JP2007512512A - 関節プローブヘッドを持つ座標測定機の誤差補償方法 - Google Patents

関節プローブヘッドを持つ座標測定機の誤差補償方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007512512A
JP2007512512A JP2006538963A JP2006538963A JP2007512512A JP 2007512512 A JP2007512512 A JP 2007512512A JP 2006538963 A JP2006538963 A JP 2006538963A JP 2006538963 A JP2006538963 A JP 2006538963A JP 2007512512 A JP2007512512 A JP 2007512512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
determined
compensation method
probe head
load
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006538963A
Other languages
English (en)
Inventor
ロバーツ マックマートリー デイビッド
マックファーランド ジェフ
バリー ジョナス ケビン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renishaw PLC
Original Assignee
Renishaw PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=29726520&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2007512512(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Renishaw PLC filed Critical Renishaw PLC
Publication of JP2007512512A publication Critical patent/JP2007512512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/0011Arrangements for eliminating or compensation of measuring errors due to temperature or weight
    • G01B5/0016Arrangements for eliminating or compensation of measuring errors due to temperature or weight due to weight
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/045Correction of measurements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

面検出デバイスを有した関節プローブヘッドを備えた座標位置決め装置を用いて行われる測定の誤差補償方法を提供する。前記面検出デバイスは測定の間前記関節プローブヘッドの少なくとも1つの軸回りに回転する。そして、前記補償は、前記装置の全体または部分の剛性を決定する工程と、特定の時点に前記関節プローブヘッドによって加えられる前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を決定する工程と、前記負荷によって生じる前記面検出デバイスにおける測定誤差を前記工程(a)および(b)を用いて決定する工程と、有する。

