JP2007517174A - 等速継手 - Google Patents

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フランソワ,マルク
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Abstract

【課題】破面角度で動作するとき摩擦を低減しひっかかりのリスクを制限する機械的継手を提供する。
【解決手段】本発明は、複数のアーム(4)を持つおす要素(2)と、中心軸(X'−X')を持ち縦方向の放射平面(P)に対して対称の軌道(9A、9B)を画成するめす要素(8)と、転がり面(30)を持つ外側ローラ(12)とを備えた等速継手(1)に関する。軌道と転がり面とはこれらの間に2つの接触点(Z1、Z2)を画定する。軌道と転がり面との接面は一致し、かつ1以上の接触点で面(P)に平行である。1以上の接触点での軌道と転がり面との横断輪郭は直線を成すか、または凸状である。
本発明は動力車の伝動系の三脚式等速継手に適している。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のアームを特徴とするおす要素と、中心軸を持ちかつ各アームについて一対の対向する軌道を画成するめす要素と、各アームに搭載された機械的伝動装置とを備えるタイプの等速継手であって、一対の軌道が前記アームの両側に位置し、かつめす要素の縦方向の放射平面に対して対称であり、伝動装置が、アームに対して突進し滑動するように取り付けられかつ円形断面の周縁転がり面を介して対応する2つの軌道の一方または他方を回転するようにされた外側の回転ローラを備え、めす要素がさらに、ローラを半径方向外方に変位しないように保持する少なくとも1つの軸受面を備えるような等速継手に関する。
本発明は特に動力車の伝動系に用いる三脚式等速継手に適している。
こうした三脚式等速継手は一般に、第1の回転軸と一体の三元対称のおす要素または三脚と、第2の回転軸と一体の三元対称のめす要素またはチューリップとを備えている。
US−B−5,330,389は、3つのアームを持ち、そのうちの1つが外側ローラに嵌着されたおす要素を備える継手を記述している。アームは球形の外側表面を持つ。各ローラは内側のリングと、内側リングとローラ間に介在させた針状冠歯車とを介してアームに接合される。おす要素は、回転軌道と軸受とを具備するめす要素に挿着される。
作動中外側ローラの回転軌道でのひっかかりを阻止するために、US−B−5,330,389は一方で、確実に駆動側の反対側のローラと軌道との間に十分な遊びを持たせることを提案している。他方、同特許はローラの転がり面を円筒形にして軌道をドーム型表面にするか、または軌道に平坦な表面を与えてローラの転がり面をドーム型にすることを提案している。
断面で見ると、めす要素と外側ローラの前方表面との軸受領域は、めす要素の縦方向の放射平面に対して傾いている。この傾きのおかげで、継手の作動中ローラの前方表面は軌道とローラとの接触側に位置する軸受面にだけ当てがわれる。
トルク負荷下の破面角度でのこうした動作中は、各外側ローラの転がり面は対応する軌道対の一方の軌道に載り、前記転がり面と前記対の他方の軌道との間には少しの遊びがある。
さらに、各アームは対応する軌道対に対して、対応する縦方向の放射平面に平行に交互並進運動をする。縦方向の放射平面でのこの交互運動は、一方でアームの傾斜のためであり、他方で当業界で周知の、三脚の三様の回転の速さの度数でのいわゆる偏位である軌道運動のためである。
アームのこうした交互運動は、各外側ローラに対して、一方の軌道に載っているその転がり面の一部を中心とするローラの交互揺動を誘導する。揺動は一方でアームの球形軸受面及び対応する内側リングとの間に生じる摩擦により、他方でアームの軸受領域及び対応する内側リングとの接触点の変位により引き起こされる。
