JP2007507268A - 安全開放手段を有する加圧調理器具 - Google Patents

安全開放手段を有する加圧調理器具 Download PDF

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Abstract

本発明は、食料品を加圧調理するために使用される家庭用器具に関し、当該器具は、容器、前記容器に付加されロックされることで、シールされた密閉調理エリアを形成することが可能である蓋、開口部に配置され、前記蓋がアンロックされる位置と、前記蓋がアンロックされることが妨げられるロック位置との間を、移動することが可能である安全手段(20)を有しており、前記安全手段(20)は、前記密閉調理エリアにおいて支配的な圧力が、所定の値すなわち圧力上昇に等しいあるいは大きい場合、および/または、前記密閉調理エリアの内部において支配的な温度が、所定の値あるいは温度上昇に等しいあるいは大きい場合、ロック位置にあるように、構成されており、当該器具は、前記安全手段(20)を操作するための手段(25)を有し、当該手段(25)は、前記密閉調理エリアの内部において支配的な圧力レベルに関係なく、ブロック位置において、前記安全手段(20)が係合することを、妨げるように構成されている。加圧家庭用調理器具。

Description

技術分野
本発明は、ボウル、およびボウルに対してロックされることで、シールされた調理容器を形成するように構成された蓋部を有し、加圧下で調理するための家庭用器具の全般的技術分野に関する。このような器具は、蒸気圧下のボウルに含まれる食品を調理するのに役立つ。
本発明は、さらに詳しくは、加圧下で食品を調理するため家庭用器具に関し、当該家庭用器具は、
ボウル、
前記ボウルに取り付けられてロックされ、シールされた調理容器を形成するように構成されている蓋部、および、
前記蓋がアンロックされることが許容される中立位置と、前記蓋がアンロックされることが妨げられるブロック位置との間を、移動することに適している安全開放手段を有しており、
前記安全開放手段は、前記容器の内部において支配的な圧力が、所定の値あるいは上昇圧力に等しいあるいは大きい場合、および/または、前記容器の内部において支配的な温度が、所定の値あるいは上昇温度に等しいあるいは大きい場合、自身がブロック位置にあることを検知するように、構成されている。
先行技術
圧力鍋タイプの加圧調理器具は、安全開放手段を設けることが既に知られている。このような安全開放手段は、それ自体、良く知られている。これらは、容器の内部において支配的な圧力レベルが、ユーザの安全の観点から許容可能なレベル、つまり、蓋部の突然の放出あるいは火傷するほど高温の調理材料の飛散を避けるのに十分低い圧力レベルに、到達する場合にのみ、器具の蓋部を、ボウルから分離することを許容することによって、開放の際における確実な安全を可能とする。
このような既知の安全開放手段は、概して、圧力計ロッドによって構成されており、圧力計ロッドは、調理容器の内部において支配的な圧力を検知し、また、蓋部のアンロックを許容する下限位置と、上限位置との間で移動可能に取り付けられており、蓋部をロック/アンロックするためのロック/アンロック手段と、連携することによって、ロック/アンロック手段が、ロック位置からアンロック位置へ移動することを妨げることが可能である。
このような既知の器具において、圧力計ロッドは、調理容器の内部において支配的な圧力に応じて、単に自動的に上方あるいは下方に移動する。このような先行技術の器具における圧力計ロッドはまた、圧力計ロッドが上限位置に早期に、例えば、圧力鍋の内部の圧力が0.5キロパスカル(kPa)に到達あるいは越えるとすぐに、上昇することを容易にするために、計算された重量/寸法の折衷案を有する。
早期の上昇は、確かに、可能な限り迅速に圧力を上昇させるために望ましいが、圧力計ロッドが、非シール位置である下限位置にある限りにおいて、不可能である。
しかしながら、ロッドの上限位置への早期の上昇を容易にするために、ロッドの形状および寸法が理論的に設定されたとしても、ロッドの「早期」の上昇を実際に得るためには、器具を大きな出力を有する熱源に当てることが一般的に必要であることが、実際上、認められる。
加えて、既知の圧力計ロッドの重量/寸法の折衷案が、ロッドの早期の上昇を容易にするために選定される場合、同一の折衷案は、上限位置から下限位置へのロッドの降下に対して、不利である。特に、ロッドの重量を非常に小さくし、ロッドの上昇に有利となるように選択すると、ロッドの降下は、たびたび不確かな特性を示し、また、いずれにしても、一般的に、上昇を引き起こす圧力より、かなり低い圧力で、ロッドの降下が起こることが、確かに実際上認められる。
したがって、ユーザは、食品に到達するためには、器具の減圧を開始させた時から、ボウルから蓋部を実際に分離することが可能になる時までの比較的長い時間を、一般的に待つ必要がある。
また、このような比較的長い時間は、例えば、食品を直接的に確認したり、味をつけたり、味見するために、調理中に自由に、蓋部を非常に容易かつ迅速に開閉される普通の鍋のように、圧力鍋が使用されることを妨げる。
したがって、既知の調理器具が備えている安全開放手段は、調理の開始および終了において、待ち時間を必要とするため、調理サイクルの全体の時間を、かなり遅くする。
発明の開示
それゆえに、本発明が適用される目的は、多様な上記に列挙された欠点を改善し、そして、調理サイクルの迅速性を向上させる一方、使用するユーザにとって特に安全でもある、加圧下で食品を調理するための新規な家庭用器具を、提案することである。
本発明の別の目的は、特に単純かつ安価なデザインの、加圧下で食品を調理するための新規な家庭用器具を提供することである。
本発明の別の目的は、調理サイクルタイムを最適化することを可能とする、加圧下で食品を調理するための新規な家庭用器具を、提供することである。
本発明の別の目的は、調理速度、使い易さおよび安全に関し、非常に優れた折衷案を提示する、加圧下で食品を調理するための新規な家庭用器具を、提供することである。
本発明に適用される目的は、加圧下で食品を調理するための器具のよって、達成され、前記器具は、
ボウル、
前記ボウルに取り付けられてロックされ、シールされた調理容器を形成するように構成されている蓋部、および、
