JP2007512679A - 燃料電池システムおよびそのためのブラケット - Google Patents
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Abstract
少なくとも1つの燃料電池スタックと多数の周辺装置を有する燃料電池システムのブラケットが開示される。このブラケットは、第1と第2の離間したサイドフレームを含み、これらのサイドフレームは1つまたはそれより多くのエンドフレームによって互いに連結する。第1のサイドフレームと第2のサイドフレームは1つまたはそれより多くの燃料電池スタックの一部を取り囲む。燃料電池スタックは第1のサイドフレームと第2のサイドフレームとの間に取り外し可能に取り付けられ、周辺装置はサイドフレームの外面に取り外し可能に取り付けられる。燃料電池システムも開示される。この燃料電池システムは、1つまたはそれより多くの燃料電池スタックと1つまたはそれより多くの周辺装置を含む。燃料電池スタックと周辺装置は、上述のようにブラケットに取り外し可能に取り付けられる。
Description
本発明は燃料電池システムのメインブラケットに関し、より具体的には、燃料電池スタック、周辺装置、燃料電池スタック用の配管を取り付けるためのメインブラケットに関する。
燃料電池は、種々の用途で利用可能な、クリーンで効率的かつ環境に優しい動力源として提案されてきた。燃料電池は、燃料(典型的には水素)と酸化剤(典型的には空気)を2つの適切な電極と電解質に接触させることで起電力を生成する電気化学デバイスである。例えば水素ガスなどの燃料を第1の電極、即ち陽極に誘導する。そこで燃料は電解質の存在下で電気化学的に反応して電子と陽イオンを生成する。電子は、陽極から電極間に接続された電気回路を通って第2の電極、即ち陰極へと伝導される。陽イオンは、電解質を通って陰極へと移動する。同時に酸素ガスまたは空気などの酸化剤が陰極へと誘導される。そこで酸化剤は電解質と触媒の存在下で反応して陰イオンを生成し、電気回路を循環する電子を消費する。陽イオンは第2の電極で消費される。第2の電極即ち陰極で形成された陰イオンは、陽イオンと反応して反応生成物を形成する。或いは陽極を燃料極または酸化極と称し、陰極を酸化剤極または還元極と称することもできる。2つの電極における半電池反応はそれぞれ以下の通りである。
H2→2H++2e-
1/2O2+2H++2e-→H2O
H2→2H++2e-
1/2O2+2H++2e-→H2O
外部の電気回路が燃料電池から電流を引き出し、電力を受け取る。燃料電池の全体的な反応によって、上に書いた半電池反応それぞれを合わせたものによって示されるように電気エネルギーが生成される。水と熱が、この反応の典型的な副産物である。したがって発電に燃料電池を使用することによって、化石燃料の燃焼または核活動による発電と比較して潜在的な環境保全上の利点が与えられる。用途の幾つかの例として、住居用の分散発電やエミッションレベルを低下させるための自動車用電力システムがある。
実際には、燃料電池は単一ユニットとして作動しない。むしろ燃料電池は、順に重ねて直列に接続されるかまたは並列に配置されることで、燃料電池スタックと通常呼ばれるものを形成する。燃料、酸化剤、冷却液は、運搬サブシステムを介して燃料電池スタックへと供給される。スタック内にはカレントコレクタ、セルとセルのシール、絶縁体もあり、必要な配管や機器は燃料電池スタックの外部に設けられる。
燃料電池スタックは、燃料電池で動く電気自動車、住居用発電機、補助電源装置、無停電電源などの種々の用途における電源として使用されきた。発電の用途で使用される燃料電池スタックの場合、この燃料電池スタックは最適またはより適当な動作のために周辺プレコンディショニング装置に依存するため、多くの周辺装置、調整装置が必要である。こういった装置間の接続のために、広範囲に及ぶ配管や給排水作業も必要となる。
例えば燃料電池スタックの燃料ガスが純粋な水素ではなく水素含有物質(例えば、天然ガス)の場合、水素含有物質を改質して純粋な水素を燃料電池スタックに提供するために、燃料運搬サブシステムには通常改質装置が必要になる。さらに燃料電池の電解質がプロトン交換膜の場合では、陽極から陰極へプロトンを伝導させやすくするために、または膜の電導性を維持するために、現在利用可能な大部分の膜には湿潤な表面が必要であり、燃料電池スタックに入る前に燃料または酸化剤ガスを加湿するために加湿器が通常必要になる。さらに大部分の従来の燃料電池システムは、燃料電池の反応で生成された熱を消散させ、冷却液を燃料電池スタックに提供し、プロセスガスを加熱または冷却するために、ガスおよび冷却液運搬サブシステムで幾つかの熱交換器を利用する。幾つかの用途では、プロセスガスまたは冷却液を燃料電池スタックに入れる前に加圧する必要があるかもしれないため、コンプレッサやポンプを運搬サブシステムに追加するかもしれない。こういった周辺装置は普通、集合的に「バランスオブプラント(BOP)」と呼ばれ、この用語は特定の燃料電池スタック構造の動作に必要なあらゆる周辺装置を包含する。
燃料電池スタックやこういった周辺装置は普通、パワーモジュールとして一緒に包装され、このモジュールは普通、車両の用途または他の携帯用の用途などのスペースの限られた狭い環境に配置される。通常、多数の取り付け固定具が必要になる。従来の燃料電池システムでは、コンパクトなパワーモジュールを構成するために、周辺装置を重ねて取り付けたり、幾つかの装置を燃料電池スタックなどの1つの大きな装置に取り付けたりするのが普通である。しかしながらこのパワーモジュールの構成方法は、多数の問題を引き起こす。第1に、(燃料電池スタックなどの)任意の構成要素のメンテナンスまたは交換が必要な場合、この構成要素に取り付けられている他の構成要素を外さなければならず、これには(1つまたはそれより多くの周辺装置などの)関連する構成要素をさらに分解する必要が生じるのが普通である。交換のメンテナンスが完了した後、パワーモジュールを再度組み立てなければならず、これには新しいパワーモジュールを組み立てるのと同じ程度の労力または時間が必要になる。さらにパワーモジュールの構成要素間の取り付け関係が、他の構成要素の性能に悪影響を与える可能性がある。車両の用途または携帯用の用途では、パワーモジュールは通常動いている。振動、震えまたは揺れによって構成要素の位置ずれが生じる可能性がある。従来のシステムでは、1つの構成要素の位置ずれが他の構成要素に直接影響を及ぼす。このことが、従来のシステムを好ましくない動作環境に対して柔軟性がなく脆弱なものにしている。
