JP5745428B2 - 加圧調理器 - Google Patents

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    • A47J27/0813Locking devices using a clamping ring or clamping segments

Description

本発明は、加圧調理器具、特に、容器と、該容器にロックされて実質的に封止された調理用筐体を形成するように設計されている蓋とを備え、容器内に収容されている食品を蒸気圧下で調理することができるように設計されている調理具のような、圧力鍋タイプの家庭用調理具の包括的な技術分野に関する。
本発明は、より詳細には、圧力下で食品を調理する調理具であって、容器と、蓋と、ユーザーが蓋を容器に対してロック/ロック解除することを可能にする第1の部材と、ユーザーが調理具内の圧力レベルに作用することを可能にする第2の部材とを備え、上記第1の部材及び上記第2の部材は互いに対して移動するように取り付けられている、調理具に関する。
加圧調理器具が、容器と、蓋ロック位置及び蓋ロック解除位置間で動くのに好適な、ロック/ロック解除手段を介して容器にロックされるように設計されている蓋とを備えることは、既知である。
例えば、そのようなロック/ロック解除手段は、蓋上に半径方向へ配置されていると共に、当該蓋に取り付けられている制御部材によって移動させられる駆動アームに固定されている複数のロックジョーを実装している。
したがって、ユーザーは、制御部材を作動させてジョーを半径方向外方又は半径方向内方に移動させることによって、ジョーをロック解除位置又はロック位置にそれぞれ位置決めすることができる。
特に、蓋上で垂直方向及び水平方向にそれぞれ並進移動するように取り付けられている2つの押しボタンによってロック/ロック解除制御部材が構成されている加圧調理器具が知られている。したがって、ユーザーは、水平方向ストロークの押しボタンを押すことによってジョーを半径方向外方に移動させることが可能となり、また反対に、垂直方向ストロークの押しボタンを押すことによってジョーを半径方向内方に移動させることが可能となっている。
上記従来技術の調理具は、ユーザーが調理具を以下のモード:
調理具内の圧力を調理の最後に下げるために、又は調理具内で圧力が蓄積する(増大する)ことを防止するために、調理用筐体を外部と連通させる漏出モード、及び
程度がより大きいか又は小さい特定の調節圧にそれぞれが対応し、或る特定のタイプの食品用に設計されている複数の調理モード、
の中から選択される特定の動作モードにすることを可能にする、調理具の動作を制御する操作部材も有している。
上述の従来技術の調理具では、加圧調理器具の動作を制御する上記操作部材は、ジョーを半径方向内方に移動させることを可能にする押しボタンの並進軸に対応する垂直軸を中心に回転するように取り付けられているリングによって構成されている。
当該垂直軸は、容器の全体的な対称軸にも相当し、したがって、蓋に対して垂直方向に蓋の中心を、かつ容器底部の中心を通っている。また、圧力鍋の動作を制御すべく、回転取り付けされている操作リングは、蓋上で、調理用筐体内に広がっている圧力を、蓋が圧力の作用下で突然外れるといういかなるリスクも伴わずに蓋の安全なロック解除に適合する値に戻すか又は維持することを可能にする開位置と、調節弁によって調節される特定の動作圧力にそれぞれ相当する複数の調理位置との間で、回転するように設計されている。より正確には、上記従来技術の調理具では、回転取り付けされているリングが、調節弁と相互作用してその設定を変更している。したがって、上記圧力選択リングは、上記弁の3つの異なる設定に対応する3つの調理位置と、蓋の安全な開放に適合する極めて低い圧力が調理用筐体内に広がるとすぐに上記弁が開くことを可能にする、弁の最小設定に対応する1つの開位置とを選択することが可能となっている。
上記従来技術の圧力鍋は概ね満足のいくものであるが、さらに改善することができる。
ユーザーは、圧力鍋の使用時に様々な誤りをする可能性がある。
例えば、ユーザーは、蓋をロックすることを忘れたままで圧力セレクターを調理位置にする可能性がある。そのような過失は、従来技術の圧力鍋に、不適切な閉鎖に対する安全手段が設けられている限りは、安全性に関して影響は及ぼさず、そのような手段はそれ自体既知であり、調理用筐体内で圧力が蓋の安全な開放に適合する圧力を超えて蓄積することを防止することができる。
それにもかかわらず、ユーザーが蓋をロックすることを忘れ、調理プロセスが開始してもいないにもかわらず、ユーザーは調理プロセスが進行していると長時間信じている可能性があるため、ユーザーがかなりの時間を無駄にしてしまう可能性がある。
反対に、ユーザーは、調理用筐体内に広がっている圧力が依然として高く、蓋の安全な開放には適合しないままで、水平方向押しボタンを押すことによって蓋を容器からロック解除することを試みる場合がある。そのような状況でも、蓋をロック解除しようとするそのような試みは、従来技術の調理具に、当然ながら適用規格に従って、調理用筐体内に広がっている圧力が蓋の安全な開放に適合するレベルまで低下しない限り蓋をロック解除することを防ぐことが可能な開放安全手段が設けられている限りは、安全性に関して影響は及ぼさない。そのような開放安全部材は一般的に、圧力に対して感度が高く、調理用筐体内の圧力が所定の安全レベルを超えている限りは高位置にあるか又は圧力が安全レベルを下回るまで降下すると低位置になるように構成され、摺動可能に取り付けられる棒を備えている。高位置では、棒は、ロック/ロック解除機構を阻止し、それによって水平方向に並進する押しボタンに対してユーザーが加えるいかなる推力にも対抗する。したがって、ロック/ロック解除機構、及び開放安全手段を形成する棒は、ユーザーがそれにもかかわらず押しボタンを押すことによって蓋のロック解除に成功することを防止するのに十分な機械的強度を有することが想定されている。このために当然ながら、ロック/ロック解除機構及び開放安全棒は、ユーザーが加える力がかなりのものであったとしてもこの力に耐えることが絶対的に必須であり、この理由は、構成要素、例えば棒のいかなる機械的な故障も、筐体が圧力下にあるにもかかわらず蓋をロック解除させることになり、結局、その後で悲惨な結果となるためである。