JP2001504979A - 液体冷却式の燃料電池バッテリー - Google Patents

液体冷却式の燃料電池バッテリー

Info

Publication number
JP2001504979A
JP2001504979A JP52415198A JP52415198A JP2001504979A JP 2001504979 A JP2001504979 A JP 2001504979A JP 52415198 A JP52415198 A JP 52415198A JP 52415198 A JP52415198 A JP 52415198A JP 2001504979 A JP2001504979 A JP 2001504979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
cooling
coolant
fuel cell
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52415198A
Other languages
English (en)
Inventor
ブーフナー ペーター
フォン ヘルモルト リットマー
ヴァイダース マンフレート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2001504979A publication Critical patent/JP2001504979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04007Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
    • H01M8/04029Heat exchange using liquids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/247Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2300/00Electrolytes
    • H01M2300/0017Non-aqueous electrolytes
    • H01M2300/0065Solid electrolytes
    • H01M2300/0082Organic polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも2つの燃料電池から成る、液体冷却部を備えたバッテリーであって、前記燃料電池が、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且つ気密に、また、電気的には絶縁するように互いに接続された各1つの陰極板と、膜・電極ユニットと、陽極板とを有しており、バッテリーが冷却液槽に浸漬されている形式のものに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体冷却式の燃料電池バッテリー 本発明は、少なくとも2つの燃料電池から成るバッテリーであって、前記燃料 電池が、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且つ気密に、また、電気 的には絶縁するように互いに接続された各1つの陰極板と、膜・電極ユニットと 、陽極板とを有している形式のものに関する。 バッテリーの個々の燃料電池全てがそれぞれ陰極板と陽極板とを有している形 式のバッテリーは従来、例えばドイツ連邦共和国特許第4442285号明細書 に基づき公知であるが、このような形式の燃料バッテリーの液体冷却の問題は今 日まで解決されていない。廃熱を利用する定常使用のためには、必要とされる熱 交換機と熱配分部とをコンパクトに維持するために、液状の冷却媒体が望ましい 。 液体冷却式の燃料電池バッテリーは公知であるが、これらの燃料電池バッテリ ーは、それぞれバッテリーの陽極端部と陰極端部にしか個別の接触板、又は極板 を有していない。バッテリーの内部では、これらの個別の接触板、又は極板は、 しばしば中空に構成されている、いわゆる二極板で代替される。公知の液体冷却 式のバッテリーの液状の冷却媒体は、前記の二極板の 中空室内に位置している。従来公知の二極板は、一方では個別に相並んで接続し ている燃料電池の陽極室に、且つ他方では陰極室に隣接している。従来のバッテ リーの組立てに際しては、個々の燃料電池の、膜・電極ユニットを備えた二極板 が積み重ねられて、ねじボルト、タイロッド、又は別の緊締装置によって互いに 機械的に接続される。端部には、各1つの個別の極板、又は接触板が位置してい る。このシステムは、フィルタプレス技術とも呼ばれる(例えばW.フィールシ ュティッヒ(W.Vielstich)著の「ブレンシュトフエレメンテ(Br ennstoffelemente)」、出版社Verlag Chemie GmbH、1965年、第171頁及び第201〜202頁参照)。 このフィルタプレス技術の重大な欠点は、燃料電池バッテリーの縁部シールに 対して非常に高い要求を課す必要があるということである。