JP2007507668A - エンジンのオイルシール及びドレン構造 - Google Patents

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Abstract

クランクシャフトが鉛直に向いているタイプのエンジン又はクランクシャフトが水平に向いているタイプのエンジンとして使用されるエンジンの潤滑及びブリーザシステムである。クランクケースは、クランクシャフトの第1ジャーナル部及び第2ジャーナル部を支持している第1軸受ボス及び第2軸受ボスを有している。エンジンがバーチカルタイプのエンジンであるとき、第2軸受ボスは第1軸受ボスの上方に位置する。潤滑及びブリーザシステムは、第2軸受ボスに固着されているキャップを備える。該システムは、第2軸受ボスと協力して環状室を画成する。該環状室はクランクケース内で飛散する油を受け入れる。キャップには複数のリブが形成されている。該複数のリブは、ブローバイガスに飛沫同伴し環状室からブリーザ室に送られる油の量を減少させる。

Description

本発明は、クランクケース及びシリンダブロックを備えるバーチカルタイプ或いはホリゾンタルタイプのエンジンに使用される潤滑システムに関する。詳しくは、本発明は、この潤滑システムにおいて、改良が施されたオイルシール及びドレン構造に関する。
従来のエンジンには、クランクシャフトが水平に配置されたホリゾンタルタイプのエンジンと、クランクシャフトが鉛直に配置されたバーチカルタイプのエンジンとがある。従来のエンジンにおいては、クランクケース及びシリンダブロックは、エンジンのタイプによって異なる。その理由としては、クランクケース内で発生したブローバイガスの排出通路の構成と、ブローバイガスから分離された油をクランクケースに戻すための戻り通路の構成と、がエンジンのタイプによって異なることにある。
クランクケース及びシリンダブロックがエンジンのタイプによって異なる構成を有することは、エンジンを大量生産するには不都合であり、結果として、費用が嵩む。
上記の問題の解決索が下記の特許文献1に開示されている。この特許文献1は、クランクシャフトが水平に配置された状態でも鉛直に配置された状態でも使用可能なエンジンを開示している。この特許文献1の潤滑システムは、水平に向いたクランクシャフトを備えるエンジン及び鉛直に向いたクランクシャフトを備えるエンジンのどちらにも良好に機能する。この特許文献1の開示内容を本書に含めることとする。しかし、この特許文献1に開示された構造には潜在的な問題が存在する。その問題とは、クランクシャフトが鉛直に向いている場合、クランクケースからブリーザ室内に進入する油の量がエンジンの排気量及び第2軸受ボスの形状次第で過剰になりうる、という問題である。ブリーザ室は油をブローバイガスから取り除く手段を備えてはいるが、この手段では対応できないほど油の量が多量になる可能性もあり、多量の油がブローバイガスとともにエンジンの吸気系統に流れ込んでエンジンの性能に問題が生じることがある。
従って、クランクシャフトを水平に或いは鉛直に配置しても使用可能なエンジンにおいて、クランクシャフトを鉛直に向けた場合に対して改良が施された潤滑システムが当業界では必要とされている。更に、ブローバイガスとともにブリーザ室内に流れ込む油の量を制限或いは減少させるエンジンが当業界で必要とされている。
米国特許第5937836号
上記の必要性を考慮した上で本発明は実現されている。本発明の目的は、鉛直に向いたクランクシャフトの潤滑システムを提供することである。該潤滑システムは、ブローバイガスの排出と、ブローバイガスからの油の分離と、ブローバイガスから分離された油のクランクケースへの返還と、を容易に行える。従って、本発明は、クランクシャフトを水平に配置しても鉛直に配置しても使用可能であるエンジンにおいて、クランクシャフトが鉛直に配置されている場合のエンジンに対して改良が施された潤滑システムに関する。更に、本発明は、ブローバイガスとともにブリーザ室内に流れる油の量を減少或いは制限するようなエンジンに関する。