したがって、組み立てや維持がしやすく、振動や他の好ましくない条件に対してより柔軟性のあるパワーモジュールに対するニーズが存在する。
本発明の第1の態様によると、少なくとも1つの燃料電池スタックと複数の周辺装置を有する燃料電池システムのブラケットが提供される。このブラケットは、a)第1のサイドフレームと、b)この第1のサイドフレームから離間しこれと動作上接続する第2のサイドフレームを含む。第1のサイドフレームと第2のサイドフレームが、少なくとも1つの燃料電池スタックの少なくとも一部を取り囲む。第1および第2のサイドフレームは、その間に少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に取り付けるように構成される。第1および第2のサイドフレームは、複数の周辺装置を第1のサイドフレームおよび第2のサイドフレームの1つまたはそれより多くの任意の面に取り外し可能に取り付けるように構成される。周辺装置は、一方または両方のサイドフレームの外面に取り付けられるのが好ましい。
本発明の第2の態様によると、電気化学電池システムが提供される。この電気化学電池システムは、a)少なくとも1つの燃料電池スタックと、b)この少なくとも1つの燃料電池スタックに動作上接続する複数の周辺装置と、c)少なくとも1つの燃料電池スタックの少なくとも一部を取り囲むブラケットと、を含む。このブラケットは、その中に少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に取り付けるように構成される。ブラケットは、その外面に複数の周辺装置を取り外し可能に取り付けるように構成される。
本発明の燃料電池システムおよびブラケットによって、修理などのための1つまたはそれより多くの燃料電池スタックの取り外しがし易くなると同時に、燃料電池システムの一部をなす周辺装置の分解の必要性が低減する。
本発明をよりよく理解し、本発明がどのように実行に移されるかをより明確に示すために、本発明の好適な実施形態を一例として示す添付図面を参照する。本発明の特徴および利点は、その好適な実施形態の以下の詳細な説明に照らすことでより明らかとなるであろう。
図16aおよび16bは従来の燃料電池システム900を示し、そこでは周辺装置が燃料電池スタック912に取り付けられている。この燃料電池システム900には、上述の欠点がある。
図1a〜1gは、本発明の第1の実施形態のメインブラケット100を有する燃料電池システム10を示す。燃料電池システム10はあらゆる構造をとることができ、燃料電池スタックは固体高分子型(PEM)燃料電池、固体酸化物形燃料電池、アルカリ形燃料電池などのあらゆる種類の燃料電池を備えることができることが理解されるであろう。燃料電池システムの周辺構成要素や燃料電池の種類は、本発明の一部を形成するものではない。燃料電池システムの例は、本出願人による米国同時係属出願番号第10/122,125号および第10/122,137号に開示されており、これらは全体として本明細書中に参照によって援用される。2004年8月26日に出願された「電気化学電池スタックをそのオペレーティングシステムに取り外し可能に装着するための装置(Apparatus for Removably Attaching an Electrochemical Cell Stack to Its Operating System)」というタイトルの、本出願人による米国同時係属出願(出願番号はまだ与えられていない)も本明細書中に参照として援用される。当業者なら、本発明のブラケットおよびシステムが電気分解器を含む(がこれに限定しない)あらゆる電気化学電池システムを含み得ることも理解するであろう。
図1a〜1gの燃料電池システム10は、2つの燃料電池スタック12および14を有する。メインブラケット100は第1と第2のサイドフレーム116、118を有し、これらはそれぞれ第1と第2のエンドフレーム120、122によって連結している。第1および第2のサイドフレーム116、118と第1および第2のエンドフレーム120、122が2つの燃料電池スタック12および14を取り囲み、種々の周辺装置を支持する。具体的には、第1のマニホールド24が第1のサイドフレーム116の外面に取り付けられ、第2のマニホールド26が第2のサイドフレーム118の外面に取り付けられて、燃料、酸化剤、冷却液などのプロセス流体を燃料電池スタック12、14に供給し、反応しない流体を燃料電池スタック12、14の外へと方向付ける。第1と第2のマニホールド24、26は、燃料電池スタック12、14の両方に接続するサイアミーズマニホールド (siamese manifold) であることが好ましい。チューブ28が第1のマニホールド24に接続されてプロセス流体を運搬し、水分離器30がチューブ28に接続されて、プロセス流体から液体水を分離する。別のチューブ38が水分離器30に接続されて、プロセス流体を方向付ける。図1aおよび1bに最もよく示されているように、チューブ28および38はメインブラケット100に直接取り付けられておらず、周辺装置に取り付けられている。しかしながら、チューブ28、38は第1のサイドフレーム116に装着されることもできる。チューブ28、38は、第1のサイドフレーム116の長手方向にほぼ沿って、また第1のサイドフレーム116に隣接して延出する。
