JP2007516113A5

JP2007516113A5 -

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Publication number: JP2007516113A5
Application number: JP2006541997A
Authority: JP
Filing date: 2004-11-16
Publication date: 2008-02-07

Claims

離間して置かれて間に空隙が設けられ、一方のシートから他方のシートまで延びる複数のつなぎ手段によってつなぎ合わされた２枚のシートであって、前記つなぎ手段は前記シートと実質的に同じ材料から形成され、前記シート及び前記つなぎ手段は連続した材料体を形成し、前記つなぎはパネルの平面内に閉塞されない空隙を残すように配列され、少なくともひとつの空隙内に細長い補強部材がある２枚のシート、を備えることを特徴とするパネル構造。
前記つなぎは、シートを横断して、幾何学格子状に配列されていることを特徴とする請求項１に記載のパネル構造。
前記シート間の空隙は、シートと異なる材料を有することを特徴とする請求項１または２に記載のパネル構造。
前記異なる材料は、膨張材であることを特徴とする請求項３に記載のパネル構造。
前記シート及びつなぎ手段の材料は、熱硬化性もしくは熱可塑性のプラスチック材料、ポリマー材、金属、または板材であることを特徴とする前記請求項のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記シートの材料は、補強繊維を組み込んでいることを特徴とする前記請求項のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記シートは、概ね平坦であることを特徴とする前記請求項のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記シートは、概ね平行であることを特徴とする請求項７に記載のパネル構造。
前記つなぎ手段は、それぞれ、対応するシートの平面から変形されて他方のシートの材料に融合された１枚または複数のシートの材料から成ることを特徴とする前記請求項のいずれか１項に記載のパネル構造。
両方のシートの材料は、各平面から変形されて、シート間のある位置で他方のシートの材料に融合されることを特徴とする請求項９に記載のパネル構造。
前記シートの材料は、シート間の中ほどで融合されることを特徴とする請求項１０に記載のパネル構造。
前記材料は、熱の印加を含むプロセスによって変形されることを特徴とする請求項９、１０、または１１に記載のパネル構造。
前記材料は、圧力の印加を含むプロセスによって変形されることを特徴とする請求項９、１０、１１、または１２に記載のパネル構造。
前記材料は、変形されて他方のシートに向かって中空の突起を形成することを特徴とする請求項９から１３のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記材料は、変形されて他方のシートに向かって中の詰まった突起を形成することを特徴とする請求項９から１３のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記突起は、他方のシートから形成される対応する先端と融合するための鋭い先端、丸い先端、または扁平な先端を有して形成されることを特徴とする請求項９から１５のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記つなぎ手段を形成するために、前記シートの面積の半分に満たない部分が変形されることを特徴とする請求項９から１６のいずれか１項に記載のパネル構造。
前記シートは、変形された領域の間では実質的に平坦であることを特徴とする請求項１７に記載のパネル構造。
前記シートは、点でのみ変形され、その間は実質的に変形されないことを特徴とする請求項１７または１８に記載のパネル構造。
互いに離間して配置される実質的に平面状の第１のシートと第２のシートからなるパネルであって、
上記第１のシートは、上記第２のシートに向かって延伸している複数の突起を有し、
上記第１のシートの上記突起および当該第１のシートは、実質的に同じ材料からなり、
上記第２のシートは、上記第１のシートに向かって延伸している複数の突起を有し、
上記第２のシートの上記突起および当該第２のシートは、実質的に同じ材料からなり、
上記第１のシートの上記各突起は、上記第２のシートの対応する突起の１つと連結され、上記第１のシートおよび上記第２のシートにおいて対応する１組の突起は、連続した材料体を形成し、
上記第１のシートの上記突起および上記第２のシートの上記突起は、上記第１のシートと上記第２のシートとの間において当該突起が存在しない部分に複数の空隙が形成されるように配列され、
少なくとも１つの空隙内に細長い補強部材を備えることを特徴とするパネル。