Description

本発明は、(3脚や6脚などのパラレル機を含む)座標測定機械(CMM)、工作機械、手動の座標測定アーム、ロボット、例えば作業検査ロボット、単一軸の機械のような座標位置決め装置に装着することができる関節プローブヘッドの測定誤差を補償する方法に関する。
加工品を製造した後、機械の可動範囲内で3つの直交する方向X、Y、Zに駆動できるプローブが取り付けられた移動可能なアームを有する座標測定機(CMM)のような座標位置決め装置で加工品を検査することはよく行われることである。
プローブを加速するとそれによって座標測定機に動的なゆがみを生じ、それが今度は測定誤差をもたらすことになる。これらの測定誤差は、加速度を小さくした測定によって減じることができる。しかし、生産性の要求が増すほどCMMはより高いスループットとより早い検査速度が求められる。検査速度が増すと、プローブは測定の間により高い加速度を受け、それによってシステムのより大きな動的な構造的歪みを生じる。それによって、プローブのX、Y、Zの幾何学的位置の不正確な出力がもたらされる。
本願に先行する特許文献1は、プローブの速度変化によってもたらされる構造の検知パラメータ、例えば加速度計を用いることによって、測定信号の時点での構造(CMM)の動的な歪みを決定し、プローブ加速によって起こされる座標測定機の歪みを修正する方法を開示している。このことから、測定出力はこの機械の歪みを考慮して調整することができる。
特許文献2は、動的な歪みを修正する他の方法を開示している。ここでは、連続した名目上同一の加工物が座標測定機を用いて測定される。最初に第1の加工物が遅い速度で、そして次は第2の加工物が速い速度で、プローブで探られる。速い測定と遅い測定との間の差から一連の誤差値が計算される。そしてその後の加工物の速い測定は、これらの誤差値を利用することによって修正される。
従来技術の方法の両方とも、より速い速度で加工物を測定することができるが、それらを満たす上限の速度がある。これは、CMMが高い加速度において一貫性がなくなりおよび/または不安定になるか、あるいは測定機が要求された加速を達成することができないことによるものである。
上述の限界は、座標測定機に取り付けられる高い帯域幅の装置を用いることによって克服することができる。
そのような高い帯域幅の装置が特許文献3に開示されている。ここには、自由度2でプローブを向き付けることができ、それによって、プローブが加工物の面を走査する操作に用いることができるようにする関節プローブヘッドが記戴されている。
米国特許4,333,238号明細書 米国特許4,991,304号明細書 米国特許5,189,806号明細書 国際特許出願第WO01/57473号
一般に、そのようなプローブヘッドは相対的に固定された支持部と回転部材とを有した回転駆動機構を含み、回転部材には面検出装置が取り付けられ、また、回転部材はプローブヘッドの軸の回りに上記支持部に対して相対的に回転することができる。回転部材の回転はモータによって作動される。モータが発生し回転部材に付与されるトルクは、また、等しく正反対の反応トルクを生じさせ、これが固定支持部に、従って、支持部に付与される。
この反応トルクは、システム、特にその上にプローブヘッドが取り付けられた、座標位置決め装置の可動アームの回転をもたらし、装置による測定における誤差を導くことがある。
関節プローブヘッドのような高い帯域幅の装置は、速い速度で個別の特徴測定を行なうことができ、それによって座標測定装置における加速要求を減らすという利点を有している。しかし、装置は慣性を有しており、また、高速度における加速では測定誤差を避けるために力やモーメントに対抗する必要がある。
特許文献4には、モータの固定子を軸受に取り付けて、それが回転子の回転に対して反対の回転ができるようにすることによって、少なくとも1つのモータの慣性バランスがとられた関節プローブヘッドが開示されている。回転する固定子の速度の制御は、固定子を付加的な背後部の巻き線アセンブリに接続してモータを接地することによって実現することができる。この関節プローブヘッドの慣性バランスをとる方法は、プローブヘッドの大きさ、複雑さおよびコストが増し、また、動的なトルク誤差を補償するだけであるという不都合がある。
本発明は、面検出デバイスを有した関節プローブヘッドであって、前記面検出デバイスが測定の間前記関節プローブヘッドの少なくとも1つの軸回りに回転する関節プローブヘッドを備えた座標位置決め装置を用いて行われる測定の誤差補償方法であって、
(a)前記装置の全体または部分の剛性を決定する工程と、
(b)負荷、または特定の時点に前記関節プローブヘッドによって加えられる前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を決定する工程と、
(c)前記負荷によって生じる前記面検出デバイスにおける測定誤差を前記工程(a)および(b)を用いて決定する工程と、
を適切な順序で有したことを特徴とする補償方法を提供する。
この方法は、静的な負荷および動的な負荷の両方に起因した測定誤差を数学的に補償するようにすることができる。動的な負荷は関節プローブヘッドの動きによって生ずる。静的な負荷は、関節プローブヘッドの動き以外の要因、例えばプローブによって面に加えられる力である探索力によって生ずる。
剛性は、装置の全体または部分に対する負荷の影響下での弾性特性として規定することができるものである。
負荷はトルクあるいは直線状の力を含むことができる。
負荷は、ロードセルまたはトルクセルを、例えば、プローブヘッド内部にあるいは、例えばプローブヘッドが取り付けられる構造物の上に外部的に用いることによって直接測定することができる。
これに代わって、負荷あるいは負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因が、測定され、またはルックアップテーブルから決定することができる。これら要因はモータにおける電流または電圧、加速度、速度、または装置のいずれかの部分の位置を含むことができる。これらのパラメータは、コントローラから求められる値、あるいはシステムの1つまたはそれ以上の位置で測定した値とすることができる。システムは、座標測定装置、関節プローブヘッド、面検出デバイス、コントローラ、およびモータを駆動するための電力増幅器を含む。