本発明によると、クランクケースと、シリンダブロックと、を有するエンジンの潤滑及びブリーザシステムが提供されている。クランクケース及びシリンダブロックは、ホリゾンタルタイプのエンジン及びバーチカルタイプのエンジンのいずれか一方に使用可能である。エンジンはクランクシャフトを備えており、該クランクシャフトは、第1ジャーナル部及び第2ジャーナル部を有している。クランクケースは、クランクシャフトの第1ジャーナル部及び第2ジャーナル部を支持する第1軸受ボス及び第2軸受ボスを有している。エンジンがバーチカルタイプのエンジンであるとき、第2軸受ボスは第1軸受ボスの上方に位置する。
更に本発明によると、潤滑及びブリーザシステムは、第2軸受ボスに形成されている環状室を備えている。該環状室は、クランクケース内で飛散する油を受け入れる。シリンダブロックの一側に形成されているブリーザ室は、環状室に連通しており、ブローバイガスと油とを分離する。油をクランクケースに流すために、ブリーザ室は、第1戻り穴と第2戻り穴とを有しており、第1戻り穴は、エンジンがホリゾンタルタイプのエンジンであるときに最下部となるブリーザ室の一部に位置しており、第2戻り穴は、エンジンがバーチカルタイプのエンジンであるときに最下部となるブリーザ室の一部に位置している。
更に本発明によると、ブリーザチューブは、ブリーザ室の一部に接続されており、且つ、エンジンの吸気系統に連結されている。ブリーザチューブは、エンジンがホリゾンタルタイプのエンジンであるときには第1戻り穴の上方に位置し、エンジンがバーチカルタイプのエンジンであるときには第2戻り穴の上方に位置する。
更に本発明によると、キャップは、第2軸受ボスに固着されており、且つ、第2軸受ボスと協力して環状室を画成する。キャップには複数のリブが形成されており、該複数のリブは、環状室からブリーザ室に流れる油の量を減少させる役割を担う。複数のリブは、径方向に向いた複数のリブと、環状リブと、を含んでいる。
更に本発明によると、第2軸受ボスはオイル供給穴を備えている。油及びブローバイガスは、クランクケースからオイル供給穴を介して環状室に流れる。複数のオイル戻り穴は、第2軸受ボスに形成されており、油は、環状室から複数のオイル戻り穴を介してクランクケースに戻される。オイル戻り穴は、オイル供給穴の直径よりも小さい直径を有する。第2軸受ボスは、更に、複数のオイル溜め部を備えており、該複数のオイル溜め部は、それぞれ、複数のオイル戻り穴の各々に関連しており、且つ、油を保持するようになっている。
本発明における上記の特徴及び更なる特徴は添付の図面を参照した以下の説明から明らかである。
図1及び図2を参照すると、エンジン本体1は、鉛直に配設されたクランクシャフト2を支持しているクランクケース3から成る。シリンダブロック5は、シリンダ穴5aと、シリンダヘッド8と、を有している。シリンダ穴5a内ではピストン4がスライドする。シリンダヘッド8内では吸気弁6及び排気弁7が支持されている。クランクシャフト2とピストン4とはコネクティングロッドによって連結されている。クランクケース3は、クランクシャフト2の軸に対して斜めに交差するクランクケース3の対角線に沿って、上側ケース半体3aと下側ケース半体3bとに分けられている。上側ケース半体3aとシリンダブロック5とシリンダヘッド8とは一体に形成されている。従って、エンジン本体1は、2つの部分から構成されており、また、バーチカルタイプのエンジンに適用可能である。上側ケース半体3aと下側ケース半体3bとは、1或いはそれ以上のボルトによって、互いに取り外し可能に結合されている。