図1a〜1cを参照すると、冷却液ポンプ32が第1のサイドフレーム116の一端付近のスルーホールを通過し、このサイドフレームに取り付けられる。チューブや他の接続手段は示されていないが、冷却液ポンプ32が冷却液をマニホールド24または26に供給し、次いで燃料電池スタック12、14に供給することが理解できる。燃料再循環ポンプ34がメインブラケット100の第1のエンドフレーム120に取り付けられる。流体接続手段は同様に示されていないが、燃料再循環ポンプ34が、上述の米国特許出願に記載されているように、燃料電池スタック12、14の陽極排出口からの燃料をその陽極入口へと再循環することが理解できる。したがって、燃料再循環ポンプ34が第1のマニホールド24と第2のマニホールド26のいずれか1つまたはその両方に流体連通していることが理解できる。
電気制御ユニット36が第1のエンドフレーム120に取り付けられる。このユニットは、種々の周辺装置の動作を制御する役目を果たす。燃料電池電圧監視ユニット40が、第1のエンドフレーム120の反対側の2つのサイドフレーム116、118の端に位置する第2のエンドフレーム122に取り付けられる。この燃料電池電圧監視ユニット40は燃料電池スタック12、14内の燃料電池の電圧を監視し、電気制御ユニット(ECU)36または燃料電池システム10の外部にある他の分析装置に電気接続することができる。
図1a〜1gは、典型的な周辺装置を有する燃料電池システムの1つの例示的な構造を概略的に示すことのみを意図している。当業者なら、種々の周辺装置を利用した多くの燃料システム構造が可能で、1つまたはそれより多くの燃料電池スタックと組み合わせてブラケットに取り付けられる周辺装置またはバランスオブプラントのあらゆる構造が本発明の範囲内にあることを理解するであろう。
図2a〜2dは、周辺装置が取り付けられていない、本発明のメインブラケット100の第1の実施形態を示す。図3a〜5cは、メインブラケット100の各フレーム116、118、120、122の詳細な構造を示す。メインブラケット100とそのフレームの構造を、1つの例示的な動作位置で詳細に説明する。したがって、「上」、「下」といった言葉は、燃料電池システムの動作位置にしたがって解釈すべきである。しかしながら当業者なら、メインブラケット100があらゆる向きで動作可能なことを理解するであろう。サイドフレームおよびエンドフレームは、シートもしくはプレート形状の金属またはプラスチックなどの他の材料からなる。2つの離間したサイドフレーム116、118はそれぞれほぼ細長い形状で、エンドフレーム120、122がその2つの端付近でサイドフレーム116、118に接続する。第1のサイドフレーム116は、第1のエンドフレーム120の垂直部分140と第2のエンドフレーム122の垂直部分142との間に位置する中央部分116aを含む。第1のサイドフレーム116はまた、垂直部分140と142の外側にそれぞれ2つの端部分116bおよび116cも含む。
本実施形態では、図1a〜1gに示すように、メインブラケット100は2つの燃料電池スタック12、14の側部を取り囲む。好ましくは平坦なサイドフレーム116および118は、作業時に垂直に配置される。各サイドフレームは、その外面に取り付けられたマニホールド24、26を有する。図2aに最もよく示されるように、少なくとも1つのスロット132が第2のサイドフレーム118に設けられ、同様に少なくとも1つのスロット130が第2のサイドフレーム116に設けられる。一例として、スロット130の第1の対とスロット132aの第2の対が本実施形態では示されている。サイドフレーム116および118それぞれのスロット130の対とスロット132の対によって、マニホールド24および26がそこを通って燃料電池スタック12および14に取り付けられることができる。マニホールド24および26はまた、サイドフレーム116および118に取り付けられるように構成することもできる。こういった変形例では、スルーホールをサイドフレーム116および118に設ける必要がある。スロット130の第1の対およびスロット132の第2の対は、同じ寸法の2つの燃料電池スタック12および14に接触できるように、概して中央部分116a、118aの中心に設けられる。
続けて図3a〜3dを参照すると、第1のサイドフレーム116の中央部分116aの上端を折り曲げて上フランジ126を形成する。第1のサイドフレーム116の中央部分116aの下端も折り曲げて下フランジ134を形成する。上フランジ126と下フランジ134は両方とも、第1のサイドフレーム116の中央部分116aの長手方向の広がりに沿って延出する。複数のスルーホール129が上フランジ126に設けられ、複数のスルーホール136が下フランジ134に設けられる。上フランジ126は、燃料電池スタック12および14の上部にカバーを固定するために使用することができる。しかしながらこのカバーは必須ではないため、本実施形態では図示しない。下フランジ134は、燃料電池システム10の組み立て時に燃料電池スタック12および14を支持する。スルーホール136はねじとボルトを収容して、燃料電池スタック12および14を下フランジ134に固定する。サイドフレーム116の端部分116b、116cの形状は、燃料電池システム10の構成要素の構造に依存する。スルーホール144を端部分に設けて、周辺装置をフレームに固定することができる。本実施形態では、スルーホール146が端部分116bに設けられて、図1a〜1gに示す冷却液ポンプを収容する。凹部分154を端部分116cに設けることで、燃料電池システム10の構成要素または周辺装置をサイドフレーム116から突出させることができる。端部分116bの下部には内方屈曲部分148と上方突出部分150がある。同様に、端部分116cの下部には内方屈曲部分152と上方突出部分156がある。上方突出部分150および156は、第1のエンドフレーム120の水平部分160と第2のエンドフレーム122の水平部分162をそれぞれ支持する。取り付けスロット164が端部分116bの上端付近に設けられてエンドフレーム120のほぞ (tenon) を収容し、ほぞ差し (tenon joint) を形成する。切り欠き165が端部分116bの下端付近に設けられており、ここを通ってエンドフレーム120のほぞが挿入され、ほぞ差しを形成することができる。同様に、取り付けスロット166が端部分116cの上端付近に設けられ、取り付けスロット168が端部分116cの下端付近に設けられ、切り欠き167が端部分116cの端に設けられて、端部分122のほぞを収容する。図3a〜3dに示すように、取り付けスロットを中央部分116aや下フランジ134に設けてサイドフレーム116aに装置を装着することもできる。しかしながらこういった取り付けスロットの数や位置は、燃料電池システムの構造に依存する。