前記面検出デバイスは、走査プローブまたは接触トリがプローブのような接触プローブ、または光学、静電容量あるいはインダクタンスのプローブのような非接触プローブを含むことができる。
一実施形態では、前記剛性は、工程(a)で、前記装置の全体または部分に負荷を作用させ、偏位を測定することによって決定することができる。
他の実施形態では、前記剛性は、工程(a)で、前記装置の全体または部分に作用する負荷を測定するとともに、寸法が既知の対象物を測定することによって決定し、前記装置の全体または部分の偏位が、前記対象物の既知の寸法と前記対象物の測定された寸法との差から決定され、前記剛性が前記負荷と前記偏位から求められる。
他の実施形態では、前記面検出デバイスは加工物と接触するスタイラス有した接触プローブであり、また、前記剛性は、工程(a)において、前記接触プローブを位置決めして前記スタイラスをその寸法が既知の対象物の面に接触させ、異なるプローブからの力が作用するときの前記面の測定値読取りを行う、ことによって決定し、前記装置の全体または部分の偏位が既知の寸法と測定された寸法との違いから決定され、前記剛性が前記作用する力と前記偏位から求められる。
他の実施形態では、前記面検出デバイスは加工物と接触するスタイラス有した接触プローブであり、また、前記剛性は、工程(a)において、前記接触プローブを位置決めして前記スタイラスをその寸法が既知の対象物の面に接触させ、前記プローブヘッドを当該プローブ先端を前記面に接触させたまま振動させ、異なるプローブ振動数で、従って異なる加速度で振動するときの前記面の測定値読取りを行う、ことによって決定し、前記装置の全体または部分の偏位が既知の寸法と測定された寸法との違いから決定され、前記剛性が前記加速度と前記偏位から求められる。
前記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、前記装置のシステム変数から定められる。例えば、前記関節プローブヘッドにおける少なくとも1つのモータに流れる電流、あるいは、前記関節プローブヘッドにおける位置測定デバイスからの測定データの二次微分によって決定される。
これに代わって、記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、トルク計または加速度計のような外部装置を用いて決定される。
一実施形態では、測定誤差は、それに関節プローブヘッドが取り付けられた位置決め装置の構造部の捩れによって生じ、前記補償方法は、前記面検出デバイスの測定経路の基準点からのオフセットを決定する工程を含み、このオフセットは測定誤差の計算に用いられる。
前記構造物の捩れによって生じる測定誤差は実質的に(Lcosφ)δθに比例する、ここで、Lは、関節プローブヘッドの基準点から前記面検出デバイスの測定経路までの距離、φは、前記面検出デバイスと、前記関節プローブヘッドが装着される構造の軸に垂直な軸との間の角度、およびδθは前記装着する構造の角度偏位である。接触プローブの場合、Lはスタイラス検出デバイスの先端とその回転中心との間の距離である。
本発明の第2の形態は、座標位置決め装置であって、面検出デバイスを有した関節プローブヘッドであって、前記面検出デバイスが測定の間前記関節プローブヘッドの少なくとも1つの軸回りに回転することができる関節プローブヘッドを備え、前記装置の全体または部分の剛性が既知である座標位置決め装置において、前記装置は、特定の時点に前記関節プローブヘッドによって加えられる負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を決定する手段を備え、前記負荷によって生じる前記面検出デバイスにおける測定誤差を、前記装置の全体または部分の既知の剛性と、決定された前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因とを用いて決定するようにしたプロセッサを含む。
前記プロセッサは、例えば、前記座標位置決め装置のコントローラ内あるいはPC内に配置することができる。一般に、プロセッサはマイクロコントローラを備える。
本発明の好ましい実施形態を添付の図面を参照することによって説明する。
図1は、座標測定機(CMM)に装着された走査する関節ヘッドを示している。関節プローブヘッド10は、CMM8における垂直に延在する細長い部材、すなわちZ方向柱12の底部端に装着される。Z方向柱12は、Z方向に移動できるように軸受け、例えば空気軸受け14によって支持され、この空気軸受けはキャリッジ16と一体である。このキャリッジ16は、同様にX方向に移動できるよう梁18によって支持される。梁18は、Y方向に移動できるようテーブル22の上に取り付けられた軌道20によって支持される。従って、関節プローブヘッド10は、機械の可動範囲のX、YおよびZのどこにも位置させることができる。コントローラがCMMおよび関節ヘッドに指示を送ることにより、関節ヘッドおよびそれに装着されているプローブを所望の位置に位置決めすることができる。コントローラは、また、CMM、関節プローブヘッドおよびプローブからフィードバックを受け取ることができる。
図2に示されるように、走査ヘッド10は、ベースないしハウジング30によって形成された固定部を備え、このハウジングは、軸32の形態の可動部で、モータM1によってハウジング30に対して相対的に軸A1の回りに回転できる可動部を支持している。この軸は、さらなるハウジング34に固定され、このハウジング34は、同様に、モータM2によって、軸A1と直交する軸A2の回りにハウジング34に対して相対的に回転できる軸36を支持している。
加工物に接触する先端40を有したスタイラス39を備えるプローブ38は、走査関節ヘッド10に取り付けられる。設定は次のとおりである。ヘッドのモータM1、M2により加工物接触先端40について軸A1またはA2の回りの角度方向で位置決めすることができ、また、CMMのモータ(不図示)により関節プローブヘッドについてCMMの3次元座標構造内のどこにでも直線方向の位置決めすることができ、これらによって、スタイラス先端を走査される面との間で所定の関係とすることができる。
直線位置変換器(不図示)がCMMに設けられ、関節プローブヘッドの直線変位量が測定される。また、関節プローブヘッド10には角度位置変換器T1およびT2が設けられ、これにより、スタイラス39のそれぞれの軸A1およびA2回りの角度変位量を測定することができる。