シリンダブロック5の一側には、平らな弁作動伝動室10がシリンダ穴5aに隣接して形成されている。弁作動伝動室10内にはタイミング伝動装置12が配設されている。弁作動伝動装置12は、クランクシャフト2と弁作動カムシャフト11とを連結している。弁作動カムシャフト11はシリンダヘッド8に支持されている。タイミング伝動装置12は、クランクシャフト2に固着された歯付き駆動プーリ13と、弁作動カムシャフト11に固着されている歯付き被動プーリ13と、歯付き駆動プーリ13及び歯き被動プーリ13の双方に巻かれていいる歯付きベルト14と、から成り、もって、クランクシャフト2の回転は2分の1に減少して弁作動カムシャフト11に伝達される。弁作動カムシャフト11が回転することによって、吸気弁6及び排気弁7はロッカーアーム15を介して開閉する。タイミング伝動装置12の一部及びロッカーアーム15はヘッドカバー16によって覆われている。ヘッドカバー16は、ボルトによって、シリンダヘッド8に結合されている。
エンジン本体1は、第2軸受ボス3が第1軸受ボス3の上方の位置を占めるように、配設されており、クランクシャフト2を鉛直に支持している。弁作動伝動室10よりも下位のオイル貯留室26は、クランクケース3の下側ケース半体3bに形成されている。オイル貯留室26内に貯められている潤滑油27の量は、タイミング伝動装置12が潤滑油27に浸からないような量に設定されている。
調速遠心ガバナ19の支持軸20は、下側ケース半体3bの内壁に固着されたブラケット50に水平に向いた状態で固着されている。遠心ガバナ19は、回転テーブル21と、支持軸20にスライド可能に支持されている筒状スライダ23と、複数の振り子型遠心錘24と、によって構成されている。遠心錘24は、回転テーブル21にスイング可能に支持されており、スライダ23を挟んでいる。各遠心錘24は作動アーム24aを備えている。作動アーム24aは、遠心錘24が遠心力によって径方向外側にスイングするときにスライダ23が一方向にスライドすることを可能にする。スライダ23が一方向にスライドするとき、吸気系統のスロットルバルブはリンク機構(図示せず)を介して閉位置に動作して、エンジンの回転数は予め設定された回転数に従来の方法で調節される。
支持軸20に回転可能に備えられている回転テーブル21の端面には被動ギヤ22が形成されている。被動ギヤ22は、クランクシャフト2に固着されているガバナ駆動ギヤ18と噛み合っている。回転テーブル21の外周面からは複数の羽根25aが突出しておりインペラ25を形成している。回転テーブル21の下半部は潤滑油27に浸かっている。
クランクケース3の内壁にはガイド壁51が一体的に形成されている。ガイド壁51は、駆動プーリ13から被動プーリ13に向かって弁作動伝動室10まで延びている経路を覆う。弁作動カムシャフト11の上端面には、オイル貯留部として機能する凹部52が設けられている。
クランクシャフト2において、タイミング伝動装置12の側にあるジャーナル部2を第1ジャーナル部2と呼び、タイミング伝動装置12とは反対側にあるジャーナル部2を第2ジャーナル部2と呼ぶこととする。クランクケース3において、第1ジャーナル部2及び第2ジャーナル部2を支持する軸受ボス3、3をそれぞれ第1軸受ボス及び第2軸受ボスと呼ぶこととする。図示されるように、エンジン本体1がバーチカルタイプのエンジンに使用される場合、第2軸受ボス3は第1軸受ボス3の上方に位置する。
図3〜図5において、クランクケース3の第2軸受ボス3の外側端面には円形凹部33が形成されている。円形凹部33は、キャップ35によって閉じられることによって、環状室33となっている。好ましくは金属で形成されているキャップ35は、オイルシール34を備えている。オイルシール34はクランクシャフト2の外周面にシール係合している。オイルシール34は環状の金属ばね34a(図10)に包囲されている。金属ばね34aはオイルシール34をクランクシャフト2に押圧する。
キャップ35は、好ましくは、弾性すなわち可撓性のあるゴム状の構造体を備えている。該構造体はキャップ35に成形されているか或いは取り付けられている。弾性構造体は、オイルシール34の他に、複数のリブ35a、35bを備えている。図5、図9及び図10に明示されるように、複数のリブ35a、35bはキャップ35の内表面に形成されている。リブは可撓性でオイルシール34と一体的に形成されていることが好ましいが、適当な成形作業でキャップ35の金属性の本体に形成されていてもよい。