これに応じて、各アームについて、支持表面に正対するローラの転がり面の部分は振動する。
こうした発振運動は、ローラとこれを支持していない軌道との間で、摩擦現象と同様に可能的にひっかかり現象も生じさせる。
本発明の目的は、これが破面角度で動作するとき摩擦を低減しひっかかりのリスクを制限する機械的継手を提供することによりこれらの問題を解決することにある。
さらに、本発明の継手は経済的で、製造するに簡単でなければならない。
このため、本発明の目的は各アームについて以下の特徴を持つ上述タイプの等速継手にある:
−各軌道と転がり面とは、互いに半径方向に離間した1以上の第1と1つの第2の接触点で接触することができる、
−少なくとも1つの第1と第2の接触点に関して、軌道と転がり面との接面は一致しかつ縦方向の放射平面に平行である、
−軌道の横断輪郭は、少なくとも第2の接触点のところで直線を成すかまたは凸状である、そして、
−転がり面の横断輪郭は、少なくとも第2の接触点のところで直線を成すかまたは凸状である。
実施形態の各具体的形によれば、継手は単独でまたは技術的に可能な組合せにおいて1以上の以下の特徴を含んでいる:
−第2の接触点は第1の接触点に対して半径方向内方に位置する;
−軌道の横断輪郭は第1の接触点では直線を成すか凸状である;そして
−転がり面の横断輪郭は第1の接触点では直線を成すか凸状である;
−軌道の横断輪郭は第1の接触点で凹状であり、転がり面の横断輪郭は第1の接触点で凸状である;
−第1の接触点での軌道と転がり面との横断輪郭は、円の、とりわけ同じ半径の弧である;
−各アームに対して、転がり面は、その各々が能動的に接触点と連動する2つの部分的転がり面を備え、2つの部分的転がり面は外側ローラに採り入れた形状により外側ローラの軸に沿って互いに軸方向に離されている;
−外側ローラに採り入れた形状とは環状の喉部である;
−外側ローラに採り入れた形状とは環状のカラーである;
−各軌道は、その各々が能動的に1つの接触点と連動する2つの部分的軌道を備え、2つの部分軌道は軌道に採り入れた形状により互いに半径方向に分離される;
−軌道に採り入れた形状とは、中心軸に平行に延びる凹部である;
−軌道に採り入れた形状とは、中心軸に平行に延びるカラーである;
−外側ローラとめす要素とは、外側ローラの半径方向内方への変位を制限するための協働止め面を具備する;
−止め面はカラーによりめす要素に、また環状喉部により外側ローラに形成される;
−止め面は外側ローラのカラーにより、まためす要素の凹部により形成される;
−止め面は、軌道の半径方向内側に配置される少なくとも1つのカラーにより、また外側ローラの半径方向内側の前方表面により形成される;
−止め面は縦方向の放射平面とで20°と40°との間の、好ましくは27.5°と32.5°との間の角度を成す;
−軸受面は外側ローラに採り入れた形状により、また軌道の形状輪郭により形成される;
−ローラは、ローラの軸に対して直角に配置されかつ軸受面と接触状態になるための平坦な前方表面を呈する;
−軸受面は、平坦な前方表面との接触位置に対応する、縦方向の放射平面にほぼ直角の横断輪郭を有した軸受領域により形成される;
−各アームに関して、軸受領域は縦方向の放射平面の両側に広がる2つの軸受面により形成され、2つの軸受面はめす要素の半径方向外方に窪んだ部分により分離される;
−各アームに関して、軸受領域は縦方向の放射平面の両側に広がる単一の軸受面により後者から形成され、軸受面はめす要素の半径方向外方に窪んだ部分により各能動的に連動する軌道から分離される;
−軸受領域は直線を成す横断輪郭を持つ;そして
−機械的伝動装置は外側ローラ内に配置される内側リングを備え、内側リングと外側ローラとを連結する手段がこれらを共通の回転軸上を互いに枢動させる。内側リングは前記アームに突進してこの上を摺動するように装着される。