第2のサイドフレーム118の詳細な構造は、スルーホールおよび/または取り付けスロットの実際の位置が異なることを除けば、第1のサイドフレーム116にほぼ対称である。したがって、第2のサイドフレーム118についてはさらに説明しない。上述のように、スルーホールの位置は燃料電池システムの特定の構造に依存する。
図4aおよび4bを参照すると、第1のエンドフレーム120は垂直部分140と水平部分160を有する。垂直部分140には複数の取り付けスロット176および178が設けられる。同様に水平部分160には、ボルトのねじなどの固定具を使用して周辺装置を取り付けるために複数のスルーホール180が設けられる。水平部分160の幾つかの部分を切り取って、周辺装置のパーツを通過させることができる。垂直部分140の上端を折り曲げてフランジ172を形成する。上述のカバーを取り付けるために、スルーホール174が設けられる。水平部分160の端も折り曲げてフランジ170を形成する。周辺装置を取り付けるため、またはメインブラケット100を車両のシャシーなどの意図する場所に取り付けるために、スルーホール182が設けられる。フランジ172の各端にはほぞ171が設けられ、第1のサイドフレーム116の取り付けスロット164と第2のサイドフレーム118の対応する取り付けスロットに挿入されることで、ほぞ差しを形成する。同様にフランジ170の各端にはほぞ173が設けられ、サイドフレーム116の切り欠き165とサイドフレーム118の対応する切り欠きに挿入される。したがってエンドフレーム120は、2つのサイドフレーム116および118に取外し可能に組み付けられる。エンドフレーム120もシートまたはプレート形状の材料からなる。垂直部分140および水平部分160は、1枚のシートから一体的に構成されるのが好ましい。或いは、これらの部分を2枚またはそれより多くのシートから形成することもできる。
図5a〜5bを参照すると、第2のエンドフレーム122も、好ましくはワンピースのシートメタルまたはプレート形状の材料から構成される垂直部分142および水平部分162を有する。垂直部分142の上端を折り曲げてフランジ189を形成し、このフランジには上述のカバーを取り付けるための複数のスルーホール186が設けられる。この特定の実施形態では、フランジ189は(第1のエンドフレーム120のように)水平ではなく傾斜している。フランジ189の傾斜位置は必須ではなく、燃料電池システムの実際の構成に依存することが理解される。切り取り部分183が垂直部分142に設けられることで、周辺装置を通して燃料電池スタック12および14に接続させることができる。周辺装置を第2のエンドフレーム122に取り付けるために、取り付けスロット187が垂直部分142に設けられる。水平部分162の端を折り曲げてフランジ190を形成する。周辺装置を取り付けたり、またはメインブラケット100を車両のシャーシなどの意図する場所に取り付けたりするために、スルーホール188がフランジ190に設けられる。切り取り部分および取り付けスロット191を水平部分162に設けることができる。フランジ189の各端にはほぞ184が設けられて、第1のサイドフレーム116の取り付けスロット166と第2のサイドフレーム118の対応する取り付けスロットに挿入される。フランジ190の各端にはほぞ181が設けられて、第1のサイドフレーム116の切り欠き167と第2のサイドフレーム118の対応する切り欠きに挿入される。同様に水平部分162の各端にはほぞ185が設けられて、取り付けスロット168とサイドフレーム118の対応する取り付けスロットに挿入される。このようにして、エンドフレーム122がサイドフレーム116および118に組み付けられる。
図1a〜5dに示されるように、第1および第2のサイドフレーム116、118とエンドフレーム120、122がほぼ矩形のブラケット100を取り囲む。燃料電池スタック12および14はブラケット100の内側に取り付けられ、このブラケットは燃料スタック12、14の側部を取り囲む。上述し図1a〜gに示した種々の周辺装置が、ブラケット100の外側の周りに取り付けられる。
図6aおよび6bは、本発明の第2の実施形態のメインブラケット200を示す。第2の実施形態のメインブラケット200もほぼ矩形状で、第1と第2のサイドフレーム216、218と、第1と第2のエンドフレーム220、222を備える。サイドフレームおよびエンドフレームもまた、シート形状または他の平坦な材料からなる。好ましくは、一対のスロット230が第1のサイドフレーム216に設けられて、第1の実施形態で上述したようにマニホールドを受け取る。