当該部品が全て圧力鍋の製造業者によって高い安全係数で極めて慎重に設計及び寸法決めされるのはこの理由からである。そのような安全を考慮した拘束機構は、そのような従来技術の調理具の構成を鑑みて当然ながら必要であるが、調理具を工業規模の生産に適したものにするという点、及びコストの点で重大な欠点を構成することになる。上記安全を考慮した拘束機構はまた、設計の自由度を大きく制限することになる。特に、ロック/ロック解除制御部材が例えばレバーアームの作用によってユーザーがロック解除手段(従来技術では水平方向押しボタンによって構成されている)に加える力を増加させないことが必要である。これは設計の可能性を限定し、制御部材が、調理具をより重くしてより高価なものにする特大寸法にならない限り、より実用的で人間工学的な或る特定の形状及び動作モードを有することを妨げるものである。
上述の欠点のいくつかに少なくとも部分的に対処するために、回転するように取り付けられており、蓋を容器に対してロック/ロック解除し、かつ圧力位置及び減圧位置を選択することも可能にする単一の制御部材が設けられている加圧調理器具を提供することが提案されている。それによって、そのような調理器具は、ユーザーが蓋をロックすることなく調理位置を選択する可能性を回避している。単一の制御部材を回転させることによって、1回の共通動作で蓋がロックされて調理位置が選択されることになる。
残念ながら、そのような単一の制御部材の使用は非常に特有の設計を必要とし、特に、極めて複雑で非実用的な設計を用いない限り、調節弁の異なる設定にそれぞれ対応する複数の調理位置を選択する可能性を妨げている。
したがって、本発明が担う目的は、上記で挙げられた種々の欠点を是正すると共に、特に単純かつ安価な設計でありながらも調理具の使用を容易にして調理具の安全性を改善する設計であり、圧力下で食品を調理することが可能な新規の調理具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に蓋のロック解除を制御する制御機構に関して、及び開放安全手段に関して軽量な全体的構成を有し、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することであり、上記構成は、蓋を容器に対してロック/ロック解除することを制御する制御部材の設計において高い自由度も可能にするものである。
本発明の別の目的は、特に単純であり直感的に使用することが可能である、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することである。
本発明の別の目的は、容器が蓋によって不適切に閉鎖されたままでユーザーが調理サイクルを開始することを回避できる、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に単純で強固(robust)な設計である、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することである。
本発明の別の目的は、特に人間工学的で実用的な、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することである。
本発明の別の目的は、実装される部品の数を最小限に抑え、理解するのが特に簡単で直感的な方法で動作可能である、圧力下で食品を調理する新規の調理具を提案することである。
本発明が担うこれらの目的は、圧力下で食品を調理する調理具であって、容器と、蓋と、ユーザーが該蓋を前記容器に対してロック/ロック解除することを可能にする第1の部材と、ユーザーが該調理具内の圧力レベルに働きかけることを可能にする第2の部材とを備え、前記第1の部材及び前記第2の部材は互いに対して移動するように取り付けられており、該調理具は、前記第1の部材及び前記第2の部材が、それらが互いに対して移動する能力が、少なくとも部分的に互いに対するそれらの位置に依存するように互いに相互作用することを特徴とする、調理具によって達成されることになる。
本発明の他の特徴及び利点は、非限定的で例示的な例として与えられる添付の図面を参照してなされる以下の説明を読めばより詳細に明らかになる。
圧力下で食品を調理する本発明の第1の実施形態の調理器具を示すものであって、その第1の部材がロック位置にあり、その第2の部材が調理位置にある状態の全体的な斜視図である。 図1に示される調理器具の第1の部材及び第2の部材の実施態様の詳細な斜視図である。 図2の実施態様の詳細を上方から見た図である。 図1の調理器具の、その第1の部材が依然としてロック位置にあるがその第2の部材が調理位置にある状態の全体的な斜視図である。 図4に示される調理器具の第1の部材及び第2の部材の実施態様の詳細な斜視図である。 第1の部材がそのロック位置を離れてそのロック解除位置に向かって移動しているときの、図2の実施態様の詳細な斜視図である。 分かりやすくするために第1の部材が省かれている、図6の実施態様の詳細を上方から見た図である。 第1の部材がロック解除位置にある、図1〜図7の調理器具の全体的な斜視図である。 図8に示される調理器具の第1の部材及び第2の部材の実施態様の詳細な斜視図である。 分かりやすくするために第1の部材が省かれている、図9の実施態様の詳細を上方から見た図である。 図9の実施態様の詳細な断面図である。 第1の部材がそのロック解除位置を離れてそのロック位置に向かって移動しているときの、図9〜図11の実施態様の詳細な斜視図である。 第1の部材がそのロック位置に到達しつつある、図12の実施態様の側面図である。 分かりやすくするために第1の部材が省かれている、図13の実施態様の詳細を上方から見た図である。 本発明の調理器具の第2の実施形態の第1の部材及び第2の部材の実施態様の詳細を示す斜視図であり、第1の部材がロック解除位置にあると共に第2の部材が開位置にあり、当該調理器具は図1〜図14の調理器具と同一であるが、上記第1の部材はロック解除位置にあるときに第2の部材を開位置に阻止するように設計されている。 図15の詳細を示す斜視図であり、第1の部材がロック位置にあると共に第2の部材が開位置にある。 図16と同様の図であるが、分かりやすくするために第1の部材は示されていない。