なぜならば、各反応 媒体、つまり酸化剤と、燃料と、冷却媒体とを互いに確実にシールしなければな らないからである。二極板の縁部においては、例えば従来は、酸化剤と燃料とが 互いに混じり合うことは不可能であることを保証しなければならない、特に慎重 な配慮を要する、緩衝領域無しの直接的なシールが必要とされていた。縁部シー ルに対するこのような要求がバッテリーの製作費に表れるのは当然である。従っ て、従来公知のフィルタプ レス技術を、上で引用したドイツ連邦共和国特許第4442285号明細書に開 示されたような空冷式の燃料電池においてだけでなく、液体冷却式の燃料電池バ ッテリーにおいても克服するという要求が生じる。 従って本発明の課題は、陰極室と陽極室との間の直接的な縁部シール無しで構 成された、複数の燃料電池から成る液体冷却式のバッテリーを提供することであ る。 一般に本発明は、前掲のドイツ連邦共和国特許第4442285号明細書に開 示された、バッテリーの燃料電池ユニットの個別シールの原理を使用して、これ に基づき製作されたバッテリーが冷却液槽に浸漬される場合に可能であると理解 される。 本発明は、少なくとも2つの燃料電池から成る、液体冷却部を備えたバッテリ ーであって、前記燃料電池が、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且 つ気密に、また、電気的には絶縁するように互いに接続された各1つの陰極板と 、膜・電極ユニットと、陽極板とを有しており、しかもバッテリーは、冷却液槽 に浸漬されている。 更に本発明は、燃料電池バッテリーの冷却方法であって、この方法においては 、バッテリーを冷却液槽内への浸漬によって冷却する。 本発明の別の有利な構成は、請求項2以下、実施例の説明、図面及び図面の説 明に記載されている。 本発明、及び本発明による方法の実施形態では、バッテリーは完全に冷却液槽 に浸漬される。 本発明の有利な構成では、冷却液槽用の容器は、バッテリーケーシング自体が 液状の冷却媒体によって最早包囲されていないように、バッテリーケーシングに 組み込まれている。 燃料電池の膜・電極ユニットの中心部材である電解質膜は、電池の縁部まで延 びており、冷却媒体として水を使用した場合には洗い落とされる恐れがある。従 って、本発明の有利な構成では水ではなく、膜を湿らさない疎水性の、つまり撥 水性の冷却液(例えばオイル、又は変圧器油)が使用される。この有利な構成に 対して択一的に、冷却媒体としての水による電解質膜の洗い落ちは、フレーム部 材による膜・電極ユニットの個別シールにおいて、例えば膜・電解質ユニットと の関連においてゴア社(Firma Gore)によって提供される、前記洗い 落ち作用を排除するシールを使用することにより防止することができる。それに も関わらず、このように構成されたバッテリーのコストは、既に公知の二極板の シール費用を更に下回っている。 冷却液が冷却液槽を貫流すると有利である。この場合、流れは専ら対流によっ て生ぜしめられてよい。この流れは、要求に応じてポンプによって生ぜしめられ るか、又は対流がポンプによって増強されてもよい。 冷却液槽内の流れが、該流れが燃料電池バッテリー全体に均等に配分されるよ うに調整されると有利である。このことは、冷却媒体配分器を介して行うことが できる。 本発明による方法の利点は、冷却液槽内の冷却媒体の流れ速度、及び/又は流 れ配分が調整可能なことである。このことは、バッテリーが種々異なる出力要求 に対応させられ、且つこれにより生ぜしめられる時間的に異なる冷却要求を有す る場合に、特に便利である。 本発明では、少なくとも2つの直列に接続された個別の燃料電池から成る1ユ ニット又はスタックを「バッテリー」と呼ぶ。このようなバッテリーは、例えば 分散的な発電に使用することができ、この分散的な発電においては、著しく多い 数の個別燃料電池を備えた複数のユニットが使用される。従って、例えば一世帯 住宅用の住宅エネルギ供給設備で使用するための1つのバッテリーは、約10k Wの出力をもたらす必要がある。推定電池面積が約300cm2で、個々の燃料 電池1つ当たりの出力が約100ワットの場合、ここで使用可能な1つのバッテ リーには約100個の個別電池が対応すると算出される。 本発明では、有利には既に上で引用したドイツ連邦共和国特許第444228 5号明細書に開示された燃料電池を、「個別燃料電池」、又は「バッテリーの燃 料電池ユニット」と呼ぶ。従って、内容的には完全に前記特許明細書に関連して おり、その開示内容全体を本発明とする。前記の燃料電池は、各1つの陰極板と 、膜・電極ユニットと、陽極板とを有する個別に処理可能なユニットであり、上 で述べた構成部材は、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且つ気密に 、また、電気的には絶縁するように互いに接続されている。 本発明では、各1つの陰極と陽極とを備えた膜を「膜・電極ユニット」と呼ぶ 。この「膜・電極ユニット」という概念には、この技術において汎用の全てのユ ニットが含まれる。