前記蓋がアンロックされることが許容される中立位置と、前記蓋がアンロックされることが妨げられるブロック位置との間を、移動することに適している安全開放手段を有しており、
前記安全開放手段は、前記容器の内部において支配的な圧力が、所定の値あるいは上昇圧力に等しいあるいは大きい場合、および/または、前記容器の内部において支配的な温度が、所定の値あるいは上昇温度に等しいあるいは大きい場合、自身がブロック位置にあることを検知するように、構成されており、
前記器具は、前記安全開放手段を操作するためのアクチュエータ手段を、さらに有しており、
前記アクチュエータ手段は、前記容器の内部において支配的な圧力レベルに関係なく、前記安全開放手段を、ブロック位置に配置することができるように構成されていることを特徴とする。
図面の簡単な説明
本発明の他の特徴および利点は、非制限的かつ例示的な実施の形態として与えられる添付の図面を参照し、次の説明を読みとることで、さらに詳細に現れる。
図1は、本発明の家庭用調理器具の全体斜視図である。
図2は、本発明の調理器具の蓋部のロック/アンロック手段の実施の形態におる詳細斜視図である。
図3は、本発明の調理器具の実施の形態における詳細斜視図である。
図4は、図3に示される実施の形態の詳細を示している別の斜視図である。
図5は、ユーザが、ボウルに対する蓋部のシール的ロックを実施した場合における、本発明の調理器具の安全開放手段の実施の形態における詳細部分断面図である。
図6は、図5にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。
図7は、ユーザが器具の減圧を実施した場合における、図5に示される実施の形態における詳細部分断面図である。
図8は、図7にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。
図9は、減圧が一旦完了した場合における、図7に示される実施の形態の詳細部分断面図である。
図10は、図9にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。
図11は、ユーザが蓋部のアンロックを実施した場合における、図9に示される実施の形態の詳細部分断面図である。
図12は、図11にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明の器具は、家庭的状況(contexte)において、加圧下でさまざまな種類の食品を調理するように構成されている。
好ましくは、本発明の調理器具は、圧力鍋である。
通常、本発明の調理器具は、調理容器を形成するボウル1を、含んでおり、当該ボウル1は、好ましくは、軸線X−X’(図1参照)に関し、円状に対称である。
下記において、形容詞「軸方向の」は、前記対称軸X−X’の方向を参照し、器具が普通に操作される場合における垂直方向と略同一である。
通常の方法において、ボウル1は、ステンレス鋼などの金属材料から製造され、また、例えば、ホットスタンプ(frappe)によって、ボウルに固定された熱伝導底部1Aが設けられている。
ボウル1は、好ましくは、円形断面を有し、その開口部の直径は、例えば、約26センチメータ(cm)であり、これは、シチュー鍋に適用可能な規格に対応している。
また、ボウル1は、例えば、好ましくは2つ存在しかつ対角線上にボウルに固定される取手1B,1C(図1参照)等の手に取るための部材を、設けることも可能である。
また、本発明の器具は、蓋部2を含んでおり、蓋部2は、ボウル1に取り付けられてロックすることで、略シールつまり十分に気密であり、器具内部の圧力を増加させることが可能である調理容器を形成するように構成されている。
蓋部2は、有利には、略円盤状であり、ボウル1に関して蓋部2をロック/アンロックするためのロック/アンロック手段3(図2に特に示される)によって、ボウル1に対してロックされたり、ボウル1からアンロックされたりすることが可能である。
ロック/アンロック手段3は、当業者にとって知られている何れかのタイプとすることが可能であり、これらは、通常、ボウル1に対して蓋部2をロックするためのロック位置と、ボウル1に対して蓋部2をアンロックするためのアンロック位置と、の間を移動するために適しており、ロック位置においては、蓋部がボウルに固定されており、アンロック位置においては、蓋部がボウルから分離可能である。
ロック/アンロック手段3は、当業者にとって知られている何れかのタイプとすることが可能であり、有利には、ジョーを有する装置によって構成される。
しかし、ロック/アンロック手段3は、ジョー方式に限定されず、本発明の範囲を越えることなく、例えば、別の既知のロック原理、すなわち、差し込みロック取り付け具、セグメント取り付け具、ロッキングバーあるいは当業者にとって周知の他の手段を使用する原理に、基づくことも可能である。
有利には、本発明の器具のロック/アンロック手段3は、ボウル1に対し蓋部2をロックするための少なくとも1つのロック要素4,5を有し、前記少なくとも1つのロック要素4,5は、対応している駆動手段4A,5Aを介し、ロック位置とアンロック位置の間において、蓋部2に対し、半径方向平行(translation radiale)で略移動可能に、取り付けられている。
有利には、前記少なくとも1つのロック要素4,5は、ボウル1および蓋部2の周辺端部を、一緒にクランプするように構成されたジョーを有する。
前記ジョーは、当業者に良く知られているように、その外端部でU字形プロフィルを有する金属プレート状とすることが可能である。
好ましくは、本発明の器具は、ジョー4,5によって構成される2つのロック要素を含んでおり、ジョー4,5は、器具の概略対称軸X−X’(図1および2参照)に関し、互いに対角線上に位置決めされる。
有利には、各ジョー4,5を駆動するための駆動手段4A,5Aは、対応している駆動アームから構成されることが可能であり、図1および図2に示されているように、例えば、各駆動アームを、対応しているジョー4,5と一体的に形成することが可能である。
しかし、ボウルに対し蓋部2をロック/アンロックするためのロック/アンロック手段3は、ジョーを有する方式に限定されず、例えば、セグメントを使用するロック原理に基づくことが可能である。