リブは、径方向に向いた複数のリブ35aと環状リブ35bとを含んでいる。環状リブ35bはクランクシャフト2と同心である。環状リブ35bは、連続する弓状のリブ部で形成されている。弓状のリブ部は、図示されるように、径方向に向いたリブ35a間で延びており、且つ、径方向に向いたリブ35aの長さ方向の略中間に位置している。リブ35a、35bは、ブローバイガスと該ブローバイガスに飛沫同伴している油とから成り環状室33内に流入する流体に対する障害物となっている。この障害物となっているリブ35a、35によって、飛沫同伴している油は、後述するように、ブローバイガスから脱落することができる。無論、弾性リブ35a、35b及びオイルシール34は、キャップ35の金属製の本体に成形されるか或いは適宜な接着技術によって該金属製の本体に取り付けられるようにしてもよい。
図3、図4及び図8を参照すると、環状室33とクランクケース3の内側とを連通させるオイル供給穴36が第2軸受ボス3に設けられている。また、複数のオイル溜め部36’が第2軸受ボス3の外面に形成されている。各オイル溜め部36’には、オイル戻り穴36’’が形成されている。油は、このオイル戻り穴36’’を通って、クランクケース3に戻る。環状室33とクランクケース3の内側との間に制限を設けることなく互いに連通させるために、オイル供給穴36の直径は、比較的大きく、好ましくは一定であることは理解されたい。反対に、オイル戻り穴36’’の直径はオイル供給穴36の直径よりも実質的に小さいので、ブローバイガスがオイル戻り穴36’’を介して環状室33内に流入することを実質的に防ぐ、即ち、禁止する。更に、オイル戻り穴36’’の大きさは、使用の際、オイル溜め部36’が油を保持するような大きさであり、オイル戻り穴36’’はブローバイガスの通過を禁止する。
環状室33に向いている第2軸受ボス3の端面の一部又は全体に、円錐状のオイル溜め部37が形成されている。後述するブリーザ通路40への開口は、図示されるように、オイル供給穴36の径方向反対側の場所に位置し、第2軸受ボス3に形成されていることが好ましい。
シリンダブロック5の一側には多角形状の凹部38が形成されている。多角形状の凹部38の開口面は、蓋39で閉じられることによって、ブリーザ室となっている。ブリーザ室38とクランクケース3の内側とを連通させるブリーザ通路40は、ブリーザ室38から環状室33まで延びている。
図3、図6及び図7に示されるように、ブリーザ室38へのブリーザ通路40の開口端面は弁座41に形成されている。複数の支持片43は、蓋39に溶着されており、弁プレート42を支持する。弁プレート42は弁座41に対向しており開閉移動を行う。弁座41と弁プレート42とで逆止弁44が構成される。逆止弁44は、クランクケース3内の圧力が上昇したときは開き、クランクケース3内の圧力が下降したときは閉じるようになっている。蓋39は、ボルト45によってシリンダブロック5に固着されている。
ブリーザ室38内には、第1戻り穴46及び第2戻り穴46が形成されている。第1戻り穴46は、エンジン本体1がホリゾンタルタイプのエンジンのエンジン本体である場合に最下部となる部分に設けられる。第2戻り穴46は、エンジン本体1がバーチカルタイプのエンジンのエンジン本体である場合に最下部となる部分に設けられる。第1戻り穴46及び第2戻り穴46の双方はクランクケース3の内側に通じている。更に、第1戻り穴46及び第2戻り穴46のそれぞれの直径は、ブリーザ通路40の直径よりもかなり小さくなっており、ブローバイガスの通過を極力抑えるようになっている。
蓋39には接続穴47が設けられており、該接続穴47はブリーザ室38に開口している。エンジンの吸気系統におけるエアクリーナ(図示せず)に接続されているブリーザチューブ48は接続穴47に接続されている。接続穴47は、エンジン本体1がホリゾンタルタイプのエンジンに適用される場合においては第1戻り穴46の上方に位置し、エンジン本体1がバーチカルタイプのエンジンに適用される場合においては第2戻り穴46の上方に位置する。ブリーザ室38内において、隔壁49は、シリンダブロック5の側壁に一体的に形成されており、弁座41と接続穴47とを互いに分けている。