前記第１のシートの前記各突起は、前記第２のシートの対応する突起の１つと、同一平面であわさることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートのそれぞれは、熱硬化性もしくは熱可塑性のプラスチック材料、ポリマー材、金属および板材のうちのひとつで形成されていることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートのそれぞれは、補強繊維を含むことを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記各突起は、扁平な先端を有し、当該第１のシートの前記各突起は、当該第２のシートにおいて対応する前記突起と、当該突起の扁平な先端全体であわさることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートと前記第２のシートとの間の複数の空隙内には、気泡材が配置されていることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記複数の空隙内に配置される前記気泡材は、断熱性および遮音性のうちの少なくとも１つの特性を備えていることを特徴とする請求項２５に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、実質的に堅固であることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、前記第１のシートおよび前記第２のシートにおける突起のない位置において、当該第１のシートおよび第２のシートの双方を支えるのに十分な大きさを有することを特徴とする請求項２７に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、六角形状を有する空隙の一つの中に配置され、当該細長い補強部材は、前記第１のシートおよび前記第２のシートにおいて突起を形成しない部位である六角形の対向辺を支えていることを特徴とする請求項２８に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、中空であり、供給ダクトとして使用されるのに適していることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、まっすぐであり、前記第１のシートおよび前記第２のシートの全域にわたって伸びていることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記空隙内に配置された前記複数の細長い補強部材は、
第１の細長い補強部材と、
当該第１の細長い補強部材と接合箇所にて連結する第２の細長い補強部材と、
から成ることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１の細長い補強部材および前記第２の細長い補強部材は、互いに垂直に伸びていることを特徴とする請求項３２に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、屈曲していることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記各突起は、円錐形でかつ、尖った先端を有しており、当該第１のシートの前記各突起は、当該第２のシートにおいて対応する前記突起の１つと、前記突起の尖った先端であわさることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記細長い補強部材は、実質的に堅固であり、前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記突起のない位置で、当該第１のシートおよび第２のシートの双方を支えるのに十分な大きさを有することを特徴とする請求項３５に記載のパネル。
前記第１の突起および前記第２の突起のそれぞれは、中がつまっていることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第２のシートに面していない前記第１のシートの面には、当該第２のシートへ向かって窪む窪みが存在せず、当該第１のシートに面していない当該第２のシートの面には、当該第１のシートに向かって窪む窪みが存在しないことを特徴とする請求項３７に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記突起のそれぞれは、中空であることを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第２のシートに面していない前記第１のシートの面において前記突起の存在する位置には、目視可能な窪みが存在すると共に、当該第１のシートに面していない当該第２のシートの面において前記突起の存在する位置には、当該第１のシートに向かって窪む、目視可能な窪みが存在することを特徴とする請求項３９に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記各突起は、正方格子の交点に配列され、かつ当該正方格子の大きさは、細長い補強部材を受容するだけの閉塞されないまっすぐな空隙を形成するために、十分な広さを備えていることを特徴とする請求項４０に記載のパネル。
前記目視可能な窪みの間に形成される前記第１のシートおよび前記第２のシートの各面積は、当該第１のシートおよび第２のシートのそれぞれの全体の面積の半分よりも実質的に大きいことを特徴とする請求項４０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートにおいて対応する一組の前記突起のそれぞれは、当該第１のシートと当該第２のシートとの間に伸びる柱を形成することを特徴とする請求項２０に記載のパネル。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記各突起は、実質的に中がつまっていることを特徴とする請求項４３に記載のパネル。