有利には、電極は膜の縁部までは到達せずに、該膜の縁部領 域を解放しているので、燃料電池のフレーム部材によって、燃料電池の陽極板と 陰極板と膜自体とが包囲される。 基本的に、個々の燃料電池の、少なくとも陰極板と、膜と、陽極板と、場合に よっては電極又は別の構成部材とを機械的には不動且つ気密に、また、電気的に は絶縁するように互いに接続するために適した全ての部材を「フレーム部材」と 呼ぶ。このフレーム部材は、1部材から成っていてよいが、例えば複数の構成部 材から組み立てられていてもよい。このフレーム部材は有利にはU字形成形横断 面を有しており、この場合、2つのU脚部が膜を備えた両極板を押し合わせて、 このユニットの内部をガスの侵入に対して気密に隔離 する。このフレーム部材は、前掲のドイツ連邦共和国特許第4442285号明 細書に記載されたフレーム部材に相応する。 各燃料電池が、バッテリー内部でそれぞれ互いに接続された少なくとも4つの 一貫した供給開口、又は排出開口を有していると有利である。 少なくとも2つの本発明による燃料電池を、1つのバッテリーを形成するため にスタックする場合、有利には一方の燃料電池の陰極板の、隣接する燃料電池の 陽極板との機械的且つ電気的な直接接触が生ぜしめられる。これにより、両電池 は電気的に直列に接続されている。この機械的且つ電気的な直接接触は、例えば 4つの供給開口、及び排出開口が存在する場合は、これらの供給開口と排出開口 とに沿って行われる。この場合、相接する2つの燃料電池の陰極板と陽極板とは 、完全にスタックされて機械的且つ電気的に直接接触している燃料電池間に、中 間室、又は中空室が存在しつづけ、この中間室、又は中空室を通って冷却媒体が 貫流することのできるように成形されている。 バッテリー、又は燃料電池スタックを冷却液槽に浸漬すると、例えば冷却液が 前記中空室を貫流する。この場合、液状の冷却媒体の通流は、既に上で引用した 特許明細書に基づき公知の燃料電池バッテリーの主として空冷式の構成における 空気流のように流れる。 流れ速度は、冷却液槽内でポンプによって調整する ことができる。この場合、液体が高い熱容量を有していると、良好な冷却性能を 得るためには小さな流れ速度で既に十分である。冷却媒体の流れに生ぜしめられ る渦流が有利である。なぜならば、これにより冷却媒体の基材(Substra t)固有ではない熱容量が増大されるからである。これに関しては、技術的な教 訓が本発明の枠に適合する、公式書類整理番号19635901.5の出願を参 照されたい。 流れ配分は、液状の冷却媒体の流入部に取り付けられ、且つ冷却媒体の一貫し た流れを流入部において配分する冷却媒体配分器によって調整することができる 。この冷却媒体配分器は、燃料電池バッテリーに均等に冷却液を供給するために 働く。 冷却液槽内の冷却媒体の流れ速度は、ポンプと流れ配分器とによって調整可能 である。 「疎水性」とは、撥水作用を有する媒体の性質のことである。疎水性の冷却液 は、水に溶解しない、つまり水分の浸透した膜に給湿し、これによって洗い落と すことに適さない全ての冷却媒体と理解される。 場合によっては冷却媒体の流れを強化するポンプは、流れが生ぜしめられるよ うに液体を吸い込むか、圧力をかけるか又は圧縮する、あらゆる任意のポンプで あってよい。システム全体におけるポンプの配置形式は任意であり、且つ本来の 冷却液槽に前置されていても後置されていてもよい。 冷却液槽は、液密な容器内に位置している。この容器には、有利には少なくと も2つの常設開口が、1つは冷却媒体の流入部に、1つは流出部に設けられてい る。しかしこの容器は、多数の開口を有していてもよく、その場合は、一般に冷 却媒体配分器は不要となる。 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は、冷却液槽用の容器がバッテリーケーシングに組み込まれている、本 発明によるバッテリーの構成を示した図である。 第2図は、冷却液槽内の流れが冷却媒体配分器を介して配分される、本発明に よるバッテリーの構成を示した図である。 第1図には、それぞれ1つの処理可能なユニットを形成している個々の燃料電 池1のスタックから成る、本発明によるバッテリーが図示されており、前記燃料 電池1は、それぞれ4つの一貫した供給開口、又は排出開口2a,2b,2c, 2dを有している。図示のバッテリーは、6面の直方体形のバッテリーケーシン グによって取り囲まれる。図面には、組込み前のバッテリーが示されており、組 込み方向は矢印7で示される。この組込みは、両構成部材の液密なあらゆる結合 によって行うことができる。 第1図の上半分には、2つの集電装置4a,4bを 備えたバッテリーケーシングの上面3と、供給開口、及び排出開口2a,2b, 2c,2dを備えたバッテリーケーシングの側面5とが示されている。燃料電池 1のスタックは、例えば前記上面3と下面(図示せず)においてねじ山を介して 調節される、例えば複数のねじ込みキャップ、又はタイロッド13によってまと めて保持される。供給開口、又は排出開口2a,2b,2c,2dは、それぞれ 電池スタック全体を超えて延びる軸方向通路に接続されている。 