有利には、本発明の家庭用調理器具は、圧力調整手段6を含んでおり、当該圧力調整手段6は、蓋部2に設けられた穴部27と漏れずに連通するように取り付けられ、かつ、容器の内部において支配的な相対圧力(すなわち、大気圧下で測定された圧力)を、操作圧力として参照される所定かつ略一定の値に、維持するように構成される。
このような圧力調整手段6の一般的な作用原理は、当業者にとって良く知られている。
通常、圧力調整手段6は、容器の内部において支配的な圧力を感知する圧力調節バルブを有する。圧力調節バルブは、弾性復帰当接位置つまりシール位置と、少なくとも1つの漏出位置との間を、少なくとも移動可能に取り付けられており、前記シール位置においては、容器の内部において支配的な圧力が、操作圧力より略高くない限り、容器と外部との間の連通を遮断し、また、前記漏出位置においては、容器の内部の圧力が、操作圧力を越える時には必ず、容器の内部と外部とを連通させる。
通常、圧力調節バルブは、複数の漏出位置を有することが可能であり、当該漏出位置は、当接位置である最大漏出位置を含み、弾性復帰位置と最大漏出位置との間の距離は、圧力調節バルブの最大ストロークを構成する。
したがって、このような圧力調節バルブは、器具が、過渡的な圧力増加状態から進み、操作的な定常状態に一旦到達すると、所定の基準(nominal)レベルの近傍に、容器の圧力を維持することを目的とする。
圧力調整手段6は、通常、重みあるいは圧縮バネによって負荷が与えられたバルブによって、構成することができ、シール下限位置と1つ以上の漏出上限位置との間の縦穴部(puits)に、移動可能に取り付けられる。
当業者には良く知られているように、圧力調整手段6はまた、例えば、調理器具内に存在する食品の種類の関数としての複数の操作圧力レベルの範囲から、圧力選択装置を介し、所定の調理圧力を、ユーザによって選択できるようにする目盛り(tarage)システムを、設けることが可能である。
有利には、操作圧力が、10kPaから30kPaの範囲に略位置し、かつ、好ましくは、20kPaに略等しくなるように、圧力調整手段6は、構成されている。
本出願人が立証したことは、10kPaから30kPaの範囲の操作圧力を選択することによって、一方としての調理時間と、ユーザの安全にとって許容可能な条件下で蓋部を開放することに対応している下限(moindre)圧力まで、操作圧力を移行させたい場合における、他方としての器具減圧時間との間における、優れた折衷案を達成することを可能とすることである。
しかし、本発明は、特定の操作圧力レベルに限定されず、そして、操作圧力レベルに関係なく、実行されることが可能である。
本発明において、家庭用調理器具はまた、作動/非作動自在な減圧手段を含んでいる。減圧手段は、作動する場合、容器の内部において支配的な圧力を低下させることで、その後、蓋部を開放することを可能にするため、つまり、ロック/アンロック手段が、ロック位置からアンロック位置に移動することを引き起こすことが可能となるように、構成されている。
このために、減圧手段は、容器の内部において支配的な圧力レベルに関係なく、作動可能であり、そして、具体的には、前記圧力レベルが、本発明の調理器具の操作圧力に対応している場合、減圧手段は、作動可能である。
減圧手段の機能は、詳細には次の通りである。
減圧手段が非作動される場合、減圧手段は、容器の内部から外部へ蒸気が漏出することを略妨げることが可能である。
そして、減圧手段が作動する場合、容器の内部と外部とを連通させ、容器の内部において支配的な圧力を低下させる。前記圧力は、操作圧力に対応している第1値から、ユーザにとって許容可能な安全条件下で蓋部をアンロックすることに対応している、より小さな第2値へ、変化する。
減圧手段は、当業者にとって知られている従来の手段によって構成することが可能である。
減圧手段は、特定の形状および寸法を有しているため、やけどするほど高温の調理材料(食品あるいは煮汁)が、危険な状態で外部にしぶきとなって飛び散ることなく、減圧を実施することが可能である。
本発明において、家庭用調理器具は、ボウル1に対し蓋部2がアンロックされることが許容される中立位置(図9および11に示される)と、ボウル1に対し蓋部がアンロックされることが妨げられるブロック位置(図3〜5および図7)との間を、移動することに適している安全開放手段20を含んでおり、安全開放手段20は、容器の内部において支配的な圧力が、所定の値あるいは上昇圧力に等しいあるいは大きい場合、および/または、容器の内部において支配的な温度が、所定の値あるいは上昇温度に等しいあるいは大きい場合、自身がブロック位置にあることを検知するように、構成されている。
このような安全開放手段の一般的な原理は、良く知られている。それらは、容器の内部において支配的な圧力レベルが、ユーザ安全の観点から許容されるレベルに、到達する場合にのみ、および/または、容器の内部において支配的な温度レベルが、ユーザ安全の観点から許容されるレベルに、到達する場合にのみ、ボウル1に対して蓋部2をアンロックすることを許容することによって、確実な安全開放を提供することを可能にする。
好ましくは、安全開放手段20は、容器の内部において支配的な圧力を感知し、また、それの代わりにあるいはそれに加えて、ユーザの安全に関連する可能性がある別の物理的パラメータ、例えば、温度などを、感知するようにすることが可能であることは、理解される。
したがって有利には、安全開放手段20は、圧力計ロッド20を有する。当該ロッドは、蓋部2に設けられる穴部21に面し、取り付けられており、中立位置を構成する復帰下限位置(自身の重量の効果により復帰する位置)と、容器の内部の圧力が上昇圧力に到達する場合に自動的に到達する上限位置との間を移動する。なお、上限位置は、ブロック位置を構成する。
有利には、安全開放手段20を、ロック/アンロック手段3と相互作用するように構成することで、安全開放手段20がブロック位置にある場合、ロック/アンロック手段3がロック位置からアンロック位置に移動することを妨げる。
安全開放手段20と、ロック/アンロック手段3との連携は、直接的とすることが可能である。すまわち、安全開放手段20は、ロック/アンロック手段3を構成する1以上の部品に、直接的に作用することで、ロック/アンロック手段3の移動を妨げることが可能である。
前記連携はまた、間接的とすることが可能であり、安全開放手段20は、図に示される実施の形態の変形例におけるように、中間の境界部品を介し、ロック/アンロック手段3に作用することが可能である。