クランクシャフト2が回転すると、オイル貯留室26内の潤滑油はインペラ25が回転することによって飛散する。飛散した潤滑油の一部は、インペラ25の近傍にあるガイド壁51によって弁作動伝動室10に向かって案内され、タイミング伝動装置12と他の弁作動機構の部品と第1ジャーナル部2とを潤滑する。飛散した潤滑油の他の部分は、第2軸受ボス3のオイル供給穴36を通過して環状室33内に進入する。同時に、クランクケース3内の圧力は、ピストン4の往復運動によって、上昇及び下降を繰り返す。クランクケース3内の圧力が上昇すると、逆止弁44は開いて、該圧力はブローバイガスとともに環状室33及びブリーザ通路40を経由してブリーザ室38内に移る。クランクケース3内の圧力が下降すると、逆止弁44は閉じて、ブローバイガスの逆流が防止される。
流体(ブローバイガスと油)は、環状室33に進入すると、キャップ35の内表面から延びているリブ35a、35bに直面し、リブ35a、35bは、流体の速度を低下させて、流体に飛沫同伴している油の少なくとも一部をブローバイガスから脱落させる。従って、ブリーザ通路40に進入して最終的にはブリーザ室38内に入るブローバイガスに飛沫同伴している油の量は減少する。飛散した潤滑油は、第2軸受ボス3の上表面に形成された円錐状のオイル溜め部37内に溜まり、第1ジャーナル部21の上方にある第2ジャーナル部22を効果的に潤滑することができる。更に、飛散した潤滑油は、オイル溜め部36’に溜まり、オイル戻り穴36’’を介してクランクケース内にゆっくりと戻る。オイル戻り穴36’’の直径は、少量の油がオイル溜め部36’内に保持されながらも、オイル溜め部36’のオーバーフローを防ぐだけの十分な流出が行われるように選択されることが好ましい。オイル溜め部36’内に保持されている油が入り込むオイル戻り穴36’’の直径を小さく設定することは、ブローバイガスがオイル戻り穴36’’を通って環状室33に進入することを防止又は制限する役割を果たす。
クランクケース3内で発生したブローバイガスは、(ブローバイガスに飛沫同伴している油の第1の部分が除去される)環状室33及びブリーザ通路40を通り、ブリーザ室38内に流入する。流体(ブローバイガス及び(第1の部分が除去された)油)はブリーザ室38に進入して隔壁49を横切り、更に、油がブローバイガスから脱落する。このとき脱落する油は、ブリーザ室38から第2戻り穴46を経由してクランクケース3に排出される。そして、ブローバイガスは、油を実質的に含まない状態で、ブリーザチューブ48を通り、エアクリーナ(図示せず)に案内されて排出される。
エンジンが停止した後、弁作動カムシャフト11の上端面に形成されている凹部52には、油滴が凹部52の上方から溜まる。この油は、エンジンが再始動すると、弁作動カムシャフト11が回転することによって振り切られ、弁作動カムシャフト11の周辺にある弁作動機構の部品の潤滑に使用される。従って、特に、それまで停止状態にあったエンジンが始動する際でも、弁作動機構の油が枯渇することを防ぐことができる。
本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の実施例に限定されることなく、また、特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨を逸脱しない限り、各種の変形例が可能であることは理解されたい。
バーチカルタイプのエンジンに適用される本発明の実施形態の縦断面図。 図1の2−2線縦断面図。 環状室のキャップが取り外された状態の図1を矢印3の方向に見たときに得られる図。 図1の4−4線断面図。 図4の5−5線断面図。 図3の6−6線断面図。 ブリーザ室の蓋の内側を示す図。 クランクケースの第2軸受ボスにおける図3の8−8線断面図。 キャップの内表面の一部平面図 図9のキャップの一部断面図。