本発明の、圧力下で食品を調理する調理器具1は、大気圧よりも高い圧力レベルで種々の食品を調理するように設計されており、好ましくは家庭内の状況では、本発明はプロ用又はセミプロ用の調理具にも関するものとすることができることが理解されよう。
したがって、本発明の調理器具1は、有利には、持ち運び可能であり(すなわち、手で移動させることができ)、かつ独立型の調理器具である。本発明の調理器具1は、従来のように、外部圧力が全く寄与することなく専ら熱源の作用下で(該熱源が組み込まれているか外部にあるかに関係なく)所定の圧力に達するように設計されている。
特に好ましくは、本発明の調理器具1は圧力鍋である。
本発明の加圧調理器具1は、従来のように、調理用レセプタクルを形成し、有利には軸X−X’を中心に円形対称である容器2を含んでいる。以下、形容詞「軸方向」とは、上記対称軸X−X’が延びる方向を指し、この方向は、調理器具1が通常使用される場合、すなわち水平面に直立している場合の垂直方向である。容器2は、従来のように、ステンレス鋼等の金属材料で作製され、例えば任意の適した技法(例えばホットスタンピング)によって容器に固定される熱伝導性の底部2Aが設けられている。容器2には、ハンドル2B、2C等の把持可能な部材も設けることができ、該把持可能な部材は、好ましくは2つあり、例えば直径方向に対向して容器の側壁2Dに固定されている。
本発明の調理器具1は、容器2と協働して、実質的に封止された、すなわち調理器具1が所定の圧力に達することができるように十分に気密である調理用筐体を形成するよう、容器2に取り付けられてロックされるように設計されている蓋3も含んでいる。
蓋3は好ましくは、全体的な形状がディスク形であり、該蓋は、上記容器に取り付けられてロックされると、容器2の底部2Aが延びる平均平面に対して実質的に平行な平均平面内に延びるのが有利である。
したがって、蓋3は、該蓋3を容器2に対してロック/ロック解除するロック/ロック解除手段4によって容器2にロックされるか又は容器2からロック解除されることが可能となっている。蓋3を容器2にロックすることによって、蓋3が圧力の作用下で突然外れるといういかなるリスクも伴わずに調理用筐体が所定の圧力に達することが可能である。ロック/ロック解除手段4は、当業者に既知である任意のタイプのものとすることができ、従来では、蓋3が容器2に固定されるロック位置と蓋3を容器2から自由に分離することができるロック解除位置との間で動くのに適している。本発明の状況において使用可能なそのようなロック/ロック解除手段4の例として、ジョー又はセグメントを有するロック/ロック解除手段に言及することができ、本発明は特定のタイプのロック/ロック解除手段4に決して限定されないことが理解される。図示される好ましい変形形態では、蓋3を容器2に対してロック/ロック解除するロック/ロック解除手段4は、調理器具1の全体的な対称軸X−X’に対して直径方向に対向して延びる対応する駆動アーム4C,4Dを介して蓋3にわたって該蓋3に対して半径方向に並進移動するように取り付けられている2つのジョー4A、4Bを備えている。このように、ジョー4A,4Bは、駆動アーム4C,4Dを介して取り付けられており、第1には各ジョー4A,4Bが蓋3、及び容器2の上部巻縁部をクランプするロック位置と、第2にはジョー4A,4Bがそれらのロック位置から外方に移動することによって得られ、ジョー4A,4Bがもはや容器2の巻縁部と係合せず、それによってユーザーが蓋3を容器2から自由に解放することを可能にするロック解除位置との間で移動するようになっている。好ましくは、ロック位置は戻り位置であり、そのような戻り作用は、例えば、駆動アーム4C,4Dを相互接続すると共に駆動アーム4C,4Dを付勢して互いに向けて戻すばねを介装することによって得られる。各駆動アーム4C,4Dは、より正確には、(以下でより詳細に説明する)ロック/ロック解除制御部材と協働するように設計されている内側端と、対応するジョー4A,4Bを担持する外側端との間に延びている。各ジョー4A,4Bは、当業者には既知であるようなU字形の金属プレートの形状であるのが有利である。しかし、各駆動アーム4C,4Dの外側端は、いかなるジョーも担持せず、単にボルト及び保持器のシステムのように、容器に設けられた対応するスロットに貫入するように設計することも十分に可能である。「セグメントロックシステム」と称することができるそのようなボルト及び保持器タイプのロックシステム(図示せず)はそれ自体既知であるため、さらに詳細には説明する必要がない。
上述したように、本発明の食品調理器具1は、ユーザーが蓋3を容器2に対してロック/ロック解除することを可能にする第1の部材6を有している。そのため、第1の部材6は、蓋3を容器2に対してロック/ロック解除することを制御する制御部材を構成している。この第1の部材6は、好ましくはユーザーが直接操作することができ、すなわち具体的には、ユーザーがロック/ロック解除手段4を、好ましくは駆動アーム4C,4D及び対応するジョー4A,4Bの半径方向移動を好ましくは直接制御することを可能とし、ユーザーによって手で作動されるように設計されている。
このため有利には、第1の部材6は、少なくとも、容器2にロックされる蓋3に対応して容器2に対して蓋3をロックする(図1、図2、図4及び図5において見られる)ロック位置と、容器2に対してロック解除される蓋3に対応して容器2に対して蓋3をロック解除する(図8、図9及び図11において見られる)ロック解除位置との間で移動するように取り付けられている。したがって、第1の部材6は、そのロック位置とそのロック解除位置との間で(逆もまた同様に)ユーザーによって手で動かされるのに適しているように設計されている。第1の部材6は、そのロック解除位置にあるときにはロック/ロック解除手段4がロック解除位置にあり、すなわち蓋3を容器2に対して自由に取り付けると共に取り外すことができ、一方でそのロック位置にあるときにはロック/ロック解除手段4がそれらのロック位置になり、蓋3が容器2から解放されることを防止しながら、ロック/ロック解除手段4と相互作用するようになっている。
