100への新たなIDの書き込みが禁止される。
(ステップS6)
ICタグラベル製造及び発行装置150は、1つのICタグラベル100のICチップ101の記憶回路120のID領域にIDを書き込んだ後に、ICタグラベル100から、書き込まれたIDを読出す。その結果、そのICタグラベル100から正常なIDが読み出せた場合は、ステップS9に進む。
(ステップS7)
一方、そのICタグラベル100から正常なIDが読み出せなかった場合は、そのICタグラベル100が故障している不良と判定する。そして、そのICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定する。そして、その不良と判定したICタグラベル100のグループのシート103の位置を装置制御部240の記憶回路に記憶する。
(ステップS8)
そのように、不良のICタグラベル100を検出した場合は、ICタグラベル製造及び発行装置150は、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出す。すなわち、新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tが検出されるまで台紙104を送り出す。次に、ステップS4からの処理を繰り返す。
(ステップS9)
装置制御部240は、ICタグラベル100から正常なIDが読み出せた場合は、同一グループの所定数のICタグラベル100に同一のIDを書き込んだかを判定する。同一グループのICタグラベル100の所定数に同一のIDを書き込んだ場合はステップS1に戻る。
(ステップS10)
同一グループのICタグラベル100で未だIDが書き込まれていない場合は、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出して、ICタグデータ書き込み手段230の位置検出手段232により、同一グループの新しいICタグラベル100のタイミングマーク102tを検出する。次に、ステップS4からS6までを繰り返す。
こうして、ICタグラベル100にIDを書き込む処理を繰り返して台紙104を送り出す。そして、その台紙104を裁断装置で、同じグループのIDを書き込んだICタグラベル100の集合を搭載したインレットシート103単位に裁断する。そして、そのように裁断したインレットシート103から、不良と判定したICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定し、その不良のグループのインレットシート103を選別して廃棄処理し、良品のICタグラベル100のグループのみを出荷する。
(変形例2)
変形例2として、不良と判定したICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定し、その不良のグループの単位のインレットシート103にインクリボン印刷機構250(図8)あるいはレーザーマーカーによる印刷装置などの印刷機構250を用いて、インレットシート103に不良品マークを印刷して不良である旨を記録する。その不良品マークで不良のグループと良品のグループを区別した全体のテープを巻き取って、一巻きの台紙104の単位でICタグラベル100のグループを集合させて出荷するようにすることもできる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態を、図8から図9を参照して説明する。
(ICタグラベル発行装置)
図8(a)は第2の実施形態のICタグラベル発行装置200の概略構成図で、筐体内に、ICタグラベル100と無線通信してデータを読み書きするICタグデータ書き込み手段230と、ICタグラベル100に印字を行う印刷機構250とを備えている。図8(b)は本実施形態のICタグラベル発行装置200の外観を示す斜視図であり、ICタグラベル発行装置200のラベル発行口271からICタグラベル100を排出する。
複数のICタグラベル100が台紙104に間隔をあけて取付けられ、その台紙104が送り出しロール紙コア260aに巻装されている。台紙104が送り出しロール紙コア260aから送り出され、台紙104の先端が、搬送ローラ11、ICタグデータ書き込み手段230及び印刷機構250を通過させた後、剥離板270において、台紙104のみを搬送方向の逆方向へ方向変換する。剥離板270による台紙104の方向転換により
、ラベル本体であるインレットシート103を台紙104より剥離する。そのようにインレットシート103を剥離した台紙104を巻き取りロール260cで巻き取る。
剥離板270によって台紙104から剥離したインレットシート103は、ラベル発行口271からICタグラベル発行装置200の筐体の外部へ排出する。そのインレットシート103を分割して個々のICタグラベル100得て、そのICタグラベル100を製品や製品の梱包材に貼り付けることができる。
印刷機構250は、例えば、幅方向に沿って多数の発熱素子を並べたサーマルヘッドとインクリボンとを備え、そのサーマルヘッドが、インクリボンを間にしてプラテンローラ260bに圧接するように取付ける。
(ICタグラベル)