Claims (15)

  1. クランクケースと、シリンダブロックと、クランクシャフトと、を有するエンジンの潤滑及びブリーザシステムであって、前記クランクケース及び前記シリンダブロックは、ホリゾンタルタイプのエンジン及びバーチカルタイプのエンジンのいずれか一方に使用可能であり、前記クランクシャフトは、第1ジャーナル部及び第2ジャーナル部を有しており、前記クランクケースは、前記クランクシャフトの前記第1ジャーナル部及び前記第2ジャーナル部を支持する第1軸受ボス及び第2軸受ボスを有しており、前記第1軸受ボス及び前記第2軸受ボスは、前記エンジンが前記バーチカルタイプのエンジンであるとき、前記第2軸受ボスが前記第1軸受ボスの上方に位置するように、配置されており、
    前記潤滑及びブリーザシステムは、
    前記第2軸受ボスに形成されている環状室と、
    前記環状室に連通しており、且つ、前記シリンダブロックの一側に形成されているブリーザ室と、
    前記ブリーザ室の一部に接続されており、且つ、前記エンジンの吸気系統に連結されているブリーザチューブと、
    前記第2軸受ボスに固着されており、且つ、前記第2軸受ボスと協力して前記環状室を画成するキャップと、
    から成り、
    前記環状室は、前記クランクケース内で飛散する油を受け入れ、
    前記ブリーザ室は気体と液体とを分離し、前記ブリーザ室は、前記クランクケースの内側に連通する第1戻り穴と、前記クランクケースの前記内側に連通する第2戻り穴と、を有しており、前記第1戻り穴は、前記エンジンが前記ホリゾンタルタイプのエンジンであるときに最下部となる前記ブリーザ室の一部に位置しており、前記第2戻り穴は、前記エンジンが前記バーチカルタイプのエンジンであるときに最下部となる前記ブリーザ室の一部に位置しており、
    前記ブリーザ室は、前記エンジンが前記ホリゾンタルタイプのエンジンであるときには前記第1戻り穴の上方に位置し、前記エンジンが前記バーチカルタイプのエンジンであるときには前記第2戻り穴の上方に位置し、
    前記キャップには複数のリブが形成されており、前記複数のリブは、前記気体に飛沫同伴して前記環状室から前記ブリーザ室に流れる前記液体の量を減少させる役割を担うことを特徴とする潤滑及びブリーザシステム。
  2. 前記第2軸受ボスは、オイル供給穴と、複数のオイル戻り穴と、を備えており、気体及び液体は、前記クランクケースから前記オイル供給穴を介して前記環状室内に導入され、油は、前記環状室から前記複数のオイル戻り穴を介して前記クランクケースに戻され、前記オイル戻り穴は、前記オイル供給穴の直径よりも小さい直径を有することを特徴とする請求項1に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  3. 前記第2軸受ボスは、更に、複数のオイル溜め部を備えており、前記複数のオイル溜め部は、それぞれ、前記複数のオイル戻り穴の各々に関連しており、且つ、油を保持するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  4. 前記複数のリブは、径方向に向いた複数のリブと、環状リブと、を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  5. 前記第2軸受ボスは、オイル供給穴と、複数のオイル戻り穴と、を備えており、気体及び液体は、前記クランクケースから前記オイル供給穴を介して前記環状室内に導入され、油は、前記環状室から前記複数のオイル戻り穴を介して前記クランクケースに戻され、前記オイル戻り穴は、前記オイル供給穴の直径よりも小さい直径を有することを特徴とする請求項4に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  6. 前記第2軸受ボスは、更に、複数のオイル溜め部を備えており、前記複数のオイル溜め部は、それぞれ、前記複数のオイル戻り穴の各々に関連しており、且つ、油を保持するようになっていることを特徴とする請求項5に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  7. 