好ましくは、図示されるように、第1の部材6は、蓋3に対して移動するように取り付けられ、好ましくは蓋3上で枢動軸Y−Y’を中心にそのロック位置とそのロック解除位置との間で枢動するように取り付けられている。好ましくは、旋回軸Y−Y’自体は、蓋3が延びる平均平面に対して主として平行な平均方向に延びている。図示される好ましい変形形態では、蓋3が延びる平均平面は、図3、図7、図10及び図14が描かれている用紙の平面に対して実質的に平行である。したがって、「蓋3が延びる平均平面に対して主として平行な平均方向」という表現は、その垂直成分(すなわち軸X−X’に対して平行な)よりも大きい(軸X−X’に対して垂直な)水平成分を有する方向を意味している。
したがって、上記旋回軸Y−Y’は、好ましくは垂直軸X−X’に対して垂直である。有利には、特に調理器具1の全体的な設計を単純にするために、旋回軸Y−Y’がこの場合に有利には軸X−X’と交差するように、第1の部材6が蓋3上で中心決めされる。
有利には、第1の部材6は、蓋3が延びる平均平面と第1の部材6が延びる平均平面との間に形成される角度が実質的にゼロである、ロック位置に相当する重なり(folded-away)位置と、蓋3が延びる平均平面と第1の部材6が延びる平均平面との間の角度が実質的に90度である、ロック解除位置に相当する展開位置との間で、実質的に90度に等しい角度ストロークを移動するように設計されている。したがって、ロック位置は、第1の部材6の後退位置に相当し、ロック解除位置は該第1の部材6の展開位置に相当するものである。
有利には、第1の部材6は、有利にはユーザーがしっかりと保持するように設計されている運搬用ハンドル6A、すなわちループ形アーチ状片を含んでいる。
運搬用ハンドル6Aは、図示されるように、有利にはロック解除位置(展開位置)では蓋3から突出するように設計され、ロック位置(後退位置)では蓋3に対して折り重なるように設計されている。運搬用ハンドル6Aの形態の第1の部材6の使用は、その使用によって、第1の部材6の後退も容易でありながらもユーザーが第1の部材6を特にしっかりと特に確実に保持することが可能となるため、好ましい。
有利には、図示されるように、運搬用ハンドル6Aは、上記旋回軸Y−Y’が実質的に通る第1の端60と第2の端61との間で実質的に半円状の輪郭の周りに延び、したがって、上記第1の端60及び上記第2の端61は、軸X−X’を中心に実質的に直径方向に対向するように配置されている。
換言すると、運搬用ハンドル6Aは、有利には半円に相当するアーチの形状であって、該アーチ及び蓋3によって画定される開口6Bにユーザーが少なくとも2本の指(例えば人差し指及び中指)、好ましくは少なくとも3本の指(人差し指、中指及び薬指)を滑り込ませることができるようにその直径が選択される、アーチの形状を実質的に有し、上記開口は、4本の指(人差し指、中指、薬指及び小指)を挿入させることができるのに好ましい十分なスペースである。円弧状の、特に半円状の輪郭は、ユーザーにとって特に快適であり、調理器具1の操作を以下でより詳細に説明するように特に安全にすることも可能にする。当然ながら、本発明は、第1の部材6が運搬用ハンドルの形態であることにも、第1の部材6が蓋3上で旋回するように取り付けられていることにも絶対的に限定されるものではない。例えば、代替形態として、第1の部材6を、蓋上で旋回させるのではなく、蓋上を並進移動するように取り付けることも十分に可能である。
有利には、第1の部材6は単一のものであり、ユーザーが蓋3を容器2に対してロックすることもロック解除することも可能にしている。換言すると、ユーザーは、同じ共通の第1の部材6を用いて、ジョー4A、4Bを半径方向外方に移動させると共に、半径方向内方にも移動させることができる。しかし、第1の部材6を、本発明の範囲を超えることなく蓋3を容器2に対してロック及びロック解除することをそれぞれ可能にする2つの別個の補助部材(サブメンバー)から作製することも十分に可能である。
また、本発明の圧力下で食品を調理する調理器具1は、ユーザーが調理器具1内の圧力レベルに作用することを可能にする第2の部材9も有している。したがって、第2の部材9は、調理器具1の操作を制御する操作部材を構成し、ユーザーが調理器具1によって形成される調理用筐体内の圧力レベルを所定のレベルに設定することを可能にし、例えば、このレベルを、食品を調理するために大気圧よりも高いか、又は蓋3が圧力の作用下で外れるといういかなるリスクも伴わずに上記蓋を安全に開けることができるように大気圧と実質的に等しいか若しくは実際には大気圧よりもわずかに大きくすることが可能である。「蓋の安全なロック解除に適合する圧力値」という表現は、この例では、ユーザーが蓋をロック解除しているときに蓋が突然外れるという、ユーザーへの肉体的損傷の危険性を生じさせる可能性があるいかなる現象も回避するのに十分低い圧力値を意味している。蓋3の安全なロック解除に適合するそのような圧力値は、例えば、大気圧から、4キロパスカル(kPa)よりも大きい値を上回らないように選択されている。第2の部材9は、第1の部材6と同様に、ユーザーによって直接操作されるように設計され、したがって、ユーザーは、例えば圧力が調理用筐体内で所定のレベルまで蓄積することができるように、又は反対に調理用筐体内の圧力が著しく蓄積することを防止するように、又は実際には、最終的に調理用筐体を減圧するように、調理用筐体内に広がっている圧力レベルに作用することを目的として上記第2の部材9を手で作動させることができ、この機能的特徴のリストは当然ながら絶対的に非限定的なものである。
有利には、第2の部材9は、少なくとも:
第1に、容器2及び蓋3によって形成されている調理用筐体内に広がっている圧力を、蓋3の安全なロック解除に適合する値にするか又は維持することができる開位置(図1〜図3及び図6〜図14に示される)と、
第2に、上記調理用筐体内で、蓋3の容器2に対する安全なロック解除に適合しないが食品を蒸気圧下で迅速に調理することも可能にする圧力値にまで圧力を蓄積させる少なくとも1つの調理位置(図4及び図5に示される)と、
の間で移動するように取り付けられている。
好ましくは、第2の部材9は、特定のタイプの食品に合った特定の動作圧力値にそれぞれ対応する複数の別個の調理位置に到達するのに適している。