図7を参照すると、メインブラケット200の第1のエンドフレーム220は垂直部分240と水平部分260を有する。垂直部分240の上端を折り曲げてフランジ272を形成する。水平部分260の端を折り曲げてフランジ270を形成する。燃料電池システムのカバー(図示せず)を取り付けるために、スルーホール274がフランジ272に設けられる。フランジ270は、周辺装置を取り付けたり、またはメインブラケットを車両のシャシーなどの意図する取り付け場所に取り付けたりするために、スルーホール282も含む。フランジ270の各端には取り付けスロット273が設けられ、フランジ272の各端にはほぞ271が設けられる。周辺装置を取り付けるために、スルーホール276および280が垂直部分242と水平部分280にそれぞれ設けられる。垂直部分240には切り取り部分278も設けられることで、そこを通って周辺装置をメインブラケット200に囲まれる燃料電池スタック(図示せず)の一部に接続させることができる。
図8a〜8cを参照すると、第2のエンドフレーム222は概して垂直部分242、水平部分262、そして垂直部分242と水平部分262とを接続する傾斜部分241を有する。垂直部分242、水平部分262、そして傾斜部分241は、単一のシート材料から一体的に構成される。或いは、こういった部分を別個のピースから形成して、連結させることもできる。複数の切り取り部分283が垂直部分242および傾斜部分241に設けられて、燃料電池の周辺装置を第2のエンドフレーム222を通し、燃料電池スタックに接続させることができる。垂直部分242の上部を折り曲げてフランジ289を形成し、このフランジは、上述のカバーを取り付けるために設けられた複数のスルーホール286を有する。水平部分262の端を折り曲げてフランジ290を形成し、このフランジは、周辺装置を取り付けたり、またはメインブラケットを車両のシャーシなどの意図する場所に取り付けたりするために設けられた複数のスルーホール288を有する。垂直部分の各端にはほぞ284が設けられ、水平部分262の各端にはほぞ285が設けられる。
図9a〜9cを一緒に参照すると、第2のサイドフレーム218は、(エンドフレーム220と222との間に配置される)中央部分218aと、(エンドフレーム220、222の外側に配置される)2つの端部分218bおよび218cを含む。第2のサイドフレーム218の中央部分218aの上端を折り曲げて上フランジ226を形成する。サイドフレーム218の中央部分218aの下端も折り曲げて下フランジ234にする。上フランジ226および下フランジ234は両方とも、サイドフレーム218の中央部分218aの長手方向の広がりに沿って延出する。複数のスルーホール229が上フランジ226に設けられ、複数のスルーホール236が下フランジ234に設けられる。上フランジ226は、カバー(図示せず)を燃料電池スタック(図示せず)の上部に固定するために使用する。下フランジ234は、燃料電池システムの組み立て時に燃料電池スタックを支持する。スルーホール236はねじやボルトなどの固定具を収容して、燃料電池スタックを下フランジ234に固定する。サイドフレーム218の端部分218b、218cの構造は、燃料電池システムの構成要素の構造に依存する。スルーホール214を端部分218bに設けて、サイドフレーム218に周辺装置を取り付け、周辺装置を所望するように配置することができる。凹部分254が端部分218cに設けられて、燃料電池システムの構成要素が第2のサイドフレーム218から突出できるようにする。端部分218bの下部には内方屈曲部分252と上方突出部分256がある。同様に端部分218cの下部には、内方屈曲部分248と上方突出部分250がある。上方突出部分250および256は、エンドフレーム220の水平部分260とエンドフレーム222の水平部分262をそれぞれ支持する。取り付けスロット264が端部分218bの上端付近に設けられて、エンドフレーム220のほぞ271を収容し、ほぞ差しを形成する。ほぞ265が端部分218bの下端付近に設けられて、エンドフレーム220の取り付けスロット273に挿入され、ほぞ差しを形成する。同様に取り付けスロット266が端部分218cの上端付近に設けられ、取り付けスロット268が端部分218cの下端付近に設けられて、エンドフレーム222のほぞ284、285をそれぞれ収容する。中央部分218aには、周辺装置をサイドフレーム218に取り付けるための複数のスルーホール201と切り取り部分203を設けることができ、燃料電池スタックと周辺装置とを接続させることができる。こういったスルーホールや切り取り部分の正確な数や位置は、燃料電池システムの構造に依存する。
簡潔にするために、第1のサイドフレーム216の詳細な構造についてさらに説明しない。その理由は、スルーホールおよび/または取り付けスロットの実際の位置が異なることを除けば、第1のサイドフレーム216に類似しているからである。上述のように、スルーホールの正確な位置は燃料電池システムの特定の構造に依存する。
図10aおよび10bは、本発明の第3の実施形態のメインブラケット310を有する燃料電池システム300を示す。図1a〜1gに示した燃料電池システム10と同様に、燃料電池システム300は、メインブラケット310内に配置されカバー340によって被覆される燃料電池スタック(図示せず)を有する。メインブラケット310は、2つのサイドフレーム316、318と、カバー340によって被覆されていて図面では見ることのできない2つのエンドフレームからなる。マニホールド324が第1のサイドフレーム316に取り付けられる。チューブ328がマニホールド324を水分離器330に接続し、この水分離器はメインブラケット310の一方のエンドフレームに取り付けられた陰極加湿ユニット334に接続する。チューブ328は、第1のサイドフレーム316の外面に沿って延出する。陽極加湿ユニット336が第2のサイドフレーム318の外面に取り付けられ、それに関連するチューブが第2のサイドフレーム318に沿って延出する。冷却液ポンプ332が、カバー340によって被覆されるエンドフレームの内側に取り付けられる。酸化剤送風機が第2のサイドフレーム318の外側に取り付けられる。