前記潤滑及びブリーザシステムは、更に、前記ブリーザ室と前記環状室との間で延びているブリーザ通路から成り、前記ブリーザ通路への入口は、前記第2軸受ボスに形成されており、前記入口は、前記オイル供給穴の位置に対して径方向反対側に位置することを特徴とする請求項2に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  8. 前記複数のリブは、径方向に向いた複数のリブと、環状リブと、を含んでいることを特徴とする請求項7に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  9. 前記第2軸受ボスは、オイル供給穴と、複数のオイル戻り穴と、を備えており、気体及び液体は、前記クランクケースから前記オイル供給穴を介して前記環状室内に導入され、油は、前記環状室から前記複数のオイル戻り穴を介して前記クランクケースに戻され、前記オイル戻り穴は、前記オイル供給穴の直径よりも小さい直径を有することを特徴とする請求項8に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  10. 前記第2軸受ボスは、更に、複数のオイル溜め部を備えており、前記複数のオイル溜め部は、それぞれ、前記複数のオイル戻り穴の各々に関連しており、且つ、油を保持するようになっていることを特徴とする請求項9に記載の潤滑及びブリーザシステム。
  11. エンジンのクランクシャフトの上端部の周囲に配設されているキャップであって、前記クランクシャフトは鉛直に向いており、前記キャップは概ね環状であり、前記キャップは、前記クランクシャフトの前記上端部を支持する軸受ボスと協力して環状室を画成しており、前記環状室は、前記エンジンのクランクケースからブローバイガスを受け入れるようになっており、前記キャップは、
    環状の金属製本体と、
    前記環状の金属製本体から延びており、前記クランクシャフトとシール係合するオイルシールと、
    前記環状の金属製本体の内表面に形成されている複数のリブと、
    を備えており、
    前記複数のリブは、前記環状室内に導入される流体に飛沫同伴する油が前記流体から除去されることを可能にするために、前記流体の流れに対する障害となる役割を担うことを特徴とするキャップ。
  12. 前記複数のリブは、径方向に向いた複数のリブと、少なくとも1つの環状リブと、を含んでいることを特徴とする請求項11に記載のキャップ。
  13. エンジンのクランクシャフトの軸受ボスであって、前記クランクシャフトは鉛直に向いており、前記軸受ボスは、前記エンジンのクランクケースの比較的上部に配設されており、且つ、前記クランクシャフトの上端部を回転可能に支持するようになっており、
    前記軸受ボスは、
    第1の直径を有するオイル供給穴と、
    第2の直径を有する複数のオイル戻り穴と、
    を備えており、
    流体は、前記クランクケースから前記オイル供給穴を介して環状室内に導入され、前記環状室は前記軸受ボスの外側に設けられており、
    油は、前記軸受ボスの前記外側から前記複数のオイル戻り穴を介して前記クランクケースに流れ、
    前記第2の直径は前記第1の直径よりも小さいことを特徴とする軸受ボス。
  14. 前記軸受ボスは、更に、複数のオイル溜め部から成り、前記複数のオイル溜め部は、それぞれ、前記複数のオイル戻り穴の各々に関連しており、且つ、油を保持するようになっていることを特徴とする請求項13に記載の軸受ボス。
  15. 前記軸受ボスにはブリーザ通路への入口が形成されており、前記入口は、前記オイル供給穴の位置に対して径方向反対側に位置することを特徴とする請求項14に記載の軸受ボス。
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