したがって、ユーザーは、第2の部材9を、その開位置、又は少なくとも1つの調理位置、例えば所定の特定の圧力レベルにそれぞれ対応する2つ、3つ若しくは4つの異なる調理位置に自由自在に配置することができる。第2の部材9が調理位置にある場合、調理用筐体内で広がっている圧力は、さらに高い値に到達することができ、例えば、大気圧を、10kPa〜90kPaの範囲にある値だけ上回ることができる。
したがって、第2の部材9は好ましくは、調理圧力を設定するだけでなく、調理器具1を減圧させることも可能にする圧力セレクター部材を構成している。
本発明の圧力下で食品を調理する調理器具1は有利には、筐体内に広がっている相対圧力(すなわち大気圧を超えていると測定される圧力)を、蓋3に設けられていると共に、実質的に一定の所定の値、すなわち「動作」圧力に維持するように配置されている対応する孔(図示せず)と漏れがないように連通して取り付けられている圧力調節手段5を含んでいる。そのような調節手段5の概略的な動作原理は当業者には既知であるため、本明細書ではさらに詳細に説明する必要はない。有利には、調節手段5には、ユーザーが、例えば調理器具1内にある食品のタイプに応じて、第2の部材9を介して複数の動作圧力レベルの選択肢の中から第2の部材9の特定の調理位置に対応する所定の動作圧力を選択することを可能にする設定システムが設けられている。
有利には、第2の部材9は、弁、及び調節手段5の設定システムと:
各調理位置が上記弁の特定の設定、したがって特定の所定の動作圧力に対応し、
調理器具の減圧だけでなく圧力が蓋3の安全な開放に適合する所定の安全な圧力を超えて蓄積することも防止するのに十分な漏洩流セクションを介して調理用筐体の内部を外部と連続的に連通させるために、開位置は、弁がその弁座から持ち上がることに対応すべく相互作用するようになっている。
第1に圧力レベルに作用することを可能にする部材(第2の部材9)と、第2に調節手段5及びその設定システムとのそのような相互作用はそれ自体既知であるため、以下でさらに詳細に説明することはない。参考として、第2の部材9と、調節手段5と、その設定システムとのそのような相互作用は、例えば仏国特許出願公開第2 899 454号(仏国特許第06 03207号として出願)の教示におけるようなものとすることができ、本明細書において記載されている第2の部材9は、当該仏国特許出願公開第2 899 454号の文献に記載されている、回転するように取り付けられているセレクター37とその制御部28とに対応している。
有利には、第2の部材9は、蓋3上で回転軸を中心にその開位置とその調理位置(複数可)との間で回転するように取り付けられている。好ましくは、当該回転軸は、旋回軸Y−Y’に対して実質的に垂直であり、有利には垂直軸X−X’と一致する。したがって、有利には、第1の部材6を形成する運搬用ハンドル6Aが、蓋3にそれ自体取り付けられると共に固定されている円形プレート10上で軸Y−Y’を中心に枢動するように取り付けられ、第2の部材9が有利には軸X−X’及びプレート10を中心に同心円状に取り付けられている円形リング9Aによって形成され、したがって、上記円形リング9Aが、軸X−X’を中心に、蓋3が延びる平均平面に対して平行に回転することが可能となる。ユーザーが、第2の部材9を形成するリング9Aをその開位置とその調理位置(複数可)との間で容易に回転させることができるように、第2の部材9には、リング9Aに取り付けられていると共に、ユーザーが手で保持するように設計されている制御ボタン9Bが有利には設けられ、それによって、ユーザーは、該ボタンを介してリング9Aを駆動してその回転軸X−X’を中心に回転させることができる。好ましくは、第2の部材9は、蓋3に対して移動可能でありながらも蓋3に恒久的に固定されるように設計されている。
本発明によると、第1の部材6及び第2の部材9は互いに対して移動するように取り付けられており、さらにより好ましくは、第1の部材6及び第2の部材9はそれぞれ、上記で説明したように蓋3に対して移動するように取り付けられる。したがって、第1の部材6及び第2の部材9は別個のものであり、すなわち、ユーザーが当該機能を操作するには別々に作動させなければならない少なくとも2つの異なる部品によって形成されている。
本発明によると、第1の部材6及び第2の部材9は好ましくは、それらが互いに対して移動する能力が、少なくとも部分的に(好ましくは直接的に)互いに対するそれらの位置に依存するように互いに直接的に相互作用することになる。換言すると、第1の部材6及び第2の部材9は互いから全く独立して動作するのではなく、それら(第2の部材9又は第1の部材6)の一方の動作がそれら(第1の部材6又は第2の部材9)の他方の少なくとも1つの位置に依存するように協働するものである。したがって、第1の部材6の可動性は、第2の部材9が所定の位置にある場合には制限されることにより、又は反対に、第2の部材9の可動性は、第1の部材6が所定の位置にある場合には制限されることになる。換言すると、第1の部材6及び第2の部材9は有利には、それらのぞれぞれの位置の少なくともいくつかが相互依存しているように相互作用することになる。この技術的な提案によって、本発明は、第1の部材6の位置と第2の部材9の位置の異常な組み合わせ、すなわち、調理器具1の通常の安全な使用に適合しない上記第1の部材6と上記第2の部材9との相対的な位置を回避することを可能にするものである。換言すると、本発明は、第1の部材6及び第2の部材9を機能的に連結させることによって、ユーザーのあらゆる取り扱いミスを回避することを可能にしながらも、ユーザーに、圧力の選択とは独立して蓋3のロック/ロック解除を制御するという選択肢を可能にし、機能的な利点は、全てそのような別々の制御に起因するという提案を行うものである。