例示とし、安全開放手段20を設けることで、安全開放手段20がブロック位置にある場合、駆動アーム4A,5Aが半径方向平行に移動することを妨げることが可能である。
本発明の調理器具の重要な特徴によれば、当該調理器具は、安全開放手段20を操作するためのアクチュエータ手段25を含んでいる。好ましくは、アクチュエータ手段25は、作動/非作動自在なタイプであり、かつ、作動している場合、調理容器の内部において支配的な圧力レベルに関係なく、特に、調理容器の内部において支配的な圧力レベルが、上昇圧力より低い場合であっても、安全開放手段20をブロック位置に配置することができるように、構成されている
この構成により、容器の内部の圧力が上昇し、ブロック位置への安全開放手段20の移動を引き起こすことを、従来のように待つことなく、例えば、調理の開始時であり、容器の内部の圧力が非常に低い場合であっても、中立位置からブロック位置への安全開放手段20の移動を、確実に引き起こすことが可能である。
したがって、アクチュエータ手段20は、調理サイクルの間における時間を、節約することが可能である。それは、圧力状態に配置される影響下で、安全開放手段20がブロック位置へ移動するのを待つことなく、直接的あるいは間接的に、手動式あるいは別な方法で、アクチュエータ手段を作動させることによって、ユーザが、安全開放手段20をブロック位置に配置することが可能であるためである。
安全開放手段20に対するアクチュエータ手段25の動作のタイプは、特に限定されず、特に、機械的、磁気的あるいは化学的タイプとすることが可能である。
好ましくは、アクチュエータ手段25は、安全開放手段20との機械的接触によって連携するように構成される。
換言すれば、作動している場合、アクチュエータ手段は、安全開放手段20と直接的あるいは間接的に接触することで、安全開放手段20をブロック位置へ移動させることに貢献する変位力を発揮することができる。したがって、アクチュエータ手段は、安全開放手段20を機械的に駆動する。
好ましくは、アクチュエータ手段25は、非レシプロタイプであり、つまり、非作動化は、安全開放手段を、中立位置に計画的(systematique)に配置することを、許容しない。
特に、安全開放手段をブロック位置に配置するために、アクチュエータ手段が作動される時と、アクチュエータ手段が非作動される時との間において、容器の内部において支配的な圧力が、上昇圧力に到達あるいは越える場合、アクチュエータ手段を非作動させることは、安全開放手段20が中立位置に復帰することを導かず、安全開放手段20は、圧力の影響下でブロック位置において保持される。
安全開放手段は、圧力レベルが上昇圧力より低いままの場合のみ、中立位置に復帰する。
有利には、上昇圧力が、1.5〜4kPaの範囲に略位置するように、安全開放手段20は、構成される。
さらにより好ましくは、上昇圧力が、3kPa±0.5kPaに略等しくなるように、安全開放手段20は、構成される。
さらにより有利には、上昇圧力が、3.3kPaに略等しい。
有利には、安全開放手段20は、容器の内部の圧力が1.5〜4kPaの範囲に略位置する相対的な値あるいは降下圧力に到達する場合、中立位置に向かって移動するように構成されている。前記降下圧力は、一般的にかなり上昇圧力より低い。
好ましくは、降下圧力は、2.5kPa±0.5kPaに略等しい。
降下圧力は、一般的に上昇圧力より低いままであるけれども、上昇圧力に可能な限り近くなるように、安全開放手段20の寸法および形状が、本発明の範囲内において、概して設定される。
安全開放手段20はまた、適用可能な基準の範囲内で、降下圧力が可能な限り高くなるように、構成される。
高い降下圧力、例えば、2.5kPaの降下圧力を選択することによって、特に、降下圧力が一般的に0.5kPaを越えない従来技術の圧力釜と比較し、より迅速、かつ時間に関しより良好な精度で、蓋部2が開放されることが可能である。
しかし、このような降下圧力を得ることは、概して、安全開放手段20を重くし、そして、これは、調理サイクルの開始において、安全開放手段20がブロック位置に上昇する際の速度に、害を与える。
一例とし、安全開放手段の質量は、4グラム(g)〜20gの範囲、好ましくは、5g〜9gの範囲に位置することが可能である。
さらにより好ましくは、安全開放手段の質量は、7.8gに等しい。
しかし、本発明は、容器の内部において支配的な圧力レベルが上昇圧力より低い場合であっても、安全開放手段20をブロック位置に確実に推進させることが可能であるアクチュエータ手段25を使用することによって、この問題を解決することができる。
有利には、ロック/アンロック手段3がロック位置にある場合、作動位置から非作動位置へ移動する減圧手段6が、安全開放手段20のブロック位置への確実に移動を引き起こすように、アクチュエータ手段25、ロック/アンロック手段3および減圧手段6は、直接的あるいは間接的に、連携する。
有利には、ロック/アンロック手段3がロック位置にあり、かつ、減圧手段6が作動している場合、少なくとも容器の内部の圧力が許容するならば(図7および図8参照)、アクチュエータ手段25が、安全開放手段20の中立位置に向かう移動を許容するように、アクチュエータ手段25、ロック/アンロック手段3および減圧手段6は、連携する。
好ましくは、安全開放手段20は、中立位置にある場合、容器と外部との間の連通を、略シール的方法で、閉鎖する。
有利には、安全開放手段20はまた、ブロック位置にある場合、容器と外部との間の連通を、略シール的に閉鎖する。
その一方で、安全開放手段が、中立位置およびブロック位置の一方から他方に移動する際に、最小限度ではあるが、容器と外部との間の連通を開放することが、予想し得る。換言すれば、安全開放手段が、2つの当接位置つまり中立位置とブロック位置の間で移動中である場合、安全開放手段20におけるシール性は、保証されない。
図に示される実施の形態の好ましい変形例は、より詳細に下記で説明される。
この変形例において、ロック/アンロック手段3および減圧手段は、単一かつ共通の制御部材7に機能的に連結されており、制御部材7は、所定のロック減圧位置を、自身で検知することに適するように構成されており、ロック減圧位置において、ロック/アンロック手段3が、自身でそのロック位置を検知する一方、減圧手段6が、作動されるように、制御部材7は、ロック/アンロック手段3および減圧手段6と連携している。