本発明は、もっぱら例示として提供した以下の記述を読み取り、添付図面を参照することでより良く理解されるだろう。
図1は動力車の伝動系用に設計され、主として以下の部品を備える三脚式等速継手を部分的に示している:
(1)中心軸X−X(図1の面に直角)に対して三元対称で、ハブ3と、120°の角度で離間し1つだけが図示された3つの放射状アーム4とを備えたおす要素または三脚2。各アーム4の端部は、対応するアーム4の軸線Y−Yを中心とする、実質的に一体の球形の軸受領域5を形成する。このおす要素2は第1の回転軸6と一体である。
(2)中心軸X'−X'に対して三元対称のめす要素またはチューリップ8。軸X'−X'は図示した継手の整列位置で軸線X−Xと一致する。このチューリップは各アーム4の両側に2つの対向する軌道9Aと9Bを、軌道9A、9B間に渡されたアーチ10と共に呈している。アーチ10は軸受領域10Aを形成する。めす要素8は第2の回転軸(図示せず)と一体である。
別に示さなければ、以下用語「半径方向」と「軸方向」はめす要素8の軸線X'−X'に対して使用する。
(3)各アーム4について、機械的伝動装置11は回転軸Z−Zを持つ外側ローラ12を備え、軸Z−Zは対応するアーム4の軸線Y−Yと図1に示す位置で一致する。外側ローラは対応する軌道9Aと9Bのどちらか一方を回転するようにされている。
3つの機械的伝動装置11は同じであるから、またおす要素2とめす要素8との三元対称により、図1に示した継手1の部分のみ記述する。
軌道9Aと9Bの案内線は、例えばほぼ直線であり軸線X'−X'に対して平行である。軌道9Aと9Bはそれぞれめす要素8の縦方向の放射平面P(図1の面に直交)に対し対称である。
軌道9A、9Bはそれぞれ中央面Q(面Pに直交)の両側に延びている。軌道9A、9Bの横断輪郭は、すなわち図1の面のように軸線X'−X'を横切る面で見ると、直線を成し縦方向の放射平面Pに平行である。
軸受領域10Aは、その横断輪郭が直線で縦方向の放射平面Pと直交する2つの軸受面15A、15Bから成っている。軸受領域10Aは装置11に対して半径方向外方に位置する。軌道9A、9Bと軸受面15A、15Bとの横断輪郭は、したがってこれらの間に90°の角度をつくる。
軸受面15A、15Bと軌道9A、9Bとは彎曲した横断輪郭部分により連結されている。
2つの軸受面15Aと15Bは半径方向外方に窪んだ部分16により互いに分離されている。したがって硬化する必要のある領域は小さい。
機械的伝動装置11は一方で、ほぼ円筒形の回転軸Z−Zを持ち内側ローラ12の内側に配置される内側リング18を備え、他方、内側リング18と外側ローラ12とを連結する手段19を備えている。
これらの連結手段19は、リング18の半径方向外側(軸線Z−Zに関して)の円筒形表面22と、外側ローラ12の半径方向内側(軸線Z−Zに関して)の円筒形表面22との間に配置された針状冠歯車21を備えている。これら連結手段19はさらに、リング18と針状冠歯車21のどちら側にも配置された2つの平坦な支持リング24、25も具備する。
各リング24、25の周縁は表面23に組み入れた環状喉部に受け入れられる。リング24、25は、軸線Z―Zに沿う僅かな自由な遊びを持って針状冠歯車21と内側リング18とを挟持する。リング18の半径方向の高さはローラ12の半径方向の高さより小さくしてある。
連結手段19はしたがってローラ12とリング18との軸線Z−Z周りの関係枢動と、これらの軸線Z−Zに沿う僅かな関係並進運動とを可能する。
内側リング18はほぼ円筒形の、軸線Z−Zに対して半径方向内側の表面27を備え、この表面はアーム4を受け留めるすき間を画成する。アーム4の球形の軸受領域5とリング18の表面27とは、軸線Y−Y周りのリング18とアーム4間の突進と摺動とを可能にする。
外側ローラ12は、軸線Z−Zの半径方向外側の周縁転がり面30を特徴とする。このローラ12はまた前方表面32と後方表面33をも特徴とする。