図示される特に有利な実施形態では、第1の部材6及び第2の部材9は、第1の部材6がロック位置にあり、第2の部材9が調理位置(図4及び図5に示される状況)にあるときに、第1の部材6が、調理用筐体内に広がっている圧力レベルに関係なくそのロック解除に到達することが防止されるように相互作用するものである。これは、第2の部材9が調理位置(すなわち、第2の部材9が調節弁の特定の設定レベルにそれぞれ対応する複数の調理位置を有する場合の、そのような調理位置のうちの1つ)にあるときに、該第2の部材9によって、第1の部材6がそのロック位置からそのロック解除位置に戻ることを防止することを意味している。好ましくは、第1の部材6及び第2の部材9は、第1の部材6がロック位置にあり、第2の部材9が調理位置にあるときに、第1の部材6が第2の部材9によってそのロック位置に実質的に静止して保持されるように相互作用している。この技術的な提案によって、ユーザーは、第2の部材9が調理位置にあるために調理器具1を理論的には加圧することができる一方で、蓋3の適時ではないロック解除から保護されることになる。
これは、ユーザーに対する危険性を制限し、調理器具1の全体的な設計を軽量にすることも可能にする。この理由は、それによって、ユーザーが第1の部材6に対して加える可能性がある適時ではないロック解除力への抵抗が、それ自体が第1の部材6の移動を阻止する第2の部材9によって少なくとも部分的に、好ましくは完全に得られるためである。
有利には、第1の部材6及び第2の部材9は、第1の部材6がロック位置にあるときに第2の部材9がその開位置からその調理位置へ自由に動くことができるように相互作用している。換言すると、第2の部材9は有利には、第1の部材6がロック位置にあるときにその種々の異なる位置間で移動するように自由であるままである。これは、ユーザーが蓋3を容器2にロックすると、該ユーザーが第2の部材9の位置の変更毎に蓋3をロック解除する必要なく、該ユーザーが嵌合を確かめながら調理器具1の動作モードを選択することを可能にするものである。
有利には、第1の部材6及び第2の部材9は、第1の部材6がロック解除位置にあり、第2の部材9が開位置にあるときに、第2の部材9がその調理位置に到達することを好ましくは第1の部材6によって直接防止されるように相互作用するようになっている。この特徴によって、蓋3が容器2に適切にロックされていないときは常に、ユーザーが第2の部材9を調理位置にすることが不可能となる。これは、ユーザーが第2の部材9を用いることによって調理位置を選択しているが、蓋3が容器2にロックされていないために実際には調理位置を選択していないため、ユーザーが、調理サイクルが正しく開始されたと考えることを回避するものである。
有利には、第1の部材6及び第2の部材9は、第2の部材9が開位置になったときにのみ第1の部材6がそのロック解除位置からそのロック位置に到達することができるように相互作用することになる。有利には第2の部材9が調理位置にあることによって第1の部材6がロック位置に阻止されるという提案と両立するこの提案によって、調理用筐体内に広がっている圧力が蓋3の安全なロック解除に適合する値に戻るか又は維持される形態に調理具がなったときにしかロック解除が可能ではないため、ユーザーの安全性が高まることになる。
好ましくは、第1の部材6及び第2の部材9は、第2の部材9が開位置にあるときにのみ第1の部材6がそのロック位置からそのロック解除位置に到達することができるように相互作用することになる。
図示される好ましい実施形態の構造及び動作を以下でより詳細に説明する。
この実施形態は、上述の種々の特性及び機能的特徴を全て実施する。
この好ましい実施形態では、第1の部材6には実質的に円弧状に延びるフランジ8Bが設けられており、この例では軸X−X’と一致する第2の部材9の回転軸が上記円弧の中心を実質的に通るようになっている。好ましくは、例えば図2に示されるように、第1の部材6がそのロック位置にあるときに、フランジ8Bは蓋3に対して実質的に平行に延びている。好ましくは、この例では半円状の運搬用ハンドル6Aによって構成されている第1の部材(制御部材)6には、運搬用ハンドル6Aの輪郭に従い、そのため実質的に円弧状に、好ましくは図示のように半円状に延びる溝8が設けられている。溝8は、運搬用ハンドル6Aがロック位置にあるときにユーザーが運搬用ハンドル6Aを保持することをより容易にするものである。溝8は好ましくは、底部フランジを形成する上述のフランジ8Bと上部フランジ8Aとによって画定されており、底部フランジ8B及び上部フランジ8Aは実質的に平行かつ連続的であり、溝8の端壁に対して垂直である。
図示されるように、フランジ8Bはノッチ8Cを有し、すなわち、該フランジ8Bの好ましくはその中間付近(該中間は運搬用ハンドル6Aの上部に相当する)に切欠部が形成されている。
第2の部材9には、有利にはラッチ11が設けられている。ラッチ11は好ましくは、第2の部材9を構成するリング9Aに確実に取り付けられている。したがって、ラッチ11は、有利には第2の部材(操作部材)9に埋設され、そのため、操作部材9と共に軸X−X’を中心に回転することが強いられている。好ましくは、図示されるように、ラッチ11は制御ボタン9Bによって形成されるため、該制御ボタンは2つの機能、すなわち、ユーザーが手で加える制御力をリング9Aに伝達する機能と、以下でより詳細に説明するように第1の部材6、より正確にはノッチ8C及びフランジ8Bと協働する機能とを果たすものである。
有利には、第1の部材6及び第2の部材9は:
第2の部材9がその開位置にあり、かつ
第1の部材6がそのロック解除位置からそのロック位置に動くときに、
ラッチ11がノッチ8Cを通り、第1の部材6がロック位置になると、ラッチ11が次いでその開位置からその調理位置へ動くことが可能であるように設計されている。
換言すると、第1の部材6は、そのロック解除位置からそのロック位置に重なったときに、該第1の部材6がそのロック位置に到達した時点でラッチ11が溝8に貫入することができるように成形されている。