換言すれば、ロック/アンロック手段、減圧手段および単一の制御部材7は、連携するように構成されており、したがって、単一の制御部材7を操作することによって、ユーザが、減圧の作動を引き起こし、かつ、器具の完全なロックを保持することが可能である。
有利には、単一の制御部材7は、好ましくは所定のアンロック減圧位置を、自身で検知することに適するように構成されており、アンロック減圧位置において、ロック/アンロック手段は、自身でそのアンロック位置を検知する一方、減圧手段は、作動されるように、制御部材7は、ロック/アンロック手段3および減圧手段6と連携している。
このアンロック減圧位置は、ボウル1が蓋部2から完全に分離されることを可能とする。
有利には、単一の制御部材7は、好ましくは所定の略シールロック位置を、自身で検知することに適するように構成されており、シールロック位置において、ロック/アンロック手段3が、自身でそのロック位置を検知する一方、減圧手段6が、非作動とされるように、制御部材7は、ロック/アンロック手段3および減圧手段と連携している。
この略シールロック位置は、調理の実施を可能にする器具の配置(configuration)に対応している。
このように、制御部材7は、以下の所定の3つの位置の間を、有利には移動することが可能である。
アンロック減圧位置(a)(図11および図12に示される)、
ロック減圧位置(b)(図7〜10に示される)、および、
略シールロック位置(c)(図5および図6に示される)。
好ましくは、制御部材7は、シーケンス特性を有しており、つまり、以下の位置変化のみを許容するように構成されている。
位置(a)から位置(b)への移動、
位置(b)から位置(c)への移動、
位置(c)から位置(b)への移動、および、
位置(b)から位置(a)への移動。
特に、前もっての安全減圧フェース(位置b)なしでの、位置(c)から位置(a)への直接的移動は、妨げられる。
有利には、制御部材7は、好ましくは軸線X−X’に関し、蓋部に対し回転可能に取り付けられる。
制御部材7は、好ましくは、回転式中間プレート7Aを有し、当該中間プレート7Aは、ユーザによって手動で操作自在である取手タイプの制御手段7Bによって、回転して移動させられる。
取手7Bは、好ましくは、固定ピン8,9を介して中間プレートに直接的に固定されており、取手7Bと中間プレート7Aとの間における機械的な相互係合を達成することが可能である。これは、取手7Bと中間プレート7Aの間における相対的な角変位(直接駆動)を、妨げる結果を生じる。
しかし、取手7Bと中間プレート7Aの間に、機械的連結部(図示せず)、例えば、ギヤーダウン(demultiplication)あるいはギヤーアップ(surmultiplication)機械的連結部を、提供することは、本発明の範囲を越えることなく、完全に想定可能である。
図に示されるように、回転式プレート7Aは、有利には、蓋部2に取り付けられるように構成された座部26に、取り付けることが可能である。座部26はまた、プレート7A(図1参照)の周囲を覆う上部ケーシング24と連携するように構成されている。
したがって、ケーシング24および座部26の連携は、中間プレート7Aを取り囲んでいる単一のワンピースハウジングを構成する。前記ハウジングは、好ましくは、着脱自在とすること、つまり、例えば、皿洗い機で蓋部2を洗浄する目的で、随意に、それを蓋部2に取り付けたり、蓋部2から取外したりすることが可能である。
制御部材7は、各ジョー4,5に対応している駆動手段4A,5Aに機能的に連結されており、前記駆動手段4A,5Aの移動を支配することが可能である。なお、前記駆動手段4A,5Aは、上記したように、有利には、対応しているジョー4,5と一体的に形成される駆動アーム4A,5Aによって構成される。
好ましくは、各駆動アーム4A,5Aは、一方としての外端部および他方としての内端部を有する。外端部は、ロック要素、つまり、例えば、ジョー4,5と連結され、内端部は、駆動部材7と機能的に連携するように構成された軸方向ガイドスタッド4B,5Bが、設けられている。
有利には、制御部材7は、より正確には中間プレート7Aは、各駆動アーム4A,4Bと連携する少なくとも1つのアンロック斜面11A,11Bが、設けられている。
ユーザの動作の下において、制御部材7が、そのロック減圧位置からアンロック減圧位置へ、回転する場合、アンロック斜面11A,11Bが、軸方向スタッド4B,5Bと係合し、それを器具の外部に向かって前進させることで、駆動手段4A,5Aが、蓋部がロックされるロック位置から蓋部がアンロックされるアンロック位置へ、半径方向平行移動することを、引き起こすように、前記少なくとも1つのアンロック斜面11A,11Bは、構成されている。
有利には、制御部材7はまた、各駆動アーム4A,5Aと連携する少なくとも1つのロック斜面12A,12Bが、設けられている。ユーザの動作の下、制御部材7がロック減圧位置から回転する場合、ロック斜面12A,12Bが、対応している軸方向ガイドスタッド4B,5Bと係合し、それを、器具の内部に向かって水平に前進させることで、対応している駆動手段4A,5Aが、蓋部がアンロックされるアンロック位置から蓋部がロックされるロック位置へ、半径方向平行移動することを、引き起こすように、前記少なくとも1つのロック斜面12A,12Bは、構成されている。
有利には、各軸方向ガイドスタッド4B,5Bは、軸方向に略延長しているペグによって、形成される一方、アンロック斜面11A,11Bおよびロック斜面12A,12Bは、半径方向に対して傾斜している方向におけるプレート7Aの厚みにおいて、対応している縦長開口部14,15を設けることによって、得られており、前記縦長開口部14,15は、対応している軸方向ガイドスタッド4B,5Bを受け入れるように構成されている。
したがって、確実かつ可逆自在に作動し、ロック/アンロック手段3を、アンロック位置からロック位置へ移動させこと、および、ロック位置からアンロック位置へ移動させることを、制御部材7が可能とすることを、理解することが可能である。
有利には、各ロック斜面12A,12Bは、対応している軸方向スタッド4B,5Bを所定位置に保持するための位置保持手段13A,13Bによって、延長されている。なお、ロック減圧位置から略シールロック位置へ、あるいは、略シールロック位置からロック減圧位置へ、ユーザの動作の下、制御部材7が回転する場合、対応している軸方向スタッド4B,5Bそして対応している駆動手段4B,5Bが、蓋部がロックされるロック位置において、略固定で保持されように、前記位置保持手段13A,13Bは、構成されている。