以下に説明する特徴を除いては、メインブラケット310のサイドフレーム316、318とエンドフレームは第1および第2の実施形態のものと同様の構造を有することが理解されるであろう。簡潔にするために、詳細な構造について再度説明はしない。図10aおよび10bから、燃料電池システム300は第1の実施形態の燃料電池システム10とは異なる構造を有するが、燃料電池スタックはやはりメインブラケット310内に配置され周辺装置はメインブラケット310の外面に取り付けられることが理解できる。
図11は、第4の実施形態のメインブラケット410を有する燃料電池システム400を示す。メインブラケット410は、2つのサイドフレーム416、418と少なくとも1つのエンドフレーム420を有する。燃料電池システムは、メインブラケット410内に取り囲まれた燃料電池スタック411を1つだけ有する。マニホールド424および426が燃料電池スタック411に直接取り付けられる。水分離器430、陰極加湿ユニット436、燃料再循環ポンプ434は全てメインブラケット410内に配置される。送風機438およびフィルタ440はそれぞれ2つのサイドフレーム416および418に取り付けられる。燃料電池スタック411が取り付けられる端と反対側のメインブラケット410の端は開いていてもよい。或いは、第2のエンドフレーム(図示せず)を設けてメインブラケット410を完成させてもよい。
図12a〜12cは、第5の実施形態のメインブラケット510を有する燃料電池システム500を示す。燃料電池システム500は、メインブラケット510内に配置されカバー540に被覆される1つの燃料電池スタック512を有する。メインブラケット510もほぼ矩形状で、2つのサイドフレーム516、518と2つのエンドフレーム520、522を有する。マニホールド524がメインブラケット516の外面に取り付けられてチューブ528に接続し、そのチューブは水分離器530に接続する。チューブ528は、サイドフレーム516に沿って延出する。水分離器530はさらに、サイドフレーム522に取り付けられた陰極加湿ユニット534に連通する。陽極加湿ユニット536がサイドフレーム518に取り付けられる。フィルタ542、燃料再循環ポンプ532、送風機538、電気制御ユニット544がエンドフレーム520に取り付けられる。図面から分かるように、サイドフレーム516、518とエンドフレーム520、522はカバーを固定するためのフランジを有する。
図13は、第6の実施形態のメインブラケット610を有する燃料電池システム600を示す。電気制御ユニット644がメインブラケット610内に配置されることを除けば、燃料電池システム600の構造は(図12a〜12cに示した)第5の実施形態に類似する。簡潔にするために、燃料電池システム600およびメインブラケット610についてここで詳細に説明はしない。
図14a〜14dは、第7の実施形態のメインブラケット710を有する燃料電池システム700を示す。図15a〜15dは、第7の実施形態のメインブラケット710を示す。本実施形態では、メインブラケット710は2つのサイドフレーム716、718からなり、こららのサイドフレームはその間に延出する下部フレーム720に接続する。下部フレーム720は平坦でもよいし、本実施形態に示すように屈曲部分722、724を含んでもよい。下部フレーム720の正確な構造は、燃料電池の周辺装置の構造に依存する。屈曲部分722および724は、前の実施形態のエンドフレームと同様の機能を果たす。(図14a〜14bに示した)燃料電池スタック712は下部フレーム720に取り付けられ、複数の周辺装置がメインブラケット710のサイドフレーム716、718の外面に取り付けられる。DC−DCコンバータ713などの幾つかの周辺装置が燃料電池スタックに取り付けられる。マニホールドプレート714が燃料電池スタック712に装着され、下部フレーム720に取り付けられる。こういったマニホールドプレートの例は、米国特許出願番号第09/900468号および第10/122137に見ることができる。加湿器715などの周辺装置をマニホールドプレート714に取り付けることができる。本実施形態では、サイドフレーム716、718は前の実施形態のサイドフレームほど垂直方向の広がりはなく、燃料電池の周辺装置の幾つかはメインブラケット710に直接取り付けられない。(特定の燃料電池システムの用途で望まれるように)サイドフレーム間のみに延出するのに対して、下部フレーム720はサイドフレーム716、718の一方または両方の外側に延出し得ることが理解されるであろう。取り付け穴、スロット、切り取り部分などのメインブラケット710の他の特徴は前の実施形態のものと同様の機能を果たすため、さらに詳細に説明はしない。
本発明の趣旨は燃料電池システムを統合するためのメインブラケットの提供であることを理解されたい。燃料電池スタックの種類や内部構造は、本発明の設計に影響を及ぼさない。換言すると、本発明は種々の燃料電池、電気分解器または他の電気化学電池システムに適用可能である。燃料電池スタックや周辺装置の位置、数、サイズ、パターンは、本明細書中で開示したものと必ずしも同一ではない。
当業者は、本発明の教示を学んだ上で、本明細書中に開示した実施形態に対して種々の変更を施すことができることが予想される。こういったあらゆる変更は、以下の特許請求の範囲で定義される本発明の保護範囲内にあるものと考えるべきである。
Claims (38)
- 少なくとも1つの燃料電池スタックと複数の周辺装置を有する燃料電池システムのブラケットであって、
a)第1のサイドフレームと、
b)前記第1のサイドフレームから離間し、前記第1のサイドフレームに動作上接続する第2のサイドフレームと、を含み、
前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの少なくとも一部を取り囲み、
前記第1および第2のサイドフレームは、前記少なくとも1つの燃料電池スタックを前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームとの間に取り外し可能に取り付けるように構成され、