プローブスタイラス39が加速される間、関節プローブヘッドはシステムにトルクを作用する。特に、孔のようなある輪郭を測定する間、スタイラスはA1軸に関して振動しトルクを生じさせる。
測定誤差の1つの例はCMMの中空軸(または他の型の座標位置決め装置で同等のもの)の捩れである。もう1つの例は、関節ヘッドの曲げや捩れである。一般に、CMMのZ方向柱は高い剛性を有する花こう岩から作られている。しかしながら、Z方向柱を支持して、そのZ方向の移動を可能にする軸受14は互いに近く配置される。この軸受の配置によってZ方向柱はZ軸回りに若干回転する。要するに、関節プローブヘッドによってZ方向柱にトルクが作用すると、そのトルクはこの柱にZ軸回りの若干の回転をもたらす。軸受によってもたらされる捩り剛性が低いことがZ方向柱の回転を引き起こす大きな要因となるので、柱のZ方向位置は回転量に対して極めてわずかな影響しかない。
しかし、アルミニウムのような、それほど捩り剛性が高くない材料から作られているZ方向柱では、構造の剛性がZ方向柱の高さによって異なる。剛性の測定は、部品の測定で用いられるZ方向の高さで行うことができる。あるいは、剛性をZ方向柱の異なった高さで測定し、Z方向高さに対する剛性のマップを作成することができる。これによって測定された値に基づく補間が可能となる。図3を参照すると、Z方向柱12の回転量δθによって、スタイラス先端40の位置で誤差δxを生じさせる。
方法の第1のステップでは、システムの全体または部分の剛性が決定される。本実施形態では、Z方向柱12の回転剛性が決定される。これは、Z方向柱にトルクを作用させて、角度偏位θを測定することによって行うことができる。例えば、角度干渉計あるいは他の角度測定手段を用いてZ方向柱の回転を測定するとともに、プーリシステムを用いてZ方向柱に均等に既知のトルクを作用させる。これによって、中空軸の端部より上方の測定学上のシステムの剛性を測定することができる。代わりに、中空軸から上方の測定学上のシステムの剛性は機械の型で知ることもできる。
システムの全体または部分の剛性が決定されると、ヘッドの関節によって作用する負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を同時に記録するとともに位置測定がなされる。
本実施形態では、関節プローブヘッドによって加えられる負荷はいくつかの異なった方法で定めることができる。これは読み取りシステム変数によって決定することができる。例えば、プローブヘッドのモータが直結駆動モータである場合は、モータにおける電流を測ることによって、トルクを定めることができる。モータが直結駆動ではない場合、電流は伝動機構の比率に従って定めることができる。伝動機構は、例えば、ベルトプーリシステムあるいはギア列を備えることができる。他のシステム変数には、コントローラに対する加速要求あるいはフィードバックがある。
負荷は、関節プローブヘッドにおける変換器(図2におけるTl)を用いて定めることもできる。変換器からの読みを二次微分することによって関節プローブヘッドの加速度を定めることができる。底部軸の慣性が所定のφとして知られている場合は、それによって関節プローブヘッドによって加えられるトルクを決定することができる。ギア駆動の場合、加速度は関節ヘッドのモータに取り付けられたタコメータから得られる速度の一次微分によって決定することができる。トルクは以上のように計算することができる。
負荷は、システムの内部あるいは外部の記録装置を用いて決定することもできる。実例としては、ロードセルまたはトルクセルであり、Z方向柱と関節プローブヘッドとの間かまたはプローブヘッド構造内部のいずれかに配置することができ、これにより、関節プローブヘッドが構造に作用する付加を直接測定することができる。加速度計を用いることもできる。前段落で述べたように、慣性が既知の場合、加速度計はトルクセルと同等のものであるが、異なった周波数範囲をカバーすることができる。
この方法を用いることにより、Z方向柱に作用するトルク範囲に関連したデータ、例えば、Z方向柱の対応する角度偏位を作成することが可能となる。
図4は、Z方向柱の角度偏位δθに対するトルクTのグラフを示している。フックの法則により、δθ=T/kであり、ここで、kは回転剛性である。一度kがわかれば、その後の測定はこの式を使って修正することができる。
誤差がZ方向柱の捩れによって起こされる図3に示す場合では、スタイラス先端40の位置の誤差δxはZ方向柱12のZ軸周りの回転δθによって生じる。スタイラス先端位置の誤差δzは、関節プローブヘッドのA2軸回りの回転δφによって生じる。スタイラス先端が加工物と接触する接触プローブの場合、測定誤差の大きさは、関節プローブヘッド10のA1軸のような基準点からのスタイラス先端40のオフセットRに比例している。オフセットR=Lcosφであり、ここで、Lはスタイラス39の長さ、φは水平面からのスタイラスの角度である。
光学、静電容量あるいはインダクタンスのプローブのような非接触プローブの場合、Lは基準点つまり測定位置からの距離である。測定位置は例えば光学プローブの焦点を含むことができる。
測定誤差δxは、結果として、δθLcosφであり、ここで、δθはZ方向柱に作用するトルクから計算されるZ方向柱の角度誤差である。
角度偏位δθは、上述したように、作用するトルクから計算することができ、あるいは関節プローブヘッドのマップに基づくルックアップテーブルを用いて決定することができる。
システムの剛性を決定する他の方法を以下に説明する。基準のボールあるいはリングゲージのような較正された人工物をシステムによって走査し、それによって実験的に測定誤差を記録する。前述のように、トルクセルまたは加速度計を用いることによって、直結駆動モータで使用される電流を測定することによって、あるいは関節プローブヘッドにおける変換器からの測定データを用いることによって、プローブヘッドがシステムに作用する負荷を測定する。人工物の測定された寸法と人工物の既知の寸法との違いは測定される誤差δθである。前述のように、作用するトルクと誤差δθとの関係を用いて、フックの法則に基づく回転剛性kを決定でき、あるいはルックアップテーブルで用いられるデータを作成することができる。この方法で、システム全体(すなわち、CMMおよび関節プローブヘッドの両方)の剛性が決定される。