バッテリーの作動時は、例えば酸化剤が供給開口2bを介して供給され、次い でバッテリーの燃料電池スタック全体を貫通し、個々の陰極室に向かう複数の開 口を備えた、接続している軸方向通路を通って案内される。バッテリーの個々の 陰極室で消費された酸化剤は、やはり一貫した排出通路を介して排出開口2cを 通って電池スタックから再び流出することができる。上で述べた例では、次いで 燃料が対応して供給開口2aを介して供給され、排出開口2dを介して導出され る。 電池スタックに対して横方向で複数のディフューザ6aが書き込まれており、 これらのディフューザ6aを介して冷却液槽内の冷却媒体を配分することができ る。ディフューザの取付けは必ずしも必要ではなく、必要がある毎に、また、本 発明の構成に応じて、バッテリーに含まれていても、いなくてもよい。 バッテリーの組込みに際しては、第1図の上半分に示したバッテリー構成部材 が、矢印7で示したように第1図の下半分に示したバッテリー構成部材に挿入さ れ、この場合、バッテリーケーシングの上面3、及び側面5の縁部は、それぞれ 第1図の下半分に示した、バッテリーケーシングの境を接する縁部に沿ったシー ル面8に当接する。このシール面8により、容器が液密であることが保証されて いる。 液体容器及びバッテリーケーシングの両側面9,10においては、冷却媒体の 流入開口11と流出開口12とが見える。この流入開口11に引き続いてすぐに 、バッテリーケーシングは更に別の複数のディフューザ6bを有しており、これ らのディフューザ6bは、第1図の上半分に示したディフューザ6aに対して横 方向で位置している。既に述べたように、ディフューザは冷却液槽内の冷却媒体 を均等に配分するために役立つ。この場合、ディフューザの位置は任意であり、 第1図には配置形式の見本が示されている。 第1図の上半分及び下半分に示した2つの図においてバッテリーが直方体形、 延いては6面で描かれているという事実は、単に本発明によるバッテリーの簡略 化と具体化とに役立つに過ぎない。この構成は有利な実施形態ではあるが、本発 明は、バッテリーのこの形状に制限されるものではなく、むしろ別のジオメトリ ックな形状の全ての形式のバッテリーを含んでいても よい。 第2図には、冷却媒体配分器を備えた本発明の構成が示されている。この場合 、冷却媒体配分器は、比較的コンパクトな構造フォームが得られるようにバッテ リーケーシングに組み込まれる。第2図の中央にはやはり、バッテリーを構成す る個々の燃料電池1から成るスタックが示されている。同様に、反応ガスを燃料 電池スタックを通して案内し、且つ消費された反応ガスを燃料電池スタックから 導出する4つの供給開口、又は排出開口2a,2b,2c,2dを備えたバッテ リーケーシングの前面5が示されている。直方体形の、従って6面を有するバッ テリーの側面5には、やはり集電装置4が位置している。 バッテリーの側面10の正面に向けられた縁部には、冷却液流入開口11が示 されている。第2図に示されたバッテリーの側面10には、冷却媒体が、この側 面の内側に位置する種々様々な開口11aを介して燃料電池スタック1に流入す るように、冷却液配分器が組み込まれている。この冷却液配分器の開口11aは 、冷却液が燃料電池スタック全体に沿ってできるだけ均等に配分されるように構 成されている。第2図に示したバッテリーの側面9の、やはり外側に向けられた 縁部には、冷却液流出開口12が示されており、この冷却液流出開口12を介し て、消費された冷却媒体はバッテリーの挿入された冷却液槽から再び流出する。 第2図に示した本発明によるバッテリーケーシングの側面9の内側は見えない。 この側面9の内側には例えば、流出部として働く開口11aが側面10と同様に 配分されているが、必ずしもそうとは限らない。最後に、第2図には更に、4つ の矢印7によってバッテリーの組立て方が示されている。 再度強調しておきたいことは、図面は単に本発明によるバッテリーの有利な実 施形態を説明するものであって、特に著しく簡略化されたジオメトリックな描写 に関しては、本願の範囲を制限するものではない。むしろ、本発明はジオメトリ ックな構成には拘束されず、個々の燃料電池がそれぞれ個別に処理可能なユニッ トを成し、且つ冷却液槽内への浸漬、場合によってはこれに所属する、冷却液槽 内に位置する液体の流れによって十分に冷却され得る複数の燃料電池から成るバ ッテリー全般に該当する。特に本発明によるバッテリーは、既に上で述べたよう に、陰極室と陽極室との間の慎重な配慮を要するシールを省くことができる。 本発明では、バッテリーケーシング、又は冷却のためにバッテリーが部分的に か、又は完全に浸漬される冷却液槽は、燃料電池スタックのテストと、個々のガ ス管路のテストとが作動中、つまり冷却進行時に可能であるように構成されてい るので、バッテリーが冷却液槽内に位置している間は、例えば欠陥のある電池、 又は漏れを見つけだすことができ、エラーを無くすこ とができる。既に上で引用したドイツ連邦共和国特許第4442285号明細書 に記載の反応ガス室の全てのシールは、この場合冷却液槽を成す外室に通じてい るので、ガス漏れは流出する気泡によって容易に見つけられる。