転がり面30は軸線Z―Zに沿ってローラ12の中央面Q'の両側に延在する。軸線Z―Zと直交するこの面Q'は、面Qと図1に示す位置でほぼ一致する。軌道9A、9Bと表面15A、15Bは実質的にローラ12の中央面Q'を面Pに直角に維持する。
転がり面30は円の断面を持つ円筒形である。そのためこの横断輪郭は軌道9A、9Bの横断輪郭と同様に直線を成す。
継手1の作動時に、軌道9A、9Bの一方と転がり面30との接触は直線接触となる。これに応じて、そして図1の軌道9Aが示すように、半径方向に離間し面Q'の両側に位置する2つの接触点Z1、Z2ができる。2つの接触点Z1、Z2は、ローラ12がめす要素8と接触しない非接触部分により互いに半径方向に離されている。
前方表面32は軸Z−Zを持つほぼ平坦な冠歯車である。この表面32は表面30の半径方向外側に位置する。前方表面32の横断輪郭はしたがって軸受面15A、15Bの横断輪郭と同様に直線を成す。後方表面33は軸Z−Zを持つほぼ平坦な冠歯車であり、継手1の半径方向内側に位置する。
外側ローラ12の表面30は、子午線断面にて彎曲した輪郭を持つローラ12部分によりそれぞれ前方と後方の表面32、33に接合される。
めす要素8はさらに軌道9A、9Bに対して半径方向内側に配置された2つの止めカラー34A、34Bを備えている。
カラー34A、34Bはローラ12の半径方向内方への変位を制限するための止め面35A、35Bを形成する。止め面35A、35Bは面Pに対して30°の角度αをなして延在する。より一般的には、角度αは20°と40°の間、特に27.5°と32.5°の間が好ましい。これに応じて、めす要素8は鍛造で製造するに簡単であると同時に、ローラ12のひっかかりリスクも解消される。
ローラ12は、表面30と表面33との間に位置する対応する止め面36を特徴とする。
継手1の動作の仕方は以下の通りである。
例えば、図1でおす要素2を反時計回りに駆動すれば、転がり面30は軌道9Aに押し当りめす要素8にトルクを伝達する。
アーム4はこのため力Fを面Q'に平行に機械的伝動装置11に伝達する。この力Fの加わる点Mは軸受領域5とリング18の表面27との接触点である。
各機械的伝動装置11のために、軌道9Aとローラ12の転がり面30とは接触点Z1、Z2で互いに支え合っている。この場合、軌道9Aと表面30との接触は点ではなく線状接触である。
ローラ12の表面30は、ひっかかるリスクを呈しない、軸受面15A、15Bとほぼ直角な接触状態となる。
継手1が軸線X−XとX'−X'の軸間の破面角度で作動すれば、当業界で周知のように、アーム4は面Pにおいて軌道9A、9Bに対して半径方向に並進する交互運動を実行する。
前記交互運動の途中でアーム4が継手1の半径方向内方(図1の下側)に移動すれば、力Fの加わる点Mは継手1の半径方向内方に移動し、その効果は図1でローラ12を時計回り方向に揺動させようとする。さらに、前記変位中にアーム4は摩擦によりチューリップ8の直接半径方向内方の力F1を軸線Z−Zに沿って内側リング18に及ぼす。この力F1もまた図1でローラ12を時計回り方向に揺動させる。
半径方向に互いに離間した2つの点Z1、Z2でなされる表面30と軌道9Aとの接触のおかげで、ローラ12の中央面Q'は面Qにほぼ平行に維持される。ローラ12はしたがって軌道9A、9Bに沿って事実上並進移動する。ローラ12は、表面36を表面35A、35Bに同時に当てがうことにより半径方向内方に保持される。
アーム4が継手1の半径方向外方(図1の上方)に移動すると、力Fの加わる点Mは同方向にずれる。同時に、アーム4は摩擦により力F2を内側リング18に軸線Z−Zに沿って、またチューリップ8の外側に向けて及ぼす。点Mと力F2との変位はローラ12を半径方向外方に動かし、前方表面32が表面15A、15Bと当るようになる。力F2は外側ローラ12を軸受面15A、15Bに押し当てたままにしようとする。