最も良い結果を出すには、φ=0°で、較正された部分を走査することである。これは最も大きなトルクを生じさせるものであり、それによって測定ノイズを減らすのに最良の結果を与える。
一度システムの剛性が決定されると、特定の時点で関節プローブヘッドによって加えられる負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因(例えば、トルク、モータ電流など)を決定しつつ加工物を測定し、それによって、前述のようにして測定誤差を計算することができる。
この方法の変形例では、動的な負荷が作用する場合のシステムの全体または部分の剛性も以下に述べるように決定することができる。最初に較正されていない人工物を遅い速度で走査し、次に速い速度で走査することができる。遅い速度で走査するとき加速度が非常に小さいので、Z方向柱のZ軸回りの回転による測定誤差は無視できるものである。誤差δθは、これらの速い速度および遅い速度で得られる測定の間で異なる。
図5は小さい垂直の孔を走査したときの測定データを示している。これは、CMMの中空軸を孔の中心線に沿って動かし、その間に関節プローブヘッドによって中心線回りにスタイラスを回転させることによって得られたものである。実線50は遅い速度での走査を表し、破線52は速い速度での走査を表している。速い速度の走査による測定は、大きさは正しいが、形状の描画は回転したものとなる。これは関節プローブヘッドの動作によって加えられるトルクに起因している。
システムの全体または部分の剛性を決定する第3の方法を、図6を参照して説明する。この方法では、プローブのスタイラス先端40を、較正された球面54のような較正された人工物に対して寄り掛かるようにする。トルクおよび角度偏位δθが測定される間、スタイラス先端と人工物との間の力が増す。トルクは前述の実施形態で述べた方法を用いて測定することができる。角度偏位δθは、較正された人工物の面位置について既知の値と測定された値の差から決定される。前述の実施形態のように、剛性はトルクと角度偏位δθとの関係から決定される。
本方法では、剛性は、堅いプローブとスタイラスすなわち高い剛性を有したプローブとスタイラスを用いて求めることができる。あるいは、標準的なプローブを用い、結果を推定することができる。
本実施形態の変形例では、プローブと人工物の間の力は、プローブ先端が人工物の面に接触したままの状態で、周波数帯域の全体でプローブヘッドの振動によって変化する。振動の間に、加速度および人工物の寸法の両方が測定される。前述のように、慣性を知ることができる場合は、プローブヘッドによって加えられるトルク、従って力は加速度から決定することができる。前述のように、偏位は較正された人工物の面位置の既知の値と測定された値との差から決定され、また、剛性は力と偏位の関係から決定される。
これらの方法を用いることにより、プローブヘッドによって加えられるトルクによって生じるスタイラス先端の誤差δxを決定することができ、また、その結果、Z方向柱のZ軸回りの回転によって生じるこの誤差を修正することができる。従って、本発明は測定誤差の数学的な補償を可能にするものである。
前述のように、一度剛性が決定されると、それは、測定の間に得られた、特定の時点における関節プローブヘッドから加えられる負荷に関連した記録データから測定誤差を決定するために用いることができる。
この方法は構造の全体あるいは部分を修正するために用いることができる。例えば、システム全体(CMMおよび関節プローブヘッド)の剛性を決定することができる。あるいは、異なった部品の剛性を個別に決定し、また、それらを組み合わせてシステム全体のばね率kを得ることができる。剛性は、ただ支配的な効果を有するシステムの一部(例えばCMMのみ)について決定することもできる。
図7に示されるように、関節プローブヘッドのある動きは中空軸に対してトルクおよび直線力の両方を生成する。プローブ上の質量Mは、プローブの加速度(a)に比例した直線力Fを生成する。F=kδxであり、ここで、kは剛性、またδxは中空軸の直線変位量である。結果として、中空軸の剛性がわかる場合は、直線変位量を決定することができる。直線力は、重力あるいは関節プローブヘッドの1つまたはそれ以上の軸に関するプローブ質量の加速のような外力から得ることができる。
本方法は、関節プローブヘッドによって生成された負荷によって生じる測定誤差の修正を可能にする。上述したように、これらの負荷はトルクおよび直線力の両方を含む。この方法は動的誤差および静的誤差の両方を補償する。
本方法によって、高速の測定を、それらの高速測定によって引き起こされる動的な測定誤差を数学的に補償しつつ行うことが可能となる。さらに、数学的な補償が動的な誤差について可能であるので、慣性のバランスがとれていないプローブヘッドを用いることができる。このように、プローブヘッドのコスト、複雑さおよび重量を低減することができる。
本方法は、縦アームの座標位置決め装置で用いるものに限定されない。例えば、本発明は、水平アームの座標位置決め装置で用いるのにも適している。
本発明は他の機械の誤差補償に適している。この場合、関節プローブヘッドはCMMの中空軸と等しい取付け構造に取り付けられる。関節プローブヘッドからのトルクは捩れを生じさせ、この捩れは取付け構造から機械計測学構造の残余の部分まで移る。
例えば、関節プローブヘッドは検査ロボットの末端に装着され、この末端は例えばいくつかの関節結合部を有したロボットアームを備えることができる。一般に、ロボットのアームの末端は手関節を備え、この関節にはその縦軸回りに回転できる構造が伴い、その構造には関節プローブヘッが取り付けられる。この方法によって、関節プローブヘッドによって生成されたトルクが手関節まで補償されることが可能になる。ロボットアームの他の部品の回転マップによって、システム全体が関節プローブヘッドによって引き起こされるトルクを補償することができる。
座標測定装置の斜視図である。 関節プローブヘッドの断面図である。 座標測定装置のアームに取り付けられる関節プローブヘッドの斜視図である。 トルクTとZ方向柱の角偏位との関係を示すグラフである。 速い速度および遅い速度で垂直の孔を測定したデータを示すグラフである。 プローブ先端が較正された球に接触した状態の関節プローブヘッドの平面図である。 直線および角度方向の力を示す関節プローブヘッドの側面図である。