電池は説明した バッテリー構造において、それぞれ個別に良好にアプローチすることができるの で、簡単な電圧測定によって更に、欠陥のある電池を見つけだす可能性が生ぜし められる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月28日(1998.10.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも2つの燃料電池から成る、液体冷却部を備えたバッテリーであ って、前記燃料電池が、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且つ気密 に、また、電気的には絶縁するように互いに接続された各1つの陰極板と、膜・ 電極ユニットと、陽極板とを有しており、且つ冷却液槽に浸漬されている形式の ものにおいて、ポンプ、及び/又は液体配分器によって冷却液槽内に流れが生ぜ しめられるようになっていることを特徴とする、液体冷却部を備えたバッテリー 。 2.冷却液槽用の容器がバッテリーケーシングに組み込まれている、請求項1 記載のバッテリー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの燃料電池から成る、液体冷却部を備えたバッテリーであ って、前記燃料電池が、それぞれフレーム部材によって機械的には不動且つ気密 に、また、電気的には絶縁するように互いに接続された各1つの陰極板と、膜・ 電極ユニットと、陽極板とを有している形式のものにおいて、バッテリーが冷却 液槽に浸漬されていることを特徴とする、液体冷却部を備えたバッテリー。 2.バッテリーの燃料電池が冷却液槽に完全に浸漬されている、請求項1記載 のバッテリー。 3.冷却液槽用の容器がバッテリーケーシングに組み込まれている、請求項1 又は2記載のバッテリー。 4.冷却液槽が疎水性の冷却液で満たされている、請求項1から3までのいず れか1項記載のバッテリー。 5.冷却液槽を通る冷却液の流れがポンプによって生ぜしめられる、請求項1 から4までのいずれか1項記載のバッテリー。 6.冷却液槽内の流れが、冷却媒体配分器を介して調整される、請求項1から 5までのいずれか1項記載のバッテリー。 7.バッテリーを冷却液槽への浸漬により冷却することを特徴とする、燃料電 池バッテリーの冷却方法。 8.バッテリーを冷却のために冷却液槽に完全に浸漬する、請求項7記載の方 法。 9.冷却液槽内の冷却液の流れ速度、及び/又は流れ配分を調整することがで きる、請求項7又は8記載の方法。
JP52415198A 1996-11-29 1997-11-26 液体冷却式の燃料電池バッテリー Pending JP2001504979A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19649691A DE19649691C2 (de) 1996-11-29 1996-11-29 Flüssigkeitsgekühlte Brennstoffzellenbatterie sowie Verfahren zu deren Kühlung
DE19649691.8 1996-11-29
PCT/DE1997/002766 WO1998024138A1 (de) 1996-11-29 1997-11-26 Flüssigkeitsgekühlte brennstoffzellenbatterie

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001504979A true JP2001504979A (ja) 2001-04-10

Family

ID=7813237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52415198A Pending JP2001504979A (ja) 1996-11-29 1997-11-26 液体冷却式の燃料電池バッテリー

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6309774B1 (ja)
EP (1) EP0947024B1 (ja)
JP (1) JP2001504979A (ja)
AT (1) ATE215746T1 (ja)
CA (1) CA2273036A1 (ja)
DE (2) DE19649691C2 (ja)
DK (1) DK0947024T3 (ja)
ES (1) ES2175501T3 (ja)
NO (1) NO992590L (ja)
WO (1) WO1998024138A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011728A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd 燃料電池発電装置
JP2005190725A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd スタックの冷却方法及び固体高分子電解質型燃料電池