したがって、外側ローラ12は、これを支持しない軌道9Bに面した部分の振動なく安定を保つ。
継手1が破面角度で動作するときのローラ12の振動とこれによるローラのひっかかりのリスクは、したがって制限される。
最後に、軌道9A、9Bを軸受面15A、15Bに結合する部分の彎曲した輪郭は、外側ローラ12と軌道9A、9Bとの中心領域間の支持端部での強い圧力を回避することができる。
本発明の継手は、円筒形の転がり面30と直線輪郭の軌道9A、9Bのおかげでいっそう簡単で、製造するに経済的である。
図2は本発明の等速継手の実施形態の第2の形を示すが、図1に示したものとは以下の点で異なっている。
この継手1は、その転がり面30が部分的な転がり面30A、30Bから成る外側ローラ12を具備する。これら部分的転がり面30A、30Bは互いに半径方向に分離され、したがって軸線Z―Zに沿って軸方向に分離している。
表面30A、30Bは、環状の中心喉部40で分離された2つのリブ39A、39Bにより形成されている。前記喉部40の半径方向外側部分は止め面36を構成する。
さらに、各軌道9A、9Bは2対の部分軌道9AA、9AB及び9BA、9BBを備えている。各対の軌道の部分軌道9AA、9AB及び9BA、9BBは、止め面35A、35Bを構成する中心カラー34A、34Bにより互いに半径方向に分離している。
部分転がり面30Aと部分軌道9AA、9BAとは点Z1を含む第1の接触領域を形成し、部分転がり面30Bと部分軌道9AB、9BBとは点Z2を含む第2の接触領域を形成する。
部分軌道9AA、9AB及び9BA、9BBの横断輪郭は直線を成し、どちらの軌道9Aまたは9Bの2つの部分軌道も同一平面にある。
別の言い方をすれば、カラー34A、34Bは図1の継手1に対して半径方向外方に偏位している。したがって、カラー34A、34Bはめす要素8の開放側の軌道9A、9Bの軸方向端部まで効力を及ぼすことができる。これに応じて、ローラ12は軌道9A、9Bの軸方向端部にあるときでも、カラー34A、34Bにより半径方向内方に保持される。
さらにこの特徴のおかげで、2対の隣接軌道の軌道9A、9B間に延在するめす要素8の各部分44は、めす要素の開放端部のところで角を落とすことができる。こうして継手1は、三脚がめす要素8の基部をなすとき大きな最大限の破面角度を成すことができる。
留意すべきは喉部40とカラー34A、34Bとの間に、ローラ12の前方表面32を表面15A、15Bに充当させるに十分な量の遊びがあることである。
図3は本発明の等速継手1の実施形態の第3の形を示しているが、図2のものとは以下の点で異なっている。
部分転がり面30A、30Bは、止め面36を形成する中心カラー50により互いに分離されている。
部分軌道9AA、9AB及び9BA、9BBは、軸線X−Xに平行に延びかつ止め面35A、35Bを形成する喉部52A、52Bにより分離される。
図4は本発明の等速継手1の実施形態の第4の形を示しているが、図1のものとは以下の点で異なっている。
前記継手のめす要素8は、縦方向の放射平面Pからこの両側に延在する単一の軸受面15で構成された軸受領域10を備えている。
軸受領域10は、めす要素8の半径方向外方に窪んだ部分16A、16Bにより各軌道9A、9Bから分離される。
図1乃至4に見られる継手の窪んだ部分16A、16Bは、熱処理の必要な領域を縮小することができ、そのため製造中めす要素8の変形をあまり生じさせない。
その半径方向の高さがローラ12の高さより低い内側リングの構成のおかげで、継手は少しのスペースしか占有しない。さらに、ハブ3とアーム4との界接面は広くすることができ、与えられたパッケージサイズの割には継手に大きな剛性を与える。その上、ローラ12を表面15、15A、15B及び35A、35Bに充当することはこれがうまく案内されることを意味する。