Claims (18)

  1. 面検出デバイスを有した関節プローブヘッドであって、前記面検出デバイスが測定の間前記関節プローブヘッドの少なくとも1つの軸回りに回転する関節プローブヘッドを備えた座標位置決め装置を用いて行われる測定の誤差補償方法であって、
    (a)前記装置の全体または部分の剛性を決定する工程と、
    (b)負荷、または特定の時点に前記関節プローブヘッドによって加えられる前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を決定する工程と、
    (c)前記負荷によって生じる前記面検出デバイスにおける測定誤差を前記工程(a)および(b)を用いて決定する工程と、
    を適切な順序で有したことを特徴とする補償方法。
  2. 前記負荷はトルクを含むことを特徴とする請求項1に記載の補償方法。
  3. 前記負荷は直線方向の力を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の補償方法。
  4. 前記面検出デバイスは接触プローブであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の補償方法。
  5. 前記面検出デバイスは非接触プローブであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の補償方法。
  6. 前記剛性は、工程(a)で、前記装置の全体または部分に負荷を作用させ、偏位を測定することによって決定されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の補償方法。
  7. 前記剛性は、工程(a)で、
    前記装置の全体または部分に作用する負荷を測定するとともに、寸法が既知の対象物を測定することによって決定され、
    前記装置の全体または部分の偏位が、前記対象物の既知の寸法と前記対象物の測定された寸法との差から決定され、
    前記剛性が前記負荷と前記偏位から求められる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の補償方法。
  8. 前記対象物の既知の寸法は、遅い速度でその寸法を測定することによって決定されることを特徴とする請求項7に記載の補償方法。
  9. 前記面検出デバイスは加工物と接触するスタイラス有した接触プローブであり、また、前記剛性は、工程(a)において、
    前記接触プローブを位置決めして前記スタイラスをその寸法が既知の対象物の面に接触させ、
    異なるプローブからの力が作用するときの前記面の測定値読取りを行う、
    ことによって決定し、
    前記装置の全体または部分の偏位が既知の寸法と測定された寸法との違いから決定され、
    前記剛性が前記作用する力と前記偏位から求められる、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の補償方法。
  10. 前記面検出デバイスは加工物と接触するスタイラス有した接触プローブであり、また、前記剛性は、工程(a)において、
    前記接触プローブを位置決めして前記スタイラスをその寸法が既知の対象物の面に接触させ、
    前記プローブヘッドを当該プローブ先端を前記面に接触させたまま振動させ、
    異なるプローブ振動数で、従って異なる加速度で振動するときの前記面の測定値読取りを行う、
    ことによって決定し、
    前記装置の全体または部分の偏位が既知の寸法と測定された寸法との違いから決定され、
    前記剛性が前記加速度と前記偏位から求められる、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の補償方法。
  11. 前記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、前記装置のシステム変数から定められることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の補償方法。
  12. 前記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、前記関節プローブヘッドにおける少なくとも1つのモータに流れる電流から定められることを特徴とする請求項11に記載の補償方法。
  13. 前記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、前記関節プローブヘッドにおける位置測定デバイスからの測定データの二次微分によって決定されることを特徴とする請求項11に記載の補償方法。
  14. 前記工程(b)における前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因は、トルク計または加速度計を用いて決定されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の補償方法。
  15. 前記補償方法は、前記面検出デバイスの測定経路の基準点からのオフセットを決定する工程を含み、このオフセットは測定誤差の計算に用いられることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の補償方法。
  16. 前記工程(c)で定められる測定誤差は実質的に(Lcosφ)δθに比例する、ここで、Lは、関節プローブヘッドの基準点から前記面検出デバイスの測定経路までの距離、φは、前記面検出デバイスと、前記関節プローブヘッドが装着される構造の軸に垂直な軸との間の角度、およびδθは前記装着する構造の角度偏位である、ことを特徴とする請求項15に記載の補償方法。
  17. 前記プローブは接触プローブであり、Lはスタイラス検出デバイスの先端とその回転中心との間の距離であることを特徴とする請求項16に記載の補償方法。
  18. 座標位置決め装置であって、面検出デバイスを有した関節プローブヘッドであって、前記面検出デバイスが測定の間前記関節プローブヘッドの少なくとも1つの軸回りに回転することができる関節プローブヘッドを備え、前記装置の全体または部分の剛性が既知である座標位置決め装置において、
    前記装置は、特定の時点に前記関節プローブヘッドによって加えられる負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因を決定する手段を備え、
    前記負荷によって生じる前記面検出デバイスにおける測定誤差を、前記装置の全体または部分の既知の剛性と、決定された前記負荷に関連した1つまたはそれ以上の要因とを用いて決定するようにしたプロセッサを含む
    ことを特徴とする座標位置決め装置。
JP2006538963A 2003-11-13 2004-11-15 関節プローブヘッドを持つ座標測定機の誤差補償方法 Pending JP2007512512A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0326532.9A GB0326532D0 (en) 2003-11-13 2003-11-13 Method of error compensation
PCT/GB2004/004830 WO2005050134A1 (en) 2003-11-13 2004-11-15 Method of error compensation in a coordinate measuring machine with an articulating probe head