図9は、本実施形態のICタグラベル発行装置200を用いて作製される一例の非接触型ICタグラベル100の断面図を示す。すなわち、剥離性基材であるPET等の樹脂フィルム又は紙の台紙104の上に接着層106を介して、PET等の有機樹脂フィルム又は紙基材等のインレットシート103が接着され、そのインレットシート103の一方の面にはアンテナ102及びICチップ101を備えるICタグインレイ108が配置され、そのインレットシート103(及びアンテナ102とICチップ101)の接着層形成面の対面に印字層107を設置している。そして、印字層107の上面を印字面とし、印刷機構250を用いて印字する。このICタグラベル100の接着層106は、台紙104から剥がすことが可能で、他の物に貼り付けることができる接着材で形成する。
(動作手順)
第2の実施形態のICタグラベル発行装置200の動作手順は、第1の実施形態と概ね同様である。第1の実施形態のICタグラベル製造及び発行装置150と相違する第1の点は、ICタグインレイ搭載機構220を装備せず、予め、複数のICタグラベル100が間隔をあけて取付けられた台紙104を送り出しロール紙コア260aに巻装して動作させる点である。また、第1の実施形態と相違する第2の点は、剥離板270によって台紙104からインレットシート103を剥離してラベル発行口271から筐体の外部へ排出することである。
それ以外は、概ね第1の実施形態と同様に動作し、装置制御部240が送り出しロール紙コア210aを制御して台紙104を送り出し、位置検出手段232により新しいグループのICタグラベル100のタイミングマーク102tを検出して、ICタグデータ書き込み手段230がIDデータをICタグラベル100のICチップ101の記憶回路120に書き込む。
そして、印刷機構250は、第1の実施形態の変形例2と同様にして、不良と判定したICタグラベル100を含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定し、その不良のグループの単位のインレットシート103にインクリボン印刷機構250(図8)あるいはレーザーマーカーによる印刷機構などの印刷機構250を用いて、インレットシート103単位に、印字層107上に不良品マークを印刷する。
以上のように、タイミングマーク102tを位置検出手段232で検出することでICタグラベル100の位置を検出した上で、検出した同一のグループの所定数のICタグラベル100の記憶回路120のID領域に、同一のIDを書き込む。
本発明は、このように同一のグループの所定数のICタグラベル100に同一のIDを書き込むことで、同じグループのICタグラベル100を、同じグループの他のICタグ
ラベル100のバックアップ用のICタグラベル100として利用できる効果がある。
これにより、同じカテゴリーの対象物、例えば自動車のナンバープレート(あるいは自動車本体)とその自動車のキーとに同じIDを記録したICタグを添付することで、同じグループの物品を一括して管理することができるようになる効果がある。
更に、1組の物品に同一のIDのICタグラベル100を用い、例えば、パレットとそのパレットへ搭載する物品とに同じIDのICタグラベル100を添付することにより、パレットとそれに搭載されるべき部品との組合せが容易に見分けられる効果がある。
100・・・ICタグラべル
101・・・ICチップ
102・・・アンテナ
102t・・・タイミングマーク
103・・・インレットシート
104・・・台紙
106・・・接着層
107・・・印字層
108・・・ICタグインレイ
111・・・整流部
112・・・電源部
113・・・変復調部
114・・・制御部
120・・・記憶回路
150・・・ICタグラベル製造及び発行装置
200・・・ICタグラベル発行装置
210a、260a・・・送り出しロール紙コア
210b・・・送り出しロール
210c、210d、210e・・・ローラ
220・・・ICタグインレイ搭載機構
221・・・接着層形成機構
230・・・ICタグデータ書き込み手段
231・・・装置側アンテナ
232・・・位置検出手段
233・・・高周波回路
234・・・信号処理回路
240・・・装置制御部
250・・・印刷機構
260b・・・プラテンローラ
260c・・・巻き取りロール
270・・・剥離板
271・・・ラベル発行口
300・・・通信ネットワーク
400・・・ID発行機

Claims (3)

  1. 台紙上に複数のICタグラベルをグループを成して設置し、前記グループを成す複数のICタグラベルを台紙又はICタグラベルのインレットシートに形成されたタイミングマークを位置検出手段で検出しつつ、同一のグループの前記ICタグラベル毎に同じIDデータを、前記ICタグラベルのアンテナを介して前記ICタグラベルのICチップの記憶回路に書き込むことを特徴とするICタグラベル発行方法。
  2. 請求項1記載のICタグラベル発行方法であって、前記インレットシートが長尺状であって、前記インレットシートの長手方向に前記複数のICタグラベルが一列に配列されていることを特徴とするICタグラベル発行方法。
  3. 請求項1又は2に記載のICタグラベル発行方法であって、前記ICタグラベルから、書き込まれたIDを読出し、IDが正常に書き込まれていない場合には、該ICタグラベルを含む同一のグループのICタグラベル全体を不良と判定することを特徴とするICタグラベル発行方法。
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