JP2005190727A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車
JP2007512679A (ja) * 2003-12-01 2007-05-17 ハイドロジェニクス コーポレイション 燃料電池システムおよびそのためのブラケット
CN104067430A (zh) * 2012-01-10 2014-09-24 戴姆勒股份公司 燃料电池堆
KR20180063677A (ko) * 2016-12-02 2018-06-12 현대자동차주식회사 공기상태 조절장치와 이를 포함한 연료전지 시스템

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19821767C2 (de) * 1998-05-14 2000-06-08 Siemens Ag Stapel aus Brennstoffzellen mit Flüssigkeitskühlung und Verfahren zur Kühlung eines BZ-Stapels
JP4665283B2 (ja) * 2000-03-06 2011-04-06 トヨタ自動車株式会社 熱交換システム
JP2001332288A (ja) * 2000-05-24 2001-11-30 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタック
US6764781B2 (en) * 2002-02-13 2004-07-20 General Motors Corporation Intermittent cooling of fuel cell
US20040090969A1 (en) * 2002-11-12 2004-05-13 International Business Machines Corporation Portlet data sharing system, method, and program product
US20040096715A1 (en) * 2002-11-14 2004-05-20 3M Innovative Properties Company Liquid cooled fuel cell stack
US20040110050A1 (en) * 2002-12-09 2004-06-10 Abd Elhamid Mahmoud H Environmentally friendly and inexpensive dielectric coolant for fuel cell stacks
DE10312032A1 (de) * 2003-03-18 2004-09-30 Behr Gmbh & Co. Kg Sammelkasten, Wärmeübertrager und Verfahren zur Herstellung eines Sammelkastens
DE10316755A1 (de) 2003-04-10 2004-10-28 Behr Gmbh & Co. Kg Sammelkasten und Wärmeübertrager
DE10316754A1 (de) * 2003-04-10 2004-10-28 Behr Gmbh & Co. Kg Sammelkasten, Wärmeübertrager und Verfahren zur Herstellung eines Sammelkastens
DE10342470A1 (de) * 2003-09-15 2005-04-07 P21 - Power For The 21St Century Gmbh Vorrichtung zum Beströmen wenigstens einer Brennstoffzelle mit einem Medium sowie Brennstoffzellensystem
DE102004005394A1 (de) * 2004-02-04 2005-08-25 Daimlerchrysler Ag Elektrochemischer Energiespeicher
DE102006053978B4 (de) * 2006-11-10 2009-02-19 Ekpro Gmbh Brennstoffzellenmodul, damit realisierbare Brennstoffzellenanordnung und zugehöriger Bausatz
KR100708343B1 (ko) 2007-01-30 2007-04-18 한국기계연구원 고체 고분자 전해질형 연료전지
CN101569046B (zh) * 2007-10-11 2013-02-13 松下电器产业株式会社 燃料电池系统
US20100104927A1 (en) * 2008-10-29 2010-04-29 Scott Albright Temperature-controlled battery configuration