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007512512A true JP2007512512A (ja) 2007-05-17

Family

ID=29726520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006538963A Pending JP2007512512A (ja) 2003-11-13 2004-11-15 関節プローブヘッドを持つ座標測定機の誤差補償方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7533574B2 (ja)
EP (1) EP1687589B1 (ja)
JP (1) JP2007512512A (ja)
CN (1) CN100453970C (ja)
GB (1) GB0326532D0 (ja)
WO (1) WO2005050134A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524032A (ja) * 2006-01-19 2009-06-25 カール ツァイス インドゥストリエレ メステヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 座標測定機械及び座標測定機械を操作するための方法
KR101738257B1 (ko) * 2015-09-11 2017-05-30 안동대학교 산학협력단 프로브 회전형 원자현미경의 프로브 정렬도 측정 방법

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8417370B2 (en) * 2003-10-17 2013-04-09 Hexagon Metrology Ab Apparatus and method for dimensional metrology
GB0508217D0 (en) * 2005-04-25 2005-06-01 Renishaw Plc Method for scanning the surface of a workpiece
US7584671B2 (en) * 2005-06-21 2009-09-08 Architecture And Building Research Institute, Ministry Of The Interior Apparatus for testing the load bearing strength of an architectural structure
SE530573C2 (sv) * 2006-11-16 2008-07-08 Hexagon Metrology Ab Förfarande och anordning för kompensering av geometriska fel i bearbetningsmaskiner
EP1978328B1 (en) * 2007-04-03 2015-02-18 Hexagon Metrology AB Oscillating scanning probe with constant contact force
GB0707720D0 (en) * 2007-04-23 2007-05-30 Renishaw Plc Apparatus and method for controlling or programming a measurement routine
CN101821582B (zh) * 2007-06-28 2013-04-17 海克斯康测量技术有限公司 用于确定测量机中的动态误差的方法
GB0713639D0 (en) * 2007-07-13 2007-08-22 Renishaw Plc Error correction
GB0716218D0 (en) 2007-08-20 2007-09-26 Renishaw Plc Measurement path generation
US8457790B2 (en) * 2007-09-14 2013-06-04 Zimmer, Inc. Robotic calibration method
US7912572B2 (en) * 2007-09-20 2011-03-22 General Electric Company Calibration assembly for an inspection system
EP2042829B2 (en) * 2007-09-26 2017-08-09 Hexagon Metrology AB Modular calibration
GB0804467D0 (en) 2008-03-11 2008-04-16 Renishaw Plc Touch trigger measurement probe
US8401691B2 (en) * 2008-04-28 2013-03-19 University Of North Carolina At Charlotte Dynamic metrology methods and systems
EP2219010A1 (en) 2009-02-11 2010-08-18 Leica Geosystems AG Coordinate measuring machine (CMM) and method of compensating errors in a CMM
EP2270425A1 (en) 2009-07-03 2011-01-05 Leica Geosystems AG Coordinate measuring machine (CMM) and method of compensating errors in a CMM
EP2372302A1 (de) 2010-03-26 2011-10-05 Leica Geosystems AG Messverfahren für eine oberflächenvermessende Messmaschine
JP5612386B2 (ja) * 2010-07-23 2014-10-22 株式会社ミツトヨ 形状測定装置
EP2505956A1 (en) 2011-03-29 2012-10-03 Hexagon Technology Center GmbH Coordinate measuring machine
US9157721B1 (en) * 2012-06-08 2015-10-13 Beeline Company Measuring system
CN103018505A (zh) * 2012-12-04 2013-04-03 无锡圆方半导体测试有限公司 一种探针修正装置
EP2762829B1 (en) 2013-02-05 2020-05-27 Hexagon Technology Center GmbH Variable modelling of a measuring device
EP2762831B1 (en) 2013-02-05 2020-04-29 Hexagon Technology Center GmbH Dynamical monitoring of a coordinate measuring machine using recursive filtering
EP2762830B1 (en) 2013-02-05 2020-05-06 Hexagon Technology Center GmbH Dynamical monitoring and modelling of a coordinate measuring machine
CN103759092B (zh) * 2013-11-26 2016-02-10 北京宇航系统工程研究所 一种三铰链补偿器的补偿方法
GB201321594D0 (en) * 2013-12-06 2014-01-22 Renishaw Plc Calibration of motion systems
US9759540B2 (en) * 2014-06-11 2017-09-12 Hexagon Metrology, Inc. Articulating CMM probe
US9441935B2 (en) 2014-07-07 2016-09-13 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Three-dimensional coordinate measuring machine
EP2998696B1 (en) 2014-09-18 2021-01-06 Hexagon Technology Center GmbH Method for compensating lobing behaviour of a CMM touch probe
CN104316012A (zh) * 2014-11-25 2015-01-28 宁夏共享模具有限公司 一种用于大型零部件尺寸测量的工业机器人
EP3034991B2 (en) 2014-12-19 2022-08-24 Hexagon Technology Center GmbH Method and system for actively counteracting displacement forces with a probing unit
DE102015201583B4 (de) 2015-01-29 2018-07-26 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh Verfahren zur Ermittlung eines auf eine Drehvorrichtung einwirkenden Moments oder einer auf eine Drehvorrichtung einwirkenden Kraft
US10620003B2 (en) 2015-04-28 2020-04-14 Hexagon Technology Center Gmbh Active damping of a measuring device
US11073382B2 (en) 2015-11-13 2021-07-27 Hexagon Technology Center Gmbh Error compensation for coordinate measuring machines using a reference module
CN106420350B (zh) * 2016-10-31 2019-01-11 成都杰仕德科技有限公司 一种用于自动配药系统的位置补偿装置和方法
JP6173628B1 (ja) * 2017-01-30 2017-08-02 株式会社ミツトヨ 形状測定装置の制御方法
EP3392611B1 (en) 2017-04-19 2019-12-25 Renishaw PLC Contamination trap
WO2018193227A1 (en) 2017-04-19 2018-10-25 Renishaw Plc Bearing arrangement
US10826369B2 (en) 2017-04-19 2020-11-03 Renishaw Plc Positioning apparatus with relatively moveable members and a linear motor mounted thereon
EP3392610B1 (en) 2017-04-19 2022-02-23 Renishaw PLC Bearing mount
WO2018193229A1 (en) 2017-04-19 2018-10-25 Renishaw Plc Positioning apparatus
DE102017113695B3 (de) 2017-06-21 2018-12-27 Carl Mahr Holding Gmbh Wippenloses Messsystem für ein Messgerät
DE102017113699B3 (de) 2017-06-21 2018-06-28 Carl Mahr Holding Gmbh Messsystem mit einer Kugelführungseinheit für ein Messgerät
EP3470777B1 (en) 2017-10-10 2021-09-29 Hexagon Technology Center GmbH System, method and computer program product for determining a state of a tool positioning machine
CN108917680B (zh) * 2018-07-18 2019-11-29 东北大学 一种深入式七探头多自由度三坐标测量仪
CN110307814B (zh) * 2019-07-17 2020-08-25 上海交通大学 一种全自动接触式测量装置与方法
CN110307813B (zh) * 2019-07-17 2020-06-02 上海交通大学 一种全自动接触式测量设备与方法
CN112529969B (zh) * 2020-12-23 2024-03-26 深圳市旗众智能科技有限公司 贴片机xy轴定位补偿方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154408A (en) * 1979-03-30 1980-12-02 Renishaw Electrical Ltd Coordinate measuring apprartus and dimension measuring method of work piece thereon
JPH01503733A (ja) * 1987-06-11 1989-12-14 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー 加工物検査方法および装置
JPH05223557A (ja) * 1990-01-19 1993-08-31 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置の修正方法及び座標測定装置
JPH07324929A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置を用いて加工物の座標を測定する方法
JPH07324928A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Carl Zeiss:Fa 加工物表面の座標測定方法
JPH08105702A (ja) * 1994-09-23 1996-04-23 Carl Zeiss:Fa 2つの回転軸を有する座標測定装置の校正方法
JPH10239012A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Tokyo Seimitsu Co Ltd 輪郭形状測定方法及び輪郭形状測定機
JP2001227938A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置の走査ヘッドの回転装置
WO2002004883A1 (en) * 2000-07-06 2002-01-17 Renishaw Plc Method of and apparatus for correction of coordinate measurement errors due to vibrations in coordinate measuring machines (cmms)
EP1391684A1 (de) * 2002-08-16 2004-02-25 Carl Zeiss Koordinatenmessmaschine und Fehlerkorrekturverfahren