好ましくは、前記少なくとも1つの位置保持手段13A,13Bは、円弧状開口部16,17の形態をとることが可能であり、円弧状開口部16,17は、プレート7Aの厚みにおいて設けられ、かつ対応している縦長開口部14,15を延長している。
位置保持手段13A,13Bを構成している各円弧状開口部16,17は、制御部材7の回転中心と一致している幾何学的中心を有し、その中心は、概略対称軸X−X’に属している。
有利には、圧力調節バルブ6は、作動可能の係合部材6Aを含んでおり、当該係合部材6Aは、作動する場合、圧力調節バルブ6を漏出位置に配置することを可能にする。したがって、それは、作動可能な減圧手段を構成するため、前記バルブは、2つの機能を有する。
作動可能の係合手段6Aは、肩部が設けられかつ軸方向に延長しているロッドの形態をとることが可能であり、前記肩部は、作動ヘッドを構成している。
有利には、制御部材7、より詳しくは中間プレート7Aは、係合手段6Aと連携するように構成された減圧用斜面18が、設けられており、したがって、略シールロック位置からロック減圧位置へ、ユーザの動作の下、制御部材7が回転する場合、減圧用斜面は、係合手段6Aを係合し、軸方向かつ上方にそれらを前進させることにより、圧力調節バルブ6を、そのシール位置から漏出位置まで移動させることが可能である。
有利には、減圧用斜面18は、係合手段6Aを所定位置に保持するための位置保持手段19によって延長されており、ロック減圧位置からアンロック減圧位置へ、あるいは、アンロック減圧位置からロック減圧位置へ、ユーザの動作の下、制御部材7が回転する場合、係合手段6Aが、作動位置に保持され、これは、圧力調節バルブ6が漏出位置で保持されること、つまり、減圧手段が作動していることに対応するように、位置保持手段19は構成されている。
好ましくは、係合手段6Aを所定位置に保持するための位置保持手段19は、支持面によって構成されており、前記支持面は、略水平(つまり、一定の高さで延長)であり、かつ、係合手段6Aのヘッドがそれによって支持されることが可能である。なお、前記支持面は、減圧用斜面18の作用を受けた後において到達する最大高さに、係合手段6Aを保持することを、可能にする。
加えて、減圧用斜面18および位置保持手段19の両者は、円弧に沿って、水平面において延長しており、円弧の中心は、中間プレート7Aの回転中心と一致している。これは、別の方向、特に半径方向に、係合手段6Aを付勢することなく、それらが軸方向のみにおいて、係合手段6Aに作用することを可能にする。
好ましくは、圧力計ロッドが上限位置(ブロック位置)にある場合、ロック減圧位置からアンロック減圧位置への制御部材7の回転移動を、圧力計ロッドが防止するように、圧力計ロッド20によって形成される安全開放手段、および制御部材7は、互いに構成される。
有利には、制御部材7、より詳しくは、中間プレート7Aは、安全開放手段20を操作するためのアクチュエータ手段を形成する調理急速開始斜面25が設けられている。
ユーザの動作の下、制御部材7が、そのロック減圧位置から略シールロック位置へ回転する場合、調理急速開始斜面25が、安全開放手段20と係合し、それを、中立位置(下限位置)からブロック位置(上限位置)まで押し出すことによって、それを駆動するように、調理急速開始斜面25は、構成されている。
安全開放手段20の取り付け方法および回転式中間プレート7Aとの相互作用の仕方は、以下において、より詳細な説明が与えられる。
図5、図7、図9および図11に示されるように、安全開放手段20を形成する圧力計ロッドは、縦穴部31に取り付けられる。縦穴部31は、軸方向に延長し、蓋部に設けられる穴部21と、シールされた状態で連通している。
縦穴部31の底部には、穴部21に面して配置されるシールガスケット33が配置されており、ボウルの内部と縦穴部31の内部との間における略シール連通を確立することが可能である。
圧力計ロッド20は、細長く、上端部と下端部との間を軸方向に延長している。ロッド20は、その上端部に、第1メイン肩部34を有し、その底面は、調理急速開始斜面25と連携するように機能する。
圧力計ロッド20はまた、ロッド20の略中間部に好ましくは設けられる第2メイン肩部35を有する。
第2メイン肩部35の底面は、ガスケット33に対する支持面として使用するために、設けられており、したがって、ロッド20が底部のガスケット33に支持される中立位置は、シール特性を示す。
圧力計ロッドはまた、その下端部に形成される第3メイン肩部が提供される。第3メイン肩部の上面は、ロッドがロック上限位置にある場合、ガスケット33の下で、ガスケット33に対して当接するように、構成される。このように、ブロック位置は、シール特性を示す。
調理急速開始斜面25は、プレート7Aに固定されるフィン部(ailette)30と一体的に形成される。
フィン部30は、遠心方向において、略平面的かつ半径方向的に延長している。特に、図3および図4において理解できるように、フィン部30は、縁部22が一方に、調理急速開始斜面25が他方に、設けられており、縁部22は、ロッドが上限位置にある場合、第1メイン肩部34に対して当接するために、使用され、調理急速開始斜面25は、水平面に対し傾斜して、略延長している。
以下、本発明の調理器具の操作について説明する。
第1に、ユーザは、ボウル1に食品を(そこに直接的に、あるいはボウル1に含まれている着脱可能なバスケットを介して間接的に)配置する。
そして、ユーザは、図11および図12に示されるように、蓋部2をボウル1に取り付ける。この時、制御部材7は、アンロック減圧位置にある。制御部材7のこの位置は、ジョー4,5がアンロックされるアンロック位置に対応しており、かつ、減圧手段は、作動している(つまり、ヘッド6Aは、水平支持面19に支持されている)。
安全用のロッド20は、中立位置にある。
縁部22は、ロッド20の上に載ることによって、ロッド20がブロック位置に到達することを妨げる。この構成はまた、ロッド20をシール中立位置に略保持することを可能にし、調理器具を従来のシチュー鍋として使用する場合に、有利である。なぜなら、縁部22は、ロッド20が上方に移動することを妨げ、これによって、蒸気が外部に漏れることが避けられるためである。