さらに、直線輪郭の軌道9A、9Bと能動的に連動する円筒形表面30のおかげで、ローラ12と軌道9A、9B間の遊びは小さくすることができ、これにより回転方向の変更時に継手を静かにさせる。
図5は本発明の実施形態の第5の形を示している。
この継手は、各々が半径Rの円弧の形状の凹状断面を持つ部分軌道9AAと9BAとを備えている。部分軌道9ABと9BBは直線の断面を持ち、図3に見える継手の部分軌道9ABと9BBの断面と同じである。
部分転がり面30Aは、半径Rに等しい半径の円弧の形状の凸状半径断面を持つ。1変形ではこれは半径Rより小さい。部分転がり面30Bは円筒の形状を持ち、図3のローラの部分転がり面30Bと同じである。
この継手は、ローラ12の半径方向の位置が軌道9AA、9BAにより、かつ部分的に円弧の断面の転がり面30により画定されるため、特に実際的である。半径方向外方への変位に対するローラ12の保持は、したがって少なくとも部分的に凹状部分軌道9AA、9BAにより、またローラの半径方向の円弧断面の部分転がり面30Aにより行われる。さらに、接触面は所与の軸方向の寸法の割には大きい。
同時に、直線断面の部分軌道9AB、9BBは、部分軌道9AB、9BB及び9AA、9BA間の、半径方向に配置する上での低い公差を見る必要を排する。
凹状断面の部分軌道9AA 、9BAを直線断面の部分軌道9AB、9BBの半径方向外側に配置することは、軌道9A、9Bとアーチ10間に大きな転位アールを生じさせる。
この構成はめす要素8の鍛造に助けとなる。
別の変形では、図5に見られた継手はアーチ10で形成される軸受面15、15A、15Bを具備する。
別の変形の継手(図示せず)によれば、めす要素8のカラー34A、34Bはローラ12の軸受面を形成する。このため、ローラの前方表面32とアーチ10間の遊びはカラー34A、34Bと喉部40間の遊びより大きい。継手のこの特徴は既述の全ての継手に同様に適用することができる。さらに、軸受面15A、15Bはカラー50と喉部52A、52Bとで形成することができる。したがって、ローラ12はカラー34A、35Bまたは喉部52A、52Bに充当することで軸方向外方に保持される。
さらなる変形(図示せず)によれば、継手は図1に示した連続軌道9A、9Bを持つめす要素8と、図2に見られるローラ12のように環状の中央喉部4040で分離された2つの部分転がり面30A、30Bを特徴とする外側ローラ12とを特徴とする。
さらに別の変形によれば、継手は図3に見られるめす要素のように喉部52A、52Bで離された部分軌道9AA、9AB、9BA、9BBを具備するめす要素8と、図1でのように連続転がり面30、あるいは図2でのように環状喉部40で離された部分転がり面30A、30Bを持つ外側ローラ12とを特徴とする。
さらにまた別の変形によれば、各部分転がり軌道は凸状ドーム型断面のリブにより形成され、及び/またはローラの各リブ39A、39Bは凸状ドーム型断面を持つ。これら断面は、接触点Z1、Z2での軌道と転がり面との接面が一致し縦方向の放射平面Pに平行に広がるように配置される。
これら変形は、面Pに平行に延在する断面を持つ比較的小領域のおかげで鍛造により製造することが簡単である。
本発明の第1の実施形態の三脚式等速継手の部分断面図である。 本発明の三脚式等速継手の、第2の形の実施形態を示した図1と同じ部分断面図である。 本発明の三脚式等速継手の、第3の形の実施形態を示した図1と同じ部分断面図である。 本発明の三脚式等速継手の、第4の形の実施形態を示した図1と同じ部分断面図である。 本発明の三脚式等速継手の、第5の形の実施形態を示した図1と同じ部分断面図である。
符号の説明
1 三脚式等速継手
2 おす要素(三脚)
3 ハブ
4 アーム
5、10A 軸受領域
6 第1の回転軸
8 めす要素(チューリップ)
9A、9B 軌道
10 アーチ
11 機械的伝動装置
12 外側ローラ
15A、15B 軸受面
16 半径方向外方に窪んだ部分
18 内側リング