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4663852A (en) * 1985-09-19 1987-05-12 Digital Electronic Automation, Inc Active error compensation in a coordinated measuring machine
DE3740070A1 (de) * 1987-11-26 1989-06-08 Zeiss Carl Fa Dreh-schwenk-einrichtung fuer tastkoepfe von koordinatenmessgeraeten
US5152072A (en) * 1988-02-18 1992-10-06 Renishaw Plc Surface-sensing device
US5189806A (en) * 1988-12-19 1993-03-02 Renishaw Plc Method of and apparatus for scanning the surface of a workpiece
US5430948A (en) * 1993-07-12 1995-07-11 Vander Wal, Iii; H. James Coordinate measuring machine certification system
JPH08210837A (ja) * 1995-02-07 1996-08-20 Tokyo Seimitsu Co Ltd 三次元座標測定機の回転角度誤差補正におけるプローブ位置ベクトル算出装置
GB9815830D0 (en) * 1998-07-22 1998-09-16 Renishaw Plc Method of and apparatus for reducing vibrations on probes carried by coordinate measuring machines
GB0002375D0 (en) 2000-02-03 2000-03-22 Renishaw Plc Reactionless rotary drive mechanism
EP1158269B1 (de) * 2000-05-23 2005-07-20 Carl Zeiss Industrielle Messtechnik GmbH Korrekturverfahren für Koordinatenmessgeräte
JP2001330428A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Natl Inst Of Advanced Industrial Science & Technology Meti 3次元測定機の測定誤差評価方法及び3次元測定機用ゲージ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154408A (en) * 1979-03-30 1980-12-02 Renishaw Electrical Ltd Coordinate measuring apprartus and dimension measuring method of work piece thereon
JPH01503733A (ja) * 1987-06-11 1989-12-14 レニショウ パブリック リミテッド カンパニー 加工物検査方法および装置
JPH05223557A (ja) * 1990-01-19 1993-08-31 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置の修正方法及び座標測定装置
JPH07324929A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置を用いて加工物の座標を測定する方法
JPH07324928A (ja) * 1994-05-27 1995-12-12 Carl Zeiss:Fa 加工物表面の座標測定方法
JPH08105702A (ja) * 1994-09-23 1996-04-23 Carl Zeiss:Fa 2つの回転軸を有する座標測定装置の校正方法
JPH10239012A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Tokyo Seimitsu Co Ltd 輪郭形状測定方法及び輪郭形状測定機
JP2001227938A (ja) * 2000-02-15 2001-08-24 Carl Zeiss:Fa 座標測定装置の走査ヘッドの回転装置
WO2002004883A1 (en) * 2000-07-06 2002-01-17 Renishaw Plc Method of and apparatus for correction of coordinate measurement errors due to vibrations in coordinate measuring machines (cmms)
EP1391684A1 (de) * 2002-08-16 2004-02-25 Carl Zeiss Koordinatenmessmaschine und Fehlerkorrekturverfahren

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524032A (ja) * 2006-01-19 2009-06-25 カール ツァイス インドゥストリエレ メステヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 座標測定機械及び座標測定機械を操作するための方法
KR101738257B1 (ko) * 2015-09-11 2017-05-30 안동대학교 산학협력단 프로브 회전형 원자현미경의 프로브 정렬도 측정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20070051179A1 (en) 2007-03-08
GB0326532D0 (en) 2003-12-17
CN100453970C (zh) 2009-01-21
CN1882821A (zh) 2006-12-20
EP1687589A1 (en) 2006-08-09
EP1687589B1 (en) 2012-09-05
US7533574B2 (en) 2009-05-19
WO2005050134A1 (en) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007512512A (ja) 関節プローブヘッドを持つ座標測定機の誤差補償方法
EP1975546B1 (en) Method of using multi-axis positioning and measuring system
JP5851969B2 (ja) 関節式プローブヘッド
US9383198B2 (en) Method and device for reducing errors in a turning device during the determination of coordinates of a workpiece or during the machining of a workpiece
US9797700B2 (en) Variable modelling of a measuring device
CN105965505A (zh) 机器人控制方法、机器人装置、程序和记录介质
US7526873B2 (en) Use of surface measurement probes
US20050055839A1 (en) Probe head for coordinate measuring machines
KR101162975B1 (ko) 무게 중심 및 관성 모멘트 측정장치 및 이를 이용한 무게 중심 및 관성 모멘트의 측정방법
US20170361383A9 (en) Machine tools
US7456538B2 (en) Reaction balanced rotary drive mechanism
JPH07324928A (ja) 加工物表面の座標測定方法
US20040088874A1 (en) Polar coordinate-based profilometer and methods
JP3531882B2 (ja) 三次元測定機の測定誤差補正装置
CN113733102A (zh) 一种用于工业机器人的误差标定装置和方法
JP6800421B1 (ja) 測定装置及び測定方法
CN113049002A (zh) 一种倾角传感器的圆锥运动测试方法
JP3412450B2 (ja) 主軸方向慣性モーメント測定方法及びその装置
KR102060760B1 (ko) 압전소자 방식 공작기계 가진 시스템 및 이를 이용한 공작기계 가진 방법
JP2014058003A (ja) 校正治具及びロボット装置並びに校正治具を用いたロボット装置の校正方法
WO2017170119A1 (ja) 表面形状測定装置及び表面形状測定方法
CN219349400U (zh) 旋转机构的限位装置
JP5310336B2 (ja) 測定装置
Huang et al. The examination principle and the effect of vibration suppression of a rotor system equipped with a skew-mounted automatic ball balancer
JP3736687B2 (ja) エアテーブル式低周波微小擾乱測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091225

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100629

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100720

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100813

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110801

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120528

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120601

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120628

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120704

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120730

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828