前記第1および第2のサイドフレームは、前記複数の周辺装置を前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方の任意の面に取り外し可能に取り付けるように構成される、ブラケット。 - 前記複数の周辺装置が、前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方の外面に取り外し可能に取り付けられるように構成される、請求項1記載のブラケット。
- 前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方がスロットを定め、当該スロットは前記周辺装置と前記少なくとも1つの燃料電池スタックとの間を流体連通させるように構成される、請求項2記載のブラケット。
- 前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方がスルーホールを定めて、前記周辺装置をサイドフレームの外面に取り外し可能に取り付けるようにする、請求項3記載のブラケット。
- 前記第1および第2のサイドフレームを接続する少なくとも1つのエンドフレームをさらに含み、
前記少なくとも1つのエンドフレームと前記第1および第2のサイドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの一部を取り囲み、
前記少なくとも1つのエンドフレームがその上に前記複数の周辺装置の一部を取り外し可能に取り付けるように構成される、請求項4記載のブラケット。 - 第1のエンドフレームと、
当該第1のエンドフレームから離間し、前記第1のエンドフレームと対向関係にある第2のエンドフレームと、をさらに含み、
前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームが矩形状を形成し、
前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの一部を取り囲む、請求項5記載のブラケット。 - 前記少なくとも1つの燃料電池スタックは4つの側部を定め、前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの4つの側部を取り囲む、請求項6記載のブラケット。
- 前記第1および第2のサイドフレームはほぞ差しによって前記第1および第2のエンドフレームに接続する、請求項6記載のブラケット。
- 前記第1および第2のサイドフレームがそれぞれ、
a)前記第1のエンドフレームと前記第2のエンドフレームとの間に位置する中央部分と、
b)前記第1および第2のエンドフレームの外側に位置する第1の端部分および第2の端部分とを定める、請求項8記載のブラケット。 - 前記第1および第2のサイドフレームはそれぞれ、その上に前記少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に取り付けるように構成され前記中央部分に接続する下フランジを含む、請求項9記載のブラケット。
- 前記第1および第2のサイドフレームはそれぞれ、その上にカバーを取り外し可能に取り付けるように構成され前記中央部分に接続する上フランジを含む、請求項10記載のブラケット。
- 前記第1および第2のエンドフレームはそれぞれ、前記周辺装置を取り外し可能に取り付けるための複数の開口を定める略垂直部分と略水平部分とを含む、請求項11記載のブラケット。
- 前記第1および第2のエンドフレームはそれぞれ、
前記略垂直部分に接続する上端フランジと、
前記略水平部分に接続する下端フランジとを含み、
前記上端フランジは前記カバーを取り外し可能に取り付けるように構成され、
前記下端フランジは前記ブラケットを意図する場所に取り付けるように構成される、請求項12記載のブラケット。 - 前記第2の端部分が前記複数の周辺装置の1つを収容するように構成された凹部分を定め、
前記複数の周辺装置の1つが前記第1のサイドフレームから突出する、請求項9記載のブラケット。 - 前記第1の端部分が、その上端近くに、前記第1のエンドフレームに接続するほぞに係合するように構成された取り付けスロットを定め、
前記ほぞと前記取り付けスロットが協働してほぞ差しを形成する、請求項9記載のブラケット。 - 前記サイドフレームおよび前記エンドフレームのそれぞれが単一ピースの材料から一体的に構成される、請求項15記載のブラケット。
- 前記少なくとも1つの燃料電池スタックが第1と第2の燃料電池スタックを含み、
前記第1のサイドフレームが第1のスロットと当該第1のスロット近くに第2のスロットを定め、
前記第1および第2のスロットは前記第1および第2の燃料電池スタックの隣接する端近くに配置され、マニホールドを取り外し可能に受け取るように構成され、
前記マニホールドが前記第1および第2の燃料電池スタックと流体連通するように構成される、請求項2記載のブラケット。 - 前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームとに接続する下部フレームをさらに含み、
当該下部フレームがその上に前記少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に固定するように構成される、請求項1記載のブラケット。 - 前記下部フレームは前記第1のサイドフレームの外面を越えて延出する、請求項18記載のブラケット。
- a)少なくとも1つの燃料電池スタックと、
b)前記少なくとも1つの燃料電池スタックに動作上接続する複数の周辺装置と、
c)前記少なくとも1つの燃料電池スタックの少なくとも一部を取り囲み、その中に前記少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に取り付けるように構成され、その外面に前記複数の周辺装置を取り外し可能に取り付けるように構成されるブラケットと、を含む電気化学電池システム。 - 前記ブラケットが、