19 リングとローラ連結手段
21 針状冠歯車
22、23、27 円筒形表面
24、25 平坦支持リング
32 前方表面
33 後方表面
34A、34B 止めカラー
35A、35B、36 止め面
P 縦方向の放射平面
Q 軌道中央面
Q' ローラ中央面
X−X おす要素の中心軸
X'−X' めす要素の中心軸
Y−Y アームの軸線
Z−Z 機械的伝動装置の回転軸
Z1、Z2 接触点

Claims (21)

  1. 複数のアーム(4)を特徴とするおす要素(2)と、中心軸(X'−X')を持ちかつ各アームについて一対の対向する軌道(9A、9B)を画成するめす要素(8)と、各アーム(4)に搭載された機械的伝動装置(11)とを具備するタイプの等速継手(1)であって、一対の軌道が前記アームの両側に位置しかつめす要素(8)の縦方向の放射平面(P)に対して対称であり、伝動装置が、アーム(4)に対して突進し滑動するように取り付られかつ円形断面の周縁転がり面(30)を介して対応する2つの軌道(9A、9B)の一方または他方を回転するようにされた外側の回転ローラ(12)を備え、めす要素(8)がさらに、ローラ(12)を半径方向外方に変位させないようにする少なくとも1つの軸受面(15;15A、15B)を備えた等速継手(1)において、
    機械的伝動装置(11)が外側ローラ(12)内に配置された内側リング(18)を備え、内側リング(18)と外側ローラ(12)とを連結する手段(19)がこれらを回転の共通軸(Z−Z)上を関係枢動させることにより、さらに内側リング(18)が前記アーム(4)に突進してこの上を摺動するように装着されることにより、
    各アーム(4)に関して:
    −各軌道(9A、9B)と転がり面(30)とは、互いに半径方向に離間した1以上の第1の接触点(Z1)と1つの第2の接触点(Z2)のところで接触でき、
    −少なくとも1つの第1と第2の接触点(Z1、Z2)に関して、軌道(9A、9B)と転がり面(30)との接面は一致しかつ縦方向の放射平面(P)に平行であり、
    −軌道(9A、9B)の横断輪郭は、少なくとも第2の接触点(Z2)のところで直線を成すかまたは凸状であり、そして、
    −転がり面の横断輪郭は、少なくとも第2の接触点(Z2)のところで直線を成すかまたは凸状であることを特徴とする等速継手。
  2. 請求項1に記載の継手において、第2の接触点(Z2)は第1の接触点(Z1)の半径方向内側に位置することを特徴とする継手。
  3. 請求項1または2に記載の継手において、
    −軌道(9A、9B)の横断輪郭は第1の接触点(Z1)では直線を成すかまたは凸状であり、
    −転がり面(30)の横断輪郭は第1の接触点(Z1)では直線を成すかまたは凸状であることを特徴とする継手。
  4. 請求項1または2に記載の継手において、軌道(9A、9B)の横断輪郭は第1の接触点(Z1)では凹状であり、転がり面(30)の横断輪郭は第1の接触点(Z1)では凸状であることを特徴とする継手。
  5. 請求項4に記載の継手において、軌道(9A、9B)と転がり面(30)との横断輪郭は、第1の接触点のところで円弧を、特に同じ半径(R)の円弧をなすことを特徴とする継手。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の継手において、各アーム(4)に関して、転がり面(30)は、その各々が能動的に接触点(Z1、Z2)と連動する2つの部分的な転がり面(30A、30B)を備え、2つの部分転がり面は、外側ローラ(12)に採り入れた形状(40、50)により外側ローラ(12)の軸線に沿って軸方向に互いに分離されることを特徴とする継手。
  7. 請求項6に記載の継手において、外側ローラ(12)に採り入れた形状は環状の喉部(40)であることを特徴とする継手。
