JP2007514622A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 巻上げロープを設けたエレベータの場合におけるエレベータの巻上げ機能の最新化方法において、前記エレベータかごの懸垂比を最新化に関して大きくし、前記ロープ懸垂装置に少なくとも２つの方向転換プーリを設け、該方向転換プーリの周りを前記巻上げロープが走るように設けて、該巻上げロープの走行方向において前記第１の方向転換プーリ７は、前記釣合い重りへ連結されている方向転換プーリおよびの間にあり、前記巻上げロープの走行方向において、前記第２の方向転換プーリは、前記エレベータかごへ連結されている方向転換プーリおよびの間にあることを特徴とするエレベータの巻上げ機能の最新化方法。
2. 請求項１に記載の方法において、前記ロープ懸垂装置を４：１懸垂として実施し、エレベータかごを動かす場合、前記釣合い重りに連結されている平行な方向転換プーリおよびと、前記エレベータかごへ連結されている平行な方向転換プーリおよびが、前記ロープ／方向転換プーリの配置に応じて、同一の方向、または相反する方向のいずれかに回転して、前記４：１懸垂のエレベータの平行な方向転換プーリの周速が２：１になるように、各エレベータロープを前記ロープ懸垂装置に設けることを特徴とする方法。
3. 請求項１または２に記載の方法において、より大きな懸垂比を実行するロープ懸垂装置の設置に関連して、前記機械室と前記エレベータシャフトとの間のすべての必要とされるロープの通過を、該機械室の床にすでに作られている開口部を通して行ない、該開口部を、必要な場合、拡大することを特徴とする方法。
4. 請求項１、２または３に記載の方法において、設置に関して、前記機械室の台板構体には少なくとも２つの水平ビームを設け、該水平ビームのそれぞれには少なくとも１つの方向転換プーリを調節用要素によって取り付けて、該方向転換プーリの回転面を該調節用要素を水平に回転させることによって所望のように調節し、該調節用要素へ連結された複数の該巻上げロープ固定手段を同時に回転させることを特徴とする方法。
5. 少なくとも１つの巻上げロープおよび１つの機械室を設けたエレベータの懸垂装置を、より大きな懸垂比の懸垂装置に変更し、少なくとも釣合い重りへ連結した方向転換プーリと、前記エレベータかごへ連結した方向転換プーリとを有するエレベータ最新化装置において、少なくとも２つの方向転換プーリが前記ロープ懸垂装置に配置され、前記巻上げロープが前記方向転換プーリの周囲に設けられ、該巻上げロープは、前記釣合い重りへ連結されている第１の方向転換プーリから前記ロープ懸垂装置の第１の方向転換プーリを廻って、前記釣合い重りへ連結されている前記第２の方向転換プーリへ送られ、さらに前記巻上げロープは、前記エレベータかごへ連結されている前記第１の方向転換プーリから前記ロープ懸垂装置の第２の方向転換プーリを廻って前記エレベータかごへ連結されている前記第２の方向転換プーリへ送られることを特徴とするエレベータ最新化装置。
6. 請求項５に記載のエレベータ最新化装置において、前記懸垂装置は４：１の懸垂装置であり、方向転換プーリおよびは前記釣合い重りの頂部に同軸上に並べて配され、前記ロープ／方向転換プーリの懸垂装置に応じて、同一の方向あるいは相反する方向のいずれかに互いに独立して回転させるように配設されて、４：１懸垂の前記エレベータの平行な方向転換プーリの周速が２：１であり、方向転換プーリおよびは前記エレベータかごの頂部に同軸上に並べて配し、さらに前記ロープ／方向転換プーリの懸垂装置に応じて、同一の方向あるいは相反する方向のいずれかに互いに独立して回転するように配設して、４：１懸垂のエレベータの平行な方向転換プーリの周速が２：１であることを特徴とするエレベータ最新化装置。
7. 請求項５または６に記載の最新化装置において、前記機械室の台板構体に少なくとも２つの水平ビームを設け、該水平ビームのそれぞれに対して少なくとも１つの方向転換プーリを調節用要素によって取り付けて、該方向転換プーリの回転面を、該調節用要素を水平に回転させることによって所望のように調節することを特徴とする最新化装置。
8. 請求項５、６または７に記載の最新化装置において、前記方向転換プーリを支持している支持シャフトは前記調節用要素の上部へ固定されて、該シャフトは該調整用要素とともに回転することが可能であり、前記巻上げロープ固定手段は前記調節用要素の下部へ固定されて、該調節用要素とともに回転することが可能であり、前記方向転換プーリおよび前記固定手段の相互の位置を不変に保つことを特徴とする最新化装置。
9. 請求項５から８までのいずれかに記載の最新化装置において、前記方向転換プーリの支持シャフトは前記機械室の床の開口部を貫通し、該方向転換プーリは前記エレベータシャフト内で前記機械室の床よりも下に配置されることを特徴とする最新化装置。