その後、ユーザは、第1の所定ストロークで、取手7Bを時計回りに回転させ、器具の略シールロック位置に対応する当接位置に到達させることによって、ボウル1に対して蓋部2をシール的にロックする。アンロック減圧位置からシールロック位置への移動に際し、制御部材もまた、ロック減圧位置に停止することなく、通過する。
制御部材がアンロック減圧位置から略シールロック位置へ移動する場合、調理急速開始斜面25は、ロッド20を持ち上げ、ブロック位置に押圧する。
アンロック減圧位置から略シールロック位置への移動はまた、減圧手段を非作動とすることが可能であり、つまり、ヘッド6Aが、今後は、減圧用斜面18の下部(au pied)に位置することとなる。
そして、調理器具の圧力は、圧力調整バルブ6によって調整され、操作圧力まで上昇させることが可能であり、圧力調整バルブ6は、それ以降、減圧手段として単に機能する。
その後、ユーザは、随時、第2の所定ストロークで、取手7Bを反時計回りに回転させることで、減圧用傾斜18を介し、ヘッド6Aを上昇させ、容器の減圧を引き起こす蒸気の漏出を発生させることが、可能である。
しかし、スタッド4B,5Bの半径方向位置は、変化しないが、制御部材は、略シールロック位置からロック減圧位置に移動する。
図7および図8に示されるように、圧力計ロッド20は、この段階(ロック減圧位置)において、斜面25によって、もはや支持されておらず、容器の内部において支配的な圧力が、例えば、2.5kPaに等しい降下圧力を大幅に越えている限りにおいて、上限位置に留まることとなる。
上限位置において、圧力計ロッド20は、縁部22と連携することで、例えば、ボウル1に対し蓋部2をアンロックするために、ユーザが取手7Bを反時計回りの方向に回し続けることを、妨げることが可能である。
そして、容器の内部の圧力が、一旦、降下圧力に到達しあるいは降下圧力以下に低下すると、圧力計ロッド20は、自重の影響により、中立位置(図9および図10参照)に向かって、自動的に復帰する。
したがって、ユーザは、取手7Bに対し、付加的な反時計回りの回転運動を与えることによって、ボウルから蓋部を取外すことを可能にするアンロック減圧位置に到達することが可能である。
産業上の利用の可能性
本発明の産業上の利用は、加圧下で食品を調理するための器具を、設計、製造および使用することに存する。
本発明の家庭用調理器具の全体斜視図である。 本発明の調理器具の蓋部のロック/アンロック手段の実施の形態におる詳細斜視図である。 本発明の調理器具の実施の形態における詳細斜視図である。 図3に示される実施の形態の詳細を示している別の斜視図である。 ユーザが、ボウルに対する蓋部のシール的ロックを実施した場合における、本発明の調理器具の安全開放手段の実施の形態における詳細部分断面図である。 図5にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。 ユーザが器具の減圧を実施した場合における、図5に示される実施の形態における詳細部分断面図である。 図7にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。 減圧が一旦完了した場合における、図7に示される実施の形態の詳細部分断面図である。 図9にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。 ユーザが蓋部のアンロックを実施した場合における、図9に示される実施の形態の詳細部分断面図である。 図11にその詳細が示されている、本発明の調理器具の平面図である。

Claims (23)

  1. 加圧下で食品を調理するための器具であって、
    ボウル(1)、
    前記ボウル(1)に取り付けられてロックされ、シールされた調理容器を形成するように構成されている蓋部(2)、および、
    前記蓋がアンロックされることが許容される中立位置と、前記蓋がアンロックされることが妨げられるブロック位置との間を、移動することに適している安全開放手段(20)を有しており、
    前記安全開放手段(20)は、前記容器の内部において支配的な圧力が、所定の値あるいは上昇圧力に等しいあるいは大きい場合、および/または、前記容器の内部において支配的な温度が、所定の値あるいは上昇温度に等しいあるいは大きい場合、自身がブロック位置にあることを検知するように、構成されており、
    前記器具は、前記安全開放手段(20)を操作するためのアクチュエータ手段(25)を、さらに有しており、
    前記アクチュエータ手段は、前記容器の内部において支配的な圧力レベルに関係なく、前記安全開放手段(20)を、ブロック位置に配置することができるように構成されている
    ことを特徴とする器具。
  2. 前記アクチュエータ手段(25)は、前記安全開放手段(20)と機械的に接触することによって連携するように、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. 前記安全開放手段(20)は、前記容器の内部において支配的な圧力を、感知することを特徴とする請求項1に記載の器具。
  4. 前記上昇圧力は、1.5〜4kPaの範囲に略位置することを特徴とする請求項3に記載の器具。
  5. 前記上昇圧力は、3kPa±0.5kPaに略等しいことを特徴とする請求項4に記載の器具。
  6. 前記安全開放手段(20)は、前記容器の内部の圧力が1.5〜4kPaの範囲に略位置する相対的な値あるいは降下圧力に到達する場合、中立位置に向かって移動する傾向を有するように構成されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の器具。
  7. 前記降下圧力は、2.5kPa±0.5kPaに略等しいことを特徴とする請求項6に記載の器具。
  8. 前記安全開放手段(20)は、圧力計ロッドを有し、前記圧力計ロッドは、中立位置を構成する復帰下限位置と、ブロック位置を構成する上限位置との間を、移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の器具。