  8. 請求項6に記載の継手において、外側ローラ(12)に採り入れた形状は環状のカラー(50)であることを特徴とする継手。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の継手において、各軌道(9A、9B)は、その各々が能動的に接触点(Z1、Z2)の一方と連動する2つの部分的な軌道(9AA、9AB、9BA、9BB)を備え、2つの部分対は、軌道形状輪郭(34A、34B;52A、52B)により互いに半径方向に分離されることを特徴とする継手。
  10. 請求項9に記載の継手において、軌道形状輪郭は中心軸(X'−X')に平行に広がる凹部(52A、52B)であることを特徴とする継手。
  11. 請求項9に記載の継手において、軌道形状輪郭は中心軸(X'−X')に平行に広がるカラー(34A、34B)であることを特徴とする継手。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の継手において、外側ローラ(12)とめす要素(8)とは、外側ローラ(12)の半径方向内側への変位を制限するための協働止め面(35A、35B、36)を具備することを特徴とする継手。
  13. 関連する請求項7、11及び12に記載の継手において、止め面(35A、35B、36)はめす要素(8)のカラー(34A、34B)により、また外側ローラ(12)の環状喉部(40)により形成されることを特徴とする継手。
  14. 関連する請求項8、10及び12に記載の継手において、止め面(35A、35B、36)は外側ローラ(12)のカラー(50)により、まためす要素(8)の凹部(52A、52B)により形成されることを特徴とする継手。
  15. 請求項12に記載の継手において、止め面(35A、35B、36)は軌道(9A、9B)の半径方向内側に配置される少なくとも1つのカラー(34A、34b)により、また外側ローラ(12)の半径方向内側の前方表面により形成されることを特徴とする継手。
  16. 請求項12乃至15のいずれか1項に記載の継手において、止め面(35A、35B、36)は縦方向の放射平面(P)とで20°と40°の間の、好ましくは27.5°と32.5°との間の角度を成すことを特徴とする継手。
  17. 請求項6及び9の少なくとも1項に記載の継手において、軸受面は外側ローラ(12)に採り入れた形状(40;50)により、また軌道形状輪郭(34A、34B;52A、52B)により形成されることを特徴とする継手。
  18. 請求項1乃至16のいずれか1項に記載の継手において、ローラ(12)は、ローラの軸線(Z−Z)に直角に配置されかつ軸受面(15;15A、15B)に接触するようにされた平坦な前方表面(32)を呈し、軸受面は、平坦前方表面(32)との接触位置に対応した、縦方向の放射平面(P)にほぼ直角の横断輪郭を持つ軸受領域(10A)により形成されることを特徴とする継手。
  19. 請求項18に記載の継手において、各アーム(4)に関して、軸受領域(10A)は、縦方向の放射平面(P)の両側に広がる2つの軸受面(15A、15B)により形成され、2つの軸受面(15A、15B)はめす要素(8)の半径方向外方に窪んだ部分(16)により分離されることを特徴とする継手(図1乃至3)。
  20. 請求項18に記載の継手において、各アーム(4)に関して、軸受領域(10A)は、縦方向の放射平面(P)の両側に広がる単一の軸受面(15)により後者から形成され、軸受面(15)はめす要素(8)の半径方向外方に窪んだ部分(16A、16B)により各能動的に連動する軌道(9A、9B)から分離されることを特徴とする継手(図4)。
  21. 請求項17乃至20のいずれか1項に記載の継手において、軸受領域(10A)は直線の横断輪郭を持つことを特徴とする継手。
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