a)第1のサイドフレームと、
b)当該第1のサイドフレームから離間し、前記第1のサイドフレームに動作上接続する第2のサイドフレームと、を含み、
前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの少なくとも一部を取り囲み、
前記第1および第2のサイドフレームは、前記少なくとも1つの燃料電池スタックを前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームとの間に取り外し可能に取り付けるように構成され、前記複数の周辺装置を前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方の外面に取り外し可能に取り付けるように構成される、請求項20記載のシステム。 - 前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方がスロットを定め、
当該スロットは前記周辺装置と前記少なくとも1つの燃料電池スタックとを流体連通させるように構成される、請求項21記載のシステム。 - 前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームの少なくとも一方がスルーホールを定め、前記周辺装置をサイドフレームの外面に取り外し可能に取り付けるようにする、請求項22記載のシステム。
- 前記ブラケットが前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームとを接続する少なくとも1つのエンドフレームを含み、
前記エンドフレームと前記第1および第2のサイドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの一部を取り囲み、
前記少なくとも1つのエンドフレームはその上に前記複数の周辺装置の一部を取り外し可能に取り付けるように構成される、請求項23記載のシステム。 - 前記ブラケットが、
第1のエンドフレームと、
当該第1のエンドフレームから離間し、前記第1のエンドフレームと対向関係にある第2のエンドフレームと、を含み、
前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームが矩形状を形成し、
前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームは前記少なくとも1つの燃料電池スタックの一部を取り囲む、請求項24記載のシステム。 - 前記少なくとも1つの燃料電池スタックは4つの側部を定め、前記第1および第2のサイドフレームと前記第1および第2のエンドフレームが前記少なくとも1つの燃料電池スタックの4つの側部を取り囲む、請求項25記載のシステム。
- 前記第1および第2のサイドフレームはほぞ差しによって前記第1および第2のエンドフレームに接続する、請求項25記載のシステム。
- 前記第1および第2のサイドフレームはそれぞれ、
a)前記第1のエンドフレームと前記第2のエンドフレームとの間に位置する中央部分と、
b)前記第1および第2のエンドフレームの外側に位置する第1および第2の端部分と、を含む請求項25記載のシステム。 - 前記第1および第2のサイドフレームはそれぞれ、その上に前記少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に取り付けるように構成され前記中央部分に接続する下フランジを含む、請求項28記載のシステム。
- 前記第1および第2のサイドフレームはそれぞれ、その上にカバーを取り外し可能に取り付けるように構成され前記中央部分に接続する上フランジを含む、請求項29記載のシステム。
- 前記第1および第2のエンドフレームはそれぞれ、前記周辺装置を取り外し可能に取り付けるための複数の開口を定める略垂直部分と略水平部分を含む、請求項30記載のシステム。
- 前記第1および第2のエンドフレームはそれぞれ、
前記略垂直部分に接続する上端フランジと、
前記略水平部分に接続する下端フランジとを含み、
前記上端フランジは前記カバーを取り外し可能に取り付けるように構成され、
前記下端フランジは前記ブラケットを意図する場所に取り付けるように構成される、請求項31記載のシステム。 - 前記第2の端部分が前記複数の周辺装置の1つを収容するように構成された凹部分を定め、
前記複数の周辺装置の1つが前記第1のサイドフレームから突出する、請求項28記載のシステム。 - 前記第1の端部分が、その上端近くに、前記第1のエンドフレームに接続するほぞに係合するように構成された取り付けスロットを定め、
前記ほぞと前記取り付けスロットが協働してほぞ差しを形成する、請求項28記載のシステム。 - 前記サイドフレームおよび前記エンドフレームのそれぞれが単一ピースの材料から一体的に構成される、請求項34記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの燃料電池スタックが第1および第2の燃料電池スタックを含み、
前記第1のサイドフレームが第1のスロットと当該第1のスロット近くに第2のスロットを定め、
前記第1および第2のスロットは前記第1および第2の燃料電池スタックの隣接する端近くに配置され、マニホールドを取り外し可能に受け取るように構成され、
当該マニホールドは前記第1および第2の燃料電池スタックと流体連通するように構成される、請求項21記載のシステム。 - 前記ブラケットが前記第1のサイドフレームと前記第2のサイドフレームとに接続する下部フレームをさらに含み、
当該下部フレームがその上に前記少なくとも1つの燃料電池スタックを取り外し可能に固定するように構成される、請求項21記載のシステム。 - 前記下部フレームは前記第1のサイドフレームの外面を越えて延出する、請求項37記載のシステム。
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