この場合、調理器具1は、第1の部材6がそのロック位置にある一方でラッチ11が溝8に少なくとも部分的に挿入されている、図1及び図2に示される形態にある。ラッチ11は、溝8に入ると、底部フランジ8B上に重なりながら、その調理位置に到達するまで上記溝8に沿って軸X−X’を中心に円形経路を摺動することが可能になる。次いで、第2の部材9がその開位置を離れるとすぐに、底部フランジ8Bがラッチ11と蓋3に固定されているプレート10との間に介装される。これは、運搬用ハンドル6Aがそのロック解除位置に向かって旋回することを防止し、運搬用ハンドル6Aは、ラッチ11がもはやノッチ8Cと位置合わせされていないときは、すなわち、第2の部材9がその開位置を離れると共にその調理位置(又はその調理位置のうちの1つ)に到達するように軸X−X’を中心に旋回すると、上記ラッチ11によって定位置に静止保持される。したがって、第2の部材9がその開位置でなくなると、第1の部材6は第2の部材9によってロック位置に阻止されることになる。反対に、上記で説明したように、ラッチ11は溝8内で自由に移動することができるため、第1の部材6がロック位置にあるときに第2の部材9がその種々の位置間で自由に移動することを可能にするものである。第2の部材9が調理位置になると、第1の部材6はロック位置にあるままで、上記ラッチ11が上記フランジ8Bに対して阻止当接部(blocking abutment)を構成し、第1の部材6がそのロック位置からそのロック解除位置に到達することを防止する。換言すると、第1の部材6、より正確にはその溝8の円形形状は、ラッチ11のガイド経路を形成することが可能であるため、第1の部材6をロック位置に阻止することができる。そのような阻止は、特に信頼性が高く、実施するのが簡単であり、開放安全性の理由から機械的に特大寸法の他の部品を用いることを回避することができる。有利には、この阻止する原理によって、第1の部材6は、ラッチ11がノッチ8Cと位置合わせされたとき、すなわち第2の部材9が開位置にあるときにのみそのロック位置からそのロック解除位置へ動くことが可能である。
図示される特定の変形形態の動作を以下で時系列に説明する。
まず、調理器具1を調理用形態にする。すなわちその蓋3を容器2に取り付けてロック/ロック解除手段4によってロックする。この形態では、図4及び図5に示されるように、この例における運搬用ハンドル6Aを含む第1の部材6はそれ自身がロック位置にあり、ラッチ11によってこの位置に静止保持される。この形態では、ラッチ11が運搬用ハンドル6Aをロック位置に静止保持しているため、ユーザーは運搬用ハンドル6Aを旋回させてロック解除位置に戻すことができない。調理サイクルの終了時に、ユーザーは第2の部材9を軸X−X’を中心に回転させて該第2の部材9をその開位置(図1及び図2に示される)に戻し、それによって、調節手段5を形成する調節弁をその座部から持ち上げることで、調理用筐体の内部を外部と連通させて調理器具1を減圧させる。図1及び図2に示されるこの構成では、ラッチ11自体は底部フランジ8Bに設けられているノッチ8Cと位置合わせされている。次いで、ユーザーは、そのように他の開放安全手段に付されており、調理用筐体内に広がっている圧力に応じて、運搬用ハンドル6Aを旋回軸Y−Y’を中心に90度の角度ストロークにわたって旋回させることによって、そのロック解除位置に戻すことができる。ロック位置からロック解除位置へのこの経路が図6に示されている。運搬用ハンドル6Aが旋回されることによって、運搬用ハンドル6Aの第1の端60及び第2の端61のそれぞれに取り付けられている1対のカム12,13が付随して回転して動く。したがって、各カム12,13は、旋回軸Y−Y’及び全体的な対称軸X−X’の両方に対して実質的に垂直な軸に沿ってプレート10上で並進移動するように取り付けられている中間制御部14を押すようになる。
したがって、中間制御プレート(中間制御部)14は、第1の部材6がそのロック位置からそのロック解除位置へ枢動する作用下でカム12,13によって押し離される。カム12,13と中間制御プレート14との間の連続的な接触を保証するために、該中間制御プレート14は、該中間制御プレートを上記カム12,13に対して連続的に押圧する戻しばね19(図3、図7、図10及び図14の上方から見た図にのみ示す)の作用に付される。制御部14には従来、駆動アーム4C,4Dのそれぞれからその内側端に向かって接続されている突起15,16と協働する傾斜スロット14A,14Bが設けられている。したがって、並進移動する中間制御プレート14は、スロット14A,14Bを介して、突起15,16を半径方向に移動させるように、したがって該突起がそれぞれ取り付けられている駆動アーム4C,4Dを半径方向に移動させるように作用することになる。駆動アーム4C,4Dの半径方向移動を制御するそのような原理はそれ自体既知であり、例えば仏国特許出願公開第2 863 849号(その内容は参照によって本明細書に援用される)に記載されている。したがって、中間制御プレート14は、そのスロット14A,14Bを介して駆動アーム4C,4Dを半径方向外方に押し離し、それによってジョー4A,4Bを容器2の巻縁部から離す。運搬用ハンドル6Aは、該運搬用ハンドル6Aが蓋3から垂直方向上方に延びる当接位置(図10及び図11を参照のこと)に到達するまでその経路に沿って連続して移動する。この位置は、ジョー4A,4Bが互いに最大限離間することに相当し、ロック解除位置に相当する。制御部材6のこの展開位置は、運搬用ハンドル6Aの対応する端60,61に向かって該運搬用ハンドル6Aに設けられ、適した相補的な形状に貫入すべく、摺動可能に取り付けられている垂直スタッド17,18の作用により、有利には安定した位置である。
このために、各スタッド17,18は、プレート10上で垂直方向に並進移動するように取り付けられており、各スタッド17,18を運搬用ハンドル6Aに対して連続的に押圧する対応する戻しばね17A,18Aの作用に付されている。
運搬用ハンドル6Aの展開位置は、中間制御プレート14が押し離された位置に相当し、この位置では、該プレート14は、軸X−X’を中心とした、リング9Aと一体の阻止部9Cの円形経路と干渉することになる(図15を参照のこと)。したがって、運搬用ハンドル6Aがロック解除位置にあるままでリング9Aを調理位置に向かって回転させようとするいかなる試みも、図15に示されるように阻止部9Cをプレート14に対して当接させ、それによってリング9Aはその開位置から離れることが防止されることになる。
好ましくは、阻止部9Cは、リング9Aと同心円状に延びる垂直リブの縁によって構成され、上記リング内において、当該縁は中間プレート14と一体である垂直リブ14Dの側面に対して阻止当接することになる。