予備成形された複数の突起を有する第１の実質的に平坦なシートを供給するステップと、
予備成形された複数の突起を有する第２の実質的に平坦なシートを供給するステップと、
当該第１のシートの複数の突起の先端と、当該第２のシートの複数の突起の先端とをあわせるステップと、
当該突起の先端を加熱して、当該各先端部分の材料を柔らかくするステップと、
互いに接触している当該第１のシートおよび第２のシートの上記突起の先端を溶融して、当該第１のシートおよび第２のシートの上記突起の先端における接触部分に、中がつまった溶融体を形成するステップと、
を備えることを特徴とするパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートの前記突起の先端をあわせるステップは、細長い補強部材のまわりで先端をあわせることにより行われ、当該細長い補強部材は、当該第１のシートと当該第２のシートとの間の空隙内に配置されることを特徴とする請求項４５に記載のパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートにおける前記突起の先端をあわせた後に、当該第１のシートと当該第２のシートとの間の空隙内に軸方向に沿って細長い補強部材を配置するステップを備えることを特徴とする請求項４５に記載のパネルの成形方法。
複数の発熱体をそれぞれ有する第１のローラおよび第２のローラには、前記第１のシートおよび前記第２のシートが連続的に供給され、
前記加熱するステップは、当該第１のローラおよび第２のローラの上記発熱体によって実施されることを特徴とする請求項４７に記載のパネルの成形方法。
第１の実質的に平坦なシートを供給するステップと、
第２の実質的に平坦なシートを供給するステップと、
当該第１のシートおよび第２のシートを、互いに接触させてあわせるステップと、
突起が設けられている上記第１のシートおよび上記第２のシート上の各位置へ局部的に熱を加えて、上記第１のシートおよび上記第２のシートにおいて対応する加熱された部位を融合するステップと、
溶融開始後でありかつ、上記第１のシートおよび上記第２のシートが完全に冷却される前に、上記第１のシートおよび上記第２のシートを互いに引き離して、当該第１のシートおよび第２のシートの溶融位置に、シート間の突起を形成するステップと、
上記第１のシートおよび上記第２のシートが冷却するまで、互いに離間する位置に、上記第１のシートおよび上記第２のシート維持させるステップと、
を有することを特徴とするパネルの成形方法。
前記第１のシートと前記第２のシートとの間に形成される空隙内に、細長い補強部材を配置させることを特徴とする請求項４９に記載のパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートを互いに引き離すステップは、パネルの外側から吸引することにより行われることを特徴とする請求項４９に記載のパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートを互いに引き離すステップは、当該第１のシートと当該第２のシートとの間に物質を吹き込んで、当該第１のシートおよび第２のシートを強制的に引き離すことによって行われることを特徴とする請求項４９に記載のパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートにおいて前記突起が設けられているそれぞれの前記各位置のまわりに、２次的な加熱領域を備えることを特徴とする請求項４９に記載のパネルの成形方法。
前記２次的な加熱領域が適用されるステップは、当該２次的な加熱領域を備える部分では、前記第１のシートおよび前記第２のシートの材料を融合しないことを特徴とする請求項５３に記載のパネルの成形方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートにおける前記２次的な加熱領域の材料は、当該第１のシートおよび第２のシートを互いに引き離す際に、前記突起の側壁を形成することを特徴とする請求項５４に記載のパネルの成形方法。
前記２次的な加熱領域を適用するステップは、前記局部的加熱を行う温度よりも低い温度で行うことを特徴とする請求項５３に記載のパネルの成形方法。
前記２次的な加熱領域を適用するステップは、前記局部的加熱を行う時間よりも短い時間で行うことを特徴とする請求項５３に記載のパネルの成形方法。
複数の発熱体および複数の吸引体をそれぞれ有する第１のローラおよび第２のローラに向かって、前記第１のシートおよび前記第２のシートが連続的に供給され、前記局部的加熱を適用するステップは、当該第１のローラおよび第２のローラの上記発熱体によって行われ、当該第１のシートおよび第２のシートを引き離すステップは、当該第１のローラおよび第２のローラの上記吸引体によって行われることを特徴とする請求項４９に記載のパネルの方法。
前記第１のシートおよび前記第２のシートが、前記第１のローラおよび前記第２のローラへ向かって連続的に供給されている間に、当該第１のシートおよび第２のシートとの間に形成される空隙内に、細長い補強部材を供給することを特徴とする請求項５８に記載のパネルの成形方法。