  9. 前記器具は、ロック/アンロック手段(3)をさらに有し、前記ロック/アンロック手段は、前記蓋部(2)が前記ボウル(1)に対してロックされるロック位置と、アンロック位置との間を、移動することに適していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の器具。
  10. 前記安全開放手段(20)は、前記ロック/アンロック手段(3)と相互作用するように構成されており、前記安全開放手段(20)がブロック位置にある場合、前記ロック/アンロック手段(3)が、ロック位置からアンロック位置へ移動することを妨げることを特徴とする請求項9に記載の器具。
  11. 前記器具は、前記容器を減圧するための作動/非作動自在な減圧手段(6)を有し、前記減圧手段(6)は、作動された場合、前記容器の内部において支配的な圧力の降下を、許容するように、構成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の器具。
  12. 前記ロック/アンロック手段(3)がロック位置にある場合、作動位置から非作動位置へ移動する前記減圧手段(6)が、前記安全開放手段(20)をブロック位置に駆動するように、
    前記アクチュエータ手段(25)、前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)は、連携していることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の器具。
  13. 前記ロック/アンロック手段(3)がロック位置にあり、かつ、前記減圧手段(6)が作動している場合、前記容器の内部の圧力が許容するならば、前記アクチュエータ手段(25)が、前記安全開放手段(20)の中立位置に向かう移動を許容するように、
    前記アクチュエータ手段(25)、前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)は、連携していることを特徴とする請求項12に記載の器具。
  14. 前記安全開放手段(20)は、中立位置にある場合、前記容器と外部との間の連通を、略シール的方法で、閉鎖することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の器具。
  15. 前記安全開放手段(20)は、ブロック位置にある場合、前記容器と外部との間の連通を、略シール的に閉鎖することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の器具。
  16. 前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)は、単一かつ共通の制御部材(7,7A)に機能的に連結されており、
    前記制御部材(7,7A)は、所定のロック減圧位置を、自身で検知することに適するように構成されており、
    前記ロック減圧位置において、前記ロック/アンロック手段(3)が、自身でそのロック位置を検知する一方、前記減圧手段(6)が作動されるように、前記制御部材(7,7A)は、前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)と連携することを特徴とする請求項9および11の要旨を含んでいる前記請求項のいずれか1項に記載の器具。
  17. 前記制御部材(7,7A)は、アンロック減圧位置を、自身で検知することに適するように構成されており、前記アンロック減圧位置において、前記ロック/アンロック手段(3)が、自身でそのアンロック位置を検知する一方、前記減圧手段(6)が、作動されるように、前記制御部材(7,7A)は、前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)と連携することを特徴とする請求項16に記載の器具。
  18. 前記制御部材(7,7A)は、略シールロック位置を、自身で検知することに適するように構成されており、
    前記シールロック位置において、前記ロック/アンロック手段(3)が、自身でそのロック位置を検知する一方、前記減圧手段(6)が、非作動とされるように、前記制御部材(7,7A)は、前記ロック/アンロック手段(3)および前記減圧手段(6)と連携することを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の器具。
  19. 前記ロック/アンロック手段(3)は、前記ボウル(1)に対して前記蓋部(2)をロックするための、少なくとも1つのロック要素(4,5)を有しており、
    前記少なくとも1つのロック要素(4,5)は、対応している駆動手段(4A,5A)を介し、前記ロック位置とアンロック位置との間において、前記蓋部(2)に対し半径方向に平行移動するように、取り付けられることを特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記載の器具。
  20. 前記制御部材(7,7A)は、前記蓋部(2)に対し回転移動するように、取り付けられ、かつ、前記駆動手段(4A,5A)に機能的に連結されており、その移動が支配されていることを特徴とする請求項19に記載の器具。
  21. 前記安全開放手段(20)が、ブロック位置にある場合、ロック減圧位置からアンロック減圧位置への前記制御部材(7,7A)の回転運動を妨げるように、
    前記安全開放手段(20)および前記制御部材(7,7A)は、互いに関連して、構成されていることを特徴とする請求項20に記載の器具。
  22. 前記制御部材(7,7A)は、前記安全開放手段(20)を操作するためのアクチュエータ手段を形成する調理急速開始斜面(25)が設けられており、
    前記制御部材(7,7A)が、ロック減圧位置から略シールロック位置へ回転する場合、前記斜面(25)が、前記安全開放手段(20)と係合し、前記安全開放手段(20)を中立位置からブロック位置へ駆動することが可能であるように、前記斜面(25)は、構成されていることを特徴とする請求項18、請求項20および請求項21のいずれか1項に記載の器具。
  23. 前記器具は、圧力鍋からなることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に記載の器具。
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