ユーザーは、アーチ6Aを片手でしっかりと確実に保持することによって蓋3を持ち上げて容器2から分離させることができる。当然ながら、蓋3を収納するか又は食器洗い器に入れるために、ユーザーがこの場合に運搬用ハンドル6Aを重ねることも十分に可能である。そうするには、ユーザーは、運搬用ハンドル6Aをそのロック解除位置からそのロック位置に戻す。この経路は図12及び図13によって示されている。運搬用ハンドル6Aを蓋3に対して重ねるこの経路のほとんど全体にわたって、カム12、13は好ましくはもはや中間制御プレート14と接触せず、中間制御プレート14は蓋3がロック解除されていることに対応して図10に示されるその位置に阻止されたままである。この阻止の作用は、それ自体既知であるため本明細書においてさらに説明する必要のない、好適に形作られたスロット14A,14Bによって得られる。
図13に示されるように、上記運搬用ハンドル6Aは、その後退位置に近づくと、この例では中間制御プレート14と一体である2つの円形リブ14C,14Dによって構成されているトリガーに係止することになる。運搬用ハンドル6Aは、上記リブ14C,14Dに係止することによって、中間制御プレート14を押圧してその安定した位置から外すため、該中間制御プレート14は、ばね19の作用及び駆動アームを互いに向けて戻すように付勢する戻しばねの作用下で、ジョー4A,4Bがロックされることに相当するその位置に突然推進されることになる。
本発明は、調理器具、特に圧力鍋タイプの加圧調理器具の設計、製造及び使用において産業上の利用が可能である。

Claims (7)

  1. 圧力下で食品を調理する調理具(1)であって、容器(2)と、蓋(3)と、ユーザーが前記容器(2)に対して前記蓋(3)のロック/ロック解除を制御することを可能にする第1の部材(6)と、ユーザーが該調理具(1)内の圧力レベルに作用することを可能にする第2の部材(9)とを備え、前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は互いに対して移動するように取り付けられており、
    前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、それらが互いに対して移動する能力が、少なくとも部分的に互いに対するそれらの位置に依存するように互いに相互作用するものであり、
    前記第1の部材(6)は、少なくとも前記蓋(3)をロックするロック位置と、前記蓋(3)をロック解除するロック解除位置との間で移動するように取り付けられているとともに、前記第1の部材(6)は、前記蓋(3)上で旋回軸(Y−Y’)を中心にそのロック位置とそのロック解除位置との間で旋回するように取り付けられ、
    前記第2の部材(9)は、少なくとも第1に、前記容器(2)及び前記蓋(3)によって形成されている調理用筐体内に広がっている圧力を、前記蓋(3)の安全なロック解除に適合する値に戻すか又は維持することができる開位置と、第2に、前記調理用筐体内で前記蓋(3)の安全なロック解除に適合しない圧力値にまで圧力を蓄積させる調理位置との間で移動するように取り付けられているとともに、前記第2の部材(9)は、前記蓋(3)上で回転軸(X−X’)を中心にその開位置とその調理位置(複数可)との間で回転するように取り付けられ、
    前記回転軸(X−X’)は、前記旋回軸(Y−Y’)に対して実質的に垂直であり、
    前記第1の部材(6)には実質的に円弧状に延びるフランジ(8B)が設けられており、前記回転軸(X−X’)は前記円弧の中心を実質的に通り、前記フランジ(8B)はノッチ(8C)を有し、前記第2の部材(9)にはラッチ(11)が設けられており、前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は:
    前記第2の部材(9)がその開位置にあり、かつ前記第1の部材(6)がそのロック解除位置からそのロック位置に動くときに、前記ラッチ(11)が前記ノッチ(8C)を通り、前記第1の部材(6)が前記ロック位置になると、前記ラッチ(11)が次いでその開位置からその調理位置へ動くことが可能であり、
    前記第2の部材(9)が前記調理位置になり、前記第1の部材(6)が前記ロック位置にあるときに、前記ラッチ(11)が前記フランジ(8B)の阻止当接部を構成し、前記第1の部材(6)がそのロック位置からそのロック解除位置へ到達するのを防止するように設計されていることを特徴とする、調理具。
  2. 前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、該第1の部材(6)が前記ロック位置にあり、該第2の部材(9)が前記調理位置にあるときに、前記第1の部材(6)が、そのロック解除に到達することが防止されるように相互作用していることを特徴とする、請求項1に記載の調理具。
  3. 前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、該第1の部材(6)が前記ロック位置にあるときに該第2の部材(9)がその開位置からその調理位置へ自由に動くことができるように相互作用することを特徴とする、請求項に記載の調理具。
  4. 前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、該第1の部材(6)が前記ロック解除位置にあり、該第2の部材(9)が前記位置にあるときに、該第2の部材(9)がその調理位置に到達すること防止されるように相互作用していることを特徴とする、請求項に記載の調理具。
  5. 前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、該第2の部材(9)が前記開位置にあるときにのみ該第1の部材(6)がそのロック解除位置からそのロック位置に到達することができるように相互作用していることを特徴とする、請求項に記載の調理具。
  6. 前記第1の部材(6)及び前記第2の部材(9)は、該第2の部材(9)が前記開位置にあるときにのみ該第1の部材(6)がそのロック位置からそのロック解除位置に到達することができるように相互作用していることを特徴とする、請求項に記載の調理具。
  7. 前記旋回軸(Y−Y’)は、前記蓋(3)が延びる平均平面に対して主として平行な平均方向に延びていることを特徴とする、請求項に記載の調理具。
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