JP2010244978A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toyota Motor Corp 熱交換媒体および蓄電装置
CN103503222A (zh) * 2011-04-18 2014-01-08 住友电气工业株式会社 熔融盐电解质电池装置
AU2014241798B2 (en) 2013-03-14 2016-12-08 Allison Transmission, Inc. Fluid bath cooled energy storage system
KR20220019026A (ko) 2019-06-12 2022-02-15 더루브리졸코오퍼레이션 유기 열 전달 시스템, 방법 및 유체

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4416956A (en) * 1967-08-04 1983-11-22 Lawless Harold L Apparatus for carrying out a chemical or physical process
US4342816A (en) * 1981-04-22 1982-08-03 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Fuel cell stack arrangements
JPS6044966A (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 Mitsubishi Electric Corp 燃料電池モジユ−ル
US4578324A (en) * 1984-10-05 1986-03-25 Ford Aerospace & Communications Corporation Active cooling system for electrochemical cells
JPS6261276A (ja) * 1985-09-12 1987-03-17 Inoue Japax Res Inc エネルギ供給装置
JPS6266581A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Hitachi Ltd 燃料電池
JPS62131478A (ja) * 1985-12-02 1987-06-13 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池の保温装置
JPS63178455A (ja) * 1987-01-19 1988-07-22 Fuji Electric Co Ltd 自由電解液形燃料電池
US4973530A (en) * 1989-12-21 1990-11-27 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Fuel cell water transport
DE4013269A1 (de) * 1990-04-26 1991-10-31 Abb Patent Gmbh Hochtemperaturspeicherbatterie
US5206094A (en) * 1990-11-30 1993-04-27 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Fuel cell evaporative cooler
US5262249A (en) * 1991-12-26 1993-11-16 International Fuel Cells Corporation Internally cooled proton exchange membrane fuel cell device
JPH06260205A (ja) * 1993-03-01 1994-09-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体高分子電解質燃料電池スタック
US5470671A (en) * 1993-12-22 1995-11-28 Ballard Power Systems Inc. Electrochemical fuel cell employing ambient air as the oxidant and coolant
DE9415729U1 (de) * 1994-09-29 1995-07-06 Herrmann Klaus Ag Vorrichtung zur Erzeugung insbesondere elektrischer Energie unter Verwendung von Brennstoffzellen
DE4442285C1 (de) * 1994-11-28 1996-02-08 Siemens Ag Brennstoffzellen und daraus bestehende Brennstoffzellenbatterien

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011728A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Fuji Electric Holdings Co Ltd 燃料電池発電装置
JP4661030B2 (ja) * 2003-06-20 2011-03-30 富士電機ホールディングス株式会社 燃料電池発電装置
JP2007512679A (ja) * 2003-12-01 2007-05-17 ハイドロジェニクス コーポレイション 燃料電池システムおよびそのためのブラケット
JP2005190725A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd スタックの冷却方法及び固体高分子電解質型燃料電池
JP2005190727A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車
JP4573525B2 (ja) * 2003-12-24 2010-11-04 本田技研工業株式会社 固体高分子電解質型燃料電池
CN104067430A (zh) * 2012-01-10 2014-09-24 戴姆勒股份公司 燃料电池堆
KR20180063677A (ko) * 2016-12-02 2018-06-12 현대자동차주식회사 공기상태 조절장치와 이를 포함한 연료전지 시스템
KR102506845B1 (ko) * 2016-12-02 2023-03-08 현대자동차주식회사 공기상태 조절장치와 이를 포함한 연료전지 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
NO992590D0 (no) 1999-05-28
DE19649691C2 (de) 1998-10-15
EP0947024B1 (de) 2002-04-03
WO1998024138A1 (de) 1998-06-04
NO992590L (no) 1999-05-28
US6309774B1 (en) 2001-10-30
ATE215746T1 (de) 2002-04-15
ES2175501T3 (es) 2002-11-16
DK0947024T3 (da) 2002-07-29
CA2273036A1 (en) 1998-06-04
DE59706909D1 (de) 2002-05-08
DE19649691A1 (de) 1998-06-04
EP0947024A1 (de) 1999-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001504979A (ja) 液体冷却式の燃料電池バッテリー
EP0788172B1 (en) Fuel cell for mounting on equipment
KR20020084159A (ko) 고분자전해질형 연료전지 및 그 제조방법
EP1134830A3 (en) Monopolar cell pack of proton exchange membrane fuel cell and direct methanol fuel cell
JP2002056855A (ja) 平面型燃料電池
CN101836322B (zh) 燃料电池组
US20120094197A1 (en) Humidifier for fuel cell and fuel cell system using the same as auxiliary humidifier
JPH087913A (ja) 全バナジウムレドックス電池
JP3249282B2 (ja) 固体高分子電解質燃料電池
JP2003264003A (ja) 直接形燃料電池
US6656621B2 (en) Fuel cell stack
KR20120124666A (ko) 연료 전지 시스템 및 그의 가습장치
JP6198674B2 (ja) 燃料電池スタック
US20070122680A1 (en) Plate type fuel cell system
CA2339987A1 (en) Device and method for using the waste heat of an air-cooled fuel cell battery
JP6236108B2 (ja) 燃料電池スタック
CA2701921A1 (en) Bipolar plate for use in fuel cell stacks and fuel cell assemblies
JP2009526345A (ja) 燃料電池スタック
JP2014143070A (ja) 燃料電池スタック
JP6605107B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2007234315A (ja) 燃料電池
JPH09237633A (ja) 燃料電池及びこれに使用するセパレータ
JP4070346B2 (ja) 燃料電池発電装置
JPH06338332A (ja) 固体高分子電解質燃料電池用ガスセパレータ
CN111261900A (zh) 一种阴极开放式空冷燃料电池膜电极的活化方法